荒 2022-06-14 21:15:00 |
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土日忙しかったもんで遅れた、悪い。千翠寂しがってそ、…いやそりゃ自惚れかね。実際のとこはどうだったか、本音をどーぞ。( 僅かに眉垂れ申し訳無さそうな表情で謝罪しつつ、マイクを模した握り拳を開かれた唇へと近付けて至近距離の儘瞳見据え )
おせーよ、ばーーーーーか。 ( 差し出された握り拳を包み込むように握れば不機嫌な表情で一言。 不満を垂れるのはそれで気が済んだのか、ふんと短く鼻を鳴らすとソファに座り、無言で膝を叩き腕を広げてまた一言、 ) 充電。
前もって知らせときゃ良かったな。今回は寂しー思いさせた俺が悪い。( 数歩其方へ歩み寄ってから、相手の腿を跨ぐ様にして膝上へ座り込み其の状態で首へ腕を絡め強く抱き寄せ )どう、充電出来そ?他にやってほしい事ありゃ、何でも聞いたるよ。
んー、まあ俺が勝手に淋しがってただけだしな。 お前の予定とか縛る気ねェし。 それにさっきのですっきりした。 ( 先程の一言で鬱憤を晴らせたのか存外気分は凪いでいて。しかし何でも聞いてくれるとなれば、抱擁に安心感を憶えつつ伸びた髭を撫で乍考えると、はたと思い付いて ) …手作りのお菓子、とか。
予定縛る気無くても寂しいって言うのはいいんじゃん?言われんのもけっこー好きだよ、俺。( 相手の手の動きに視線誘導され、髭を捉えると好奇心から其処へ指先伸ばして撫でる様に触れ。意外な要望には目を瞠って首を緩く傾け )手作りのお菓子ぃ?そりゃまた…メルヘンなもんをご所望で。クッキーでもいいなら作って持ってきてやろっか。
まあ、俺もお前が淋しいって言ってくんのは良いとは思うが、…改めて淋しいとか言うのも擽ってェな。 ( 気恥ずかしそうに視線を下ろし、輪郭をなぞる手を外から緩く握ると掌に口付けを落として。 予想通りの反応に肩を竦め、 ) こんな形りして甘党なんだよ。 お前を待ってる間の楽しみが増えたな。
俺は擽ったくねぇ。何でかっつうとー…千翠にはそういうの、隠さねえって決めたから。( 掌に押し付けられた柔い唇の感触に目尻を緩く垂れ下げて理由になっているのか否か不明な事を呟き。意外にも誠実な言動に幾度か驚かされつつ髪へと鼻先擦り寄せ )奇遇。俺も甘党だわ、今度どっか食べ行く?スイーツビュッフェ的な。
あー、今度は俺が日空いちまったな。 悪い。 ( 視線を外すと申し訳なさげに苦笑し、行き場の無い手は首元を掻き。 ) 詫びにこの前言ってたスイーツビュッフェ、奢るから。
だいじょーぶ。ビュッフェ奢ってくれんだ?ラッキー。( ちらり相手を一瞥した後に片手に持った携帯の画面へ指滑らせ )チョコフォンデュあるとこがいーわ。俺、あれ好き。嫌いになるまで食べてみてえ。
まァな。 奢るかお前の言うこと聞くくらいしかできねェけど。 お前の好きなとこにしよう。 ( 手を伸ばすと指に髪が絡むのを感じながらゆっくりと撫で。 己が色彩鮮やかな菓子に囲まれ不調和が生まれているのを想像すると破顔一笑して。 )
好きなとこな、ン。探して今度見せるから待っとけ。
( 晴れやかな笑み浮かべる様子に対し眩しそうに双眸を細めた後に髪なぞる手首を少々力強く掴んで此方に引っ張り、骨張った食指咥内に招いたかと思えば其処にがぶり噛み付いて )
うおッ、ッ…、 ンだよ、美味くねェと思うけど。 ( ぐんと引っ張られた拍子に距離が近付きその腰に腕を回すと直ぐに指尖に甘い刺激を感じ。 指尖を小刻みに動かし反応を窺って )
ン゛ー…こうやってっと、落ち着くんだよ。( 舌擽る様な指の動きがもどかしく眉根寄せ、唇開き指解放させてからソファの背凭れに頭預け緩慢と視線逸らし )人肌恋しくなってんの。
ンだよ、俺の肌ならいくらでも淋しさ埋めるために使ったって損ねェぞ、? ( 隣に腰掛けると相手の方に身体を向け、背凭れに頬杖を付き、逆の手で肩を此方へ寄せると胸元にある相手の髪を梳く様に撫で )
