- 2022-06-14 21:39:19 |
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▼ 信玄 ( >>114 )
嗚呼、そうだね。……最期まで、否。いつまでも傍に居るって誓える? ──ふ、俺のことになると傲慢になっちゃう信玄も可愛くて好きだよ。
( 喜ばしく好都合な名案に小さく頷き同意して。ふと彼の前に手の甲を上にした状態で片手差し出しては、命尽きても尚共に過ごしてもらうため誓いのキス求めて。例え冗談でも彼に辛い思いをさせてしまったことを後悔且つ気の毒に思い「御免ね、冗談だから大丈夫だよ。でも俺が逃げないようにしっかり手綱握って捕まえといてね」と直ぐに訂正入れては目線合わせながら優しく言い聞かせて。不慣れながらも必死に応えようとしてくれる彼の姿に愛着湧き、更に求めるように激しく舌絡めていき。普段は穏やかで優しい筈の彼が自身のことになると誰にもやらないと強く言い切る様子が可愛らしくも良い意味で恐れてしまうような感覚に、微かに身震いしながら嬉しそうにくしゃりと表情崩して。何度も口付けを落とす彼を一瞥すれば視線合致して、気恥ずかしくなり直ぐに掌で彼の目を覆い隠し。「閉じ込めなくても俺の目には信玄しか映ってないから安心していいよ。ただ、他の人に信玄を見られるのが嫌なだけ」とぽつり控えめに呟き。周りが彼を見るだけで毛嫌いする程どんどん欲深くなっていく自分に恐怖すらも覚え。勿論彼と同等の扱いを他の人にもするつもりなどさらさら無いが「嫉妬で狂う信玄もきっと可愛いんだろうなあ」と嫉妬で荒々しくなる程の彼の姿を未だ見たことがないため興味本位で伝えて。今まで丁寧だった言葉遣いも崩れてしまうほど乱れている彼の様子に嬉しそうに頬緩めつつ「何処にも行かないしずっと傍に居るから、信玄も絶対に俺から離れないで」と普段よりもワントーン低い声ではっきりと告げ。彼の言葉に嬉々たる表情浮かべながら「有難う、信玄。俺が思ってる以上に俺に夢中みたいで安心したよ」と感謝述べて。頬撫でる彼の掌に頬擦り寄せては、首傾けそっと口付けをして。受け入れるようにゆっくりと瞼閉じた刹那、首筋に走る僅かな痛みに肩竦めて。自然と漏れてしまう吐息を抑えるように下唇噛み締めては、次いで感じる皮膚が引っ張られる感覚に痕残す行動だと察して嬉しさ込み上げ。 )
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