社長秘書 2022-06-22 19:11:42 |
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俺は困らねェから此からは吐き出せよ凌。少しずつでも嬉しいし、一気に欲を出しても俺は嬉しいからな。
( 甘え下手な自身を自然にとても甘やかしてくれるのは目の前の彼で。彼もきっと自身と同様甘えるのが下手なのだろう、俺を困らせる等考える彼は優しく我儘を言ったり甘えるのが下手ならば、俺が彼を甘やかしてあげたいと思い言葉を紡いで。エレベーターが着けば安心させてくれる為に抱き締めてくれていた身体をそっと此方も名残惜しく離して、手を握られれば内心嬉しく思い乍手を握り返して買い物をする為にスーパーへと向かって。心配そうな表情で自身を見る彼へと瞳を向け目を合わせれば、安心させるようにと握られている手を少し強く握り締め「 甘え過ぎだと思うくらい甘えるのが普通なのか?俺初めて知った。優しい凌の事だから俺の気持ち優先してそう言ってくれるって思ってた。出来るだけ早く落ち着かせるから、御前の事今迄のも合わせるとすげェ待たせてるし。其れに影からじゃなくて俺の隣で見守っててくれ、な?…ん、もし一人で来いとか言うようなら、其の時もちゃんと凌に相談はする。 」本当は恋人の事も全部一人で解決しなければいけないが、きっと俺が一人で動いても何も解決しない事も有る。もし恋人と別れた後に彼の事を知った恋人が彼に接触したら、彼奴が彼に殴ったり暴力で手を出したら。俺が一番傷付いて自己嫌悪に陥るのは、きっと彼に何かあった時で。彼に何かあれば家族が出てくると言っていたが、そもそも何かあるなんて事には絶対にさせたくないな。なんて色々な不安や恐怖等思考巡らせて更に強く手を握り。目的地のスーパーへと着けば今日は何を買うのかと問い掛けて、先程迄の暗い感情を悟らせない様にとちらりと彼を見遣り。 )
凌、今日は何作ってくれるんだ?つーか、此から凌の手料理毎日食えんの楽しみだな。
( / 貴方様と同じ日課でとても嬉しいです!暇があれば御返事の確認をちょこちょこしちゃう位毎日楽しみにしております…!類も凌様を甘やかしたいですが、其れを上回る凌様の類への甘やかしが凄い!
類は交際してる事を忍様と灯耶に伝えたと帰宅してから凌様にちゃんと言います。双子同士惹かれ合うなんてとても素敵な運命だなって思いますね!お互いに何を言おうか迷って、第一声が被ったらきっと灯耶は忍様に先に話してって言うかと思います!告白された瞬間灯耶は、状況が呑み込めなくてフリーズしちゃうかもしれないですね。少ししてから理解して嬉しいけど泣きそうな表情できっと忍様に改めて告白します…!忍様と一緒に居れるのが灯耶は嬉しくて何時もよりニコニコしてそうだなって思いました!
了解致しました!お兄ちゃん達も家が近いの把握しました。徒歩圏内でお互いのマンションに行き来出来るのとても良いですね!似た者同士惹かれ合うのやっぱり素敵だなって思います。一目惚れ有りですね、忍様だと知って食事をしている時にはもう一目惚れしていたり…!貴方様の妄想等が此方に物凄くグサグサ刺さるので、聞く度にニヤケちゃいます!
はい、大丈夫です。了解致しました!お兄ちゃん達は其の流れで全然大丈夫です!いえいえ、此方こそ楽しくてついつい長くなってしまっているので申し訳無いです!有難う御座います、お声掛けお待ちしておりますね! )
ありがとな、類。誰かに甘えたり欲を出すのは家族以外だと類が初めてだから、なんか緊張する。素直に甘えるのって難しいんだな。
( どちらかと言えば甘やかす方で滅多に甘えず。以前付き合っていた人物は例外で家族以外素直に甘えた記憶がなく、甘えるとい行為の難しさを改めて知る。スーパーへ到着するとカートにカゴを乗せて先ずは野菜を見ようとカートを野菜コーナーへ押して行き其の間の会話は「 俺の中で類は家族以上に特別だから甘え過ぎだと思うくらい甘えるのが普通と言ってしまったようだ。其れに俺は待たせていると想ってねェから気にすんなよ。類の気持ちが最優先だから、きちんと解決する迄俺は待ってる。御前の隣で見守りながらな。 」話終えると人参やキャベツをカゴに入れていき、何を作るかは秘密にしておきたいのか内緒だといわんばかりに口許へ指を添え。必要な野菜をカゴへ入れたのなら次は生鮮食品コーナーへカートを押して歩き。 )
類を驚かせたいから何を作るかは秘密だ。俺だって愛する人に毎日料理作って食べてもらうのは夢だったから、すげェ嬉しいぜ。…夫に尽くす妻はこういう気持ちなんだろうか。
家族以外だと俺が初めてなのか、其れは嬉しい。沢山我儘とか欲とか言ってくれよ、俺は凌を甘やかしたいからな。甘えるのは難しいし俺には甘え方が分からねェ。
( そう言えば酒が弱いという訳では無いのに珍しく酔った彼はとても甘えたで可愛かったなと思い出して。家族以外だと素直に甘えるのは自身が初めてだと知れば内心優越感で。酔ったら甘えたになるのなら沢山酔わせた方が甘える此奴を見れるのでは無いかと思い。カートを押しているだけなのに滲み出る格好良さを隠せていなくて。其の姿を少し見惚れるかの様に見詰めて、普段余り来ないスーパーをキョロキョロと見渡し「 凌は自然と俺を甘やかしてくれるからな、俺自身は甘え方とかは分からねェけど。凌の事俺は待たせてねェの?すげェ待たせてるなって自覚してたんだが。…嗚呼、有難うな凌。ちゃんと全部解決して御前と向き合いてェからな。 」と言葉を紡いで。野菜をカゴに入れていくのを見ては、生鮮食品コーナーに押して歩く彼に着いて行き。何を作るのかは内緒らしく材料を見れば分かるかと思ったが、料理をしない自身には全く分からず諦めて。 )
料理しないから材料見ても分からねェんだよな俺、だから楽しみにしてる。凌の手料理を此から毎日食えるの幸せ者だな俺は。俺が夫で凌が妻か、俺は仕事は出来ても家事は駄目夫だな。凌は仕事も家事も完璧な妻か、良いな。
…我儘、か。俺と一緒に暮らし始めたら毎日キスしたい。欲深いからそういう我儘になってしまいそうだが、類は平気か?
( 我儘や欲と言われて思い浮かべるのはやはり彼との触れ合い関連で。肌に触れていないと不安になる性質故にキスや抱き締めたりと肌の温もりを求めてしまって。内容が内容なので未だに心配になって平気だろうかと尋ねてしまい。魚や肉など実物を目の前にしてしまうとメニューは大体決まっているのだが、違う献立も思い浮かんでしまい何を選ぶか迷いながらも今回の調理に必要な魚や肉をカゴへ入れていき。両想いになり嬉しい筈なのだが急に来る不安から胸をぎゅっと締め付けられ。此奴の恋人がもしも優しくてお互いに愛し合っていたら両想いになっていないだろうと考えてしまい。恋人は話を聞いた限りではどうしようもない奴だが、好きになった人。別れを告げてずっと一緒に暮らさないかと提案したことに後悔はしていないが、あの時は彼の気持ちを考えずに独り善がりな発言であったと反省。改めて自分の欲深い一面を恨めしく思いながら「 あの時、恋人に別れを告げて一緒に暮らさないかと提案しただろう。暴力で支配するような恋人だけど類が好きになった人。気持ちを俺に向けて欲しくて痣とか側面だけしか見ないで類の気持ちも考えず、一方的に言ってしまったから、独り善がりだったよな。そういうのもあって待たせられてると思ってねェよ。やっぱり欲深いどうしようもない奴だと反省してるくらいだからな。 」心情を包み隠さず吐露してから、気持ちを切り替えていつもの表情に戻り。夫や妻という発言から自分たちに置き換えて想像すると珍しく照れてしまったのか頬や耳まで赤くなり、其れを誤魔化すように話題を摩り替えようとして。 )
類は社長なんだし仕事で疲れてるだろう?家では気を張らずにありのままの姿でいて欲しい。公私関係なく妻、として夫を立派に支えるのが俺の生き甲斐かもな……ってそれよりも、折角買い物しているんだから酒とか類が買いたいものはないのか?
嗚呼、勿論平気だから毎日しよう凌。寧ろもっと沢山そういう風に我儘とか言ってくれたら俺は嬉しい。
( 不安そうに尋ねられた我儘に内心可愛い我儘だなと思い乍平気だと頷いて。彼には言葉を伝えるのも大事だがスキンシップをする事も大事で。彼と触れ合う事に嫌だとかそういう感情は全く無い、触れ合う事にとても嬉しいとさえ思っており。他に我儘を言うならどんな我儘を彼は言うのだろう。魚や肉をカゴに入れていくのを見詰めた後キョロキョロと周囲を見渡して、こんな魚もスーパーに置いて有るんだなと新たな発見をし。スーパーには滅多に来ない為どれも新鮮で少しウキウキとしており。不意に不安そうに心情を吐き出す彼の言葉を聞けば、じっとカートを押す彼を横目で見遣り「 あのな、確かに好きな人だったけど、もう好きとかそういう気持ちは結構前から薄れてたんだよ。好きなんかよりも勝る”怖い”とか”痛い”とかそういう負の感情しか最近の俺は感じなかったしな。浮気された最初の頃は何で俺が居るのに浮気なんかすんだよ、ってすげェ怒った記憶有るが其れも全部無駄だったから言うのも詮索するのも俺は諦めたしな。…全部諦めてたんだ俺、いつかは彼奴が飽きて解放されるかもしれないけどずっと此の生活なんだろうなって、別れる勇気も無いしじゃあもう仕方無いか、正直いつ消えても仕方無いって思ってたな。御前が居なきゃ別れる勇気も1人じゃ持てない奴だったから。だから俺は凌に救われてるよ、そんな風に反省しなくても俺が救われてるって言ってんだから大丈夫だ。 」と今迄思っていた感情の少しを吐き出して最後には彼を安心させる様に僅かに口角を上げて見せて。諦めていた自身に此からの希望を与えているのは紛れもない彼で。夫や妻という話で頬や耳まで赤くする珍しい彼の姿を見遣り周囲の人にそんな彼を見られたくないなと思い。可愛いなと内心思い乍話題を変える彼に乗ってやるかと思い言葉を紡ぎ。 )
社長だけど凌は其の社長の秘書だろ、仕事で疲れてんのはお互い様だからな?じゃあ俺は凌をちゃんと支えれる様に仕事頑張らねェとな。俺は凌が酒を飲むなら一緒に飲むから買う。俺が買いてェ物は、特に無いかもな。
良かった。でもあまり俺を甘やかすと類が大変かもしれないぞ。好きだから毎日たくさん求めてしまいそうでそんな自分が怖くなった。
( 毎日しようなんて言われたら本当に毎日求めてしまう。我儘にも限度があると思うが何処まで平気なのだろうかと聞いてみたくなったが、此奴だったらどんな我儘でも許して貰えて叶えてくれそうだからと言葉にせず心の中だけに留めて。生鮮食品コーナーから移動してカートを押していると、彼の返答に涙が出かかって何とか堪える事に成功する。改めて此奴の本音が聞けて嬉しかったのと、支配に屈せず諦めずに勇気を出して別れる決断をしてくれた彼をこの場で抱き締めたくなったが、公共の場なので帰宅したら沢山抱き締めて生きているという証の温もりを感じようと心に決めながら「 …有難うな。類が諦めずにこうやって勇気を出して決断してくれたお陰で、こうして俺と両想いとなれた。これからは俺がずっと類を守るが、優しい御前なら俺の事も守ると言っってくれそうでそんな所が愛おしくて大好きだ。 」不安な表情は消えて晴れやかな笑顔に変化し、言葉にして伝えると足はいつの間にかお酒売り場へと到着して。御馳走に酒は欠かせないと折角来たのだから何か買って帰ろうと呑むお酒の種類に悩み。 )
類は頑張りすぎるから程々にな。俺は其の為の秘書でもあるんだし完璧な社長の類も素敵だが、少し抜けている社長の方がもっと魅力的に見えるぞ?そんな類を労う為に御馳走を作るというのも理由の一つだが、その時に呑む祝いの酒は何がいいか迷うな。たまにはシャンパンでも呑むか?
