名無しさん 2022-06-26 12:22:50 |
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いらっしゃ~い。何か分かっタ~?
(いつもの笑顔を浮かべ、手をひらりと振って来客を出迎えると「オニーサンの方でもちょっと情報集めてたんだヨ~。」隣に控える龍鷹が相変わらず紅花を睨んだまま蛇骨の書いた、娼婦や他の客の話をまとめた簡易な報告書を手渡し)
お、ありがたーい。こっちも粗方調べてきたからご報告~。おにーさんのと照らし合わせて確証得たら潰してくる予定。(よ、と手を挙げて挨拶し返せば相変わらず睨んでんなぁ、と思いながら龍鷹から書類を受け取り、自分からも龍鷹へと渡す。パラパラと読んでみれば同じようなことも、こちらが掴んでいない情報もあり自分のと脳内で照らし合わせてみて)
ふうン…何なら、ウチの龍鷹連れていク?頼りになるヨ。
(目を細め、薄く笑うと隣の龍鷹を指差して。龍鷹は一瞬驚いたような素振りを見せるが、すぐに「…蛇が言うなら。できるだけ、他の男を殺さないようにはするが」と相変わらずの仄暗い執着心が見える瞳を蛇骨に向け)
うーん、確かに番犬くん来てくれたら心強いけどうっかり殺されるのも嫌だしなぁ。それにもしかしたらおにーさんの所に残党行くかもしれないし、心ここに在らずで木偶の坊になられても困るから今回は断っとく。(緩く首を傾げて考えてみるも、メリットとデメリットを天秤にかけての結果が見えていて。龍鷹は自分のことを敵視しているようだし、どさくさに紛れてなんてことも有り得るし、主人が心配で手付かずなんてのも困る、と首を振って拒否し。「製造元潰したらサンプル持ってくるから待っててくれや」とにっこり口角を上げて)
おー、よろしく。んで、それに備えて傷薬とか包帯とか…あればいろいろ買わせて欲しいんだけど。(にんまりと自信満々で返せば、抗争に備えて救護の備品を揃えたいことを伝えて尋ねて)
あるヨ~。ちょっと待っててネ。
(席を立ち、蛇骨が奥に消えてしばらくすると紅花を睨んでいた龍鷹が突然口を開く。「…お前は、蛇の…何なんだ。蛇のことを、どうするつもりだ?返答次第ではその首、胴と切り離してやる」敵意の中にも少しの疑問を持ったような声で紅花に問い)
さぁ?俺も分かんないんだよね…。でも今のところおにーさんのお客で、不利益にならないようにしているつもりだけどな。(突然の質問に驚いて目を瞬かせるが、自分でも蛇骨にとってどんな存在なのか疑問に思ってしまった。疑問に疑問で返してしまうのは申し訳ないとは考えものの、現時点で分かっていることに間違いはないと返答して)
「……そうか。それなら、いい。お前の首と、胴を切り離すのはもう少し先になりそうだ」
(瞼に大きく傷の入った瞳を伏せ、独り言のように零すとそれきり黙り込む。そうこうしているうちに蛇骨が戻ってきて、「お待たセ~。色々持ってきたヨ~。」と無造作に箱に詰められた傷薬や包帯を机に置き)
真っ二つになる未来は変わんないのかーい。(自分を殺す未来は結局のところ確定しているようで、それが先延ばしにされただけのようだったため、わぁ、と笑いながら突っ込みを入れて。また、いつの間にか用意が終わっていたようで「ありがとなー。幾ら?」と箱の中を確認しお礼を言うと金額を確認して)
ちょっと割引しといたヨ~。
(笑いながら金額を告げ、「なァに、紅花サン。龍鷹と何かあったノ?」机に頬杖をつきながら身を乗り出し)
わーい、ラッキー。って、番犬くんと?(指定された金額を財布から出して渡せば、先程まで話していた話していた内容について聞かれ緩く首を傾げる。別に隠すことでもないが言うほどのことでも無いだろうと判断すれば「…秘密」と柔らかく微笑んでは揶揄って)
え~、ナニソレ気になるじゃナイ。ま、詮索はしないけどネ。それじゃ、頑張ってネ~。
(けらけらと声を上げて笑い、瞳をきゅうと細める怪しげな表情を浮かべたもののすぐにいつもの笑みに戻り、ひらりと手を振ってみせ)
あぁ、死なない程度に頑張ってくるわ。(くくっ、と喉の奥で軽く笑えば仕入れた薬や包帯が入った箱を抱えて店を出て。楼につくと仕入れた傷薬と包帯を医療関係をになっている部署に持っていき、制圧部隊との最終確認を行って。夜になってから部下を引き連れ廃ビルに入り込めば、目的のマフィアとの交戦になる。そう強い奴らではなかったのか、不意をついたからか大きな被害を受けることもなく僅かな負傷者のみで乗り切ることが出来た。ボスと製造の首謀者は捕らえたし、薬のサンプルと諸々の書類を手にすると跡形もなく燃やすようと指示をし密造場所が灰になって行くのを眺めていて。後日、手に入れた書類や首謀者から聞き出した話、薬のサンプルを手に持ち店を訪れて)
あ、イラッシャ~イ。手に入ったァ?
(いつもの笑顔で来客を出迎え、ひらりと手を振る。龍鷹は相変わらず紅花を睨んでいたが、心做しか視線が昨日より柔らかくなっており)
おー、手に入ったぞぉ。サンプルは要らないから好きに使っていいし、書類もコピーしてるからお好きにどーぞー。(軽く手を振り、薬や書類が入った紙袋を机に置いて差し出すと近くの椅子を引き摺り寄せて「疲れたぁ」と零して)
わァ、アリガト。
(紙袋を受け取ると中身を検め、「…ん~…この薬、質悪いねェ。オニーサンのところの方が百倍マシなのあるヨ。」苦虫でも噛み潰したかのような表情を浮かべ、書類は全て龍鷹に手渡し)
ふぅん、やっぱり質悪いのか。入れられた時も気分最悪だったし、製造元も空気悪かったしなぁ。潰しといて正解だわ。(頬杖をつき、蛇骨の話を聞きながら納得するように頷いて。「あ、ちなみにおにーさんの所の百倍マシな薬はどんなの?」と興味をそそられ尋ね)
オニーサンのお薬?ちょっと幻覚は見えるケド、身体能力・思考力向上。接種しても理性もなくならないし、その上血液とかからも検出されないヤツ。オニーサン開発頑張ったんだヨ?
(薄く微笑み、懐から小さなジュエリーボックスを取り出すと「コレが現物ネ。でも紅花サンでも売れないヨ。コレは「悪い子」にだけ売るお薬だからネ。」と煙管の煙を揺らし)
へぇ、そりゃあ凄く万能だな。そんなの使われたら警察は手も足も出ねぇじゃん。(まぁ、この街ではほぼ機能していないけど…と頭の中で付け加えながらジュエリーケースに視線を移し。そこでふと自分には売ってくれないとのことに眉を寄せ「なんでぇ?俺も結構悪い子だと思ってるけど?」と拗ねた様子で)
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