匿名さん 2022-06-25 23:59:19 |
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…夜分遅くにすみません、実は──
(彼について行き辿り着いたキースの家。やはり探していた様で、両親に向かって走っていったキースを見つめ良かったと胸を撫で下ろし。後を追う様にキースの両親の元へ行けば挨拶もそこそこに事情を話し出し時折苦笑いを浮かべ)
──と言う訳なんです。息子のルークにも非はありますし、2人とも反省している様なので叱らないでやってください。
【キース父】
そうだったんですね。本当にすみませんでした。
あと、息子を探し出していただいてありがとうございました。
( キースを抱きながら、後ろ手にいる親子に不思議な表情を見せるも、事情を聞けば申し訳なさそうに謝り。しかし、彼の言う通りキースも相当反省しているようなので、ここは叱らないでおこうと苦笑して。)
【キース】
ルーク…また遊んでくれる?
( 父に抱き締められていたが、解放してもらうとエドとルークの元に駆け寄り。少し困ったような、反省したような顔でちらっとルークを見るとそんな風に言い。今日は散々だったが、この埋め合わせはさせて欲しいと思っているようで。)
いえ、本当に無事で良かったです。
では俺たちはこれで失礼します。
(息子のこういう行動を目にすると幼き日の自分を見ている様でやはり似るのだなと実感し。ともあれ事件に巻き込まれる事も怪我も無く本当に良かったと心の底から思えば自然と笑みが浮かび、キースの父親に再度挨拶してその場から去ろうとした時、キースがこちらに駆けてきた為ルークを降ろしてやれば)
【ルーク】
…うん!えーっと…やくそく!
キース兄ちゃん、ボクのお家にも来てね!
(こちらに走って来たキースを何事だろうかと不思議そうに見るも、父親から降ろされればパァッと明るい笑みを浮かべ大きく頷き。自分の手を見て何やら考えると小さな小指を立てて、キースの目の前に出すと指切りをしようと)
【キース】
うん!約束な!
( 相手が優しくそう言ってくれたことが嬉しくて此方も明るい表情になれば、差し出された小指に自分の小指を絡めて小さな約束を交わし。小指を離すと、ニコッと笑って帰る2人に「またね」と手を振って見送り。)
(キースやその家族と別れて帰り道をある最中、息子と2人だけの時間に今日の事への注意やどれ程心配したか等を伝え、帰ったら母親にもきちんと謝る事を約束させ。それから様々な事を話しながら家に着くと玄関ドアを開ければ)
──ただいま。
【ルーク】
…。
(帰宅したら謝ると約束したもののいざ家に着くとモジモジと家の中に入るのを躊躇い。約束を破ってしまった事への罪悪感もあって少し俯き加減に)
!…ルーク!
よかった…。
( 2人の帰りを今かと待っていたところ、玄関が開く音に急いでそちらに向かえば、ルークが無事であったことにほっとして傍に行き。怪我などがないことを確認すると、思わずそっと息子を抱きしめて。)
【ルーク】
!?か、母さん…っ、ご、めんなさいっ。
(叱られるとばかり思っていた為、目を強く瞑るも思っていた反応とは違い抱き締められれば目から大粒の涙を流して謝罪の言葉を口にして)
ほんとに…心配したんだから。
さ、中入って。ご飯にしよ?
( 泣きながら謝る相手の背中をそっと撫でながら、きっともう心配したという話は散々父親から聞いていることだろうし、反省もしているだろうと思えば、何も言わないことにして。身体を離すとにっこり笑ってきっと疲れているだろうし、中に入ってご飯にしようと2人に声をかけ。)
【ルーク】
っ、うん…!
(優しく抱き締められた事で自分も愛されてるんだと実感して涙を拭い笑みを浮かべれば頷き、家の中に入り手を洗う為洗面所へ父親と共に向かい)
──────
【アル】
(季節は春、今日から2年生となり高校に入って初めて後輩が出来る。どんな子達が入学してくるのかと少し興味がありわくわくしつつ、制服のブレザーに身を包み通い慣れた通学路に咲く桜を見ながら1人学校に向かって歩いており。)
(/タイミング的に良いかなと思いまして場面転換させて頂きました。季節も悩んだんですが、出会いの季節から始めるのも有りかなと思いまして。)
( 春の暖かい風が桜の花びらを散らす。いい天気に足取りも軽い。入学式へむかうため、新品の真新しい制服に身を包み高校へ続く道を歩く。新しい友達ができるかとか、どんな授業があるのかなど楽しみなことがいっぱいで、おもわず鼻歌を歌っていたところ、女子生徒がひとり男子生徒3人に囲まれているのを見つけ、何やら不穏な空気にいてもたってもいられず間に入り。)
…女の子に寄って集るなんて、感心しませんネ。
【不良A】
あ?なんだこいつ。
( 急に割って入ってきた彼女を見て怪訝そうな顔を見せると、制服を見て同じ学校の新入生であることを知り。見るからにただの女の子だと思うと完全に舐めた様子で近寄る。)
怪我したくなきゃ、そこどきな。お嬢ちゃん。
( / 場面転換ありがとうございます!さっそく不良に立ち向かうメイをやらせていただいております←)
さーて今日も頑張r…ん?はぁ…
(道を歩きながら春の麗らかな空気を満喫しつつ背伸びをし自分に気合を入れようとした所、女の子2人と学校で有名な不良3人組の姿を視界に捉え。空気的にも不穏漂い、新学期早々面倒事を起こそうとは良い度胸してるじゃないかと内心思いながらため息を一つ。それからゆっくりと近付きよく見れば、真新しいうちの制服に身を包んだ女子生徒だという事に気付く。不良から絡まれたのだろうか、何れにせよ入学日に巻き込まれるとは災難だなんて思いながら不良の1人の肩をポンポンっと叩いては)
ねぇ──こんな所で何してるの?