そ?んじゃ、甘えようかね。( ちらりと相手一瞥してから腰を上げ、太腿を跨ぎ対面する形で座り直し。緩慢とした動作で両腕を首元へ絡め抱き締めながら温かな肩口へ顔を埋めて溜息一つ吐き )はー…落ち着く。癒やされる。疲れもぶっ飛びそ。
だー、多忙だ多忙、全然帰って来れねェ、文句は聞くからとりあえず癒してくれや、 ( 扉開けばぐったりした四肢をやっとこさ動かしながらソファに身を投げ出し力なく腕を伸ばすと抱擁を要望し。 )
だー、多忙だ多忙、全然帰って来れねェ、文句は聞くからとりあえず癒してくれや、 ( 扉開けばぐったりした四肢をやっとこさ動かしながらソファに身を投げ出し力なく腕を伸ばすと抱擁を要望し。 )
ばか忙しいし、体調も宜しく無くて顔出すの遅れた。まじで悪い。そっちの文句こそ聞く。どんだけでも癒やしたるわ。( 慌ただしく入室したかと思えば眉下げて謝罪し、申し訳なさそうに一瞥 )
聞き捨てなンねェな、体調悪ィだって?、 熱か?頭痛?ハライタか? ( 額に掌を当てたり、側頭部を優しく撫でたり、腰の周りを摩ったり。大丈夫なのかよ、とやっと目線を合わせれば文句なんて在ったとしても出て来ることはなく心配そうに眉を顰め )
ん、…頭痛。…頭イカれちまったんかと思うくらい痛かった。けど、もう治まったから大丈夫。( 体の何処かしらに触れられる度にぴくりと肩を跳ねさせ驚きつつ、相手の腰へと両手を添えて引き寄せ柔く抱擁し、肩口に鼻先擦り寄せ控えめに甘え )…ん、千翠。
そうか。しんどかったな。 ( 淡く温もりを感じると安心した様で、肩を抱くと髪に唇を寄せて深く息をつき。 ) こんな男の抱擁でも癒されるか?
抜群に効いた。──…あ、なあ。目ェ瞑って。( 嬉し気に目元色付かせ笑った後にふと思い出した様に自身の鞄手繰り寄せ漁りつつ )口は開けて。…悪い様にはしねえから、早く。
そりゃアよかったな。 …あ? …んだよ、こうか? ( 緊張が解けたように表情を崩し。信頼からか首を傾げるも特に不満はなく言われた通り双眼閉じて口を開き )
そう。…これ、約束してた菓子な。( 透明のラッピングバッグから一口サイズのクッキーを一枚摘むと開かれた口の中へ放り込み )俺の手づくり、バタークッキー。どーよ、美味え?
…!、 これ、お前が作ったのか、? ( 口内にやってきたのは甘いクッキーで、嬉しさ興奮相まって咀嚼しながら隠せない驚きに目を見開かせ。ひとつ目を味わい終わるとまた口を開き ) もっと食いてェ。 あ。
そ。愛情たーっぷり込めて作った。──…あー?ったく、仕方ねえやっちゃ。( もっと、と要求する態度から味に対して不満が無い事読み取れ、大人しく甘える姿を温かい眼差しで見詰めた後袋からもう一つ摘み出して口に運んでやり )
ん、ん。 うめェ。 俺好みだ。 ( 再び口に運ばれたクッキーを、目を閉じ味と幸せを噛み締めご機嫌な様子。 腰を抱き寄せるとお礼に軽く触れる口付けをし、 ) ありがとな、春彦。
ン、…甘。( ほんのり香る甘い風味に片方の口端吊り上げて笑いつつ、唇の合間へ舌先をゆるりと這わせてから満足気に )どーいたしまして。こんなんでよけりゃ何時でも作ってやる。
ん。 すげー癒されたわ。 これが胃袋掴まれちまった、ってやつなんかなァ、 ( 満足げに笑みを浮かべつつ、啄むような口付けを繰り返してはいつになく幸せそうな声色で。 ) 俺の機嫌取りてェ時はこれ持ってくりゃあ一発だな。
ン…ん…、はは…惚れたか?( 唇を離してから欲秘めた瞳で相手見下ろし、数枚残ったクッキーを机上へ置いてから首元へ両腕回し相手の頭部抱き寄せ )そりゃあ便利なこった。…でも、出来るだけ機嫌損ねる様なことしねーから。
違うな。 惚れ直した、が正解だ。 ( 首を横に振るが表情は至って緩んだ儘、指の背で頬を撫で。大人しく抱き寄せられると、 ) 何もお前が俺の機嫌損ねるとは言ってねェよ。 あーなんだ、そうだな、俺がお前を恋しくなった時、この味思い出せば淋しくねェしな。 …割と小っ恥ずかしい事言ったな、俺。
ん…あー、聞いてる此方が照れる。やめろや。( 至極真っ直ぐな言葉を受けて胸の奥から愛おしさ溢れ、照れ隠しか眉間に皺を刻み込んで )つか、そんな回りくどい事せずに恋しくなったら俺の事呼べよ。
