鳴上 悠 2022-07-06 12:59:58 |
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この年で高校生が友達って、喜んでいいのかなぁ。
その言い方だと君はここに来て目標を見つけたって訳か。
いいことじゃないの。
君には遊び仲間もいるもんね。
(学生の頃は友人を作る暇もなかったというのに
今更、それも高校生がかと思うとつい溜息が出る。
あなたのやりたい事、なりたい物が何なのかは
理解できていないがおおかた探偵ごっこの事だろうと
思えば皮肉交じりに笑ってみせ。
――そしてあなたの瞳が揺れたのを見逃さず)
……今、怖くなった?
(/背後出し失礼。
リアルがバタバタし始めたのでチャットが出来ない状況となりました。
中途半端で切る形となって萎えさせてしまう事を
心よりお詫び申し上げます……)
(/背後で失礼致します。この度は申し訳ありませんでした……
リアルが落ち着いたので、主様がよろしければまたやり取りをしたいと思ってます!
お返事お待ちしております。)
(/僭越ながら、もう一度上げさせていただきます。
あと、主様の都合が合わなければ仕方のない事ですが、2日以内に
返答が無かった場合大変申し訳ありませんが……此方から切らせていただきます。
リアルでの精神的疲労もある故、どうかご理解のほどよろしくお願いいたします。)
いいんじゃないですか?友人に歳は関係ないと思います。
まあそうですね、アイツらは良い仲間です
(高校生と社会人と思えば大きな差であるが歳として考えれば10歳程度の差で大きく騒ぐほどの違いとは認識せず真剣に答えて。
彼の言い回しには引っかかる点はあるも仲間について言葉だけでも褒められるのは悪い気はせず自然と楽しげな笑み浮かべながら肯定して。
僅かな動揺すら見透かすように指摘されると少し視線を迷わせた後に素直に白状して)
…本職の刑事さんに言われたらちょっとは身構えますよ。
(/返信が遅くなってしまい申し訳ございません。リアルの方が落ち着いたようで何よりです。こちらも是非お相手続けさせていただきたいと思っておりますのでよろしくお願いします…!)
……はは、君は誰にだってそうだよねぇ。
なんていうか、人望があるっていうの?
うらやましいよ。
(同時に憎いとも思っているが、それはあえて
口には出さずに飲み込み)
友達がいるなら今のうちに沢山遊んでおきなよ。
いつ別れが来るかわからないんだし。
(後頭部を掻きながらそう返しておく。そして
『少しは身構える』という言葉に対し)
冗談が通じないねー、君は。
僕が君を撃つ訳ないでしょ。
(肩で笑ってあくまでも『冗談』を貫き通す。
もしや彼は自分が犯人だと既に気づいているのかと
考えたがこうしてすっとぼけていればバレやしない――
そう思った時だ)
……へぶしっ!あー、寒い。
(コートを着ているというのに滑り込んでくるような寒さで
くしゃみをしてしまい、鼻を掻く)
(/返信ありがとうございます。いえいえ……!此方こそ無理強いをしてしまい
すみませんでした。またよろしくお願いいたしますね!)
俺は思っている事を言ってるだけです。
……そうですね。…そしたら、こうして足立さんとも話せなくなるんですよね。
(褒め言葉の中に僅かな棘を感じると普段の言動から本心だと告げ。あとこの街で過ごすのも数ヶ月。その終わりを感じさせる言葉に笑みは消えてしまい静かに頷き。そしてその終わりは彼との交流の終わりでもあって落ち込んだように呟き)
こんな天気なので悪い想像しちゃいました。…本当に撃たないで下さいね?
