匿名さん 2022-07-06 21:24:24 |
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( / 失礼致します…!此の度は他にも希望者様がいらっしゃる中で選んで頂いたこと、早急なお部屋の作成、本当に有難う御座います。これから貴方様と絡むのを楽しみにしております。早速今後の展開や萌萎等お伺いしたいのですが、先んじて募集版にも掲示した初対面若しくは顔見知りの設定についてご希望をお聞きしたいです。当方どちらもやってみたい設定になりますので貴方様のイメージに沿った方を選んで頂ければと思います。また、現時点で下記内容に加筆修正の必要な箇所等ありましたら遠慮なくご指摘頂ければ幸いです。ご確認の程、宜しくお願い致します。 )
▼ 初対面の場合
気弱で控えめな成人男性 / 20代後半 / 興味本位で偶々居合わせた提供様を監禁 / 監禁時には横柄な態度や荒っぽい口調など二面性あり / 狂気的 / 納得いかないことには軽い暴力行為も / 感情の起伏が激しい
▼顔見知りの場合
腕前の優れた仕事にスマートな上司若しくは成績優秀運動神経抜群の先輩 / 嫉妬や執着を理由に監禁 / 異常すぎる独占欲 / その他上記同様性格 )
( / 此方こそ、お声掛けくださりありがとうございました。設定に関しまして、とても悩ましいのですが顔見知りでお願いしても宜しいでしょうか?普段は完璧にも見える憧れの存在である貴Cが見せるどろどろとした醜い感情と二面性にとても惹かれております。当方の動かすCについても、部下か後輩であることしか決まっておりませんので、萌え萎えをお聞かせください。現時点で想定しているキャラクター像に関しましては、当方の萌え萎えと共に下記に纏めておきますので参考程度にお目通し頂けると幸いです。たくさん列挙してしまったような気がしておりますので、萎えさえ避けて頂ければ問題なし、くらいの感覚で捉えて頂くとやりやすいかなと思います。 )
▼萌え
人々の前では優秀で完璧な憧れの的 / 自分の話はあまりしないがためにミステリアスだと思われている / 周りとは一線を引き、飲み会などへは参加しないタイプ / 遊ぶことはせず、一途さを拗らせたゆえの執着心の強さ / 自分の思った通りでないと気に入らない自己中心的思考 / 独占欲が強く提供に近付く者を排除したり、そもそも近付けなかったり / そのためにあえて提供に関する悪い噂を流すような腹黒さ
▼萎え
しっかりと意見を聞き入れてくれるような優しさ / 度の過ぎた暴言や暴力行為 / 気弱、おどおどといった女々しい要素 / 常時敬語 / 長髪 / 190cm以上の高身長 / チャラい遊び人
▽当Cのキャラクター像
貴Cの部下または後輩 / 基本敬語使用 / 元々貴Cに対する憧れや尊敬の念を抱いていた / 普段から貴Cのようになりたいと密かに努力し、認めて貰おうと勉学や仕事に取り組む / 監禁されてからは少々怯えと失望の入り交じった感情を抱くようになる / 憧れの存在のままでいてほしいからこそやめてほしいと反発するが、それがただの自分の願望と偏見の押し付けであることには気付いている / やがて貴Cに絆され、執着などもまるごと受け入れていく
( / 顔見知り設定ですね、把握致しました。それでは此方は上司若しくは先輩で進めさせていただきますね。何方でも構わないのですが強いて言えば、飲酒や喫煙の描写を所々入れていきたいと思っているので上司と部下の成人男性同士の絡みの方が若干楽しめそうではあるな、という印象です。また、萌萎とキャラクター像について全て目を通させて頂きました。これからpf作成に移るので少々お時間を頂くかと思いますが、成る可く萌萎に沿ったものを作成させて頂きますね。キャラクター像につきましては、此方が想像してたような部下若しくは後輩の人柄や展開になりますので一応此方も萌萎を提示させて頂きますが、そこまでお気になさらず思いのまま作成して頂けたらな、と思います。 )