皺寄ってんのに可愛い顔だな。 ( 照れていると聞こえると顔をあげどんな表情かと見てみれば此方も愛おしさが込み上げ、両手で両頬包み込むと眉間の皺に口付けを落として ) 確かにな。本物がいりゃこれ以上のもンねェわ。 お前も呼べよ、淋しくなくても、な。
ン、…可愛い?男に使う言葉じゃねえよ。その甘ったるい雰囲気どうにかしろ。( 眉間に柔らかな唇が触れてぴくりと肩揺らし反応示しながら今度は皺を伸ばして促された通り徐に相手の名を呼び )寂しくなくてもいーわけ?おし、早朝に呼んでみっか。千翠ー、千翠。…犬呼んでるみてぇだわ。
まァた空いちまった。 そろそろ愛想尽かされてもおかしくねェんじゃねーの。 ( 自分に腹立たしく後頭部を強めに掻くと髪が乱れ。 ) 俺にしてほしいこと何でも言えよ、何でもする。
お互い様なとこもあっし。いーんじゃん?( ソファの肘掛けに頭預け寝転がり、相手の姿一瞥してから挨拶代わりに片手を小さく上げ )してほしいことね。じゃあ、まずは挨拶のちゅうを。…なんてな。
ん、…こんなんでいいのか、? ( ソファに寝転がる相手の上に覆い被さる様に手と脚をつくと、挨拶程度の口付けをし首を傾げ。 ) これくらいならお安い御用だがな。
お、覗いてみりゃ丁度甘えたくんが居た。いーよ。甘えたいときに作った場所だ。何も使い方間違ってねえ、謝る必要もない。おいでおいで。( 手の甲上方向けた儘、指先曲げて呼び寄せ )
おしおし。どーいたしまして。( 背に腕回すと子どもあやす様に其処をぽんぽん叩き )甘えたいの素直に言えただけでえらい。…ちゃんと休息も大事にしろよ。
すげー吐き気。止まんねェの。 寝れねェし、汗かくし、何食べても戻しちまう。 ( 普段とは違ったか細い声でゆっくりと言葉を紡ぎ ) …春彦がいてよかった、
それ、やべえじゃん。くそやべーやつ。ちゃんと病院行った?( 想定よりも深刻な症状に目を瞠り驚きつつ、指先で髪を優しく梳き )んー、辛いなあ。よしよし。ちゃんと此処に居るから安心しな。
今日行ってきた。 ストレスじゃねェかって。 思い当たる節あんまねェんだけどな。 ( 大人しく撫でられると気持ち良さげに頭を肩に預け ) まだしんどいけどお前のお陰で生きてる。
ストレスねえ。お前自身がストレス感じにくいタイプか…、知らねえ内に溜まるストレスっつうのもあるらしいしな。( 悩ましげに眉顰め、相手の頭部抱く様にして抱擁してから目尻弛緩させ笑い )んな、大袈裟な。まあ、頼りにされんのは嬉しいもんだから…遠慮なくいっぱい頼れよ。千翠。
十分幸せなんだけどな、好きに生きてっから。お前もいるし。 …最近無理に他人に合わせすぎてたかもしんねェ。俺らしくもない。 ( 喉を唸らせつつ思い当たる節は無いかと熟考し、ぽそ、と出てきた答が案外己らしからぬもので鼻で笑って。 相手の温もりに包まれると自然と表情筋が緩んでいき、 ) こういう時に寄りかかれる相手がいるってのは、いいもんだな。 お前に出会って知ったわ。
あー…やる事一つやっつけた。俺偉い。( ぐぐ、と両腕を上方へ伸ばしてから脱力し、改めて相手へ向き直れば緩む頬を指先で柔く摘み )そんでもって、お前も偉い。千翠に出会った時、俺も弱ってたもんでね。体であれ心であれ、弱ってるときに頼れる人が居んのは何となく安心するよな。
すっげえ時間あいちまったな、すまん。 それでもお前に会いたくて来ちまった。 俺の我儘、聞いてくれっか、? ( 部屋に入り小さい声で呟くとソファの背凭れに身を預けて脱力し )
いいえ、気にせず。久々に堪える事あったもんで、部屋来てくれてうれしいよ。( 机に突っ伏していた上体起こすなり相手を一瞥し、その後ソファの肘掛けに凭れ )
堪える事って、どうした。 ( 背凭れから身を起こすと何が遭ったのかと眉を顰めつつ目の合わない相手と合わせようとソファの近くにしゃがみ様子を伺って )
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