匿名さん 2022-06-25 23:59:19 |
通報 |
…ウィンリィ、お待たせ。刻印は時間掛かるらしいし、後で取りに来ることにしたから。
(会計を済ませ戻ってくると手には何も持っておらずその理由を話し始め。名前を刻印したい旨を店主に伝えた所、注文が殺到しているらしく受け取りは数日後になるとのこと。帰るのも数日後だしその時に受け取りが出来ればそれで構わないと了承しそのまま注文してきたと伝え。)
ん、わかったよ!
この後どうしよっか?
( 相手が戻ってきたのを見れば、どうやら刻印に時間がかかるため今は持ち帰れないと知ると頷いて。そろそろ日も暮れてきたので、ホテルに戻るのもありかと思うが相手に尋ねてみて。)
んーそうだな、そろそろ戻るか。
(外を見るともう日が暮れ暗くなり始めている。ホテルに戻って花火の時間までに食事を済ませ、花火までゆっくり過ごすのも良いだろうとホテルに戻る事を提案し)
うん、そうしよ。
( 相手の提案に頷くと、自然と相手の手を取り繋ぎ。「花火楽しみだね。」とこの後の花火を余程楽しみにしているようで、鼻歌交じりに歩き始めると、部屋から見る花火はきっと綺麗だろうなと思いながら。 )
あのビーチから打ち上げだし迫力凄いんじゃねぇか?
(彼女の手を握り返し歩き出せば、ご機嫌な彼女に思わず笑みが溢れる。ホテルのプライベートビーチから打ち上げられるとなれば大迫力なのは間違いない。況して部屋から見れるとは誰にも邪魔されず、特別な空間となり特等席だろう。ホテルに着くとそのまま部屋へと向かいながら、食事はホテルのレストランでとる事も出来るが部屋食にも出来ると言っていたのを思い出せば)
な、食事だけどレストランと部屋食どっちにする?
部屋でとるのもいいかも!
ゆっくりできるし。
( 相手の話の通り、ビーチをから打ち上がる訳だから凄い迫力なのだろう。食事の話になれば、部屋でも食べられると聞いて、今日は花火もあることだし、それまでゆっくり部屋で過ごすのもありだなと思えば、歩きながらそう伝えて。)
よし、ならフロントに伝えて来るから先に部屋入っててくれ。
あと良い酒も頼んでくるから。
(部屋に向かう途中で足を止め繋いでいた手を離すと、部屋初期にする旨をスタッフに伝えて来ると部屋の鍵をポケットから取り出し彼女に差し出して。ハネムーンな訳だし、折角なら特別な酒も飲めたらとそれも頼む事に。踵を返せばフロントへと向かい)
うん!じゃあ先行ってるね。
( 相手の言葉に笑って頷くと、鍵を受け取り部屋まで先に向かい。部屋に着くと鞄を置き、ソファーに腰かけ夕暮れ時の空と海を窓から眺め。こんな所でご飯を食べられるのもなんだかオシャレだなと感動して。)
(フロントに着くと部屋食にする旨と食事に合う酒をチョイスして貰える様に伝えれば部屋へと戻り。ソファーに腰掛ける彼女の姿を視界に捉えれば「30分くらいで用意してくれるってさ。」と伝えて。そのまま自分の荷物の方へ行くと着替えを取り出し手に持てば)
食事の前にシャワー浴びて来るわ、来たら適当に運んで貰ってくれ。
うん、わかったよ。
( 戻ってきた相手が、シャワーをしてくると聞けば、頷き。見送ると、どんな料理がはこばれてくるのか楽しみにしながら、部屋にある観光雑誌を手に取り読むことに。)
(脱衣所に入ると着替えを棚に置いて着ていた服を脱ぎ浴室へ。シャワーを浴びて順に洗っていけば身体についた泡を流し、脱衣所への扉を少しだけ開けてタオルを手に取れば体についた水分を拭き取り。それから脱衣所に行くと黒のタンクトップに涼しげなオレンジ色のアロハシャツを前開き状態で着こなし、白のハーフパンツに着替えを済ませ首からタオルをかけて髪を拭きながら部屋へと戻ってきて。どうやらまだ食事は来ていない様子、と思いきや部屋に戻ったタイミングでドアのノック音と女性スタッフの声がして入り口へと向かい、扉を開けると顔を真っ赤にして数秒程見つめられどうしたのだろうかと頭に疑問符が浮かび。ハッとした様に我に返ったスタッフが食事を運んで来た為用意させて欲しいとの事で中に運んで貰うことに。扉を押さえフォローしながら部屋の真ん中に用意して貰えるように頼めば、結構な品数がある為1人では大変だろうと)
…ウィンリィ、悪いけど少し手伝い頼む。
もちろん!