俺は大変とか気にせず凌を甘やかしたい。俺は毎日沢山求められる方が嬉しい、凌に毎日必要とされてるみてェで安心するしな。
( 甘やかすと大変だと言われるが、彼の事を甘やかす事が出来るのが俺だけなら大変とか関係無く沢山甘やかしたいと思い。求められ無いよりも、彼に毎日沢山求められる方が自身にとっては必要とされているみたいで安堵出来る要素で。不安な表情は消え晴れやかな笑顔に変わったのを見れば安堵した様にほっと小さく息を吐き出して。こうして自身の気持ちを言う事は普段なら余り無いが、少しでも吐き出したら彼なら受け止めてくれそうだと思い。此からの希望を与えてくれる彼にはとても感謝をしてもしきれない程で。「 俺の方が御礼を言うべきなんだがな?有難うな凌。凌が俺の事ちゃんと見てくれて、支えてくれていたから今の俺が居るんだ。凌が居なけりゃ俺は彼奴と別れる決断も出来なかったからな。…凌には流石にばっちりバレてんな、凌が俺を守るって言うなら俺は凌を守るからな。 」愛しいや好きを彼は言葉にしてくれて、聞く度に内心とても嬉しくて。ストレートに言ってくれるのはやっぱり安心するなと思い乍、お酒売り場に置いてあるお酒をパッと見遣り。どの酒も彼の手料理と一緒に飲むなら美味いだろうな。シャンパン、という言葉に小さく頷きながら言葉を紡ぎ。食材の分も出すと言えばきっと断られそうだと思い酒類だけでも買ってやりたいと思い。 )
仕事くらい頑張らねェとだろ俺は。仕事は抜けられねェ。俺がミスしたら駄目だからな。プライベートなら凌の前では幾らでも駄目駄目な俺になるぞ、つーかもうなってるけど。凌と飲むなら何でも美味いだろうし御前の手料理にも何でも合うだろ。シャンパンも偶には良いな、凌はどれが良い?好きなの選べ、俺が買ってやる。
今日から隙あらば抱き着いたり、キスしたりして甘えさせてもらうな。類に甘えるのずっと憧れていたから夢みてェだ。
( 片想いの頃から大好きな彼に甘えるのが夢であったのでこうして夢が叶って嬉しいのか笑顔で嬉しそうに甘える宣言を。己も恋人に甘えられるのと必要とされている様で幸せな気持ちにさせられるが、彼は甘えるが苦手なので自然に甘えて貰えるまで気長に待つことに。お酒のコーナにてワインやシャンパンをどれにするか悩んでいると買ってやるという発言に最初は断ろうとしたが、恋人からの厚意に甘えてシャンパンを選ぶと手に持って見せてからカゴへ入れて。折角ならシャンパン以外のお酒も買って呑もうと辛口の赤と白ワインを手に取りカゴへ入れ。御馳走のメニューを考えるとは買い忘れはないかとカゴの中を眺めて。 )
類はちょっと手を抜いても完璧に仕事こなすだろう?仕事中のクールな社長に一目惚れして、虜になった俺が言うんだから。プライベートでも駄目駄目な類って想像できないな。もしかしたから好きすぎて駄目駄目な姿も素敵に見えてそうだ、俺は。シャンパン以外にワインも呑みたいから、今日は沢山食べて酒も沢山呑もうな?
隙あらば甘えてくれるの嬉しいな、沢山甘えろ。憧れていたのか?じゃあ此からは沢山凌の夢が叶うな。
( 甘えるのが夢だったのなら尚更此から沢山甘やかしたいなと改めて思い。此奴が少しでも喜んでくれるのならどろどろに甘やかしたいし、此奴の夢を俺が一緒に叶えたい。自身も彼の様に甘えれる様になれば更に彼は喜んでくれるのだろうか。甘えるのは苦手だが此からずっと彼の傍に居るのなら彼の甘える姿を見て学ぼうかと思い。直ぐにでも断られると思ったが、素直にシャンパンと赤と白ワインをカゴに入れる姿を見遣り安堵した様に息を吐き「 ちょっと手を抜いて社長の俺がミスしたらやべェからな、完璧に仕事はする。プライベートではかなり俺は駄目駄目だからな、家事なんて全く出来ねェし凌が居ないと堕落した生活してたし。好き過ぎてこんな駄目な俺でも素敵に見えてんじゃねェ?嬉しいけどな、其れってどんな俺でも良いって事だろ。凌の手料理がすげェ楽しみだな、俺は料理出来ねェけど手伝ってって言うなら手伝うからな。 」カゴの中を覗き込む彼に伝え。料理が一切出来ないが彼が居れば教えてくれそうだし、ちょっとした事なら手伝えるだろうと思い。また今度作った事ないが此奴に俺が手料理でも作ってやろうかな。鞄を探り黒の財布を取り出せばじっと彼を見て。 )
凌、買い忘れはねェか?其れ全部払ってやるよ。
俺さ、こう見えて片想い中の時は特に好きな人には慎重になるタイプだから、スキンシップとか触れたくなると今大丈夫だろうか。とかかなり気にしてしまってな。類に恋人がいると知ってからは特に、片想い中の時は触れたくても完璧な秘書として極力我慢していたな。だからこうやって遠慮しないで毎日触れられるのは夢見てェで嬉しいんだよ。
( 変な所で真面目を発動させるのか片想い中の己を思い出すとスキンシップを含め行動全て慎重に対応していたとしみじみとか振り返り。恋人がいると知ってからは失恋した気持ちで尚更、行動は慎重になって社長の秘書として恥じぬよう仕事以外も完璧を極め、好きな人を想うくらいなら許されるだろうと公私関係なく秘書として影からすべて支えようと何時でも完璧な有能すぎる秘書に成長を遂げて。片想いを糧にここまで完璧な有能すぎる秘書になれたのは全て社長の此奴おかげだ。誰に対してもクールで対応は変わらず、誰かに頼ろうとせずひとりで何でも仕事してしまう姿に一目惚れ。顔がタイプで惚れたのも理由の一つだが、一番はクールで一匹狼のような姿。此奴を守って支えてやりてェと思わせてくれた事。確認後買い忘れは特にないのでレジへ向かおうとした時、未だに家事が苦手という事実が信じられないのかそれを補う様に仕事が完璧なので家事が全くできないというギャップに胸がキュンとなって「 恋は盲目というからな。俺はもしかしたら類の駄目なところも可愛く見えてしまうという魔法に掛かっているようだ。短所や欠点さえも愛おしくて全て大好きだと宣言しても良いぞ。後、料理中手伝ってくれると助かるからさり気ない気遣い有難うな。さすが類だ。 」まさかここまで熱狂的に誰かを好きになるとは思ってもみなかったのか、恋は盲目とはよく言ったものだ。財布を取り出す彼を横目に最初は支払って貰うのに躊躇うが、次回己が払えばいいかと恋人の顔を立てて、ここは素直に彼の厚意に甘え。 )
買い忘れはないみたいだから支払って帰るか。今回は類に甘えるが、次回外食した時とかその時は俺が払うからな?
慎重なタイプだし、俺は恋人が居たから簡単にペタペタ触れねェよな。今迄凌が我慢した分も含めて遠慮なんて要らねェから沢山甘えて触れてくれ、俺は凌が嬉しいと思ってくれるのが嬉しいからな。
( 慎重なタイプ、と聞けば確かに彼のスキンシップも余り無くて好意を知ったのもつい最近で。何故彼が自身に一目惚れして長年片想いをしているのかは自身が疎いからか解らず。自身に恋人が居る事を知りきっと諦めて俺から離れる事も出来た筈なのに、初めの頃の彼とは比べられない位にミスも無い完璧な秘書になり何があっても傍で長年支えてくれている彼はとても一途で本当に努力家だなと改めて彼の事を尊敬して。こんな俺に片想いをしてくれていた期間が長い彼の我慢した分も全部、此からの分も沢山甘やかしたいし沢山我儘とか聞いてやりたい。俺に対してはもう今迄の遠慮等必要無い、今迄言えなかった想いや出来なかった行動を全部受け止めてやりたいな。其れに彼の沢山有る夢を一つ一つ叶えて、嬉しいと言って欲しいなと思い。駄目な所も可愛く見えてしまう魔法に掛かっているらしい言葉や欠点等さえも全て好きだという言葉に内心少しだけ照れて。「 そうだな、恋は盲目と良く言うし聞くよな。駄目な所なんて可愛くはないけれど其の魔法永遠に掛かっとけ。なんつーか、俺がすげェ性格とかに欠点な所あっても凌は受け入れてくれそうだな。…料理全く出来ねェけどな、俺は邪魔になるかもしんねェけど一緒に作るのも楽しいだろう? 」自身が嫌いな短所な所でも彼ならどんな俺でも良いと優しく受け止めくれて、好きだと言ってくれるのだろうか。素直に払わせてくれる彼に安堵しながら次払うと言う彼に軽く頷いて了承し。歳上だし一応社長だし普段から物欲なんて無いし、お金を使う事が少なくて。こうして彼の為に使えるのなら嬉しいと思い乍レジへと並び、お金を支払いつつ内心は少し緊張しながら今度の休みに出掛けたいと誘い掛け。 )
凌より歳上だし一応社長様だからな、これくらい余裕で払う。嗚呼、じゃあ次は凌に奢って貰うわ。…そういえば今度の休みにさ、凌から貰ったピアス耳に付けてェし穴空けてェから暇なら何処か出掛けねェ?
