名もなき創生者 2022-06-02 20:47:38 |
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「兵器、あくまで己はそう在らんと言う訳か…見上げた物だな、だがそれはそれとして、おれはお前を(人間)として接するぞ?いいな?へそ!」
淡々とした口調で訂正していく彼女(2B)に対して荒っぽく無骨な見た目ながら、それならばそれなりのこの蜘蛛頭の巨漢なりの不器用な気遣いのような物なのかも知れない(単純に本人がやり辛いから砕けた言い方をしたとも捉えられる。)
歩いて往く内にたどり着いた街並み、街道を人や馬車の類が行き交い中々に賑やかな様子だ。
「やはり結構な大きさの街よ、さて何から当たるか…人に尋ねる以外にもどうせ時間は有り余っているのだ。2Bよ、何か希望はあるか?」
ギョロ!
と、蜘蛛頭の大男(ゲダツ)は、何故か白目を剥きながら同行者の彼女(2B)に聞く、この珍妙な二人組は人が行き交う町中でも結構悪目立ちするに違いない。
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