名無しさん 2022-06-26 12:22:50 |
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ん、りょーかい。(くす、と笑えば椅子から立ち上がり、机に手を着いて身を乗り出して蛇骨の唇に軽く口付けると「ごちそーさま。また来んね蛇骨。」と言い緩く手を振って)
…ただい…アッ。(裏通りを通り、楼へ戻ればこっそり自室に行こうと扉を開けると仁王立ちで怒った表情の金梅に見つかり。正座で説教聞かされ、一通り終わると監視付きのまま仕事をさせられ、一日を過して)
「あぁ。…なにか、良いことでもあったのか?」(蛇骨の隣に控えればご機嫌な様子を感じ取り、自分がいない間に幸運なことでもあったのかと尋ねて)
ン~?別にィ。
(声も態度もいつも通りのまま、煙管の煙を揺らしながら答える。龍鷹はどことなく不満げな様子ではあったが、「…それなら、いいが。」とだけ答えて同じように客を待ち、入ってきた客の相手をしてはいつのまにか夕暮れになっており)
一通り終わったなぁ…。(仕事の目処が着くと、息抜きをしようと天井を仰ぎ見て。少しの間は見ていたが、姿勢を元に戻すと蛇骨の店で貰った煙管と煙草を取りだし、準備をして吸いだし。空中を漂う煙を眺めながら物思いにふけて)
やぁ、どーもぉ。請求書持ってきましたぁ。(次の日、自分を襲撃した男の主がいる場所へと乗り込んで。主人は何か勘違いをしていたようで、最初はにこやかに対応していたが、話を続けていく事に顔色が悪くなっていき。一方の紅花は終始にこやかで、話が終わり項垂れる主人や部下に拘束されていく使用人たちには目もくれずに屋敷をでると、そのまま蛇骨のいる店に向かって)
今、手空いてるか?ちょっとこいつらに仕事やらせたいんだが、報酬高いの知ってたらと思ってなぁ。(椅子を引き寄せ近くに座ると袖から丸まった書類の束を取り出して。真っ直ぐに伸ばしてから差し出すと、書類には名前や顔写真などが載っていて。「この前、俺の事誘拐しようとした旦那とその仲間。危険度の高さは問わないぞぉ。」と付け加えて)
わァ、どさくさに紛れて殺っちゃうノ?怖~イ。
(あからさまに怖がっていない声色を出し、態とらしく身震いしてみせながら笑う。しばらく考えたあと「あるヨ。どこかの好事家サンか飼ってる異国の猛獣の餌やりするヒト。皆獰猛なんだってサ。」と口元を歪め)
ははっ、危険度が高いなら金額も高いだろうしなぁ。どさくさに紛れて、なんて勿体ないことはしないで、搾り取れるまで扱き使うだけだぞぉ。(仕事内容を聞けば良さげな内容に頷き。また、口だけの怖いという言葉に可笑しそうに笑えば、口角を上げ満面の笑みで言い。「他に人体実験とかの案件はない?」と尋ね)
くふっ、あるヨ。頑丈なの探してるみたいなんだケド、龍鷹渡してやるのはヤなヤツ。
(けらけらと楽しげに笑うと口を開き、「頑丈なのか人数揃えるか、だカラ適役だネ。」と付け加えて)
じゃあその2つで振り分けるか。(書類をペラペラと捲り、頑丈な者とそうでなさそうな者に分けると頬杖を着き。「その人らの連絡先、教えて貰ってもいいか?」と首を傾げ)
…ン~…オニーサンのトコロは龍鷹がいれば充分かなァ。
(書類を検分するが目ぼしいものは居なかったらしく、書類を突き返して笑う。「だって龍鷹、たんきだもン。新しいの入れて流血沙汰なんてしたくないヨ、オニーサン。」と乾いた声を上げて)
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