名無しさん 2022-06-26 12:22:50 |
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「あ、ありがとう、ござい、ました。」(音楽が終われば踊りも終わり、マリーナが代表して挨拶をすると他の子どもたちと頭を下げ。その後、マリーナは蛇骨達の座るテーブルに近づくと「踊り、どう、だったかな?」と心配そうに尋ねて)
ウン、良かったヨ~。
(笑顔のまま手を伸ばしてマリーナの頭を撫で、「ねェ?龍鷹。」と龍鷹に話を振る。龍鷹も穏やかな表情で頷き、「…良かったぞ。」と声を掛け)
「えへへ、たくさん練習頑張ったの」(蛇骨に頭を撫でられ、龍鷹に褒められると嬉しさと照れくささから頬を薔薇のように赤く染めて。白蘭も鈴玉の方を向けば「白蘭さんと鈴玉さんも、来てくれてありがとう」と微笑み)
「おう。マリーナの嬢ちゃんの晴れ舞台だって聞いてな。祝儀持ってこうとしたら鈴玉に怒られてよ。」
(白蘭は既に酔いが回り始めているのか、薄っすら赤くなった顔でマリーナに向けて軽く手を上げる。横で静かに料理を食べていた鈴玉が溜息を漏らし、「…マリーナさん、凄かったですね。きちんと練習できて偉いです。…それに引き換えうちのクz…んん、ボスは全く…祝儀で家一つ買える金額を持っていく馬鹿が何処に居るんです。」と白蘭を横目で睨むと白蘭は降参とでも言いたげに両手を上げて)
「小花、紅花からだが、後は店主たちと過ごしていいそうだ。お前のお祝いごとだからな、好きなだけ食べていいぞ。」(白蘭と鈴玉のやり取りを面白そうに笑っていれば、金梅がマリーナの高さに合わせた椅子を持ってきて伝え。「お兄さんは?」とマリーナが聞けば「お前の成長を感じてギャン泣きしているヤツらを慰めている。柳が一番ヤバイ、紅花の服が濡れた」と返答しつつ、マリーナを椅子に乗せてやり皿と飲み物のコップを置き。また、蛇骨達の方へ顔を向けると「他に欲しいものがあれば言いつけてくれ。可能な限りり叶えよう。」と述べて)
ン、お気遣いありがとネ~。
(いつもの笑みで答え、まだ白蘭に小言を垂れている鈴玉に顔を向け、「それくらいで勘弁してあげなヨ。」と声を掛ける。鈴玉はまだどことなく不満げではあったが了解した旨を伝えて)
「そうだ。お兄さんに面白い玩具、貰ったの。一緒にやろう?」(マリーナが蛇骨たちとの食事や会話を楽しみ始めて暫くするとハッとしたように提案して。また、扉が少し開き男が金梅に耳打ちすれば内容を聞いた金梅が蛇骨に近づき「店主殿、紅花が呼んでいるようだが来れるか?」と尋ねて)
ン。ちょっとごめんネ~、マリーナ。
(笑顔で答えるとマリーナに詫びつつ、金梅の声に答えては「ウン。どこ行けばいいノ?オニーサン。」と笑って)
「悪いな、こっちだ。」(マリーナは大丈夫だよ、というように首を振ると龍鷹や白蘭、鈴玉とゲームをし始めて。蛇骨を連れて部屋を出れば何度目かの角を曲がりながら通路を歩き、ある部屋の扉をノックしてから入る。中には腰に号泣する柳を引っ付かせ、額を指で抑えて眉を寄せる紅花がおり金梅達に気づくと「呼んで悪い。金梅、こいつ連れてって」と頼んで。金梅は柳の首根っこを掴むと溜息を零しながら部屋を出て行って)
んー?この前新規取引先紹介してくれた仲介料の支払いと、小花の初見世で祝いの品貰いすぎたからお裾分けとか……いろいろ。(部屋には自分と相手以外居ないため楼主としての顔を外せば、濡れた羽織を脱ぎ椅子の背もたれに掛けて)
だってこんなに要らねぇし、場所とるからなぁ。(疲れたように息を吐くと蛇骨のそばに近寄り胸ぐらを掴んで引き寄せて。チャイナ服のボタンを2、3個外し首を隠すハイネックをずらすと顕になった首筋に強めに噛み付き。少ししてから口を離すと僅かに血が滲む歯型を見て、その横にキスマークを残すと満足気に頷いて)
痛ァい。何するノ?
(眉を顰める表情の割にはさして痛くもなさそうな声を上げ、首筋に懐から取り出したハンカチを当てて止血する。しばらくすると「なァに…?オニーサン独占したいノ?オニーサンは高いヨ。」と妖しげな笑みを浮かべて)
ん?別にそんなこと思ってないぞぉ。独占なんてしたら龍鷹に殺されそうだし。(ハイネックを持っていた手を離し、外したボタンを少しだけ元に戻すとご機嫌な様子でにこにこと笑い。ボタンを直した手を蛇骨の顔の横へと移動させると「ただ、俺の所有物達だとしても、蛇骨の近くにいるのが嫌だっただけ。ただの自己満だな。」とピアスのついている耳を撫で)
…くふっ、じゃァオニーサンもお返ししてあげようカ?
(意味を解したらしく、妖しげな笑みを浮かべたまま懐から蛇を模した金のピアスを取り出し、「どこに付けてあげよっかなァ。」と品定めするように紅花を見つめて)
ははっ、願ってもないねぇ。お好きなところにどーぞぉ。(目を細めて艶やかさを含めれば、少し後ろに下がって腕を広げて無抵抗な様を見せて)
まぁ名前だけは、やったことないけどなぁ。…やりたい?(言われてから少し頭の中で考えてみるが、ある程度の知識しかなく、経験もないため素直に述べて。自分が着ている服のボタンをゆっくり外しては首を傾げ)
くふっ、見えるトコロってオニーサン嫌なノ。
(幼くも見える例の笑みを浮かべながらピアッサーを取り出し、鎖骨の辺りに二つ穴を開けるとピアスをその穴に通して固定する。そのピアスは端から見れば蛇が鎖骨を這っているようなデザインで)
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