名無しさん 2022-06-26 12:22:50 |
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散々抱き潰しておいて文句言うなぁ。(案外強い力で持ち上げられたことに少し驚くが首に腕を回して落ちないよう気をつけ。苦笑いする蛇骨に頬を膨らませて反論すると、しなだれるように頭を寄せ「車まで連れてって」と言い)
こんなごついお姫様、普通いないぞぉ。(お姫様と茶化されるとくくっ、と喉の奥で笑って。蛇骨の腕から降り、車に乗り込むとエンジンをかけてから窓を開け「じゃーなぁ、魔王様」と揶揄い返して)
……寝る、後はよろしく。(楼につけば車を降り、鍵を部下に渡して。ゆっくりとした歩みで自室に向かえば途中で金梅に会い、伝言を残して。自室に入れば一直線に布団に向かいうつ伏せに倒れ、そのまま眠って)
……金梅見逃して…今すっごく眠い……。(暫く惰眠を貪っていたが金梅の声がして意識を浮上させて。心配で見に来たようだが、疲労感と眠気でぼろぼろですぐ眠ってしまいそうで。だが、忘れないうちにと棚にしまっていた、金梅が先程使った瓶を指さして「あれ、強めの媚薬…ラベルはって倉庫に保管しておいて…」と言い残すと眠気に負け、また意識を失って。目を覚ました時は次の日で、眠りすぎてぼーっとする頭を抱えながら風呂に向かって)
んー…今日は3件な、了解。(自室で煙管で煙草の煙を漂わせていると、書類を何件か持ってきて目を通し。話をする組織を確認すれば、書類を突き返して)
んー…まだ体がだるいなぁ……。(ぐっすり体は休めたものの蛇骨との情事による疲労感は拭えていないようで、だらけたように椅子に背中を預けると天井を見上げて)
…お、いらっしゃいませぇ。今日はなんの商談だっけ?(ぼーっとしていたが、金梅から商談相手の1人目が来たことを告げられ。姿勢を正し、商談相手と向き合うと話を始めて)
…俺、あんたに嫌なことしたぁ?それともなんか恨みでもあんの?(1人目は滞りなく終わりいい話出来たが、2人目が持ってきた物の説明を聞けば眉を寄せ。商談相手はそんなことは無い、とケタケタ笑っていたが昔蠱毒に使われていた壺なんて縁起が悪すぎて貰いたくはなかった。花や宮廷の様子が描かれた壺は異様な雰囲気を放っていて、相手はお祓いはされていると言うが。うーん、と眉を寄せ悩みつつ壺と共に提示された条件の良さに頷き、また蛇骨の元に持っていこうと決めて)
はいよ、またアレね。用意しとくぞぉ。(3人目の相手は楼で顧客としても度々来る相手で華に相手をしてもらう前に話をしに来たらしい。綺麗で高価な服を何着が渡す代わりに、人の頭蓋骨を数個。いつもと変わらない商談に頷くと、相手は馴染みの華のもとへと行って。その後、よく利用する掃除屋に連絡をしてみるが生憎良さげな在庫が無いようでどうしようかと悩み。残りの時間は書類仕事を済ませて一日をすごして)
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