名もなき創生者 2022-06-02 20:47:38 |
通報 |
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
テーブルとカウンター席の違いがよく分からないけれど……2人と話しやすい方が私は良いと思う。
(春田の話を聞けば、こちらで言うところのエイリアンがその『E・L・I・D』にあたり、『鉄血』と言うのは単なる裏切りを行ったヨルハ部隊員、もしくは論理ウイルスに感染したヨルハ部隊員があたるだろうなと想定し。そして口にこそ出さないが春田が考えた暗殺部隊のヨルハ部隊員は皆には知らされず本人にのみ知らされる形で存在をしており、自分はたまたま人助けの一環でその組織がヨルハに居ることを知ったのだが、それは言わないでおき、どちらの席にと問われれば何がどう違うのか分からないが、ゲダツやスプリングフィールドが同席するのなら話しやすい先程の蕎麦屋のような席が良いと答えて)
>アーサー(イギリス)
【アルトリア・ペンドラゴン】
そうですか……ミスターイギリス。
ここでは私も貴方もアーサーとなりますので、貴方はそのままアーサーを私の事は『セイバー』と呼んで下さい。その方がまだ人からも不思議がられないでしょうから。
(他ならぬ自分が良しとするなら彼はあれが最善だったと思うと、自身の故郷であり守りたかったブリテンの化身からそう言われれば、ならばあれで良かったのだと尚のこと思いを強め。ふと、ここには人が居ないから彼の事を国名で言っているが人が集まれば、国名を知らない可能性もあるが自分のように迷い込んだ者も居ないとは限らない為国名で話しかけていては、イギリスと言う国を知っている者に不審がられると思い、彼はそのままアーサーを自分の事は聖杯戦争で使う『セイバー』呼びでとお願いをし。
料理が美味しいと聞けば、冬木の聖杯戦争で自身が納得したあの第5次聖杯戦争の時にマスターとなった彼の手料理は本当に美味しく、あれとは違う美味しさだろうが、そのおかげで食に関しては本当に貪欲になった自覚があるだけに目を輝かやせては、行きましょうと頷いた後彼に着いていく形で歩き出せば、そういえば彼の声は士郎に似て居るなと今気づけば、心が少し穏やかでほんわかしたものになり)
(/ いえいえ!リアル優先で大丈夫ですのでお気にならさず!)
> エミール、レン、ALL
キーバー「………………いやに素直なかわい子ちゃんだ。」
得物の大鎌を地面に放って、且つ此方に背を向けて両手を上げて戦意も敵意も無い事を示してくる。
こいつは珍しいパターンだなとガスマスクとバイザー越しに先任曹長は思う、人道も論理も踏み拉かれた荒廃したウェイストランドの地でこんな風に隙を見せたら…道理の通じない残虐非道なレイダーの類なら嬉々として目の前の彼女(レン)にむしゃぶりついて食い物にしていたに違い無い。
身のこなしや、戦闘に熟練した相当な腕なのは間違い無い――得物無しでも最悪切り抜けられる策も恐らく用意してあったとも想定出来る。
チャッ…チャリキキキン。
レンジャー・セコイア(大口径のシングルアクションリボルバー)のシリンダーを流れる様な銃捌きでスイングアウトし、装填されていた拳銃弾…というより大口径のライフルに装填する様な類の弾丸を地面に落としつつそのリボルバーをスピンアウトして、弾が入っていない事を相手(レン)に示す。
キーバー「――これで“おあいこ”だ。御嬢ちゃん…――あのミュータント(ゴブリン)共を蹴散らして包囲を解いてくれたのは感謝するぜ。無駄弾を使わずに済んだし、コートも汚さずに済んだからな。」
ついでに道を尋ね様としていた助けた青年(エミール)に誰何された為、先任曹長はついでに名乗っておく。
キーバー「オレはキーバー先任曹長、NCR(新カリフォルニア共和国)軍モハヴェ方面派遣軍第四レンジャー大隊所属。識別番号はNCRA10089122アルファ・ブラボー。作戦行動中に予定のウェイポイントから外れ再度自身の位置情報把握に動いていた。お前達は?」
>2B
そうかしら?長すぎる平和は組織の腐敗を呼んだりするわよ?
人類存亡の危機レベルの厄災が続くのもアレだけど…
……ごめんなさいね。知り会って間もないのにこんな…貴女の言う通り、人は互いを支え合い、寄り添うことで生きていく生き物。私も、誰かに甘えたくなってしまったのかもしれないわ…
くすっ…心配ありがとう。でも大丈夫よ、少しはスッキリしたから。さて…あまり長居してもお店に悪いし、退店するとしましょう?お代は…そうね。話を聞いてくれたお礼に私が払うわね
(話なら聞く、と言ってくれた貴女に対して申し訳なさそうに、自分の不甲斐なさを謝罪して。思えば人間をよく知らない貴女にいらぬ心配をさせてしまったな、と少将吹っ切れた笑顔を浮かべて。それを誤魔化すように、席を立つとテーブルの脇に置かれていた会計伝票を取ると、相手にウインクして見せて)
>ゲダツ、スプリングフィールド
個人的には少し興味があるわね。その地域での風土から生まれた独特な方言なんかもありそうで。
世界は広いと感じるわ…
(同じ言葉でも意味合いが違ったりするのかしら、と何やら考えるようにして、小さく笑みを浮かべる)
…まぁ、それは同意ね。小さいと色々不便なんだもの。えぇ、いつも感謝してるわよ?人間の食事もタダじゃあないわけだし…
(大きい、と言っても色々あるので全肯定するわけではないが、確かに成長してから得られたものもある為、頷いて。いただきます、というのは食に携わるすべての人や物への感謝なんだぞ、と遠い昔に教えて貰ったことを思い出して…)
えぇ、構わないわよ。ゲダツさんの知り合いではないのかしら?
(//この雰囲気…自律人形の類かしら。…にしては精巧すぎるけど…)
(相手と談笑していると、声をかけてきた人物を見る。自分がここまで見てきた人物たちとは違った風貌、雰囲気に、違和感のような何かを覚えて。共に食事をしていた相手(ゲダツ)に質問しながら、少しテーブルの上を整理し始める。そうしながらも頭の中では様子を窺うようにして)
>エミール、キーバー
礼には及ばないわ。たまたま近くで依頼があって、偶然この光景を見つけて…お節介だったかしら(振り向きつつエミールへウインクをしながら、傍に立っていた大男(キーバー)を見ると、先程振るった大鎌を地面に捨てて。何もしませんよ、とアピールするかのように武装解除をして両手を上げて)
それはどうも…こちらとしても放っておけなさそうな雰囲気だと思って思わず身体が反応してしまったの。
…NCR軍、モハヴェ方面第4レンジャー大隊…聞いた事がない単語ばかりだけど軍人さんかしら?
では私も…私はレン。レン・ブライト…カルバード共和国、アラミス高等学校の現生徒会長。まぁ、いち女学生だと思ってくれていいわ。突然光体が眩いたと思ったら、"こちら"に迷い込んでいてね。近くの街を拠点にして、私も探索をしていた所よ?
(大男(キーバー)が発した言葉が指す意味は全く分からなかった。だが軍と言う言葉、コードネームを聞くに軍人と推測して。伝わらないと思いつつも、自分も経歴を名乗ってはスカートの裾をつまんで、淑女然とした会釈をして。そして、近くに町がある事を教える)
>レン
【2B】
そういうものなの…?
人類は複雑過ぎて理解に困る事が多い。
(長すぎる平和も良くは無いと聞けば、こちらの世界線ではエイリアンと機械生命体から地球を取り戻さんと一丸となって自分達の奮闘を激励し、同じ方法へ向いて目的を果たさんとしている人類のみと言っても音声のみだが。を知っているため平和が1番と思っていたがそうでも無いのかと不思議になると、平和を望んだり、その平和が来たら組織が腐敗するなんて人は複雑怪奇だと零し)
……なら、ここはお任せをする。
(こちらはただ、話を聞いただけなので特別何かためになるようなアドバイスをした訳でも無いのに、彼女がこの店の支払いは自分がすると言えば、断ろうと口を開くも、人類と言うのはそういうのもを大切にするのかなと考え直せば、それならとお言葉に甘え、こちらも席を立ち)
>2B
そういうものよ。良い事を教えてあげるわ…人間は2人いれば争いが起きるし、起こせる。たった2人でも…ね。現に、私と貴女だって最初に会った時、お互い敵意があったら争いが起きていたわけじゃない?これが人だろうと物だろうと、種族だろうと関係ないものなのよ。
(それが本当に良い事なのかは分からないが、2人、2つの何かが引き合った時には何かが起きる、と断言するように言い放つ。きっかけは些細な事でも、物事の転がり方によっては好事にも、悪事にもなるのだと説明して)
よろしい。
(何かを言いかけ、察して応じてくれた貴女にもう一度ウインクを飛ばして、会計を済ませる。先程とは違って表情は明るくなっており、釣銭を貰いながら店を出て)
さて…陽も沈んでこれからは夜ね…そう言えば、2Bはこれからどうするのかしら?私は…今日はもう疲れたから、宿を探して早めに休もうと思っているけれど…
(店を出ると、既に日は沈んで黒き空に月が出ており。街灯がついて夜の様相を見せるルーズベルトの街を見ながら、振り返って貴女に問いかける)
>レン
なるほど?
……人類と言うのは価値観の違いがあるのはわかったけれど、それで争いを起こせるものなのか…。
確かにお互い敵意があれば、戦闘になっていたかもしれない。
人類と言うのは争いが好きという訳では無さそうなのに争うなんて不思議。
(確かに1番初め、彼女と相対した時お互いに警戒はしており、どちらかが武器を振り下ろしていればそのまま戦闘が開始されていたと予想は簡単に出来るが、今回の場合はレアなケースでだからこそ戦闘直前みたいな形になったのかと思っていたが、人類に限っては違うらしいと印象を抱くと、ヨルハ部隊員やレジスタンスメンバーには無い価値観の違いによる争いや、そのきっかけなんかを不思議そうに呟き)
これが夜。
初めて見た…。
私は特に休まなくても平気だけれど、念の為にスリープモードに入って機体を休ませておきたいから私もその宿というのに同行する。
(製造されてからかなりの年月が経つが、これまで昼しか見た事が無かった為、初めて見る夜の景色になるほど、こうなって昼とはこうまで様変わりするのかと感嘆し。彼女が宿を取ると聞けば、自分達もスリープモードに入って機体を休ませる事で機体を長持ちさせたりが出来るので、同行しても良いなら同行すると答えて)
> 2B ALL
スプリングフィールド「それならカウンター席へどうぞ、其処なら珈琲を淹れる様子も見られるでしょうし…2Bさんは飲んだ事が無いのですよね?うふふふ、腕が鳴りますわ!」
そうして話しやすい場所…カウンター席へスプリングフィールドこと春田は二人を案内して自分はカウンターの反対側へと回りこんで(暫しお待ちを)と言って奥へいき、数分もしない内に先ほどのカジュアルな私服から、カフェの店員らしい落ち着いた制服姿になって戻って来て、早速珈琲を淹れ始める。馴れた手つきで手動のミルで焙煎されたコーヒー豆をゴリゴリと挽き、お湯を注いで抽出してシンプルなエスプレッソを二つコーヒーマグに用意して二人に提供する。
同時に焼き立てのふわふわなマフィンもコーヒー受け菓子として出す。
スプリングフィールド「さぁさ、召し上がれ。」
ゲダツ「頂こう、へそ!」
と、早速手っ取り早くエスプレッソをズズズッと飲み始める。――かなり濃厚な味わい(種類としても結構濃い目なモノなので当然だが…)―かつ、やや渋そうな表情を浮かべて、そそくさと備え付けの角砂糖を放り込み始めた。
スプリングフィールド「あらあら、ゲダツさんは甘党なのですね?」
ゲダツ「~~~~~~~~~~」
案外顔に似合わずお子様舌らしい蜘蛛頭の巨漢はこんな有様だが…2Bの方は果たして?
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「そうだな。しかしおれが居たグランドライン(偉大なる航路)はおいそれと他の島に行くのも難儀な領域故――海は凶悪猛者揃いの海賊の有象無象、それにガレオン船をも一飲みにする海王類という海の怪物共――おかしな異常気象その他諸々の問題で気軽に島を出て万国遊覧と言う訳には行かん。そういう不便さはあるモノだが…」
本人としてもそういう文化の違いを見聞きしたくあちこちに行ってみたくはあったらしいが、どうにも環境が其れを許さない様な軽く魔境な海が広がっているという事らしい。
ゲダツ「そうだ、大きい事は良いもの。へそ!…その辺がしっかりしているのならばお前は立派なモノだろう。当たり前の感謝というモノは普段当たり前であるからこそ薄れがちな物だからな。まぁ…飢え死にし掛けると余計に分かるモノよ。」
相手(レン)の言葉に何故か白目を剥きながら、感心感心という感じで頷く蜘蛛頭…
その一方で
ゲダツ「?、否…穴から脱出した後直ぐにこの食堂へ駆け込んだのだ。此処へ来てまともに話したのは現状お前(レン)しか居ないぞ?」
スプリングフィールド「…あら?、私の顔に何かついていますか?――申し遅れました私はスプリングフィールドと申します。――ひょっとしてなのですけれど、あなた方も(迷い人)の立場の方なのでしょうか?――」
知り合いではないと否定する蜘蛛頭と、――気配的な意味でも違和感を覚えたらしい少女(レン)に相変わらずに穏やかにこやかな表情を浮かべながら席に座り恭しい所作で自己紹介をする彼女(スプリングフィールド)、敵意の類は無いが…どうやらゲダツとレンが(迷い人)であると踏んで話し掛けて来たらしい。
名前: スティーブン・A(アラン)・スターフェイズ
作品: 血界戦線
性別: 男
年齢: 32歳
容姿: 短めの黒髪に鈍い赤色の瞳、目元にある大きな傷が特徴的な色男。首筋に赤色のタトゥーがある。
黒に近いグレーのスーツ、紺色のシャツに黄色いネクタイを着用し、茶色の革靴を履いている。
備考: 秘密結社「ライブラ」のメンバーにして、実質的に組織を仕切っているナンバー2。
顔に傷を持つことから、時折「スカーフェイス」と呼ばれる。
非常に頭の回転が早く、抜け目のない性格。人身掌握術に長け、観察眼も秀でている。
そのせいか何を考えているか分からないとよく言われている。
普段は社交的で割と寛容だが、切羽詰まると神経質なところがある。また、怒ると静かに睨みつけてきたり、「限界値に近づくと優しくなる」タチのため結構怖い。
一方で、ライブラの活動や他のメンバーを守る為に非道を行うという冷血漢な一面も持つ。だが、本当は情に深い人物である。
相手を氷結させる高速の蹴りを主体にした格闘術「エスメラルダ式血凍道」の使い手。
(/こちらのキャラで参加したいのですが、よろしいでしょうか…?)
>2B
そうねぇ…価値観が違うからこそ起きるといっても良いわね。
ある人は戦う事が好きだけど、ある人は戦う事が好きじゃない…この2人が貴女達を指揮する立場に就いたとしましょう。どうなると思うかしら?
