旅は道連れ：〆　

▼募集：神子様
身体のどこかに聖痕と呼ばれる特殊なアザを持ち、神託を伝える者として教団に匿われている。どういう訳か今代の神子は神託を賜ることはなく、教団の一部過激派により処分を検討されていた。その事を知ってひとり教団を抜け出し、提供と出会い2人で旅をしている。
優遇：世間知らず／丁寧な口調／聡明
冷遇：無愛想／鈍感

▼提供：傭兵
報酬さえあれば何でも請け負う青年。街と街の移動の護衛や魔物討伐を請け負っており、剣の腕には自信がある。募集の事情を深く聞く前に護衛の仕事を受けた結果、神子様を拐かしたお尋ね者状態となった。神子様を置いて立ち去るわけにもいかず成り行きで護衛を続けている。

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ロルテ／

あんた、俺の連れを見てないか。もう街を発つ時間なのに姿が見えなくて…(集合場所に中々現れない『神子様』に痺れを切らし、人の良さそうな通行人を捕まえては探し人の特徴をいくつか伝え。しかし通行人にピンときた様子はないと察すれば時間を取った謝罪を伝えて別れ、深くため息を吐き)…治安がいいからと別行動をしたのは間違いだったな

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(/募集板に記載していたものを写しておきます。)

（ / 募集板の2324です。この度は素敵なご縁をありがとうございます！至らない部分もあるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
こちらもひとまず募集版の簡易プロフを持って来ましたが、特に記載のない容姿等を含め、詳細はお相手様とご相談の上で決めていけたらと思っております。募集要項以外に提供キャラクターへのご要望等がありましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ！）


▽簡易PF
小さな孤児院で育ち、幼い頃に聖痕を見出されて教団に引き取られた10代後半の少女。教団の意向で外に出して貰えず軟禁生活を送っていたため、書物による知識はあるが、経験が伴わないため世間知らずな一面も。一見穏やかで大人しそうに見えるが、好奇心旺盛で知識欲は人一倍。身の危険を察知して教団を飛び出す行動力や、逃避行すらも楽しんでしまえるような強かさを併せ持っている。


▽ロルテ
申し訳ありません、遅くなりました…！
（待ち合わせの時刻を少し過ぎたところでようやく姿を現せば、謝罪の意を込めて深々と頭を下げる。片方の手には露店で買い込んだらしき食べ物の詰まった紙袋、そしてもう片方の手は不安げに瞳を揺らす幼い少女と繋がれており、安心させるように少女へと微笑みかけてから、相手の方を見て申し訳なさそうに眉を下げて）
……この子、お母様とはぐれてしまったようでして…。出発はもう少しだけ待っていただけないでしょうか…？

(/お越しいただきありがとうございます！どうぞよろしくお願いします。
詳細作成前に確認しておきたいことですが、恋愛要素に関しまして。こちらは後の恋愛進展の有無に関わらず、序盤はあくまで雇い主と傭兵という体を崩さないつもりですが問題ございませんでしょうか。
それからその他詳細についての相談ですが、神子様の設定を練っていただく上で多少教団の設定も練っていただけると嬉しいなぁと。此方のキャラクターは教団とは殆ど関わりのない設定の予定ですので気の赴くままに練っていただいて大丈夫です。また神子様が神託を賜らない理由などに関してもこちらでは深く考えているわけではないので、何か思いつくものがあれば設定に取り入れていただいて構いません！(勿論、特に理由はわからないままでも問題ありません)
募集要項以外の要望ですが、正直なところお声掛けいただいた時点のロルテでイメージぴったりな神子様だったので性格面についてはそのまま練っていただけると大変嬉しいです！容姿に関してもお好きに…といいたいところですがひとつだけ。金髪や銀髪といった色素薄めな髪色だと大変好みです…！もしイメージに合わないようでしたら気にしなくて大丈夫ですので。
また、此方のキャラクターに関しての要望があればお聞きしたいです。)