類が甘えるの苦手と知っているが無意識とか無自覚に類から甘えられたら嬉しいと思ってしまった。
( 支払いが済むと袋の中へ買ったものを入れ乍我慢しなくていいと言って貰えてどうやって甘えようかと考えると嬉しそうに笑い。秘書として完璧になる迄時間がかかったがその分、色々と彼から学び今では自分に厳しく完璧をも求めたりと完璧な姿以外見せられなくなっており。プライベートや甘える時くらい完璧ではない姿を見せようと心に決めて。全て袋へ入れ終わるとカゴを戻してから袋を両手で持ち出入口目指して歩き出して。これから毎日きっと彼と一緒に料理をしたり手伝って貰うだろうと考えると口元は緩み「 俺は類を好きになった時点でもう魔法に掛けられたようなものだからな。好きという魔法に掛けられて、類のどんな姿も愛おしいから弱い部分とかこれから少しずつ俺に見せくれないか?料理も一緒に作れたら幸せで、何なら隣りに居てくれるだけで俺は安心するくらいだぞ。だから邪魔邪魔とか言うな。 」はっきり気持ちを伝えると外に出て今度は己の住まいであるマンション目指して歩き、思いがけないからお誘いに対し即決で行くと宣言し、二人で何処へデートしようか悩み。 )
大切なピアスを好きな人につけて貰えると、とても嬉しくて幸せな気持ちになるな。ピアスといえば類はピアッサーとか持っていたりするのか?今度の休日に出掛けるのも大賛成だぜ。好きな場所とか行きたい場所が決まっていたら遠慮なく言ってな。
俺が甘えて凌が嬉しくなるなら、俺も無意識とか無自覚でも良いから御前に甘えれる様にならねェとな。凌には結構甘えてる気がするけどな俺は。
( 自身が甘える事等が苦手だと理解してくれている彼が、甘えられたら嬉しいと言ってくれるのなら頑張って少しずつでも甘えれる様になりたいと思い。無意識では有るが彼には十分甘えている気がしたが、彼からすればそうでも無いのだろうか。袋に全て入れ終え両手に袋を持つ彼を見遣れば片手をスッと差し出し「 俺も其れ持つから1袋頂戴、凌。 」と声を掛け乍スーパーの出入り口へ向かい。料理が出来なくても傍に居てくれるだけでも良い、という言葉に内心嬉しくて。料理が出来なくてもきっと彼なら色々な分からない事は優しく教えてくれる気がして。其れに毎日彼と一緒に料理を作るのも悪くないし、毎日幸せだな。「 其の凌に掛かった魔法は解けねェの?弱い部分か、ネガティブ発言も弱い部分に入るか?凌はどんな俺の姿見ても受け入れてくれるんだろうなきっと。そうだな、凌と一緒に料理を作れるなんて幸せだよな。凌の邪魔にならねェなら良いんだ。 」と彼の住んでいるマンションへと歩き乍言葉を紡いで。誘い掛ければ彼からの返事は即決で思わず其の返事の速さに珍しくふは、と声に出して笑って。誘ったが断られなくて良かったと安堵して。彼と呑みに行く事はあれど、出掛ける事は無かった為次の休日が楽しみで。 )
凌からの大事な貰い物だからな、早く付けてェわ。ピアッサーを持ってねェから今度の休みに凌と出掛けた時に次いでに買いに行く。凌は?俺と行きてェ所有る?
両想いになってから俺の方が抱き締めたりキスとかスキンシップして甘えまくってるから……類の方からもキスとかスキンシップしてくれたらすげェ嬉しい。という我儘言ってみた。
( 言葉に表して伝えるのは恥ずかしいのか珍しくはっきりと伝えられず、俯き加減で喋り。早速スキンシップの我儘を言ってから様子を伺うように俯いていた顔を上げ上目遣いでそっと見遣り。両想いとなってから嬉しくて幸せすぎて逆に怖いという感情も生まれ、この幸せがずっと続くようにと考えていると歩いている途中で彼の片手が伸びて差し出されると、自然な動きで片方の袋を手渡し「 荷物持ってくれてありがとな。 」御礼を伝えマンション迄歩き続けると近所だったのもあり数分で住まいのマンションへ到着し。オートロック解除後中へと入りエレベーターへ向かって。ボタン押すと直ぐに扉が開いて中に入ったのを確認してからボタンを押し上昇していき。途中止まらず直ぐに階へ到着すると扉が開き部屋へと向かって歩き。カードキータイプのキーで解錠し、先に部屋の中へ通して入るのを確認してから続いて入りしっかりと施錠を。「 類の住んでいる部屋と比べたら狭いが、自宅だと思って寛いで貰えたら嬉しい。 」リビング迄案内してから広々としたダイニングキッチンへ移動し、大きな冷蔵庫へ買ってきた食材を仕舞いながら「 類は魔法が解けて欲しいのか?…なんて意地悪だったな。類に掛けられた魔法はきっと解けることはないだろう。誰にだって欠点とかネガティブな時はあるだろうし、そういうのも引っ括めて愛おしいから。どんな時でも愛おしいが勝っているから類を邪魔だとか思わねェよ。 」改めて気持ちを伝えると邪魔と言う言葉に有り得ないという表情になって首を傾げ。料理の事やデートの場所について考えると楽しみで仕方ないのかずっと笑顔で想像を膨らませ。 )
ピアッサー買うついでに類の使う食器とか揃えたいからさ、ショッピングモールで買い物しないか?類が他に行きたい場所があれば喜んで付き合うからな。
凌、我儘が可愛いな。自分から御前にスキンシップをする事には何処か躊躇してたかもしんねェな。俺が触れて凌に拒否されたらって思うと怖かったんだ、でも凌が可愛い我儘言ってくれたからな、俺から触れていいか?
( スキンシップの我儘を恐る恐る言い、上目遣いで自身を見る彼を可愛いな、と思い乍見遣れば頭にそっと手を乗せて優しく数回撫でて。恋人にスキンシップをしようと時に思い切り拒否された事を思い出し、自分から触れる事に無意識に躊躇していた事に我儘を言われて気付いて。自身の気持ちを吐き出し乍、スキンシップをしても良いなら此からは沢山彼に触れようと思い。片方の袋を受け取り御礼を言われれば小さく頷いて、彼のマンションへと到着して。部屋へと着けば促される様に先に中へと足を踏み入れ靴を脱いで上がり「 お邪魔します。 」と一言呟いて。リビングへと入れば少し周囲を見渡し、綺麗な部屋で彼らしいな部屋だと思い乍、手に持っていた袋を冷蔵庫の前に置き買ってきた物を仕舞うのは彼に任せてソファへと腰を下ろして、冷蔵庫に食材を仕舞う姿をじっと何気無く見詰め「 俺の所と広さは変わらねェだろ。ん、寛いで良いなら寛ぐけど、料理作るの手伝う時は呼べ、俺に出来る事は何でもすっから。 」と言い。魔法が解けて欲しいのでは無く、解けたら俺なんか好きじゃ無くなってしまうのでは無いかという不安から来る言葉で。「 否、解けて欲しくねェな。解けたら俺なんかぽいっとされそうで不安だから聞いてみただけだ。俺も、凌の全部を俺が受け止めてやりたいと思ってる。…やっぱり嬉しいな、そういう風にストレートに言ってくれるから安心出来る。 」彼には邪魔だと思われない事とストレートに言ってくれる彼に安堵して。俺と出掛ける事が嬉しいのかずっと笑顔な彼を可愛いなと思い言葉を紡いで。 )
俺の食器とか買い揃えてくれんの?ショッピングモールならピアッサーも有るだろうし色んな物揃うしな。行きてェ場所か、凌となら何処でも良い。
( 冷蔵庫へ食材を全て仕舞い終わると調理する前に着替えようと「 着替えてくるな。 」一言伝えてから寝室へ行って着替え。リビングへ戻ると少し休憩した後調理しようと甘える様にくっついてソファに座り、彼の肩へ頭を傾けて。触れて拒否されたら怖いという発言を思い出すと過去の記憶が思い出され、同じ経験をした事があるので痛い程気持ちがわかり「 俺も触れようとして拒否された経験あるから怖くて触れられないよな。俺は類が愛おしいから拒否するなんて有り得ねェわ。触れられるのは大歓迎だから今日から沢山触れて来てな。 」最後は安心してもらう為に優しく微笑みかけて。過去に交際していた人物の記憶が呼び起こされ、いつかは話さなければと思っていた。此奴と交際するなら秘密という程の内容ではないが、全て話しておかなければとゆっくり話し始めて。「 …類。俺も過去の恋愛で辛い思いをした経験があってさ。自分では気づかなかったんだが、俺は恋するとかなり重いらしくて。束縛とかしていないんだが、気持ちが重すぎと言われて浮気されそのまま一方的に別れて欲しいと言われた。そんな過去があったからいつか不要になって必要とされなくなるんじゃねェのかって。類の事は信頼しているから平気だが、こんな風に不安になる気持ちは痛い程分かる。 」話している間その当時についてのことは辛い過去だったので膝の上に乗せている両手は微かだが震え。それを悟られぬように笑って誤魔化すとデートの話題へ。 )
一緒に暮らすなら類が使う食器とか色々揃えたいし、交際記念にお揃いのものも買いてェなって。ショッピングモールなら色々なショップがあるだろうから1日過ごせるな。
俺は凌になら触れられても嫌じゃねェし、拒否なんてしねェから安心しろ。俺は今日から少しずつ凌に触れようと思ってるから覚悟しておけよ。
( 着替えて戻って来た彼は隣に甘える様にピッタリとくっつき肩に置く頭の重みに、スっと彼の背後に片腕を回せば其の侭そっと頭に触れ優しく撫で乍言葉を紡いで。彼のスキンシップを拒否した人が居る事に少し驚きで、其れと同時に彼を拒否した人に対してモヤモヤと嫌な感情を抱き。過去の事だろうけれど彼を傷付けた奴を此奴が許しても一生許さないな俺は。ゆっくりと過去の恋愛の話をする彼の言葉を静かに聞き乍、両手が僅かに震えているのをちらりと手元を見遣り。背後に回した腕を戻し膝の上で僅かに震える彼の両手を包み込む様に自身の両手を重ねて、安堵させる為に強く包み込み「 過去の恋愛の事話すの緊張したろ、俺にちゃんと話してくれて有難うな凌。…俺は気持ちが重い方が安心出来る、其れだけ凌が好きだと思ってくれている証だと俺は思うからな。過去の恋愛を忘れる事なんて出来ねェだろうけど、俺には沢山気持ちを伝えてくれ。重くても其れが御前の愛情だろう?俺は御前を受け止めてェからな。だから、無理してそんな顔で笑ってんな馬鹿が、其れに隠すんじゃねェよ。 」気持ちが重いのは其れだけ其奴を好きだったからだろう。其れだけの気持ちを此奴から向けられていた過去の奴にはモヤモヤとするが、彼が今好意を抱いてくれているのが俺だと思えばモヤモヤとする気持ちは少し落ち着き。俺も恋人に別れのメッセージ送らないとな、なんて頭の片隅で思い出し乍デートの話題に耳を傾け言葉を紡いで。 )
俺が使う食器とか此処に置いてくれんの嬉しいな。お揃いの物とか俺も買いてェと思ってたから、気が合うな。そうだな、其の日はショッピングモールで外食とかでも良いだろうし。
類にそう言って貰えてすげェ救われた。愛してるから沢山触れられたいし、触れたいと思うのは普通、だよな?
