名無しさん 2022-06-26 12:22:50 |
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「んなこと言われたってなあ…鈴玉のヤツ、俺のやることなすこと全部ケチつけんだもんよ。」
(白蘭は困ったように頭を掻きながら答えて)
はいはい聞いて従うだけの奴より、反論してくれる人が居る方が良いだろ。ケチつけるってことはそれだけおっさんが大事なんでしょー。(自分にも身に覚えが有るのか苦笑いしながら言い)
そうそう。逃げられないよう大事にしなぁ。(にひひ、と笑って食べ終えた皿を重ねて。蛇骨の方へ向けば「どう?おにーさんはまだ食べる?」と確認し)
そう?しかし結構食べたなぁ。おにーさんって結構食べるのね。(綺麗に食べてくれたことを感心しつつ、蛇骨の方にある皿を片付けて。「おにーさんはあんまり食べないイメージあったけど、食う時は食うんだなぁ」と零して)
あ、そうなのか。まぁ、朝は出やすいよなぁ。(成程、と思うと頷き自分も身に覚えがあるなぁと考えて。「デザートどうする?果物ぐらいしかないけど」と確認して)
どういたしまして。さて、おねーさんと小花が帰ってくるまでもう少しかかるかなぁ…。何して待つ?(時計を見てあまり進んでいない針にうーん、と考えると時間潰しに何かあるか問いかけ)
そっかぁ……なら、これで遊ぶかぁ?(ふむ、と顎に手を当て少し考えてみて。時間を潰せそうで楽しげなこと…ハッと思い出すと部屋の棚から2つ、繊細な模様が刻まれた中くらいの箱を取り出して机に置いて。「これ、からくり箱らしいんだ。まだ開けてないけど、中には酒やら媚薬やら毒薬やら…何かの瓶が1つ入ってるって話。やってみない?」と問いかけ)
おっさんは?どうせまだあるし、やってもやらなくてもいいぞぉ。(蛇骨の前に箱を1つ押し出せば
白蘭にも一つ見せて。にこにこと笑みを浮かべながら「前に俺がやった時は北国で造られてる珍しい酒のミニボトルだったかなぁ」と零して)
「あ~…折角だけど遠慮しとくわ。龍鷹のボウズ、やったらどうだ?」
(白蘭は一瞬考え込むような様子を見せたがすぐに茘枝を食べている龍鷹に話を振る。龍鷹は「……ああ」と軽く頷いて)
ん、じゃあどーぞぉ。2人は何を出すのか楽しみだなぁ。(手に持ったからくり箱を龍鷹に渡すと楽しげにして。また、「俺もやーろぉ」と言えば棚からもう1つ取り出して左右に動かしてみて)
これ一つ一つ仕掛けが微妙に違うから面倒なんだよなぁ。(仕掛けを動かせば蓋が少し開くが正解ではないらしく、苦々しい表情を見せながら箱を動かしていて)
お、流石。手先器用だなぁ。俺はあと少し…。(すぐに蓋が開いたことに流石だと褒めると、蛇骨の出した瓶の中身はなんだろうと思って。また、自分の箱ももう少しで開きそうなため指先を動かしていると蓋が開き、中から小瓶を取り出して)
ちょっ、毒だったらどうすんの!?(調べることなく瓶の中身を少し飲んだ蛇骨に驚き、身を乗り出すと小瓶を取り上げて。また、顔に手を添え自分の方を向かせると顔色を確認して)
そういう問題じゃないだろー…ほんとに大丈夫なのか?(なんてことない様子で答える蛇骨にため息を零すと、変化が無いかよく観察して。手を顔から離せば小瓶を目の高さに持ち上げ「これなんだったんだ?」と首を傾げて)
んげ、まじかよ…よく飲んでも平気な顔してられんな…。(蛇骨からの返答に眉を寄せると小瓶の蓋を固く締めて。白蘭の方を向けば「あんたどんな育て方してんの?」と突っ込みをいれて)
だからこんな飄々としてんなぁ…。体に変化は?(白蘭の物言いに、子育ての荒さを察すると納得したように額に手を当てて。蛇骨に再び視線を向けると効果は出てきたのか確認して)
変化出てるなぁ…部屋用意するぞ。薬抜けるまでいろよ。(蛇骨の首に手の甲を当てるいつもより温かく、眉を寄せて。部屋の外にいる部下に部屋を用意するよう声を掛ければ鈴玉たちも帰ってきたようで白蘭たちに「おっさんと龍鷹はどうする?おねーさん達帰ってきたみたいだから送って行けるけど」と尋ね)