（ / 二人の関係性につきましては、当方も同様の想定でしたのでまったく問題ないです！後々どのような関係となるにせよ、旅を通して双方の認識や関係性が変わっていく過程も楽しめたらなと思っております。
提供の性格や容姿、及び教団や神子の設定についても承知しました！神子の容姿については元より淡い髪色のイメージでしたので、是非取り入れさせていただきたく思います。教団については唯一神的存在を信奉しており、身分問わず広く信仰されている国教のようなものをイメージしております。神子の居た教団本部の他、各地に支部のようなものがあると旅の途中のイベントも起こしやすいのではないかと…！
傭兵様につきましては、見た目や基本的な性格は傭兵らしく無骨ではあるものの、世間知らずな神子に対して世話焼きだったりすると大変萌えます…！ただ、募集を拝見した際の当方の勝手なイメージですので、お相手様のイメージと合わないようでしたら気にしないでくださいませ！
また、世界観については西洋系で移動は馬や徒歩、明かりも固形燃料によるランタンなど、文明はそこまで発達していないイメージなのですが、認識に相違ないでしょうか…？）

(/二人の関係性について問題なかったようで安心いたしました。こちらも同様に変化していく部分を楽しめたらと思っておりますので、成り行きに任せつつ、時には相談もしつつと言った感じで進めていければと。
教団に関してのイメージに関して承知いたしました！国教のようなものをイメージしていらっしゃるとのことですが、こちらの提供は敬虔な信徒ではなく、神子様のこともフワッと風の噂に聞いた程度…ぐらいの認識で作成させていただこうと思います。支部があるという設定も是非やりとりの中で活用させていただければと！
傭兵へのご要望もありがとうございます。世話焼きとは少し逸れてしまうかもしれませんが、神子様の事情を知った後も何だかんだと護衛を続けたり、情に訴えかけられると手助けをしたりといった風を今のところ想定しています。出来るだけ添えるように尽力いたしますね…！
世界観イメージは認識相違ありません。強いて加えるなら、傭兵に護衛の依頼が舞い込む程度には街と街の間は魔物がいて危険という認識で街同士の交流は盛んとは言い難く、『神子様が拐かされた』という情報も出回っているが写真のような技術がないため精々髪の色や年齢性別程度の情報が流布されている…といった感じを想像していました。また魔法などの不思議な力が有ってもよいなとは思っているのですが、世間一般的な力ではないイメージです。)

（ / 傭兵様の教団や神子への認識について承知しました。誰もが熱心な信徒ではないが、教団の存在についてはそれなりに広く知られている。神子は存在しているが、信徒以外の街で暮らす人々にとっては半ばお伽噺のようなもの…といったイメージでしたので、大きく乖離することもないかと思っております！
こちらの要望につきましても、丁寧なご回答ありがとうございます！何だかんだ放っておけないといった感じも大変好みですので、お相手様の創作を狭めない範囲でご対応いただけましたら幸いです。
世界観についても認識に相違が無いようで安心いたしました。補足いただいた点につきましても承知です。あくまで口頭ベースの情報伝達で、あまり目立つような真似をしなければ早々正体がバレることもない、と言った方が旅もしやすくて良いかと思います！
魔法などの人智を超えた力につきましても賛成です。ファンタジー世界と言えば、ですね…！神子の神託もそういった不思議な力の一つで、あるところにはあるが誰もが使える、または知っている訳ではなく、一般的には神話や創作の類いといった認識のされ方をしている…といったイメージで如何でしょうか。）

(/ここまでの相談に乗っていただきありがとうございました！諸々の設定に関して特に異論ございませんので、早速PF作成に移らせていただこうかと思います…！
他に何か聞きたいことがありましたらいつでもお気軽にお声掛けいただければ。遅くても3日以内には提出できるかと思いますので暫しお待ちください…！)