( 返ってきた言葉に優しく触れられて泣きそうになるとそのまま肩へと顔を埋めながら彼の背中へそっと腕を伸ばしてぽつり、本音と共に自分の考えは間違っていないかと言葉紡いで。此奴がいるおかげで過去の拒否された悲しい記憶は今まで忘れていたのだが、話しておかなければと思って思い出したついでに俺の話を。愛する気持ちが重く、それが原因でお別れという恋愛のトラウマや悲しさを話したお陰で気持ちが軽くなったのか涙は少し引っ込んで。ゆっくり顔を上げると「 愛する気持ちが重くて恋愛には少し臆病になっていたから安心出来ると愛してる類から言われて、すげェ嬉しい。重すぎて嫌われるなら、類には恋人がいたしずっと片想いのままでいようという時期もあった。…けど、俺は欲張りだから類が欲しいって思ったら、あらゆる手を使ってた。両想いになれると思ってなかったからこうして受け止めて貰えて嬉しい。類、類…。 」最後は愛おしく名前を呼びながら顔を近付けて唇を優しく塞ぎ。暫く口付けを堪能すると名残惜しく唇は離れ、楽しみなデートのプランを考えながら嬉しそうに優しく微笑むと笑顔を見せて。 )
俺の使用している食器を使わせることは出来ねぇからな。一緒に食器選んだりするの想像したら、恋人や夫婦みたいだなって。お揃いのものはアクセサリーにするのどうだ?ショッピングモールは飲食店たくさんあるから迷うよな。
俺も触れるし凌も触れろ、お互いに触れ合う方が安心するだろ。俺は凌よりスキンシップは少ねェかもけど触れたいし触れられたいって思うから、普通だ。大丈夫だ。
( 肩へと顔を埋める彼の頭を優しく何度も撫で乍ぽつりと言われた言葉に安堵させる様に確りと言葉を紡いで。彼よりもスキンシップをする事が少ない自身だが、触れるのも触れられるのも彼ならと思い。愛情の重さが此奴は人より重いだけで、其れだけ彼が其奴を好きで愛している事だと言うことでも有り。其の愛情の気持ちをぶつけてくれるのが俺ならと思ってしまい。ゆっくりと顔を上げる彼を何時もの表情の侭見詰めて「 其れだけ凌の愛情が深いって事だろう。此れからは沢山御前の気持ち伝えてくれ、何度でも俺は聞きたいから。十分凌の気持ちとかは伝わってるけど俺が安心出来るからな。…欲張りであらゆる手を使ったのか?良いじゃねェか、もっと欲張りになっても良いぞ。両想いになったから凌の話を聞けて受け止めれるんだ、有難うな凌。…ッ、ん。 」彼に何度も名前を呼ばれる事は嬉しい、必要とされてるみたいで。唇に感じた温もりと至近距離の彼の顔に普段よりも心拍数が上がるのを感じ。離れた唇に名残惜しさを感じもっとと思ってしまう自身に内心困り。笑顔を見せてくれる彼に安堵した様に少し息を吐きデートプランを考え言葉を紡いで。 )
ん、俺は其の辺気にしねェけど凌が気にしちまうなら食器類買わねェとな。確かに?一緒に選んだり買いに行くの良いな。嗚呼勿論、アクセサリーでも良い、凌とお揃いなら俺は何でも嬉しい。仕事の付き合いとかで外食すっけどプライベート1人で外食しねェしな。
触れて貰えると求められているみたいで良いよな。俺は類から触れて貰えるだけで嬉しいからスキンシップが少ないだとか気にしねェよ。不意打ちでキスとかされたり、抱き締められたらすげェ嬉しいと言っておく。
( スキンシップは回数よりも触れてくれる事自体が嬉しくて、其れを言葉にして表わし。ずっと愛情が重すぎて悩んでいたのだが此奴の言葉で救われて、もっと欲張りになったら手に負えなくなるぞ。と言いたくなったがグッと堪えて心の中に留め、言葉の代わりに求める様に唇を塞いで優しい口付けで表現し。願わくばずっと唇を求めていたいのだが料理もしなければと名残り惜しむように唇を離して。デートプランを話終えるとそろそろ料理を作らないとな。とソファから立ち上がり。 )
気にすると言うよりかは、恋人と選んで何か買ったりしたいんだよ。お揃いのものはアクセサリーできまりだな。…俺そろそろ料理してくるから、その間暇かもしれんがテレビ観たりして寛いでいてくれないか?途中で類を呼ぶから、その時手伝って貰えると助かる。
( / 土日は仕事だったり用事で、お返事ができず遅くなってしまって申し訳ございませんでした! 仕事の都合で一日一回の日もあったりしますが、余裕のある時は一回以上お返事返せますので!貴方様も暑さで体調が悪かったり、お忙しい時は無理しないで休んで下さいね!
此方は目を通して貰えたら蹴ってしまって構いませんので! )
凌の事を求めてるからな俺は、触れたいし触れられたいって思う。不意打ちに触れるのも御前は嬉しいんだな、其れなら俺が触れたい時に触れるから。凌も沢山スキンシップしてくれよ?
( 触れる回数は少ないだろうけれど、其れでも彼に俺が触れる事で嬉しいと言ってくれるのならスキンシップは沢山してやりたい。彼に触れられるのは今ではもう無くてはならなくて、彼が離れたら名残惜しいとさえ思ってしまう。愛情が重い位が自身にとっては心地良くて、恋人は俺にそんな愛情なんて与える事無くて浮気をし他の奴にはそういう愛情を注いでいて。彼からの愛情なら重過ぎても寧ろ足りない位だな、なんて愛情に飢えてる考えをし乍求められる様に唇を塞がれ応える様にそっと瞼を閉じて。ゆっくりと離れていく温もりに名残惜しさを感じ乍瞼を開けて彼を見詰めて。料理を作る為に自身から離れて立ち上がるのを見上げ「 嗚呼、凌と一緒に選びに行くのも嬉しいな。アクセサリーにも色々有るけど、…やっぱ周囲に牽制するならネックレスとかが1番だよな。…ん、了解。手伝って欲しい時に声掛けて呼んでくれ。 」彼が料理をしている間に自身は恋人と別れる為のメッセージでも考えるかと携帯をポケットから取り出して開き。何時もの様に相変わらずメッセージのひとつも無い奴に思わず小さな溜息をつき。奴を逆撫でしない様な怒らない様な暴力を振るわれない様な、彼に迷惑が掛からないそんなメッセージを考えなければいけないな、嗚呼やっぱりちょっとだけ怖ェなと若干の息苦しさを感じるのと少し震える手を気にせず、ぼんやりと携帯の画面を見詰め乍別れのメッセージを考えて。 )
…類。手が震えてる。メッセージ送るのは今すぐでなく、気持ちの整理がついてからでもいいと思うぞ。
( 一人暮らしが長く、ほぼ毎日自炊していたので料理は手馴れたもの。お気に入りの黒いシンプルなエプロン姿でキッチンとテーブルを忙しなく行き来しており、いつも通りつい癖で時間を忘れ調理に没頭すると大きなテーブルにはお互いの好物である料理が盛られた器やサラダボールが並べられており。最後に七夕をイメージした杏仁豆腐の入ったフルーツポンチを作れば完成なのだが、好きな分だけ食べて欲しくボウル一杯に作り手伝って貰おうとリビングへ。ゆっくり隣へ座ると手が震えている事に気付き、メッセージを考えているのではと何となく察し。空いている方の手へ伸ばしそっと手を添えて触れながら優しく語りかけ。少しでも安心して貰えるように微笑むとリビングに来た目的を忘れかけており、思い出すとその理由を説明して。自分に置き換えて考えると彼の腕の痣を見る限り、報復も考えられそうだと恐怖で震える気持ちが痛い程わかって横から優しく包み込む様に抱き寄せ、背部を優しく擦り。 )
デザートに七夕をイメージした杏仁豆腐入りのフルーツポンチを作ったから、盛りつけを手伝ってくれないか? 多めに作ったから類には食べたい分、器に盛り付けて貰いたく。手伝いは気持ちが落ち着いてからで構わないから今は何も考えなくていい。
…あ、凌。料理は出来たのか?…メッセージは、今考えねェと後回しにしたらその分凌をもっと待たせちまうし、俺も進めねェと思ったから。
( キッチンとテーブルを忙しなく動く彼に目を遣る事無く、ただ画面をじっと見詰め乍メッセージをぼんやりと考えて。別れてくれ、というシンプルな文言だけで別れれるて良いならこんなに悩む事無くて楽なのにな。自然消滅だけは自身が納得いかないし、やっぱりちゃんと考えねェと。なんて色々と考えていれば、不意に隣に座る彼からの声にハッとした様に勢い良く顔を上げて彼へと目を向けて。震えていると言われてた気付いた手に落ち着かせる為に少しグッと握り、手に触れる彼の温もりに若干安堵した様子で。肩に力が入り先程迄少し息苦しさを感じていたが其れも少し治まりふ、と小さく深呼吸する様に息を吐き出して微笑む彼を見詰め言葉を紡いで。たかがメッセージ、実際に会って伝える訳では無いのに何を緊張して怖がって躊躇しているのだろう。直ぐに考えて送れば彼を待たせる事も無いだろうと考えて。嗚呼良い匂いだなと彼の背後のテーブルに少し目を遣れば沢山の手料理で。短時間であれだけ作ったのか、やっぱり此奴すげェな。俺全然手伝えてねェな。とリビングへと来た理由を話すのを聞けば小さく頷いて手伝うと伝えて。横から優しく抱き寄せられれば心地良い温もりに一瞬瞼を閉じて、直ぐに瞼を開けばスマホの電源を一度落としてソファに投げる様にポイッと置いてフルーツポンチを盛り付けて飯食おうと抱き締める彼の背に腕を回してみて。 )
杏仁豆腐入りのフルーツポンチなんて簡単に作れるんだな、やっぱり凌すげ。嗚呼当たり前に手伝うよ、俺何もしてねェしな。…優しいな本当。大丈夫だぞ、凌が今こうして落ち着かせてくれたしな。凌腹減ったろ?
