匿名さん 2022-06-25 23:59:19 |
通報 |
【ルーク】
ぽっぽーっ!
はーい!マァマ、しゅきーっ!
(汽車を見て汽笛の音を口に出してはしゃいでいたが、名を呼ばれ振り向けば腕を広げて待っている母親の方を見て。汽車よりも大好きな母親の元に駆け寄れば、自分から抱きついていき)
【エド】
お待たせ──って天使か!!
(切符を購入して戻って来ると愛する妻と息子が抱き合っている様子が、まるで映画のワンシーンの様に目に映り本音を内心に留めておくつもりが言葉として出てしまい、咄嗟に口を押さえて親バ.カぶりを発揮し)
ママも好きだよー!
あ、エドおかえり。…ってどうしたの。
( 天使のような我が子を抱き締めれば、頭を撫でつつ腕に抱き上げて。相手が戻ってくれば、何故か口を押さえて固まっている姿に頭にはてなマークを浮かべ。とりあえず時間が来るため汽車に乗り込むことにして。 )
あ…いや、何でもない。
(声を掛けられれば我に返り、気まずくなるも何でもないと誤魔化し汽車へ乗り込み。空いている席を見つけると、ボックス席に座り肩に掛けていた荷物を隣に置いて。座席に着いた途端、発車時刻となり汽車が動き出して)
あ、アップルパイおやつに持ってきてるから食べたかったら言ってね。
( ボックス席の相手の向かい側窓側にルークを座らせれば、もう出発することを告げると窓の外が流れていく様子に釘付けになっている相手が微笑ましく。そういえばセントラルに行く間のおやつとしてアップルパイを持ってきたと、入った籠を見せ。)
それじゃ一つ貰おうかな、小腹空いて来たし。
(こうして息子を連れて出掛けられる日が来るのを待ち望んでいた訳だが、車窓から見える風景に釘付けの息子を見て連れて来て良かったと微笑を浮かべ。彼女から籠を見せられれば、朝が早かったせいか小腹が空いて我が子が風景に夢中になっている今がチャンスだと籠の中のアップルパイに手を伸ばし一切れ取ると口に運び、美味そうに食べて)
やっぱ美味いな、ウィンリィの作るアップルパイ!
【ルーク】
マァマ、ぽんぽ、しゅいたぁ。
(暫く外の風景を眺めていたが、お腹が空いた様でお腹を小さな手で押さえながら上目遣いで空腹なのだと主張して。)
どうぞ!ふふ、良かった。
…あ、ルークも食べる?
( アップルパイを美味しいと食べてくれることには嬉しく思わず笑って。隣のルークもお腹が空いている様子で。きっと同じものが食べたいだろうと、少し小さく切り分けたアップルパイを持ってきており。ひとつ摘むと、ルークの口元へ持っていき。)
【ルーク】
うん!ルーくんも!
(満面の笑みを浮かべれば口を大きく開けて口元に持って来られたアップルパイを食べて。気に入った様子でほっぺを押さえれば「おーちいね、パァパ!…」と父親に美味しいと同意を求めるが、アップルパイを手に持ち食べている姿を見ては同じ様に手に持って食べたいと申し出)
マァマ!ルーくん、やりゅー!
【エド】
ママのアップルパイは殺人的に美味いからな!…しまった…。
(息子の満面の笑みを見ては此方も笑みを向けるが、自分と同じ様に手に持ち食べたいと言う申し出にはまだ早いだろうと苦笑いを浮かべ。何でも真似てみたい時期なのとイヤイヤ期が始まっている為、断ると何かと大変なんだよなと内心思いつつ)
え?あはは、落とさないようにね?はい。
( ほっぺを押えて美味しいと言う相手の仕草がかわいくて、こちらも思わず頬が緩む。自分で手に取って食べたいという相手。父の真似をしたいということなのだろう。ハンカチをルークの膝元にかけて、ルーク用のアップルパイをひとつ手渡し。 )
【ルーク】
マァマ、あーと!
(アップルパイを手に持つと嬉しそうに礼を述べ。しっかり手に持ったかと思えば口に運ぶも、全部入り切らなくて案の定少し溢して。)
【エド】
真似したい年頃なんだろうけど…
(嬉しそうにアップルパイを頬張る息子を微笑ましく見ていたが、思っていた通りハンカチの上に溢す様子に引き攣り笑いを浮かべ。真似したいと言うことはそれだけ興味を持ち成長しているという事なのではあるのだが)
まぁ、こうやって成長してくのよね。
( 案の定少しこぼしてしまった相手に苦笑するも、落ちたものは後で片付ければいいとそこまで気にも止めず。鞄から飲み物の入った水筒を出しエドに渡して。もうひとつの小さい水筒はルーク用。ストローで飲めるタイプになっているので小さい子供が飲みやすいようになっている。)
ああ、まだまだ分からない事だらけだけどな。
(アップルパイを食べ終えて、程良いタイミングで差し出された水筒を受け取れば礼を告げ蓋を外してコップにすればそこに飲み物を注ぎ一口飲み。子供の成長する姿は嬉しいが、同じように親として成長させて貰っているのだから不思議な感覚だ。飲み物を飲み終えると、また注いで彼女の分をとコップを差し出して)
【ルーク】
ルーくん、カラカラ!
