とくめい 2022-06-12 13:22:16 |
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そうだけど……俺、もし離れてもどうすれば良いかわからない
(自分でももちろん違和感はあってもなぜかそれが普通になっている自分にはわからず、その上別れた後はおそらく自分が家を追い出されるしと思うとどうにも出来ず。「そうなの?でも言われてみればそんな気もしてきた」と相手の言葉に少し目を瞬かせ。「ふふ、自信持ってよ。俺も…佐久間さんの言葉信じるよ」と撫でてくれる相手に擦り寄りながら微笑んで。「ん……無理しないよ…」と抱きしめてくる相手に身を預けるように抱きしめられて。)
其の時は御前は俺のとこに来てくんねェの?
( 離れたらどうすれば良いか分からない、という言葉に僅かに眉を顰めて首を軽く傾げて問い掛けて。もし彼が恋人と別れたり離れた際は俺の所に来て欲しいと思ってしまい。「そうだろ、浮気してんのに御前を手放さないのは訳分からねェだろうよ。」とじっと彼を見詰めて。「自信はずっと無いけどな、御前が言ってくれるから嬉しい。信じてくれるのか、嬉しい。」と優しい手付きで頭を撫でながら嬉しいと伝えて。「そう言いながら無理してんだけどな御前。」と優しく抱き締めたままポンポンと背を叩いて。 )
そんなの迷惑かけちゃうし、悪いよ
(嬉しい言葉ではあるが相手に甘えっぱなしの自分は迷惑ばかりかけている気がして首を横に振り。「……尚更何考えてるのか分からなくなってくるね」と呟いてから苦笑するように、笑顔でもなく、あはは…と呆れたように笑いながら視線を床に落とし。「なんか俺たち似てるね、俺も佐久間さんに言われるのは嬉しい」と笑顔を見せ。「そんなこと無いと思う…」と呟きながら少しずつ瞼が下がっていき「別れよっかな…」と小さく呟き)
迷惑だったら言ってねェし、御前だから言ってるんだ俺は。
( 首を横に振る彼の頭に触れてぽんぽんと優しく撫で乍伝えて。好きな奴を迎え入れない奴なんて居ないだろう。「分からねェな、御前の恋人が考えてる事なんてひとつも。俺には理解が出来ねェ。」と視線を床に落とした彼をじっと見詰めて眉を顰めて言い。考えを直接言われたとしても理解は出来ないなと思い。「似たもん同士って事か。御前が嬉しいなら俺も嬉しい。」とふ、と口角を僅かに上げて此方も笑みを見せて。小さく呟かれた言葉にピクリと反応しながらもう既に意識が遠のいていきそうな彼の様子を見て「…辛いなら別れちまえ。」とポツリと呟いて背を撫で。 )
じゃあ、お別れ言ったら此処来ちゃおうかな
(そう言って眠ってしまう前にスマホを取りだし、彼氏のメールを開けながらそう呟きこれまで相手からもらった言葉を思えば今付き合ってる彼氏とは別れた方がいうだろうと目が覚めて。けれど、すぐに相手と付き合うのも何処か気がひけるのも事実であり、遊ばれていないだろうかという不安があって、彼氏への別れのメッセージを打ちながら「佐久間さんのお陰で別れれるけど…これで嘘だったとか言われたら俺泣くからね」と呟いて)
俺の所に来てくれ、俺も嬉しいからなすげェ。
( スマホを取り出しながら言った言葉に嬉しそうに口角を僅かに上げて伝えて。彼が恋人と別れるのならば俺は抑えていた気持ちを我慢しなくても良いという事だろうか。でも、最初からガツガツ行くと嫌われるかもしんねェから、抑え目で行くべきか。なんて考えていれば不安気な声に彼に目を向けて呟かれた言葉を聞き。「…嘘なんてつかねェよ。御前が少しでも幸せになるのなら俺は何だってするさ。」と頭に手を伸ばしてぽんぽんと優しく撫でながら顔を覗き込むようにして見遣れば伝えて。 )
……うん、ありがと
(そう言ってからメッセージを送信すると少しだけ見を震わせ。これで明日向こうの家においてある衣服などは少量だが、荷物の回収などをした際に何かされるかも、当分向こうには帰らずお世話になろうか…なんて思いながらスマホをソファーに放り、相手にもたれかかって少し目を眠たげにしながら頭に伸ばされた手を取り、「……この状況で俺も佐久間さんを好きになったって言ったら軽い?」と尋ねて。)
