勝利の栄冠保持するのは【オリウマ娘×〇〇/NGL】

(/了解しました、設定につきましてや初回の文についても不備などなく寧ろ私もこれで良いかなと思っているので大丈夫です。改めましてよろしくお願いしますね！)

(太陽の眩しさが照りつける暑さの雲ひとつない青空が広がっている快晴のとある日、トレセン学園の周辺をマイペースで自由気ままに散歩していると自分と同じ逃げウマ娘の後輩であるタイトルホルダーの姿を見つけ。限界まで努力した後休憩している彼女の方へ足を運ぶと背後から声を掛けてみて)
お疲れ様です、タイトルホルダーさん。

(/こちらこそよろしくお願いします。
本体はこれにて失礼しますが、相談などあればその都度お声掛けさせていただきますね。そちらからも何かあれば遠慮なくどうぞ)

あっ、ブルボン先輩お疲れ様ー。こんなに暑いのに相変わらず涼しい顔してるなんて流石はブルボン先輩だよねえ……なんともないの？
(日陰に入り冷たい飲み物を飲んだ事で少しずつ身体がクールダウンしていき、火照っていた身体もようやく落ち着いて一息ついたところでふと聞き覚えのある声が背後から聞こえてきて。
振り返った視線の先には、聞こえた声から頭に思い浮かべていた人物がそこには立っていて、労いの言葉にこちらも挨拶がわりに同様の言葉返しては手をひらりと振って。ぱっと見では感情が読み取りにくい彼女のポーカーフェイスはこんな炎天下にあっても相変わらずのようで、見たところ汗もそれほどかいているようには見えない。そんな様子からミホノブルボンはサイボーグなのだなんてまことしやかに語られるのもわかるかもしれないと内心で納得しながら、彼女は暑さは平気なのか率直に尋ねて)

(/了解いたしました！)

これぐらいどうってことはありません…タイトルホルダーさんはいつもこれだけ努力しているのですから私をはるかに超えたウマ娘になれるはずですよ
(涼しげなものの何処か余裕もある様子の表情で横に顔を振ると、先ほどの彼女の限界までトレーニングをして突き進んでいる様子をもう一度思い返して見て。笑みを浮かべてみせながらいかに相手に自信を持ってもらえるか思考を巡らせながら真っ直ぐに自分の思いを述べ)

ブルボン先輩よりもかあ、目標は高く持った方がいいとは言うけどまだちょっと遠い目標かなー……そういえばブルボン先輩は何をしていたの？これからトレーニングって訳じゃなさそうだよね？
(特にタフなトレーニングを行う事で有名な彼女のこと、やはり鍛え方が違うのだろう、別に痩せ我慢でもなんでもなく実際この程度はなんてことないということなのだと納得し、暑さに強いということもレースにおいては重要なファクターであり、単純な走力だけでなくこういう細かい部分一つとってもまだまだ彼女との差を感じれば、自分なんかではとても追いつけないなんて卑屈になったり謙遜したりなんてことはないが、現実として今の自分にはまだ少しだけ遠い未来の話だと遠い目をして。
そういえば彼女はここで何をしていたのだろうと、話題を彼女のことに移し、首を傾げる。見たところ体操着ではなく制服姿のためこれからトレーニングをするという感じではなさそうで、息一つ乱れてない事からトレーニング終わりという訳でもないだろう、だとすれば他に考えられるとすればなんだろうかと顎に手を当て考え)

でも重要な心掛けですから応援していますね。─私はちょうど散歩をしていました。そうしたら偶然貴方を見かけたので。
(まだまだと謙遜されるも、これだけトレーニングに励み一生懸命頑張っている彼女ならそう遠い未来では無いと個人的には考えており。話題が変わると正直に自由気ままにトレセン学園の周辺を散歩をしており、するとたまたまタイトルホルダーの姿を見かけたことを説明し。それからさらに「私もトレーニングをしなければ」と付け加え)