(口の周りに食べかすを付けながらも食べ終えると、今度は喉が渇いたと訴えて。流石にコップで飲む真似まではまだ興味がなく、父親が飲む姿を見ても何とも思わずに)
はい、どうぞ。
( 注いでもらった水筒のコップを受け取ると礼を言い飲み干して、相手の元へ返し。ふと喉が渇いたというルークに、先程のストローつき水筒を渡しつつ、ハンカチを片付けるついでに別のタオルで彼の口周りをそっと拭いてあげて。)
【ルーク】
…おーちい!
(手渡された水筒を両手でしっかりと持てばストローに口を付け吸飲み。少し飲んだ後プハッとストローから口を離せば、窓から見える牛を見つけてまた釘付けになれば「パァパ、あーれ!」とエドを呼び、あれは何だと指差して)
【エド】
ん?あーあれは牛さん、えーっと…モーモーだ。
(彼女から水筒の蓋を受け取り本体に装着すれば水筒をしまい。その直後、ルークに呼ばれ問い掛けられると動物名を答えるもまだ分からないかとどう伝えるべきかと考えてから別の言い方で教えて。そんな感じで過ごしていたが、気付けばもう中央駅に到着し荷物を肩に掛けて立ち上がると汽車から降りて)
よかった!
あ、もう着いたのね。ルークここで降りるよ?
( 美味しそうに飲み物を飲む相手を見てにっこり笑う。牛にキラキラした視線を送る息子と、それを説明するのに慌てている2人の様子がなんだか本当に微笑ましく、その様子を見ながら微笑んでいて。そんなこんなで、もうセントラルについてしまえば、エドに荷物を下ろして貰っている間にルークを抱き上げると汽車から降りて。)
久しぶりねー、セントラル。
さっさと准将に報告済ませるか。
(汽車から降りてから背伸びをすれば軍の中央司令部へと向かい歩き出して。あまり長居するとまた別の仕事を与えられそうだし、早めに済ませて帰りたい気持ちもあり)
【ルーク】
いーやー!ぽっぼー、ぽっぽ!
(降りると聞いて嫌だと、もっと乗っていたいと駄々をこねるも子供の力ではどうにも出来ず抱き上げられるままに降りる事に。ムスッとご機嫌斜めで口を尖らせ気に入らない様子で)
ぽっぽは帰りにまた乗るから、ね。
( 抱き上げると予想通り嫌がる相手に苦笑して。優しく帰りにまた乗れるから、と声をかけ。中央司令部へと向かって歩き始めると、以前旅行で訪れたとき以来だと懐かしく思い。「みなさん元気かな。」と言うも、彼はそれなりにここに顔を出している訳だし、そんなに久しぶりという程でもないのかもしれないと思いつつ。)
ルーク、言うこと聞かないとガオガオに喰われちまうぞー?
(彼女が優しく言い掛けているにも関わらず、未だにムスッとしている息子。こんな時は言う事聞かない子はオオカミに食われる、と大袈裟に恐怖を与える様な演技と共に言い聞かせるのが効果的でそれを実践し迫真の演技かはさておき、怖がる様子に効果的面で)
【ルーク】
!!やーっ!ルーくん、いい子しゅる!ガオガオ、ない?
(父親の言うオオカミに食べられてしまうと聞いて顔面蒼白となれば、母親にしがみつき顔を胸に埋め。それから顔を上げれば、少し慌てた様に母親を見上げて言う事聞けばオオカミは来ないかと問い掛けて)
いい子にしてたらこないよ!
( 父の演技に怖がった様子の相手を見て苦笑する。こちらを見て心配そうな顔をした相手に微笑むと、いい子にしてれば大丈夫だよと声をかけ頭を撫でてあげる。そうやっているうちに中央司令部について。)
…早く済ませて帰るぞ、仕事を追加されねぇ内にな。
(息子が大人しくなった所を見て効果的面で良かったと元に戻り。中央司令部に着くと身分証を提示して中に入り、准将の部屋に向かいながら上記を述べ。顔を合わせる度に仕事を増やされてはたまったもんじゃない。准将の執務室まで来れば、ドアをノックして)
【ロイ】
…入りたまえ。
おや、鋼の。どうしたんだ。
( ドアのノック音を聞けば入っていいとの声掛けをし。開けられた扉の先にいる人物を見ると、少し驚いたような顔を。そして更にその後ろ手にいる、ウィンリィと彼に似た小さな子どもを見てまた目を丸くして。)
おお、もしかして君らの子供か?
【ウィンリィ】
ご無沙汰してます!
( 抱き上げていたルークを下ろすと、「ほらルーク、こんにちはって」と挨拶を促して。久し振りに准将に出会ったがそんなに変わらないなと。)
トピック検索 |