匿名さん 2022-06-25 23:59:19 |
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流星群?
見たい!
( しばらく歩いていると、寄り道をしないかという提案には、流星群を見られるということもあってか凄く嬉しそうに頷き。流星群は小さい頃に1度見たことがあり、それ以来だと思うとこのリゼンブールで見る星は格別なので、きっと綺麗だろうと想像して。 )
よし、じゃ行こう。
(此方の提案に乗って嬉しそうに頷く彼女の手を引いて途中から曲がれば丘の方へ向かって歩き出し。中央だと街灯や建物の明かりが邪魔してなかなか綺麗に見ることは難しいが、リゼンブールは田舎という事もあって況して丘の方は街灯がない為星を見るにはもってこいの場所だ。暫く歩いて行くと目的の丘に到着、幸い他に人はおらず丘の中心まで来ると座り)
少し早かったかな。
誰もいないし。特等席ね。
( 少し登った丘の上。まだ時間は早かったが、誰もいないそこに座ると何だか自分たちだけの特等席のような感じがして嬉しそうに笑い。空を見ると、流星群はまだのようだが既に星が綺麗に輝き始めていて。)
ああ、やっぱ星見るならリゼンブールだよな。
(夜空を見上げると星が綺麗に輝いておりつい釘付けになる。邪魔するものは何もなく本当に綺麗に見え、暫く眺めているとまだ少なくはあるが一つまた一つと流れ始め。)
おっ、始まったな。
わぁ…!すごい。
綺麗…。
( 次々と流れてきた星を見て思わず感動の声が漏れる。昔見た星もこんなに綺麗だっただろうか。今日見ているこの星の方が数倍輝いて見えるのは、隣に彼がいるからなのだろうか。そう考えると心がほっと温まるのを感じる。)
これだけ多く流れる星を見れるなんてそうそう無いもんな。
(雲一つない夜空に流れる星々。その流れる様は本当に綺麗で、ふと夜空を眺める彼女の横顔を見て息を呑み。昼間子供の話をしたせいか、意識してしまい緊張して)
…、エドと見れてよかった。
ルークも見てるかな?寝ちゃってるかな。
( 暫く星を眺めていたが、ふと視線を感じると少しドキドキしてチラッと相手の方を見てそう言い。しかし恥ずかしくなって、息子も今この星を見てるのかななんて話を逸らして。)
…っ、ああ、この時間なら寝てるかもな。
(自分も彼女と同じ気持ちなのだが、久々の緊張感から言葉に詰まり話題が変えられたことで彼女から視線を逸らして会話を合わせ。流星群も終わりに近いのかあまり流れなくなって来た為、立ち上がると彼女に手を差し伸べ)
そろそろ帰るか。
うんっ。
( あっという間に終わってしまった流星群に少しだけ名残惜しい気持ちを残しつつ、差し伸べられた手を取ると帰路につき。家に帰ったら、とその先のことを考えると何だか変に意識してしまい、頬を赤くして。できるだけ違うことを考えようとして歩き。)
…っ…。
(普段なら何気ない会話をしながら家路に着くのだが、意識するあまりこんな時どんな会話をしていたかと考えるも浮かばず無言のまま歩き続け。その間も彼女と手は繋いだままなのだが、付き合い始めの頃の様な緊張感があって別のことを考えようとしていた中、気付けば家に到着。ポケットから鍵を取り出して開けると、ドアを押さえて先に入る様に促して)
…ウィンリィ、先に風呂入るか?お湯溜めてくるけど…。
う、うん。
それじゃ、先に入ろうかな?
( 先に入るようドアを押さえてくれていた相手に礼を言うと中へと入り。お風呂について聞かれると、ここは素直に頷いておこうと緊張を隠すためにできるだけ平気なふりをしながら頷いて。)
分かった、少し待っててくれ。
(彼女が家の中に入った後、続く様に家の中に入ればお湯を溜める為にそのまま風呂場へと向かい。蛇口を捻りお湯を出せば浴槽へ溜め始め。今この家にいるのは彼女と自分の2人だけ、蛇口から出るお湯を眺めながらそれを考えるとやけに緊張して考えを振り払う様に頭を横に振り。それから暫くしてお湯が溜まったのを確認すると蛇口を捻りお湯を止め、風呂場から出てリビングへ向かい。)
──ウィンリィ、おまたせ。お湯溜まったから良いぞ。
あ、ありがとう!…じゃあ先に入ってくるね。
( 相手がお風呂に湯をためてくれているのを待つ間、着替えをとってきてリビングのソファーに座っていると、やはりどこか落ち着かなくてソワソワし。お湯が溜まったという声をきくと勢いよく立ち上がり、風呂場に向かうことに。)
?あ、ああ…。
(彼女も緊張しているのだろうか、勢いよく立ち上がった姿を見てそんな事を思いながらも見送り。寝室に向かい着替えを取ってくると、彼女が出るまでリビングで待つ事にしてソファーへと座り。だがやはり落ち着かなくて立ち上がると窓の方に行き、カーテンを少しだけ開けて弟宅の方を見るも電気は点いていない様子。もう寝たのだろうと思いつつ、カーテンをしっかりと閉めて)
( 脱衣所にて服を脱ぐと風呂場へ。体や髪を洗い流し、湯船に浸かると少しリラックスして。ふとルークもアルやメイとお風呂に入ったのかな、なんて思いながら暫くゆっくり浸かって。身体を洗い流すと脱衣所へ。タオルで体や髪を拭くと着替えを済ませリビングに向かう。)
…あがったよ。次どうぞ。
あ、ああ、さんきゅ。
(風呂から上がってリビングに戻って来た彼女に視線を向けるも、渇ききってない濡れた髪の彼女を見てドキッとして頬を少し赤く染めるが誤魔化す様に返事を返せば脱衣所へ向かい。
脱衣所に入ると服を脱いで浴室へ入りシャワーを浴びて頭から身体と順に洗っていき、身体についた泡を流せば湯船に浸かり感嘆の息を漏らす。頭から彼女の姿が離れず、思い出すのと同時にこの後の事を考えると顔に熱が集中するのが分かり誤魔化す様に風呂のお湯を手に掬い顔を洗って)
( 食器棚からグラスを取り出すと水を注ぎ、それを持ってソファーへ。先に寝室に行こうかとも思ったが、彼が上がるまで、少し落ち着いてここに居ようと、グラスに入った水を1口飲み。変に緊張するのもすべて自分が彼にあんなことを言ったせいなのだが。なんて、今日の彼との会話を思い出しながら赤面して。)
(十分に温まった所で湯船から出て脱衣所からタオルを取れば体についた水分を拭き取り。それから持って来た服に着替え、首に掛けたタオルで髪を拭きながらリビングへと姿を現せば彼女の姿を視界に捉え。「ウィンリィ、まだ此処に居たんだな。」既に寝室へ行っているものと思っていた為、リビングに居るとは思わなかった様で)
俺、寝室に行くけど…ウィンリィは少し休むのか?
…えっと。
あたしも、もう寝室行こうと思ってたところっ。
( グラスに残った水を一気に飲み干し。それを持って台所まで行くとグラスを洗って片付け。相手の言葉に少し頬を赤くしながらも、自分も寝室へ行こうと思いちょっと急ぎ気味に動いたところ、足先に物があたって前に体重が行くのを感じると転んでしまいそうになり。)
(/ メイアルをどのタイミングで出そうか悩んでおります←
とりあえずウィンリィこけさせたので、兄さん受け止めてやって下さい←←)
!危ね──っ、ふぅ、大丈夫か?
(転びそうになる彼女に咄嗟に手を伸ばし、何とかギリギリで支える事が出来て彼女を受け止める形となり。ホッと息を吐いてから心配そうに問い掛けて)
(/今日に限って戸締まり忘れ兄さん←
ありがちだけど、リビングでイチャつき出した所に出現させます?デジャブ笑)
ご、ごめん!
…大丈夫、ありがと。
( 次にくると思っていた衝撃はなかなか来ず、そっと目を開けると相手の腕の中にいて。彼が助けてくれたのだと知ると、有難い気持ちと、腕の中に抱きとめられていることに顔を真っ赤にして。)
怪我しなくて良かったよ…っ!
(取り敢えず転ぶのだけは防げて良かったと安堵したのも束の間、腕の中の彼女との距離が近くて顔を赤く染める彼女を見ては此方も意識せずには居られずサッと彼女を解放し。もしかしたら食事の時の酒の酔いが風呂に入った事で今になって回って来たのかもなんて考え「も、もう少し休んでからの方が、良いかもな」と告げ)
あっ…。
エド…。
( 思っていたよりあっさり離れてしまった相手に、先程までは恥ずかしい気持ちでいっぱいだったが、寂しい気持ちが大きくなり思わず相手の服の裾を掴み。離れて欲しくない気持ちをどう伝えればいいのか困り。)
(/ 乱入させますか、もう少ししたら笑 今回はメイが先で←)
ん?……っ、心配しなくても今日は離すつもりねぇから。
(服の裾を掴まれた事からどうしたのだろうかと首傾げるも、何やら困り果てた様な表情の彼女に以前も同じ表情を見たなと思えば、彼女の身体を引き寄せ抱き締めると上記を)
(/了解です!突入(←)理由として、ルークのお気に入りクマさんのぬいぐるみを取りに来た、とかが無難かなと。ふわふわクマのリクが無いと眠れなくて強請ったみたいな←)
…うん。
( 再び腕の中に抱かれると、ホッとしたような、でも恥ずかしい気持ちにまた顔を真っ赤にしながらも相手の背中に腕を回しぎゅっと抱き締め返し。)
(/ クマのぬいぐるみ!!可愛い!!←
それでいきましょう、賛成です←←)
ウィンリィ…っ──。
(彼女の温もりを感じて暫く抱き締め合っていたが、少しだけ身体を離すと熱を帯びた瞳で見つめ名を呼べば彼女の唇に自分のそれをそっと重ねて触れるだけのキスを)
(/因みにクマの名前の由来はエルリックのリックから取ったらしいです← 身近なものから名前を取るルーク←)
─っ…ん。
( 少し離れて相手の熱の篭った瞳を見れば、唇が重なった瞬間に目を閉じて。無意識に自分からも相手の唇に自分のそれを重ね、離れると潤んだ瞳で相手を見つめて)
エド…っ。
(/ そんなとこも可愛い…← ルークかわいい)
──っ、もう、待てねぇ…!ん、っ──。
(唇が離れた後、潤んだ瞳で見つめられると背中にゾクリとしたものが走り寝室に移動するまで待てないと先程の口付けとは違い、少々荒っぽく貪る様に彼女の唇を奪い)
(/ルーク、兄弟が出来たと聞いたら嫉妬凄いだろうなぁ←
両親大好きっ子ですからね!下手したらアルとメイの家に家出しちゃうかも←←)
ふぁ…っんぅ…。
( 先程より強引な口付けに、此方ももう我慢できないといったように相手の首に腕を回して。体の体温が上がっていくのを感じれば、口付けの合間に熱い吐息が漏れて。)
(/ 一気に双子なんてできたら…もうやばいですね。家出エピソード楽しそう←
次くらいに突入させようかな!!←)
っ、ン──ッ。
(角度を変えながらより深いキスに変えながらソファーへ移動すれば、押し倒す形となり一度唇を解放し更に熱を含んだ瞳で彼女を見下ろす様に見つめれば彼女の首筋へ顔を埋めリップ音を立てながら愛でていき)
(/家出エピもやります?笑
了解です、もういつでも良いですよ!←)
っン…あ…。
( 背中に柔らかな感触を覚えるとソファーに倒されたのがわかり。首筋にくすぐったい感触を覚えると身動ぎをして。部屋に響く自分の声や、リップ音に顔を赤くして。)
【メイ】
お邪魔しま…あ。
( 遅い時間ではあるが、ルークのぬいぐるみを取りに来た。ノックするも返事はなく、仕方なくドアノブに手をかけるとすんなり開いて。声をかけて明かりの着いているリビングへと進むと、2人がソファーに倒れこんでいるところを目撃し。)
(/ とつにゅー!!!←←
家出エピソードやりましょ!!)