えっ、これからトレーニングするの！？夕方にかけてもっと暑くなるって天気予報で言ってたけど…流石のブルボン先輩でもやめておいた方がいいんじゃないかなー…
(トレーニングをしていた自分に触発されたのだろうか、恐らく元々は予定には無かったであろうトレーニングへこれから臨むつもりなのだろう、言葉端にやる気を覗かせる彼女へとギョッとして目を丸くすれば、今朝寮を出る前に確認してきた天気予報の内容を話し。自身もその点を踏まえて暑さのピークを迎える前にやる事をやってしまおうという考えでこの時間を選びトレーニングをしており、いくら彼女が暑さに強いと言ってもこの環境下で激しい運動をするのはトレーナーの指導下でも無ければ危険ではないかと思い、僭越とは思いながらも忠告をする。
「それより、カフェテリアでも学園の外でもいいから冷たい物でも食べに行かない？かき氷とかフロートとかいいよねえ…」
彼女の身を心配してのこととはいえ、意気を挫くような発言をした事は申し訳なく、その代案としては急場凌ぎの思いつきではあったが、涼しい場所で涼味満点の甘味なんかを一緒にどうかと例を指折り挙げながら提案して)

……予想外の危険を察知、急遽今から作戦を変更することにします
(まさかと少し疑いながらも、確認のために何かをポケットから取り出そうとするが見つからなかった様子で。
仕方がなく代わりにポケットの中に入っており発見することができたスマートフォンを手にすると、今日の温度を見れば高気温の予測がされているのを見て無言になるしかなく。
自分の精一杯で口から出た言葉でなんとか彼女に悪く思わないでほしいと、そして心配させないようにと考えながら呟き)

うんうん、それがいいよ、それでどうしよっか？せっかくだから学園の外に出る？
(相変わらずの彼女らしいどことなく機械的にも思える独特な言い回しだが、自身の忠告とこれから気温が右肩上がりに上昇するという情報とを鑑みて無理はしないという方向で納得してくれたようだ。それが賢明な判断だとコクコクと首肯すると、まだハッキリ彼女の口から同行の意志確認をした訳ではないため、その確認も兼ねて行き先について学園を出るか否かまずは大まかに二つの方針からどちらにするか尋ねてみることにする。
学園生活を送る上で不自由のない程度には設備が整ったトレセン学園らしくカフェテリアも目新しさはそれほどないが、それでも一定以上のクオリティは担保されており安定の選択と言える。一方であえて外に出て無数にある選択肢の中から選ぶというのも良いだろう。もちろん当たり外れはあるがそれでも新規開拓してお気に入りの店を見つけた時の喜びは他には替え難く、そして何よりこちらへ来てまだそれほど長くない自分にとってはまだ都会の街並みは物珍しさで溢れていて、今日は比較的時間に余裕もあるため個人的にはこちらが本命といった気持ちを前面に押し出しつつ首を傾げれば耳をピコピコと動かして)

最近外出をしていなかったので丁度良いですね、あまりない機会ですし行ってみましょうか。私は久々に商店街とか行ってみたいのですが…タイトルホルダーさんは何処に行きたいですか？
(気づけばだんだんと暑さが戻ってくるような気がするが、きっと気のせいだろうと思っており。商店街などに最近足を運ぶことができていなく久々に行きたいと今まで思っていた様子だが相手の意見も尊重したいと考えながら此方も首を傾げて尋ね)

お、いいねー商店街！あそこならなんでもあるし、良いお店もみつかるかも…じゃあ、アタシは着替えとか済ませてきちゃうからブルボン先輩は先に校門で待ってて
(彼女が提示してくれた行き先は外出先としては、この辺では割とポピュラーで無難な選択といえるが、必要なものは商店街へ行けば大体揃うと言われるだけあってかなり広大で自分にとってみればまだまだ開拓の余地が沢山残されたテーマパークのような場所と言ってしまっても過言ではなく、目的を達した後はのんびり散策するだけでも楽しめそうだと考え一切の異論はないと全面的に彼女の意見を支持する。
どこへ行くにしても、この猛暑の中でのトレーニングでかなりの量の汗をかいたため、シャワーを浴びるとまではいかずともせめて着替えぐらいはしておきたいところで、そう言うが早いかクルリと踵を返し片手上げてヒラリと振りつつ更衣室のある方向へ向けて歩き出して)

