匿名さん 2022-06-28 12:37:59 |
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アンタが甲斐性無しに見えるってよりも俺が手強すぎるってだけの話。そんなん当たり前、食べるよりも寝るよりも俺を一番に優先しろ。( ふん、 )縁のイイ事ってあんま期待してないんだけど───ッい゛!( 首筋に走る痺れるような痛覚に肩跳ね上げ / 双眸細め恨めしい視線送り )アンタが空腹だって言うから摘み食い程度なら喰われてやってもいいと思っただけ。……ホラ、もっと口開けろ。( 乱雑に袋開封しては色鮮やかな大量のグミ鷲掴みして )
その自称ってのやめろ、殴んぞ。( ジト目 )縁って煙草の一吸いすら許してくんねえヤツなんだ?結構気に入ってたのに嫌いになりそー。( 態とらしく大声で )……深ァい愛情ねえ?分かってはいたけどいざ面と向かって言われるとそれなりに妬くもんだな。おー、乗った。( 片方の口角持ち上げ / 強引に唇奪い貪るような口付けを )
おー、さんきゅ。字汚ェから解読すんのに手間取ったけど、ちゃァんと覚えたよ信楽縁くん。( ふは、 )ハイハイ、態々忠告どうも。( 棒 )必要な情報は貰ったし、縁も聞いておきたいこととか無ければ此方は蹴ってもらって大丈夫だから。
すげェ自信。崩し甲斐あるわ、アンタ。その傲慢さ何処で培ったんだよ。んで、怜サンは俺の事一番に考えてくれンの?……聞くまでも無さそうだけど。( 僅かな期待をかき消す様に首後ろ掻き溜め息 )あーらら、アンタが動いちまったから痕残ったわ。可哀想に。つうか美味そうな食料名乗るンなら大人しく喰われとけよ、馬ァ鹿。は、いや、待った。んな一気に食えねェから──( ふてぶてしくも何処か愉しげに笑い / 警戒示し徐々と後退し )
暴力反対。痣なんて付いたら、痛々しくて女寄って来ねェだろ。( 煙草燻らせ乍ら淡々と )うるせ、大体吸えんのかよアンタ。( 眉顰め )はァ?何処の誰に対して妬いてんだよ。俺の懐には今ン所怜サンしか居ねェけど。!ン、……っは、( 指先ぴくりと反応示すも瞼伏せ口付けに応じ / 酷く甘く下唇に牙を立て舌先侵入させようと )
でもそーいうとこも含めてアンタは俺に惹かれてんじゃねェの?……まあ、腹満たすこととか睡眠取ることとかと同じか、それ以上にはアンタのこと大事にしてっけど何か不満?( 一番だとハッキリ伝えるにはほんの少し勇気が足らず遠回しに伝え / ふい、 )少しくらい遠慮しろや、阿呆。此処じゃ隠せねェだろうが。( ジリジリと未だ熱を持つ痕触れ )ああ゛?…ちっせェ口だなあオイ。( ズカズカと大股で距離詰め / 半ば強引に相手の口内へ食指突っ込んで )
俺にとっては好都合だし煽ってるだけだよソレ。( くす、 )あー、吸えるっちゃ吸えるけど今まで美味いと思ったことはねェな。( 吐き出された紫煙を惘と見詰めながら )──それ本気?俺だけ?( 想定外の事態に唖然として )………~ッ、ふ。( 侵入されるよりも先に此方から強引に唇の間を割って舌先侵入させ / 唾液と共に荒く舌絡め取り )
……ッあ゛~……そうだよ。ガキみてェな天邪鬼で悪ィね。アンタに、……怜サンに悔しいぐれェに惹かれてる。──え、マジで言ってんの?あっは、ンな大事に思われてたとか知らなかったわ。そんなん聞いちゃ何の不満も出て来ねェよ。( ふいと視線逸らし呟くように / 想定外の言葉に目を瞠るも次第にせぐり上げる照れ臭さに手の甲で形崩す口許を覆い隠し )隠せねェからイイんだろ。どんだけ遊び歩こうが、所詮アンタは俺のって証明になンだよ。( 余裕綽々と鼻で軽く笑い )ふそ、はむぞ。( 異物感に眉を顰め / 噛むぞ、と滑舌甘く発話するなり脅す様にサメ歯で柔く指先食んで )
無敵かよ、うぜー。アンタの嫌がる顔見てェのに。( 不服気味に舌打ち )へえ。──なァ、これでも不味い?( 深く煙吸ったならば相手の頬を片手で掴み上げ半ば無理矢理の口付け )あ゛?何驚いてンだよ。俺のクソ狭い懐に入ってンの、今んとこ怜サンだけっつったの。……ふ、阿呆面。( 唖然とする顔に小さく吹き出し )ん、!……ふ、ッ( 先手打たれた事に動揺し肩が揺れ / 荒く舌先縺れる合間に歯列なぞる様に口内蹂躙し )
……ッはー、安心した。こう見えて割と好いてくれてるか不安だったって知ってた?見栄張ってんのクソだせえな俺。( 乱雑に髪掻き乱して照れ隠し )だからアンタも俺の事一番に優先しろって言ってんの、…分かった?──態々そんな証明しなくても今はアンタの世話で手一杯だから遊び歩く余裕なんてねェよ。心配なら幾らでも付けりゃいい。( 力強く襟掴み引っ張れば無防備なほど鎖骨露わにして / 挑発するような口振りで淡々と )ご主人様に向かって噛み付くなんて躾がなってねェな。( 鈍い痛みに一瞬顔顰め / 抵抗するように指先動かしては口蓋触れ刺激して )
アンタは大人しくずーっと俺の手の平の上で転がされてればいいの。何して───ッか゛!ンは、( 口内に流れ込んでくる煙に対処し切れず噎せ / 薄らと目に涙浮かべながら酸素補給しようと深く息吸い込み )あー、うるせ。流石にソレはかなり効いたわ。( 仄かに赤く色付く頬を隠すように手の甲で覆い / ふい、 )───…ッ、ン。( 相手の口端から漏れる唾液を指先で掬い取り / 態とらしくリップ音響かせながら夢中に深い口付け交わし )
自信家っぽいアンタも可愛いとこあンのなァ。( 新たな一面知れた事に密かに表情綻ばせ )分かってンよ、食う寝るに負けねェくらいだろ。クソガキの世話で余所見る暇もねェのな。かわいそ、けど簡単に手放してやるつもり1ミリもねェから。……心配する程女々しくはねェけど痕はつける。( 傷一つない綺麗な肌に魅入り / ぐ、と距離近づけ先ずはリップ音立て鎖骨に口付け落とし )!ンぅ、( 不慣れな感覚に思わず声洩らし / 眉間に皺寄せ離させるべく相手の手首掴み )
ッはは、だっせェの。けどその表情は嫌いじゃねェなァ。なー怜サン、もっかいやっても良い?( 息も絶え絶えな様子頬杖付き満足気に眺め / 底意地悪い提案と共に紫煙浮かばせ )へえ、こんな言葉でアンタって喜ぶワケか。殊勝なこって。( にま、 )ん───ッ、…は、っちょい、待って……。( 侵入許したばかりに更に深くなる口付けに翻弄され徐々に上手く呼吸出来なくなり / 合間に制止願い相手の胸板押し )
追われる恋の方が楽だし好きなのに俺の方が余っ程アンタに惹かれてるしらしくもなく追い掛けてるしで苛々してンだよね、最近。( 理不尽な事をベラベラと不機嫌な顔付きで放ち )クソガキだって自覚あんなら少しは改心したら?……ン゛、おい、焦らさないで付けんならさっさと付けろ。( 距離近付き身構えるも擽ったいような優し過ぎる口付けに肩竦め / 睨み )──ホラ、ちゃんと手当てして。( ゆっくりと口内から引き抜けば指先に薄ら残る噛み跡一瞥 / 顔の前に食指突き出して )
は、無理、マジで勘弁して──( 未だ呼吸整わない中先刻の光景蘇り堪らず後退り )両手じゃ抱えきれねェくらい女居そうなヤツから言われたらそりゃ喜ぶわな。……ッ、は、もしかしてもう満足しちゃった?( 制止促される儘に唇離し / 少々息乱れながらも余裕のある笑み浮かべ )