(何度も考えた彼が真犯人という推理。それが脳内でチラつくのを見ないふりをしてはこの淀んだ霧のせいにして。冗談なのか本音なのか分からない態度にその推理が外れていて欲しいという想いも込めて念押しして)
あ、すみません。こんな長い間引き止めちゃって。良かったらこれ使って帰ってください
(くしゃみに声をあげると長く話し込んでしまったことを詫びて。流石に夜も大分深くなってきてそろそろ自分も帰らなければと考えれば付き合わせてしまった代わりにと自分の首に巻いていたマフラー外して差し出し)
思っている事、ね。だから周りに人が集まる訳だ。
リーダーシップがあるっていいなぁ。
僕にも欲しかったよ。
……じゃなきゃこんな寂れたド田舎に……
(顔を背け、唇を?みながら最後の一言をとても小さな声で呟いて。
そうだ。エリートだったのに、こんな田舎に左遷された。
僕は刑事として出来る限りの事をやってきたはずなのに、
どうしてこんな事になったんだ。
――しかし八十稲葉に来た事がきっかけで『力』も手に入れ
鬱憤晴らしも出来るようになった。それだけは感謝している。
事件の犯人を捕まえようと必死になっている目の前の彼は
本当に目障りだ。だが彼の家で菜々子ちゃんたちと過ごした時間は楽しかった。
それは自分でも分かる事実で。そんな複雑な感情を渦巻かせていると
彼の言葉に顔を上げて)
でもさぁ、その時は事件が解決してるかもしれないから
逆に肩の荷が下りるんじゃないの?
(と、あくまで安心させる素振りを見せながら)
撃たないって。まず警察が一般人撃ったら大問題だし。
まぁ今日はなんだか霧が濃いしねー。つい悪い想像しちゃうよね。
ええ?マフラーを借りるなんて悪いよ。僕は大丈夫だから。
……って、いくら何でも寒すぎない?
ウチに帰るまで凍死しなきゃいいけどなぁ。
リーダーシップなんて大層な物は持ってませんよ。ただ良い仲間達に恵まれただけです。
(自分の力で人を集めた訳では無い。良い人達に囲まれたから賑やかで充実した日々を過ごせたのだと思っていて、謙遜なしにさらりとそう伝え。そうでなくては彼の様な日々を過ごすのも容易に想像ついた。だが同時に静かな街では小さな呟きも聞こえてしまって思わず彼を見つめたまま固まって)
解決、するんですかね。ココ最近ずっと霧が濃いような気がします
(一向に晴れる兆しのない空はあの時の選択は間違いだったかもしれないと思わせるには十分な暗さだ。物憂げな表情で空を見上げれば珍しくぽつりと弱音を吐いて)
これで足立さんが風邪引いたとか言われたら夢見が悪いんで使ってください。…たしかに寒いですけど、もしかして寒がりですか?
(ほとんど強引にマフラー押し付ければ勝手に彼の首にグルグルと巻いてやり。寒い点は同意しつつも思わず問いかけ)
だから、そういうトコがうらやましいんだって。
僕はそうじゃなかったから。
(心の中では謙遜もせず認める彼を腹立たしいと思う。
それでも、彼のように生きていたとしたら自分は少しでも違っていたのだろうか。
しかしそんな事は今更考えるのも無駄で)
君たちも君たちなりに頑張って調べてるんでしょ?
事件に巻き込まれた事もあるっていうし。
けどさ、これからは僕ら警察に任せてほしいなぁ。あまり首を突っ込まれると
僕がドヤされるからさ。堂島さんに。
(愛想笑いを浮かべながら、頭の中で自分を叱る堂島さんの顔を思い描く。
……僕が犯人だとわかったら、堂島さんは一体どういう顔をするのだろうか。
怒るのか。それとも悲しむのか。それを考えると一瞬だけ浮かべていた笑みが
消えた感覚がした)
……確かにね。まぁそのうち晴れると思うよ。
(恐らく『向こう側』の影響だ。いつにも増して暗い空を見上げながら
滅多に弱音を吐かなさそうな彼が呟いた言葉に対し上記)
いいっていいって、気を遣わなくていいから!(と言っている間に首にマフラーを巻かれ)
……はぁ、大丈夫だって言ったのに。
世話好きだよねー、ホント。
いや、寒がりって訳じゃないけど……今日が妙に寒すぎるんだよ。
まぁ冬だからしょうがないかもしれないけど。
(少し呆れたように言いながら、首に巻かれたマフラーを無意識に手直しする)
…これは勝手な俺の印象ですけど、俺と足立さんって似てませんか?
(羨ましいと聞けば何だか複雑な思いもする。今からでも変われますよ、と言おうとして口を開くも声にはならず、代わりに自分たちは似てると称して)
だから、そういうトコがうらやましいんだって。
僕はそうじゃなかったから。
おじさんに小言言われるとこ、容易に想像がつきます。でも、俺らも色々考えがあって調べているので。
(彼が家に来た時や街で見た時によく見る光景、それを思い出せばクスクスと笑いながら彼を見つめ。だが、テレビの中に入る能力を持ってこれまで事件に取り組んできた身としては簡単に引けるものではなく真っ直ぐに告げ)
…、足立さんは天気予報士なんですか?