▼萌え
真面目で努力家 / 誰にでも分け隔てなく付き合うことが出来る / 思い遣りや親切心を持ち合わせている / 自分の意見を確り持っている芯の強さ / 基本的には従順だが納得いかないことには反抗的になることも / 喜怒哀楽が顔に出やすい / 嘘が苦手 /
▼萎え
口が悪く野蛮 / 遊び人や誑し / 脆弱 / 女々しい / 低身長若しくは190cm以上の高身長 / 髭 / 長髪
( / でしたら上司と部下でいきましょうか。イメージとして、飲酒はともかく喫煙者ではない子になりそうです。萌え萎えについてもありがとうございます。目を通させて頂きました。プロフィールにつきまして、大切なのはプロフィールを綿密に練ることよりも交流が始まってからの文章の方だと考えておりますので、あまり長いものでなくても大丈夫です。勿論練りたいだけ練る分には問題ございませんが、さくっと書ける程度で構いませんので……! )
( / ありがとうございます。あくまで此方の提供する上司が飲酒や喫煙の描写があればいいな、と思っていたので其方は喫煙者でなくても構いません…!そうですね、同感です。正直プロフィールよりも交流後の文章のほうが大切だと此方も思っております。それではお言葉に甘えてあまり気負わず最低限の情報が載ったプロフィールを作成させて頂きますね。完成次第投下致しますので少々お待ちくださいませ…! )
( / 承知致しました、ありがとうございます。此方もプロフィールができ次第投稿させて頂きますね。本日~明日頃には上げられるように作成します……! )
名前/和泉 蓮司 ( いずみ れんじ )
性格/社交性に長けており、誰とでも仲良くなれる性質の持ち主。見返りを求めずに手を差し伸べ、困っている人を見掛けたらすぐに助けるがモットー。仕事に対しては真面目に取り組み、定時に帰宅することを目標にしているらしい。間違ったことは間違っていると指摘できる強さがあり、自分の意見をしっかりと口に出すことができるタイプ。喜怒哀楽があからさまに表情に出るため、嘘をつくことは苦手。
容姿/さらさらとした猫毛でショートヘア。前髪は長めだが、横流しにすることで暗い印象を持たせることはない。以前開けていたピアス穴は、ピアスを久しく着けていないことで既に塞がっている。色白で細身、身長は170cm。非力というわけではなく、それなりに力はあるのだとか。会社ではシンプルなスーツ姿。服にこだわりはなく、普段はモノトーンで統一した服装。
備考/貴Cは完璧で憧れの上司であり、彼のようになりたいと密かに目指すべき存在として考えている。人のことを見ているわりに自身へと向けられる感情に関しては疎く、自身の感情にも気付かないせいで恋愛経験は少なめ。お酒は好きだがあまり強いわけではない。煙草は吸わない。
( / 当方の扱うキャラクターです。完成しましたので貼らせて頂きますね。お手隙の際に確認して頂けると幸いです。 )
名前 / 椎名 央雅( しいな おうが )
性格 / 極度の仕事人間。仕事とプライベートはしっかり区別している。何事にも基本的に無関心だが、周りからはそれが逆に冷静沈着で大人な男性という良い印象を持たれることが殆ど。昔から頼るより圧倒的頼られる派。自分の話をすることを嫌う。自己中心的思考の持ち主で、自分の意思を曲げることの無い頑固さ。自分が正しいと思ったことは全て正しい。表情が乏しい故に思考が読めない。一度手に入れたいと思ったものはどんな汚い手を使ってでも手に入れる欲深さ。
容姿 / 癖の無い直毛。一度も染めた事がない黒髪は涼し気な印象を与えるローフェードカット。常にワックスにてきっちり整えられている。眼力のある吊り目気味の切れ長の瞳は髪と同色。左目下に生まれつきある泣き黒子は大人びた雰囲気を更に倍増させている。視力が悪く自宅では黒縁眼鏡を掛けることも。身長178cmの細身だが、過不足なく筋肉のついた引き締まった体躯。会社では黒や紺の光沢のあるスーツを着用、普段はシャツやニットなど綺麗目な服装を好む。