賛同ありがとうございます。…では私、校門で待ってますから。─そんなふうに喜んでくれるなんて…照れてしまいますね。
(相手に向けて嬉しそうに笑みを浮かべると了承した旨を述べるように頷くと学園の方に一旦立ち去っていく彼女を見えるまでそのまま見つめて。
校門の方にゆっくりと足を運びながら、火照ってしまう自分の赤い顔に気づかないまま先程の言葉をもう一度思い浮かべるととても照れたままで彼女の姿を待っており)

お待たせー、じゃあ行こっか。……軽く調べてみたんだけど、天然氷を使ったふんわりかき氷のお店が商店街に出来たんだって、ブルボン先輩が良ければそこなんてどうかな？
(トレセン学園指定の制服へと着替えを済ませ、指定していた待ち合わせ場所へとやってくれば、そこに佇む彼女の元へ小走りで駆け寄っていく。
行き先については現地に到着してからその場の流れに任せて行き当たりばったりでも良かったのだが、多少は下調べをしておけば絞り込みもしやすいかもしれないと思い、道中でスマホを使って検索をかけていたところ、今夏オープンしたばかりだという専門店の情報が心の琴線に触れ、自分の中では心が既にその店に決まりかけていたが同行する彼女の意見も確認しておく必要があるため、スマホをサッサっと手慣れた様子で操作しては先程見つけたお店の情報が表示された画面を見せて)

かき氷…ちょうど良いですね。暑かったこともあるし食べたら涼しくなりそうです。では行きましょうか。
(はっと我に帰ると照れて赤くなっていた顔を元に戻す。
商店街の賑やかな風景とそして何より相手が提案したひんやりと冷たいかき氷を想像しては暑い体も涼しくなるだろうと思いながら頷いては尻尾と耳をぴょこんと揺らしながら、とてもドキドキしている様子で)

お、ブルボン先輩がそこまでノリノリなのってレアだよね、かき氷そんなに食べたかったの？
(目は口ほどに物を言うとは言うが、ウマ娘の場合はそれに加えて耳や尻尾などが感情を表す一つのパラメーターとして参照出来るだろう。普段であれば表情だけでは感情の動きを殆ど感じられない彼女だが、今日に限って言えばどことなく緩みのようなものが見られ、何より軽快に揺れるそれらからポジティブな感情を読み取る事が出来て。いつもの機械的な印象とは異なる振る舞いを珍しく思うが、彼女をより深く知るという意味ではむしろ好意的に受け止め、これまで以上により親しみを覚えればかき氷がそんなにも楽しみで仕方ないのかと軽く茶化すように口元に手を当てクスッと笑って)

そうでしょうか？…思い出したのですが近日、テレビでそのかき氷が紹介されているのを見まして、だから尚更興味が湧いたのかもしれません。
(あまり動揺せず誤魔化すように首を傾げて相手を見つめてみる。
暫く思考を巡らせていると今相手が見せてくれている画面に映っているかき氷を見て、嬉しくなった訳はきっとこの前見たテレビ番組に映っていた事がきっかけであろうと思い始めながら自分自身としての感情を説明しようとしており)

なるほど、そういうのって確かにあるよねー。テレビとか雑誌とかさ、紹介の仕方が上手いっていうか…策略に乗せられてるなーって頭でわかってても抗い難いものがあるよね
(見た目には大きく動揺したり取り乱した様子も見せず、あくまで淡々と答えた彼女に一旦その件についての追及をやめれば、メディアの紹介の仕方というのは実際、良くも悪くも影響力が強く、自身もまたそれにいいように振り回されている一人であるということは今も自分がネットを活用し調べ得た情報に心動かされ店を決めた時点で認めざるを得ず共感を示し頷く。
そんな、なんてことない会話でのやり取りを楽しんでいたのも束の間、日差しを遮るものがない校門の前、いつまでもここに留まっていては本当にどうにかなってしまいそうだと強い日差しによる照り返しと全身を包むようなモワッとした暑さによって危機感を感じて思い直すと話しをそこで区切り「とりあえず、行こっか？」と目的地である店のある商店街方面へと足を向け、返事を待たずにひとまず歩き出して)