振り向いてやるくれェの余裕も好意もあんのに、態々俺の事追い掛けてンの?アンタ変わってンなァ。それとも何、自力で手に入れてェ派?( 灰皿へ煙草押し消し乍ら気怠げに尋ね )する訳ねェだろ。優等生の良い子チャンを求めてンなら、俺はお勧めしねェよ。……うるせ、急かすなや。( 催促へ苛立ちを隠す事なく大胆に大口開けて力加減せず噛み付き )手当てェ?勝手に絆創膏でも貼っときゃ良いンじゃね。自業自得なんだよ、アンタは。( 反抗的に顔背け )
逃げんの?ッはは、情けねェなァ。やっぱアンタにゃ煙草は早いわ。( 態と脅すように距離縮め至近距離にて満足気に双眸細め )……それ、アンタにも言える事だけど。女がどうたらッての。( 敢えて否定せず / 行く宛てのない嫉妬心に駆られ仏頂面で言い放ち )この程度未だ満足出来ねェわ。……アンタのキスがねちっこいンだよ、酸欠になる。( 言葉通り若干の酸欠でぼやける意識 / 息整え乍ら言い訳めいた反論し恨めしげに睨み )
まだ足りねェよ、俺無しじゃ生きられねェ身体になるくらいまで堕ちないと俺には追いつけない。まあ共依存ってヤツ?……いや、俺にはこんくらいクソガキなくらいが丁度良い。( ふ、 )───ッッ゛!い、ッてえ!( 急に喚声上げ / 相手の肩口の服強く握り締めそれ以上の催促はせず )何、もしかしてまた同じことされたい?次はもっと苦しいヤツしてあげようか。( 顎掴み強引に此方へ視線誘導 / 脅威的なほど満面の笑み浮かべ )
…ア゛?アンタのやり方が粗雑すぎて此方は煙草にトラウマ抱えそうだわ。( 不服そうに眉間に皺寄せ )縁だけだよ、って言って欲しい?( ふと顔寄せれば耳打ち / くす、 )ハイハイ、そりゃどーも。楽にしてあげるからおいで。( 適当な相槌と共に反論聞き流し / 深くソファへ腰掛ければ大きく手広げ太腿辺りトントンと指差して )
怜サンとなら共依存も嫌じゃねェけど、アンタが仕組んだ罠に喜んで掛かる程従順じゃねェんだよなァ。はいはい、ンじゃ可愛がってねお兄サン。( にま )あーあ、痕残っちまうね。( 綺麗に並んだ噛み跡を舌先でなぞり / 次いで何気なく鎖骨より上の無防備な肌に吸いつき紅を二つ程咲かせ )うわ、悪ィ顔……。もういい。口ン中擽ってェし、アンタに絶対的な主導権握られてるみてェで、なんか……腹立つし。( ふい )
イイじゃん。煙草見る度俺の事思い出すだろ。( 嬉々と双眸細め )……ンな甘い台詞似合わねェよ。( 僅かに間を残し / 肩軽く押し返して )んー。( 未だ意識鮮明にならない儘生返事を返せば促される様太腿辺り跨ぎ腰下ろし )
良いね、そんくらい厄介な方が俄然燃える。おー、可愛い可愛い縁くんが望むならたっぷり甘やかしてあげる。( 満足気に口許緩め乍ら指の背で頬撫で )俺がやられっぱなしは嫌だってアンタも知ってると思うけど、此処まで好き放題したんだから俺も良いよねェ?( 紅く咲いたソレに何気無く触れ / 含み笑いを浮かべつつジリジリと距離詰めて )……何時までも子供みてェに反抗的になってないで早く手当てしてくんないと痛むんだけど、ココ。( 消えかかっている噛み跡のついた指で相手の唇を緩徐になぞり / にこ、 )
そんなん無くても縁が常に俺の頭ん中占領してっから意味ねェよ。( ふい、 )……アンタにはずっと俺だけでいて欲しいけど、縁も同じ気持ちじゃねェの?( 肩押す相手の手首掴んだ儘じっと見詰め )おー、よしよし。( 受け止めるように腰へ腕廻し抱き寄せ / 規則正しくそっと背中叩いて )
ッはは、逆に油注いじまった?ンで、アンタはいつ俺に甘やかされてくれる訳。( 頬撫でる感覚心地好く柔く双眸を細め )まだ足りねェんだけど、もうアンタの番?いーよ、好きにしろよ。( 文句垂れるも紅と噛み跡見える首元空いた扇情的な姿に視線奪われ / 降参だと抵抗の姿勢は見せず )大体手当てって──……これで満足かよ。お兄サン。( 小さく舌打ち / 短く舌出し傷跡を舐め )
へえ、可愛いねアンタ。でもまだ足りねェ、泣き縋って求めるまで躾けるつもりだから。( 相手の頭雑に撫で / 意地の悪い笑み湛え )……そりゃあ同じ気持ちだよ。アンタはずっと俺だけ見てりゃ良いし、許されンなら俺のもんとして閉じ込めておきてェ。( 真っ直ぐな視線に根負けて本音吐露し )あ゛ー……クッソ甘やかされてンじゃん俺。だっせェ。( 安心感与える行為にじわり肌が熱を持ち / 赤らんだ顔合わせる事無いように肩口に顎乗せ )
どうせこれもアンタの策略なんだろ?あー……それは可愛い可愛い縁くんからの御願い?( 柔らかい頬を軽く摘んだり引っ張ったりして )ふ、相変わらずの強欲っぷり。まあ俺も似たようなもんか。( 壁際まで追い詰めれば両手首掴み頭上にて拘束して / 無抵抗なのを良いことに何度も首筋へ唇触れる程度の軽い口付けを )───…ッは、興奮した。( 熱っぽい視線で目の前の光景眺め / 満足したのかやっと手引き )
期待してるよ、お兄さん。まあ精々アンタが躾けられねェように気を付けな?( にこにこ、 )……アンタになら閉じ込められてやってもいいよ、まあ交換条件だけど。( 其の儘ゆっくりと手握れば厭らしく指絡ませて / 意地の悪い笑顔浮かべ )でっけェ赤ん坊宥めてるみたい。( 揶揄い半分で愉しげに笑い声上げ / 目の前に映る耳輪甘噛み )
ソレ仕組める程賢くみえンの?まァ、アンタの好きなように解釈しな。そりゃあもう、超可愛い俺からのお願い。( 真顔でされるが儘に )怜サンにだけだから良いだろ。ンな我儘言う、の───ッ、擽ってェ……!( もどかしい刺激に身を捩り )アンタってちょい変態っぽいとこあンなァ。あ゛ー……噛み砕いてやりゃ良かった。( 相反し不服げな面持ちで物騒な内容呟き )
ご忠告どーも。精々頑張るわ、アンタが俺無しじゃ駄目ンなるくらい。( 鼻で小さく笑い )……交換条件?( 艶かしい仕草に生唾呑み指絡み返して / 想定外の言葉を反芻させ )へえ、怜サンは赤ん坊にンな事すんの?( 思わず肩揺れ / 小生意気に揚げ足取っては口角上げ )
あー、悪ィ悪ィ。ンな賢くねェか。( ふは、 )……なあ縁、ぎゅーしたい。( 態とらしく上目遣いで可愛らしくお強請りするも直ぐに羞恥心増し目逸らし / 甘やかされにいってるつもり )俺以外に愛でられる縁の姿想像しただけで気ィ狂いそ。( ガリ、と傷痕一つない綺麗な肌に鋭利な歯を食い込ませ )好きな人目の前にしたら誰だって発情すンだろ。…~ッふは、凶暴な犬を拾っちまったなァ。( 呟き拾えば気の抜けた笑みを湛え )
そうやって余裕ぶっこいてられんのも今のうちだからな。( 恨めしげに双眸細め )そう、大人しくアンタの檻に閉じ込められてやる代わりに俺は縁のヒモになる。( 繋いだ掌を口許まで動かせば手の甲へ口付け落とし / にこ、 )……うるせ。まあ、これも愛情表現のひとつだろ。( 揚げ足取りに言葉詰まらせ )
腹立つなァ、アンタ。言っとくけど俺すげェやれば出来る子だかンな。( 眉間に皺を寄せ )へえ、ンな可愛い顔も出来んのな。……あ゛ー……クッソ。怜サンのこんな表情知っちまったら、マジで閉じ込めておきたくなンだけど。( 半ば強引に腕を引っ張り抱き寄せては腕の中に収め / 盛大な溜め息吐き )ンな色んな奴にホイホイ愛でられるつもりなんかねェ、から、……ッあ゛!アンタなァ!力の加減くらいしろよ!( 呻き声抑え切れず / 薄く涙の膜張る双眸で反抗的な視線投げ )分かんなくもねェけど、今のでそんなん言ってちゃこの先耐えらンねェんじゃね?なァ、お兄サン。……アンタを俺が拾ってやった、の間違いじゃねェの。( 新鮮な表情に釘付けになるも我に返れば図々しく訂正述べ )