オニーサン何ともないんだケド。
(不満げな表情を浮かべていたが言われるがままに部屋に向かおうとする。まだ箱を開けられていない龍鷹と白蘭は顔を見合わせた後龍鷹は「…俺は蛇が戻るまでここにいる。」と呟き、白蘭は「ん~…もう少しいるわ。」と笑って)
この後効果出てくるかもしんないだろー。分かった、じゃあ待っててなぁ。(ふてくされる蛇骨に少し呆れるが部屋へと案内して。蛇骨と龍鷹に頷いて。蛇骨を部屋に入れればコップに水を注いで)
分かったよ。でも、心配ぐらいさせてくれよ…。
(コップを受け取りサイドテーブルに置くと、自分は大丈夫だと言う蛇骨に諦めたようにため息を零し。でも、と言うと頬に手を添えしょげた様子で顔を見つめて)
……、キスすれば誤魔化せると思ってないか?(そっと唇を重ね、少しの間じっとしていたが口を離して。蛇骨の頬を摘んで緩く引っ張れば、照れ隠しのように睨んで)
嘘つけぇ。絶対有耶無耶にしようとしてるだろ。(眉を寄せ蛇骨の鼻をキュッと摘むと溜息を零して。鼻から手を離すと蛇骨の首に腕を回し、抱きつくと肩に顔を埋めて「毒だったらどうするつもりだったんだよ…」と独り言のように小さく呟いて)
勘弁してくれよ…泣くぞ俺は……。(顔を埋めたまま片方の手で髪を引っ張って、周りのことを一切考えていない蛇骨に怒っていることを示して)
それでも、俺は泣く。褒められる人間じゃなくても、好きな奴が死んだら悲しい。(受け流してしまう蛇骨に次第に涙が浮かび、小さく鼻を啜って)
ふーん、じゃあ蛇骨はロリコンって訳?子どもにあんなキスすんだもんなぁ。(自分の調子が戻って来たのか、蛇骨の揶揄いに言い返し自分の喉を指さして)
んー、まぁそれなら出禁に出来ないなぁ。(嬉しげに頬を緩めると態とらしく考える素振りを見せ「俺限定のロリコンさんはどこまで手ぇ出してくれんの?」と尋ね)
…試してみル?
(ずいっと顔を近付け、悪戯っぽく微笑んでみせ)
(こちらでは裏行為は禁止ですので、そういったことに関しては一応暗転描写を取りますが…大丈夫でしょうか?)
オニーサン蛇だからネ、しつこいヨ?
(紅花を押し倒し、瞳を珍しくぎらつかせながらその開いた口に舌を無理やり奥まで捻じ込むとー(以下暗転))
ふゥ…
(傍に置いてあった煙管を取り、煙を燻らせて)
(了解しました)
…っ、う……。ほんと、ねちっこいなぁ…。(布団の上でぐたっ、としていれば癖のある煙草の匂いに鼻をひくつかせて閉じていた目を開けて)
(/暗転ありがとうございます。)
だからオニーサン言ったじゃナイ、しつこいっテ。
(恨み言を零す紅花とは対照的に、まだ元気な様子で笑ってみせ)
(いえいえ、楽しくなりができることが一番ですのでお気になさらず)
執拗いにも限度があるだろぉ…まだ違和感ある…。(じろり、と蛇骨に恨みがましい視線を向けて。自分の腹部を掌で撫でるとむむ、と眉を寄せて)
(/今後の展開によってはまた利用するかもしれないので、その時はよろしくお願いします。(返信しなくても可))
ちっとも悪いと思ってない癖にぃ。(着替える様子を眺めながらくすくす笑って。蛇骨が着替え終わったのが分かると自分も落ちている服を拾ってゆっくり着始めて)
そりゃあ良かった。俺も、死ぬかと思うくらい気持ちよかったし。(ぞくりとした興奮を背筋に感じながら口角を上げると蛇骨の首に腕を回して。軽く口を重ねては、離れる時に唇を甘噛みして)
オニーサンも気持ちよかったヨ。紅花サン、ホントオニーサンと相性良いよねェ。
(蠱惑的な笑みを浮かべたまま紅花の首筋に歯を立て、傷痕から滴る血を舐め取ってみせ)
似た者同士、丁度良いのかもなぁ。(首筋に歯を立てられれば痛みで小さく声を上げるが、その痛みすらも興奮材料になり、指先を服の襟から滑り込ませ肌をなぞって。「もう1回スる?」と囁いて)
くふっ…そろそろ戻らないと龍鷹とか、紅花サンのトコロの人が心配するんじゃないノ?