【アル】
…メイ?どうしt──ン"んっ!
(ルークを抱っこして室内に入ったは良いが、リビング入り口で立ち止まったメイの様子からどうしたのだろうとリビング内を覗き込めば見てはいけない兄夫婦の姿。戸締りをしっかりしてない所か、部屋ではなくこんな所でとは。咄嗟にルークの目を隠す様にして本人達に気付かせる為思い切り咳払いをすれば、黒いものを含んだ満面の笑みを浮かべ)
【エド】
…っ、ん……!!メ、メメメ、メイ!?
(彼女の甘い声に酔いしれながら反応を楽しんでいたのだが、何やら物音と人の気配を感じて其方を見ればメイの姿とアルの姿を視界に捉え驚愕。今のこの状況は非常にマズいと直感的に働き、急いで妻の上から退いて着衣を整えれば何事も無かった風を装い吃りながらも)
ど、どどうした?こんな夜遅くにっ…。
(/了解です!
アルフォンス君、黒モード!←)
【ウィンリィ】
へ…?…!!!
あ、ああアルもメイもどうしたの!??
( 急に感じた人の気配と、自分の上から退いた相手に不思議そうな表情をするも、入口を見るとその理由が判明し顔を真っ赤にさせ。少し乱れた衣服を戻すと、エド同様立ち上がり。背後のアルから物凄いオーラが出ていることには、アルを直視できず。)
【メイ】
お邪魔でしたよネ?
ルークがぬいぐるみのリクがないとと言うので、取りに来たんデス。
( 2人の姿に赤らめた頬に手をあてていたが、何も無かったかのように振舞う2人に少し残念そうな顔をして。ここに来た訳を話し。)
(/ 黒アルでたー!!これは怒られる!!← )
じ、邪魔だなんてべ、別にっ…あ、あー!リクね、ルークの部屋にある筈だけど…。
(弟から感じる黒いオーラにこれは絶叫されると表情引き攣らせ、メイの言うクマのぬいぐるみについては子供部屋にある筈と伝え)
【アル】
…さ、リクを連れて早く戻ろうか。メイ、ルークと一緒にぬいぐるみを取って来てくれるかな?
(抱っこしていたルークを降ろすと自室へ向かうルーク。何も無かった様に大人の対応を見せているがやはり笑みの裏には黒いものがあり。自分はルークについて行かず、兄夫婦と話があるからとメイにお願いして)
(/お怒り浸透の様子です!笑
アルが怖いよー!←)
【メイ】
わかりましタ!ルークいきまショウ。
( やはり邪魔をしてしまったと分かると少し申し訳ない気持ちになりながらも、アルの言葉に頷きアルの腕から降りたルークと一緒に2階の子供部屋へ。)
【ウィンリィ】
( これは確実に怒っている。アルのオーラに冷や汗が出て。以前にも同じ場面があったので、さすがに今回は2度目。お怒りだろうと視線を泳がせて。)
(/ まじでアルにはかなわない…。)
【アル】
……で、これは一体どう言う事?僕らはちゃんと声掛けたからね?
この家は兄さんとウィンリィの家なんだから何をしようと構わないけどさ、戸締りもしてないのは頂けないんじゃないの?
(此方としてみれば何度もノックと更に声掛けもした訳で、返事も無いし鍵も開いていた為不用心だと思いながらも何かあったのではと心配にもなった。それがリビングでこの有様。況してメイが目撃してしまった事が自分としては頂けず。ニコニコしながらも額に青筋浮かばせ、腕組みをしながら話を続け)
【エド】
…お、仰る通りで…っ。
(自分としては戸締りをしたつもりでいたのだが、これを言えば火に油を注ぐ様なものだ。ダラダラと冷や汗を掻きながらアルのお説教を受け。「でもウィンリィは悪くねぇんだ、俺が自制出来なくてこう言う状況を生み出しちまったっつうか…」とあくまで悪いのは自分であると続け)
ごめん…。
いや、エドだけじゃなくて…あたしも悪いの。
元を辿ればあたしが、誘ったようなもので…。
( アルに謝ると、隣のエドが自分を庇うような言い方をするものだから、首を横に振って違うと主張し。元は自分が我慢できなかったことが原因なのだから、非はこちらにあると困ったように続け。)
違うって!ルークに兄弟をって賛同したのは俺なんだから。
(自分にも非があると言う彼女は何も悪く無いと庇い。ルークが泊まりに行っている時がチャンスと思っていたのは事実だし、戸締まりだって確認を忘れたのは自分だ。)
【アル】
…はぁ…もう良いよ、僕らも急に来て悪かったし。
でも戸締まりはしっかりしなよね?
(互いに庇い合う兄夫婦を見て怒る気も失せてため息を吐き。しっかりと注意を促した所で、ルークがクマのぬいぐるみを大切そうに抱きしめて2階から降りてきて。ルークを抱っこして「それと…前にも言ったけど、そういう事は寝室で、だよ?」と後付けの様ではあるが兄夫婦の為にも守った方が良いと告げ。)
【メイ】
お邪魔しまシタ!
( ルークと共に2階から下りてくると、そのまま玄関に向かう途中で、にっこり笑ってそう告げると。玄関の方へ歩き始め。)
【ウィンリィ】
き、気をつけます。
( アルの言葉には言い返すことも出来ず、ただただ反省するばかりで。とりあえず下りてきたルークに「おやすみ」と伝えて見送ることに。今度から気を付けようと心に思いながら。)
【ルーク】
父さん、母さん、おやすみ。
(叔父に抱っこされ自分の胸にはクマのぬいぐるみを抱いて、両親に寝る前の挨拶をすると叔父とメイと共に自宅を後にして)
【アル】
それじゃ、僕らはこれで。おやすみ、兄さん、ウィンリィ。
(メイやルークに続いて挨拶すれば兄夫婦宅を後に。)
【エド】
ああ、おやすみ。
(3人を見送る為玄関に行き、見送った後玄関ドアの鍵を閉めてしっかりと戸締まりをすれば再びリビングへ戻り。まさか弟達がこの時間に来るとは思っておらず、本当に驚愕した様で息を一つ吐き)
…またやらかしちゃったね。
( リビングに戻るとへらっと笑いながらも、ちょっぴり反省した様子で。とりあえず落ち着くために、台所へいくとグラスに水を入れて一口飲み一息。 )
あ、ああ…マジで反省してる。
(引き攣った笑みを浮かべつつリビングのソファーに座り。何故今日に限って戸締まりを忘れたのかと我ながら情けなくなる。息子の事に関しても、旅先で購入して息子にプレゼントしたクマのぬいぐるみが無いと眠れない事は分かっていた筈なのだがそれを持たせ忘れるとは何たる失態。弟が咄嗟に息子の目元を隠した為、息子からは何も突っ込まれずに済んだ事に対しては何処か安心して。)
ん。
…とりあえず、2階いこっか。
( グラスを洗ってふせれば、ソファーに座る相手を見て。どうやら相当反省しているのが分かれば、何も彼だけのせいではないのにと思いつつ。相手の傍にいくと、おずおずと手を差し出して2階にいこうと提案し。)
あ、ああ…
(差し出された彼女の手を取り立ち上がると、そのまま恋人繋ぎにして2人で二階の寝室へ行く事に。弟達の介入であのドキドキ感が少なからず薄れてはいるものの、階段を上り寝室に近付いてくると薄れていた緊張感が戻って来て)
…っ、
( 恋人繋ぎになると恥ずかしそうにしながらも、ぎゅっとその手を握り返して。階段をあがり寝室につくと、部屋の扉を開けて中へ。部屋に入ってすぐ相手にぎゅっと抱き着くと、自分の心臓の音がうるさいくらいに耳にひびき。)
なんか、改まってここに来たら変に緊張しちゃって…。
っ!…お前だけじゃねーよ、俺だって緊張してる。
(部屋に入るなり抱き付いてきた彼女に少々戸惑いつつも、彼女の背中に手を回して抱き締め返し。相手に聞こえるのではと思う程、鼓動が脈打ち緊張感が更に高まり)
そっか、よかった。
( 相手も自分と同じと分かると少しだけ気持ちが楽になる。相手の胸に顔を埋めていると、鼓動が伝わってきて、自分のものと似たそれに安心感が増す。自分も相手の背中に手をして。)
ウィンリィ…っ。
(少しの間抱き合っていたが彼女の身体を少しだけ話して頬にそっと手を添え、名前を呼ぶと顔を近付け彼女の唇に自分のそれを重ねて)
んっ…。
( 相手の口付けに瞳を閉じて。先程とは違って薄暗い室内に感じる相手の声や体温、全てに反応してしまう。離れた後、少し彼の表情を見つめてから自分からも再び唇を重ね合わせ。)
ん、っ──。
(彼女から口付けてくれた事も嬉しくて、逃さまいと角度を変えて次第に深いものへ。こんな風に口付けるのも本当に久しぶりだ。これ程までに口付けとは気持ちの良いものだっただろうかと自分でも不思議な気分になる。歯並びをなぞり舌を口腔内に侵入させれば、彼女のそれと絡めようと熱い吐息を漏らしながら求め)
ぁ…っ、はぁ…。
( 深い口付けに頭がクラクラする感じを覚える。それが気持ちよくて、口内に侵入してきた相手の舌を感じると自分のそれを差し出して此方からも求めて。)
っ、はっ…ん…
(口付けを堪能しつつ彼女の腰に手を添えて支える様にしながらベッドの淵まで移動。名残惜しくも一度唇を解放し押し倒す姿勢となり、彼女の上に覆い被さり組み敷いた彼女を暗闇に慣れてきた瞳で見つめ)
ん…エド…っ。
( 背中に柔らかな感触を感じると、押し倒されたことを理解し、上にいる相手を熱の篭った瞳で見つめ。彼の顔にかかる髪へと手を伸ばすと、そのまま頬へと手を伸ばし愛おしそうに彼の名前を呼び。)
(/ この後どうしましょうか!双子判明あたりか、もう生まれた後にするか…)
!…加減出来ねぇかも…っ。
(頬に感じる彼女の手の温もり、熱の篭った瞳と色っぽさに理性崩壊寸前で直視出来なくて自分の口に手を当て視線逸らし上記を。)
(/双子判明あたりですかね、ルーク家出エピをやる為にも!←)
…っ、いいよ?