うわァ、可愛くねェ反応~。アンタも俺に負けず劣らず生意気じゃね?( 相反し愉しげに瞳細め )うげェ。歳下に吐く台詞がソレかよ。従順に「 待て 」出来んの?( 様になる仕草食い入るように見詰め / 嘆息した後呆れ半分に問い )はいはい、愛情表現な。不器用で可愛いこった。( 若干の棒読み口調で宥め / 密かに口許緩め )
やれば出来るってとこ、まだ見たことねェしなあ。( 腕組み視線天井へ流しながら )あー、もしかして結構効果アリ?……逃げるつもりなんて更々ねェけど、それでアンタの気が済むなら煮るなり焼くなり好きにしたらいい。( 胸板へ顔擦り寄せて甘え / らしくない自身の言動に身体火照り )へえ、まだ安心できねェなあ?──ッは、さっきまで散々俺のこと甚振ってきたアンタがソレ言う?( 容赦なく痛々しい噛み跡残して / 次いで印残そうと首元の高く隠せない位置へと強く吸い付き )へえ、それは楽しみ。お兄さんはこれ以上のイベントを企んでるってワケだ?……アンタが拾われにきた、の間違いだろ。( 透かさず再訂正入れ / 意地の悪い面持ちで瞳覗かせて )
自分と似て生意気なヤツは嫌い?( くす、 )あー、無理かも。アンタの思惑通りに行動すんのも気に障るし、大人しく檻ン中で生活すんのもつまんねェ。( 力無く腕下ろして )……そのうるせェ口さえ閉じときゃ可愛げあンのに。( 深い溜息吐き呆れ / ぼそ、 )
そりゃあアンタの前で出してねェからな。逆に知ってたら怖ェよ。( 肩竦め )ギャップ萌えってヤツ?合ってるか分かんねェけど大体そんな感じ。いつからそんなに気ィ許してくれるようになった訳。( 相変わらず生意気な口振り / 反して背を叩く加減は優しく )何したら安心してくれンの、お兄サンは。俺は、──ッちょ、アンタ何考えてンだよ!隠せねェじゃん。あ゛ー……やられた。( 抵抗するも時既に遅し / 気怠げな声音で脱力し )はあ?イベントって……あんま俺に期待しねェ方が良いよ。期待外すの得意だから。ンの負けず嫌い。( 適当な飄々と言葉並び立て / 舌打ち )
知らね。癪に触んなけりゃ他人の性格なんざどうだっていいし。でもお兄サンの事は気に入ってる、っつう事は言えンよ。( 口角上げ )天性の遊び人気質が飼われたがった所でンなもんだろ。出来ねェ約束なんかすんな、……後から俺が寂しくなんのとか一番つまんねェ。( ふい、 )なァんだよ、腹から声出せ。腹から。( 顔覗き込み文句垂れ )
アンタが出来る子だって証明できたら、こうやって見下すのも辞めるわ。( ふ、 )へえ、お兄さんはギャップに弱いんだ?……知らね、でも今はアンタに捨てられんのが怖いくらいには誰よりも大事にしてるつもり。( 背中へ腕廻せば強い力で抱き締め返し )そういや縁の口からちゃんと好きって言葉聞いてない気ィする。──なに、隠してェの?何か不都合なことでも?( 顔顰め明らかに不機嫌な態度取り / 怪訝そうに双眸細めつつ心の内まで見透かしてしまうほど凝視して )へえ、それってすげェ無責任。……縁が俺を見付けてくれたこと、縁と出会わせてくれたこと、全部今の俺の幸福に繋がってるしこう見えてアンタには結構感謝してンの。( 珍しく真剣な面持ちで本音吐露 )
縁じゃなけりゃ癪に障るようなこと沢山してきたけど、それでも気に入られてんなら安心したわ。( 安堵から短く息吐き )……あ゛ー、悪ィ。今はもうアンタしか興味ねえって言ったら、余裕の捕獲すぎてつまんない?( 焦り気味で謝罪述べ ) アア゛?何度でも言ってやるよ、アンタ可愛げねェつってんの。( 嫌味ったらしく大声で文句吐き )
この儘一緒に居たら、俺が出来る子だって嫌でも分かンじゃね。つーか今まで見下してたのかよ。( 眉間に皺を寄せ / むす、 )他人じゃンな響かねェけどアンタのはグッとくる……つうか、……今の忘れて。はあ゛?捨てる訳ねェだろ。なんか嫌な思い出でもあンの。少なくとも俺も大事に思ってるし、簡単に手放してやるつもりねェから。( 安心させるべく力強く抱き締め返し )あ゛ー……俺も言ってねェ気ィする。俺大学生なンだよ、ンな場所につけられちゃ周りに揶揄われンの確定だろ。( バツが悪そうに視線逸らし / 視線の圧に根負けし盛大に溜め息吐けば実情語り )まァ、何も仕掛けねェとは言い切ンねェけど。……ンな事思ってくれてたんだ?( 耳触りの良い声で紡がれる言葉に半ば耳を疑い瞠目 )
不安に思うようだったら何度だって言ってやンよ、怜サンの事すげえ気に入ってるって。( 真剣な面持ちで発話すればそっと頬撫で )ふうん、俺しか興味ねェんだ。追うのも楽しいけどよ、俺に好意持ってくれた上でもっとアンタの中グチャグチャにしてェ。俺でいっぱいにすンの。……だからつまんねェ事で謝んな。( 雑な手つきで相手の頭掻き撫で回せば不器用な言葉投げ掛け )うるっせェ。……ンだよ、可愛げって。じゃあアンタが手本見せてみ。( 咄嗟に耳塞ぎ呆れ半分顔顰め / 自身の辞書には無い言葉に再度文句垂れるも、閃きの赴く儘大雑把な提案を )
いつになんだよ、ソレ。ふは、怒ってる顔もかーわい。( 思わぬ失言に笑って誤魔化し / 頬ツン )可愛い縁の御願いでもそれだけは残念ながら聞けねェな、つーかもっかい言ってよ。……ならいい、アンタが今までの奴等みてェに急に消息不明になったりしないか少し不安になっただけ。( 安心した様子で瞼下ろしつつ体重預けて )ふーん、言ってくんねェの…?そん時は大好きなパートナーがいるって盛大に自慢してりゃいいんだよ。( 痕なぞるように触れ / 口角持ち上げ余裕気な態度見せ )アンタから仕掛けられる前に俺が先に動くから別にどっちでもいい。……あ゛ー、分かり難くて悪ィな。( 気恥ずかしそうに項へ手廻し / 瞳揺らしつつ呟いて )
縁から名前呼ばれンの、すげえ心地好いんだよな。( 屈託の無い笑み浮かべ / 擽ったそうに双眸細めれば掌へ頬擦り寄せ )ん、分かった。つーかそこまでされると気持ち悪ィくらいアンタのこと溺愛して何するか分かんねェよ俺。( されるがままに大人しく撫で回されれば横目に相手の表情窺い )ばーか、アンタと違って俺は常に可愛げあンの。( 上体前へ傾け距離縮めて / べ、と紅い舌覗かせながら嘲笑い )
知らね。アンタと離れねェ限りいつか訪れンだろ。うっぜえ、終いにゃその指噛み千切ンぞ。( 何気無くさらりと / 頬突く指先軽く払い除け )言う訳ねェ、自分から墓穴掘ってどうすンの。……急に事故云々に巻き込まれておっ死なねェ限り、怜サンの傍から居なくなンねェから。( 相手の後頭部に腕伸ばしサラサラと髪梳くように撫で / 顔見えない事良しと普段より幾分柔く微笑み )……言って欲しいンだ?結構はっずいな、ソレ。アンタ程肝座ってねェよ。( 擽ったげに微動し / ジト目で見遣り )は、何で。偶には俺の顔立たすとか歳上の余裕ねェのかよ。……んや、平気。突然爆弾発言投下されて結構照れンだけどさ、すげェ嬉しい、……かも。まだ感謝される程の事出来てねェけど。( 頬に赤みが差し火照り / 俯き気味で呟くように )
同感。俺も怜サンから呼ばれる名前の響きがすげェ心地いい。だからこの先も呼んで。すげェいっぱい。( 擦り寄る顔に小さく破顔し / 親指の腹で目許そっと撫でつつ本音を吐露し )俺だけしか見えなくなるアンタ、可愛いと思うけどなァ。だからなんの問題もねェわ。( 少々乱れた髪に満足気に腕を引き / 飄々と宣言 )はあ゛?何処にだよ。今ン所虐めっ子要素の方が遥かに強いンだけど、アンタ。( 納得いかない様子で首傾げ )