(微笑んだ表情のまま口ではそう答えるものの、腕はするりと紅花の服の中へと移動していて)
俺が仕事とかなんかで部屋篭もるのはよくある事だし、ちょっとぐらい長くても気にしないぞぉ。龍鷹も金梅が何とかしてくれてるんじゃないか?(目元やこめかみにキスをしながら首に回した腕に体重をかけて。自分の背中に布団が当たると、蛇骨が自分を押し倒しているような体勢になって)
くふっ…じゃァ、もう一回…ネ?
(蛇骨は紅花の服の中へ滑らせた腕を艶めかしく動かしー(以下暗転))
…はァ。
(気だるげな溜め息を漏らし、大きく伸びをして)
…流石にもう腰が痛いなぁ…。(うつ伏せのまま枕を抱え、くぁ…と欠伸をして。心地よい倦怠感と疲労を訴える腰の痛みを感じながら蛇骨の姿を見れば「疲れたかぁ?」と聞いて)
絶倫ナンデスネ。蛇の交尾時間は長いけど、人間がやったら腹上死するしなぁ…。(まだ精力が余っているらしい蛇骨に眉を寄せれば、棒読みで返し。蛇の交尾について思い出せば、その長さにため息を零して脱力して。ふと、時計を見れば「そろそろ戻らないと金梅が止められなくて龍鷹が乗り込んできそう…」と呟き、のそのそと服を拾って着始めて)
よく言われるヨ。
(声を上げて笑うと服を手に取り、さっと着替えては紅花が着替え終わるのを待ってから部屋の扉を開く。そこには心配そうな表情の龍鷹が立っており、蛇骨の姿を見るなり「良かった、蛇…!」と縋り付いて)
ごめんなぁ、遅くなって。2人して話し込んだら少し眠くなってなぁ…こんなに時間が経ってたんだ。(着替え終わり、首筋の歯型をどう隠そうか悩みつつ、ひとまず服の襟で隠していれば扉が開けられ目の前に龍鷹がいた事に驚いて。自分たちの声が聞かれていないがドキドキしながら、全力で申し訳なさそうな顔をして謝って。)
「…そうか。」
(龍鷹はあまり気にもしていない様子で答えると蛇骨の手を引き、「マリーナが待っている、戻ろう…蛇。」と訴える。蛇骨も軽い調子で答えつつ手を振って龍鷹と共に出て行き)
俺もすぐ行くなぁ。……金梅、視線が痛い…。(緩く手を振って見送れば、廊下の角に控えていた金梅に少し脅えた声で返し。目を釣り上げ、怒りの表情を見せる金梅に腰を殴られれば声にならない悲鳴を上げ前屈みになると、首筋の噛み跡が見えたらしく腕を回して締められ、そのまま引き摺られ治療されて。その後、蛇骨達のいる部屋へと向かって)
お待たせぇ。準備は大丈夫だな?送ってくぞぉ。(少し疲れたような雰囲気を纏いながら軽く手を挙げて中に入り。遊ぶ集団に視線を送れば声をかけて)
「おお、アンタ随分お疲れだなあ。」
(白蘭は何かを察したか、労わるような声を掛けたかと思えば紅花の近くに歩み寄って「…さては…蛇骨のボウズに食われたな?アイツ昔からああなんだよ。」と苦笑いし)
違いますぅ。金梅にくっそ痛い消毒液掛けられてボロボロになってんの。容赦なく首も絞めやがって…。(にっこぉ、と笑顔を見せれば疲れている理由を話しては自分の上司を容赦なく痛めつける部下に怒りを示して)
「おお、そりゃ災難だなあ。…でも食われたのは合ってるだろ?蛇骨のボウズの匂いがする。」
(紅花から理由を聞けば声を上げて笑うもののまた声を潜め、そう問いかけては「…いやあ…アイツ、本当に蛇だろ?俺も抱かれてやったことあるけど、死ぬかと思ったわ。」と思い返すように笑って)
…おっさん、鼻いいんだなぁ。(匂いでバレているなら隠していても仕方ないだろうと、声を潜めて返し。同じ人物を共有したことにモヤッと嫉妬心が湧き上がるが、自分も同じようなものだしと落ち着いて。「でも、その死にそうな位気持ちいいのが癖になるんだよなぁ。また誘うかも、俺」とくすくす笑って)
「ははっ、抱かれ過ぎて死ぬんじゃねえぞ?」
(白蘭はそう笑うと「これ、ボウズの連絡先な。抱いたヤツには渡してくれってさ。」と蛇骨のプライベートな連絡先を書いた紙を紅花の服に差し込むんだところで鈴玉に連れられ、店の外に引きずり出されていき)