（ / こちらこそありがとうございました！諸々のイメージも固まってきましたので、同じくPFの作成に入らせていただこうと思います。同じく三日以内には提出させていただきますので、何かありましたら適宜お声掛けくださいませ…！）

▼神子PF

名前：エフィ（本名はエウフェミア）
性別：女性
年齢：17歳前後（生まれが分からないため正確な年齢は不明）

容姿：癖のない透き通るような銀髪を腰の辺りまで伸ばし、前髪は眉にかかる程度の長さで真っ直ぐに切り揃えられている。鈴を張ったような瞳は鮮やかな空色で、睫毛が長く二重。薄い唇と相俟ってどこか神秘的な顔立ちだが、表情が豊かなため近寄りがたさは感じられない。身長は154cmと小柄で、女性らしい丸みはあるものの線が細く華奢な体型。神子の証である聖痕は左の肩甲骨の辺りにあり、その形は片翼のようにも見える。
服装はシンプルな膝下丈のワンピースで、色は濃い灰色。腰には太めの黒いベルトを締め、貴重品や薬品、小さい聖典等の入ったポーチを下げている。その上から紺のフード付きケープを羽織り、人目のあるところでは髪を隠すためにケープの中にしまい、フードを被っていることが多い。靴は踵の低い黒のショートブーツを履き、旅道具は斜め掛けの大きな黒いカバンに入れて持ち歩く。

性格：心優しく、困っている人を放っておけないお人好し。聡明で勤勉だが、教団の意向で10年近く外に出して貰えない軟禁生活を送っていたため、書物による知識はあるものの経験が伴わず、世間知らずな一面も。一見穏やかで大人しそうに見えるが、好奇心旺盛で知識欲は人一倍。身の危険を察知して教団を飛び出す行動力や、逃避行すらも楽しんでしまえるような強かさを併せ持っている。
基本的に自分のことは二の次三の次で、たとえ騙されたり傷つけられても、相手にも事情があるのだろうと笑って許してしまうような懐の深さがある。しかしその根底にあるのは自己犠牲的な精神性で、要は自分のために怒ったり悲しんだりなど、自分を大切にするという発想がないのと、弱さを見せることが極端に苦手なだけ。故に教団を飛び出したことに関しては、自分自身が一番驚いているような節がある。

備考：生まれは不明で、田舎の小さな孤児院の前に置き去りにされていたところを保護された天涯孤独。5歳前後の頃に先代の神子の逝去と共に聖痕が現れ、田舎故かそれから約1年後に聖痕を宿した少女の話が教団まで届き、孤児院を訪れた使徒に連れられて教団へと引き取られた。以降は神子として読み書きやマナー、教団の教えなどを学び、求められるままに神子としての振る舞いを身に着けたが、一度として彼女に神託が降りることはなかった。教団内では落ちこぼれの神子と囁かれ、しかし聖痕自体は本物であることから、一部の過激派が彼女を処分して次の神子を生み出そうと画策。それを知ってからも暫くは普段通りに過ごしていたものの、ある日何かに突き動かされるようにしてひとりで教団を飛び出した。
持ち出した宝飾品をいくつか換金して少なくない路銀を手に入れ、安全のためにと護衛を雇ったが、先に事情を説明しなかったせいで彼がお尋ね者とされてしまったことに少なからず負い目を感じている様子。旅を楽しいと感じることに罪悪感を覚えながらも、報酬として渡せるお金が尽きるまではと、世界を見て回ることを望んだ。最後には大人しく教団へ戻って次代の神子へと次を託す代わりに、彼の名誉を回復する心積もりでいる。


▼教団について
創世の女神を信奉し、女神が残したとされる聖句を編纂した聖典を教義としている。教義はあまり崇高過ぎず人々の生活に溶け込むものであるため、身分問わず広く受け入れられており、教団自体の知名度もそれなり。教団の本部は神子と教皇が、各地にある支部は枢機卿が取りまとめており、教団に属して女神の教えを広める人々は使徒と呼ばれる。
表向きには女神の御許に集った同士だがその実態は一枚岩ではなく、純粋な女神の信徒も存在する反面、権力争いや汚職などの後ろ暗い部分も少なくはない。