( 相手の言葉とその表情に顔が真っ赤になるも、別に構わない、と言うように相手を見つめ。頬にあてた手を下ろしそっと相手の首筋をなぞると、少し微笑み。内心緊張で心臓はばくばくなのだが。)
(/ OKです!!では、病院から帰ってきたらなんと双子だったという報告からですね!)
っ、どうなっても知らねぇからな…っ────。
(彼女の言葉と首をなぞられるとゾクゾクとした感覚が背筋を走り、その瞬間理性が崩壊し上記を述べた直後、彼女の首筋に顔を埋めキスを落としていき。それから何度も求め愛し合い彼女の中で果てると腕の中で抱き締め眠りに就き)
──────
ルーク、もうすぐ母さん帰ってくるぞー…ってまだ拗ねてんのか?
(書斎で仕事を片付け一息つこうとリビングへ行くと、隅っこの方で膝を抱えて拗ねている息子の姿を見つけ困った様に声を掛け。だが反応はなくどうやら話したく無い様で困り果てながらもキッチンへ向かえば、自分のコーヒーと息子のココアを淹れてリビングに戻りソファーに腰掛け。)
(/場面転換しました、ルーク既に拗ねてます笑)
ただいまー。
…ルークまだ拗ねてるの?
( 先日病院にて妊娠判定を受けてから2度目の受診。まさか双子を妊娠することになるとは、と正直驚きを隠せないのだが、かえったらエドに報告を、と帰路につくも。ルークが朝から拗ねていることを思い出す。機嫌直ってるといいな、と思いながら家に着くとリビングへ。)
(/ ありがとうございます!ルーク!すねてるのかわいい…←)
ああ、おかえり。ずっとこのままだよ。
(帰って来た彼女に気付いて笑みを浮かべるも息子について聞かれれば、苦笑いを浮かべつつ朝から変わりないと告げ息子のいる方を指差して。するとヒョイっと立ち上がり自分の部屋へと行ってしまった息子に声を掛けるが振り向く事なくお手上げ状態で)
って、おいルーク!
(/聞く耳も持たない様子です←)
んー…。完全に拗ねちゃってる。
( 部屋に去っていった息子の背中を見て、そんなに弟ができることが嫌なのだろうかと、少しばかり困った表情を浮かべれば。自分は弟や妹がいないため、兄になる彼の気持ちはわからないことが多いが。きっと弟や妹ができることで自分への愛情が無くなるとでも思っているのだろうか。 )
たぶん混乱してるんだろ、今はそっとしといてやろう。
(自分は弟が出来ると知った時とても嬉しかったのを覚えているが、恐らく今はどうしたら良いか分からず混乱しているのだろうと推測し。後でしっかり話せば分かってくれるだろうと今はそっとしとこうと提案を。ソファーから立ち上がると彼女の隣に行き肩に手を添えればソファーに座る様に促し)
…それで診断どうだった?
うん。
あ、それがね…。
( 相手の言葉に頷き。たしかに、今はそっとしておいた方が良さそうだと思う。促されるようにソファーに座ると、今日の診察結果を話し、相手の反応を伺う。自分も病院で双子だとわかりびっくりした。)
…双子、だってさ。
!…へ?双子!?
(ルークを妊娠したと聞いた時は驚きと喜びが半分くらいの割合であったが、まさか双子とは。結果を聞いて勿論嬉しさもあるのだが、前回とは違って名前を早い内に候補として幾つか決めておこうと考えていただけに嬉しさよりも驚きの方が上回っており酷く驚いた様子で聞き返して)
あはは、びっくりしちゃうよね。
あたしも思わず聞き返しちゃったもん。
( 相手の反応には、何となく予想通りで苦笑して。双子は普通に有り得ることなのだが、自分の知っている限り周囲の人に双子はおらず、お腹の中に2人分の命が宿っていることを考えるとなんだか今でも信じられない気持ちで。)
で、俺よく分からないんだけどルークの時と比べて体調が優れないとかそういうのはどうなんだよ?平気なのか?
(前回とは違い、彼女のお腹の中には二つの命が宿っているのだから悪阻やら体調面では心配ないのだろうかと不安になり問い掛けて。周りにも双子を子に持つ友人やら知り合いはいない為、知らない事が多すぎる。自分なりにもこれから知識を詰めていく必要はあるだろう。)
今のところは平気。そんなに前と変わらないかな?
( 相手の質問には、うーんと考える。今日の診察で約3ヶ月。以前のときと比べて体調はそんなに変わらず。確かに悪阻はあるが、そこまで酷くない。しかし双子というとお腹は大きくなりそうだなと思う。しかしルークの様子を見ていると、少し心配だ。きっと自分たち以上に戸惑いが大きいはずだ。)
ルーク、一気に2人のお兄ちゃんになるんだよね。
なんかそれも今はちょっと言いづらい…。
そっか、なら良いけど少しでも悪けりゃ言えよ?
…ルークには俺から話すよ。
(平気なら良かったと取り敢えずはホッとして。息子に関しては彼女から言いづらいなら、自分から話す気でおり。あまり悩んで彼女の体調に影響を与えたらと思うと心配。息子と2人きりになる時間ならそれなりにある訳だし、きちんと向き合えば分かってくれるだろう。)
うん、ありがとう。
…ねぇ、エドは弟ができたときどんな気持ちだった?
( こちらを気遣う相手に微笑み。ルークにはエドから伝えてくれるというが、少し心配をして。そういえば、彼は弟ができたときどんな気持ちだったのだろうか。疑問に思い尋ねてみて。)
俺?んー、純粋に嬉しかったな。
でも、アルが生まれて母さんは常にアルに掛かりっぱなしだしあの頃は拗ねてたかも。玩具取られたりとか、色々あったから。
(弟が出来たと聞かされた時は純粋に嬉しかったが、生まれてからの方が自分の場合嫉妬という感情が芽生えていた。大切な玩具を勝手に使われたり、母親だって大変だというのに構って貰えない寂しさから駄々をこねたりなど。今となっては良い思い出だが、その頃を思い出すとルークの気持ちも分からなくも無い。)
そっかあ。エドでもそんな風に思ったときあったのね。
( 相手の話を聞けば、相手にもそんな時期があったのかと少し意外に思う。そう思うとルークがそうやって拗ねるのも当然のことだと思えば少し気持ちが楽になり。)
兄弟を持つって人間は、もしかしたら必ず通る道なのかもな。況してそれが兄とか姉なら尚更な。
(兄弟を持つという事がどれ程良いものなのか、今は分からなくてもいずれ分かる時がルークにも来るだろう。苦笑いを浮かべつつも、自分達の子供だから大丈夫だと何処か確信を持っており。少し休憩するつもりが時計を見ると結構時間が経っており、ソファーから立ち上がると「書斎で研究してるから何かあったら呼んでくれ」と告げて書斎へと姿を消して)
(/この後リビングに誰もいないのを良い事にルーク家出します←)
うん、わかった。
あたしも少し休もうかな。
( 相手の言葉でだいぶ救われたのか微笑むと、研究するという相手に頷き、自分も少し自室出休むと伝えれば。リビングの電気を消し2階へ上がり。)
(/ 了解です!ついに!)
【ルーク】
……リク少尉、しゅちゅどう(出動)。
(お出掛け用の子供サイズの小さいリュックを背中に背負い、腕にはクマのぬいぐるみを抱えて部屋のドアを少し開けて廊下の様子を伺い。誰もいない事を確認すると最近ハマっている軍兵ごっこで小さな敬礼をして、いざ部屋の外へ。)
(/マイブーム軍ごっこ笑)
─
( 暫く自室で寝ていたが、起きて夕飯の支度をしようとリビングへ。未だにルークの姿がないのでまだ拗ねているのかもと心配するも、とりあえず夕飯のしたくにとりかかり。)
(/ かわいすぎる!!!罪!!)
──んー…これはこっちか。
(書斎の机に向かい資料をまとめるのに集中。研究資料と睨めっこしつつ、軍へ提出する為の資料を作成したり本を開いて調べたりと頭を悩ませ時折唸りながら兎に角忙しく仕事をこなして)
【アル】
ル、ルーク!?1人で来たの?父さんと母さんは?
(小さなノック音に気付いて外に出てみると其処には甥っ子の姿が。近いとは言え1人で来たのかと驚きを隠せず、兄夫婦の姿を探すも無く問い掛けると『…ボク、内緒で来たの。父さんと母さんには知らせないで!お願い、アルにぃ。』と今にも泣き出しそうな目で上目遣いで頼まれれば頭を優しく撫でてやり取り敢えず中に入る様に促し話を聞く事に。──ホットミルクを淹れてやり、ルークの隣に座ると話を聞く。自分に兄弟が出来ると聞いて驚いた事と自分に対する愛情が薄れるかもしれないという不安があって受け入れられないという。頷いて話を聞く事に徹底し、家には帰りたくないという甥っ子の気持ちが落ち着くまで好きなだけ泊まって良いと伝え)
─
…ルーク?ごはんできたよ…?
( 暫くして彼らの大好物であるシチューが完成し、ルークの部屋をノックする。しかしいくら待っても返事はなく。ドアを開けるとそこに息子の姿がなく。エドのところかと、書斎をノックして。)
エド?そこにルークいる?
…ん?いや、居ねぇけど?
(ドアのノック音と声にペンを止め、集中し過ぎて気付かない内に入り込んだのかと室内を一応見渡すも息子の姿は無くそう答え。「その辺で遊んでるんじゃねぇの?」とドアを開けて問い掛けて)
そっか、探してみる。
ルーク見つけたらご飯にしよ?
( 相手の言葉に、確かにまだ家の中全部探したわけでもないし、もう少し探してみるかと思うも、なんとなく不安な気持ちがある。とりあえず2階を探そうと踵を返し。)
ああ、分かった。もう少しで終わるから。
(まさか1人で家の外に出るなんて事は無いだろうし、家の中にいるだろう。彼女に返事を返せば、再び作業する為ドアを閉めて机に向かい)
ルーク?
…やっぱりいない。…外?