おねーさんも大変だなぁ。(白蘭の世話をする鈴玉の姿を眺め、しみじみ呟き。服に差し込まれた紙を取り出し眺めれば「連絡することなんてあんのかなぁ…」と零し、半分に折りたたんでからポケットにしまい。外に回した車の運転席に乗り込めば「出発するぞぉ」と後ろに伝えてからアクセルを踏んで蛇骨の店目指して運転して)
オニーサンが連れて行くヨ。
(龍鷹の脇に手を差し込んで持ち上げると車を降り、思い出したかのように紅花の耳元に口を寄せては
「白蘭から貰ったでショ?抱かれたかったら連絡してヨ。」と悪戯っぽく囁き)
俺からより、おにーさんから連絡する方が早いんじゃないのかぁ?(龍鷹を持ち上げる様に力持ちだなぁ、と何気なく思い帰り道のことを考えていれば耳元で囁かれた言葉に目をぱちくりとさせ。囁かれた言葉の意味を理解すれば口角を上げて言い返し、龍鷹が眠っていることと白蘭たちの目が逸れている事を確認してから顔を近づけ、唇の端にキスを贈って)
オニーサン、できるだけ自分から動きたくないノ。
(いつもの笑みを浮かべてそう答えると「…気が向けば連絡するかもネ。」とはぐらかして店の中に入っていき)
はい、車戻しといてなぁ。(楼の裏手にある駐車場に着くと部下に鍵を渡してあとのことを頼み。楼にいる華たちに昨夜のことを労いつつ、自室に戻ればポケットから折りたたんだ紙を取り出し、携帯に番号を登録して。髪を受け取った時にはあんなことを呟いたが、自分と蛇骨のどちらが先に連絡をするのか楽しみにしながら仕事をし始めて)
はぁい、紅花でーす。あぁ、どーもぉ。(マリーナの初見世が終わったことで少しずつ他の客の前にも姿を見せられるようになり、楼全体で客足が伸びてきたころ。かかってきた電話は良く取引する組織から珍しい物を仕入れたから話をしないかという電話で。部屋を用意した数時間後、その組織は綺麗な赤い靴を持ってきた。話を聞けば、履いた者は見た者を魅了する踊りをすることが出来る。代わりに死ぬまで踊り続ける呪われた靴らしい。所詮噂では、と面白がって持って来たらしいが鑑賞物として置いとくにしては充分で快く取引をし。取引先が帰ったあと、どう扱おうか悩みつつ一度蛇骨に見てもらおうと靴の入った箱を小脇に抱えて店に足を運んで)
ついさっき取引先から貰った、呪われた靴らしいぞぉ。履けば誰もを魅了する踊りをする代わりに死ぬまで踊らされる、だってさ。(軽く手を挙げて入れば早速指摘された箱を机の上に置いて。蓋を開け、中の赤い靴を見せながら説明して)
うへぇ、まじかぁ。厄介なもん手に入れちゃったなぁ。(蛇骨の言葉に眉を寄せ、箱の中の靴を見て。パッと見、綺麗な赤い靴にしか見えないが、蛇骨には違いが分かるのだろうと蓋を元に戻して)
まァ、捌けないことはないヨ。
(苦々しい表情ではあったがそう言うと「オニーサンの客にネ、こういう本物の「いわくつき」ばっかり集めてる蒐集家がいるノ。」と笑い)
本当か?じゃあその蒐集家さんにあげるかなぁ。俺が持ってるのは嫌だし。(この商品を引き取って貰える宛があることにほっとして。「蛇骨は色んなとこにツテがあるんだなぁ」と、素直に尊敬の言葉を口にして)
んふふ。じゃあ蒐集家さんにこれ売っといてくれないか?売り値はそっちに任せるからさ。(褒められ誇らしげにする様子が可愛らしく思え、笑みを零して。靴の蓋が外れないよう軽く抑えると蛇骨の方に押し出して)
おかえりぃ。今日はこれ貰おうかなぁ。あと、棚に飾ってあるやつ。(ひらひら、と手を振って出迎え。蛇骨に薬の名前が書いてあるメモを渡すと、棚から取った緑色の瓶を机に置いて)
不思議なもん仕入れたなぁ。こういうのどこで手に入れるんだか……。(職業柄そういうものを扱うこともあるがあまり手を出したことはなく、硝子瓶の装飾をまじまじと見て。「効果はどんな感じなんだ?」と聞いて)