(神妙な面持ちで、貴女へと問いかける。好戦派の指揮官と、守戦派の指揮官。命令されそうな事を想像してみなさいな、とでも言うようにして)
…夜が過ぎれば朝が来る。この宵闇はいつか晴れるわ。どうしてそうなっているのかは私にも分からないけど…貴女のいた場所ではずっと昼…だったかしら?一度見てみたいわね…
あら、スリープモードなんてあるのね?なら話は早いわ…さっき軽く街を見てた時にいくつか宿があるのはリサーチしてるから、そこで休息を取るとしましょう
(すっかり陽が沈み、暗き闇が覆う空を見上げ、太陽がまた昇るであろう東の方角へ視線を映し。ここに来るまでに少し聞いていた貴女の世界の現状を思い出し、星の存亡の危機に扮しているとしてもこの目で一度見てみたい、と好奇心を抑えられない様子で。その後貴女からの同行願いを聞くと少し驚いた顔をして。てっきり人間の睡眠の様なものを取らなくとも活動し続けているのかと思っていたようで、意外そうな顔をしながらも快諾して。ポケットから森を抜けだす時にも使っていた携帯端末「Xipha<ザイファ>」を取り出し)
>ゲダツ、スプリングフィールド
…随分な場所にいたのね。島々を海賊達が支配し、海原には船をも飲み込む魔物が彷徨うなんて…
興味は湧くけれど確かにそんな状況じゃ呑気に船旅何て出来ないわね。海賊に捕まって素寒貧にされるか魔物の餌になるかでしょうから…
(相手から話を聞くと、想像してみる。随分と破天荒な、刺激的ではあるが島に住まう人達はどんな生活をしているのかさえ想像できない、とお手上げ状態といった感じで)
…えぇ、そうね。あって当たり前、やって当たり前の様な事は、人によっては当たり前じゃない事だってある…私も"深淵"を見てきたつもりだし、そこらへんは良く分るわ。
(相手の言葉に大きく頷き、賛同する。何気なく行っている行為にも、全てに事象が存在しているのだと、表情に影を落としながら肯定して…)
あら…そうだったの。
あぁ、別に何でもないわよ?ご丁寧にありがとう…私はレン。レン・ブライトよ。宜しくね、スプリングフィールドさん?
(てっきり知り合いだと思っていたようで、少々面食らった顔をするもすぐに表情を戻して、スプリングフィールドに礼を返す…)
厳密に言えばそうなるわね。と言っても、お互いが迷い人だって知ったのはついさっきね。と、なると…貴女もかしら?まぁ、立ち話もなんだから座りなさいな。
(彼女(スプリングフィールド)からの問いに、率直に答える。少し談笑はしたがゲダツと自分が同じ迷い人だったと知ったのは本当なので、変に嘘はつかずにありのままの事を言い。立たせたままでは悪いと思ったので、座って話しましょう?と問いかけつつも、自分も最初は相席させてもらった身なのでゲダツに「いいかしら?」とでも言うように、ウインクしてアイコンタクトを送って…)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「まあかなりの脅威ではあるが、狩るのに骨が折れる反面、海王類は肉が中々うまいぞ。―海賊も海賊同士で覇を競い合って潰し合ったり、賞金稼ぎが賞金目当てに襲ったり政府の(海軍)が海賊を討伐したりもしている。あの世界は俗に言う(大海賊時代)と言う奴だな。ところでレンよ、お前が居た世界はどんな感じなのだ?」
破天荒で純粋でも無垢でもないがこの蜘蛛頭が居たあの世界を生きる人々は良くも悪くも逞しい。
そんな話をしていると、今度は相手(レン)の元居た世界について興味が出て軽く聞いてみる。
ゲダツ「むう………深くは聞く気は無いが――お前も随分と苦労して来たのだな?」
当たり前はいざ無くなってみるとその普遍性の貴重さが深々と実感出来るモノ、ほんの少しながら相手(レン)が見て経験してきたと言う“深淵”という其れ――少し言葉に出すだけでも重々しさを感じ取れてしまう其れに流石に空気が読めない蜘蛛弾の巨漢も少なからず察する。
ゲダツ「む、おれは元神官・現青海番長のゲダツだ。へそ!」
スプリングフィールドの自己紹介と、応じて名乗るレンに続き蜘蛛頭も簡単な自己紹介をする。
スプリングフィールド「へそ?………レンさんにゲダツさん、ですね?宜しくお願いします。…成る程そういう事だったんですのね。――ちなみに私の名前が長ければ(春田)と呼んで貰っても大丈夫ですわ。」
レンに勧められ(ゲダツは彼女のウィンクに反応して、構わん…という様子である。この男にしては珍しく気が利いているのかも知れない)席に腰を下ろしてパスタを食べ始めながら…
スプリングフィールド「えぇ――私も少し前に作戦行動中に何時の間にかこの場所に来てしまっていて…一先ずこの土地に落ち着いた処で色々と調べている処でしてね。」
ゲダツ「ふむ、それで同じ“迷い人”のおれやレンに話掛けたと」
スプリングフィールド「そういう事になりますわ。」
ゲダツ「成る程な…して、早々聞くのもやぶさかかも知れんが、春田よ。お前は人間では無いな?」
と、確かに話して早々聞くのは何だか気が早い様な質問を蜘蛛頭は飛ばす。
すると、少し驚いた様な表情を浮かべて、彼女(スプリングフィールド)はゲダツとレンを相互に見て
少し躊躇しつつも苦笑いして
スプリングフィールド「御二人とも勘付いていらっしゃった様ですね。この世界に来てから私が人ではないとこんなに早く見抜いたのは貴方がたが始めてですわ。―おっしゃる通り私はI.O.P製第二世代型自律人形/戦術人形(A-Doll/T-Doll)、PMSCs(民間軍事請負企業)G&K(グリフィン&クルーガー)社所有の者です。―生体部品を多用した民生品からの軍事転用モデルなので基本的にそう簡単に見破られるとは思いませんでしたが…流石ですわ。」
と自身がアンドロイドの類の存在である事を説明する。
>ゲダツ、スプリングフィールド
船すら容易く飲み込む海の魔物を食べようだなんて普通は思わないと思うけど…凄いわね。
それだけ聞くととってもアナーキー(無政府、無秩序)な世界ね…いいじゃない、大海賊時代…弱き者は淘汰され強き者が生き残る。自然の摂理に沿った野性的な世界…昔の私だったら真っ先に行ってたかもしれないわ。好奇心旺盛な仔猫みたいな性格をしてたから…
(実際に見ていないので想像上でしかないが、船すら飲み込むとなると巨大であろう魔物の肉が美味いという相手の言葉を聞き、唸る様にして。海賊がのさばり、海軍がいて、更にバウンティハンターまでいるその世界の現状を聞けば、「刺激的ね」と不敵な笑みを浮かべて。今こそ成長して理性が働くようになったので無茶はしなくなかったが仔猫の様にヤンチャだった昔の自分ならば嬉々としてその環境に身を置いただろう…と、苦笑の笑みを浮かべ)
私の?そうねぇ…
まずゼムリア大陸っていう大きな大陸があって、その中にいくつもの国家が存在してるわね。
西側…のほぼ中央に位置する二大国家の1つ、「皇帝」を最上に置く1000年続く最古の君主制国家「エレボニア帝国」…そしてもう1つ、民主主義国家「カルバード共和国」。これに挟まれる形で存在する両大国の緩衝地帯「クロスベル自治州」。他には…規模こそ小さいけれど二大国家と対等な外交を築く王政国家「リベール王国」。まぁ、こんなもんかしら。東側にも色々と文化は発展しているのだけれど…最近は龍脈(地脈)の乱れで不毛の地と化しているわ。貴方の世界程殺伐とはしてないけれど、つい最近も帝国と共和国で戦争が起きたり、自治州が帝国に占領されたりと緊張状態が続いているわね…
(ポケットからメモ帳を取り出すと、簡潔に自分の世界の図を描き始めて。複数の国家が存在し、時に争い、時に協力している事を伝えて…)
そうね…奴隷以下の扱いだったし、生存者もごく僅か…そんな環境にいたわ。忘れたくても忘れられない過去の話、って奴よね。大丈夫、今は幸せよ?(察しの良い人ならば、彼女(レン)がどんな環境下にいたか大体察するであろう。壮絶な過去を送ったからこそ当たり前のことが当たり前じゃないことは良く分っていた。だが、それはもう過去の話で今は幸せであることを伝えると、ふぅ、と小さく息を吐いて)
あぁ…特に気にしないほうがいいわよ?その「へそ」っていうのは彼の口癖…というのは少し違うけど、まぁそういうものだから。
えぇ、分かったわ…私の事はレンでいいわよ。異名もあるんだけどそっちは少し恥ずかしいから。
(早速「へそ」に疑問符を浮かべた彼女を見れば、補足するように説明を入れて…)
…やっぱり。私は半分は女のカン、みたいなものだったけれど…もう半分は足運びや呼吸の仕方、あとは佇まいを見て、ね。…私も昔、人形兵器と呼ばれるものを扱っていたしその制作者とも縁が深かったから…感づけたけど…でも、確証は持てなかったくらいには精巧に作られてるわね。
(いきなりこんな質問をするなんて…とゲダツを窘めようとするもあっさりと彼女が認めた事で、種明かしをして。そして自分以上に確信を持っていたゲダツに対して、お手上げといったようなジェスチャーをして)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「うむ、馬鹿でかいから(食いで)があるのだ、だから盛んに食糧として狩ってる島もあるとか――む~確かに海賊共があちこちでのさばって無法で激しく食い合いになってると聞くがが島ごとに国や自治区は多くあるし、何より政府軍(海軍)の監視や戦力の増強具合で東西南北の海で治安の良し悪しという意味ではかなり差があるとゴローは言ってたな。その中でもグランドライン(偉大なる航路)は特に危険らしいが――それに、海賊共もただ無秩序に争って縄張り争いしてる訳じゃ無い―『あるモノ』を目指して歴史上未だただ一つの海賊団のみしか制覇出来ていないグランドライン(偉大なる航路)の果てを大部分の彼奴らは突き進んでいるという。そうしてその『あるモノ』…青海のモノたちは『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』と呼んでいる詳細不明の伝説の宝らしい。へそ!――それを手に入れた者が全ての海の支配者(海賊王)になれるのだとか…ふむ、仔猫?――レンよ、案外お前は海賊…いや冒険家向きかも知れんな。」
ゴローからの世間話の受け売りと、温泉目当ての単調な穴掘りの日々に退屈凌ぎで読んでいた書物や新聞なんかから得た知識で、色々と渾沌として勢いのある自分の住む世界の基本情勢を話すが、不敵な笑みを浮かべる相手(レン)の仔猫の喩えに、どちらかと言うとオオヤマネコなんかのネコ科の捕食動物辺りをぼんやりと連想する。
ゲダツ「世界を縦断する大陸、赤い土の大陸(レッドライン)と、それに対して垂直に世界を一周する航路、偉大なる航路(グランドライン)によって東西南北の4つの海に分けられている。――だから大陸よりも島が圧倒的に多いのだ。へそ!、あとは上空各所に我が故郷“空島”が点在しているな。」
と、彼女(レン)が分かり易く自分の世界を簡素にメモ帳に記したのに倣い、テーブル備え付けのちり紙に、当たり前の様に(耳から)一秒もかからずスポッと引き抜いた鉛筆でさささっとうろ覚えながら知っている範囲の自身の世界の世界地図を記す。
ゲダツ「むう、ゼムリア大陸…陸地が多いのだな?大きな国同士の小競り合いや戦争が度々起きていたりもしているのか、盗賊や山賊の様な輩も出る場所は出そうだし、これだけ広い土地なら其方でも怪物じみた生き物の類もいそうだな?――(龍脈)…土地に影響する何かしらのモノか。中々面白いし興味深いな。」
そんな感じでふむふむと頷きつつも――
ゲダツ「奴隷以下で死人塗れとは――むう…惨い話よ――だが、それを経てなお己を保ったお前は強いと思うぞ。会ってそれほど経ってはいないし詳しくは知らんが――とどのつまりお前はもう“独り”では無いという事かもしれんな。おれの(心綱)はそう囁いている。へそ!」
多少心が読めても深々と他人の心層に踏み込む様な無粋はしないタイプの古風で硬派な蜘蛛頭だが…彼女(レン)の言う今は(幸せ)であるという言葉が強がりや偽りの類じゃない事を察して…
ゲダツ「―モノと生き物では“聴こえ方”が異なるのだ…む?レンよ。口癖ではなく心意気だと言ったh」
スプリングフィールド「中々超自然的ですのね―――成る程、判る方には判るのですね。そういう繊細な部分となると技師位の見識が必要になりますが…開発者の方と御知り合いなら尚更…其方でも御同輩(アンドロイドの類)が存在しているのですね。―いいえ、お気に為さらずレンさん、寧ろそう指摘されるのは新鮮な気持ちで面白いですわ。何せ(此方)では私達(自律人形)はありふれた存在過ぎて余り驚かれないですから…」
蜘蛛頭(ゲダツ)に対して(お手上げ)といったようなジェスチャーをする彼女(レン)に対して、気にする必要はないとスプリングフィールドは屈託の無い穏やかな表情で優しく微笑んで…
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
この丸いのは甘味?それでこの黒い飲み物は……なるほど、苦い飲み物なのか。
………この丸い食べ物は甘くて美味しい、この黒い飲み物も苦味はあるけれど、酸味や旨味があって美味しいと思う。
(初めて見るマフィンと珈琲にどこか不思議そうな表情と言っても目元が隠れているので分かりにくいが。を見せれば、まずはとマフィンをフォークで刺して1口口にすれば、程よい甘みに表情が少し綻ばせ。次に珈琲をブラックで飲んでみれば味覚センサーは確かに苦味はあるけれど酸味や旨味と言った複雑な味ではあるが美味しいと感じられ、ゲダツが入れている物は甘みを足すものと分かりはするが、それは何かと問いかけ)
>レン
【2B】
基本はメンテナンスなんかで使用するけれど、ずっと動き続ければ機体のどこか無理が掛かるから機体を休ませる意味もある。
(スリープモードに入ると全ての機体の動きが無くなるので話しかけられても反応出来ないし、アラーム式なので時間は正確に起動出来て、機体も動かし続けたら熱を持ったり、とある部分にヒビが入り故障の原因になったりするのでそれを防止する為にスリープモードで熱を逃がす役割も持っており、ザイファを取り出した彼女を見れば、どの宿に泊まるのだろうと宿自体が初な為、少しだけ期待感を隠しきれず)
>ゲダツ、スプリングフィールド
詳細不明の宝…ね。御伽噺にありそうなありふれた話だけれど、実際にそういう世界があるのね…
まぁ、昔から任務とかで色んな所に出向くことは多かったから冒険は嫌いじゃないわね。狭いようで広い世界を知れる、いい機会でもあるし…
(まるで幼い頃に読んだ絵本の中の世界の様な、夢とロマンが詰まったかのような世界がある事を知り、何処か嬉しそうに笑って…)
上空に島…?どういう原理で浮いてるのか物凄い気になるわね…流石に空に浮く島は私の所にはなかったわ…本当、凄い世界ね…
(科学的にありえない、と驚いた顔を見せるも、彼が嘘をつくとは思えなかった為真面目な顔をして、空に島が浮いている理由を考えていて…)
そうね…大陸だから周りは海もあるけれど至って普通よ。えぇ、盗賊の類もいるけれど軍隊とは別に組織だって動く傭兵集団「猟兵団」と呼ばれているわね。金次第で動く「裏」のスペシャリスト達…「表」には地域平和と民間人保護を掲げる遊撃士協会<ブレイサー・ギルド>…魔物も野生生物から軍用に飼い慣らされた魔獣、古代に存在したとされる聖獣から聖典に載るような悪魔まで様々、ね。
信仰も盛んで、教会があちこちに存在しているわね。エイドスと呼ばれる女神を信仰する「七耀教会」が一般的だけどその土地に因んだ精霊信仰なんかも多い。昔には女神を否定し悪魔を崇拝しては実験と称して子供を各地から攫っては高みに至ろうとした邪教なんかも存在したわね。で、私も昔はとある秘密結社にいたの。殲滅天使の二つ名はその頃のよ…
(流石に自分のところの海は海賊などがのさばる魔境ではなく、普通であると前置きして。警察組織や民間団体を「表」と説明し、傭兵やマフィア等を「裏」として存在していることを伝えると、魔物や宗教についてもメモに書きながら簡潔に説明する。そして自分の出自を少し話すと、先程ゲダツに語った<殲滅天使>と呼ばれる二つ名はそこで呼ばれていたころのものだ、とため息を交えて白状して…)
ほぼ死んでいるといっても良かったけど、えぇ…大切な人達のおかげで私は人に戻れた。…ふふっ、深くは聞かないのね?