(この先が読めているような発言。それに引っかかりながらも確証をつく勇気もなくそれなりに誤魔化した言い方で尋ねて)
呼び止めたのは俺ですし、足立さん寒そうだったから。
まあそうですね。あ、俺の手大分あったかいんですけど良かったら繋ぎますか?
(強引に押し付ければあっさり受け入れてくれたことに喜びのようなものを感じて先程よりも機嫌が良くなった。それにこれを返してくれる時にまた会えるなとも考える。寒さには同感していれば良い事思いついたとばかりに両手を彼に差し出してみて)
僕と君が?まっさかぁ。どこに似てるトコがあるの。
君からそう言われるのは驚いたけど。
(嫌味っぽく答える。僕の何を知ってその発言をしているのだろうと思ったが、
内心では少し嬉しい――そんな気持ちがしていて)
想像しないでよ。僕の方はけっこうキツいんだから。
考え、ねえ……まぁ程々にしといた方がいいと思うよ?
君たちみたいな高校生は勉強して遊んで、普通に生きてりゃいいと思うし。
(勉強以外何もできなかった自分と比べ、差別するかのように棘の入った言葉を
投げる。それに、事件に深入りされてはこちらがとても困る上、最近ようやく
『向こう側』の奴らが僕に懐いてきた頃だ。
こっちの世界が変わっていくのも、そう遠くはない)
いやいや、そんなんじゃないって。
霧も晴れて、事件も無事解決。そういう意味って事。
(まさか自分が『向こう側』に干渉しているのに気付いているのかと
一瞬焦るが、得意の苦笑いで上記を述べて)
……へ?ちょっと待って。君、男でしょ?
男の僕と手繋ぐって、本気で言ってる?
いくら寒いからって言っても、流石に……なぁ。
せめてそういうのは女の子にしてあげなよ。
(間の抜けた声をあげ、目を見開いた表情で相手の手と顔を見比べれば
眉尻を下げて困惑し)
この街に来るのが本当は嫌だったとか、何かの為なら手段を選ばない事がある事とか、実は寂しがり屋な所とか、…違いますか?
(似ている所、親の都合で都会から全く知らないこの土地に来るのは嫌だった。菜々子の命を奪ったかもしれない生田目をあと1歩でテレビの中に突き落としかけたこと、それでいて誰かとの絆を求めている所、そんな自分の影が何となく彼に似ていると打ち明けて)
すみません。 普通…、足立さんみたいな大人と高校生は違うみたいな言い方ですね
(素直に謝罪しながらも『普通』という部分が引っかかれば前々から気になっていた2人を区別する言葉について問いかけて)
……、なるほど。何か知ってそうな雰囲気だったんで気になって
(霧が晴れるのも事件の行方もやっぱりこの人が握ってそうだと思えば少し長めな沈黙の後に頷き。顔色窺いながらも探り入れ)
…?寒いに男も女もないですよ? 俺の手カイロみたいに温かいって評判ですから安心してください
(下心もなく完全に善意で言っているのか彼の指摘にキョトンとして。こういう表情はなかなか見ることは無いなと思えば余計気になって手引っ込めずにズレたアピール初めて)
……。
(指摘された部分に対し言葉に詰まる。言い返してやりたいが言い返せない。
彼がここにやって来た時の思いは知らないが、なぜか自分も同じような
ものだ、と僕自身の勘がそう言っていて)
そりゃそうだよ。僕の高校時代なんか勉強に勉強、また勉強……
青春らしい事なんかひとつもしてなかったから。
それで頑張ったのに成果はナシ。左遷食らってすぐに殺人事件の捜査。
なのに、君たちは一致団結して楽しく遊んでさ……。
別に悠君や君の友達を見てると、今の高校生は自由でいいなぁって時々思うワケ。
(そこまで言うと、長々と自分の事を話しすぎたと気づき)
あぁ、ゴメン。愚痴のつもりじゃなかったんだけど。
僕は何も知らないよ。生田目を捕まえたのは君たちだったっけ?