料理は大体完成したが、類の気持ちや心の方が大切だから喩え時間かかっても気にしてねェからな。俺は類との幸せを第一に考えている。その為には類が幸せに暮らせる毎日でないと納得いかねェよ。
( 気持ちを表すように抱き締める力は強まり、全て話し終えたならこの一時が幸せで幸福感を噛み締める様に顔を近付け。彼へ甘えたり求める様に再びお互いの唇が合わされば唇を舌で優しく舐めたりと暫く堪能し。矢張り彼とのキスが最高らしく、彼でないと満足出来なくなってしまったようで唇が離れたと思いきや再び重なり合ってそれを数分繰り返してやっと解放させ。食欲よりも愛しい此奴とキスしている方が勝っているらしく、恥ずかしくて直接言えないが食後にまたキスを求めて甘えようと内心決めてからゆっくりと体も離して。その為には早く食べてしまおうとソファから立ち上がり、テーブル迄手を繋いで案内しようとそこまで肌を触れ合っていたいのか、手を繋ぐ為に手を差し出すと頬を紅く染め上げ乍食後の話を恥ずかし気に始めて。 )
類の為に頑張ってご馳走作ったから2人で沢山食べような? …で、その後類とゆっくりと時間過ごせたら嬉しいのだがどうだろうか。キスしたり沢山甘えて類を求めちまうかもしれねェから、もしも仕事で疲れていたら遠慮なく言ってくれ。
俺の事そんなに大事にしてくれるの凌だけだな本当。待たせたくねェの、俺も凌を幸せにしてやりたいからな?今抱えてる問題とか早く全部解決させて凌と一緒に幸せになりてェの俺も。
( 抱き締める力を強められれば肩の力をスッと抜いて抱き締め返して。自身の気持ち等も全て大事にしてくれる彼は相変わらず優しくて彼の傍に居る事がとても安堵する。自身の唇に触れる温もり有る彼の唇に応える様にキスをして。どのくらい時間が経ったのか数分離れたりまた唇が合わさったりとキスをして漏れる吐息に鼓動が僅かに速くなり。解放されれば彼と離れるのは何であっても何時も名残惜しさが残り内心困り。身体を離してソファから立ち上がる彼を少し見上げる形で見て、手を差し出されれば其の手に自身の手を重ねて緩く握り締めてソファからゆったりと立ち上がり。恥ずかし気に話す彼にくっと口角を上げて笑い「 短時間で手際が良いな凌、其れにやっぱりすげェ美味そう。嗚呼、一緒にゆっくり過ごすつもりだったからな。沢山甘えて求めてくれるのは嬉しいし、今日は俺の無自覚な嫉妬とかで凌の事傷付けてしまったからな。 」今日無自覚に女性社員に対して嫉妬し傷付けてしまった事も有るし、嫉妬した分自身もスキンシップを沢山したいと思い。テーブルに並ぶ彼の手料理に今日色々有り昼飯を抜いていた事を思い出し目の前の彼を見遣り。 )
腹減った、今日昼飯食ってねェからすげェ食えそう。
お互いに相手を幸せにしてやりたいって良いよな。類に愛されてるって強く感じられてすげェ嬉しい。
( 喩えダイニングテーブル迄の短い距離だろうと触れ合っていたくて離れ難く、指を絡ませる様に手を繋いで歩きながら照れ笑いで返事を返すと、頬は相変わらずほんのりと紅色に色付いており。テーブルへ到着してしまうと掌から伝わる体温の心地良さを名残り惜しむよう指を解き、キッチンから杏仁豆腐の入ったフルーツポンチのボウルと入れる器を持ってテーブルへ戻るなり、真ん中の開けておいたスペースへボウルと器を置き「 類もすげェ優しくて、俺に甘いよな。其れが嬉しいから俺もとことん甘やかしてしまう。七夕で折角だから杏仁豆腐を星の形にしてみたから好きなだけ沢山食べてくれ。 」説明終えたなら椅子を引いて向かい合う形で着席し、空腹だったらテーブルに沢山並べられている料理を綺麗に平らげてくれるだろうと想像しつつ手を合わせて挨拶後、取り皿で食べる分よそってから食べ始めて。 )
…類が俺の料理を沢山食べて、其れで笑顔になってくれたらすげェ嬉しい。愛しい人の為に料理を作るってやっぱ幸せだな。…いただきます。
凌が俺の事を幸せにしたいって言う様に、俺も凌を幸せにしてやりてェからちゃんと一緒に幸せになろうな。其れは俺の台詞なんだけど、愛されてるみてェで嬉しい。
( 直ぐ近くにダイニングテーブルが有るが其の距離でさえも触れていたい彼の仕草に嬉しいと感じ乍、絡められた手を少し強く握り締めて。幸せになる為にはやっぱり恋人に早くメッセージを送って全て解決させないとな。なんてぼんやりと考えていれば、指が解かれて名残惜しさを感じつつ先に椅子へと腰を掛けて美味しそな手料理をじっと見詰めて。テーブルの真ん中に置かれたボールの中のフルーツポンチを覗き込む様に見遣れば「 美味そ。 」と思わずぽつりと声を出して。「 そうか?凌だからじゃねェの、他の奴に優しくした所でだからな。凌はずっと俺なんかの事を甘やかしてくれるからな、そんな凌だから俺は甘やかしたくなるんだよ。…普通にすげェな、七夕なの忘れてたし初めてだから良いな。流石凌、星の形とか器用じゃねェと崩れたりして難しそうだよな。 」腹が減り早く食べたい衝動に駆られながらも言葉を紡いで。自身を甘やかしてくれる彼だからこそ更に甘やかしたくて堪らなくて。手を合わせて挨拶後、お皿によそい食べ始めて。彼の手料理が美味しいらしく無意識に上がり緩む口角に気付かない侭、美味しいと彼に目を向けて確りと伝え乍昼食を摂っていなかった為かぱくぱくと口に入れ夢中で食べて。 )
頂きます。…やっぱ凌の料理美味いな。俺多分既に凌の手料理に胃袋掴まれてるわ。此れから毎日食えるのすげェ嬉しいな、有難う凌。御前の手料理じゃねェと満足出来ねェ身体に此れからなりそうだな。
好きな人と両想いになるってすげェ事だよな。類には恋人がいたからもっと確率は低くなる。こうやって両想いになれたのは奇跡だから周りが嫉妬するくらい幸せになろうな?
( 食べ進めて行き、空腹だったのでまだまだ食べられるがデザートのフルーツポンチへ手を伸ばすと星型の杏仁豆腐は白以外に黄色、水色、ピンクと色鮮やかで食欲をそそり。透明な硝子の器へおたまを使ってよそいつつ「 類の笑顔の為なら難しい凝った料理もチャレンジして作れるし、傍にいてくれたら心強くて仕事も毎日頑張れる。類を好きになった時から俺の生き甲斐になっていたのかもな…って、こんな事急に言われても重すぎるか。 」最後はまた彼へ重い感情を向けてしまって苦笑、話終えるとボウルへおたまを戻してから食事を再開。自分の手料理を目の前で夢中で食べる姿は夢の様で自然と口角は緩んでにやけ顔を晒してしまい。この笑顔の為なら毎日喜んで手料理を振る舞えると緩みきっており、見ているだけで満腹になりそうだとこっそり思いながら己も夢中になって沢山食べ進め、次々と完食しては器を綺麗にしていき。 )
俺の手料理に胃袋掴まれてるは美味しいと言われるよりもすげェ嬉しくて、毎日献立を考えるのが楽しくなる。ありがとな、類。俺の手料理でないと満足できなくて身体は受け付けない。そうなったら夢のようで幸せだ。
確かにな、俺には恋人が居たのに俺の事を支えてくれた凌に惹かれるのはすげェ運命的だな。何十年経ってもずっと凌と二人で幸せで居てェな。
( 色とりどりでカラフルなフルーツポンチへと手を伸ばし透明な硝子の器によそうのをじっと見詰め乍言葉を紡いで。俺はフルーツポンチは後でよそって食べようかな。ただ美味しいという言葉以外に溢れ出る言葉は無くて毎日手料理を食べれる事に幸福感を感じて。「 難しい凝った料理も凌はきっと何度も練習するのだろう?其の時は練習したやつも食わせてな。俺は凌の生き甲斐になってるのか、其れは嬉しいな。ずっと俺は凌の傍に居るから安心だな。…凌という存在が俺の生き甲斐だ、御前が居なければ俺は救われなかったからな。其れに全く重くねェからそういう風に毎度想ってる事とか伝えてくれ。 」苦笑を浮かべる彼に目を向ければ自身の気持ちも伝えて。彼の其の気持ちが重いのなら、自身もそれなりに気持ちが重い自信はあって。普段余り食に関心が無くそんなに食べる方では無いが彼の手料理ならそれなりに量が食べれて。もしこれで彼が俺の傍から居なくなった時、俺はもう独りでは生きていけない身体になっているだろう。次々とお皿を綺麗にしお腹が一杯になったのかふ、と息を吐き出し透明の器にフルーツポンチをよそって。 )
外食とか出来ねェ身体になっちまうなこれは。もう俺今日のこれだけでも胃袋掴まれてるから、此れから毎日凌の手料理じゃねェと満足は出来ない。俺も料理が出来たら凌に食わせて胃袋掴みてェんだけどな。
何十年経ってもって最高だな。老いても類の傍に居られたらすげェ幸せだ。やっぱ類は俺の運命の人だったんだな。
( テーブルの上の皿は全て綺麗に空になり、運びやすい様に空いた皿を重ね合わせてからデザートのフルーツポンチを食べ始めて。成る可くフルーツの甘さだけに頼ろうと砂糖をあまり使用しなかったのは正解だったのか、蜜柑や桃のフルーツの甘さだけでも十分に甘さを感じられて。更に彼からの嬉しい言葉に笑顔が溢れて「 例え話だが練習して出来上がったのが真っ黒な炭みたいな料理でも旨いと言って食ってくれるか?…何だよ、もう。愛しい類から俺が生き甲斐とか言われたら泣いちまうだろう。幸せすぎる…。 」泣きそうになるのを堪えながら何とか話終えると料理教室を開くのも良いなと思いつき、勢いのまま断られるのを承知で提案してみて。一緒に料理を作れたら幸せだし、教えるとなれば至近距離で傍に居られるので偶になら料理を教えるのは良いかもと想像を膨らませ。 )
俺は類に心を掴まれているから、俺は既に御前がいないと駄目な身体になってる。類を求めて甘えたり……って、其れだ!類がやる気だったら料理を教えるけど、どうだ?
老いても俺は凌の傍を離れらんねェ気がするわ。何十年経ってもずっと凌が居てくれるなら、俺はきっと幸せだろうな。俺は凌の運命の人になれてるか?
( デザートのフルーツポンチをよそい終えればゆっくりと食べて、フルーツを食べる機会が滅多に無い為か久しぶりのフルーツの美味しさに口角を僅かに上げ。フルーツポンチ自体を食べないが毎日飽きずに食べれる美味しさだな。笑顔が溢れる彼を見遣り乍フルーツポンチを口にして「 旨いって言うよ俺は。其れが凌の作った物なら全部残さずに食うしな。真っ黒な炭みたいな物がどんどん形になっていくのを見るのも楽しいだろうし。…凌が俺の生き甲斐だから、ちゃんと俺の傍に居てくれな。御前が幸せなら俺嬉しい。 」泣きそうになる、と言う彼の瞳を思わず見詰めて彼に触れたい衝動に駆られながらも、食べ終えてから幾らでも彼に触られると思い留まり言葉を紡いで。料理を教えてくれるらしい彼に一瞬考え込む仕草をしたが、彼の為に少しでも学ぶのは有りだろうと思い頷いて御願いをしてみて。料理を一緒に作れるし傍に居られるし彼の為に手料理を振舞う事も出来る。家事に関して駄目な自身だが、こうして彼に一から教えて貰えるなら家事とか駄目で良かったとさえ思って。フルーツポンチを食べ終えれば手を合わせ挨拶して感謝の言葉を述べお皿を流しに持って行こうと重ねて。 )
俺が居ないと駄目な身体になってるなら一生離れらんねェな俺から。…凌が大変じゃねェなら料理教えて欲しい、御願いしても良いか?──ご馳走様でした。腹一杯だわ凌美味かった、有難うな。
類は俺にとって最愛の人だから離れるなんて無理だ。想像したくもねェ。初めましての時から御前は俺の運命の人だったよ。一生一緒にいて欲しい。
( 七夕で思いつかなければフルーツポンチを作る機会はなく、味については自画自賛になってしまうが我ながら上手く作れたと納得いく味で。フルーツポンチは誰が作っても美味しく作れそうな簡単な料理であるから、料理が苦手な彼でもきっと美味しく仕上がるであろう。お身を何回も使ってよそうとボウルは空っぽになり、完食してしまった。食後の挨拶をする前に「 面と向かってそんな事言われたら誰でも惚れてしまうだろうからちょっと妬けるな。特に仕事中のクールな表情とその横顔がたまらなく好きだ。幸せすぎて惚気ける。 」最後は最早惚気と化しており、自分で言っておいて恥ずかしくなったのか照れながら言葉を紡ぎ、はにかみ笑いで締めて。挨拶した後は彼に続きお皿を持ってキッチンへと移動すると使用した器類を食洗機へ入れていき。 )
──お粗末様でした。大切な類のお願いなら喜んで料理教えるぞ。作ってみたい料理とかあるか?