(ここまで話せば、過去にいったい何があったのか聞きたくなるのが人の性である事を理解していた彼女は重苦しい雰囲気を出していたが、察してくれたのか、深く踏み込んでこないゲダツを見ては変わった人ね、と悪戯っぽく笑って)
あぁ…そうだったわね、心意気…うん、心意気ね。
(あー…と言ったような、半ば投げやりな反応で、訂正を入れて。そんな変わらないのではないかしら、とでもいうような口調で…)
ここまで精巧なのは数える程しかないわよ。言われなきゃわからなかったくらい…
…また凄い世界がある物ね。自律人形が主流の世界だなんて…そんな世界から迷い込んできたという事ね…
(ほぼ人間と変わらない見た目、性能、仕草…彼女から見ても「最高ランク」な物らしく、驚きを隠せない顔で珍しく動揺していて)
>2B
なるほど…まるで人間と遜色ない貴女でもそこは流石に…ね。分かったわ。
此処からだとこのホテルが近いかしら…そうだ、部屋をどうするか決めてなかったわね…
貴女達に性別があるのかは分からないけど…服装から見るに女性型、でいいかしら?
私も女だし、特に問題なければ一緒の部屋でいいと思うのだけど…1人部屋の方が良い?
(彼女にも休息は必要と分かると、頷いてXiphaの画面を見て歩き出して。ふと思い出したように貴女に問いかけて。「知られたくない事とかがあるなら、お互い1人部屋でいいと思うのだけれど」と補足して)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「うむ、正確には空にも“海”が在るのだ。“白々海”“白海”と言ってな、そこに(島雲)で構成された島が浮かんでいる。という感じだな。へそ!無論魚や海老も居るぞ!」
蜘蛛頭の巨漢は当たり前の様にそんな風に言ってのけるが確かに他所の世界では物理法則的に難しい特異な環境なのかも知れない。
そうして逆に彼女(レン)の世界側の話を聞くと
ゲダツ「成る程な、報酬次第で仕事を選ばない傭兵めいた猟兵団や無頼(マフィア)の類――遊撃士協会<ブレイサー・ギルド>…成る程、国の軍のみでは無くそういう制度があるのだな。ふむふむ女神信仰に精霊信仰――やはりカルトめいた邪教もあるのか…なるほど(魔物)に(魔獣)に(聖獣)に(悪魔)とな。中々面白いモノ共が存在しているのだな…こちらもそういう得体の知れん存在に関しては居たりするという噂話があるが――明確におかしなモノと言えば(悪魔の実)と呼ばれる海の至宝が存在するぞ。食う事でこの世のモノならぬ超常の力を得る代わりに(海に嫌われて)カナヅチになるという呪いを受ける代物だ。―やはり訳ありの組織に属していたのか、先ほどの(二つ名)の由来が其れ…まぁ良いではないか、カッコイイのだからな!」
ざっくばらんな蜘蛛頭の説明とは対照的にメモに書きながら話す相手(レン)の説明の内容に相槌を打ちながら、二つ名に関しては良いではないかと笑う。
ゲダツ「…単純な話よ、おれは湿っぽい話は苦手なのだ。それに――そういう事はお前とその(大切な者達)の深い事情であろう?部外者どころか余所の世界の余所者のおれが踏み込んで良いとも思えんからな。」
と、話し出しても無いのに少しばかしこわもてな目元を潤ませながら(心綱含め感受性は非常に高いらしい…)そんな個人的な理由を述べて
ゲダツ「うむ、そう心意気だ!へそ!」
スプリングフィールド「――掛け声とか挨拶の様なモノなのかも知れませんわね。―私が居た世界では大規模なコーラップス災害…(崩壊液)と呼ばれる特殊な物質による環境汚染と政治経済の対立で勃発したWW3(第三次世界大戦)の影響で億単位で夥しい数の人々が失われた結果、崩壊し掛けた社会システムの再構築を目的とした代用存在として私達自律人形/戦術人形(A-Doll/T-Doll)が開発・普及した経緯がありましたからね。―民間の各種業務・福祉・生産から準軍事・軍事用まで様々な分野で人に混じって働いていますわ。――私の場合は最初に言った様に民間軍事企業のG&Kにて運用されていたのですが、作戦行動中に高出力指向性エネルギー兵器の範囲攻撃を受けて吹き飛ばされた際に気が付くとこの土地に来ていましたわ。」
基本的に民間モデルは生体部品を主体に用いているので飲食も出来るし血も流す事が出来ますわ、と続けて笑顔で説明する。
> 2B ALL
スプリングフィールド「うふふふ、そう甘味ですよ。それはマフィンと言って(焼き菓子)と呼ばれるお菓子になりますわ。珈琲の方はエスプレッソと言う種類の珈琲になります。…気に入って頂けたのなら何よりですわ。」
ゲダツ「苦い…む?この四角いのは(砂糖)だ。入れると溶け込んで甘くなるぞ。へそ!」
初めての味を美味しそうに楽しむ彼女(2B)と、今度は砂糖を入れ過ぎてジャリジャリになっている珈琲に悪戦苦闘している蜘蛛頭(ゲダツ)の二人を嬉しそうに笑顔で見ながら
スプリングフィールド「そう言えばお二人は今日泊まる場所は決めていますか?ーー宜しければ暫く落ち着くまではこの店で寝泊まりされてはいかがでしょう?」
と唐突に二人に提案する。
ゲダツ「む、確かに現状行くあて等無いしな…最悪野宿も覚悟していたが、おれは良いぞ!2B、お前はどうしたい?」
>レン
【2B】
私は同じ部屋でも構わない、一応女性型ではある。
一緒の部屋の方が料金と言うのは抑えられると判断したから、一緒でも構わないけど…ホテルと言うのは宿なのはわかるけど、衣服は着替えた方が良いの……?
(彼女の言葉に同じ女性型であり、同じ部屋でも良いと頷き、特に知られたくない事なんて無いし、彼女が高度なハッキング能力を持っていた場合は別だが特に問題無さそうと判断した為、大丈夫と頷いた後、この衣服は脱ぎ着が不可なのでいつもはベッドと称した台の上で寝ているのだが、人が取る宿ともなれば、自分の知っている寝具ではない可能性から衣服の脱ぎ着が出来ないと零して)
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
なるほど、マフィンにエソプレッソ珈琲。
初めて飲食したけど、とても美味しいものだった、ただ……ゲダツのその珈琲の飲み方は初めて見る私でも間違いじゃないかと思う。
(丸いヤツは焼き菓子のマフィン、黒い飲み物は珈琲と言う物だと知れれば、人類の居ない世界の為、そういった食べ物なんて無いし、そもそも摂取する必要が無いので初めて見て食べたそれらに、人類はこういうものを楽しんで居たのだろうなと感嘆するも、白い物を砂糖と言い苦い飲み物なんかを甘くする物だと予想は合っていたが、入れすぎてジョリジョリ音のするゲダツの珈琲の状態に、明らかに入れすぎで飲み物として誤った飲み物なのではとポツリと言い。
その後春田からこの店で寝泊まりしないかとの発言に、自分はそれこそ情報収集の為に動いていた方が良いかもと考えていただけに、機体を休ませれるのは助かる為、春田が良いのならと提案を受け入れ)
>ゲダツ、スプリングフィールド
空に海…なんて幻想的なのかしら。ますます見てみたくなったわ…
(自分の世界では絶対に見ることはできない光景に、想像を膨らませれば何処か楽しそうにしていて…)
悪魔の実…禁断の果実、みたいなものかしら。例えばどんなモノが…?
力には呪いがつきものって事ね?…でも、ゲダツさんの世界は偉大なる海の世界…その呪いは重すぎるんじゃないかしら?
こちらにも古代遺物<アーティファクト>と呼ばれるモノがあるわね。超常の力…世界の<外>の理で作られた神からの贈り物。さっき挙げた「教会」はこれの管理も行ってるわ。古代遺物を悪用する個人や組織を<外法>と認定して裁く…
(説明された悪魔の実を想像する。だがすぐに彼の世界が海が多い事を思い出すとその代償は大きすぎるのではないかと疑問を零して。同時にこちらにも似たようなものがあると言い、形は様々、強すぎる力を持つために悪用されやすく、それを管理する組織もあると教えて)
カッコイイかしら…?まぁ、もうその名で呼ばれることもそんなにないから深くは考えなかったわね…
…ありがとう。そう言ってくれると嬉しいわ。でも、改めてそのマントラ(見聞色の覇気)と言うのは凄いわね。
(ううーん…と納得がいかない顔をして。しかし相手の目を見ると少しした後に小さく笑って、お礼を言い。少ししんみりした空気になったので話題変換とばかりに度々感じていた相手の洞察眼、観察眼を褒め称えて)
…億単位?それはもう星の危機じゃないかしら…大戦争と大災厄、終末の危機という感じね…私は学校の帰りに突然…って感じだったから、凄い違いね。…って、それは大丈夫なのかしら?無事では済まないと思うのだけれど…
生体部品…そうなるとメンテナンスとか大変なんじゃない…?
(戦争屋災害は自分の所にもあったが桁が違いすぎるので驚愕する。それにこちらに飛ばされてきたと思われるケースも全然違っているので、寧ろ心配の方が勝ったのか怪我等はないの?と心配していて…)
>2B
男性型のモデルもあるという事ね。だからどうってわけじゃないんだけど…
確かに、今は無駄遣いは控えた方が良いわね。なら一緒の部屋にしましょう。
まぁ…人間は汗をかいたりするから基本は衣服を変えるんだけど生憎私も替えの服は持ってないから、ホテルの寝間着を使うくらいね。貴女は…そうね、そのままでいいんじゃないかしら。どうやって休息を取ってるかは分からないけど。
まぁ、諸々の話はホテルに着いてからにしましょう。私も部屋に着いたら端末で何個か弄りたいものがあるの。さ、もうすぐ着くわよ
(特に詳しくは聞いてこなかった事だが、何となく聞くのが躊躇われた事だったので、成程とうなずき。確かに同部屋なら料金も安く済むと合理的ねと言い、「別に極端に汚れてたりしなければ人間でも着替えないわよ」と返して。Xiphaを片手にしばらく進んでいくとそれとわかる建物が見えてきて…)
> 2B ALL
スプリングフィールド「お口に合ったのなら何よりですわ。ーーまぁ加減は人それぞれですからゲダツさんは甘みのある方がお好みだった様ですね。今度はカフェオレをお試し頂くと良いかも知れませんわ。」
ゲダツ「ズゾゾゾゾゾジャリバリ(コーヒーを飲…食べる音)」
2Bの美味しいと言う初めての珈琲とマフィンの感想に嬉しそうな笑顔を浮かべながらスプリングフィールドこと春田は二人とも宿泊する点では同意した事を確認してーー
スプリングフィールド「では後でお部屋にご案内致しますわ。ーところで2Bさん、ご自身の整備や調整のあてはあります?よければ私(達)が使っている設備をご利用して頂いても良いですよ?」
と同じ機械の身である異世界のアンドロイドを気遣う様に、春田はそう提案する。
>レン
【2B】
一緒に行動していた9Sは少年型アンドロイドだった。基本的にS型モデルは少年型だし、レジスタンスキャンプにいるアンドロイドの中にも男性型アンドロイドはいる。
なるほど、こういう時人がいると人類の事を知れるから凄く助かる。
(少年型アンドロイドはいたと肯定し、一緒に行動していた9Sが実際に少年型だが、その見た目はとてもでは無いがパッと見ではアンドロイドとは分からない位に関節部分なんかは出ているのが特徴で。彼女から同室で衣服についてもこれで問題ないと聞けば、脱ぎ着が出来ないからそれでも良しなのは助かるのは勿論だが、1番助かるのは人の暮らしについて知らないのが自分達アンドロイドの為人の暮らしや建物の用途、食べ物等を知れる事で、それについては感謝してもしきれず)
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
なるほど、珈琲と言うのは色々な味があるとは思っていたけどより甘いものもあるのか…。
……ただ、それは飲んでいる内に入るのか疑問に思う。
(春田からの言葉に食べ物でもひとえに蕎麦と括られていても種類は豊富だったし、この珈琲やマフィン等も自分が知らない程の種類があるのだろうと想像するのは容易かったが、より甘いのもあると聞けばどこか納得し。そしてゲダツの方からジョリジョリ音が明らかに砂糖と言うのを噛み砕いている音に変わった事に気づき、ついまたポツリと呟いて。春田から自身の機体に用いられそうな素材は使っても良いと言われると、こちらはメンテナンス費用が高くなるかもと思っていた為、その申し出はとても有難く、それなら使わせて欲しいとお願いをし)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「雲の様な海とも言えるし海の様な雲とも言う真っ白な海だな。俗に(海雲)とも呼ばれている。ただもし行く機会が在っても考え無しにはしゃいで潛るのはお勧めせんぞ。――地上の海と違って(底)が無いからな。うっかり突き抜けたら…」
と語る目の前の蜘蛛頭(ゲダツ)自身がその(突き抜けて落下した)張本人故に説得力が有る様な無い様な…
ゲダツ「身体に奇妙な性質を付与したり奇妙な現象を起したり、何か動物に変身したり―千差万別よ。そうだな。身近で知る例としてはかつて仕えた“神・エネル”―あの方は(ゴロゴロの実)の能力者であった――文字通り比喩では無く正真正銘の自然現象である(雷)そのものに成れ―且つその力を拡大出来ていたな。確かにうっかり海にでも落ちれば普通は一人では先ず助からんだろう…だがそのデメリットを知った上でも補って余り得る程の途方も無い力でもある…そしてそのデメリットは非能力者が能力者に対して付け入る数少ない(弱点)の一つになっている。」
と知る限りの(悪魔の実)の性質とその能力の一例を興味を持った相手(レン)に話して
ゲダツ「古代遺物<アーティファクト>…“超常の力”か――管理する組織(教会)が存在する程に強力で危険な代物なのだな―下手を打てばどんな事になるか分からんという事か。しかも複数存在して性質も様々とは――確かに似ているな(悪魔の実)と」
と彼女(レン)の居た世界に存在している古代遺物<アーティファクト>の話を聞いて腕を組み(ちゃんと組めていない)ふむふむ興味深そうに頷きつつ…
ゲダツ「うむ、おれはお前の事をちゃんとレンと呼ぶから安心しろ。――む、褒めても何も出んぞ。少なくとも心綱(見聞色の覇気)は――多少向き不向きはあるが元来万人が扱える力よ。無論使える力として会得するには長い修練が必要になるがな。」
前述通りその辺りの踏み込んだ話には触れずに――自然、件の心綱(見聞色の覇気)の話になり極めれば読心やら未来予測めいた離れ業すら可能になると蜘蛛頭の巨漢は簡単に説明する。