じゃあその内訪れるってワケだ、俺らは死ぬまで一緒だもんなァ?──…ッひ、ンな物騒なこと言うなよ。( 間抜けな声と共にビビって手引き )他人じゃ響かねェけどアンタのは、……何だっけ?結構アンタのこと気に入ってンの、だから居なくなられちゃ困る。( 柔い声音と髪撫でる手付きに安心感抱き / 何気無く背後から服の中へ手突っ込んでみて )当たり前、聞きてェに決まってる。つーかちゃんと友達いんの?勉強してる?( 親のような余計な心配の声を次々と上げ )……うるせェな、たった一歳差で歳上とか歳下とか。いつで22歳になンの。ンなことねえよ、すげえ感謝してる。いつも有難う、縁。( 否定するように緩く横に首振り / 珍しく簡明直截に素直な心情告げて )
おー、任せろ。縁もやっと可愛いこと言えるようになってきたじゃん。( わしゃわしゃと乱雑に頭撫で遣り / くす、 )せめて自制は保っておきたいから少し手加減して。( 乱れた髪整えるように雑に手櫛で梳かして )うッわ、心外だわ。こんなに近くに居て、俺のアイドル並の可愛げに気付けてないとか有り得ねェ。( 呆れたように深い溜息零し )
そりゃあなァ。精々アンタに見捨てられねェようにしないと、っつーのが釈然としねェけど。あは、冗談。( ふは、 )アンタ意地が悪すぎンだよ。ンなモテそうなお兄サンに言われると光栄だなァ。……ッ何してンの。( 嬉々と双眸細め / 想定外の行動に肩揺らし驚愕 )じゃあ怜サンも言って。そンなら言う。煩ェ連れ達はいる、らしくねェかもしンねェけど多少は勉強もしてる。アンタ親かよ、うぜェ。( 少々辟易したような態度で応え )つい最近──今年の6月で21ンなったから、22歳になンのは来年だな。怜サンはいつ23歳になンの。俺からもちゃんと祝いてェんだけど。……なに、急に改めて。( 普段の雰囲気と異なり実直さ感じられ目を瞠り )
……うるせ。今ので可愛いとか、アンタも随分俺に甘くなったなァ?( 大人しくされるが儘に / 乱れる髪の隙間からちらり視線と口角上げ見遣り )ヤダ。余裕無い姿見てェ。( 即却下 / 鼻で小さく笑い )自己評価高ェ……。ツッコミ待ちなのか冗句なのか分かんねェから恐ろしいわ、怜サン。( 連ねられる台詞に呆気にとられ / 肩竦め )
俺がアンタを手放すワケねえから、そんな心配するだけ無駄。……アンタのは冗談に聞こえねェっての。( 焦燥感掻き消すように雑に自身の前髪崩し )小学生がよく好きなヤツにちょっかい出す心理あンだろ、アレと似たようなもん。俺が目移りしねェように精々しがみついとけ。──…ほッそ。( 直接掌から伝わる温もりに心地良さ覚え / 背中から腰へと緩徐に指先滑らせては柔く脇腹掴み )俺が先に求めてんのに、なんで俺から言わなきゃなンねえの。狡ィ。うわ、大学生にもなって反抗期かよ。( 眉間に皺寄せ )あ゛ー…もう少し出会うのが早けりゃ一緒に祝えたのに。すげェ遅れたけど誕生日おめでと。俺も5月で22歳なったから来年だな。……うるせ、別にいいだろ。偶にはちゃんと伝えとかねェと後悔しそうだったからってだけ。( 徐々に声量小さく / ふい、 )
あー、そうかもな。すげェ可愛いよ。( 顔寄せ前髪へと軽い口付け落とし / 微笑浮かべ乍ら愛らしそうに見詰め )もういーわ、好きにしな。アンタの力量で俺をグチャグチャにさせられるもんなら、な。( 煽り口調で挑発して )アア゛?どっちでもねェし、俺はずっと本気なんだけど。( む、 )
それマジで言って──…あ゛ー、駄目だな。アンタが魅力的だから心許なくなっちまう。アンタの手、好きだからンな酷い事しねェよ。( 言いかけた問いを無理矢理嚥下し眉垂れさせ自嘲気味に一笑 / 緩く首を左右に振り )へえ、22歳にもなって素直になれねェんだ。反面教師にしよ、アンタの事。因みに、遊び人の怜サンは今後目移りする予定とかあンの?──うあ、擽ってェ。……ソレ色んなヤツに言われンだよ。ンな細くねェのに。( 揶揄するようににんまりと双眸弧の形に細め / はあ、 )お手本ってヤツ。ほら、早く聞かせろや。残念乍ら反抗期はもう終わってンの。アンタにだけ特別な俺を提供してるだけ。それとも演技で塗り固めた、クソ甘ったるい俺の方が良い訳?( 聞き届ける姿勢のみ万全で / 態とらしい甘い笑みを携え )あんがと怜サン、プレゼントはちゅーでいいよ。なァんだ、二人して来年かァ。まあその分贈るもん考える時間もあるから良いか。( 自身の頬指差し屈託の無い笑み浮かべ / 少々残念そうに眉垂れ )ふうん、律儀だねアンタ。そりゃあモテるわ、今は俺のだけど。( 素直なまでの感心と若干の独占欲織り交ぜ )
可愛いって……ああクソ、慣れねェ。( 様になる仕草と不慣れな甘い言葉にむず痒そうに呟き / 視線交錯するなり見慣れぬ表情に心臓跳ね小さく息詰まらせ )うッわ、失礼じゃね?随分軽く見積もられてンな。後で後悔すンのアンタなのに。( 煙草の箱取り出し乍ら溜め息吐き )本気でさっきの言ってたら流石に笑うわ。アイドル並みの可愛げ、なァ?( 先刻の台詞反芻させ首傾げ )
どうやったら伝わンの、俺がアンタしか見てねェってこと。……へえ、好きなのは俺の手ェだけ?( 性根の悪い笑みを口元に湛え / 親指の腹で幾度か左右に頬骨撫で )そういうアンタは心の底から素直って言えンのかよ。そんなん縁次第じゃね、アンタが此の先も傍に居てくれるってンなら遊び歩く必要ねェしな。ちゃんと飯食って──…ンや、過保護すぎて気持ち悪ィからやめた。( 言いかけた憂事に嫌悪感抱き中途半端に押し留め / 忽然と密着していた身体離し )俺が先に並んだのに割り込んでくんな、理不尽野郎。早く言えや。別にいつも通りのアンタで良いけど、どうせならそのクソ甘ったるい俺ってヤツを見せてもらおうかな。( 興味本位で提案乗っかり / 鼻で笑い )折角の誕生日のお祝いなのにそんなショボいのでいーの?時間はたっぷりあるから俺の喜びそうな誕生日プレゼント考えといて。( ぱちと瞠目しては応えようと指し示す場所へ顔寄せ / 残念がる相手宥めるように頭撫で )律儀っつーか、アンタを捕まえておくのに必死なだけ。( ふ、 )
俺はまんまとアンタの思い通り溺れまくってンだから良かったじゃん、……年下に踊らされてンのは気に食わねェけど。( 脱力したように相手の肩口へ顎乗せ / 苦々しい笑み携え )ハイハイ、後悔ね。そんな感情忘れちまったからアンタが思い出させてあげてよ。──はい没収、吸いすぎな。( 煙草取り出す仕草横目に聞き流し / 呆気なく煙草の箱奪い取れば為て遣ったりという満足気な顔付きで )他の人の前じゃこんなんじゃねェわ、本来はもっと可愛がられてンの。( ふん、 )
そんなもん伝わってる。伝わってるンだけど、俺が綺麗に全部受け止めらンねェだけ。慣れじゃね、知らねェけど。……なんか言わせたがってンような顔。( 肌伝う温もりに安堵を覚え / 不穏な笑みに警戒心隠さぬ儘指摘し )欲にゃ素直、つーか忠実に生きてるつもり。うげェ、全部俺任せかよ。まァこの先も勝手に傍に居座るつもりだけど。だから、……誰でも良いなら俺の事選んでくんね?アンタも人の事言えねェじゃん。( 熱籠る視線で見詰め / 手首掴み上げ驚愕と揶揄を半々に呟き )ンな言い方されちゃ言うもんもねェわ。おっけ、演技の方選ぶんだ?言っといてなんだけど疲れンだよなァ。……まァいいや──おいで、怜サン。( 可愛げの欠片も無く生意気に告げ / 普段より幾分か柔く低い声音と甘ったるい表情携え両腕広げ )いーの。一番欲しいもんは手に入ってる訳だし、其奴から貰うもんなら何でも嬉しいンだよ。……あ、ゴミとかは無しで。んー、了解。楽しみにしてて。( ご機嫌な調子で言葉連ね / 若干の不服さ残した儘素直に応じ大人しく撫で受け )脱走も失踪もしねェ優良物件なのに、なにをそんなに恐れてンの。( 表情から答え探らんとじっと見詰め )