…大丈夫だ、俺が居る。
( メッセージを送り終えたのか少し震えるのを見れば思わず優しく抱き締めて安心させるように呟き。「荷物、回収してェなら一緒に着いて行くし、もし其の荷物がもう要らねェなら今度一緒に買いに行ってやる、当分外にも出たくねェなら俺の服でも何でも貸す。」ときっと不安に思っているであろう事を少しでも柔らげたいと思い伝えて。少し眠たげな彼の頭を撫でていた手を取られ言われた言葉に、思わずじっと彼を見詰めて「全然軽くねェな。俺の想いが御前にちゃんと伝わってたんだなって嬉しく思う。」と口角を僅かに上げて彼の手をぎゅっと握り締め。 )
佐久間さん以上に頼れる人居ないね
(優しく自分を抱きしめる相手にひっつき、安心出来る呟きに頼ってばかりだけれどつい頼ってしまうほど頼もしく優しい相手だからだろうなと思いながら「……荷物、少なかったし回収したい。一緒に来てほしいけど、また服は今度買いに行きたい」と言って不安を和らげようとしてくれる相手にそう告げ、折角ならいつか相手が選んでくれた服を着たいと思って。「……すごく、伝わったし、もうただのBARのお客さんっていう目で見れない…」と呟いて頬を赤らめて。)
他に頼られると俺は妬いちまうな絶対。
( 抱き締める自身に引っ付いてくれる彼の頭を撫でたりし乍彼からの言葉にくつくつと笑って上記。嫉妬などしない様に思われるが案外嫉妬し過ぎる事もあると思い。「嗚呼、なら一緒に回収しに行こうな、たとえ鉢合わせしても俺が居るし大丈夫だから安心しておけ。ん、今度買いに行くか。俺が選んだ服を御前が着てくれるなんて嬉しいしな。」と彼の為に選んだ服を着てくれる姿を見たいと思い。「…嗚呼、一人の人として見てくれ。BARのお客さんから脱却したし一先ず安心だな。」と頬を赤らめる姿に可愛いなと思い乍安堵した様に伝えて。 )
佐久間さん嫉妬するの?なんだか余裕そうに見えてるから意外
(嫉妬すると言って笑う相手に少し驚き、自分から見た相手は余裕があって嫉妬もしなさそうだなと思っていたためじっと見つめて。「ありがとう、すごく心強い。佐久間さんのセンス楽しみだね」と相手の選ぶ服も楽しみだと思い笑みを零して。「うん…佐久間さんは特別なお客さまって感じで接しちゃいそう」とまた相手が仕事場に来た時に特別扱いしてしまいそうだと告げてから心の中で、案外もうしていたかもと少し思って苦笑し)
案外嫉妬するけどな俺は。…あんま多分表に出ねェだけかも。
( 嫉妬するという言葉に驚いた様子の彼にふ、と口角を僅かに上げて此方を見詰める彼を見詰め返して。嫉妬を表に出した所で相手に伝わらなければ何も意味が無い事の方が多かったから、かもしんねェなとぼんやりと思考巡らせて。「どういたしまして。俺センスあるか分からねェけどな?」と笑みを零す彼を見れば安心した様に見て首を少し傾げて。「嬉しいな、もっと俺の事特別扱いしてくれ。」と嬉しそうに口角を上げて笑い彼を見詰めて。 )
表に出ないんだ…俺すぐ態度に出ちゃうんだよね
(自分は結構態度に出る方だと自覚はあるものの直せず、相手と反対だなと思いながら見つめていた相手の手を取り、手を握って。「俺もセンス普通だからなんか似合いそうなの選んでね」と言って首を傾げる相手に笑顔を見せ。「特別扱いって例えばどんなことしてほしい?」と嬉しそうにする相手に尋ねて)
態度に出る方が嬉しい。出してくれる方が安心する。
( 表に出る方が自分自身はとても嬉しく感じて。彼も表に嫉妬等を出した方がとても嬉しいのだろうかと思いながら握られた手を見て握り返してふ、と口角を僅かに上げて。「勿論だ。御前に似合うものは何でも買ってしまいそうだな俺。」と甘やかして沢山似合うものを買ってしまうかもしれないと思い彼を見詰めて。「…んー、俺の事苗字じゃなくて名前で呼ぶとか?」尋ねられ言葉に一瞬考える素振りを見せて首を少し傾げて後、思い付いた事を伝えて。特別扱い、と改めて言われれば分からなくて。 )
そう?よかった!