▼神子について
女神のご意思によってのみ選ばれるとされる、女神の代弁者。神子がこの世を去れば必ず同じ日に次の神子に羽のような聖痕が現れるとされており、教団には聖痕が本物か否かを判別する術がある。選ばれる神子の年齢や出自などは時代により異なるが、過去に神託を賜らなかった神子が居たという記録は存在しない。
表向きは教団の最高指導者であり象徴だが、今代のような何の後ろ盾もない年若い神子は体のいい旗印とされる傾向にあり、先代神子の亡き後は教皇及び枢機卿が実権を握っているらしい。


▼神託について
女神が神子へと語り掛ける御言葉。神託を受けた神子は”女神の書”へとその内容を綴り、文字が消えなければその神託は本物であるとされる。神託は一見して意味が分かるものもあれば、そうでないものもあるが、最終的にはどれも人々の生活を守り、より豊かにするためのきっかけとなる。神託の意味が数代先の神子の時代に判明することも少なくはない。
神託を賜るために必要なのは神子に選ばれることと、神子が自分自身を愛して慈しむこと。しかし神子を守るための一種の安全装置につき、そのことを記した書物はこの世の何処にも存在していない。


（ / 神子のPFと教団周りの設定が完成しましたので、投下させていただきます！妄想が膨らみ筆が乗り過ぎた結果、たいへん長く細かくなってしまい申し訳ありません…。お相手様のイメージにそぐわない点や、改善して欲しい点などがあれば遠慮なくお申し付けいただければ幸いです！）

(/早速の提出ありがとうございます！想像していた以上に細やかに設定していただいて感謝感激です。どの設定もイメージ通り、を通り越してイメージ以上の素晴らしい物ばかりで読んでいてワクワクしました…！改善をお願いしたいところは特にありませんので、そちらの設定でよろしくお願いします。
早く絡みたいがあまりにザカザカと書き上げたので色々と荒い部分がありますが、次の投稿で此方のPFを提出いたしますので、同様に改善した方が良いところなどありましたらお教えください！)

▼傭兵PF

名前：ジン
性別：男
年齢：22歳

性格：黙っていると顔付きや背丈から近寄り難い雰囲気だが、口を開けば人と話すことに慣れた気さくな雰囲気に変わる。一人で生活をするのに慣れているため、ある程度のことは一人でこなす。それ故に誰かに頼るという選択肢はあまり取らない。妙に大雑把でそれで余計なことに首を突っ込んでしまうことも。一度関わりを持った相手が困っていると、何だかんだと手を貸してしまう情に厚い部分がある。のんびりとした生活とは正反対な危険と隣り合わせの生活を送っていたためか、ただジッとしているのは苦手。体を動かしている方が落ち着くらしく、傭兵としての生活を天職と感じている。

容姿：短く整えられた黒髪に赤色の眼。目付きが悪く人相はやや悪い。身長は180cm程で体格が良く、引き締まった体付き。体の至る所に細かな傷跡がある。動きやすさを重視した簡易な服に、フード付きの外套。全体的に黒っぽいものを選びがちで、実用性があればあまり見た目は気にしない。腰には剣帯するためのベルトがあり、剣を一本所持している。その他荷物は最小限しか持っておらず、小さなウエストバッグに詰め込まれている。