はいはい、其の儘利口に溺れてて。今のアンタじゃなんの文句も可愛くしか聞こえねェから、俺ちゃんノーダメだわ。( 淡々と本心告げ乍ら幾度か軽く背を叩き )……俺の知らねェアンタって、上手く言えねェけどなんかうざってェ。──ッは?返せよ、まだ全然吸ってねェだろ。ソレねェと口寂しいンだよ。( 煙草奪い返そうと腕伸ばし )本来がどうとか、知ったこっちゃねェわ。俺の前に居るアンタが全てだし、……俺はソレしか知らねェし。( はあ、 )
じゃあアンタが綺麗に全部受け止められるようになるまで俺も手貸すわ。……いや別に、ただこんなに俺の色んな部分知ってて縁が気に入ったのって手だけなんだァって思って少し悲しくなっただけ。( 態とらしく哀調帯びた声音響かせ / 力無く腕下ろせば見えない尻尾項垂れるように落胆して )忠実ゥ?俺の前でもアンタは忠実だって言えンの?悪ィけど俺は誰でも良いってワケじゃねえの、ちゃんと俺好みのヤツ選んでっから。でもさ──アンタの良さを知ってしまったらもう縁以外受け付けらンなくなっちまった。…ん、アンタが世話してくれンの?( 視線交われば引き寄せられるように触れる程度の丁寧な口付けを / 掴み上げられた腕一瞥しては直ぐに彼へ視線戻し )あ゛ー…くッそ、好き、だよ。───…行く。( 終わりの見えない歯痒い遣り取り続き根負けしては無愛嬌に言い放ち / 躊躇いなく歩み寄れば表情変えず腕の中へ飛び込んで )あ、俺の用意してたプレゼント候補が消された。何にするか迷ってンなら、全然土地とかでもいーよ。( 思考読まれたような指摘に呆然として / 愉しげに喉奥鳴らし巫山戯て )いつも最悪なケースばっか想像して不安になってンの、アンタのこと失いたくねェから余計に。( 決まりが悪そうに視線余所へ背けて )
あー、すげえ腹立つ。…今なら何してもノーダメだし許されるンだよな?( 目前に映る首の付け根容赦無く噛み付き苛立ちぶつけ )ソレ何か知ってる?独占欲って言うんだよ、お兄さん。──暫く禁止な、お子様はガムでも食ってろ。( 身軽に躱せばポケットへ仕舞い / 短く紅い舌覗かせて )アンタの生意気が移ってんの、仕方ねェだろ。( む、 )
マジ?長くなるよ、多分。手だけじゃねェよ、アンタの全部気に入ってるっての。……じゃなかったら、とっくに関係性終わってンだろ。( 何気無い素振りで聞き返し / 翳る表情視認して仕舞えばバツが悪そうに首裏掻き乍らぼそぼそと告げ )俺は俺に忠実なンだよ。誰かの言いなりになる柄じゃねェし。アンタなら分かってくれると思ったけど。それで良いンじゃね。俺だって怜サンと出逢ってから変なんだよ。暇な時にゃ、──腹立たしいけどアンタの顔が浮かぶし。責任とって。……世話ァ?飯作ったりって事?( 優しげな口付けに応じた後に、伏せた瞼緩慢に開き自身の唇無意識に指先でなぞり / 其方側の経験乏しい中浮かんだイメージを雑多に問うて )ん、俺も好きだよ。怜サンの事。──アンタって意外と甘えた?いーよ、今気分良いから何でも聞いてやる。( 然れど至極嬉しげに笑み湛え素直に応え / 程よい力加減で抱き留め耳許で囁き )おい、ナチュラルにゴミ渡そうとしてンじゃねェよ。土地も要らねェし。……──あ、でも怜サンと住む快適な部屋は欲しい。( 渋い表情にてツッコミ入れ / 年齢相応に若干の無邪気さ包容した弾んだ声音で我儘ひとつ )それ抱えてンの結構しんどくね?もっと気楽に、……出来たらンな事言わねェか。取り敢えずさ、俺の事信じて。怜サンに救いようの無いくらい溺れてる馬鹿なヤツの事。( 片手取れば手の甲に口付け落とし )
ッい゛……物理は違ェだろ…!( 生理的な涙が双眸に膜を張り必死に訴え )これ独占欲っつーの?名前あったんだ、このモヤモヤしたヤツの。ガム持ってねェし。なに、禁煙させてェの?キスん時苦かった?( 胸元擦り乍ら不可思議な感覚に首傾げ / 唇尖らせ文句垂れては不意に沸いた杞憂に声潜め尋ね )アンタはアンタの儘で良いのに。影響受けちまう程俺が気に入られてンなら、まあまあ嬉しいけど。( くく、 )
別にいーよ、呆気なく終わってもつまんねェし。……ンは、満足。( 嬉々として自然に歪む口元隠すように手の甲当て / 言葉通り満足気に双眸細めて )それは分かるけどさァ、アンタが素直で俺が素直じゃないってのが気に食わねェ。あー、それすげェ可愛い。俺が一生面倒見てやる、…ってのは責任取ったことになる?んー、まあそんな感じ。つか飯作れンの?( 短く舌覗かせ上唇舐めずると同時に相変わらずの横柄な態度披露し / 驚愕したように目を瞠り )───…ッ、ンだよ。俺がいちいち好きって言わねェと伝えてくんねェのかよ。甘えんの苦手だし甘えられる方が好きだけど何故かアンタには甘えたくなンだよ。演技でも何でも良いけど、取り敢えず今はドロッドロに甘やかして。( 行き場の無い不満に押し包まれ顔顰め / 耳揺らす甘ったるい台詞に微かに身動ぎ反応 )奇遇じゃん、俺も同じこと思ってた。( 満悦に顔綻ばせながら声弾ませて )……ん、有難う。歳下のアンタに諭されてンのってすげェダサいけど。( 彼の言葉に小さく頷き応え / 口付けされる光景目の当たりにして仄かに顔赤らめれば拒否はせずとも逃げる様に視線逸らし )
……好きなヤツの血なら美味かったりすんのかな。( 必死な訴えも耳に届いておらずぽつり心の声洩らし / 歯型の付いた首根惘と眺め )そのモヤモヤさ、俺以外にも感じたりすんの?ガムなら此処にあるけど要る?──あ。アンタの煙草吸ってる姿嫌いじゃねェし辞めろとまでは言わねェけど、吸いすぎは心配になる。……ッ、味なんてもう覚えてねェよ。( 口内にある咀嚼したガム見せ付けるようにあんぐり口開き注目誘い / 先刻の深いキス思い出し分かり易く頬に含羞の色浮かべ )気に入ってるなんて言ったらアンタ絶対調子乗るから言わねェ、…つってもほぼ言ってるようなもんか。( ふは、 )
やべ、アンタとの会話楽しくてしょうがない。気付いたらこんな長くなってンのマジ申し訳ない。律儀にひとつひとつ返さなくてもいーし、面倒だったらどっか省いてもいいから。まああんま気負わずに適当にダラダラ続けてくれりゃ本望だからさ、長いのしんどかったら言ってな。んじゃ、連投失礼。
……狡い、アンタばっかり余裕そうで。( 不服げに唇尖らせぼやき / 嫌でも実感せざるを得ない年の功に牴牾しさ感じ )じゃあアンタも素直になりゃいいじゃん。何の躊躇?四六時中アンタの存在気にしちまうの、今までこんな経験ねェからむず痒い感じ。なる、…でも俺が本気にしちまうから駄目。すっげェ頑張ればイけるかも。絶賛コンビニ飯生活してるけど。( 語尾に掛けて徐々に尻窄み )ンな事もねェよ?ッあは、分かるなァ。俺達すげェ似てンね。で、アンタはどうされてェの。( 抱え込むように抱き竦め普段より穏和な声音意識し尋ね / さらさらと流れる髪を指先で梳き撫で )じゃあ数日遅れのプレゼントはそれで。( 嬉々と表情弛緩させ強請り )
