名無しさん 2022-06-26 12:22:50 |
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いらっしゃ~い。
(ひらり、手を振って見慣れた来客を出迎えると机に頬杖をついて身を少しばかり乗り出す。「あ、もしかしてソレこの前のお礼?」来客が答えるより早く笑って)
ん?そうそう、桃とアクセサリー。桃はちょっといいとこのだし、アクセサリーは好みわかんねぇから適当に持ってきた。好きなの取っていいぞ。(目敏く見つけた事にそれだけ好きなのだと笑みを浮かべると机に2つとも置いて。桐箱はそのままだが、バックからジュエリーケースを取り出すと蓋を開けて中を見せて)
え~、いいのォ?じゃァコレと~、コレと~。
(遠慮なくアクセサリーを品定めし、その内から蛇をモチーフにしてある金のピアスと、蛇が腕に巻き付いているようなデザインのアンクレットを取るとその場で身に着けて満足げに笑った。「アリガト~。」口では礼を言いつつ桐箱を持ち、奥の部屋の冷蔵庫へと素早く放り込んで戻ってき、いつものように頬杖をついて「ンで、今日は何がご入用なノ?」と問うて)
ん~今日は薬とか飴じゃなくて嗜好品を探しに来たんだよなぁ。珈琲でも紅茶でも良いんだが…眠気が覚めるようなやつないか?。(案の定蛇をモチーフにしたアクセサリーを手に取りつける様子と、直ぐに桃を冷やしに行く様子にそれだけ好きなんだなぁ、と思わず笑い。また、内容を聞かれれば頭の中に在庫を思い浮かべると時折口にしている嗜好品について相談し)
ン~…あるよォ。
(少し考えてから口を開き、後ろの戸棚から円筒の缶を幾つか手に取って机に置く。「コレは異国で見つけてきたハーブティー、コレはオニーサンが育てた茶葉…オススメはこのハーブティーだネ。オニーサンも飲んだケド、よく効くヨ。」一際上品なデザインの缶を前に押し出し、またいつもの黒煙管を片手に薄く微笑み)
じゃあオススメのハーブティーちょうだい。てか、おにーさん茶葉も育ててんの?めちゃくちゃ怪しいんだけど。(前に来た缶を目の前まで持ち上げ蓋の隙間から匂いを嗅いでみる。微かにスッキリとした匂いが漂ってきて眠気が冷めそうで購入を決めるが、相手が茶葉を育てていると聞き、にやぁと口角を上げて)
くふっ、オニーサン何でも出来ちゃうんだよネ~。
(気にする様子もなく笑い、舌を出してみせると指を折り、「あとねェ…色々とやってるヨ。」途中で飽きたように数えるのをやめるとまた来客の方に向き直って笑う。「だから大抵のものはオニーサンの所で揃っちゃうんだヨ。」そう言った後、煙を吐いて)
飽き性なんだか凝り性なんだか分かんねぇなぁ…。買い出しがひとつの店で出来んのはありがてぇけどさぁ。(何度か指が折られ数を数えているようだが途中で飽きた様子に思わず溜息を零し、やれやれと手を振って。何にでも手を出すのは構わないが管理しきれているのか不安になりそうで。しかし、何店もの繋がりを作らなくていいのは有難く悩みどころでむむ、と眉を寄せ)
まァ、オニーサンの扱う商品は品質折り紙付きだからサ。
(けらけらと声をあげて笑い、「中華マフィアだってオニーサンのお店使ってるヨ。」と付け加えて煙管を揺らす。ジャラリ、数珠の鳴る音と共に来客を極彩色のガラス瓶越しに目を細めつつ見つめ)
結構太客いるんだな。相手から恨まれたりすることはねぇの?(はぁー…と感心したように息を零せば、そんなに客も品ぞろえもあるなら不備で恨まれることもあるだろうと考える。そう酷いことはされないだろうが、そこはどうなのだろうかと気になって)
(返信が遅れて申し訳ありません。)
ン~、無いこともナイけど。
(ひらり、手を振って右の服を肩の少し下辺りまで脱ぐとその下には小さな狐の刺青が入っている。「オニーサンのコレ見ると皆何も言わなくなるノ。……嫌なモノが、嫌な形で役に立ってるだけだけどネ。」最後はぼそり、ごく小さな声で呟き)
(/大丈夫ですよ。こちらも遅れてしまうことがあるのでお互い様です!)