( それから家の中をくまなく探すも相手の姿は見当たらず。ふと玄関までいくと、靴がないことに気付き。段々不安や焦りの気持ちが大きくなりつつ、家の前に出て辺りを見渡すも姿がなく。)
どうしよう…。
…終わった。
(仕事を終え書斎から出ると2人の姿がなく、どこに行ったのだろうと思いつつ2人で話してるのかもなんて考え二階の子供部屋へ。しかしそこに2人の姿はなく、疑問符を頭に浮かべ一階に降りて来て)
…エド!
家の中も外も探したんだけどいなくて…。
( 一度彼に報告して相談しようと家の中に入ると丁度2階から降りてきた相手を見て。少し焦った様子で駆け寄り。家の周りにも、勿論家の中にも息子の姿がないことを相談して。)
!?俺が探してくるから、ウィンリィは家に居てくれ。もしかしたらひょっこり帰ってくるかも知れねぇから。
(息子の姿がない事に違和感を覚えているとどこにも姿がないという。もう日も暮れて辺りは真っ暗だし1人で探すのには限界があるかもしれないが、弟の所に行って探すのを手伝って貰おうと考えており。彼女のお腹には新しい命が宿っている訳だし、無理をさせる訳にもいかないと内心焦りはあるが表には出さずに彼女を落ち着かせるべく優しい声色で伝え。ライトを手に取ると玄関から外へと出ていき)
うん、わかった…。気を付けてね。
( 外も暗くなってきていることから不安感は大きくなる。捜索に出てもらう訳だが、暗がりなので気を付けてほしいも相手を心配そうに見送り。自分は家の中で2人の無事を祈って待つことにして。)
(家の周りを入念に捜索してから弟宅に向かうまでの道でも息子の姿はないかと探し、やはり見当たらず弟宅へ到着してドアを数回ノックすると弟が現れ、待っていたと言わんばかりの様子。首を傾げるも話は外でという弟に応じ話を聞けば、息子はどうやら家出したらしく帰りたくないとの事。両親には内緒にしてくれとの願いと先程眠った事から中で話すのではなく外にしたとの説明も受け。連絡しようとしたけれど当人が起きてる手前それも出来なかったという。気が済むまで泊まらせればそのうち帰りたくなるだろうと、今は自分に任せて欲しいと言われ暫く悩むもここは任せる事に。勿論息子が寝ている時でも遊びに夢中になっている時でも構わないから定期的な連絡はくれる様に頼み。
それから家に向かいながら何か事件に巻き込まれた訳ではなくて良かったと安堵して息子は連れずに一人帰宅して)
──ただいま。
エド!
ルークは…?
( 不安の中リビングでずっと待っていたところ、 帰ってきた相手の声が聞こえ少し急いで玄関へ。しかしそこに息子の姿はなく、不安げな表情を浮かべたまま相手に息子の行方を尋ねて。)
…アルの所。プチ家出っつうのかな、アイツ一人でアルの家に行ってたらしくてさ。…帰りたくねぇって。
(不安気な様子の彼女に簡単に取り敢えず説明をすればリビングへ移動しソファーに腰掛け。息子に会えた訳ではないが、弟から事情を聞いており無理に連れ帰っても拗らせるだけだと判断し任せる事にした訳で)
そう、なの。
…とりあえず、無事でよかった…。
( 相手の話を聞き無事を確認すればほっと一息付き。ソファーに座った相手を見て、台所に行き温かい紅茶を入れれば2つのマグカップに注ぎ。自分と相手の前にそっと置いて。安心はしたものの、それほどまでにルークにとって兄弟の存在が受け入れられないものになっているとは思わず。)
…大丈夫だって、受け入れるまで時間が必要なだけだよ。アイツだってちゃんと話せば分かってくれるさ。
(紅茶を淹れてくれた事に礼を告げるとマグカップを手に取り一口飲み。連れて帰って来れなかった時点で彼女の心配は計り知れない、それに理由が理由だけにきっと多少なりともショックもあるだろうと察し苦笑いを浮かべつつも、周りと比べて兄弟が出来るという事を受け入れるまでの時間が少し長いだけであって心配はないと安心させようと伝え。)
そうよね。
ルークなら大丈夫だよね。
( こういうとき兄弟がいれば、彼の気持ちももっと分かってあげられるのに、と少しだけ寂しい気持ちになるも、今は彼を信じて待つしかないと頷いて。相手の隣に腰を下ろし、温かいその紅茶を1口。)
アルにも定期的に連絡くれるように頼んであるし、俺も時折様子見には行くから心配すんな。
(息子の隙を見て連絡入れてくれるように弟にも伝えてあるし、特別問題はないだろう。息子に会ったとしても叱る気は無く、ちゃんと話を聞いてやるつもりでもおり。上記を告げるとまた紅茶を飲み。弟の事が大好きな息子だし、不安やら心配事など心に秘めたモヤモヤしたものを吐き出す相手として信頼しきっているのだろうと考え)
うん。
…とりあえず、ご飯食べよっか。
( 相手の言うようにアルのところにいるのなら安心だし様子も見に行けると思うと、いくらかは安心した表情になり。ふと2人のために作ったシチューがあることを思い出したかのように立ち上がると、夕飯にしようと提案して。)
(/ 数日たったらもどってきますかね?ルークくん←)
ああ、そうだな。
(息子の一件で夕飯の事など忘れていたが、安心した事もあって腹の空腹感が湧いて来て頷き。自分も立ち上がると食卓へ移動して席に座り。)
(/んーどうですかねぇ、アル大好きだから意外に帰って来ないかもしれなi←
この後双子誕生後まで進めた方が良いかもしれませんね、その間に話をして取り敢えずは理解したものの、誕生後に兄としての自覚が少し芽生えるも両親は双子に掛り切りで相手してくれないからと2度目の家出しちゃうとk←)
────
( あれから早いもので双子を無事出産。男の子と女の子の双子。その間に息子も自分の弟や妹の存在を認めてくれ、最近ではお兄ちゃんらしくなってきた。やはり、2人一度に生まれるというのは本当に大変なことで、世話にも人手が欲しいくらい。リビングのソファーでゆっくりくつろいでいると、そばに寝かせていた2人の赤ちゃんが泣き出す。片方が泣き始めるともう片方も泣き始めてしまうのだから参ったものだ。)
あー、どうしたの?お腹空いたのかな…?
(/ とばさせてもらいました! さぁ、また家出出動か!?←)
【ルーク】
母さん、ボクお世話する!…んーっ!
(隣に腰掛けて絵本を読んでいたのだが弟と妹が泣き出した事に反応して自分も手伝うと本を閉じ横に置くと、ソファーからヒョイっと降りてベビーベッドの方へ。しかし3歳児の小さな身体では赤ん坊を抱き抱えるのにも無理があり、それでも手伝いたいらしくて小さな手を伸ばして届かず、ベビーベッドに足を乗せて登ろうとしてバランスを崩し)
【エド】
っと!危ねぇ…ルーク、ベッドに登るのは危ないからダメだぞ。
(書斎で仕事していたのだが下の子供二人の泣き声に反応して部屋から出て来ると、真っ先に視界に捉えたのがルークがベッドの柵に掴まり登ろうとしている姿。落ちたら骨折の危険もある為、直ぐに駆け寄り落ちる寸前でルークを受け止め床に下ろし、世話しようとしたのだろうが危ないからと注意を。それから双子のうち、男の子のノアを抱っこしてあやして)
(/ありがとうございます。どのタイミングで家出するかはまだ不明ですが←)
よかった、怪我なかった?手伝いたい気持ちは分かるけど、まずはできることからね。
( ルークが怪我が無い様子にほっとして。ルークの元に行くとベビーベッドから女の子のエマを抱っこして泣いているのをあやしながら、手伝ってくれる気持ちは嬉しいのだけど、としゃがんでルークの目線になって伝えて。)
( / 確かに。こんなかんじで両親とも双子にかかりっきりになってたら嫌だよね…)
【ルーク】
むーっ…ボクだって出来る!ボクもやるの!
(両親を交互に見るも双子に掛り切りで何だか自分だけ除け者にされているかのような気分になり、それが何なのか自分自身も分かっておらずムスッとした表情で頬を膨らませれば父親の足にしがみ付き駄々をこねるような形となり)
【エド】
ルーク、危なっ!…ったく、お兄ちゃんになったんだろ?お兄ちゃんは駄々こねたりしねーぞ?…あっ…。
(足に掴まってきたルークに揺すられ、仕事と育児とでてんやわんやな部分があり少しばかり声を荒げ。あやして泣き止んでいたノアもまた泣き出し、ルークも今にも泣き出しそうになっておりやってしまったと反省しつつあやしながら声を落ち着けて。双子に掛り切りで構ってやれないのが可哀想で申し訳なくもあるが、双子がこんなにも大変なのだと思い知らされその上、機嫌を損ねたルークが駄々こねる様子に困り果て眉尻を下げ。頭を項垂れてしゃくり泣くルーク、それから足から離れて二階へと走って行ってしまい、あの年齢で分かれと言う方が無理な話だったかもと表情引き攣らせ)
(/まあ仕方ない、ルーク可哀想だけども愛情がない訳じゃないし。成長するための試練だと思って←)
ルーク。
…手伝いたいって気持ちは嬉しいんだけどね。
( 部屋から飛び出して行った息子の姿に、少し心配そうな顔をして。泣き止んだエマを再びベッドにそっと置くと、エドを見てそう言い苦笑する。こうやってエドが双子の世話を手伝ってくれるから何とかなっているが、そうでなかったらもっとルークに構ってやれていないかもしれない。しかしルークにとっては今も同じ状況なのだろうか。)
(/ そうですね。家出イベント+ルークへの愛が伝わるエピソードがあるといいかも…。また家出したルークを探しに出たときにハプニングが発生するとか。)
…少し話してくる。
(抱いていたノアが落ち着いた為、ベビーベッドに寝かせると前みたいに家出でもされたら困ると二階の子供部屋へと向かい階段を上り。子供部屋のドアをそっと開けると部屋の隅で蹲り泣いている息子の姿を見つけ、近付いてしゃがみ込み優しい声色で「ルーク、父さんが悪かった。おいで」と声を掛けると抱き付いてくる息子を受け止め優しく撫でてやり)
(/誘拐か、家出したものの山とか森の方に行ってしまい迷子になって帰れなくなるとかですかね)
( 息子のあとを追いかけて行った彼の後ろ姿を見送り、ひとつ息を吐く。以前家出をしたこともあったし、息子に寂しい思いはさせたくないし、一緒に居てあげたいとも思うが、正直双子が生まれたことでかかりっきりになってしまっているのが事実。しかし、双子が生まれたからといって彼への愛は変わらないし、みんな同じくらい愛しているのだが、それが分かるのは3歳には難しいのかもしれない。寝ている双子の頭をそっと撫でて、なかなかうまくいかないなと溜息をつき。)
( / なるほどなるほど。エドとウィンリィが救出というかんじですね!)
【ルーク】
…父さん、今日一緒に寝てくれる?