うーん、そっかぁ……。(貰い物ならば仕方ないか、と納得しつつ買うかどうかを少し悩み。強めのものなら調教にでも使えるし、弱いのなら楼でも使えるだろうと判断して「博打覚悟で買ってみるかなぁ、それいくら?」と聞いて)
そんな犬猫追っ払うような仕草しなくても……。(おすすめを出したのでは無く厄介払いしただけなのでは?と考えるが口には出さず、貰えるものはもらおうと手元に引き寄せて)
効果次第だなぁ。強いと俺が死にそうだから弱かったらいいぞぉ。(蛇骨からの誘いに、目で弧を描かせて笑い。それに、と付け加えると「どうせ飲むの俺だろ?蛇骨じゃ耐性ありそうだから飲んでも意味なさそうだしなぁ」と返し)
はは、りょーかい。(ひらりと手を振り返し「んじゃ、ありがとさん」と言えば店を出て楼へと戻り。地下室に行けば部下に瓶を渡して「とりあえず少量飲ましてみて」と指示をして。匂いを嗅いでみればフルーツ系の甘い匂いがし、椅子に座って様子を見てみれば次第に熱に魘されてきたようで。量を少しずつ増やして摂取させれば薬の効果は強めのようで「えげつないなぁ」と他人事のように零しつつ、尋問の様子を観察して)
じゃあこれ預かるなぁ。お前らも早く休めよー。(貰った媚薬の効果が分かると残りが入っている瓶を預かって。投与された男は助けを求めて無様に転がっているが、特に興味を持たず残る部下に早めに休むよう声をかけて。瓶を適当な棚の中にしまうと、椅子に座り書類を片付け始めて)
あ、イラッシャ~イ。
(例の「いわくつき」蒐集家の美女が顔を出し、蛇骨は笑顔で出迎えると「はい、コレ。」と紅花から貰った箱を彼女に手渡す。彼女は「まあ…本物ね。禍々しい気配を感じるわ。」と言った後箱の代金を支払って満足気に帰っていき)
……すぅ。(仕事の途中眠気が襲い、しぱしぱと目を瞬かせ。机の上のものは一段落しているし少しだけならいいかと考えれば机の上に腕を乗せて一時の眠りにつく。少しすれば金梅が様子を伺いにやってきて、眠っている様子にため息を零すが仕方ないと呟けば起きた時に軽食でも用意してやろうと準備をし始めて)
………
(彼女が立ち去ると気だるげに溜め息を吐き出し、眠そうに欠伸をしては龍鷹に「後任せたヨ、オニーサン寝るカラ。」と言って眠り始め)
…甘、なにこれ…?(暫く心地よい眠りを味わっていたが物音がして目を覚まして。目を擦り声を掛ければ軽食と飲み物が差し出されありがとう、と言いながら口をつけ、寝ぼけた頭で食べながら仕事の進捗を確認する。軽食を食べ終わり、コップに注がれた飲み物を飲んでいれば甘い味に首を傾げて尋ねて。聞けば棚にあった瓶から入れたと聞き、「へー」と適当に答え。そんなもの有っただろうかと疑問に思うが金梅が見たのなら有ったのだろうと考えると、仕事を再開して)
……アリガト。
(少し仮眠を取った蛇骨が目を覚ませば龍鷹が握り飯と茶を入れた湯呑が乗った盆を乗せており、それに礼を言うと握り飯をもそもそと齧って)
……?、あっつ…。(仕事を進めていれば徐々に体に熱が篭って気がしてパタパタと服の襟で扇ぐ。金梅がその様子に気がつけば「顔赤いぞ、熱でもあるのか?」と尋ねてきたため首を横に振って。腹の奥で熱が燻っているような、服が肌に擦れるだけで余計に熱が昂りそうで、はぁと息をはけば棚の中に蛇骨から貰った瓶が目に入り、その中身が減っていることに気がついて。同時に金梅との会話を思い出せばチーン、と思考停止する音が脳内で響き手で目を覆い。どうしたのかと不思議がる金梅に水を持ってくるよう頼むと、その姿が見えないうちに携帯を取り出すと蛇骨に「もしもーし、おにーさん今体空いてる?」と電話をして)
さっき?昼間?おにーさんから貰った薬誤って飲んじゃってなぁ……体空いてるなら相手してほしいなって思って。(わざとらしく明るい声で電話した訳を話して。「無理ならいいぞぉ、こっちで何とかするし」と普段通りの調子を繕いながら聞いてみて)