備考：幼い頃から同じく傭兵であった男に師事し、独り立ち後も傭兵業を続けている。主に腰に佩いた片手で扱える程度の剣を用いて戦うが、使えるものは使う主義故に手や足が出ることもある。長らく神子様と出会うことになる街を中心に滞在していたが、仕事の都合で色々なところを回ったことがあり、どこがどういった場所かという知識は人並み以上に持ち合わせている。
生まれはそう大きくない山村であり、沢山いる兄弟のうちの真ん中のあたりだった。外への憧れを強め10も行かない歳で村を飛び出したところを運良く後の師匠となる傭兵と出会い、面倒を見てもらうことになる。故郷の位置は何となく覚えているが、仕事で立ち寄ったこともなければ態々様子を見に行くようなこともなく、長らく家族には会っていない。
教団に関しては深く関わることがないまま暮らしてきたせいか知識が乏しく、また興味も薄いために神子様のことは軽く耳にしたことがある程度。そういう人がいるということを知ってはいても、自分とは関わりのないものと思い込んでいたため、いざ自分がお尋ね者となるまで気付かなかった。正体を知ってから教団に突き出すのも後味が悪いと感じ、また相応の報酬は受け取っているためそのまま護衛を続けている。

（ / まずは素敵な傭兵様のPFをありがとうございます！訂正をお願いしたい点は全くございませんので、そのままの設定でお相手していただけましたら幸いです。生まれも育ちも思想も正反対な二人ですが、困っている人へ対するスタンスには若干通じるものがあり、今からどんな旅となるのか楽しみでなりません…！また、当方のPFや設定につきましても、問題がなかったようで安心いたしました。
早速ですが、物語を始めるにあたって当方が思いついた開始の場面をいくつか記載させていただきますので、もしお気に召すものがあれば使っていただけましたら幸いです。既にお相手様が考えていらっしゃる場面があるようでしたら、是非その場面から始められたらと思います！
　①教団本部を飛び出した神子が街で護衛を探し、傭兵様が依頼を引き受ける場面（初対面）
　②神子が誘拐されたらしい事と、傭兵様が誘拐犯として手配されているらしい事を噂などで知って、神子が事情を明かす場面（旅を始めて少し経った頃）
　③どこかの街に到着したり、またはロルテのように次の街へと出発する場面（旅を始めて暫く経った頃））

(/こちらのPFをご確認いただきありがとうございました…！
物語の開始場面についてですが、お相手様が良ければ①初対面の場面からやってみたいなと思っておりましたので、そのつもりで初回文を回させていただきました。旅に出てから全部を描写するよりは美味しい場面を沢山回したいので、適宜場面の転換や省略を挟みつつ、②や③の展開やその時思いついたイベントに持っていけたらと…！
改めましてお相手よろしくお願いします。何かあればお気軽に背後にお申し付けください！)

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はあ、そりゃ思い切ったな…。残念だが他を当たった方がいい(傭兵の依頼を頼みたいと話しかけて来た男の話を聞いてみれば、遥か遠方の地へ向かうための護衛を探しているという。驚いた様子を見せつつ「俺はさすがにそこまで行ったことがない」と付け加えれば、目論見通り男は依頼を諦めた様だった。割に合わない報酬を提示された時はどうしたものかと思ったが、男が単純で助かった。しかし、この街に滞在して数日目──そろそろ次の仕事を受けないと困る頃合いに差し掛かっている。それ故に街の端、出入り口に程近い場所で声が掛かるのを待っているのだが中々美味い話は転がってこないもので)まあ、多少切り詰めればあと3日はいけるか…

（ / 開始について承知いたしました！また、初回ロルもありがとうございます。続けて返させていただきましたが、出会いまでが長くなってしまってすみません…。関係性の変化も楽しみつつ、ぜひ色々なイベントや場面を回しましょう…！
最後になりましたが、こちらこそよろしくお願いいたします。この旅をお相手様と一緒に楽しめましたら幸いです！こちらも何かありましたら、適宜お声掛けくださいませ！）