(少し遠慮がちに話を切り出せば、最近はようやく一人で寝れる様になり眠るまで絵本を読んで貰うのが日課ではあったのだが、弟達に両親を独占されてしまっている寂しさから今日はなんだか甘えたくて。)
【エド】
あー…うん、分かった。なら朝まで遊ぶか、勿論母さんには内緒でな?だから────。
(息子からの願いに双子は夜泣きもするし彼女一人に任せきりになるのは負担が大きいと少し悩むも、これまでそれなりに我慢をさせて来たのもあるし今日くらいは息子の願いに応じる事に。彼女にも話せばきっと理解してくれるだろうと。折角の息子からの願いだし、この年齢の子供には早いかもと思いながらも夜更かしをしようと提案。それを聞いて息子の表情はパァッと明るくなったのを見ると此方も嬉しくなり、それを実行する為の作戦を息子と話し出し、それが終わると約束だと指切りをすればお昼寝の時間だからと息子にベッドに入る様促し眠るまで絵本を読み聞かせ、眠ったのを確認すると部屋から出て一階のリビングへ。)
ルーク、昼寝してる。
(/どちらが良いかですよね。ハラハラ系の誘拐にするのか、もしくは迷子にするのか。希望ありますか?
迷子なら家出とは関係無く、1人というより友達と遊びに出て帰れなくなるパターンも有りかなと。)
そっか。仲直りできた?
( リビングのソファーに座っていたところ、戻ってきた相手を見てどうやらルークとは和解できたようで、すこし安心し。「何か飲む?」 と尋ねると、ちょうどいれていたコーヒーをマグカップに入れる。飲むなら相手の分も入れようともうひとつ用意して。)
( / 迷子パターンでどうでしょう。いつもより遠くに遊びに行ってしまって、とか、遊びに行った森で、とか。)
仲直りっつうか、彼奴も寂しかったみたいでさ。ルークの希望もあって今日の夜はルークと一緒に寝る約束したんだ。だから悪いけどノアとエマ頼めるか?
(リビングに来ると真っ先に双子の元へ行き、静かな寝息を立て眠る赤ん坊の頬にそっと触れ問い掛けに答え。息子と約束した事も伝えると、少しだけ申し訳なさそうにしながら問い掛けを。飲み物に関しては喉も渇いていない為「いや俺は要らない」と短く返し)
(/了解です。迷子なら前者が良いかなと。
遊び相手は5歳年上の近所の子供、公園で出会い仲良くなった、みたいなきっかけを考えてみました。年齢の離れた年上の友達なら、年齢的にも冒険感覚で遠出しそうだなと思いまして。)
うん。大丈夫。ルークと一緒にいてあげて?
( 自分の分だけコーヒーを入れ、両手でマグカップを持ちソファーに座ると、相手の申し出に頷き。きっと最近では一緒に寝ることも多く、こんな日もないとと理解を示すと、双子なら大丈夫だと笑って。)
(/ じゃあお友達私やりますね!)
さんきゅ。
(理解を示してくれて良かったと笑みを浮かべ、双子に触れていた手を離すと姿勢を戻し。そう言えばルークにブランコを設置してやると約束していたがまだ取り付けてなかったのを思い出せば「俺、外で作業してるから何かあれば呼んでくれ」そう告げると家の外へ出ていき)
(/ありがとうございます、お願いします!)
うん、わかった。
( 「外での作業」 というと恐らくルークに頼まれていたブランコだなと思うと、改めて彼も良い父親になったなと感じる。2階へ行きルークの部屋を訪れると、エドが言っていたようにスヤスヤと眠っており。近付いてそっと頭を撫でてあげると小さく微笑んで。)
(/ 話は変わるのですが… ルーク迷子編が終わったあと、此方の希望としてはロイアイかアルメイあたりをやりたい欲がありまして…どうでしょう←)
(/キリが良いので一旦本編会話止めさせて頂きますね。
了解です、ロイアイだとホークアイを動かせる自信が無い(超似非感たっぷり←)のでアルメイでも大丈夫でしょうか?
仮にアルメイだとして、この2人の場合結婚のイメージが湧かなくて(←)付き合ってて何処か遊びに行くとか、もしくは本編から離れて現パロや学園パロみたいなのもどうかなぁと!)
(/ 学園パロおもしろそう!ほのぼのした感じで進めれたらと思いますが、アルとメイだと先輩後輩とか?アルが憧れの先輩てきな。)
(/良いと思います、アル高2でメイ高1くらいが良いですかね?メイの身長も最終回ワンシーン並みに成長しててみたいな。)
(/猛アタックメイ笑
部活とか何が良いかなぁ。委員会は生徒会やってそう←
目立つの嫌だから書記だけど生徒会長が頼りなくて、腹黒さから実質裏で牛耳ってる影の生徒会長的な笑)
(/ 最高ですね!!メイは1年生ながらに憧れのアルに近付くため、わけも分からず生徒会の雑用になる気がします。←)
(/最初は一年生なのに凄いな程度の認識。視線を感じるもその先にはいつも生徒会長や副会長のどちらかがいる為に、告白された訳でも無いしまさか自分に向けられているとも思わず生徒会長や副会長の事が気になってるんだろうなぁとか勘違い←
兄や幼馴染の関係、友達の好きな子関係には気付くけど自分の事となると全く気付かない系恋愛ポンコツ←
それでも次第に頑張るメイの姿に惹かれていくアル。気になるし放って置けないけど、その気持ちが何なのかよく分からないという笑
メイが憧れるきっかけはどうします?無難に入学式の日にメイをアルが助けたでも良いですし、中学や小学生時代に一度会っていてアルは忘れてるけどその時の出来事がきっかけでメイが憧れてまた会える日を夢見てたらまさかの高校が一緒。再会を果たすが忘れているアルに思い出して貰う為、メイは奮闘みたいな←)
(/ たしかにアル自分のことに鈍感そう笑
個人的には助けてもらう展開が好みです!メイはメイで、アルにアタックし続けるも、自分を見てくれているのだろうかと少し不安になっちゃったりもして。それでもひたむきにアルへの愛を伝えていくんだけど、よくよく考えるとちゃんと告白をしたことがなくて。しかしいざ告白となると、どうしたらいいのか分からずなメイが想像できました。)
(/直向きなメイを応援したくなりますね!
きっかけは助けた展開で、どんな感じにしましょうか?同校の不良に絡まれてたとか、或いは車に轢かれそうな所を助けたとかでも此方は何でもOKです。因みに部活は空手部にしようかと←
師匠に昔から習っていたけど、教員免許を持ってたの知らなくて高校で教鞭を取りしかも空手部顧問というのもあって入学と同時に半ば強制的に入部させられたエルリック兄弟←←
エド入学時にアルに話してそうですが、敢えて黙っていたとか笑)
(/ なるほどなるほど!では、不良に絡まれるというか、メイが正義感から不良たちの何か行いを注意しようとして、反感を喰らうという感じにしましょう!メイもそこそこ強いと良いなと思うのですが、どうでしょう?
空手部設定よいですね笑 想像できる!)
(/其方の方がしっくり来ますね!メイ、正義感強い所ありますし。良いと思いますよ、メイの強い部分と正義感から見る目のない観察眼乏しい男(←)からはあまり女の子扱いされた事が無くてアルに初めて女の子扱いされたとかだとなお萌えます←
メイの部活所属はどうします?生徒会が忙しいから無所属とかでも全然ありだとは思いますが!)
(/ わかります!!きっとアルなら女の子扱いしてくれるから、ときめきが…!!←←
無所属にしようと思います!アルが部活してるとこ時折覗きにいってそう←)
(/アルは天然タラシだから、無意識の内に他の女の子ファンとか出来てそう笑 それを気に入らない一部男子から知らない内に反感買ってるという←)
(/学園パロだと色々出来そうですよね、季節毎のイベントとかも。では細かい設定は追々考えるとして、本編に戻りたいと思うのですが思い切ってルーク迷子編から再開します?)
(/ そうですね。では迷子編から再開しましょう。
公園で知り合った友人(キース)と森へ遊びに、からの道に迷う感じで捜索へ。私の方からロル回しますね。)
────
【キース】
( リゼンブールの公園。近くに森もあり、自然が豊かなこの公園で、友人と遊ぶ約束をしていたが、今日は来ないらしい。家に帰ろうか悩んでいたところ、同じように1人で公園に来た自分と同じくらいか、もう少し幼い男の子の姿を見つけて。)
君、ひとり?
【ルーク】
…?うん。お兄ちゃん誰?
(遊んでくると母親に告げ家を出て近くの公園へ。小さい子供なら十分に楽しめる遊具が並ぶ中、何れで遊ぼうか悩んでいた所見知らぬ少年に声を掛けられ見上げれば首傾げ)
(/ありがとうございます!)
【キース】
あ、僕はキース。君は?
( 誰、と聞かれると、笑って名前を告げて。逆に彼の名前はなんというのだろうかと問い返して。やはり声をかけてみたら自分よりも幼いのだとわかり。)
【ルーク】
ボク、ルーク!よろしく、キース兄ちゃん!
(ポカンと不思議そうな顔で相手を見ていたが、彼の笑みに釣られ安心したかの様に満面の笑みを浮かべれば自分も名前を告げ、よろしくと小さな手を伸ばし握手を求め)
【キース】
ルークか!よろしく!
なぁ、一緒に遊ばないか?僕、ひとりなんだ。
( 相手も笑ってくれたことに少しほっとして、自己紹介が終わるとすぐに一緒に遊ぼうと誘いを。1人で遊ぶより2人で遊んだ方が楽しいに決まってる。)
【ルーク】
うん、良いよ!何して遊ぶ?
(遊びの誘いに嬉しそうに満面の笑みで応えれば、早く遊びたいとワクワクした様子で相手の服の裾を引っ張り。遊具で遊ぶのも良いが、砂場で遊ぶのも楽しそうだと周りを見渡し)
【キース】
そうだなぁ…。
なぁ、せっかくだし、遊具で遊ぶんじゃなくて近くの森に探検に行かないか?
( 遊具を見渡すも、自分としてはいつも通りの遊び方ではつまらないと、少しお兄ちゃんとして面白いことを一緒にしてあげたいという気持ちもあり提案をする。そこまで深くまで入らなければ危険はないだろう。)
【ルーク】
探検…うん、行きたい!
("探検"という言葉の意味はよく分かっていないが、何だか面白そうだと目を輝かせ乗り気で。親からはあまり遠くに行ってはいけないと言われているが、そんな事は忘れており森の方へは行ったことが無い為楽しみな気持ちが勝り)
【キース】
そうと決まれば、早速行こうぜ!
僕が先頭歩くから、ついてきて!
( 頷いてくれた相手にぱあっと顔を明るくして。そうと決まればと、先頭は自分が歩かなければと意気込み、早速公園横にある森に向かって歩き始めて。)
【ルーク】
うん!