助かる、今から行くなぁ。(へらぁ、と笑えば電話を切って机に顔を伏せ。体の熱が少し治まるのを待つと、体を起こして歩き出して。途中、金梅が持ってきた水を飲むと「おにーさんのとこ行ってくる」と伝言を残し。部下から鍵を貰って車を運転しながら時間が経つにつれより湧き上がる熱を抑えるように腹に手を当てていれば、いつの間にか店に着き。ふぅふぅと熱い呼吸を繰り返しながら扉を開けて。)
…抱かれたくなったら連絡しなよって言ってよな?連絡したぞ、さっさと抱けよ。(店の奥に連れられ扉が閉まったのを確認すると蛇骨の服の胸ぐらを掴み乱暴ともいえる勢いで口を重ねて。舌を差し入れ絡ませると、溢れる出そうになる唾液を啜り飲み。少ししてから口を離せば情欲に染まった目を向けながら述べて)
…オニーサン眠いんだケド。
(動じることなくふあ…と欠伸をひとつしながら紅花の瞳を見つめ返し、「ちょっと待ってテ。」と言うと床に敷くクッションを持ってきて)
……早く。(クッションを用意する様を眺めながら催促すれば、「眠いなら体だけ貸してくれればいいから。こっちで勝手に動く。」と言い)
ハイハイ、分かったヨ。オイデ?
(クッションに頭を埋めると蠱惑的に微笑んで紅花に手を伸ばし、服の中にするりと手を差し込みー(以下暗転))
ふぁ…オニーサンも眠いヤ。
(紅花の寝息を聞くと蛇骨も眠そうに欠伸を一つ、先程仮眠を取ったが紅花の身体を抱き枕の要領で抱きしめて眠り始め)
…おも……。(夢の中で何かに潰されるような、蛇に締め付けられるような重苦しさを感じ、呟きながら目を開けて。少し顔を上げればすやすやと眠る蛇骨の顔が見え、抱き枕のようになっているのだと理解して。退こうにも背中に回った腕が邪魔ですぐに諦め、蛇骨の背中に腕を回すとまた眠って)
構わないぞぉ。さっきは自由にやらせてもらったし、今度は蛇骨の好きにしていいからなぁ。(緩く微笑むと自分の足を蛇骨の足に絡ませて。「それに一回じゃなくて何回でも…マニアックな趣好にも付き合えるぞぉ」と囁くと、そのまま耳にキスをして)
くふっ…ホント、オニーサンの好みだヨ。
(その答えを聞くと声を上げ、時計に目を遣ると「…龍鷹、まだ帰ってこないんだよネ。」と呟くと「…じゃァ、オニーサンが満足するまで抱いてイイ?」と笑って)
ハ~イ。
(そう返事を返すと、蛇が獲物を前にした時のように瞳をぎらつかせて唇を舐め―(以下暗転))
ふゥ…何回もした上に色々使っちゃったシ、身体とか精神壊れてナイ?たま~にいるんだよネ、壊れちゃう子。
(床に散らした様々なモノの残骸を一瞥し、すっきりとしている上にまだ元気な様子で煙管から煙を吐き出していて)
けほっ……。(クッションの上に横たわり、蛇骨の言葉が聞こえれば力なく頷く。壊れてはいないようだが、全身に力が入らないようでぐったりしていて。「もう何も出ないし、ただ眠りたい」と掠れた声で呟いて)
気にすんなぁ。(実際、欲を向けられるのは悪くなかったし、自分もノったのだから責めるつもりはなかった。ただ暫く動きたくないのは事実で、火照った体を冷ましていれば龍鷹が帰ってきた声が聞こえて。この場から動く気にもなれず、蛇骨に誤魔化してこいと言うようにひらひらと手を振って)
あ、龍鷹オカエリ~。
(いつもの調子で龍鷹の前に出ると龍鷹もあまり気にしていないらしい様子で「よく眠れたか。じゃあ俺は裏に商品を運んでくる。」と店の裏へと引っ込んでしまい)
……。(龍鷹の気配が離れたことを感じるとふぅ、と一息ついて。そろそろ服ぐらい着なければと考えると、辺りに散らばされた服を引き寄せおざなりに着る。ボタンすら止めるのが面倒で、服を着崩したまま壁によりかかってぼーっとして)
散々抱き潰しておいて文句言うなぁ。(案外強い力で持ち上げられたことに少し驚くが首に腕を回して落ちないよう気をつけ。苦笑いする蛇骨に頬を膨らませて反論すると、しなだれるように頭を寄せ「車まで連れてって」と言い)