うッわ、猟奇的~…。血ィ出る程噛まれたら流石に俺も泣く。( 防衛本能働き歯型ついた首筋抑え徐に退路辿り )内緒。赤裸々に語ったらアンタ調子に乗りそうだから。うえ、要らね。新品のが良いンだけど俺。( 咋に顔顰め / 掌差し出し図々しくも催促 )偶には手放しで喜ばせてくれても良くね?( むす、 )
長文になってくると返事の速度落ちちまうから、お言葉に甘えて冗長しがちな場面は少し削らせて貰った。気遣い有難うな。……それと俺も、アンタと話すのすげェ楽しいよ。
危ね、補足させて。冗長しがち、つーのは俺がって意味。つい話すの楽しくなっちまって、一つの場面に長文の台詞やらロル添えちまいそうでさ。アンタが気に病む必要ねェ事だから、そこン所は把握してくれりゃ嬉しい。
何も心配することなんてねェよ、大人の俺に任せてアンタは甘えてりゃいい。( 態とらしく"大人"強調させては宥めるような穏やかな口振りで )俺が素直になったらそれはそれで気持ち悪くねェ?……本気にしてくんねェの?俺のこと気にする暇ねえくらいずっと一緒にいればいいじゃん。俺も最初は自炊してたけど最近じゃコンビニ飯ばっか。縁の手作り飯食いたい、つか食べさせて貰いてェわ。( ふは、 )──アンタが本当に俺のこと好きなのか分かんなくなってきたわ。んん、今は眠ィから一緒に寝て。あとアンタと酒も飲みたい、ちゃんとデートもしたい。( 次第に襲ってくる眠気に逆らえず覇気のない声響かせては大きな欠伸ひとつ / 次から次へと溢れる欲をここぞとばかりに要求 )ほぼ監禁みてェな生活になると思うけど大丈夫?( 巫山戯た調子で笑い声上げながら戯言吐いて )
アンタの泣き縋る顔想像しただけですげェ唆るんだけど。( 仄かに血走った瞳を真っ直ぐ向けて / じわじわと追い掛けるように緩慢に距離詰めて行き )うッわ、ケチー。図々しいアンタにタダで新品渡すのは勿体無いからやだ。( ふん、 )えー、それって俺に得あんの?( 咋に嫌がり )
ん、了解。わざわざ補足まであんがと。俺も成る可く削れるとこは削ってくようにするけど、縁の負担になりそうだったらまた教えて。他に何も無けりゃ此方は蹴っていーよ。
はいはい、ンじゃあ精々大人な怜サンに甘えて過ごす事にするわ。甘え方とか知らねェけど、要はアンタを手本にすりゃいいンだろ。( 強調部分看過出来ず真似て繰り出す言葉は相変わらず小生意気で )んー……駄目だ、全然想像つかねェから何も言えない。幾ら強気に出ても、一緒に過ごした日々と比例して俺だってアンタを失った時とか考えちまうの。だからちょい怖いっつーか……良くねェよなァこんなの。自炊経験ゼロの奴にそれ言う?マジで言ってんの?( 自嘲気味に笑えど上手く表情作れず / 余りの驚愕に目を瞠り )いや好きだけど、…何回言わすんだよ。熱し難く冷め易い俺がこんだけアンタの傍を切に願ってンの、そんなに伝わってねェかな。おー、すげェ沢山。いいじゃん、全部やろ、怜サン。( 不器用に言葉連ねるも不貞腐れ気味に呟き / 幼子寝かしつけるように背中をぽんぽんと叩き乍ら次々溢れる欲求に声量控えめに同調と一笑 )大学行かせてくれて、快適に過ごせンなら別に良いよ。今までよりアンタと一緒に居れンだろ?( あっけらかんと述べ )
無理、ストップ、一旦落ち着け!俺痛ェの苦手なんだって。流石に怜サンの前じゃ泣きたくねェよ、だっせえし。( 咄嗟に思い出せる限りの制止の言葉振り絞り / 両手の平を相手と間に隔て終ぞ顔背け )どっちがケチなんだか。一枚くらいくれても良くね?お兄サンに煙草没収されて口寂しいンだっての。( 脱力しうだうだ文句垂れ )え、俺が喜んだらアンタ損でもすんの?( 思わぬ発言に幾つか瞬き )
お、上出来。よーく分かってんじゃん。( 満足気ににんまりと口許弧を描き / 手の平全体を使って乱雑に髪撫で回し )縁が望むならそりゃあ素直にだって何だってなるけど、別にそこまで望んでるワケでもねえんだろ?……ッふは、二人してお互い失った時のことばっか考えててほんと滑稽。俺もすげえ怖ェの、アンタと同じ。でもお互いそう思ってンなら暫くは大丈夫なんじゃねェの?知らんけど。えー、俺のために頑張ってくんねェの?( 安心感与えようと懇篤極めた口振りで瞳覗かせ / 大人気無く駄々を捏ね )ごめん、ちゃんと伝わってる。欲しがりすぎただけ。──好きだよ、すげえ好き。全部叶えてくれンなんて贅沢だなァ。( 半ば強引に腕掴み抱き寄せては思いのままに好意連ね / 腕の中で密かに頬緩めつつ緩慢に重い瞼下ろし )……え、マジで言ってンの?( 本来なら忌むであろう事にも抵抗無く受け入れる様子に驚愕して瞠目 )
あんま暴れられると俺も優しくできねェからじっとしてて。大丈夫、少し我慢すりゃすぐ終わるよ。( 遮る両手掴みいとも簡単に頭上で拘束 / 犬歯覗かせながらゆっくりと首元へ顔近付けて )……うるせ、親切心で没収してんだから少しは感謝して欲しいくらいなんだけど。( 不服そうに頬抓り )んー、損はしねェけど得もなくね?
ほんっとにアンタって腹の立つ大人…。( されるが儘、髪直す気力も湧かずして鬱陶しげな前髪の隙間からジト目で見遣り )ん、今ン所は別に。ああでも、いつか俺の力で素直になってる怜サンが見れりゃいいなんて思ってる。確かにお互いこう思ってる内は──だと消費期限が有るみてェでちょっと嫌だけど。じゃあ作ってる間隣居てくンね?……火とか包丁、不慣れ過ぎて最早怖ェし。( 安心感と気遣い感じ得て / 窺うように視線滑らせ )偶にすげえ甘ったるくなんの狡ィよなァ、こっちの気も知らないで。そ、アンタだけの特別待遇。どれも楽しそうだし、アンタが一眠りしたら計画立てねェ?……なァんて、もう聞こえてねェかな。( 腕の中耳殻を仄かに紅く染め / 瞼閉ざした端正な顔立ち覗き込めばひとり小さく笑み )マジだけど。──んえ、何、全部冗談だった?( 頭上に疑問符を散らかしたように理解追いつかず、漸く思い至った解答を照らし合わせようと声潜め問うて )
マジで止めね?俺噛んでも美味しくねェし……なァ、絶対痛ェやつじゃねェかよ…!ンの噛み付き魔──( 退路絶たれた末に覗く鋭利な犬歯に背筋冷やし / 距離を取ろうと身動ぐなりせめてもの抵抗を )別にいいだろ、アンタより少ォし寿命縮むくらい俺の勝手だし。あ゛ー……落ち着かねェ。( その手の甲ぺちぺちと軽く叩き / 気怠げにソファに深く背凭れて溜め息吐き )怜サンって結構損得勘定強いタイプなのな?( 首傾げ )
大人に対してその口の利き方はあんまりお勧めしないなァ?( 視線交錯するなり表情其の儘に緩り首傾げて )ソレは流石に難しいんじゃねえ?アンタの操り人形になるほど俺は簡単じゃねェよ。大丈夫、信じて。──としか言えねェわ。それとも約束の指切りげんまんでもしとく?全然いーけど、アンタが可愛すぎて邪魔しちまうかも。( 未だ僅かな煩慮残留していることに気付けば小指差し出しひとつ提案 / 愛らしい懇願に思わず緩む口元を隠すように手の甲当て )ん、じゃあこういうの言いたくなっても我慢した方がいいの?───ン。( ふと湧き出る悪戯心隠さず問うて / 段々と遠のいていく意識に逆らえず其の儘眠りに就けばすやすやと静かに寝息立て )……いや、すげえ嬉しい。縁みたいな人と結婚したいわ。( 左右に首振り否定の意示し / 幼さの残る無邪気な笑い声を上げて )
……なーんて、アンタが嫌がることを無理矢理すんのは俺の道理に合わないっつうか。まあでも痛いことが苦手っていう弱味を俺が握ってることは忘れないように。( これまでの一連の流れも全て冗談だと明かせば拘束した腕解き / 満面の笑みを浮かべながら脅し文句を後付け )それが嫌だっつってんの、……早く口開けろや。( 顔顰め / 開封したばかりのガム片手に見詰め )あー、そうかも。まあでも縁と居れば俺にとっちゃ得ばっかなんだけど。( ふ、 )