(相手の言葉に大きく頷くと後に続いて歩き出し森へ。いつもなら先程の公園か又は家の周りで遊ぶのが殆ど。更に初めての友達が出来た事もあって手を大きく振って歩き)
【キース】
あ!ウサギだ!
( 相手が後ろから着いてきているのを確認しながら、先に進む。少し進んだところで小さなウサギを発見して、立ち止まり。うさぎの方は此方にまだ気付いていないようで、少し離れたところから見て。)
【ルーク】
!…ウサギさんどこ?
(前を向いて歩いていたつもりが、立ち止まった相手にぶつかり反射的に顔を抑え。痛みはないものの、動物の名前に反応して何処にいるのかと辺りを見回して)
【キース】
ほら!あそこ。
( 後ろの相手かぶつかってきたことには、こちらか急に止まったからだと分かり「ごめん!」と謝りつつ、少し離れた場所を指さすと、静かに近付いてみようとそーっとうさぎの方へ歩みを進めて。)
【ルーク】
…うわぁ…!
(間近で見れる兎の姿に感嘆の息を漏らすが、気付かれてしまうかもと慌てて口を押さえ息を殺し見様見真似で身を屈め。2人で行ってしまっては気付いて逃げられてしまうかも知れないと、茂みに隠れる様にして様子を伺い)
【キース】
……あ!気づかれちゃった。
なぁ、おいかけてみよう!
( 少しずつウサギに近付いた所で、足元の枝を踏んでしまったことで音に気付いたウサギが走り出す。少し楽しそうにウサギと追いかけっこでもしようという勢いで、ウサギが走っていった方へ行ってみようと声をかけ)
【ルーク】
…うん!ウサギさん待てーっ!
(茂みに隠れる様にして見ていたものの、相手の様子からして悔しがる所かまだ諦めずに楽しんでいる模様。誘われるがままに茂みから姿を現せばウサギを追いかける様に走り出して)
【キース】
──
ウサギの姿見当たらないな…どこいったんだろう。
( 暫く夢中になって追いかけていたところ、うさぎの姿を完全に見失い辺りを見渡し。ふと気づけば、何だか辺りも少し暗くなっており、奥まで入ってきてしまった。なんだか、不気味な雰囲気の森に怯えるも、相手がいる為不安がる訳にもいかず。)
…と、とりあえず帰ろうか。なんだか暗くなってきたし。
【ルーク】
うん…!
(追い掛けていたウサギが見えなくなり肩を落とし残念そうにションボリするも、周りを見れば何だか先程までの景色とは違い薄暗い雰囲気に何処か不気味さを覚え、近くの茂みからガサガサと物音が聞こえれば慌てて相手の傍に駆け寄りしがみついて)
【キース】
だ、大丈夫だよ。きっとさっきのウサギさ!
( 自分にしがみつく相手と、聞こえる音にはこちらもびっくりした様子で肩を震わせ。しかし、平気なふりをしつつそのおとがするほうを見ながら強がったような口調で言うも、もしかしたら恐い生き物だったらと思うと今にも涙が出そうで。相手の手を握ると「とりあえず来た道を戻ろう!」と、自分たちが来たであろう道を指さし。)
【ルーク】
う、うん…キース兄ちゃん、怖くないの?
(辺りの薄暗さと相俟って不気味さに恐怖を覚えるが、手を握ってくれた相手に少しだけ安心して頷き。来たであろう道の方へ歩き出しながら、ゴォーっと言う風の音とその風により揺れる葉がまるでお化けの様に見え更なる恐怖を覚えれば握る手に力が入りながらふと問い掛けを)
【キース】
こ、こわくなんてないよ。
…あ、あれ?こっちの道だったと思うんだけど。
( 手を握る相手の手をそっと握り返しながら、強がり。しかし歩む先にはこれまでと同じように道無き道が続くだけで出口は見えず。不安な気持ちになってきて。 )
【ルーク】
っ…キース兄ちゃん…?
(握り返された手に少しだけ安心するも、何処か不安気な相手の様子から不安そうな表情を浮かべ。前も後ろも日が暮れてきた影響で暗く背中に寒々とした感覚を覚えながらも前へ歩いて)
【キース】
大丈夫、僕がなんとかする…っ。
( 不安な気持ちで一杯ながらも自分より小さな相手が不安げな表情を見せているのを見て、安心させるような声掛けをして。)
────
【ウィンリィ】
…あれ、ルークまだ帰ってない。
( 双子を連れて買い物に出かけていたところ、家にいるはずの息子の姿が見えず、まだ遊んでいるのかと少し不安になり。彼のいる書斎をノックして話しかけて。)
ねぇ、エド。ルークがまだ帰ってないんだけど…
【ルーク】
う、うん…。
(相手の言葉を信じていない訳ではないが、薄暗い森の不気味さに不安や怖さが増しそれでも泣きそうになるのをグッと堪えて歩き続け)
──────
【エド】
おう──はっ!?帰ってねぇって、一緒に出掛けたんじゃなかったのか?
(相変わらず忙しそうに研究やら書類を纏めたりと仕事をこなす中、ノック音と共に聞こえた彼女の声に返事をすればその内容に驚きを隠せず仕事を半端に椅子から立ち上がればドアの方へ行き開けて。仕事に夢中になり過ぎて話半分に聞いていた為てっきりルークも連れて一緒に買い物へ行ったのだとばかり思っており、どう言う事なのかと首傾げ。ふと時計を見ればもう日も暮れて早い所ならば夕食が始まっているであろう時間帯。休憩も挟まずに夢中になっていた為こんなに時間が経過していたとは思いもせず)
【ウィンリィ】
ううん、今日は3人で買い物に出掛けてたの。ルークは連れてってない。けど、近くの公園で遊んでくるって言ってたから、遅くならない内に帰るって約束したんだけど。
とりあえず、公園の方行ってみる。
( 今日はルークは父と一緒に留守番だと伝えると、いつも遊びに行っている近くの公園に遊びに行くというので、遅くならないようにだけ告げて家を出た。もういつもならとっくに帰ってきているのだが。なにかトラブルでもあったかと、心配そうにして、公園付近を探そうと提案して。)
【エド】
いや、探しには俺が行く。双子だけにする訳にもいかねーし。
それにもしかしたら行き違いで帰ってくるかも知れねーからウィンリィは家に居てくれ。
(どう言う経緯で遊びに出掛けたのか聞けば、約束を簡単に破るような奴じゃないし何かトラブルに巻き込まれたのかも知れないと表に出さないまでも心配になり。双子だけ家に残して探しに行く訳にもいかない為、遊び先の公園には自分が探しに行くと申し出コートを手に取ればサッと着こなし。)
うん、わかった…。気をつけてね。
( 相手の言うことも確かだと頷き。玄関まで相手を見送れば、気を付けてと伝えて。探すまでもなく息子が帰ってきてくれることを願うばかり。何も事件に巻き込まれていないといいのだが。)
───
【キース】
結構歩いた気がする…
ちょっと休もう。
( 暫く歩き続けていたが一向に出口は見えず路頭に迷い。少し疲れも感じ、休もうと提案をして、大きな木の下に腰掛け。)
ああ。それじゃ行ってくる。
(ライトを手に取り一度振り返り告げると、ドアに手を伸ばし開けて外へ。この時期日が暮れるのも早く辺りは暗い、まだ小さな子供がこんなに遅くまで1人でいるとなれば心細いだろう。何とか早く探し出さなければと公園の方へ走り出し)
──────
【ルーク】
うん…お腹空いたぁ。
(全く出口に出られず、周りを見るも先程より暗くなり不安は増すばかり。相手に続いて座り込めば、空腹を知らせる腹の虫が鳴り小さな手でお腹を押さえて)
【キース】
そうだね…。
ごめん、僕が森に行こうなんて言うから。
( 確かに自分もお腹が空いており、それも相まって心細くなれば、自分より幼い相手は尚更だろうと思う。膝を抱えて相手に謝ると、目に涙を溜めて。)
(公園までの道を隈なく探しながら進むもルークの姿は見つからず、そうこうしている内に公園へ到着。公園自体はそこまで広い訳ではない為、遊具の一つ一つや砂場など遊びそうな場所を隅々まで探すがやはり姿は無く。一体どこへ行ってしまったのかと公園の周りを見回し、森方面へ続く道を見て一つの可能性が頭に過り森に向かって走りながら)
ルーク!居たら返事しろーっ!
【ルーク】
っ…だ、大丈夫だよ!お腹は空いたけど、まだ歩けるもん。
だから、泣かないで?
(先程までの様子とは明らかに違う相手、更に聞こえてきた謝罪の声に元気付けようとバッと立ち上がれば相手の前に立ち、恐怖はあるもののその場で足踏みしたりと空元気に振る舞い。相手の前にしゃがみ込めば笑みを浮かべ。ふと風に乗り聞こえて来た声に反応する様に立ち上がれば周りを見回し)
──!父さん…?父さーんっ!
【キース】
…!ルークのお父さん?
( 相手に励まされたことによって少しだけ安心したのか、涙を拭って。ふとどこからか聞こえてきた声に耳を澄ませば、彼がお父さんと呼んでいるということもあり、助かったと明らかに安心した様子をみせて。)
【ルーク】
うん!…父さん!
(問い掛けに大きく頷くと遠くからライトの灯りが見え、それが近付いてくると眩しそうに腕で防ぐ様な姿勢を取れば自分の名を呼ぶ父の姿が目の前に。それまで我慢していた感情が爆発した様に目が大粒の涙を溢し父の足に抱き付いて)
【エド】
!ルーk…!?
ったく心配したんだぞ、こんな時間まで何して…って君は?
(暫く走りながら探していると帰って来たのは幼い子供の、それも聞き間違える筈のない息子の声に反応して声のする方向へ急ぎ向かえば小さな姿が二つあるのを見つけ息子の名を呼べば足に抱き付いて来た息子。こんな暗闇の中居たのだから余程怖かったのだろう、息子の肩を優しく掴み兎に角無事で良かったと思うと同時にどれ程心配した事かと叱ろうとするも知らない子供の姿を視界に捉えると問い掛けて)
【キース】
あ…。僕、キースっていいます。
ごめんなさい。こうなったの僕のせいなんです…。森へ探検に行こうってルークくんを誘っちゃって…。
( ルークの父親の姿が見えると、ほっとするも、こんなことになってしまったのは自分の責任だと申し訳なさそうに目に涙をためて。正直に言ったが、きっと怒られるだろうとぎゅっと拳を握り。)
そうか…キース1人の責任じゃない、一緒に行くってルークも言ったんだろ?