(相手が嬉しいならわかりやすい性格で良かったと少し安堵し。もし相手が嫉妬したときは気づいてあげられるようにしようと思い。「ふふ、じゃあ俺はお礼に料理作ろっかな」ともし相手がそうしたいなら拒むつもりもなく、それに見合うお返しがしたいと思い。「名前?……匡さん?」と呟いて)
分かり易い方が俺も気付けるからな。嫌な時は嫌と言ってくれよ?
( 分かり易い性格だと此方も安心で。自身があまり表に出ないタイプだからか分かり易い性格は羨ましいと思い。彼をじっと見詰めれば少し真剣に言い。「料理作ってくれんの?其れはすげェ楽しみ。」と御礼に料理を作ってくれるという言葉に嬉しそうにふ、と口角を僅かに上げて。普段苗字で呼ぶ彼から名前を呼ばれればピクリと反応して「…ふ、嬉しいな。もっと呼んでくれ。」と頭に手を伸ばしてぽんぽんと撫でてもっと呼んで欲しいと御願いして。 )
うん、ありがと…やっぱり優しいね
(真剣な表情で言う相手に微笑み、嫌な時に嫌とはっきり言えるかと言われればあまり言えないがきっと相手なら言っても大丈夫かもしれないと思って。「好きなもの作ってあげる。練習しなくちゃだね」と笑みを浮かべながら、どんなものが好きなのだろうかと少し想像して。「匡さん…って改めて言ってって言われると照れるんだけど」と頭を撫でる相手から目を逸らして)
我慢なんてせずちゃんと言えよ。
( 微笑む彼を見詰めればふ、と口角を僅かに上げて伝えて。恋人が恋人なだけに我慢の方が多かっただろう。我慢なんてせず伸び伸びと俺の隣で笑ってて欲しいと思い。「楽しみだな。御前の料理なら何でも美味そうだし、最初は御前が得意な料理食わせて。」好きな料理があまり食に関心がない自身からすればあまり無いが、彼の料理なら何でも好きになれそうだと考えて。「俺も改めて名前呼びは気恥ずかしく思うけど、…それよりすげェ嬉しい。」と目を逸らす彼を見詰めながら嬉しいのだと伝えて。 )
うん、佐久間さんもね?
(口角が僅かに上がった相手に同じように笑顔を見せ。相手が自分に我慢しないでと言ってくれたが相手にも我慢して欲しくないためそう言って。「じゃあ唐揚げかな、今度…明日にでも作ってあげる!」と言って相手のために一生懸命作りたいと思い。「嬉しいならよかった、下の名前って恋人にしか使わないから…」と言って嬉しがる相手に少し照れ笑いをしながら言って)
嗚呼、俺も我慢はしねェ様にする。
( 笑顔を見せてくれる彼に内心安堵した様子で。自身も我慢しないように、と言ってくれる彼に口角を上げて小さく頷いて伝えて。「唐揚げ、良いなすげェ美味そ。楽しみだ。」と明日に作ってくれるらしい彼の言葉に嬉しそうにし楽しみだと告げて。「そうなのか?御前の特別に少しでもなれてるのなら俺は嬉しい。」と名前は彼にとって大事なのだろうと思えばぽんぽんと頭を撫でて。 )
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