スプリングフィールド「…お二人の話は中々興味深い御話ばかりですわ。―正確には当時80億以上存在した人類の半数以上になりますね。―西暦2045年4月15日から2051年6月29日の6年に渡る世界大戦。(コーラップス大災害)により崩壊粒子雲が成層圏まで広がった事による通信障害で、ほとんどの衛星が通信不能になり、これによって長距離弾道ミサイルは迎撃手段の回避が困難になり、飽和攻撃を実施しても効果的に目標を無力化することは困難になりました。開戦直後のミサイル攻撃は、国家に大きな損害を発生させず、膠着状態を招く形になり無線封鎖を行っていた各国の戦略原潜は、大量のICBMによる飽和攻撃を確認後。核戦争が始まったと判断し、搭載していた中距離SLBMを発射、それらは誘導手段が効果的でないために大都市には命中せず、代わりに高放射線量の地域を複数発生させただけでしたわ。こうした状況は直接的に核戦争の激化を阻止する事になり国家間の戦いは成層圏での航空戦に移行し、核巡航ミサイルを搭載した戦略爆撃機が核攻撃へ向かい。空からの敵を排除し自軍の航空部隊を守るため、3度に渡って大規模な海上での航空戦闘が発生しました。その結果艦隊と航空兵力の半数が失われ、戦争は最後の段階へと進み。戦争の目的が政治的なモノから汚染されていない土地の確保という本質的な生存条件の欲求へ変わったことで、地上での戦闘はこれまでにないほどに激化し人類史上前例の無い激しさになりました。戦争は人口減少に拍車をかけ、更に多くの非汚染地域が破壊によって無人地帯になり。6年にも渡る戦いで3000個師団以上の兵員が消滅し、最早新たな戦闘は不可能となりました。――其処までやって漸く停戦協定が結ばれましたが、現在も国家間の睨み合いは続いていますわね。…結果として不毛で汚染された居住が出来ない土地と、崩壊液由来の人類の脅威である(E.L.I.D)の蔓延・侵食の増加だけが残されて今に至ります。」
と、彼女(スプリングフィールド)の居た世界に於ける三度目の破滅的な世界大戦のあらましを淀みなく話した後、――此処へ来る前の戦闘による被害と自身のメンテナンスに関しては…
スプリングフィールド「―私のダミー人形が身代わりになってくれたお陰で物理的な損傷は避けられましたがやや、視覚系センサーの動作パフォーマンスが下がってる気がしますね…整備に関してはある程度はメンテナンスフリーな設計になっていますので今の処は大丈夫ですわ。それにある程度の整備でしたら一緒に飛ばされて来た設備でどうにかなりますからね。」
とパスタをするるっと食べ切りながら説明する。
> 2B ALL
ゲダツ「バリバリジャリ…カフェオレか、それも良いな。―仕方が無いだろ2Bよ。これは苦過ぎるのだ。」
間違いなく2Bの指摘は正しいが、言われた蜘蛛頭は苦いから仕方あるまいと言いたげな様子でそう答えて…
スプリングフィールド「味もですが、使う珈琲豆などでも風味や後味がかなり異なりますからそれらも含めると組み合わせは沢山ありますわ。――多少規格が異なっても簡単なスキャンや修復に関しては問題なく出来る筈ですので必要であれば遠慮なくお使い下さい。――部屋に関しては個室と相部屋と私の個室の三つがありますけど如何致します?」
ゲダツ「―― 一つ目の提案は分かるが、後の二つの提案は良く分からんな。うーむ…流石に相部屋はお前も問題あるだろう?2B…まぁおれは構わんが」
ニコニコ笑顔のままスプリングフィールドが提案する泊まる部屋の話に蜘蛛頭の巨漢は白目を向きながら首を傾げて2Bに如何するか尋ねる。
>2B
少年型…男性型、女性型と言ってもそこまで種類があるわけではないのかしら…
それは何よりね。でも、貴女みたいに精巧な作りなら普通の人はアンドロイドだって分からないと思うわ。私も最初は分からなかったもの…さて、少し待ってもらえるかしら。
(壮年タイプ等とかもあるのかと思ったけど、と呟きながら、考える仕草をして。助かると言われれば悪い気はせず。黙っていれば他の人も人間だと思うくらいには精巧に出来ていると言い。目的のホテルに着き、受付をしてくると言いながら待機をお願いして)
ごきげんよう、部屋を用意できるかしら。えぇ…部屋は1部屋。ツインで…宿泊で。
(ホテルに着けばすぐに受付に行き、手慣れた動作で会話して。少し時間がたった後、部屋の鍵とカードの様なものを受け取って貴女の元へ戻ってくると)
お待たせ。部屋は5階らしいから、あちらにある昇降機を使うわよ。
(ウインクしながら、少し奥にある扉を見て)
>ゲダツ、スプリングフィールド
確かに…突き抜けたら地上へ真っ逆さまね?空を泳ぐっていうのもなかなかすごいけど…
驚いたわ…こちらは導力を用いて詠唱を行い、炎や氷を出す<導力魔法(アーツ)>があるけれど、雷そのものになれるだなんて…。良い事だらけではないって事ね…
(よくよく考えてみれば当たり前のことだが、空を泳ぐという発想自体無かったために今更ながらの反応を示して。悪魔の実と呼ばれる代物の話を聞き、魔法の類はあるが現象そのものになれるのは無い為、想像を膨らませて)
そうね。最悪精神や魂なんかを持っていかれたりする呪具みたいなものもあるようだし…危険極まりない代物よ。
ふふっ、ありがとう。どれだけの時間を費やしたのかは分からないけど…きっと途方にもない時間なんでしょうね。私も適応力には自信があったけど…これは身に着けたくて付けた物じゃなかったし…
(まさに呪いね、と肩をすくめて。きっとそんな力を得るには長い時間が必要なことは分かってはいたが、改めて凄まじい時間を費やした末に会得したものだろうと推測すると)
・・・・・・・・・・何て事なの。全てが悪手で悪戯に星の寿命を縮めるどころか同じ人類で破滅の道を歩むだなんて…
(スプリングフィールドの世界の話を聞き、信じられないとばかりに頭を抱え、絶句する)
そう…ならいいわ。メンテ出来ないとなったら最悪私がハッキングしてでも治して…と思ったけどその心配はないようね。
(ある程度のメンテナンスが出来ると聞けばほっとした顔を浮かべて。構造さえ分かってしまえば、自分も整備くらいならできると言うも、杞憂だったようね…と続けて)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「元々地上の海とは浮力が違う故に水中抵抗が少なく潜りが得意でない者でもスイスイ深く潜れてしまうのだ。其れだけに落下事故は懸念されて然るべきとという訳よ。へそ!ふぅむ…‘導力’<導力魔法(アーツ)>とやらはもまんま魔法の類ではないか、寧ろそちらも相当便利そうに思えるところだが――無論、強力な力だが対抗手段が無い訳ではない―恐るべきは能力そのものより其れを行使する能力者本人であろう。(能力のみにかまけた者)は組みしやすいが、自身の能力の性質を正確に把握し、尚且つ技量を研ぎ澄ましている猛者は非常に厄介な敵となろう。」
(空の海)の性質と(悪魔の実)――正確には其れを食して能力者になった者の脅威の本質を相手(レン)に話つつ、彼女から出てきた‘導力’由来の魔法染みた力(アーツ)の話を聞いて其方のほうが何だか便利そうだと伝え
ゲダツ「むう、確かに恐ろしい代物だな其れは――何処か人目につかぬ所へ放り込んで蓋をして厳重に封印せねばなるまい。――生半可な修練では確かに得られんな…レンよ。そう卑下にし続けるモノじゃないんじゃなかろうか?碌でもない無い経緯で得てしまった自身の特性であれど、今まで役には立ってきたのだろう?―喰らって毒をも糧にした気概があるのだからお前は十分誇って良いと思うぞ。へそ!」
ある種(肝が据わり過ぎている)とか(場の状況を読み込んで速やかに慣らす)と言った要領の良さや度胸は本人曰くその高い(適応力)から来ているらしい、だが不本意で望んで身に着けたものでは無いと呪いの喩えで肩をすくめる彼女(レン)に蜘蛛頭の大男はそんな言葉を掛ける。
無論、目の前の年頃で華奢だが大人びて利発的で行動的な少女が(そうなる)までにどれだけ凄惨でどす黒い地獄を経験して来たのかなど知る由もないが…
スプリングフィールド「―滅びと再生を繰り返して堂々巡り、人は過ちを繰り返すとは良く言うものですが――私の上司…指揮官は(堂々巡りに見えて何度も失い破滅しながらも螺旋は少しずつ上昇している)と言います。…あの方曰く(我々人は愚かかも知れないがそれ以上にしぶとい生き物だ)と…ね。
相変わらず争いは続き、地獄の様な光景は延々と続いていますが…その中を行く私達の創造主(人類)
の行く末がどうなろうとも、私達…私は最期までお付き合いしようと思っていますわ。」
何処か遠くを見据えた空虚とも腹を据えて覚悟しているとも言える様な表情を浮かべて過去の名銃の名を奉る一人の戦術人形(スプリングフィールド)はそう話して…少し間をおいて、あらあら私としたことが、ごめんなさいねと蜘蛛頭(ゲダツ)と少女(レン)に謝って
スプリングフィールド「暗い昔話を聴かせてしまったお詫びと言っては何ですが、食事の後私の受け持っているカフェにいらっしゃいませんか?」
と提案する。
【トピ汚し失敬、No.205にて抜けてた部分を追加です。】
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「元々地上の海とは浮力が違う故に水中抵抗が少なく潜りが得意でない者でもスイスイ深く潜れてしまうのだ。其れだけに落下事故は懸念されて然るべきとという訳よ。へそ!ふぅむ…‘導力’<導力魔法(アーツ)>とやらはもまんま魔法の類ではないか、寧ろそちらも相当便利そうに思えるところだが――無論、強力な力だが対抗手段が無い訳ではない―恐るべきは能力そのものより其れを行使する能力者本人であろう。(能力のみにかまけた者)は組みしやすいが、自身の能力の性質を正確に把握し、尚且つ技量を研ぎ澄ましている猛者は非常に厄介な敵となろう。」
(空の海)の性質と(悪魔の実)――正確には其れを食して能力者になった者の脅威の本質を相手(レン)に話つつ、彼女から出てきた‘導力’由来の魔法染みた力(アーツ)の話を聞いて其方のほうが何だか便利そうだと伝え
ゲダツ「むう、確かに恐ろしい代物だな其れは――何処か人目につかぬ所へ放り込んで蓋をして厳重に封印せねばなるまい。――生半可な修練では確かに得られんな…レンよ。そう卑下にし続けるモノじゃないんじゃなかろうか?碌でもない無い経緯で得てしまった自身の特性であれど、今まで役には立ってきたのだろう?―喰らって毒をも糧にした気概があるのだからお前は十分誇って良いと思うぞ。へそ!」
ある種(肝が据わり過ぎている)とか(場の状況を読み込んで速やかに慣らす)と言った要領の良さや度胸は本人曰くその高い(適応力)から来ているらしい、だが不本意で望んで身に着けたものでは無いと呪いの喩えで肩をすくめる彼女(レン)に蜘蛛頭の大男はそんな言葉を掛ける。
無論、目の前の年頃で華奢だが大人びて利発的で行動的な少女が(そうなる)までにどれだけ凄惨でどす黒い地獄を経験して来たのかなど知る由もないが…
スプリングフィールド「うふふふ…まぁ、レンさんって中々大胆ですのね。―心配して頂きありがとうございます。でも其処まで貴女の手を煩わせる様な事はさせたく無いですのでお気になさらず。お気持ちだけでもとても嬉しいですわ。」
と、心配してハッキングしてでも整備してくれるという少女(レン)に自律人形な彼女(スプリングフィールド)はそう答えて…
ゲダツ「むっ…レンよ、春田を整備すると言うが素手で解体でもするのか?やはり逞しいものよ。」
と蜘蛛頭は相変わらず人聞きの悪い誤解を口にし…
――
スプリングフィールド「―滅びと再生を繰り返して堂々巡り、人は過ちを繰り返すとは良く言うものですが――私の上司…指揮官は(堂々巡りに見えて何度も失い破滅しながらも螺旋は少しずつ上昇している)と言います。…あの方曰く(我々人は愚かかも知れないがそれ以上にしぶとい生き物だ)と…ね。
相変わらず争いは続き、地獄の様な光景は延々と続いていますが…その中を行く私達の創造主(人類)
の行く末がどうなろうとも、私達…私は最期までお付き合いしようと思っていますわ。」
何処か遠くを見据えた空虚とも腹を据えて覚悟しているとも言える様な表情を浮かべて過去の名銃の名を奉る一人の戦術人形(スプリングフィールド)はそう話して…少し間をおいて、あらあら私としたことが、ごめんなさいねと蜘蛛頭(ゲダツ)と少女(レン)に謝って
スプリングフィールド「暗い昔話を聴かせてしまったお詫びと言っては何ですが、食事の後私の受け持っているカフェにいらっしゃいませんか?」
と提案する。
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
甘いのが好きすぎる様な……。
それは最早飲んでいると言うより噛んでいる事から食べているに近い気もする。
私は別に相部屋でも構わない……人類だと男女が共に同じ部屋で寝泊まりするのは問題なの?
(仕方ないと言いたげな顔で珈琲が苦すぎると言うゲダツに、確かに苦くはあるが砂糖と言うのを入れすぎて最早噛んでいる様子を見れば、いくら珈琲を初めて見た自分でも入れすぎなのは明白で。春田の2つの提案にメンテナンス素材なんかは合うかどうか、使えるかどうかと言った問題はあるが、もし使えたとなれば費用がだいぶ浮くのでありがとうとお礼を言い。そして部屋についての提案には、本来なら人同士ならば一時の間違いを無くす為に同室というのは無いのだが、アンドロイドであり、何より生殖機能を持たないのもあってこれまで共に行動していた少年型アンドロイドの9Sと同室でレジスタンスメンバーが貸してくれた部屋で休憩も兼ねて寝泊まりするなんて言うのはあった為、ゲダツの様子から本来なら控えるべき行動なのはわかるが、自分はアンドロイドなのと人同士で起こる一夜の過ちと言うのがどういったものなのかよく知らないのもあり、別に同室でも良いと小首を傾げながら答えて)
>レン
【2B】
あぁ、あれはエレベーターと言うやつ。
以前は遊園地と呼ばれていた場所にあって使った事がある。
(レンが受付しているのを聴覚センサーが聞き取るが、その内容は自分にはよく分からず話を右から左に聞き流す形で聞いており、その間は手持ち無沙汰な為、自身が履いているニーハイの位置を直してみたりしていればレンが帰って来て。そうして部屋は5階でエレベーターを使うと示されれば、以前遊園地で使った事のある昇降機に、こういう所も一緒なのかと1つ頷くと、それなら行こうと声掛ければ歩き出して)
>ゲダツ、スプリングフィールド
浮力もそうだけど重力や水圧も普通の海とは違いそうね…
えぇ、種類も7つ…火、水、風、地の4つに上位属性と呼ばれる時、空、幻…誰でも使えて便利だけれど技量によって威力や詠唱時間に大きな差が出るわ。また属性を組み合わせて発動できる導力魔法もあるからより複雑になっている…
(空中にあるのだから当然と言っては当然だが、どんな感じなのか…純粋な興味は尽きないようで。アーツについて聞かれると、門戸は広いが極めるとなるとやはり修練が必要なようで。更に属性の概念もある為に一概に便利とは言えないと言い)
武芸と同じようなものね…修行なくして極みには至れない。ある意味当然と言えるかもしれないわ…
さっき言った<教会>はその古代遺物を回収して回ってるのよ。女神からの過ぎた贈り物だ何だと難癖をつけて外法認定して精鋭の実行部隊である<星杯騎士団(グラールリッター)>が探索、回収を行っているわね。
(能力者でもやはり努力なくしては高みには至れないのね…と呟き。そして七耀教会のとある部隊がその遺物を回収して回ってる事を言い)
…そうね、ありがとう…
(相手の言葉に顔を綻ばせ、笑みを浮かべる。
あくまで最悪の場合ってだけよ?知らない世界の極秘事項にも近い代物にハッキングするなんて経験、進んでしたくないもの…でも、良かったわ。
……まぁ、ある意味素手ではあるわね
(コンピュータを使って処理する為に彼のいう事は強ち間違ってはいない)
長すぎる平和は人の腐敗を招くとも聞くわ。ある意味で人類が進化、発展するのにはよかったのかもしれないわね…犠牲が大きすぎるけど。
カフェ…いいわね。私は賛成だけど、ゲダツさんはどうかしら?