サラッと最愛とか愛おしい人って凌は言ってくれるよな、結構内心照れてんだけど俺は。俺なんかに魅力なんてねェのに一目惚れしてくれた事に感謝しねェとな。ちゃんと全部解決させて凌の傍に一生一緒に居る。
( 彼はサラッと最愛、好き、愛おしい等言葉でちゃんと伝えてくれて。嬉しいと思う感情と共に内心何処か照れ臭さも有って、確りと伝えてくれるのは自身にとっては安堵出来るもので。全て解決させてから一生一緒に彼と居れる未来を想像出来て幸福感に浸り乍言葉を紡いで。フルーツポンチが全て無くなれば、結構量があったけど2人でも食うもんだな。「 誰にでも言う様な言葉じゃねェだろ。凌にしか俺は言う気ねェんだけど?妬いてくれるのは嬉しいけどな。……仕事中に見てたのか、なんつーか恥ずいなおい。惚気けてくれるのは嬉しいから沢山言ってくれて構わないが、俺が照れる。 」照れる、なんて言葉を放つが表情は余り変わっていなく、内心は彼の言葉に一喜一憂する位には波が有り。惚気けてくれるのは嬉しいが俺に向けて言われるのは何処と無く照れ臭くて。使用した食器を食洗機に入れる彼の姿を見れば、こういう機械有るんだなと思い真似する様に食洗機へと手に持っていた食器を入れていき。入れ終えれば特に今から自身がする事は無いと察したのかソファへと腰を下ろして、グッと背凭れに凭れて彼をじっと見詰めて。 )
凌の好きな料理を作りてェな。凌は何が好き?
愛の言葉は呼吸するように当たり前のように言っていたからあんま自覚なかったな。言うのは恥ずかしくないが、きっと類から言われたらすげェ恥ずいわ。直視できなくなるかも。
( 日常的に言っているからか愛の言葉を伝えるのは恥ずかしくないらしく、サラッと言えるのだが彼から同じ事をされたらきっと恥ずかしさで直視できなくなる可能性が高いらしい。珍しく恥ずかしそうに告げて食洗機に任せた後は冷蔵庫から買ってきたシャンパンのボトルとグラスを持ちながらリビングに居るであろう彼の元へ。隣に腰掛けてからテーブルへシャンパンとグラスを置き「 仕事中、類の横顔とか暇さえあればずっと眺めているぞ。何度見ても横顔は美しくてうっとりして手が止まったり…何てな。買ってきたシャンパン呑まないか? 」クールな彼が照れるのは貴重なので嬉しそうに笑いつつ横顔の美しさやいかに好きかを言葉に表して。冷えたシャンパンに触れながらまるで子どものように呑もうとはしゃぎ、待ちきれないのか早速開けるとグラスに液体を注ぎ入れ。シャンパンに合いそうなつまみが冷蔵庫にあったような気がするが食後なので、今夜は軽く呑むだけと決めてつまみを食べるのはひかえようと。注ぎ終わるとグラスを彼の近くに置き次は自分のグラスへ注ぎ入れつつ作ってもらうならと、好きな料理について悩んでしまい。 )
…好きな料理か。類が作ってくれるのなら何だって嬉しいからかなり迷うが……オムライス食いてェな。ケチャップでハートが描かれた愛情たっぷりのやつ。
無自覚に言ってるタイプか。嬉しいんだが言われると結構恥ずいからな。凌の照れた可愛い所が見れるなら俺は幾らでもサラッと言っちまいそうだな。
( 愛の言葉をサラッと言える彼は無自覚に言っているらしく、タチが悪くて。其れでも愛の言葉を言って貰えるのは恥ずかしいが嬉しさの方が勝っており。彼の可愛い照れている姿を見れるのなら愛の言葉を沢山言うのも有りだなと思い付き。俺を直視出来ない程照れる彼を見てみたいと悪戯心と、自身の気持ちを伝えたい思いが有り。シャンパンボトルとグラスを持ち乍隣に隣に腰掛ける彼を見遣り「 ……んな言われると恥ずいわ馬鹿。うっとりするほど俺の横顔って良いのか?…ん、シャンパン呑む。 」横顔の美しさを語る彼の言葉に若干照れた様に頬を掻いて。自分じゃ横顔なんて見れない為気になった事を問い質し。待ちきれないのか早速開けてグラスに注ぐのを見ればシャンパン買って良かったなと思い。近くに置かれた液体が注がれたグラスを手にすれば彼の方に少しグラスを傾けて「 乾杯しよう凌。 」と彼を見詰め声を掛けて。好きな料理を聞けばオムライスと可愛らしくて、思わずふと口角を上げて笑い。ケチャップでハートなんて言葉に可愛いなと内心思い頷いて言葉を紡いで。 )
凌が教えてくれた物を上手く作れる様になりてェな。オムライスとかケチャップでハートとか可愛い。愛情込めて作ってやるから、凌にじっくり教えて貰うわ。
恥ずかしいなら言うのは控えた方がいいだろうか?無自覚だから忘れた頃に平然と言ってしまいそうだが。不意打ちで言われたら愛してるとか言われたら、直視出来なくて顔逸らしちまうな。
( 無自覚と言われ納得したのか何度も頷いて。恥ずかしいならと言うのを控えようとするがきっと息をするように愛の言葉を言ってしまうような気がして苦笑し。愛の言葉を囁く彼の姿を想像してしまったのか想像だけでも頬が赤くなって一瞬彼の方を見るも直ぐに顔を逸らしてしまい。しかし愛しい彼の事となると饒舌になり「 類の横顔は世界一美しくてうっとりする。考えている時のクールな横顔とか最高だ。勿論、正面から見た顔も大好きだが、類の全てが愛おしくて幸せすぎるな。 」早口で熱く語りすぎてしまい我に返ると恥ずかしそうにグラスへ注がれていく液体を眺めて。注ぎ終わるとグラスを持ち「 2人の幸せを願って乾杯。 」2人の幸せもだが何時でも彼を一番に考えているのもあり、心の中では彼の幸せを願いながら乾杯して1口喉へ流し込む様に。嚥下後テーブルへ一度グラス置くと肩や腕が触れてしまう程の至近距離、上目遣いで熱い視線送り。 )
類は器用だし、やればできると思うから何回かチャレンジしたら俺よりも綺麗なふわふわしたオムライスを作ってしまうかもな。ケチャップの文字は好きとかでもすげェ喜ぶぞ。類が作ってくれたというのが嬉しいから味とか見た目は気にしてないからな。
無自覚なら控えれねェだろう?其れに恥ずかしいが勝っているが其の分嬉しいからな。そんな可愛い凌の姿を見てみたいな俺は。
( 無自覚にサラッと言葉を吐いている彼が意識しても息をするように言ってしまうのが想像出来て。愛の言葉や甘い言葉を自然と言われるのは経験に無く恥ずかしいが、彼からの言葉は全て受け止めていたくて嬉しい大事な物で。頬を少し赤くし顔を逸らされれば可愛いなと思い乍全て解決させて自身も早く言葉で伝えたいと感じ。早口で熱く語る彼の言葉に照れた様に頬を掻いて「 …凌は本当に俺の事良く見てんな。でも俺の顔ばっか見てんなよ?内面も見てくんねェと嫌だからな。 」ファン並に自身の横顔や顔の魅力を熱く語られるのはとても照れ臭くて。彼の事だから内面もちゃんと見てくれているのは理解しているが悪戯心で告げて。「 嗚呼、乾杯。 」2人の幸せに乾杯という言葉に小さく頷いて乾杯すれば1口喉に流し込み机にグラスを置き。至近距離に内心鼓動が速くなるのを感じ乍、上目遣いで此方を見る彼と瞳が合えば片手を伸ばし髪にそっと触れて優しく撫でてみて。触れたいと思いスキンシップしてみたが大丈夫だろうかとじっと瞳を見詰めて。 )
何回練習しても凌より上手く出来る自信はねェけど、美味いって言って貰える位の手料理作ってやりてェな。ケチャップで何を書いても喜んでくれそうだな?味とか見た目はやっぱり大事だろ、美味いのを凌に食わせてェのに。
嬉しいなら良かった。変わらずに愛してるって言い続けられるな。大好きな類から言われる言葉なら大抵何でも照れてしまうかもな。可愛いという単語でも正直恥ずいわ。
( 嬉しいとわかるなりこれからも変わらずに、愛の言葉や彼が恥ずかしくなる様な言葉を言えると内心気合いが入り。愛の言葉でなくても彼から心配されたり優しい言葉を言われただけで、両想いとなった後は敏感になって恥ずかしいのかほんのり照れた表情になり。内面についての返答にこれは悪戯で試されているのかと考え、大好きな彼の顔を凝視しつつ親指で唇に触れながら「 嫌だって拗ねた類は可愛いな。歳上からそう言われたらどっちが歳上何だか分からなくなるな。悪戯してくる類も大好きだから、もっともっと可愛い我儘言われてェ。…俺だけの類。 」彼は歳上なのだがその悪戯に胸がきゅんとなり、もっと我儘言われたいと強く願ってしまい。目が合うと其れだけで幸せなのかはにかみ笑いを見せ、もっと触れて欲しいと言わんばかりに強請る様な視線で訴えて見て。 )
確かに見た目は大切だが、愛情や気持ちがこもっていたらどんな見た目でも俺は嬉しいぞ?熱心な類には手取り足取り教えてやらんとな。食材を切る時は後ろから手に触れつつ教えながら切ってもらったり。触れながら教えれば直ぐに覚えて貰えると思ってな。説明だけよりその方が分かりやすいだろう?