でも、だからこそ…今はとても楽しいのかも知れませんね。たわいもないことで笑顔で居られるって素晴らしいことだと思います。
(相手の話を聞くとメディアはそのように大げさに表現して紹介をする技法が実に上手いことを考えると、自分自身もその中の1人なのだと言うことを改めて自覚してくる。
しかし、それはもしかしたらこのように平和で笑みを浮かべていられることに繋がっているのかもしれないと思えば自然と笑みが出てきたことにより頬を緩ませていて頷く反応を見てまたもやそれは自分自身の考えの核心へと益々と近付き。
一旦話を区切りにされたことでまた話が盛り上がってしまっていたことを察すれば「こんな暑い中についつい話に夢中になってしまいました……すみません、タイトルホルダーさん。…それでは行きましょうか」と彼女の向かう矛先へついて行き)

いつ来てもここは人が多くて賑やかだよねえ、今はもう慣れたけどさ、こっちに来たばかりの頃は圧倒されちゃったもん
(学園から歩いて少しの距離に目的地である商店街はあって、こんな茹だるような暑さの中でも老若男女、多種多様な人々が行き交っている。この都会特有の賑やか且つ、ともすれば喧しくもある雑踏にもすっかり慣れたものではあるが、故郷から上京してきた当時はこの雰囲気に圧倒され辟易してしまった事もあったっけなと、あの時の心境が思い出され苦笑いを浮かべれば小さく肩を竦める。
商店街へ入ってからは自然と歩調を緩め、周囲を見回しながらゆっくりと歩みを進めていく。メインの大通りは流石に見慣れた店舗も多いが、まだまだ興味はあっても足を踏み入れたことのない店も少なくない。「ブルボン先輩は商店街で普段どんなお店に行くの？」ここへ来るきっかけになった会話中の口ぶりからして時々彼女も商店街へ来ているようだったが、そこでどんなものを購入するのかなどは全く想像もつかず、お気に入りの店はあるのだろうかと興味本位で質問してみて)

私もここにくるといつも元気づけられます。明るい雰囲気にいつの間にか自分まで一緒に笑顔になることができてそれに…
(目的地である商店街に着けばワイワイと賑やかな辺りに毎度のように感じる温かさを感じ、相手の話を聞くとこちらも同意見というように頷くと気付けば商店街の温かさについてをもっと長く語ろうとしていた自分にはっと気付いてしまう。「語りすぎてしまうところでした」と我にかえるとまだまだ回りきれないほど沢山のお店が立ち並ぶ商店街を見て興味津々そうに目を輝かせて。「え、私ですか？」とまさか聞かれるとは思っていなかったと言う相貌で尋ねてきた彼女を見つめ)

そうそう、かき氷は最優先事項だけどさ、せっかく商店街まで来たんだし色々見て回りたいじゃん。だからブルボン先輩もどこか行きたいところないかなーって、ちなみにアタシは雑貨屋とか見に行きたいんだよね
(商店街へ来た本来の目的は当然ながら忘れてはいないが、せっかく外出してここまで来たのだからかき氷だけ食べて涼んでそれで解散というのもなんとも味気ないし、個人的な感情としても先輩後輩という関係ながらもそういった垣根を越えて親しくしてくれている彼女と共に商店街をのんびり散策するというのはとても魅力的だった。
新たな発見を求めてブラブラするというのも勿論悪くないがお気に入りの店…自分にとって商店街へ来たらここは外せない店なんていうのもあるのではないかと思い、質問をしてみた次第で。希望を聞くのみでなく、自身は可愛い小物やぬいぐるみなんかが置かれた雑貨屋には立ち寄りたいと積極的に要望を伝えて、改めて彼女の趣味嗜好への関心を示してどんな返事が帰ってくるかを小首をゆるりと傾げながら待って)