(何もない時間が多いとかえって組織などは腐敗し、停滞することを言い。戒めではないがそうして人類が発展してきたことは強ち悪い事でもないとドライな考えであり。相手からカフェと聞いて年頃の女子でもある為、すぐに承諾の返事を出し。そしてゲダツの方を見て「貴方はどうするのかしら」と彼の意見を求め)
>2B
遊園地…貴女の世界にもそういうのがあったのね。まぁ作りはどこも似たようなものだと思うけど…
(荒廃とした彼女の世界に、嘗てそう言うものもあったのかと驚いた顔をして。ボタンを押して少し待つと、扉が開いて中に乗り込めば「5」と描かれたボタンを押す…)
ふぅ…あっという間の1日だったわ…
(迷い込んでからここまで、色々な事があったとふと呟いて…)
> 2B ALL
ゲダツ「そうか?まぁ腹に入ってしまえば同じであろう、へそ!…うーむ、実を言うとおれも(そういう経験)には疎いのでな、そもそも元神官故――ただ、まぁ女人(にょにん)と臥所(ふしど)を共にするというのは余程の事だという事位なら分かるぞ。」
珈琲へ過剰に放り込んでいた角砂糖がメインとなっていた蜘蛛頭に対する彼女(2B)からの突っ込みにそんな大雑把な返事を返すが、その後の相手(2B)の疑問に対しては確かにアンドロイドの視点からしてみると不思議に見えるだろうと思いながらも当のゴリゴリの武闘派な元神官自身そういう色恋沙汰の類にはまるで縁が無いのでややその無骨でこわもてな顔を少し赤らめて答えつつ…
ゲダツ「そもそも春田よ、どうしてまたそんな提案をしたのだ?」
スプリングフィールド「うふふ、選択肢は提示するべきかと思いましたの――ちなみに私の部屋を提案したのは、御二人と夜通し御喋りがしたかったというのもありますね。何せ滅多に逢わない(迷い人)の方なので個人的には話題が尽きませんわ…どうでしょう、宜しければ私と一緒にお休みしませんか?」
何でまたそんな提案をしたのかと当のスプリングフィールドこと春田に問うが、当の春田は純粋に選択肢は示すべきだと答え――自分の部屋に二人を誘ったのはまだまだ話し足りないので夜通し喋っていたかったかららしい。そうして改めて誘われるが…
ゲダツ「まぁ話がしたいのならば付き合うがな、おれも聞きたい事はそれなりにある。…だが寝床は一つだろう?まさか三人で場所を奪い合う訳にも行くまい。」
スプリングフィールド「御安心を、ベッドはお二人の分も御用意致しましたわ。勿論三人で御一つでも私は構いませんが…」
ゲダツ「それは断る!へそ!」
という形で何だかややスプリングフィールドに誘導される形で三人で同じ部屋を使う方針になりつつあったが…
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「まぁ大分異なるだろうな。おれは初めて青海(地上の海)に行ってその違いに驚いたものよ、まさかあんなに青いとは…ほぉおお…成る程、やはり呪文を唱えるのだな――やはり魔法よ。で…それらも修練が必要なのは同じか―どちらかと言うと頭を使う複雑な分野の様だな。…レンよ、何かこうこの場でパッと出来るモノはあるか?実際に見てみたいのだ。こう炎を吹くとかな。」
スプリングフィールド「“逆コーラップス技術”の類とも異なるのですね。…何だかとってもファンタジックですわ。」
少女(レン)の説明する‘導力’<導力魔法(アーツ)>という文字通り魔法な力に何やら幼子の様に目を輝かせる大の大人な蜘蛛頭(ゲダツ)、食事を終えたスプリングフィールドこと春田も興味深げな様子で話を聞いていたらしい――というかゲダツに至っては大道芸めいた注文をしてる始末である。
ゲダツ「うむ、そうだな日々の修練は欠かせぬし能力の(応用)には柔軟な発想も要るのだろうよ。ふむ、その<教会>には専門の回収部隊が存在するのだな…だが危険でも便利な代物であれば、当事者がおいそれと渡す様な気もなさそうに思える…否、だからこその精鋭…荒事も厭わんのか。」
と<教会>の遺物回収の話を聞いて、やはり争奪戦の類は起きていそうよな。と一人で納得して
ゲダツ「礼には及ばん――確かに下手に弄ると春田が壊れてしまいそうでもあるな、というかやはり素手か。」
スプリングフィールド「うふふ、確かに私達(自律人形)の身体的なハードウェアに関しては割かし改修や整備は容易かもしれませんが、所謂内部構造の(コア・システム)関連はI.O.Pの企業秘密になっていてブラックボックス化されていますわ。―自壊も辞さない防衛機構も結構あるので相当時間を掛ける事になるでしょうね。」
少しは憂いが晴れたのなら良いがな、と笑顔で礼を言う相手(レン)に蜘蛛頭はそう答え首を振りつつ――やはりそれなりに内部構造を弄るのはリスクが付き物であるらしい事をスプリングフィールドも簡単に説明し
スプリングフィールド「―嘗ておきた二つの大戦も人類史を良くも悪くも人類史を塗り替えて変革をもたらしましたが―殆ど半永久的に自然環境を変えて、且つ拡散した(コーラップス液)によるE.L.I.D(広域低放射性感染症候群)という人類の新しい脅威を生み出してしまったのは致命的な悪手でしたわ。―確かに技術的にはそれなりに発展しましたが…数十の大小の国々が住民ごと消え去ったのは犠牲が大きすぎました。使う人間が少なくなってしまったのは…本末転倒なのかも知れないですね。」
と、現状も着実に滅びは進んでいると言う含みのある言葉を口にしつつ…
ゲダツ「そうだな、カフェか…何やら小洒落てそうな店ではある。うむ、ではレンよ行ってみるか」
とどうするか尋ねて来た少女(レン)に頷いて席を立ち会計に向かう。
スプリングフィールド「では御案内致しますわ。」
―だが此処でゲダツは一つとんでもないミスを犯しているのを忘れていた、―この蜘蛛頭の巨漢は(穴から脱出したあとそのままこの食堂に来た)と言っていた訳で――所持金の(ベリー)をこの世界の通貨である(リッチェ)に換金していない…
>レン
【2B】
その時にジェットコースターと言う乗り物に乗ったけど、何が良いのかさっぱり分からなかった。ポッドは人類はスリルを求めてあれに乗ると言っていたけど、スリルそのものの意味がよく分からずに乗ったことがある。
(恐らく人類が居た時よりもかなり廃れて居たのだろうが、建物やジェットコースターやエレベーターと言った機械類はまだ動くものがあり、司令官からの命令で遊園地付近で消息が消えたヨルハ部員の捜索の為に、ジェットコースターに乗ったが、何が良いのかさっぱり分からなかったのと2Bと9Sはジェットコースターの正しい乗り方を知らなかったのもあり立ったままジェットコースターに乗って居たのだが、あれのどこが良いのか分からなかったと感想を言って。エレベーターのボタンが複数あるのに気づけば、自分達が使うエレベーターには上と下ボタンしかなく、こんな風に数字の書かれたエレベーターは無い為、これが正しいエレベーターなのだろうかとエレベーターのボタン部分を見つめ。ふと隣の彼女から零れた言葉を聞き取れば)
この世界に迷い込んで、お互い手探りで街を探していたから、時間が過ぎるのが早く感じたのかも。それに私は初めて夜と言う現象を見れて少しここに来れて良かったのかもと思っている。
(自分の居た世界では夜なんて無い為、時間の経過なんて自分達だけでは分からないがこうして人類が居た時と同じように昼と夜という現象の違いや夜になれば人は休むという事を知れて良かったと言い)
(/ また新しいキャラを投入したくなったので書き込み失礼致します。
下記にpfをお乗せしておりますのでご確認をお願い致します。)
名前: 御坂 美琴(みさか みこと)
作品: とある魔術の禁書目録&とある科学の超電磁砲
性別: 女
年齢: 14歳
容姿: 茶髪の髪を肩に届く位のボブ辺りでカットしてあり、外ハネしており、花飾りのヘアピンをしている。瞳の色も髪同様茶色く尚且つ二重でぱっちりとしているがやや切れ長。
顔立ちは整っているのだが、スタイルはそこまでで自身のコンプレックス。
服装は校則により休日でも出かける際には制服着用の為、服装は自身の学校である「常盤台中学」の制服である、夏服の半袖のシャツに茶色のニットベスト、スカート、ルーズソックスにローファーと言った格好でスカートの下には常にクリーム色の短パンを履いている。
性格: 竹を割ったようなサバサバした性格で、誰とでも気さくに話せるが、礼儀や常識と言った一般常識はきちんと弁えている。
責任感が強く、尚且つ自身の中で抱え込みやすい性格で本当に辛い時や困った時は自分だけでなんとかしようと悩み、とんでもない策を思いついてそれを実行しようとする程には行動力もある。
壁があるならその壁を乗り越えたいと思えるくらいには負けず嫌いの努力家。その努力によって今の立場に立っているのは自覚済み。
尚、好きな人には素直になれないツンデレ属性持ち。
備考: 少女趣味でマスコットキャラクターの「ゲコ太」を始め、パジャマや水着も子供が好きそうな可愛らしい物を好むが本人は隠しているつもり。
超能力者を作り出す学園機関「学園都市」と呼ばれる外部と切り離され、外部と学園都市との文明レベルは20~30年違うと言われるほど進んでいる。
学園都市にて超能力者になるべく230万人の学生が暮らしているのだが、能力者の中でもランク分けされており、下から
レベル0(無能力者。精密機器を使わないと測定不可な者達)
レベル1(低能力者。スプーンが曲げられる等日常生活ではあまり役に立たない)
レベル2(異能力者。1よりは上だが、やはり日常生活には役に立たない)
レベル3(強能力者。目に見えて強く、日常生活でも役に立つ事が多い)
レベル4(大能力者。外部組織では実現不可な現象を起こせる位には強く、戦闘面においても戦術的価値があると言われている)
レベル5(超能力者。学園都市でも7人しかおらず、その能力の高さは1人で軍隊とやり合えると称される程強力。そしてまたレベル5でも1位~7位でランク分けされており、1位と2位、2位と3位とではかなりの差がある。)
その学園都市にて暮らしており、7人しか居ないレベル5の内の第3位に君臨しており、能力は電撃マスター(エレクトロマスター)。最大出力は10億ボルトと雷と同等レベルまで可能、その為かスタンガン等の電撃攻撃はほぼ無効化出来る。他にも電子機器等のハッキングや監視カメラの映像を盗み見るものから、電気を流して砂鉄を地面から引きずり出して電撃によって震わせてチェーンソー並の切れ味にさせたり、体内に電気を流して自身の身体能力のブーストや磁場の力を利用して鉄製品を浮かせる、足場にするなど多彩な使用方法がある。
そして自身の異名(「常盤台の超電磁砲(レールガン)」)にもなっており、切り札的なものである、ゲームコインを親指で宙に飛ばし、フレミングの法則を用いてコインを電撃での放出力を絡めて打ち出す「超電磁砲(レールガン)」を最も用いることが多い。
超電磁砲(レールガン)の速度は音速の3倍、コインなら距離は50mと決まっているが、それはコインが電撃熱により溶けて消えてしまう為なので、もっと重く大きな金属製の物があれば、威力や速度なんかは格段に上がる。
ただ、それらを成し遂げる為に頭の中であれこれ演算し、尚且つそれが出来ると言う自信、学園都市では「自分だけの世界(パーソナルスペース)」がきちんと確立していないと使用不可なので、それなりの自負も持ち合わせる必要がある。
その代わりずっと使えられる訳では無く、疲労なんかもあるので使い続けていれば当然疲れるし、本人曰く「電池切れ」と言う能力の使用出来る物事が格段に落ちてほぼ一般人と変わらない位まで疲れ切ることもある。
(/ とあるシリーズはアニメのみ視聴と言うにわかもにわかですが、どうぞお手柔らかにお願い致します。
長くなってしまいましたが、ご確認をよろしくお願い致します。)
(/参加希望です。キャラは複数で大丈夫ですか?)
名前:一方通行
作品:とある魔術の禁書目録、とある科学の一方通行
性別:男(一応不明ですがここでは男で扱います)
年齢:不明(16から18くらいだと思いますが、理事長になったあとなのでもっと上かも)
容姿:白い長髪、赤い目に白い肌の鋭い目つきが特徴な細身の青年で、服装は白いスーツを着用しており、目つきも合って非常に近寄りがたい雰囲気はあるがよく見ればかなり整った顔立ちで中性的でもある。
備考:かなり口が悪く、どちらかといえば悪側の人物だがその心根は非常に優しく、思いやりもある。しかし様々な経験を通してひねくれてしまったために、冷酷で残酷な性格となってしまった。
それでも、その後様々な人物との出会いもあり、人として成長し皮肉屋で未だに口は悪いが良い人物として振る舞えている。
学園都市の超能力者(レベル5)の頂点であり最強の能力者。その能力は、呼び名にもなっている「一方通行」であり、その効果は「あらゆる力のベクトルを操ることのできる能力」でありそれを利用し、様々な物理攻撃を反射するバリアをオートで展開する。地球の地軸エネルギーを用いることで驚異的な力を生み出すなど最強に相応しい途轍も無い力である。
しかし、とある事件によって脳を大きく損傷し演算能力、言語能力を損なってしまい現在では電極により演算能力と言語能力をサポートしてもらいながら能力の運用が可能となっており全盛期より大幅に弱体化している。(それでも1位の座は揺るがないほど)
それに加え、魔術を習得しており黒い翼、白い翼、プラチナの翼と呼ばれる三種類の翼を生やし圧倒的な戦闘能力を発揮する。(超能力との併用は非常に身体に負荷がかかるため危険ではある)
この世界では電極がなくとも能力が使用できるようになってはいるが、それでも大きな負荷があり最大出力で5分が限界となっている。
(/とりあえず貼っておきます。あと二人は後々....)
>ゲダツ、スプリングフィールド
…1つ聞きたいのだけれど、やっぱり空に住んでる人達は地面…と言うか地表ね。が恋しくなったりするのかしら?
私の世界の人間は空に憧れを抱き、技術を発展させて飛行船なんかを発明してきた過去があったわ。
(純粋な疑問から、突拍子もない事を聞いて)
うーん…ちょっとこの場では厳しいわね。初級の導力魔法でも何かしら被害が出ちゃうと思うわ…あぁ、じゃあこんなのはどうかしら。
(ポケットから携帯電話のような形をした端末を取り出し、開く。中にはドライバのような端子が刺さっており、下部に宝珠のようなものがあり)
Xipha<ザイファ>駆動……それ!
(水が注がれたグラスに手をかざし、手にした端末から導力魔法を駆動。かざした手から何かが放たれる。そのままグラスに直撃すると、グラスごと凍り付いて)
ま、こんなもんかしらね。
そうね…考古学的観点からも希少価値は高いし、悪用しようとする人も後を絶たないわね。戦略兵器にもなり得るんだし…教会の人間も巡回神父なんかを装って回収したりしてるから…
ある意味で素手、ってだけよ。原始的な解体なんかはしないわよ?