(/アル先輩、出動!笑
助けながらも面倒事を起こさないでくれとか、面倒臭いなとか思ってそうなアルパイセン←)
…!
( 退いてくれない3人に立ち向かう勢いで構える姿勢をとっていたのだが、不良の背後からかけられた声に視線を移す。すると、自分たちと同じ高校の制服であろう男子生徒がひとり立っていた。一目見た瞬間、彼から目が離せなくなってしまい、この状況にもかかわらず頬を赤く染めて。)
【不良B】
な、なんだ。てめぇ。
( 急に肩をたたかれたことに眉間にシワを寄せるも、何やら黒いオーラに若干びびりつつ睨み返し、相手の胸ぐらを掴もうとして。)
(/ きゃー!かっこいいー!アル先輩!!←
コテンパンにやっちゃってください!!!)
…質問してるのはこっちなんだけど?
もう一度聞くけど…むさい男が女の子囲んで何しようとしてたのかな?
(胸ぐらを掴まれそうになり咄嗟に伸びて来た不良の手首を掴めば徐々に力を込めて、にっこりと笑みを浮かべつつも黒いオーラの様なモノが見えそうな勢いで静かな怒りを見せ。思い出した様に怒りを消すと女生徒2人へ視線を向け「君達、新入生でしょ?入学式遅れるといけないから行って良いよ。」と告げ。)
(/はいはーい!←
この後不良君をコテンパンに←←)
は、ハイ!!
( 黒いオーラもさながら男3人に少しも怯まない様子の相手に「かっこいい」と見惚れていたところ、先に行ってという声掛けに我に返れば、後ろの女の子も助けないといけないのでここは一旦任せようと頷いて。彼女の手を引けば学校の近くまで走り、少し離れたところでその子と別れると、必要であれば加勢しなければと、先程の場所に戻り。)
──まったく、新学期早々問題起こさないでよ。
で、原因は…って伸びてるんじゃ話せないか。
(女生徒2人が言ったのを確認した直後、ふざけるなと不良が殴り掛かってきた為咄嗟に交わすと不良からの攻撃を一発も受ける事もなく、更には本気を出す事もなく返り討ちに。周りを見れば騒ぎに野次馬が少し集まっているも然程気にする様子も無く、ふと腕時計を見れば慌てた様に「やばっ!これじゃ遅刻しちゃうよ、急がないとっ!」と戻って来た女生徒に気付かずに学校へ向かい走り出して)
はぁっ…、あれ?
( 戻ってきたはいいが残されていたのは伸びた不良たち。先程の彼が倒したのだとしたら相当強いのだなと感心する半分、胸のドキドキが彼への憧れだということに気付くのもそう遅くなく。学校に行けば、また出会うことができるだろうかと再び頬を赤く染めていると、後ろ手にチャイムがなったことに気付き、遅刻してしまうと急いで走って学校へ向かい。)
──新入生に挨拶するんだっけ。
(学校に到着してクラスに入るも束の間、生徒会の面々は体育館に集まる様に言われており仲間と共に体育館へ向かい。途中生徒会長の先輩達とも合流すれば、教師の面々が座る席の端の方に用意された生徒会メンバーの席に座り新入生が入り入学式が始まるのを待ち)
( 記念すべき初めてのHRに若干遅れてしまったものの、初日だからと担任の先生には特に注意はされず。ほっとしたのも束の間、入学式の時間となり、新入生は音楽に合わせて体育館に入場をする。在校生と教師、そして保護者が見守る中自分の席につくと少しばかり緊張して背筋をピンと伸ばして座る。ふと、教師席の近くに座る在校生の姿の中に、朝の彼の姿が見えぱあっと顔を明るくして。)
(漸く新入生達が緊張した初々しい姿で入場し、一年前の自分達も同じ様に緊張していたなと温かい視線で見守り。すると視線を感じて其方に視線を向けると、何故此方に視線を向けているのか分からないが少しでも緊張が解れればとにっこりと笑みを浮かべて。)
…王子サマ…。
( 目が合えば、まさか、と思うもにっこりと微笑みを向けられれば顔を真っ赤にして。きゃーっと頬に手を当てて。自分の中では白馬に乗った王子様にしか見えず、まさに憧れの男性像そのもので。 )
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