狐は昔からヤバい存在だって認識されてるからなぁ…それにおにーさんの妖しげな容姿も助長してると思うが…。(服の下から現れた狐の刺青にそんなものまで入っているのかと、相手の妖しさが倍増するようだった。因縁つけてきた者がその刺青で怯むと言うが相手の容姿も相まっているのだろうとくすくす笑って。だが、ふと見ると相手の表情が気になり「もしかしてトラウマ踏んだか?」と問いかけ)
くふっ、別にィ?初めて自分から見せただけだヨ。
(服を元に戻し、すぐにいつもの表情に戻って煙管から紫煙を吐く。しばらく無言で煙を吐いた後、「ま、でも変なお客サンが来なければ、オニーサンコレ見せないで済むからネ。ソレに越したことはないヨ。」少しばかり疲れたように息を漏らし)
そうか?それなら良いが…まぁ、確かに余計な労力使わなくて済むのは楽だな。(相手の何かあれば仕入れにも影響が出てしまうだろうし、それは避けたいと考える。ふむ、と顎に手を当て何か手はないかと思案すれば鞄に入れっぱなしにしていた紅花の赤い生花を取り出すと「これ飾っとけば俺の知り合いだって分かって暫くは絡まれにくいと思うぞ」と差し出し)
わァ、アリガト。
(いつもの笑顔で花を受け取ると何かのお薬を入れていたらしいガラス瓶に水を入れて花を挿し、客の方に向き直って「ド~モ。最近メンドウなお客サン多くて困ってたんだよネ~。」と笑い)
話が通じない奴と話すと疲れるもんなぁ。まぁ、俺の名前と一緒の花だから分かるやつはすぐ察すると思うけど。(自分も対応した覚えがあるのかしみじみと思いだして。「あ、そうだ。今日はお礼持ってくるだけじゃなくて相談事もあったんだ。おにーさんの所で一時的にでも死んでるように見せる薬ってある?」ふと思い出したように問いかけ)
ヘンなコト聞くねェ。ま、無くもナイけど。
(ケラケラと楽しげに笑い、煙管の煙を揺らしてから戸棚の中を探り、瓶に詰められた色とりどりの飴玉のようなものを取り出してきては机に置き「でもコレ、高いヨ?もしこの瓶の中全部買うンだったら、豪邸が一個立つくらいの値段だシ。」妖しげな笑みを浮かべながら頬杖をつき、来客の様子を窺っていて)
そんなに高いのかぁ…でもいいか。全部買うわ。(値段の高さに顎に手を当てふむふむ、と考えるがその飴を手に入れたい経緯を思い出すと決意したように頷いて。鞄から紙の束とペンを取り出すとその1枚にサラサラと何かを書き、端をちぎり取っては相手に差し出し「これ小切手、好きな金額書いといて」と伝え)
…くふっ、特別に割引したげル。お客サン、最近よく来てくれるからネ。
(小切手を差し出されると一瞬驚いたような表情をするが、いつもの笑みを浮かべつつ達筆な字で小切手に書き、差し出したのはかなり高くはあったものの払えなくはないような金額で、素知らぬ顔をしたまま煙管の灰を落とし)
え、そりゃあ有難いけどおにーさんは大丈夫なのか?(見えた金額が思ったよりも低く、割引してあげると言ったが本当に良いのだろうか?こちらとしては有難いが相手の収入が少なくなってしまうのではないかと眉を下げ)
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