やっぱり…流石にコアシステムはね。そう言われると攻略してみたくなる…けど、軍事企業のブラックボックスは流石にダメね。後が怖いし…
(古代遺物の希少性もさながら、それを回収する教会の人間達の傲慢も嘆いており。スプリングフィールドの説明を聞くとやはりと言った顔で。当然軍の最高機密をハッキングしたとなれば自分は即座に追われる身となるし、自壊プログラムもあると聞けば肩をすくめて。「出来ない」とは言わないあたり彼女の性格がにじみ出ていて)
戦争から生存競争に代わってしまっているものね。Xデー…裁きの日はそう遠くないと思うわ。
(星の終わりにすすむ彼女の世界を憂い、何処か遠い表情で)
ふふっ、そうと決まれば会計を済ませましょう?個人個人で食べたものを各自で会計でいいわね?ゲダツさんはたくさん食べてたから金額凄いんじゃないかしら…
(そんな事もつゆ知らず、会計に向かおうとしており)
>2B
あー…そうねぇ。説明が難しいけど、乗ってる時に急激な上下移動や回転行動があったでしょう?
ああいう機動は人間は普段味わう事がないの。普段体験しないような事が、この乗り物に乗っていれば体験できる…そんな未曽有の体験を求めて乗るのよ。
貴女が夜を初めて見た時の様に…これからどうなるのだろう?どんな感じになるんだろう…そんな感情を込めて楽しむのよ、アレはね…
(何がいいのか良く分らなかった、と言う貴女に少し考えると、なるべく伝わりやすいようなニュアンスで説明して)
確かに…私も別の世界から迷い込んだっていう貴女と出会えてよかった。純粋な興味もたくさんあるし…なんだか昔を思い出すようで。
……さて…ここのようね。
(エレベーターが開くとそのまま歩き出し、番号が描かれた扉が並ぶ通路を歩く。ある扉の前で止まると「ここが私たちの部屋よ」と扉を指差し、鍵を差し込むと扉が開く。中に入るとベッドが2つあり、寛げるスペースや街の夜景が見える大きな窓があり…)
>ゲダツ
【2B】
そういうものなの……?
人類は食に関して特に関心が高いと思っていたけど、そこは個体……じゃない、個人差ってやつ?
(腹に入れば同じと大雑把というか、以前人助けで人は食に関して特に貪欲だったらしいととあるアンドロイドから聞いたのだが、自分達ヨルハにも個体差があるように、人にも個人差があるのだろうかと不思議そうに小首を傾げ。ゲダツが顔を赤らめながらそういうのは疎いが、同衾は駄目と言う言葉にそういうものなのかと学べば、自分達には無い生殖機能によるものなのかなと少し考え、そしてそのままずるずると春田の思惑通りと思われる方向へ話が纏まり出せば、それでも大丈夫と頷き「寝床が2つしか無いなら私と春田が一緒に寝て、ゲダツが1人で。もしくはゲダツと春田が寝床を使って私は床でも構わない」とこちらはスリープモードに入れて横にさえなれれば、床だろうがベットだろうがあまり大差は無いのでそう声をかけ)
>レン
【2B】
なるほど、だから絶叫マシン。
スリルを味わうという乗り物……。
多分また乗ってもそのスリルと言うのは分からないだろうけど、その成り立ちや人が何故愛用していたのかわかれただけでも良かったと思う。
(彼女からの答えに、確かに初めて見る夜に対して、自分はどのようになるのか、どんな光景に変わるのかと少しだけワクワクしたのは確かで、人類にとって夜は当たり前だからワクワクも何も無いのだろうが、人智を超えた機械ならではの動きにはワクワクするのだろう、だからジェットコースターがスリルを味わうマシンと聞いていたのに納得出来たのか1つ頷き。
そして部屋に着けば、中に入り。これまでこんな風にきちんと人が泊まる前提の宿なんて見た事はもちろん使った事も無いため、内装はこんな風になっているのかと部屋の中を歩いて見て周り、恐らく寝る所と思われる場所も、何やら布で覆われ如何にも柔らかそうでどこか清潔感のあるベットに、自分達はこれまでベットと言うよりも鉄板の上のようなものやバンカーで使われているカプセル型のようなベットしか見た事ないため、こんなにも違うのかと感嘆し)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「うーむレンよ、また変わったところを突く――そうだな。青海人(地上に住む人間の事)と違って元々我々は(最初から空)に住んでいた故に、懐かしむと言うより大地(地上)に対して憧れに近いモノはあったかも知れん。ちなみに(空島)では大地の事をヴァース(大地)と呼んでいるぞ。へそ!」
彼女(レン)からの一風変わった問いに対して、白目を剥きながらそう答える。――髪型は兎も角恐らく今の処は変わった装飾の類と思われているかも知れないが、この蜘蛛頭の巨漢の背中に生えている天使の翼は自前のモノらしい(既に痕跡器官めいた物とも言えるが)、空の民は出自自体が色々と謎が多い民族とも言えるだろう。
ゲダツ「―――ぬおっ!?…一瞬で凍り付いただと!…成る程大したモノだな<導力魔法(アーツ)>という代物は」
スプリングフィールド「―未知のエネルギー伝達…レーザー冷却の部類でも無いみたいですわ。――これが<導力魔法(アーツ)>の一例、とても興味深いですね。」
流石に場所を選ぶらしく、少し考えてから相手(レン)が実演してみせた<導力魔法(アーツ)>、何やらPDA(携帯情報端末)らしき機器(Xipha<ザイファ>)を経由して翳した手から放たれた何かが作用し、水の入ったグラスが凍りついたのを見て少年の心宜しく驚きはしゃぐゲダツと対照的に冷静に観察して驚きながらも分析するスプリングフィールドこと春田。
―
ゲダツ「確かに価値は兎も角強力な兵器足り得るモノならば欲しがる輩が後を絶たんのは当然だろうな…まるで此方で言う(古代兵器)の様だ。――そんなものがホイホイ世の中に出回るのは宜しくない故に色々な手段で回収してるという事か…――何?絡繰(からくり)仕掛けなら中の歯車やら螺子やらを弄るんじゃ無いのか?」
スプリングフィールド「うふふふ、ゲダツさんの(人形)に対する認識はとても古典的ですわね。―確かにそういう整備や修理もありますが、今し方レンさんの言った様に―(コアシステム)は機密の塊、換装で素人でも簡単に用途ごとに設定は変えられるユーザーフレンドリーなモノでもありますが、その内部機構を全て把握しているのはI.O.Pの研究開発部門…もしくはペルシカ博士位じゃないでしょうか。察して頂いてる通り、元々はWW3時に新ソ連軍や汎ヨーロッパ軍事連合から大量発注された軍用モデルが現在普及している全て個体の基礎になっていますからね。」
だがかなり腕が立つらしい彼女(レン)――案外やってのけそうでもあるなと内心笑顔のままの自律人形/戦術人形は思う。
スプリングフィールド「うふふ、まぁ先程は私もかなり悲観的に話していましたが、近年は戦時に解体されていた国際連合が生き残った国々により再創設されたり社会情勢自体は徐々に緊張緩和に進みつつもありますわ。…それに(ロクサット主義)に関して漸く世間が耳を貸し始めて来てますし――(世界の輝きを更新せよ!)というスローガンを元に前向きに活動している処も多いですね。」
それが例え手遅れだったとしても―何もやらないよりは良いと笑顔を浮かべるスプリングフィールドこと春田。
―――
ゲダツ「…………………………何?使えない?」
スプリングフィールド「―あらあらまぁまぁ、換金所へは行かれてないのですか?」
そうして案の定、会計時に5桁単位の食事代を払う際―支払おうとした(ベリー)は使えないと店員に
言われて白目を剥いて絶句する蜘蛛頭とやはり朗らかなままのスプリングフィールド…流石にこのまま無銭飲食の現行犯は拙い訳であるが…
スプリングフィールド「御安心をゲダツさん、此処は私が立て替えて置きますわ。――レンさんもお気遣い無く、これは御二人の御話を聞かせて頂いた私の個人的なお礼…という事でお気になさらず。」
ゲダツ「春田よ!すまんな、このゲダツ、恩に着る!へそ!」
という状態になる。
> 2B ALL
ゲダツ「とことん拘る者も居れば、腹の足しになればそれで良いという者もいる。――全体で言えば大体皆美味しい物を好んではいる筈だがな。へそ!」
彼女(2B)の言う人間の個体差ならぬ個人差の言及に蜘蛛頭の巨漢は頷いて肯定する―また口には出していないが食に関しては更に奇妙な嗜好を持つ人間も数多く存在している事も事実と言えるだろう。
ゲダツ「――む、例えお前たちが絡繰仕掛けの身だとしても流石に其れを差し置いて自分だけ寝床で寝る気は無いぞ!2Bよ、ベッドはお前が使うが良い――おれはそこらで雑魚寝でも別段構わん。」
スプリングフィールド「あら、私とした事が失礼しました。大丈夫ですよ、元々此処は民宿跡地で家財の類は大量にありますしベッドも三つ用意出来ますから――ごめんなさいね御二人さん。ただ…此処へ来る前は休む時は三人でお喋りしながら川の字に並んで横になっていましたから――少し懐かしくなってしまって…」
と珍しく他人にちょっとした自分の要望を意見していたスプリングフィールドこと春田は、そんな何だか日常的な理由を二人に口にする。
尚、2Bの様なアンドロイドと同じく自律人形である春田もスリープモードで活動を停止して発電を行ったり、より短時間で効率的な専用の充電装置に接続してエネルギーを補充したりする事もある。
【版権オリキャラを一名追加希望です。】
名前::アデレ・ゲルトルイダ
作品:ストライクウィッチーズ1991及びCRP世界観(多作品クロスオーバーサンドボックス https://seesaawiki.jp/w/anicharazatsudan/)より
性別:女
年齢::17歳
容姿:人種はズールー系黒人、ブラウンのドレッドヘアで顔立ちはそこそこ整っている。割かし獰猛さを隠さない様な双眸に目元には緑と黄の線の刺青、背丈は高め(170cm台)、体格は細身ながらも筋肉質であり鍛え上げられたネコ科の捕食動物の様にしなやか、服装はブッシュ迷彩の陸戦機械化歩兵(陸戦ウィッチ)向け野戦服にP83ベスト、下は黒の伸縮性の高いストッキング(ショルダーホルスター・ベストの右肩越しにMOLLE固定式のカイデックスのバヨネットシース)、頭にはSANDF時代から被っているベレー帽、首~口元にはシュマグと先に逝った戦友達のドッグタグを捲いている(ウィッチ、一般の兵士問わず)また各種戦術情報表示やヴェトロニクス・火器管制装置等のインターフェイスとしてヘッドセットタイプの単眼式HMDを着用。
よく堅い干し肉をガム代わりに口に入れて噛んでいる事が在る。
なおウィッチとしての使い魔はラーテルであり、魔法力発動時はラーテル(名前はムベベ)の耳と尻尾が顕現する。
備考:見た目通りの冗談好きな豪放磊落な性格をしており、歳の割りに鷹揚で細かいことを気にしない(というか気にしなさすぎる)型破りな人物。その反面、幼い頃から最前線に立ち続けて来た事から繰り返される死と戦いに対するある種の達観の様なものも内心持ち始めていたりする(ただ決して“諦めて”はいない模様)
様々なIFがすれ違い衝突し交差し加速するCRP世界に於ける南アフリカ・アザニアの大手PMSCs(民間軍事請負会社)であるC.M.S.C(キャルバリー・ミリタリー・セキュリティ・カンパニー)に所属している陸戦ウィッチであり元はSANDF(南アフリカ・アザニア国防軍)出身で最終階級は中尉。幾つもの異常・怪異渦巻く奇妙な戦場を戦い抜いてきたベテランの陸戦ウィッチの一人であり、その中でも最前線に一番槍で突撃し、敵勢力の注目を引き付ける(デコイ)としての役割を率先して行って来た精鋭中の精鋭。
瞬き一つで即座に死が訪れる人類と異種族・怪異の戦場に於いてその苦痛や恐怖すらも食い物にして真っ赤に染まりながら踊る様に戦い続けるウォーダンサー(戦舞子)の異名を持つ凄腕。
当スレではCRP世界に於けるとある極東の人工島へ展開中に大規模超常現象に遭遇、同僚や戦友共々飲み込まれて何時の間にかこの世界へ飛ばされてきた模様。
現在は元の世界へ帰る方法を探しつつ手っ取り早く糊口を凌ぐ為、モンスター討伐と陸戦ストライカーの機動力と航続距離を生かした配送屋(運び屋)稼業をしている。
固有魔法:特殊・戦神(Unkulunkulu)
自身の内に封じたズールー族の祖先の精霊を開放し、文字通り“共に闘う”
その他、基本的な陸戦ウィッチとしての技能(身体機能の強化、魔力障壁展開・簡易魔導針による念話通信など)も有している。
使用陸戦用ストライカー:ラーテルⅡ(突撃型)
南アフリカ・アザニア製陸戦ストライカー(ラーテルⅡ)シリーズの派生モデルでありその突撃型、機体サイズは2mあり脚部から腰に掛けてE-カーボンで構成されている。脚部にはレッグローラーを標準
装備し高速機動も可能。後部がバックパックになっており装備や火器、もしくは限定的ながら二名まで兵員を相乗り(デサント)させる事が出来る(これは現地改修である)、また相応に強力な車載クラスの通信装備も有している。
ストライカーの武装自体は突撃仕様故に重装備(パージ可能)
M2ブローニングHMG(12.7mm重機関銃、装弾数120発、ベルト給弾式、予備弾帯×2)
HSH-2試作型連装パイルバンカー(対ネウロイ・対怪異戦用にミクロレベルの術式がミッシリとレーザー刻印された高火力連装パイルバンカー)×1
Y-3A3 40mmオートマチックグレネードランチャー(南ア・ダネル社製40mm自動擲弾発射器、装弾数28、ベルト給弾、予備弾帯×1)
スモークディスチャージャー×6
初期装備品(個人)はR1A1C(南アフリカ製FALショートカービンカスタム、中倍率デュアル光学サイト、アングルフォアグリップ装着、ドラムマガジン仕様、装弾数45/45、予備弾倉×8)、ベクターSP1(サイドアーム、ベレッタF92ベースの南ア・ダネル社製の9mm自動拳銃、スライドを中心に独自の改良を施し、耐久性を強化してある。装弾数15+1発、予備弾倉×4)、M67破砕手榴弾×2、スモークグレネード×3、コンバットナイフ。ファーストエイドキット
呪槍イクルワ(ズールー族の兵士が用いていた短槍の一種、剣のように長く、鋭く平たい穂先をもっている白兵戦に適した得物であり、柄から刃先にかけて特殊な塗料により破魔の術式が書き込まれている。突いて良し、投げて良しと使い勝手の良い武装。魔力の集束具合如何では強固な装甲をバターの様に撫で斬りにしたり霊的存在を文字通り吸収しながら斬り裂く事も可能。)×2
>2B
普段味わえない刺激を与えられるからこそ絶叫してしまうのよ。安全だと分かっていてもこのまま滑り降りたら…ってなったり、この高さから下ったら…ってなる事で感じるものがあるから。
あら、こういう場所は初めてかしら?あぁ…軍隊だと前線で休息をとるからあまりこういう場所には縁がないかもしれないわね…
(人間って単純よね、と自嘲的に笑うと、自分も部屋に入って。物珍し気に歩き回る2Bを見れば、まるで何も知らず当てもなく歩き続けていた昔の自分みたいだなぁと思って)
んん~…いい場所ね。このまま寝てしまいたいくらい疲れてるけど…
私はお風呂に入ろうと思うのだけど…2Bはどうする?