ストレートに何でも言葉は発して欲しいからな。俺の事大事にしてくれてるんだなってすげェ分かるし。好きとか言ったら照れる凌を想像して可愛いなと思ってしまう。
( ストレートに無自覚にサラッと愛の言葉を言われるのは恥ずかしいが嬉しい気持ちで一杯で。彼が沢山愛の言葉を言ってくれるのは俺だけなのを思えば嬉しさも更に倍増で。自身から言われる言葉なら照れると言う彼を思わず想像すればやっぱり可愛いなと思って。きっと何度も色んな言葉を言えば照れてくれるだろうけど、慣れて来て照れるなんて事無くなったら寂しいと思ってしまうな、なんて考えて。顔を凝視されれば自身もじっと見詰め返して彼からの言葉に照れた様にふい、と目を逸らして「 うるせェ馬鹿凌。内面も凌の事だからちゃんと見てくれてるの分かってるけどな、やっぱり顔ばっかりは複雑で嫌だからな。…可愛い我儘を俺は言ってたか?偶には少し困っちまえって思ってちょっと悪戯で言ったけどそんな風に返って来ると思わなかったんだが?……凌は俺のだからな。 」歳上らしくもう少し飄々と出来れば良かったのだが、顔ばかり褒める彼に照れたのと少し困らせてやろうと悪戯心で言った言葉で。我儘を言ったつもりは無かったが此れは我儘だったのだろうかと不思議に思い。笑みを見せてくれる彼に此方も僅かに口角を上げて笑ってみせ、頭を撫でていた手を背に回せば引き寄せる様に優しく抱き締めて。こうして自身から抱き締める事は余り無い為、少しだけ緊張し乍肩口に額を付けて。 )
じゃあ、俺が最初に作ったオムライスも食ってくれるのか?…なんつーかそれはそれで凌が後ろに居るってだけで緊張して集中出来ねェかもしんないな俺。覚えれるかもだが普通に照れるだろ馬鹿が。…そうだな、説明だけじゃなく教えてくれるのは助かるけどな。
俺が照れる姿なんて可愛くねェよ。恥ずいから想像すんな馬鹿。照れて可愛いのは類の方だろ。
( 普段だったら可愛い発言は嫌なのだが彼から言われると嬉しいが恥ずかしさが勝ってしまい、耳朶迄赤くさせながら顔を逸らしたりと分かりやすい照れ隠しの反応を見せ。顔を逸らしたのは数秒だけで直ぐに大好きな彼を凝視する事になり、見詰め返されると嬉しくて微笑むも今度は彼が顔を逸らす番で。その様子から照れていると分かれば口角が自然と緩み「 類が馬鹿って言う時は大体照れている時だから可愛いな。我儘を言われた訳じゃないが、類から言葉にしてはっきりと我儘は言われた事がない気がしてな。悪戯心とか、類から困らせてやろうというそういう発想は大歓迎だからな。御前から何かするというのが嬉しいのかも。 」馬鹿と言われる度に嬉しくてだらしなく口角は緩み、我儘について説明したり彼から何かされるというのが嬉しいのか、それが自分にしては困った事でも大歓迎。それ程迄彼が愛おしいという事で一生傍から離れたくないと内に秘めており。頭を撫でられると其れだけで嬉しいのだが、その手が背に回り抱き寄せる様に優しく抱き締められてしまうと同様に背へ腕を回し強く抱き締めて応え。肩口に重みを感じるとその重みが愛おしく優しい手付きで髪に触れ、数回頭を撫でるとその柔らかな髪へ軽く口付けてから抱き締める手に強い力が加わって。 )
類が作る料理なら何でも嬉しいから、最初に作ったオムライス食わせてくれ。料理中も類に触れていたいから、考えたらその手があったと思ってな。俺が後ろに立って触れられると照れて料理できないなら、横に立って説明するが…俺としては類が照れる姿を見たいから、後ろから包丁を握る手に触れながら耳許で囁くように説明しながら料理を教えたい。
凌が照れてる所も可愛いに決まってんだろ。可愛くねェ奴に言わねェよ俺も。…否、俺の方が可愛くねェだろ絶対。凌は嘘とかお世辞とか言わねェのは解ってるけど、可愛いのは俺より御前な。
( 耳朶迄赤くさせ分かり易い照れ隠しの反応する彼を見遣れば、やっぱり此奴は格好良い時もちゃんと有るが可愛いなとしみじみと思い。自身を可愛いと言う彼は嘘はつかないだろうと理解しているものの、可愛さに関しては無いと言いたげで。ふい、と照れから目を逸らしたが逸らせば照れた事がバレてしまうのでは無いかと逸らした後に気付き。ゆっくりと逸らした目を合わせれば口角が緩んでいる彼を見遣り「 …うるせェ馬鹿。俺結構我儘言って凌の事を困らせてると思ってたんだけどな、俺が我儘を言った気になってただけか?偶には少しでも良いから困ってしまえと思ってつい。凌の事だからきっと俺があれしてェこれしてェって我儘を言っても嬉しそうに了承して叶えてくれそうだよな。 」半分程無意識に馬鹿と言う度目の前の彼の表情がだらしなく緩むのを見詰めて、馬鹿って言われているのにニコニコしてるな。普段から仕事でもプライベートでも彼には我儘ばかりで迷惑を沢山掛けているつもりで。強く抱き締め返されれば拒否されない事にとても安堵した様子で短く息を吐き出して。優しい手付きで髪に触れる感触に心地良さを感じ乍肩口に額を付けた侭彼の傍に居れる等色んな安心からか軽く瞼を閉じて。こうして自身から触れたりと行動をする事は余り無く、基本彼が触れてくれたら自身も触れるという感じばかりで。 )
やべェ物が出来てもか?まあ、凌と一緒に作るならやべェ物は出来ないだろうけどな。俺は触れてくれるのは嬉しいが料理に集中出来なかったらどうすんだ、…って凌は馬鹿だ馬鹿。……触れても良いけど手取り足取りちゃんと教えろよ?
お互い可愛いって言い合う姿は恥ずいが、其れだけ想い合っているという事でもあるから、やっぱ類に一目惚れしたのは必然だったんだな。
( 可愛い含め彼から言われる言葉は何でも嬉しくて照れてしまい。こうやって言い合えるのは大好きな彼にだけで、他の人だと特に異性の前では素顔を見せられず無意識に偽ってしまい。一目惚れしたのは必然だと瞳をしっかりと見て恥ずかしそうに告げると彼も照れてくれたら幸せだと内心思って。今では馬鹿と言われる度に口角は嬉しくて緩み、彼の言う通り、溺愛しているからか彼の我儘だと言うのは自身には我儘だと感じられず。我儘だと感じたとしても信頼されているから言ってくれると思っており、其の我儘さえも愛おしく「 さすが類。俺の事よく分かってんじゃん。我儘言ってくれるのは俺を信頼しているからだろう?我儘さえ愛おしいから嬉しくてきっと了承してる。俺が困るのは類から嫌われた時だな。類に嫌われたら生きるのが辛くなりそうで怖い。 」強く抱き締めながら耳許で囁くとずっとこのままでいたいと願ってしまい。彼の体温や香りが大好きで毎日癒されており、近くで愛しい人を感じられる幸せを噛み締めながら肩口に顔を埋める彼の片方の頬を片手で優しくむにむにと摘み乍料理を教える想像をして。触れながら教えたら確かに料理所では無くなりそうというのが安易に想像出来てしまい、其れもまた楽しそうで良いかもなとひとり納得して。 )
やべェ物でもだ。愛しい類が頑張って作ってくれた料理を食べないという選択肢は俺の中にない。料理に集中できなくなるくらい俺の事意識してくれてたらすげェ嬉しいからもっと触れたくなるな。類にまた教えてくれと言われるように…手取り足取りしっかり身体に覚えさせるつもりだ。
凌の言葉なら受け止めてェけど、可愛いは受け止めるのに少し時間掛かりそうだ俺。必然か、嬉しい言葉を言ってくれるな相変わらず。もし俺に一目惚れしなくても、何時かは好きになってくれていたか?
( お互いに可愛いと言い合う姿は傍から見れば変な光景だが、彼と交わす言葉はどれも確りと受け止めたいと思い。彼からぶつけられる言葉ならと思ってしまう自身はそれ程彼に魅了されていて。それでも一つ一つの言葉に照れ臭く思ってしまい。もし一目惚れしなくても彼は自身を好きになってくれていただろうかと不意に疑問に思いじっと見詰めて問い質し。喩え色んな我儘を彼に言ったとしても、無理な時はちゃんと言うだろうし応えてくれる時は嬉しそうに言ってくれるだろう。「 これでも凌の傍に長い事居たし、凌の事だから俺の我儘なら受け止めてくれるだろうなって信用してんだ。俺が凌を嫌う事なんて絶対にねェよ、これだけ俺の事を想ってくれる奴なんて世界探しても凌しか居ねェ。好きだから安心してくれ。 」抱き締める腕の力を少し強め乍”好き”だと告げて。全て解決してから言おうと思ったが、誰かに取られるのは嫌だからな。片方の頬をむにむにと摘む彼の手に僅かに口角が上がるのを感じ、閉じた瞼を開け肩口からゆっくりと顔を上げ至近距離にある彼の顔を見詰め。料理を作り乍彼に触れられるのは嬉しいし料理を上手く作れそうだが、触れなくても意識はしているのに、触れられて彼をとても意識して集中出来なかったらどうしようか。 )
…嬉しいな、1人で作ったらやべェ物が出来そうな自信しかないけど、凌なら美味いって食ってくれそう。言っとくがたとえ触れなくても凌の事は意識はしてんだからな馬鹿が。…ん、手取り足取り教えてくれ、凌が教えてくれるなら安心だしな。凌に美味い料理作りてェし。
そういうのが可愛いんだよな。頑張って受け止めてくれるのが狂おしい程に愛おしい。俺は一目惚れでなくてもきっと類に惚れていたと思うぞ。社長としても尊敬してるから自然と好きになっていただろうな。
( じっと見詰められると笑顔を浮かべ、当たり前と言わんばかりに惚れていると宣言。胸が張り付けるほどに愛おしいと感じてしまい、まるで好きだと言っているように熱を孕んだ視線で表して。頭ではきっと彼なら自身のことを嫌いにならないであろうと考えるも、好きと言い合って信頼していた恋人から裏切られるというトラウマは根深く、表面では笑って安心する様子を見せるが心の奥深い場所でそのトラウマが燻って消えず。心配かけぬように抱き締めるという行動で表し、“好き”と言葉で表してくれる彼から改めて告白された時にはきっとトラウマを克服できているだろうと祈り。肩口で埋まっていた顔が上がり至近距離で視線が合わさると見詰めてくるその瞳に吸い込まれ。自然と顔は近付いて唇をゆっくり優しく押し付けた後、角度変え乍何度も柔らかな彼の唇を堪能し。口付けの間彼の手料理について考え、どんな色や味でも一生懸命作ってくれた料理は旨い以外考えられず。一度唇を話して言葉を紡ぐと再び唇求めて幾度も繰り返し、舌を忍び込ませようと隙間を狙って優しく舌を押込み。 )
類の手料理楽しみにしてるな。触れなくても意識してるはすげェ嬉しくて照れる。俺を見ているだけでドキドキして意識してくれてたら幸せなんだが。…ンで、類は人生の先輩だから色々と、俺も手取り足取り仕込まれてェなって思っちまった。
…馬鹿。凌の言葉ならどんな言葉でも受け止めるし、凌の事だからきっと俺の言葉を素直に受け止めてくれるんだろうなって。…すげェ嬉しい、好きになってくれていたなら俺達が結ばれるのも必然だな?