（正体不明の焦燥に駆られ、持てるだけのものを手に教団を飛び出したのが今朝のこと。誰もが――当の本人すらも予想し得なかった出来事故か、馬車の荷台に紛れるという子供の悪戯のような方法で、すんなりと街へ出ることができた。軟禁じみた生活が幸いして街の人たちには顔を知られておらず、今日は日が暮れるまで祈りの間に籠ると言ってきたから、少なくとも日のあるうちは神子の不在が露見することもないだろう。書物による知識を総動員し、何とか路銀を手に入れて旅支度を整えれば、ケープのフードを目深に被って街の出入口の方へと向かう。街と街の移動には護衛を伴う必要があるらしいが、どのようにして依頼をすれば良いのだろうか。そんなことを考えながら歩いていればちょうど二人の男性の会話が耳に入り、交渉不成立と共に依頼人が立ち去れば、その場で足を止めて残った傭兵らしき男性へと空色の瞳を向ける。直後、目が合った――ような気がしたので足早に駆け寄れば、真っ直ぐに見上げながら声をかけて）
――あの、すみません。護衛のお仕事を依頼させていただきたいのですが……この街から少し離れていて、人の出入りの多い、大きな街に行きたいのです。

(/わーっ、開始直後に早速ですみません！ロル内で適当に地名を出しましたが、こちら架空地名メーカーにて響きが良さそうなものを選んだだけであり特に意味はないですとだけ…！背後様にも同じ様に必要であれば様々造語等作成していただいて構いませんのでその点ご認識いただければ。こちらは確認していただければ蹴っていただいて大丈夫ですー！)

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(自分の所持金の金勘定をぼんやりと考えていれば、ふと、フードを目深に被った少女の姿が目に止まり。身なりが綺麗で持っている物も使い古している様子は見受けられず、貴族か商家の良いところのお嬢さんだろうか──と値踏みする間もなく距離を詰めてきた相手に、即座に依頼を聞くために頭の中を切り替えて。一通りの話を聞けば顎に手を当て暫し考えを巡らせ。彼女の出す条件であれば、ある程度整備された街道を沿っていけば辿り着く『クオテア』が最適だろうか。道が整備されているだけあって人の出入りが多く、それなりに栄えた街だ。そこなら今から発っても今日の日暮れまでには着くだろう。比較的安全な道を行くことになり、久しぶりの依頼としては個人的に少々物足りない──とはいえ報酬さえ適正であれば断る理由もなく。流石に金を持っていないということはないだろうが、と確認を)おう、いいぜ。報酬があればだが…あーあんた、今どれぐらい持ってる

（ / 架空地名メーカー、そんなものもあるのですね…！旅では地名が必要な場面も多そうなので、ぜひ活用させていただきたいと思います！
また、こちらからも早速ですが一点、この世界の貨幣についてお話しさせてください。ひとまず何の捻りもなくて恐縮ですが、金貨1枚＝1万円のイメージで見切り発車いたしました…！賃金や物価なども現実準拠とし、金貨1枚＝銀貨10枚＝青銅貨100枚＝銅貨1000枚とすると、それぞれ1万円・千円・100円・10円に対応するので深く考えなくて済むかなぁ、と…。ご意見をお聞かせいただけましたら幸いです。）


（街と街の位置関係やそれぞれの特色などは頭に入っているとはいえ、それらは所詮書物からの知識であり、最新の世相を反映したものではない。先ほどの男は遠くの地を提示して断られていたため、いっそ目的地を委ねる形で声をかければ、二つ返事での承諾にぱっと嬉しそうに表情を輝かせて）
ありがとうございます！　はい、もちろん報酬はきちんとお支払いいたします。ええと……今の手持ちはこれくらい、でしょうか。
（腰のポーチの一つから小さな布袋を取り出して紐を解けば、その中には30枚ほどの金貨。取り急ぎこの街を離れるには十分すぎるほどの金額だが、宝飾品を買い取ってくれた店主の助言に従って小分けにしたものの一つで、実は所持金のほんの一部である。無一文ではないことを証明し、手元の金貨から再び相手へと視線を向ければ、いっそ無邪気な問いかけと共にこてんと首を傾げて）
――どの街まで護衛してくださいますか？　報酬の相場が分かりませんので、その目的地に見合った額を提示していただけると助かります。