備考 / 仕事へのスマートさ、優れた腕前を評価され若くして次期社長候補にもなっている。全て影での努力の賜物。貴Cより憧憬や尊敬の念を抱かれている事に気付いており、上司として可愛がっていたが何時しかそれが執着に近い恋心へと変換。彼へ近付こうとする者には容赦無く排除したり近付けないよう悪い噂を流したりと裏で動いていたが、効率が悪く何か良い方法はないかと考えていたところに偶々監禁をテーマとしたテレビ番組が目に入り、それが引き金となり監禁を決行する。お酒には強い方だが、付き合い程度でしか飲まない。喫煙者。
( / pf確認致しました。とても理想のキャラクター像でこれから絡むのが楽しみで仕方ありません。遅くなってしまい申し訳御座いませんが、此方も完成致しましたのでお手隙の際に確認して頂けると幸いです。加筆修正等必要であれば、遠慮なく仰って下さいませ。 )
( / 此方も確認させて頂きました。素敵なキャラクターで絡むのが楽しみです。特に加筆訂正も必要ありませんので、そのままお願いします。確認しそびれておりましたが、キャラクターの年齢はどのくらいに致しますか?また、初回は監禁されたばかりの最初の場面からと考えておりますが、大丈夫でしょうか?他にやりたい場面などありましたら仰ってください。 )
( / 了解致しました。年齢につきまして、此方は20代後半の設定で考えておりました。其方の年齢を確認次第、25歳~29歳辺りで設定させて頂こうかなと。場面はそれで問題ありませんので、申し訳御座いませんが初回をお願いしても宜しいでしょうか? )
( 昨日は遅くまで仕事をしていたのだったろうか。会社から出た後の一切が思い出せなかった。起きたてのぼんやりした頭は考えることを拒否して、暫くただ天井を眺めていたが、なんとなく自分の部屋ではないように感じられた。起きようとするも、なぜだか上手く起きられない。チャリ、と近くから聞こえた音にちらりと視線を向けて見れば、四肢を固定する枷がそこにはあり。ドラマなどでしか見たことのない光景に頭が真っ白になる。これが現実なのかどうかすらよくわからなかったが、動かそうとしてもびくともしないことから悲しくも現実であることを思い知らされた。シーツや枕の色からして、自分の部屋でないことは確実。反社の人間に捕まったのか、実験台にでもされるのか。明らかにあり得ない妄想ばかりが浮かんでは消え、助けを呼ぼうと声を出す。大きな声を出そうとしたが、実際に出た声はか細く頼りないもので )
これ、誰か外してくれ……っ。
( / 此方20代前半で考えておりましたので、24歳にさせて頂きますね。初回出させて頂きました。央雅さん宅のベッドで拘束された状態で、朝目覚めて困惑している、という感じで回しましたが、わかりづらければ書き直しますので気軽にお申し付けください。 )
( 昨夜の仕事終わり、部下である彼といつも通り他愛もない世間話をしながら帰路につき。別れ際「 今から一緒にうちで飲まないか 」と何気無く提案をしてみれば、一切警戒心の無い様子で快諾した彼をいとも簡単に自宅へ連れ込む事に成功。事前に用意していた睡眠薬を酒に盛り、直ぐに眠ってしまった彼を抱えれば自室のベッドにて四肢を拘束した。暫くの間、寝顔を眺めていたがいつの間にか眠ってしまったようで陽光の眩さに目が覚め顔を上げれば、未だすやすやと眠りにつく彼を確認しシャワーを浴びようとふと立ち上がり風呂場へ向かい。長い間彼を手に入れるために試行錯誤してきたが、拘束された彼を見てやっと自分のものになったような感覚に思わず頬が緩み。シャワーを終え上機嫌で風呂から出て行くと、寝室から聞こえる物音と微かな声を拾い躊躇いも無く寝室の扉を開けて。其処には案の定今の状況を理解出来ず困惑する彼の姿在り、怖いほどの満面の笑みを浮かべて )
和泉、おはよう。昨日はよく眠れた?