こんなごついお姫様、普通いないぞぉ。(お姫様と茶化されるとくくっ、と喉の奥で笑って。蛇骨の腕から降り、車に乗り込むとエンジンをかけてから窓を開け「じゃーなぁ、魔王様」と揶揄い返して)
……寝る、後はよろしく。(楼につけば車を降り、鍵を部下に渡して。ゆっくりとした歩みで自室に向かえば途中で金梅に会い、伝言を残して。自室に入れば一直線に布団に向かいうつ伏せに倒れ、そのまま眠って)
……金梅見逃して…今すっごく眠い……。(暫く惰眠を貪っていたが金梅の声がして意識を浮上させて。心配で見に来たようだが、疲労感と眠気でぼろぼろですぐ眠ってしまいそうで。だが、忘れないうちにと棚にしまっていた、金梅が先程使った瓶を指さして「あれ、強めの媚薬…ラベルはって倉庫に保管しておいて…」と言い残すと眠気に負け、また意識を失って。目を覚ました時は次の日で、眠りすぎてぼーっとする頭を抱えながら風呂に向かって)
んー…今日は3件な、了解。(自室で煙管で煙草の煙を漂わせていると、書類を何件か持ってきて目を通し。話をする組織を確認すれば、書類を突き返して)
んー…まだ体がだるいなぁ……。(ぐっすり体は休めたものの蛇骨との情事による疲労感は拭えていないようで、だらけたように椅子に背中を預けると天井を見上げて)
…お、いらっしゃいませぇ。今日はなんの商談だっけ?(ぼーっとしていたが、金梅から商談相手の1人目が来たことを告げられ。姿勢を正し、商談相手と向き合うと話を始めて)
…俺、あんたに嫌なことしたぁ?それともなんか恨みでもあんの?(1人目は滞りなく終わりいい話出来たが、2人目が持ってきた物の説明を聞けば眉を寄せ。商談相手はそんなことは無い、とケタケタ笑っていたが昔蠱毒に使われていた壺なんて縁起が悪すぎて貰いたくはなかった。花や宮廷の様子が描かれた壺は異様な雰囲気を放っていて、相手はお祓いはされていると言うが。うーん、と眉を寄せ悩みつつ壺と共に提示された条件の良さに頷き、また蛇骨の元に持っていこうと決めて)
はいよ、またアレね。用意しとくぞぉ。(3人目の相手は楼で顧客としても度々来る相手で華に相手をしてもらう前に話をしに来たらしい。綺麗で高価な服を何着が渡す代わりに、人の頭蓋骨を数個。いつもと変わらない商談に頷くと、相手は馴染みの華のもとへと行って。その後、よく利用する掃除屋に連絡をしてみるが生憎良さげな在庫が無いようでどうしようかと悩み。残りの時間は書類仕事を済ませて一日をすごして)
こんちはぁ、また買い取りお願いしたいんだけどー?(次の日、早速壺を箱に入れた状態で持って来て。軽く手を挙げて店に入ればすぐに要件を伝えて)
ハ~イ、コレまた凄いの持ってきたねェ。
(手をひらりと振って出迎えれば、手に抱える箱に苦笑いを浮かべる。ちょうど相手をしていたらしい例の「蒐集家」である美女が振り向き、「おお、彼か!私のコレクションがまた増えるんだな!?」と嬉しそうな表情を浮かべていて)
俺も遠慮したかったんだが、おまけが魅力的でついなぁ…。そこのお姉さんは誰だ?(自分の持っている箱に目をやり苦笑いすると、自分でも不本意なのだと伝えて。美女がこちらを向き、嬉しそうな表情を向けられればこの人物は誰なのだろうと疑問に持って)
あ、この子が例の「蒐集家」だヨ。
(蛇骨がそう紹介すれば彼女は「ふむ、君には自己紹介が必要かね?私は「いわくつき」蒐集家の狐狸(フゥリィ)だ。君のお陰で順調にコレクションが増えている、感謝しよう」と長い脚を組み直しながら薄く唇を持ち上げて)
あぁ、赤い靴の引き取り先なぁ。こちらこそ、置き場所に困ってたから有難いよ。(蛇骨の説明と狐狸の自己紹介に納得すると、自分こそ厄介払いが出来て良かったと述べ。「俺は紅花、娼館の主人をやらせてもらってるぞぉ」と軽く自己紹介して)
じゃァ折角だシ、直接買い取ったラ?