(荷物を置くと、ぐぐ~っと伸びをしてはベッドに腰かけて、力なくそのまま倒れるようにして天を見上げて。このまま微睡に身を任せるのもいいがまだやる事がある為、すぐに起き上がると2Bに問いかけて)
>ゲダツ、スプリングフィールド
うふふ、ごめんなさいね?性分なのよ、こういうのはね…
憧れ…か。なんかいいわね、そういうの。大地に住まう人も空に憧れ、航空機や飛行船を作ったのだとさえ思えるわ…。鳥の様に我々には羽はないもの。
(くすくすと笑いながら知的好奇心を抑えられないといった様子で。空島の住民は地上に憧れていると聞くと、地に住まう人も空に憧れていたものだと語って)
初歩的なものだけれどね。これ以上やると此処に被害が出ちゃうから…
この端末から導力を生み出して魔法を発生させる仕組みよ。対応する属性が決まってるドライバやクォーツと呼ばれる物があるから、用途で使い分けないといけないけどカスタマイズ性は抜群ね。
えぇ、正確に何個あるのかも分からないし、色々と謎な部分も多いわね。…古代兵器?そんなものもあるのね…
(軽い説明を入れつつ、Xiphaと呼ばれる端末を懐に仕舞い込んで。古代兵器と言うワードに反応すると)
流石にブラックボックスの解析は骨が折れるから辞めとくわ…1日2日じゃ絶対終わらないしねぇ…
第3次…少なくとも同じような大戦争が2回あったって事ね。
…どんな絶望に打ちひしがれても人はまた立ち上がれる。私がそうだったように国も、世界も、星も…全てが回っているものね。
月並みな事しか言えないけど…頑張りなさい。その先にある真の平和や安寧を目指して…
(話を聞く限りでは出来なくはないが、やはり機密ともなるとリスクの方が大きい。
好奇心よりも危険が勝ったようで諦めの様子を見せて。WW3、第三次と聞かされていたその戦いを見るに、2回も大戦争をしたのかと問いかける。そして再建に向けて再び纏まりつつある彼女の星の人類達の話を聞き、強く頷きながらスプリングフィールドを見て)
確か空から落ちて埋まってて抜け出してそのまま此処に来たって言ってたわね…あら、お礼だなんて…ご馳走様。
私もしみったれた話をしてしまったし、じゃあカフェで奮発させてもらうわね?まずはゲダツさんの所持金を換金するところからかしら?
(使えないと聞いて白目を?くゲダツをよそに、冷静に原因を分析する。立て替えると言ったスプリングフィールドに対して、バツが悪そうな顔をしながら自分も頭を下げて)
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
私は別に床で寝ても支障は………寝床が3つあるならそれぞれ1つずつ横になる事を提案する。
ところで………川の字ってどういう寝方なの?
(ゲダツがそれはいかんとばかりに反論してくれば、こちらは横にさえなれれば後はスリープモードに入ってしまうだけで寝心地とかそういったものは感知出来ないし、そもそも寝心地以前に寝る事というかスリープモードに入ることさえ数少なかったのだから問題ないと言いかけた所で、春田が寝具は3つあると言った事で今の問題は解決したが、何故初めから言わなかったかと川の字という漢字は知っていてもその寝方は知らないため何故と何を問いかけて)
>レン
【2B】
それならレンはお風呂に入って来ると良い。
私も入れるけれど、レンの方がきっと体をスッキリさせたい気持ちは強い筈。
(物珍しげに部屋を見て周り、彼女とは違うベッドに座るとそのフカフカ具合に少し驚けば目線を下に下ろし。これまで鉄板のような物の上でスリープモードに入り休息を取っていた自分からすれば、人間の寝具はここまで自分達とは違うのかと痛感し。彼女がお風呂と聞けば、自分もアンドロイドとは言えお風呂には入れる。普通なら錆びたり故障の原因になるのだろうがそこは最新鋭で高機能なヨルハ機体だからこそお風呂に入れるのだが、自分は汗なんかはかかないし、そういった汗でのベタつき、歩き回った事による疲労や汚れに対してそこまで気を回すことが無いため、彼女に先にお風呂に入る事を勧め、自分も後から服を着たままにはなるが入ると伝えて)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「そうだな、青海でも(空島)など与太話の類だと思われる位には知られていないだけに、空に憧憬の情を持つ者は少なくないそうだ。コウクウキ?ヒコウセン?お前の世界では空を飛ぶ絡繰仕掛けが在るのだな…やはり進んでいる。」
そもそもアクセス自体が命懸けである(空島)への渡航の類、それ故に地上と空の交流自体はまだまだそれほど進んではいない(一部限定的な交易が成り立っている場所もあるらしいが)、件の“うっかり”の結果として青海(地上)へ落ちた空の住人としての見聞は、地上では空島の存在自体がそもそも伝説や噂話の類として扱われている事を話すと、彼女(レン)の世界では実用化されている航空機や飛行船の話に興味を示し
ゲダツ「―ふーむ、やはり仕組みは複雑なのだな。―(古代兵器)というのはゴローの受け売りだが、おれが居た世界に大昔に存在していたと言う神の名を冠する強大な兵器の事らしい、おれも詳しい事は知らんが相当危険なモノとの事だ。…まぁお前の<導力魔法(アーツ)>ほど目立つモノでは無いが“空島”の特産品でダイアル(貝)というモノがあるのだがな。」
と懐から何やら巻貝の貝殻を一つ取り出し示す。
スプリングフィールド「貝殻ですね?――」
――
―
スプリングフィールド「その方が宣しいかも知れませんね、物理的な防御機構は流石に施されていないでしょうけどもそれでも危険が無い訳でもないですから…一度目の大戦は(全ての戦争を終わらせる為の戦争)と呼ばれ私達の世界では史上初の国々全体を巻き込んだ総力戦の様相でした、そうして二度目は技術の飛躍的な発展から一度目を上回る強力な兵器群が作り出され実戦投入され…末期には決定的な(核兵器)が開発され最初に使われた戦争でした。―スイッチ一つで容易く国が消え世界秩序が崩壊する恐怖で二大勢力の均衡を保っていた(冷戦)を経て…とうとう三度目の大戦が起きてしまった訳です。――そう言って下さると嬉しく思いますわ。―月並みだなんてとんでもない、それが言えるだけの希望すらかつては無かったのですから。」
一先ず止めておく判断をした少女(レン)に賢明な判断だとにこやかに自律人形は伝えて、彼女の言葉に本当に心から嬉しそうな笑顔を浮かべていた。
――
ゲダツ「くっ…絡繰仕掛けとは言え大の男が女人に払わせてしまうとは、このゲダツ一生の不覚。」
スプリングフィールド「まあまあゲダツさん、そう落ち込まずに――では換金所に向かいましょうか。此処からそう離れていない筈ですから。うふふ、では私も張り切って腕を振るわせて頂きますね?レンさん。」
やや気落ちした様子の蜘蛛頭の巨漢に気にするなと声を掛けながらスプリングフィールドこと春田は二人の異邦人を先導する様に食堂から通りに出る。―西洋的な街並みながらも不可思議な要素のあるこの土地特有の賑わいの中を歩いて往く。
> 2B ALL
スプリングフィールド「川の字というのは文字通り三人横に並んで就寝する寝方ですわ。人間なら親子が良くするモノですが…私の場合は小さい子達(それらも戦術人形)と休息を取る際に良くしていましたから――まぁ並んで寝ていれば敵襲を受けた際も素早く分隊行動に移行出来るメリットもあったのですけれど…とても懐かしくて宜しければ御二人と一緒にと思いまして。」
ゲダツ「つまり我々はその(小さい子)扱いという訳か春田よ…お前の趣味は分からんが――まぁ三つのベッドで並んで寝る分には問題は無い…か。――そうか、2Bの場合は寝ると言うより本当に感覚も無くなると言う感じなのだな。…この辺は絡繰仕掛けの身と生身の違いという訳か。」
スプリングフィールドこと春田は2Bの質問に答えつつやはり元の世界に居た頃の習慣が懐かしくなってしまっていると答え、ゲダツも腕を組みながら(やはりちゃんと組めていない)改めて生身と機械の身体の感覚の違いを認識して…
そうこうしている内に夕暮れになり…窓から見える空から陽が水平線へ落ちていく景色が見えてくる。
スプリングフィールド「もう夕暮れですわ…御二人は夕飯のリクエストはございますか?」
ゲダツ「そうだな、昼は蕎麦であっさり済ませたし――肉料理なんかも良いかも知れんな?2B、お前も何か希望はあるか?」
>2B
ん…そうね。じゃあお言葉に甘えてお先に頂くわ。
あ、部屋を出る時はそこにあるカードを持っていって。オートロックみたいだから持たないで扉を閉めると内側からじゃないと開かなくなるから。私が風呂から出るまで入れなくなっちゃうわ
(襟元をパタパタさせながら、ベッドから立ち上がって。備え付けのバスタオルやタオルを物色しながら、もし外に出るなら机の上に置いてあるカードを持っていってと貴女に伝えて。理由を言うとウインクをして、「それじゃ」と部屋についている浴場に行き)
>ゲダツ、スプリングフィールド
伝承上の存在として扱われているって訳ね…ふふっ、地上の海賊たちにとってはロマンある話じゃないかしら?見果てぬ空、人の夢…そしてこういう話に欠かせないのは…財宝。
絡繰仕掛け…そこまで旧い物でもないわね。と言っても最近の話よ?浮力を発生させるエネルギーの発見、それに伴う導力革命。短い時間で飛躍的に発展を遂げたって感じね。
(普通なら存在しえない場所に何かがある、空想上の話で片づける事は容易いがロマンある話だと彼女は言い。地上に跋扈する彼の世界の海賊たちも探してそうね、と笑みを浮かべると)
なるほどね…興味をそそられる物が多くていいわねぇ。…それは…貝殻?
(古代兵器の話を聞き、悪魔の実といい面白そうなものが沢山あるなぁ、と興味津々と言った感じで。相手が取り出したモノを見ると、率直な疑問をぶつけて)
うーん、残念。ふふっ、此処は戦略的撤退と言う事にしようかしら。
核兵器…反応兵器ならこっちでも使われた記録はあったわね…村1つが地図から消えてしまったわ。
身内に兵器のうちの"B"と"C"の使い手ならいたわ。お茶目なおじさんだけど混沌を楽しむ底知れない人…そんな人を軽く凌駕する規模での大戦争だなんてね…想像もつかない。
本当…頑張って欲しいわね
(わざとらしくふふっ、と笑みを浮かべながら引き下がる。三度の戦争の話を聞き、兵器の規模や被害に愕然としながらも、真面目な顔で話を聞いていて)
いいじゃない別に、確かに男として格好はつかないかもしれないけど、私は嫌いじゃないわよ?自分で食べた分くらい私だって自分で払うわよ。
あら、それは楽しみね?
…本当、不思議な場所よね。最初に見た時は理解する為に頭から煙が出そうなくらい考えたけど今じゃ慣れちゃったから何とも思わないけど…
(落ち込むゲダツにフォローを入れつつ、腕を振るうと言ったスプリングフィールドの声を聴き小さく笑って。少し歩くと、自分も周りを見てふと、よくもまぁこんな場所に適応したもんだと言わんばかりに言葉を零して)
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
なるほど、だから川の字。
人の寝方は独特な物がある。川の字となると、ベッドが1つの状態となるととても狭いのでは?
私の場合はスリープモードに入るから感覚なんかは全て無くなる。ただ、一応敵襲なんかも想定して聴覚センサーだけは動いていて特定のワードに反応して起動可能。
…………夕食。私は食事という物がどれだけあるのか分からない。お肉料理は前に1度見たことはあるけれど、食べれずじまいだったからお肉料理で大丈夫。
(春田の川の字での寝方について知れれば、なるほどと頷きはするも、こちらはアンドロイド。少年の姿をしていたりはするが赤子や子供の姿を取っているアンドロイドはこれまで見た事がなく、1番幼い姿でも9Sのような15歳以上のような姿しか見た事がないので、その寝方では相当狭いのでは?と子供や赤子を見た事ない弊害がここにまた出てきて。夕食のリクエストを聞かれれば、以前人助けの一環で肉を塩コショウで焼いた料理は見た事はあるが結局食べた事は無いし、気になると言って肉料理をリクエストするも、どんなに肉料理があるのかまでは分からないためその辺はお任せし)
>レン
【2B】
なるほど、わかった。
私は部屋にいるだろうから、多分大丈夫だろうけどその助言は助かる。
行ってらっしゃい。
(お風呂へと行く彼女を見送りつつ、この部屋の仕組みやカードの意味などを知ればなるほど人の宿はそういう風になっているのかと納得し。この部屋を見て回るだけでも新鮮だし、人の営みが知れてこちらは嬉しいので部屋からは出ないだろうが、それでもその仕組みを知れたのは助かった為お礼を言って彼女を見送ると、そのまま部屋にはどんな物があるのか。どんな物がどんな用途で使われるのだろうか等見て回っており)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「うむ、そうだな。財宝――オーゴン(黄金)ならば腐るほど有ったな。かつての古代の遺物に…なるほど作られてからそれほど時間の経ぬ内に一気に進歩し出回った訳だな、便利であれば世間に広まるのはあっというまという事か。」
という様子でさらっとその(空島)にて俗に言う黄金の類が莫大な量存在していたという話を漏らしながら、レンの言う(空を往く技術)の急速な進歩と発展の話を聞いて納得した様に頷きつつ、海賊…青海の者たちは特にそういうモノは血眼で捜していたなとぼやき…
ゲダツ「殻の中に特定の力や物質などを取り込み、それを自在に出し入れする事ができる代物よ。―用途は様々だが例えばこのブレスダイアル(風貝)は…風を取り込み、必要な時に放てる。へそ!」
スッとそれをレンとスプリングフィールドの二人に向けて、貝の上にある(殻長)をスイッチの様にかちりっと音を立てて押すと…ドライヤー宜しく強めの風が吹き出し始め、再び(殻長)を押すと風が止まる。
スプリングフィールド「―やはり世界は違えど似た様な兵器は誰かが発明してしまうのでしょうか、中々度し難い方がいらっしゃるのですね。―生物兵器に化学兵器ですか…かなり危険な代物を扱ってそうですが――個人では無く多数の国家の連合体単位でそれらの兵器をフィードバックし改良しながら短時間で次々と実戦投入していた訳ですからね。―実際は単純な技術革新だけでは無く…“遺跡”の影響も在ったらしいですが…」
反応兵器という単語や、その他の色々と抵触し兼ねない兵器類と其れを扱う底知れない人物の話を聞いて少し表情を曇らせながら。自分の世界に於ける軍事技術の発達には“遺跡”と呼ばれる奇妙なモノも関わってると話して…
ゲダツ「否、レンよ、額を見ただろう?流石に払わせ過ぎたと反省している!へそ!、春田よ、このゲダツ暫しお前の店の手伝いをしようと思うぞ。雑用から掃除まで好きに申し付けて構わんぞ。」
スプリングフィールド「いえいえそんな…お気になさらず、しかしそれで貴方の気が済むのでしたら――一先ず私の店に着いてから話ましょうか…うふふふ、私も此処に飛ばされて来た当初はどうして行けばいいかとても迷ったモノです。でもその過程で街の人々には御世話になりましたし色々と助けて頂いたりして、路頭に迷わずに済めたのは計り知れない恩があると思いました。だから私も困っている方がいらっしゃったら出来る限りの手助けをしようと決めたのです。」
やはり結構な金額だったことも気にしているらしく、彼女(春田)のカフェの手伝いをすると蜘蛛頭は申し出て、一方のスプリングフィールドこと春田はその辺の話は店でしましょうと言いながら、レンの感慨深げな言葉に、自分自身も此処へ飛ばされて来た時は右往左往していた旨を話して…
そうこうしている内に三人は換金所に到着する。
> 2B ALL
> 2B ALL
スプリングフィールド「うふふ、確かにベッド一つでは狭いでしょうが…そういう理屈だけでは説明出来ない感情的なモノも関係して大して気にしていない様ですよ?例えば親密さや親の子に対する愛情の類…中々説明するのは難しい内容ですけれども」
ゲダツ「言葉に反応して動けるのか、中々興味深いな…」
2Bの疑問にスプリングフィールドこと春田はそんな風に答えながらも、説明は難しい感覚や感情の類と言い、ゲダツはゲダツで特定のワードで直ぐに目覚められるという説明に便利だなと純粋に感心しており…
スプリングフィールド「うふふ、なら腕に寄りをかけて!リブステーキでも焼きましょうか。近所の方から頂いた牛肉が有りますから一人(ダミー含め)で食べるのも味気無いですし奮発しますわ!」
と、春田は早速キッチンへ趣きつつ…
スプリングフィールド「待っている間は御好きにお寛ぎ下さい。今日はもうお客様もいらっしゃらないでしょうし…」
>2B
それじゃ、行ってくるわね
(ヒラヒラと手を振りながら、浴室に繋がる扉を閉めて)
―――………ふぅ、お待たせ。次、入るかしら?