( / そしたら此方は27歳にさせて頂きますね。初回有難うございます。此方は前夜の回想シーンを含めて返信させて頂きましたが、分かりづらい部分等ありませんでしょうか…?特に問題なければ一旦背後は失礼させて頂こうと思います。これからどうぞ、宜しくお願い致します。 )
( 扉を開く音に続いて姿を現したのは、見知った上司だった。自身にとって憧れの存在であり、非の打ち所のない完璧な彼。しかし、彼は助けにきてくれたわけではないようだ。手錠に足枷で身動きが取れない自身を見ても、驚いたり心配したりしてくれるどころか、今までに見たことがない程の笑みを浮かべている。きっと彼がこんなことをした張本人なのだと察してしまえば、恐怖が沸き上がってきた。ミステリアスで格好いいと女子社員に騒がれている、仕事のできる上司。その人と今の目の前の彼は別人のようにすら見えて、何も考えられなくなった。身を捩っても何ら変わらない。自力で拘束を解いて抜け出すことはできないようだ。取り敢えず彼へと挨拶を返した後、控えめに尋ねてみることに。実際は昨日が金曜日、つまり今日は休日。出勤日でもないために理由としては成り立っておらず。 )
……椎名さん、おはようございます。これ、どういうことですか?これじゃあ会社に行けませんし、外して頂けると助かるんですが……
( / 承知致しました。特にわかりづらい点などございませんでしたので、そのまま続けさせて頂きました。此方こそ、これから宜しくお願いします。 )
( 彼の怯えたような瞳で自身を見詰める姿、四肢を縛る枷をどうにかして解こうと必死に身動ぐ姿。そんな無駄な抵抗を見せる彼を腕組み扉に寄り掛かった儘ぼんやりと眺めて。もちろん今後暫くは拘束を解くつもりなど考えていないため、その場から動くことはなくただただ哀れな視線を向けて。こうして誰かに彼が怯え震える姿など今まで目撃することなんてなく、監禁をして初めて視認した愛しい彼の表情に興奮抑えきれず仄かに目が血走る。ふと会社のことを気にする彼に不思議そうにゆるり首傾けては、当たり前のようにさらりと言い放ち )
会社の方には暫く休むように伝えてあるから和泉は気にしなくていいよ、なんの気兼ねもなく此処に居ていい。
そういう問題じゃ……椎名さんは普通に出勤するんですか?
( すぐに拘束を解いて貰えるだろうだなんて期待は、最初からしていなかった。だからといって自分自身で何とかすることができないとなれば、彼に交渉なりお願いなりして考えを変えて貰う他ない。一縷の望みを賭けた希望は当然のように切り捨てられ、それに伴って疑問が沸いてくる。彼がもし通常通り会社に行くのならば、その隙に何とかできるかもしれない。問いを投げ掛けながらも抜けられないかと動かしてみる。それにしても、動こうとする度にチャリ、チャリと音を立てるのが煩わしい。今まで彼のことを怖いと思ったことはなかったが、こんなことをされては長く此処にいたいはずもない。純粋に家にお呼ばれしていたならば感じなかったはずの嫌悪感に眉をひそめつつ、ぼやくようにぼそりと口に出し )
……椎名さんなら、俺がいない穴なんて簡単に埋められちゃうんだろうな。
そうだな、和泉を此処で一人ぼっちにさせるのは少し気が引けるけど我慢してね。暫くは拘束しておくから快適には過ごせないかもしれないが。
( 愛しい彼とずっと二人きりで時間に縛られることなく過ごしていたいのが本望。しかし現実はそう甘くなく、彼を養うつもりで監禁した以上安定している今の職を捨てることは出来ず。然し彼との時間も捨てる訳にはいかないため休日は自宅で過ごしたりテレワークを混ぜて会社に行かず在宅で仕事ができるように調整したりと、自宅にいる時間を少しでも増やそうと思案しており。出勤するかどうかを気にする彼はきっとどうにかして逃げる手段を考えているのだろう。そんな希望を打ち砕くように現実突き付けては、拘束器具を解こうと奮励する彼を横目に申し訳なさそうに眉尻下げつつ笑い掛けて。ふと彼の口から出てきたネガティブなぼやきに聞き耳を立てれば、頭を抱え深い溜息を溢して。今まで扉に凭れ掛かり遠目に眺めているだけだったが、緩慢に一歩踏み出し彼の居るベッドへと腰を下ろす。振り返るように身体を捻り見下ろすような形で視線を絡めては、宥めるような口振りと共に彼の頭を優しく撫で遣り。その姿は上司である本来の在るべき姿であり過去にもこうして仕事で落ち込んだ彼を宥めたりしたっけ、と回想して )
……あのさ、和泉の空いた席を埋められる奴なんて早々居ないんだから会社側としても結構痛いんだよね。
なんで、こんなことするんですか。仕事も何もできないんじゃつまらないです。
( 自身を此処に縛りつけたまま平然として出勤する彼の姿を想像すると、それだけで寒気がするような気がした。完璧な上司が実際は部下を監禁してしまう程の危うい人だなんて、誰が気付くのだろう。申し訳なさそうな控えめな笑みはいつものよく知る彼そのものであり、だからこそ恐怖が増幅した。目の前にいるのがいつもの彼で、この異常な状況に置かれていることだけがおかしいのかもしれない。少しだけ大きな声を出し、苛立ちを声に乗せて不満を訴え。ふと遠い距離にいたはずの彼が此方へと近付いてきていた。本当ならば逃げてしまいたいところだが、そうもいかない。彼が腰を下ろすとベッドがきしむ音を立ててスプリングが沈んだ。見下ろされると、すべてが支配されてしまったかのような錯覚に陥り、くらくらしてくる。何かされるのではと反射的にぎゅっと目を瞑るも、反してあまりにも優しい口振りはいつかの失敗と彼による激励を彷彿とさせた。彼がいたからこそ続けてこられたのに、今ではそれが揺らいで崩れそうになっている。彼に抱く感情をこれ以上悪いものにしたくなくて、あえて気丈に振る舞い )
だったら、普通に出勤させてくれれば……逃げるのが心配なら一緒に帰ればいいんじゃないですか?