(蛇骨がそう提案すると狐狸は頷き、「それはいい。幾らで譲ってくれるのかね?君の言い値で払おう。」と手を差し出す。するとどこからか現れた彼女の部下なのか下僕なのか分からない黒服の男がアタッシュケースを彼女に手渡し)
んー…俺は引き取ってくれるだけで満足なんだけどなぁ。こいつはおまけみたいなものだし。(融通を通してくれるようだが、こちらとしては引き取ってくれるだけで有難く金が欲しい訳では無いので悩んでしまい。「むしろ金じゃなく、あんたの連絡先を対価にしてくれないか?俺が曰く付きを手に入れれば取引できるように」と逆に提案して)
「私の連絡先、かい?」
(彼女はきょとんとしたような表情で紅花の話を聞いていたが、すぐに持ち直して「ふむ、良いだろう。いわくつきが手に入ったらいつでも連絡してくれたまえ」と携帯電話の番号を手渡し)
ありがとう、手に入ったらすぐに連絡するなぁ。(携帯の番号が書かれた髪を受け取れば、自分も袖から紙とペンを取り出し自分の携帯番号を書いて渡し)
「ああ、君からの連絡ならいつでも歓迎さ!」
(彼女も紙を受け取りながら笑い、「それでは…それを私に譲ってくれ。」と紅花の持つ箱に目を移し)
明るくて元気な人だなぁ。曰く付きのもん集めて楽しんでるなんて、パッと見は想像つかないがなぁ。(箱を持って店を出ていく姿を見送ると、軽くなった手をぷらぷら振りながら蛇骨の前に座って)
でも人生楽しんでる感はすごいなぁ。あ、買い物ついでの相談なんだが……。(笑顔で箱を受け取る姿を思い出せばあはは、と笑って。ふとそこで壺の買取以外の要件を思い出し「俺、月に2、3回は男娼として客の相手してるんだけど、蛇骨的にはどう?やっぱり嫌?」と尋ねて)
そう?じゃあ遠慮なく仕事としてやらせてもらうなぁ。(蛇骨の言葉に軽く頷くと、頬杖をついて目を細めて笑い。「蛇骨って嫉妬とかするのかなぁ。怒ったりするイメージ無いんだけど」と軽口を言い)
ふぅん、でも蛇骨は人並みって所から離れてるしなぁ…。龍鷹とちゅーしたら嫉妬する?(あまり蛇骨に合わない言葉に眉を寄せると、例えばの話で言ってみて)
ははっ、流石にそうだよなぁ。…まぁ、そん時には腹の上でか、その口で殺して欲しいもんだなぁ。(堪えた様子は伺えないが流石にそこまでしたら嫌な気持ちになるんだなぁ、と笑って。少し間を空けてから頬杖をついていない手を伸ばし蛇骨の唇の輪郭を沿うように撫でると、腹上死かキスで窒息させられることを望むように軽口をたたいて)
気が向けばネ。
(そんな軽口をさらりと受け流して唇を歪め)
(返信が遅れて申し訳ありません。色々とリアルがバタバタしておりまして…)
ふーん。じゃ、そん時はよろしく。(蛇骨の唇から手を離すとひらひら、と手を振って。「んで、商売の話なんだか、頭蓋骨が何個か欲しくてなぁ。裏の商材から肉付きでもいいから売ってくれないか?」と本題を切り出して)
(/大丈夫です、リアルが忙しいと大変ですよね。お疲れ様です。)
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