一報入れンの遅くなって悪ィ。現在進行形でちょい体調崩しててさ、返事はもう少し待っててくれりゃ有り難い。暑さも続くからアンタも気をつけて。
……だってアンタ、歳上って雰囲気無ェし。( 言い訳ぼやき / 交わる視線に気後れし逸らして )ッはは、操り人形って人聞き悪ィなァ。物理的にじゃなくて、俺と接してる内に段々その強気な姿勢も解れてくれたンなら良いなっつー唯の俺の願望。勿論信じてる、…けど指切りはしとく。俺は良いけど怜サンが怪我しそうだから駄目。やっぱアンタは遠くにいて。おい、何ニヤけてんだよ。( 否定の意を唱えた後にぎこちなく小指絡ませ / 過保護な面垣間見せ )ヤダ。言ってくんねェと困る、そういう怜サンの事も好きなんだよ。察しろ。……綺麗な顔。これは女も男も寄ってくる訳だわ。( 恥ずかしげも無く赤裸々に伝え / 起こさぬようそろりと腕中抜け出し床に座り込めば、まじまじと相手の顔を眺め独り言ち )そこは俺とじゃねェの?──なァ、アンタが偶にするその笑い方すげえ好き。可愛い。( 揶揄しては目配せし / 慈しむ視線と共に其方に手を伸ばし指の腹でそっと目元撫で )
怜サンの冗談怖ェよ。何処で培ってンの、その演技力。うッわ、勢いで言っちまった。よりにもよって一番厄介そうなアンタに。( 思わず口元抑えるも時既に遅し / 降参とばかりに肩竦めては溜め息 )……太く短く生きてェんだよ。置いてかれたくねェの、特に怜サンには。──あ。( 逡巡した挙句瞼伏せ本音吐露し / 素直に口を開き待機 )それマジ?信じて良いヤツ?( 今にも緩みそうな表情筋を抑え込み、平静を装った儘問うて )
暫く待って、とか言ったのに、結局アンタが恋しくて返事書いちまったから投下しとく。普段のやり取りより日付け食っちまってごめん。圧倒的俺が悪いし、不満がありゃ幾らでも聞くから。んじゃ、おやすみ。
歳上の雰囲気なけりゃ誰にでもそんな口の利き方していいんだ?( 逸らされた視線捕まえるようにやんわりと顎掴み此方へ誘導 )叶うといいね、その願望ってヤツ。ハイこれで約束成立、俺は約束破ンのも破られンのも嫌いだから縁もちゃんと守れよ。一人にすんのは危ねェから駄目、つーかやっぱアンタは何もしなくていいや。ずっと俺の腕ン中に居て。( 絡ませた小指上下に軽く揺すり / 気が変わったのか半ば強引に抱き寄せれば腕の中に閉じ込めて )ッふは、鈍くて分かんなかったわ。そういうことなら任せて。……縁、何処行くの。( 期待通りの返答に満足気に表情緩め / 離れていく温もりに覚醒して重たい瞼持ち上げれば目の前の相手を不安気に見詰めて )あー確かに、縁と結婚してェわ。──は、何急に。( 揶揄だと分かってい乍らも同調し / 突拍子もない言葉に対応しきれず瞳揺らし動揺の色浮かべればじわじわと遅れて頬に熱を持ち )
最初から冗談のつもりだったけど嫌がられてなけりゃ普通にしてたかも。この弱味を使って手始めになんか買って貰おうかなァ。( 視線を宙へ這わせては暗黒微笑携え )自分勝手すぎンだろ、俺だってアンタに置いてかれんのは結構しんどいんだけど。……どう?煙草よりも美味くね?( 不満投げ掛けると共に額小突き / 口内へガム放り投げれば反応窺うように見詰め )逆に信じてくんねェの?俺の本音。( ふ、 )
体調悪いのにわざわざ返事あんがと。一報までくれてたのに気付くの遅れて悪ィ。んで、体調はどうよ。やっぱ今もしんどい?俺もアンタの身体が一番心配だからさ、体調良くなるまでは俺のことは気にせずゆっくり休んで早く治して。……ンや、やっぱ寂しいから少しだけ俺のことも考えてて欲しいかも。( ふは、 )返事は幾らでも待つからそこんとこは大丈夫、お大事に。
……う、いや、ンな事ねェけど。( 半ば強制的に交錯する視線に狼狽え )当たり前だろ。簡単に手放すとか絶対しねェから。アンタもそうだって信じてるし。はあ?食いたいんじゃねェの。低クオの俺の手料理。( 絡んだ小指に僅かに力入れ相手の表情盗み見て / 腕の中動揺を示し )困る。もっとアンテナ張っといて。ンで俺の思考分かっちまうくらい傍に居てくンねェと駄目。え、──あ…水?喉乾いたから。( 両手の平で頬を包み額同士を合わせるようにして / 顔が見たかった等素直に言えずそれらしい言い訳を述べ、安心させるように髪撫で )生活力無いなりに頑張るし、アンタの事捨てたりしねェし。結構優良物件だと思う、考えといてくんね。俺との結婚。んー、なんか唐突に伝えたくなったっつうか。ッはは、頬っぺ赤い。( 熱を持つ片頬に手の甲当て / けら、 )
恐ろし……俺の歯よりは噛まれても痛く無さそうだけど、やっぱなんか抵抗あンだよなァ。怜サン力加減下手そう。うえ、マジ?苦学生にそんなん強いるとか鬼かよ。( 苦虫を噛み潰したような表情で呟き / 僅かに後退しつつ怯え )アンタだけじゃねェよ。色んなもんに置いてかれンのにもう疲れちまったの。はは、言えてる、俺超自分勝手だな。……んー…、嫌いじゃねェけど煙草の方が美味い。( 眉尻下げ力無く笑い / もぐもぐと咀嚼し乍ら文句垂れ )信じる。アンタの事は多分誰よりも信頼してるし。( へら、 )
はよ、怜サン。返事すんの結構遅くなっちまったね。病院に暫く世話ンなって、今はもう元気。……まだ経過観察の身だけど、アンタに会いたくて来た。流石にンな空けてたら、怜サン居ねェかもだけど、今度は俺が待つ番だから大人しーく忠犬しとくわ。まァ改めて、心配かけてごめんな。ただいま。
……ごめんなさいは?( 悪戯な笑み湛え乍ら瞳覗かせ )アンタと出会った時から手放せなくなるようにかけた呪いが効いてるみてェで良かったわ。そりゃあいつかは食いたいけど、今は此処に閉じ込めたまま離したくねェ。( 表情弛緩させ安堵 / 縋るように無意識に腕に力込め )こんなに好きなのに未だにアンタのこと読めねェからもっと一緒に居ねェと駄目みてェだわ。──へえ、俺より水優先すんの。( 目のやり場に困ったように瞳揺らし / 不服そうに顔顰めつつ背を向ける形で寝返り )流石に結婚までの決断が早すぎんじゃねェの、お兄さん。こんな生意気なヤツを生涯を共にする相手に選んじゃっていいの?……うるせ、男相手に可愛いとか使うなよ。( 今にも緩みそうな口許隠すように手の甲当て / 軽く手振り払い文句垂れ )
アンタの泣き縋る顔が見たくてやってんだから、力加減なんてしねェけど。でも俺あんま物欲ないんだよね、──強いて挙げるなら縁が欲しいくらい。( 涼しい顔で淡々と述べ / くす、 )縁を置いてったもんと俺は違う、俺はアンタ一人置いて絶対に居なくならないって誓える。だから縁も置いていかないって言って欲しかったわ。……あそ、じゃあ返せ。( 眉尻下げ哀愁漂う面持ちで呟き / 片手で両頬挟み乍らぶっきらぼうに言い放ち )この短期間で縁の一番貰えんのは嬉しい。( へら、 )
縁、会いたかった。待ってる間に病状悪化してないかとか、このままずっと返事なかったらとか、悪い想像ばっかして勝手に凹んでたからまたこうやって話せて良かった。……俺のこういう言葉が縁を無理させてる原因になってンのかな、とか。駄目だね、アンタのことになるとすげェ悲観的になっちまう。聞かなかったことにして。取り敢えず俺は縁と話せるだけで十分幸せ感じるくらいには好きだから、心配も迷惑も沢山掛けていーよ。我儘も不満も何でも聞く。まァ改めて、おかえり。