( こうして近付くだけで酷く怯え恐怖心丸出しであり、拘束さえ無ければ今すぐにでも逃げ出してしまいそうだ。そうさせたのは他の誰でもない自分自身であるのは理解しているが、いざそんな彼と直面すると多少の寂寞感ともうただの上司と部下である元の関係には戻れないという実感が込み上げる。自身に怯える彼を成る可く見たくなくて、直ぐに頭から手を離せば彼に背を向ける形で向き直り。俺に憧憬や尊敬の念を抱いているのは知っていたし当時の関係も心地良いものではあったが、其の儘ではこの好意を伝えることも出来ず呆気なく誰かに連れて行かれそうな後来が浮かび想像しただけで気が狂いそうになる。それなら汚い手を使ってでも無理矢理彼を自分のものにしたらいいじゃないか。そんな非現実的な思考を半ば強引に押し付けるような強い口調で理解を求めて )
和泉をこれ以上他の誰の目にも触れさせたくない、和泉の縋る相手は俺一人で十分なんだよ。……この意味分かる?俺が自分の手を汚してでも自分のものにしたいほど君に惹かれてるってこと。
そんなこと、急に言われても困ります。俺は椎名さんのことを尊敬していますけど、恋愛的に好きになれるかどうかはわかりません。
( 突然告げられた言葉はストレートな好意の表現だった。初めて聞いたのは勿論のこと、彼の気持ちにはまったく気付かなかった。仕事一筋の格好いい人。プライベートが謎なこともあって、綺麗な彼女でもいるものだと思っていた。改めて考えてみれば、仕事ができるという事実以外はすべて偏見にすぎない。恋情は彼にとっては前からのことだったかもしれないが、自身にとっては今初めて知ったこと。はいそうですかと受け入れて恋人となることもできなければ、嫌いだ、気持ち悪いと拒絶することもできない。これから気持ちが変化するかもしれないし、しないかもしれない。今の段階で決めてしまうことなどできるはずもなく。それゆえにふんわりとした曖昧な表現ではあるものの、今の気持ちをしっかりと伝え。拘束がなかったならばきっと彼に手を伸ばし、背中でも叩いていただろう。実際は手を開いたり閉じたりとその場で動かすことしかできず。無言でいるのはどこか気まずく、彼の背に向けて呼び掛けて )
椎名さんは素敵な人です。だから……他の人の方が釣り合うんじゃないかって、思ってしまって。貴方を想う人はたくさんいるんですよ。
……なにそれ、すげえ無責任。別の人の方が釣り合うとか他にも想ってくれる人が沢山いるとか俺にとっては無関係だし、和泉以外の他人に興味も関心もないんだけど。
( 最初は黙って聞いていたものの、一通り彼の言葉を聞いた後間を空けて此方も口を開けば普段よりワントーン低い声で冷たく言い放ち。今後恋愛感情が湧くかどうかはさておき、素敵な人だと言っておきながら自分ではない他人を勧める彼に苛立ち覚え強く反論を。深い溜息と共に横目で彼を見下ろす瞳はとても鋭く、不機嫌な気持ち露わにして。今まで周りの意見は二の次で自分がどうしたいかを一番に考えてきた自分にとって、誰と結ばれるべきかなんて愛おしい彼相手であっても指図される筋合いはないと怒り。荒れた心を落ち着かせるべく小さく深呼吸しては、ゆっくりと穏やかに言葉紡ぐもひとつひとつの単語はとても力強いもので )
和泉は絶対に俺を好きになる。俺が好きにさせる。
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