わあ!凄い美味しそう。
( 彼の格好を見ると、アロハシャツが良く似合っており、此方も少し見蕩れているが、料理が運ばれてきたことで我に返り。立ち上がると入口付近で、何やら顔を赤くしている女性スタッフの反応を見て気持ちはとても分かると心の中で頷きつつ、中へ食事を運ぶのを手伝って。)
──これで全部だな、ありがとう。…ん?
(最後の料理を手に持ち運んでくるとテーブルに並べ。運んで来てくれた女性スタッフに一般的な礼儀として笑みを浮かべ礼を述べるが、なかなか帰ろうとしないスタッフにどうしたのだろうかと不思議そうに見れば『あ、あの!す、好きです!昔からの大ファンで!彼女さんが居るのは分かってますけど、どうしても気持ちだけ伝えたくてっ』と突然の告白を受け目が点になり。顔を真っ赤にしながら必死に告白してきたスタッフに、どう返したら良いかと一瞬迷うも困った様に苦笑いを浮かべながら「えーっと、気持ちは有難いけど答えることは出来ない。それに彼女とは結婚してるから…ごめんなさい」と指輪を見せながらきちんと伝え。自分にとってかけがえのない大切な存在だし、彼女以外をパートナーにするなんて考えられない。この気持ちに嘘偽りはなく真っ直ぐにスタッフを見据えて答えれば、女性スタッフは居た堪れなくなったのか目に涙を溜めて部屋から出て行ってしまい。なるべく傷つけない様に言葉を選んだつもりだが、何か間違っていただろうかと多少なりとも不安になりつつ)
な、何だったんだ…?
( 料理を運び追えた後の女性スタッフからの告白に、こちらも目を丸くし。彼はどう答えるのだろうかと、少し心配そうな気持ちで見ていたが、きちんと断ったことに安心して。しかし涙をためて出ていった女性スタッフがすこし可哀想にも思えたが、彼の言葉も嬉しい気持ちもあり苦笑し。)
ま、まぁ、とりあえず、食べようか。
お、おう…
(彼女の前で知らない女性から突然告白されるという妙な気まずさがあるものの、きちんと断った訳だしそこまで深く考える必要もないだろうと考えるのをやめて席に着き。頼んでいた酒はシャンパンの様で、ポンっという心地良い音を響かせながら栓を開ければ彼女のグラスと自分のグラスにそれぞれ注いで。)
乾杯しようか。
そうね。…乾杯。
( 特に気に留めることもなく席に座ると、グラスに注がれたシャンパンを受け取ると、それを持ち相手のグラスと軽く触れ合わせ。一口飲むと、炭酸ということもありすんなり喉を通り、爽やかな後味に感動して。)
美味しい!すっごく飲みやすい。
ん、美味い。ウィンリィが飲みやすい酒で良かった。
(グラスを持ち乾杯した後一口飲み。口当たりも良く飲みやすいシャンパンで彼女も飲みやすい様で良かったと笑みを浮かべ。続いてフォークを手に取り、白身魚を使ったカルパッチョを口へと運び。流石は海に近いだけあり魚も新鮮でとても美味しく自然と顔が綻ぶ。カルパッチョに使われている野菜もホテルで自家栽培している物らしく、鮮度もあってシャキシャキと良い音を立てる。彩もよく盛り付けられた料理を少しずつ食べ進めていき、ふと窓の外へ視線を向ければ陽も完全に沈み道に並ぶ街灯に灯りが灯り、昼間や夕方とはまた別の表情を見せる街並みに少しばかり目を奪われて)
…綺麗だな、昼間とは全然違う。
ほんと。
初めて来たけど、海っていいね。
( 落ち込んだ夕陽から、暗闇に浮かぶ街灯の明かりを見るとうっとりとし。初めて来た海は、とてもいい思い出になったと微笑んで。盛り付けられた料理に手をつけながら、シャンパンを少しずつ飲み。)
ん、それもこうやって同じ景色を楽しめるのがウィンリィで良かった。俺と結婚してくれてありがとな。
(食べ進めていた手を一旦止めれば彼女の言葉に頷き、他愛ない事かも知れないがこんなにも綺麗な夜景を愛する人と一緒に見れるのがとても嬉しく改めて実感し微笑を浮かべながら珍しく素直に想いを伝え。これから先もこうして旅行したり、楽しく食事出来たらと心底思う。)
…あたしも、エドと結婚できてよかった。
こちらこそ、ありがと。
( 相手の素直な言葉に思わず目を丸くするも、すぐに頬を赤くすると小さく笑って自分も相手と結婚できて幸せな気持ちだと伝え。これからもこうやって一緒にいられたらいいな、なんて思う。
暫くして食事を終えると、お腹も膨れて幸せな気持ちは倍増で。ふと花火はもうそろそろかなと時計を見て。)
花火もうちょっとかな?
トピック検索 |