(理由を聞けば反省もしている様だしキースを責める様なことは無く、寧ろ我儘を言って困らせたのではと心配になる。謝りながら泣き続ける息子を片腕に抱き抱えると、空いている方の手をキースの頭に伸ばし撫でようとしつつ)
…遊んでくれてありがとな、キース。
【キース】
う、うん…っ。
ごめんなさい…っ。
( 頭に触れた優しい手と責めることをしない言葉に思わず我慢していた涙がぽろぽろと零れて。それを必死に自分の袖の裾で拭えば、自分も早く家に帰って家族に抱きしめてもらいたいと思う。)
もう謝らなくて良いから早く帰ろう、キースの父さんや母さんもきっと心配して探してる。
(キースの様子から十分に反省している事が見て取れ、スッと立ち上がるとキースに手を差し伸べ。自分達だって子供が帰ってこないと血眼になって探し回った程なのだから、きっと彼の両親も心配して探し回っている筈。無事に見つける事が出来たのだから彼を家まで送り届けて事情を説明するつもりでおり、取り敢えず公園まで行けば彼も分かるのではと)
…キースの家まで道案内頼めるか?
【キース】
うん、わかった。
( 相手の言葉に頷き立ち上がると、3人で森の出口に向かい公園まで辿り着く。そこからはもう慣れた道なので、少し足取りも軽くなり。見えてきた家の前には父の姿があり、どうやら自分のことを探している様子の父母にまた涙が溢れてきて、そこからは走って2人の元に駆け寄り。)
おかあさん!おとうさん!
…夜分遅くにすみません、実は──
(彼について行き辿り着いたキースの家。やはり探していた様で、両親に向かって走っていったキースを見つめ良かったと胸を撫で下ろし。後を追う様にキースの両親の元へ行けば挨拶もそこそこに事情を話し出し時折苦笑いを浮かべ)
──と言う訳なんです。息子のルークにも非はありますし、2人とも反省している様なので叱らないでやってください。
【キース父】
そうだったんですね。本当にすみませんでした。
あと、息子を探し出していただいてありがとうございました。
( キースを抱きながら、後ろ手にいる親子に不思議な表情を見せるも、事情を聞けば申し訳なさそうに謝り。しかし、彼の言う通りキースも相当反省しているようなので、ここは叱らないでおこうと苦笑して。)
【キース】
ルーク…また遊んでくれる?
( 父に抱き締められていたが、解放してもらうとエドとルークの元に駆け寄り。少し困ったような、反省したような顔でちらっとルークを見るとそんな風に言い。今日は散々だったが、この埋め合わせはさせて欲しいと思っているようで。)
いえ、本当に無事で良かったです。
では俺たちはこれで失礼します。
(息子のこういう行動を目にすると幼き日の自分を見ている様でやはり似るのだなと実感し。ともあれ事件に巻き込まれる事も怪我も無く本当に良かったと心の底から思えば自然と笑みが浮かび、キースの父親に再度挨拶してその場から去ろうとした時、キースがこちらに駆けてきた為ルークを降ろしてやれば)
【ルーク】
…うん!えーっと…やくそく!
キース兄ちゃん、ボクのお家にも来てね!
(こちらに走って来たキースを何事だろうかと不思議そうに見るも、父親から降ろされればパァッと明るい笑みを浮かべ大きく頷き。自分の手を見て何やら考えると小さな小指を立てて、キースの目の前に出すと指切りをしようと)
【キース】
うん!約束な!
( 相手が優しくそう言ってくれたことが嬉しくて此方も明るい表情になれば、差し出された小指に自分の小指を絡めて小さな約束を交わし。小指を離すと、ニコッと笑って帰る2人に「またね」と手を振って見送り。)
(キースやその家族と別れて帰り道をある最中、息子と2人だけの時間に今日の事への注意やどれ程心配したか等を伝え、帰ったら母親にもきちんと謝る事を約束させ。それから様々な事を話しながら家に着くと玄関ドアを開ければ)
──ただいま。
【ルーク】
…。
(帰宅したら謝ると約束したもののいざ家に着くとモジモジと家の中に入るのを躊躇い。約束を破ってしまった事への罪悪感もあって少し俯き加減に)
!…ルーク!
よかった…。
( 2人の帰りを今かと待っていたところ、玄関が開く音に急いでそちらに向かえば、ルークが無事であったことにほっとして傍に行き。怪我などがないことを確認すると、思わずそっと息子を抱きしめて。)
【ルーク】
!?か、母さん…っ、ご、めんなさいっ。
(叱られるとばかり思っていた為、目を強く瞑るも思っていた反応とは違い抱き締められれば目から大粒の涙を流して謝罪の言葉を口にして)
ほんとに…心配したんだから。
さ、中入って。ご飯にしよ?
( 泣きながら謝る相手の背中をそっと撫でながら、きっともう心配したという話は散々父親から聞いていることだろうし、反省もしているだろうと思えば、何も言わないことにして。身体を離すとにっこり笑ってきっと疲れているだろうし、中に入ってご飯にしようと2人に声をかけ。)
【ルーク】
っ、うん…!
(優しく抱き締められた事で自分も愛されてるんだと実感して涙を拭い笑みを浮かべれば頷き、家の中に入り手を洗う為洗面所へ父親と共に向かい)
──────
【アル】
(季節は春、今日から2年生となり高校に入って初めて後輩が出来る。どんな子達が入学してくるのかと少し興味がありわくわくしつつ、制服のブレザーに身を包み通い慣れた通学路に咲く桜を見ながら1人学校に向かって歩いており。)
(/タイミング的に良いかなと思いまして場面転換させて頂きました。季節も悩んだんですが、出会いの季節から始めるのも有りかなと思いまして。)
( 春の暖かい風が桜の花びらを散らす。いい天気に足取りも軽い。入学式へむかうため、新品の真新しい制服に身を包み高校へ続く道を歩く。新しい友達ができるかとか、どんな授業があるのかなど楽しみなことがいっぱいで、おもわず鼻歌を歌っていたところ、女子生徒がひとり男子生徒3人に囲まれているのを見つけ、何やら不穏な空気にいてもたってもいられず間に入り。)
…女の子に寄って集るなんて、感心しませんネ。
【不良A】
あ?なんだこいつ。
( 急に割って入ってきた彼女を見て怪訝そうな顔を見せると、制服を見て同じ学校の新入生であることを知り。見るからにただの女の子だと思うと完全に舐めた様子で近寄る。)
怪我したくなきゃ、そこどきな。お嬢ちゃん。
( / 場面転換ありがとうございます!さっそく不良に立ち向かうメイをやらせていただいております←)
さーて今日も頑張r…ん?はぁ…
(道を歩きながら春の麗らかな空気を満喫しつつ背伸びをし自分に気合を入れようとした所、女の子2人と学校で有名な不良3人組の姿を視界に捉え。空気的にも不穏漂い、新学期早々面倒事を起こそうとは良い度胸してるじゃないかと内心思いながらため息を一つ。それからゆっくりと近付きよく見れば、真新しいうちの制服に身を包んだ女子生徒だという事に気付く。不良から絡まれたのだろうか、何れにせよ入学日に巻き込まれるとは災難だなんて思いながら不良の1人の肩をポンポンっと叩いては)
ねぇ──こんな所で何してるの?
(/アル先輩、出動!笑
助けながらも面倒事を起こさないでくれとか、面倒臭いなとか思ってそうなアルパイセン←)
…!
( 退いてくれない3人に立ち向かう勢いで構える姿勢をとっていたのだが、不良の背後からかけられた声に視線を移す。すると、自分たちと同じ高校の制服であろう男子生徒がひとり立っていた。一目見た瞬間、彼から目が離せなくなってしまい、この状況にもかかわらず頬を赤く染めて。)
【不良B】
な、なんだ。てめぇ。
( 急に肩をたたかれたことに眉間にシワを寄せるも、何やら黒いオーラに若干びびりつつ睨み返し、相手の胸ぐらを掴もうとして。)
(/ きゃー!かっこいいー!アル先輩!!←
コテンパンにやっちゃってください!!!)
…質問してるのはこっちなんだけど?
もう一度聞くけど…むさい男が女の子囲んで何しようとしてたのかな?
(胸ぐらを掴まれそうになり咄嗟に伸びて来た不良の手首を掴めば徐々に力を込めて、にっこりと笑みを浮かべつつも黒いオーラの様なモノが見えそうな勢いで静かな怒りを見せ。思い出した様に怒りを消すと女生徒2人へ視線を向け「君達、新入生でしょ?入学式遅れるといけないから行って良いよ。」と告げ。)
(/はいはーい!←
この後不良君をコテンパンに←←)
は、ハイ!!
( 黒いオーラもさながら男3人に少しも怯まない様子の相手に「かっこいい」と見惚れていたところ、先に行ってという声掛けに我に返れば、後ろの女の子も助けないといけないのでここは一旦任せようと頷いて。彼女の手を引けば学校の近くまで走り、少し離れたところでその子と別れると、必要であれば加勢しなければと、先程の場所に戻り。)
──まったく、新学期早々問題起こさないでよ。
で、原因は…って伸びてるんじゃ話せないか。
(女生徒2人が言ったのを確認した直後、ふざけるなと不良が殴り掛かってきた為咄嗟に交わすと不良からの攻撃を一発も受ける事もなく、更には本気を出す事もなく返り討ちに。周りを見れば騒ぎに野次馬が少し集まっているも然程気にする様子も無く、ふと腕時計を見れば慌てた様に「やばっ!これじゃ遅刻しちゃうよ、急がないとっ!」と戻って来た女生徒に気付かずに学校へ向かい走り出して)
はぁっ…、あれ?