聞くことがあるなら面会して話を聞けばいいんじゃないかな。
(平然とした表情でそう伝える。
そう、生田目にはあくまで殺人事件の被害者になる人間を
『安全な場所』に連れていくようヒントを出しただけ。
だが生田目も馬鹿な奴だ。警察に連絡をしたら、真犯人である僕に
電話が繋がってしまったのだから)
いや、カイロみたいってどういうアピールなの、それ。
確かに男女関係ないけど……
(少し迷うが、差し出されていた相手の手に自分の右手を置く。
するとわずかに温もりが伝わってきて今の寒さが少し軽くなった気がして)
……お、あったかい。
だから親近感があるというかほっとけないというか…、年下が何言ってんだって話かもしれませんけど
(交流を始めてから何となく感じていた親近感。彼の姿を見かけたら話しかけたくなるのは根の所が近いかもしれない、と思えば自分の心情語りながらも途中恥ずかしくなると苦笑い挟んで)
……そうだったんですか。…今度またうちにご飯食べに来ませんか?
(彼の過去についてその心境や状況を自分に置き換えると心が傷んだ。彼の普段の態度もそれの裏返しなのだろうか。そう思えば自分の事のように辛そうな表情をして。だがそんな彼に偉そうに何か言える訳なく少し黙ると家に誘ってみて)
おじさんが面会を許してくれるかは怪しいですけどね。…ほんとに、晴れて欲しいな。
(事件にもう関与するなと注意されてる身で面会が出来そうになく。そもそも生田目にはあの時話は聞いた。モヤモヤした気持ちのまま空を見上げるとこの霧も彼への大きくなっていく疑惑も晴れてくれたらいいのに、とポツリ呟き)
でしょう? 今日付き合わせちゃったお詫びです
(暖かいと言われると何処か得意げな顔をして笑い、もう片方の手で右手包み込むと自分の体温共有して)
別にいいよ。悠君なりの気遣いなのは分かるし。
それに僕の事をここまで話せる相手が君なのも、その親近感ってヤツが
惹きつけてるのかもしれないしね。……って、何言ってんだろなぁ僕。
(柄にもないことを言ってしまった為にはにかんだ笑みを浮かべる。
認めたくはないが、悠君の事を自分はわずかに年の離れた友達だと本気で思っているようだ。
じゃなければ今までの一連の話を打ち明ける事も無かっただろう。
何せ、堂島さんにも言った事がないものもあるのだから)
おっ、またシチューとかご馳走してくれるの?
気持ちは嬉しいけど……僕はこれから署で色々とやらなきゃいけない事があるから、
予定がまとまらないっていうか、いつ君ん家行けるか分からないんだよね。
(困った顔をしつつそう伝え)
その時は僕がどうにか堂島さんに説得するよ。できる限りだけど……。
ぶっちゃけ怒られたくないし。
……そうだねー。ホント、この霧がかった空気は頭が重くなるよ。
(本当は『向こう側』に少しの時間入った事がある為慣れてはいるが
それを悟られないようわざとらしく空いた片手で後頭部を掻く)
お詫びって言うほどじゃないよ。僕もいい気晴らし……ってちょ、ちょっと?
片手だけでいいって……。
(少し気まずくなるも、手を離す意図は無く逆に相手がもう片方の手を
離してくれないかと思ってはいるが共有される体温は不思議と心地良いもので)
いえ、凄く嬉しいです。俺のさっきの話も他の人…、陽介とかにも話せない話題だったので。他の人には秘密にしてくださいね
(少しづつだが彼との間に引いてあった線が薄くなって受け入れて貰ってるようなそんな自惚れがあった。彼の言葉に素直に嬉しいと好意的な反応をするとこの手の話をするのは彼にだけだと明かして先程の相手の真似をするように悪戯っぽく笑って)
そうですか、残念です…。もし時間が出来たら声掛けてください。何なら俺だけでも付き合うんで
(難しそうと聞けば露骨に落ち込んだ表情を見せるも妙に食い下がって提案持ちかけて)
あ、これだと左手は冷えたままになっちゃいますね。…もしかして俺たち変なことしてます?
(片手だけを触れていない左手も同時にということだと解釈すれば包み込んでいた方の手でもう片方も手に取り握りしめ。そのままでいるもふと深夜に男二人が手を握っている状況を客観視すると恐る恐る問いかけ)
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