( 狂おしい程に愛おしい、なんて言葉をサラッと照れも無く言うと反対に内心とても照れ臭くて。熱を孕んだ瞳で自身を見る彼の瞳を感じ取れば、こういう目を向けてくれる程好きだと言われてる様で嬉しく思い乍、自身も熱の孕んだ瞳で見詰め返して。過去の恋愛のトラウマを少し前に語ってくれた彼だが、きっと奥底で感じている事は出す事無くて表面上何事も無く取り繕うのだろう。メッセージを送って恋人と別れて直ぐに自分の想いを伝えるのは軽い奴だと思われてしまうだろうか。彼には言葉と行動で確りと伝えなければきっと不安に思ってしまう、自身が言葉と行動で伝えて貰えるから安心出来て。自分の想いを伝えるのを待って貰っているし、別れのメッセージを早く考えたいと思い。恋人の報復とか今はもう考えず穏便に別れれる様なメッセージを考えよう。顔を上げれば視線が絡まり唇に触れた温もりに僅かに表情を緩め口付けに応える様に首に腕をそっと回して。1度唇を離し紡いだ言葉を聞き言葉を返し口付けを求める彼の行動に嬉しく思い乍受け止め、僅かに閉じてある口を開ければ優しく押し込められる彼の舌と絡めて吐息を零して。 )
ん、此の先いつか1人で作って凌に手料理披露するわ。…あのな、凌が居るだけで俺は意識してるし気になってんだよ馬鹿。そうだな、凌が知らねェ事手取り足取り仕込んでやりてェな俺が。
俺も類ならどんな言葉でも受け止めてくれると思ってるし、類から告白されるの何時でも待ってるからな。俺と類は多分、社長と秘書でなかったとしても結ばれていたかもな。
( 同様に熱を孕んだ瞳で見つめ返されると愛おしさで胸を締め付けられ、彼から改めて告白されるのに時間がかかっても構わないという気持ちを込めて何時でも待っていると優しく告げて。きっとお互いに出会い方が違っていても惹かれあって結ばれることは必然的だろうなど、堂々と当たり前の様に言葉にして。首に彼の腕が絡まって触れられると腰を引いて優しく抱き寄せ。互いの舌が絡み合う度に吐息が溢れ、角度を変え乍暫し口付けを堪能。名残惜しくもゆっくり唇を離すと互いの唇から透明な糸が引くのが解り、それだけ濃密な口付けだったのだと視覚でも刺激になり、恥ずかしそうにその透明な糸を舌で舐め取り。離れたのは唇だけで抱き合いながら見詰め続け。 )
俺も類が傍にいてくれるだけで意識してしまうし、ドキドキしてる。手取り足取り仕込まれちまったら、毎日類を求めて離れなくなるかもな。今とても幸せで類から離れたくねェからさ、明日デートしたいとか考えちまった。
凌の言葉ならどんな言葉でも受け止めてやるから安心しろよ。ん、でも俺は余り凌を待たせたくねェし俺が早く言いてェんだよな。俺達が社長と秘書じゃなかったらどんな出逢いしていたんだろうな?
( 告白は何時でも待っていると相変わらず優しい彼の言葉にグッと言葉に表せなくなる心臓で。待たせるより自身が彼に早く言葉を伝えたいと思っていて、其の為には出来るだけ早く恋人にメッセージを送って別れて貰う必要が有り。実際会わずにメッセージだけで別れられるなら今すぐ考えて送りたい位で。社長と秘書で無ければ必然であってもどの様な出逢いをしていたのか考えるだけでも何処かワクワクとした感情になり。首に回した手で彼の髪にそっと優しく触れ乍彼からの口付けを堪能して。余り慣れないキスに息を少し荒くさせ名残惜しく唇を離し、透明な糸を恥ずかしそうに舐め取る姿を見遣れば珍しく表情に照れた様子を見せて。身体を離す事無い彼に更にピッタリとくっ付く様に身体を寄せて、もっと触れたいと思い自身からそっと唇に優しく触れて数回口付けじっと彼を見詰め返し乍表情を僅かに緩めて。 )
俺と居るだけでドキドキしてくれてんの?可愛いな。嗚呼、それでもいいし寧ろ凌と離れなくても良いなら其れが良い。俺も離れたくねェな。…じゃあ明日デートするか?つーか俺もデートしたい。
類……ありがとな。何度も言うが俺は類の気持ちを尊重しているから遅いとか気にしてねェよ。社長と秘書でなかったらマンションのお隣さん同士とか?世間は広いようで狭いからな。
( 待たせたくないというその気持ちだけでも嬉しいのか照れくさい表情させながら有難うとお礼の言葉を告げて。出会い方が違えどきっと互いに惹かれ合うのは必然的でその出会い方を想像し、マンションの住人同士だったらきっと胃袋から掴んで懐に入ろうとしたであろうと想像出来て。唇を離すと彼の方から更に距離が縮まりぴったりとくっつくように身体を寄せられると其れだけで嬉しかったのだが、その後すぐ彼の方からの口付けに興奮と感動から抱き締める手に力が入り。唇が離れるのが名残惜しいという支線で訴えつつ瞳を捉えて離さず。 )
傍に居てくれるだけで幸せでドキドキしっぱなしだ。類も同じ気持ちですげェ嬉しい。デートはさっき話したショッピングモールに行って、ピアッサー買ったりするか?
( / 何時も愚息共々お世話になっております!暑さに身体が慣れずペースが遅くて申し訳ございません!8月に入り暑さが本格的になって毎日この暑さだと嫌になりますね。体調や睡眠優先して無理しないでくださいね!
今回現れた理由はですね、8月に入りましたので夏祭りや温泉旅行のイベントについて本格的に相談したく登場致しました!こちらのイメージはショッピングモールデート後に温泉旅行や夏祭りイベントへに移るという流れをイメージしましたが、貴方様のご意見を聞いてから実行しようと考えております。旅行の移動手段は車か。それとも電車の方が良かったりしますか?恐れ多くも類様が片手運転する素敵なお姿を想像してしまい、あわよくば車内という密室空間でいちゃいちゃできたらいいなと思ってしまい!貴方様の方から温泉旅行や夏祭りイベントについて要望が御座いましたら是非!沢山お聞かせ下さいませ! )
ん?俺は御礼を言われる様な事したか?…優しい凌ならそう言ってくれるのは分かってたけどな、俺が待たせたくねェんだよ。案外マンションのお隣同士も良いな?
( 御礼の言葉に思わず不思議そうな声を出しつつ横に首を傾けてみせ。優しい彼だからこそ沢山の我慢をさせて来てしまっていて、恋人が居たにも関わらず傍でずっと支えて来てくれた彼には此れからは我慢なんてさせたくないなと思い。マンションのお隣同士という言葉に思わず想像すれば、彼はきっと1週間に数日は来てくれて手料理を振舞ってくれそうだな。手料理に胃袋を掴まれて彼を知っていくうちに惹かれるのはやはり必然だろう。抱き締められる手が強くなるのを感じふ、と思わず口角を上げて笑い。自身から口付けをする事等無い為少しぎこちない動きではあったが自分から行動出来た事に内心少しだけ満足して。逸らされない彼の瞳をじっと見詰め乍そっと唇に優しく触れて口付けて。 )
沢山ドキドキしてくれてんの嬉しいし可愛いな。嗚呼、其れで良いし凌の行きてェ所とか一緒に回ろう。ピアッサー買って早く凌から貰ったピアス付けてェからな。
( / 此方こそ何時もお世話になっております…!自分も暑さにやられ夏バテ気味になっていますが、御返事を返すのは毎日とても楽しいしワクワクしておりますので!貴方様も無理はせず返せる時に御返事を返して下さればと思っています!
良いですね…!夏祭りや温泉旅行のイベントとても楽しみです!ショッピングモールデートの後に夏祭りや温泉旅行のイベントで大丈夫です。車の方が2人きりの時間を沢山取れるので車にしますか!車は類が持っていて凌様を助手席に乗せて走りたいですね。車内という密室空間で隣に凌様が居る事がとてもニヤニヤしちゃいますね…!温泉旅行は何泊しますか?2泊3日くらいですかね?温泉旅行で其の地域のお土産やお揃いの物を買ったりするの良いですよね! )
どんな言葉でも受け止めてやるから安心しろって言ってくれて嬉しい。類には他にもたくさん感謝してる。隣同士だったら類は最初俺に興味無さそうだな。で、俺は一方的に類のために料理を作って渡したり。嫌々ながらも料理は食べてくれる。なんて言うのが想像できた。
( 御礼の理由を照れくさそうに話すともしも隣人だったらという仮定で話が盛り上がり、クールな彼の姿が想像できてその姿を見ただけで惚れてしまいそうだと楽しさが自然と表情として現れて。離れた唇が再び彼の唇によって塞がれると多幸感で胸が一杯になり暫く口付けを堪能してから唇を離して。本当はずっとこうして抱き締め合っていたいのだが、夜も遅くなり昼間汗をかいたので今更ながら匂いを気にしてゆっくりと離れるが瞳は彼を捉えて離さずに見詰め続けながら「 寝る時だって一緒だから、隣に類がいると思うと緊張して眠れねェな。こんなの思春期のガキみたいで笑われそうだが。」優しい彼だからきっと笑われはしなさそうだが、優しいからこそ意地悪だったり揶揄うということは滅多にないので揶揄われてみたい気持ちがあり。明日のデートはとても楽しみだが本格的に夏到来で夏らしい思い出作りをしてみたいのかさりげなく彼に甘え乍旅行の提案を。 )
明日はピアッサーと食器類買ったら適当にショップを見て回って、食事したりするか。…それでさ。今年の夏は休み合わせて旅行してみないか。夏祭りとか花火とか、類と夏の思い出が欲しくて。
( / 夏バテ気味と聞いて心配になりましたが話を聞く限りではお元気そうで安心致しました!私もお返事を返すのは毎回楽しくて、類様からの返事がある度にテンション上がります!何時もお世話になりっぱなしですので此方こそ無理はせず返せる時に御返事を返して下さればと思っています!
夏祭りや温泉旅行のイベントとても楽しみと仰ってもらえて嬉しいです!類様のお車での移動も有難うございます!私も今からにやにやしっぱなしです。凌を助手席に乗せて車内でもたくさんいちゃいちゃしましょうね!
温泉旅行は可能でしたら2泊3日くらいにしましょうか!其の地域のお土産やお揃いの物を買ったりするの大賛成ですのでお土産選びに迷ったり、お揃いのものをどうするか2人で悩みながら決めたりと想像が膨らみました!温泉地の場所はここに行ってみたい等行きたい場所が有りましたら是非教えてください! )
凌からの言葉を受け止めねェなんて有り得ないからな。感謝されてるって言われると何か少し照れ臭いな。…確かに、料理作って渡されるけど断れずに渋々貰って食べて気付いたら胃袋掴まれて惹かれて…みてェな感じだな。
( 隣人だったらという話題が広がり、思わずだが隣人だった時の事を想像をして。最初はきっと拒否するが彼の押しに負け渋々手料理を食べたりして惹かれていくのだろうと妄想し。自身からキスをする事が無かった為嬉しさと愛おしさと同時にじわじわと少しずつ照れが襲って来て。ゆっくりと離れる彼から目を逸らさず不思議そうに少し首を横にして「 成程、昨日は珍しく酔ってたから緊張しなかったのか?俺に其れだけドキドキしてくれるのはすげェ嬉しいし、俺の事意識してくれてんだなって思えるから緊張してて良いぞ。 」自身の事を其れだけ意識してくれていると思えば嬉しいと思い。余裕そうに言ったが彼が緊張する発言に自身も彼と寝るのは内心緊張してきて。夏らしく思い出を作りたいと言われれば其の誘いが嬉しいのかふ、と口角を上げて言葉を紡いで。 )
凌と2人でぶらっとするだけでも俺は嬉しいからな。嗚呼、今年だけじゃねェから焦らなくても良いけどな?俺も凌と夏の思い出作りてェし、夏祭りとか久しく行ってねェから今から楽しみだな。
( / 自分は食欲等はあまり無く最近はもう毎日アイスばかり食べてます…!御返事を見る度に毎回ワクワクして御返事を考える時間がとても楽しいです!お互いに無理はせず返せる時にゆっくりのんびりやって行きましょう…!
類が運転するのも良いですし、凌様の運転も是非見たいなと願望が…。車内で沢山いちゃいちゃして車に乗る度に其の出来事を思い出しそうですね!ついにやけちゃいました…!良いですね、2泊3日も2人でゆっくり出来る時間が取れるなんて類も凌様も嬉しいでしょうね。温泉地の場所は自分があまり温泉に行かないので思い付かなくて…貴方様は何処かオススメの温泉地とかありますか? )
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