( 戻ってきたはいいが残されていたのは伸びた不良たち。先程の彼が倒したのだとしたら相当強いのだなと感心する半分、胸のドキドキが彼への憧れだということに気付くのもそう遅くなく。学校に行けば、また出会うことができるだろうかと再び頬を赤く染めていると、後ろ手にチャイムがなったことに気付き、遅刻してしまうと急いで走って学校へ向かい。)
──新入生に挨拶するんだっけ。
(学校に到着してクラスに入るも束の間、生徒会の面々は体育館に集まる様に言われており仲間と共に体育館へ向かい。途中生徒会長の先輩達とも合流すれば、教師の面々が座る席の端の方に用意された生徒会メンバーの席に座り新入生が入り入学式が始まるのを待ち)
( 記念すべき初めてのHRに若干遅れてしまったものの、初日だからと担任の先生には特に注意はされず。ほっとしたのも束の間、入学式の時間となり、新入生は音楽に合わせて体育館に入場をする。在校生と教師、そして保護者が見守る中自分の席につくと少しばかり緊張して背筋をピンと伸ばして座る。ふと、教師席の近くに座る在校生の姿の中に、朝の彼の姿が見えぱあっと顔を明るくして。)
(漸く新入生達が緊張した初々しい姿で入場し、一年前の自分達も同じ様に緊張していたなと温かい視線で見守り。すると視線を感じて其方に視線を向けると、何故此方に視線を向けているのか分からないが少しでも緊張が解れればとにっこりと笑みを浮かべて。)
…王子サマ…。
( 目が合えば、まさか、と思うもにっこりと微笑みを向けられれば顔を真っ赤にして。きゃーっと頬に手を当てて。自分の中では白馬に乗った王子様にしか見えず、まさに憧れの男性像そのもので。 )
(頬に手を当てる姿にはどうしたのだろうかと疑問符を頭の中に浮かべるも、新入生の面々が全員入場し着席したのを合図に式が始まり滞りなく進み。それから入学式終盤、自分達生徒会の面々が呼ばれ壇上に上がる事に。壇上に上がると言えど、入学生を前に話すのは生徒会長のみではあるのだが。生徒会長を先頭に順番に上がれば、マイク前に生徒会長が出て入学した事への祝辞と生徒会メンバーを募集している事を話始め)
生徒会…。
( 入学式が進み、生徒会長からの挨拶の際に例の彼も壇上に上がったことで生徒会役員だということが分かれば、もしかしたら自分も生徒会に入れば、お近付きになれるかもしれないと勝手に想像をめぐらせる。心の中では生徒会に入ろうと決めつつ、会長の話しを聞き終え、入学式が終わり。その後は教室には戻って担任の先生からの話を聞き下校となったため、荷物を持ち玄関に向かって歩き。玄関を出ると、部活の勧誘などが行われていて、部活も何に所属しようかと考えながら歩き。)
僕は向いてないから…。
(放課後となり生徒会の集まりもなく、そのまま空手部の道場へ向かう事に。部室に着くと更衣室に入り道着に着替えを済ませ、部員勧誘の為に一緒に門へ行こうと言われるが自分には不向きな為やんわりと断れば早速道場へ。師であるイズミの姿はまだ無いが、ストレッチなど念入りに行い残る部員と共に組み手を開始して。表情は真剣そのもので汗を流しながらいつも通りのメニューをこなして行き。道場の外には同級生の女子達が覗き見ており時折黄色い声援も聞こえるが、また先輩目当てだろうし見ているくらいなら部活に入部してくれても良いのになんて思いつつ何項目かメニューを終えると手折りで汗を拭い)
( 勧誘の列を眺めていたが、自分は初めから空手部に所属しようと思っている。幼少期から空手などの武芸を嗜んでいるからだ。空手部の部員を見つけると「入部希望でス!」と話しかけに行き、部を見学させてもらうことに。空手部のある武道場は何故だか女子に囲まれていて、黄色い声援が聞こえる。不思議に思いながら、見学希望の為道場に入れてもらうと、先程の彼を見つけて。)
あ!!
──ん?
(タオルで汗を拭っていると入部希望者を連れて戻って来た仲間に気付き其方を見れば、声を上げた女生徒が一人。朝の出来事で助けた人物だと気付いていない様で、何か自分に付いているだろうかと見回すも何もなく不思議そうに首傾げれば)
えーっと…入部希望者、だよね?
ハイ!
あの!今朝は、助けていただきありがとうございまシタ!
( まさか部活まで一緒になれるなんて、運命だなんて思えば嬉しそうに笑顔で頷き。それと朝のお礼を言わねばならないと勢いよく頭を下げて。頭を上げると、「メイ・チャンといいマス。宜しくお願いしまス!!」と挨拶をし。)
…あー、今朝の子か。
いや、怪我してないみたいで良かったよ。
(今朝の礼を言われれば少しばかり考えるも思い当たるのは一つしかなく。たまたま通りかかった先で目撃した為、素通りする訳にもいかず助けただけだからと少しばかり謙遜し。見た所怪我もない様で笑みを浮かべれば「僕はアルフォンス・エルリック。此方こそよろしく。」と握手を求め手を差し出して)
アルフォンス先輩、は強いんですネ!とても素敵でシタ!
( 挨拶をしている間もかっこいいと惚れ惚れして。手を差し出されるとは思っておらず、その意味を最初は分からないまま握手だと気付くと顔を真っ赤にして、遠慮がちに手を握り。)
ははっ、いや僕なんてまだまだだよ。
メイは空手の経験あるのかな?
(手を握り返せばにっこりと笑みを浮かべ、握っていた手を解放。空手部に来たと言うことはもしかして経験があるのではないかと問い掛け)
はい!小さい頃からやっていマス。
( 相手の質問には元気よく頷き、幼少期から空手を習っていることを伝え。「それなりに強いと思いますヨ!」と、自信満々で言い。彼がいる部活ならさらにやる気も出るとこれからの学校生活がより楽しみになり。)
そっか、なら試合に出られるのもそう遠くないかもね。
取り敢えず、今日は雰囲気だけでも味わっていくと良いよ。
(空手経験者、また幼い頃からやっているとなれば有段者なのだろう。有段者なら即戦力になるし、早ければ夏の予選から出場出来るかもしれない旨を伝え。実際昨年、自分も入部間も無くの大会に出場した訳で可能性は高く。見学に来ただけなのだろうから、手合わせさせる訳にもいかない為道場の隅に座って見ると良いと伝えれば空手部の仲間の元へ戻り組手を再開して)
頑張りマス!!
( 相手からの期待の言葉には嬉しそうに意気込みを伝えて。今日は制服のままなので、とりあえず道場の隅に座り大人しく見学をすることに。組手を始めた彼の姿をじっと見ていれば、やはり彼も有段者なのだろう良い動きをしていると感心しつつ、その姿がやはり格好よく見とれて。)
──ありがとうございました。
(いつもの如くメニューをこなすと部活終了の時刻となり、最終的に組手相手となってくれた先輩に礼を述べ。ふと周りを見れば師匠が最後まで来なかった事に心の何処かでホッとすると同時に教師として仕事が忙しいのだろうと思いつつ、ポタポタと流れる汗を首にかけたタオルで拭いながら同級生と高校生らしく少しばかり会話をして時折笑みを浮かべ)
ありがとうございまシタ!
( 見学終了後、部員の先輩方に礼を告げると帰るために道場の外へ出て。すっかり外は薄暗くなっており、春先といえどまだまだこの時間帯は暗い。ゆっくり歩きながら帰路につき。)
(更衣室に入り着替えを済ませると戸締りの当番という事もあり、片付け忘れや忘れ物などがないか念入りに確認した後荷物を手に持ち道場の外へ出れば扉に鍵を掛けて職員室へ。顧問に鍵を渡せば別れを告げて学校を後にし家までの道を一人歩き。汗を沢山掻いた事もあって夜風が冷え、早く帰って風呂に入ろうなどと思いながら帰宅を急ぎ。)
────────
(次の日の朝。今日は生徒会役員として朝から正門に立ち、生徒の身嗜みチェックを行わなければならずいつもより早く家を出て学校に着くなり準備をして他の役員と共に正門に並び立ち。部活の朝練などで早く来ている生徒もいる為、一人一人見落としがない様にチェックを。基本的に頭髪については当校は罰則は無いが、その代わり他の部分の身嗜みには厳しい。無論不良連中に関しても手を緩めるつもりはなく、生徒指導の教師と共に続けていき)
あ、アルフォンス先輩!
おはようございマス!
( 次の日、学校が楽しみすぎて早く目が覚めたこともあり、少しばかり早い時間に学校に向かう。すると正門に並ぶ生徒会の面々の中に、彼の姿を見つけると嬉しそうに駆け寄り、元気よく挨拶を。そういえば生徒会にも入ってみたいという思いがあったことを思い出せば彼に質問を。)
私、生徒会に興味があるのですが、どうやったら入ることできますカ?
おはよう、メイ。…本当!?
(他の生徒の身嗜みチェックをしていると、昨日はやたらと縁がある女生徒に気付いて挨拶を返し。生徒会に興味があると聞けば、入学式での演説は無駄ではなかったのかもなんて思いながら嬉しそうに瞳を輝かせ。ならば早速と一枚の紙を取り出せば彼女に見せる様にして差し出し)
まずはこの紙に学年と名前を書いて、放課後生徒会室に来てくれる?生徒会室の場所は分かるかな?
はい!
生徒会室…、ちょっと自信ないですケド、調べて行きまス!
( 思ったよりも好反応を示してくれたことにこちらも嬉しくなり。紙を受け取ると、教室に着いたらすぐ書こうと手に持ちながら、生徒会室へ放課後来て欲しいと言われれば、場所が何処なのかはまだ知らず。なんとかして行くと苦笑しながら伝えて。)
そっか、分からなければ待ち合わせて案内しようかと思ってたんだけど…大丈夫そうかな。自ら調べる君の姿勢も尊重したいし。
(入学して2日目だし分からないのも無理はないと理解を示しつつ、分からないなりに調べて生徒会室へ来ようとする姿勢は凄いと感心し本人がその気ならそれは尊重すべきだと思いにっこりと笑みを浮かべて。ふと生徒会長から呼ばれれば振り向き「今行きます」とだけ伝え再度会話中の女生徒に視線を戻し)
他にも何名か希望者が居るみたいだから迷ってそうなら一緒に来てね。それじゃ、また放課後に──。
(一年生で同じ様に生徒会に入りたいと希望を告げて来た生徒が居り、放課後来る様に伝えてある為廊下で会う事があればと伝え。会長に呼ばれている為別れを告げれば呼んだ本人の元へ走って行き)
ハイ!
( 相手の話を聞けば、ぺこっと頭を下げて。元気よく返事をして、軽い足取りで教室へ向かい。授業が始まるとあっという間に終わって放課後になり、生徒会室の場所を探しながらそちらの方に向かって廊下を歩き。)
あれ?こっちじゃなかったかナ?
えっ、会長来ないんですか?希望者来るのに…此処は副会長が仕切るしか無いですね。
(生徒会を始める為準備を進めていると副会長から、生徒会長は教師から呼び出しがあった為今日は来れないと言う。となれば当然ながら副会長が中心となりやるべきだと進言して。役員の席と希望者の席に資料を配り終えると、希望者が来るのを待ち)
失礼しまス…生徒会に入りたくてきたのですが…。
( 何とか生徒会室の前まで辿り着くと、扉をノックしてそっと中へ入る。一応ここにきた理由を述べて、そろりと中を覗き込めばお目当ての彼の他にも数人集まっているようだ。鞄から朝貰った書類を取り出して。)
(/突然で申し訳ありませんが、お相手解消とさせて下さい。
正直熱が冷めてしまいましてこの先続けていける自信もなく、微妙な心境のままお相手するのも失礼かと感じまして。
これまでの絡みは大変楽しかったですし、此処まで続いたのは初めてで良きお相手様に巡り会えて本当に感謝しております。
此方の都合によりこの様な形で終わらせる事となり、大変申し訳ありません。約4ヶ月間、楽しい時間をありがとうございました。また貴方様に良き出会いがあります様に祈っております。)
(/ご連絡ありがとうございます。こちらこそ、此処まで長期間御相手して頂けたこと本当に嬉しく思います。とても楽しかったです。
また、いつかご縁がありましたら、そのときはよろしくお願いします。良き出会いに巡り会えることを祈ります。本当にありがとうございました!)
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