名無しさん 2022-06-26 12:22:50 |
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ふっ、はぁ…っ。(開いた口に遠慮なく舌が這い回ると息継ぎする度に声が零れて。口の奥に這い寄ろうとするのを感じ取れば薄く目を開け、制止するように肩を押して)
あっ、たり前だろ…喉なんて、苦しいだけじゃんか…。(けほ、と軽く咳き込むと、何を分かりきったことを聞くのかと言うように眉を寄せ)
それ、おにーさんだけじゃね?(僅かに乱れていた呼吸が元に戻ると自分の喉に手を当て、軽く撫でて想像してみるが苦しいという考えしか思い浮かばず、緩く首を傾げて)
くふっ、そうカモ。
(けらけらと声を上げ、煙管の煙を揺らしていたところに白蘭が入ってきては「よお、蛇骨のボウズ。元気か~?」と軽い調子の声を上げて)
「おう、そういや土産ありがとなあ。ランプは鈴玉が喜んでたわ。」
(紅花の姿を捉えると軽薄な笑みをそちらに向けて土産の感想を述べ)
お、それは良かったぁ。それ買った店、他にもいいやつあったから今度教えるなぁ。(土産を喜んでくれたことに安心して。「それでおっさんは何の用で来たんだ?」と首を傾げ)
「ん?蛇骨のボウズの調子どんなもんかと思ってな。あとついでに買い物かね。」
(何でもないように答えると蛇骨の前に立ち、「ボウズ、アレと…あとアレもあるか?」と指示語ばかりの注文をするが蛇骨は分かっているような様子で戸棚から薬を取り出し、懐から例の「悪い子」用の薬も重ねて白蘭に渡しており)
へー、そうなんだぁ。(指示語で伝えても理解している蛇骨と白蘭の仲の長さに感心しつつ、買い物している様を眺めて。また、例の薬を渡しているところを見れば、悪い子用だなぁと頭の片隅で考えながら冷めてしまったハーブティーを飲んで)
「ありがとなあ。んじゃ、鈴玉に怒られる前に帰るわ。」
(白蘭は薬の入った紙袋を抱え、軽く手を挙げて店を出て行く。蛇骨は白蘭を見送った後、紅花の方に振り向いて自分もハーブティーを啜って)
じゃーなぁ。……おにーさんとおっさんって、付き合いなげぇの?(緩く手を振って後ろ姿を見送れば、蛇骨の顔をじっと見ては問いかけて)
ン?まあネ。
(いつもの笑みを浮かべると煙管の煙を揺らし、「言ってなかったかなァ。オニーサン白蘭に飼われてたノ。まァ酷いことはされなかったケド。」と何でもないかのように答えて)
ほー、だから蛇骨のボウズ、なんて呼ばれてたのかぁ。納得納得。(指示語で言われても直ぐに理解したり、蛇骨への呼び方に合点がいくとなるほどと頷き頬杖をついて)
ん?んー…そうだなぁ、そろそろ戻るか。(蛇骨がサングラスをかけてしまったことを少し残念に思うが、時間を問われ時計を見れば少し長く居たようで思いのほか針が進んでいてそうだなぁ、と零して。袖に煙管と煙草の箱をしまえば「そういやおにーさんの呼び方変えた方がいい?外で名前呼ばない方が良いかなと思っておにーさん呼びしてたけど…」と確認し)
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