何それ。俺が謝る筋合いとかねェんだけど。( 不服気味に眉間に皺寄せては顔背け )ッはは、怖ェ。確か初めて会話した時も、離れたら呪い殺すみてェな事さらっと言ってたよな。アンタってマジで気紛れだなァ。よしよーし。( ふは、 / 鼓膜を揺らす甘い台詞に頬上気させ乍らも誤魔化す為に軽薄な調子で背中撫で )ん、だから一緒に居て。せめてアンタが満足するまでで構わねェから。──なんて殊勝な事言えたら優等生なんだろうけど。……あ、違…( 額に唇触れさせ身を引けばクッション抱え丸まった姿勢の儘独り言ち / 思わず伸ばした手の行く宛て失い力無く下ろし )結婚してェなんて言われちゃ、流石に鵜呑みにすンだろ。後アンタは生意気じゃねェよ、面倒臭いだけじゃね?……俺は怜サンのそこが愛しくて好きだし、俺が一番受け容れてやれると思ってンだけどさ。じゃあ何なら許してくれんだよ。( 滔々と述べるは少々捻くれた愛の言葉 / 振り払われた手擦りつつ首傾げ )
……俺の事もっと大事にしてくれても良くね?ンなの当てずっぽうに言うと本気にしちまうんだけど。それとも喰われてェの?( 掌の上弄ばれる感覚に抗議の意を込めたジト目で見遣り / 色香漂う笑みを湛え )置いてかねェって。こんなに大切に思われといて投げ捨てる程浅い男に見える訳?あー……ほら、ンな顔してっと男前が台無しだろ。はあ?返すってどうやって。( 乱雑に相手の頭掻き撫でるも朗笑混じりの声音は至極優しく / されるが儘に幾度か瞬いて )短期間つっても濃厚だったろ。……いーな、俺も早く怜サンの一番になりてェ。( ふう、 )
腰据えて気長に待つつもりだったから、直ぐ駆け付けてくれてすげェ嬉しい。──…けど、無駄に心配させちまったみてェだな。取り敢えず言えんのは、怜サンが原因で無理してるだとかは一切ねェよ。そこは安心して欲しい。……まァその要因作ってるのは俺みてェだけど。今まで遊び歩いてた分のツケが回ったみてェ、ド本命を相手にするって結構難しいのな。マジで。珍しく本心で話してくれたし聞かなかった事にはしたくねェけど、アンタがもっと幸せ感じてくれるように頑張るからこれからもよろしく。それと俺だってこう見えてもちゃんと怜サンの事好き、──なんだけど……なあ、気付いてる?ッあは、負担になんねェくらいに留めとくわ。あんがと、怜サン。冗長しちまったし、こっちは蹴って貰っても構わねェよ。
れーおサン、連投悪ィ。想定外に長くなっちまったから、負担だったら本文の不要に思った場面とかも適当に蹴って貰って構わない。話してェ事沢山あって困ンね。
うわ、出た意地っ張り。縁もまだまだ餓鬼だな。( 態と煽るような発言を )……そ?アンタと一緒に居られりゃ何でもいい、単純だろ。( 背中撫ぜる温かい掌に安心感覚え一気に全身の力抜け )ンは、可愛。じゃあアンタがどれだけ一緒の時間を過ごそうが俺は満足しねェからずっと傍に居て、とか流石に強欲すぎ?──水飲んできなよ、アンタが此処を離れてる間に俺は居なくなっちまうかもだけど。( クッション抱える姿も相まってフツフツと愛着湧けば眉尻下げ困ったように笑い / 相も変わらず拗ねたまま子供染みた脅し文句を )ッはは、すげェ悪口。こんな面倒臭ェやつを手に負えンのはアンタだけだから一生面倒見てやってよ。( くつり喉奥鳴らし嬉々たる表情浮かべ )
アンタの誰にも見せねェような表情まで全部知っておきたいほど好きってだけじゃ許されねェ?……縁になら大人しく喰われてやってもいいと思ってるよ、俺は。( 先程までの脅威的な言動とは反して優しく瞼へ唇当てれば柔らかい口調で問い掛け / 反論する事なく呆気なく認め )んーん、ちゃんと信じてる。でも万が一俺から離れるようなことがあれば一言欲しいかも、そん時はちゃんと受け入れられるように頑張るし。( 乱雑であれど不思議と心地好く瞼下ろして身を委ね )何言ってンの、とっくに一番なんだけど。つかこんだけ愛されててまだ一番じゃねェと思ってたの。
気ィ遣ってくれてあンがと。負担とかには一切なんねェけど、長いと待たせることになっちまうからお言葉に甘えて少しだけ削らせて貰った。話したいこと多過ぎてすぐまた冗長させちまうかもしんねェけど、そん時は適当に蹴って貰って構わないから。いつもあンがとね、此方は蹴って大丈夫。
餓鬼で上等。まだ我儘も生意気なのもギリ許される年齢なンで。( さらり躱せば滔々と語り )随分気に入られてンのな、俺。( 弛んだ拘束の分相手の体温求め埋もるように再度抱き締め )そンなんで強欲は無ェよ、大丈夫。好いてる相手からソレ言われて喜ばねェ奴なんて居ないと思うし。……水飲みに行った儘、俺が帰らずにべそかいても知んねェから。( 肯定と共に宥める言葉紡ぎ / 弁解の気力湧かずして終ぞ拗ねて仕舞えば重い腰を上げ )アンタは面倒臭くて可愛い、──これ悪口に入んだ?つーか俺が面倒見る側なのかよ。しっかりしろよなァ、お兄サン。( 呆れた調子で軽く肘で脇腹小突き )
う、……それは狡ィよ。許したくなっちまうし。なァ、本気で言ってんの?今の。( 反射的に瞼閉じ唇の柔い感触を享受し / 笑い声混じりに尋ねれど瞳の奥仄かに熱が灯り )分かった、…けど相当な事がなきゃ怜サンから離れるつもりねェよ。そこン所、頭に叩き込んでおいて。( 乱れた髪を手櫛で整え乍ら落ち着いた調子で言い聞かせ )だってアンタ腹の中読めねェし、俺より魅力的な奴なんて探せばいっぱい居るだろ。なのに──…俺、怜サンの一番なんだ。駄目だ、ニヤけそう。( 弛緩する表情筋と上気した頬隠すように口許へ手の甲宛てがえば視線落とし )
うわ、うぜェ。アンタの餓鬼の部分が俺ン中で可愛く映ってしまってンのも気に食わねェし。( 首裏掻き乍ら不服そうにぼやき )……ん、気に入られてる自覚無し?( 目前に映る艶々とした首筋へ色めき立ち誘われるように幾度か口付け落とし )こんなに人好きになったことないしどう伝えたらいいか分かんねェけど、俺はもう縁が居ないと駄目みてェだわ。──無理、そんなに行きてェなら俺も連れてけ。( 抱き抱えるクッションにすら羨望の視線向け / 遠のく気配に堪らず上体起こせば咄嗟に手首掴んで )面倒臭いのが可愛いってアンタほんと物好き。仕事に追われる日々で疲れてンの、年下特有の可愛げってヤツで俺のこと癒して欲しいンだわ。( 気怠げに脇腹小突く肘はたき )
全部俺のもんにしたい、……駄目?本気だけど、何か不味いことでも言った?( 片頬へ掌滑らせ乍ら甘ったるい声色で尋ね / 事の重大さ理解出来ず瞠目 )ん、今ンとこずっと一緒に居られるって盲信してるから大丈夫。( だらしなく緩む口許を堂々と披露し乍らされるが儘に )22年間生きてきてアンタ以上に魅力的なヤツは見たことねェし、こんなに理想の相手が現れちゃ探す必要もねェだろ。──…見せて、縁のニヤけてるとこ。( 気後れすることなく赤裸々に宣言 / 口許覆う掌掴み半ば強制的に退かしては真っ直ぐ見据えて )
ちょっと私生活の方が立て込んでて、今日の内に返せそうに無ェから一応報告しとく。折角アンタと話すなら確り練った文章送りてェし、……まァ出来栄えは当社比だけど。だから少し待ってて、怜サン。
おー、忙しい時にありがと。此方の返信は落ち着いたらで大丈夫だから、縁も体調崩さないようにちゃんと休みなよ。俺は此処で良い子にして待ってるわ。
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