(暫くして。扉が開くと中から湯上り姿で現れて。ホテルが用意していた浴衣の様な部屋着に身を包んで、まだ完全に乾ききっていない菫色の髪の毛をタオルで拭き取りながら戻ってくると)
私はちょっとやりたい事があるから、少しそこの机を使うわね?
(そう言うと窓にほど近い机の上に鞄を置くと、中からノートパソコンの様な端末を取り出して)
>ゲダツ、スプリングフィールド
ふふ…海賊さん達が聞いたら真っ先に乗り込むんじゃないかしら?まぁ、さっきの話だと空の島には神様(エネル)がいるのよね?
ッ…用途によって使い分けれる代物って事かしら…便利ね
(やはり黄金が眠ると聞き、地上の海賊達がそれを聞いたらどんな事になるのやら…と呟き。しかし食事中に彼が神に使える神官だったと思い出せば、もし海賊達が来ても大丈夫よね、と言い。取り出した貝を見ていると風が出てきた事に驚き)
…大量破壊兵器は産み出されてしまうものなのかもしれない。人の業って奴かしらね…
ついた異名は「破戒」。元身内ながら底知れない人よ。出来れば一生関わりたくない類の…ね。
遺跡…?技術の発展に関係ある史跡って事かしら?
(どの世界でも戦略兵器の類は生まれてしまうのかも知れない…と考えて。その悪辣極まりない人物についた異名を教えると、自分も苦手なようで若干、腫れ物のような扱いをしており)
事情が事情だししょうがないんじゃないかしら。ふふっ、あの金額だと1日じゃ済まないんじゃない?
私もこちらに来てから暫く経つけれど…確かにこの街はいいわね。見た事もない様な物もあるけどどこか懐かしい雰囲気もある、不思議な街…
(未だに気にしているゲダツを見れば、やはりしょうがないのでは?と言うような口調で。スプリングフィールドのこれまでの経緯を聞くと、小さく笑みを浮かべながら街並みを見つめて)
私はある程度換金してあるから大丈夫だけど…ゲダツさん、引率は必要かしら?
(換金所を前にして、自分は換金しなくても大丈夫と告げる。今必要なのはおそらく彼だけなので、何なら着いていくわよ、とウインクしながら問いかける)
>ゲダツ スプリングフィールド
【2B】
なるほど、親子の情にも比例してそんな寝方があるのか。
私達アンドロイドは当然だけど、成長はしない。だから少年型や私くらいの少女型、壮年型のアンドロイドはいるにはいる。
けれど、ヨルハ部隊員は当然だけど人で言うならおおよそ15~20代位の姿しかしないし、レジスタンスメンバーの中でも30代~35あたりまでしか居なかった。だから子供や赤子の姿と言うのは見た事無い。
ただ……友好関係にある機械生命体達は姿は似たような姿でも性格…精神年齢と言うべきか、その辺で幼い子供のような仕草や口調の機械生命体や、赤子を模して作られた機械生命体の姿なら見た事がある。
敵襲や何らかのイレギュラーな事態に陥って居てもスリープモードから起動しないとなると任務に支障が出るから搭載されたのだと思う。
(春田の説明に自分達はこの姿のまま何百年と生きる。いや造られて壊されても予備の機体がある限り、記憶のバックアップさえ取っておけばそれまでの記憶を記録として維持して活動する事が出来る。だからこそ製造停止や廃棄にならない限り自分達は活動し続け、成長なんかも機械だから当然だがしない。人類との関わりも無い自分達からしてみれば成長をする人と言うのは神秘でしかなくそして摩訶不思議な存在でもある。だが、だからこそ生まれる情や愛着といったものもあるのだろうなと何となくだが理解して。
ゲダツの言葉には、エイリアン侵略から早数百年近く経っているが何故かエイリアン達は邪魔な筈の自分達ヨルハ部隊員の基地であるバンカーを直接攻撃しには来ない。だが、何事も必ずなんてことは無いし、油断していて敵襲を受ける可能性だって大いにある。バンカーは基地故に様々なヨルハ部隊員が集結し休憩を取る場所でもある。そんな場所を油断していて攻撃されスリープモードから覚めずに居たらそれこそ基地が壊滅し、地球奪還はほぼ不可能と化す。それを防ぐ為の搭載機能だと思うと説明し、キッチンに消えていった春田を見送ればひとえにステーキと言っても色んな種類のステーキがあるのだなと学んで)
>レン
【2B】
おかえり。
なら、私も入らせてもらう。
(彼女が服装を変えて戻ってくれば、なるほどお風呂上がりにはあれを着るのかと、また人類のルールについて学び。それならと立ち上がると自分も彼女が持っていった服なんかを持ってお風呂場へと行けば、脱げないとばかり思い込んでいたがヨルハ部員であると言う証のこの服はどうやら着脱可能だったらしく、服を脱いでお風呂に入り。といっても、人と違って汗などはかかないので、汚れた足元や顔の汚れを落とす程度で済むため、シャワーだけ浴びると、水を止めて。そして脱衣場で機体の水分をタオルというもので丁寧に拭き取り、彼女が着ていたのと同じようにバスローブを着て、脱衣場から出てきて。バスローブを着たことで関節部分がよく見えるようになったのだが、その関節部分も人間の関節としか見えない精巧な造りでアンドロイド、ロボット特有の線などはパッと見見当たらず)
> レン・ブライト ALL
「……実はそれがだな、うむ…まぁ…その、来た。それで三つ巴の闘いをした。シャンディアという先住民のゲリラと、青海からオーゴン目当てにやって来た海賊と、我らエネル様麾下の4神官と多数の神兵でな。」
話を聞いたレンの(海賊が来る)という言葉に何かしら思い出したモノがあるらしくまたもや下唇と上唇を噛み締めて白目に剥いて…
ゲダツ「――ぐぅううううう、あぁ!過去は認めねばなるまい!たとえ其れが不本意な敗北であったとしても!へそ!負けは負けだ。」
と一人で悶える様にそんな事を口走って
ゲダツ「全ての元凶はあの海賊たぬき…たぬき、忌々しいたぬき!」
と何やら独り言めいた声のトーンが段々低く小さくなっていき…切り替える様に話題を変える。
ゲダツ「…うむ、色々あるぞ。(音)を取り込む習性を持つ音貝(トーンダイアル)、(炎)を取り込む習性を持つ炎貝(フレイムダイアル)、(光)を取り込む習性を持つ灯貝(ランプダイアル)、(匂い)を取り込む習性を持つ匂貝(フレイバーダイアル)、(映像)を取り込む習性を持つ映像貝(ビジョンダイアル)、(水※液体)を取り込む習性を持つ水貝(ウォーターダイアル)、他にも(熱)や(衝撃)を取り込むモノ等まだまだ多種多様だ。それらをそのまま使ったり加工して道具にして使っている。へそ!」
スプリングフィールド「…そんな便利な貝殻があるのですね。―まるで家電製品みたい…当然武器としても使えそうですわね?」
ゲダツ「うむ、(空の戦い)に於いて戦士たちはこれらを武器に仕込んだりして様々な用途で使用する。」
と言った様子で蜘蛛頭の大男は彼の出身である(空島)の特産品であるダイアル(貝)の説明をする。
―――
―
スプリングフィールド「そういう類の兵器を大量に配備し大国と大国が互いに突き付け合う事で一時の均衡と平和を齎す(抑止力)となり――実際の使用は悪手である…というのが私の居た世界では世間一般的な認識でしたわ。大戦が終わって結果的に取り返しがつかなくなるほど使われた後でも……――異名が“破戒”とはまぁ…そういう方もいらっしゃるのですね。あまり宜しくない話でしたら御無理なさらず。」
余り関わり合いになりたくない類の人物の話だったらしく、やや気分の悪そうな様子の相手(レン)に無理に話さなくていいと気遣い。
ゲダツ「無論、一日では無い、週間単位で覚悟している、へそ!」
スプリングフィールド「住み始めると余計に思い入れが強くなる不思議な街ですわ…あらあら、ミストレスならぬマスターを御希望ですか?――うふふ、そうですね。そこそこ入り組んでますし一度いらしてるならレンさんの案内が有った方が良さそうですね?」
ゲダツ「なんだお前たち、まるでおれが子供か何かの様に…だが、構わん。頼むぞレンよ、へそ!」
と、ゲダツは引率を買ってでた彼女(レン)と換金所へ、スプリングフィールドは待合室にて待機する形になる。
――
と、受け付けには先客が一人居るらしく、何やら揉めている。
キーバー「10キャップで1リッチェ?――おいおい確かにこれは見た通りのボトルキャップだが、俺がいた土地じゃ立派な補助通貨だったんだぞ?…なら加えてこの38口径弾で…何?銃弾は通貨代わりに出来ない?―全く、こちらの常識は通用しない様だな。」
自分たちの前で受け付けにて遣り合っているややくぐもった声のトレンチコートに大きなベルゲンバックを背負って…そして特徴的なバイザー付きヘルメット姿の兵士の様な格好の男(キーバー)
彼はふと背後の二人の気配に気付き
キーバー「待たせて悪いな、アンちゃんに御嬢ちゃん…もう少しばかし待っててくれよ。」
と一言伝えてくる。
> 2B ALL
ゲダツ「最初から歳が決まってるとなると確かにそんな当たり前の感覚は分からんだろうな。――ま、おれも物心つく頃には修行者だったからそれほど分からんが」
話を聞いていた蜘蛛頭は過去を思い出す様に軽く目を瞑りながらそんな感想を述べ、キッチンの方からは調理を始める器具の触れ合う小気味いい金属音と共に春田の声が返ってくる。
スプリングフィールド「そうですか、――此方でも余りにも幼い…人の赤ん坊や極端な幼児を模した自律人形(A-Doll)は少なくとも私は見た事が無いですね。そもそも使役する用途が無いからでしょうけど…」
――
―
ゲダツ「となると、2Bよ。お前に起こして貰う様に頼めば確実に寝過ごしや惰眠とは無縁に成れそうだな。しかしそういう意味では便利な身よ。絡繰の身体というのは…」
寝坊云々以前に人間を詳しく知らないアンドロイドから見ても奇行だらけの蜘蛛頭の巨漢なので機械化した処で変わらない様な感じでもあるが…
―キッチンの方からは付け合せの野菜でも切っているらしき一定の間隔を守ったトントンという音が聞こえてくる。
ジャリジャリの説け残り砂糖水と化したコーヒーを飲み干し、やや冷めたマフィンを一口で口に放り込み咀嚼しながらゲダツは椅子に座りつつ窓から見える夜空を眺めて
ゲダツ「やはり全く別の土地と言うのは間違い無いな。在るべき星の位置に星が無い…」
と興味深げに呟く。
>2B
えぇ、行ってらっしゃい
(髪を乾かしながら風呂場に行く彼女を見送って。そのまま端末を開いて何か操作をし始める)
……あら、流石に早いわね。ゆっくりしてきても良かったのに…ふむふむ、やっぱり精巧に出来てる。関節部分なんかはほぼ人間と変わらないわね…
(存外早く上がってきた彼女に若干の驚きを見せつつも、衣服を変えた事で彼女の体のラインが分かりやすくなったのを見ると端末を閉じる。ふと目に入った関節部分を見れば彼女の近くまで歩いてしゃがみ込んでは、顎に手を当てて感心していて)
>ゲダツ、スプリングフィールド
あら、伝承上の大陸と思われていた空島に遂に地上の海賊が辿り着いてしまったというわけね?
…ゲリラ?そのエネルという神様が納めている所にはそういう勢力もいるのね…
あぁ…なるほど。たぬき?動物も海賊をしてるのかしら?
(彼の言葉を聞き、苦笑を浮かべる。三つ巴となった争いと、彼の口調から察するにおそらく神様率いる軍勢は負けたのだと悟ると、詳しい事は何も聞かないようにして。だがたぬきと言うワードは気になったようで)
なるほど…確かに汎用性は抜群ね。日常生活から戦闘まで…
(おそらく色んなものを取り込んで活用できるその貝殻に、素直に感心している様子で)
抑止力…確かに強力な兵器はその役割を果たすわね。使ったら結局意味はないわけだけど…
大丈夫よ、思想、やり方はサイアクな人だけど話は分かる人だから。
(ままならないものね、と溜息をつき。気を遣わせてしまった事に気づくと手を振りながら大丈夫だと答えて)
愛着…というか郷土愛みたいなものは湧くと思うわね。ふふっ、本当に人間と何ら変わりない感じね…
まぁ大丈夫だと思うけど念のためよ?念のため。行きましょう?
(慣れない事でもやはり適応するとそれなりに感情は出て来ると言い。しかしながらそんな感情を持てる彼女を見て、小さく笑みを浮かべて)
―――………もし。銃弾を換金したいならガンショップ等に行くべきよ、お兄さん?
此処で取り扱えるのは通貨類と…あとは宝石類。持ってるならそちらで換金してみたらどうかしら?
(何やら揉めている先客のやり取りを聞いていたのか、すっと横に立つとキーバーに話しかけてアドバイスを送り)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「海賊…そう、青海の海賊一味の一員のたぬき…青ッ鼻で、鹿の様なツノが有り、×印のついた帽子を被って、瞬時にゴリラになったり、丸くなったり、細くなったり、小さくなったり――間違い無い、アレは化けたぬきの権化よ。…」
白目を剥き冷や汗を流しながら大男はどうにもまともな“たぬき”の概念が崩壊しそうな説明をぶつぶつと尋ねた彼女(レン)に話す。――実際はたぬきでは無く(悪魔の実)を喰らったトナカイである事を本人が知る事は恐らくこの先無いだろう。
スプリングフィールド「そうですね―使った時点で均衡は容易く崩れるモノ、故に大国同士のリスクある戦争は起こさず、それぞれの陣営に属する中小国が血生臭い代理紛争を繰り返す――大きな戦争が起きずとも板ばさみになった何処か遠くの知らない国々では関係の無い人々の血が流れ続ける。そんな(冷戦)と呼ばれる時期を経て、とうとう本当に全てを巻き込んだ大戦が起きたのですから…業というモノは巡り巡って戻ってくるモノなのかも知れませんね?――えぇ、話してみると意外と理性的な方と言う感じなのですね?思想は相容れないでしょうが…」
その翠眼を何処か遠くを見る様な少し空虚な様子にしながらスプリングフィールドはそう話す。
スプリングフィールド「私たち自律人形(A-Doll)にはマインドマップという人格や記憶をデータ化したものが搭載されています。常時学び・感じ・思索し・昇華出来る進化する統合発展型プログラムの様なモノですわ。こうやって貴女(レン)と話せているのも積み重ねの結果なのです。――人の言う懐かしむ感じというモノをしみじみと実感出来ているのも然り、この街の雰囲気を愛おしく思い始めているのも然り。」
と、優しい笑顔になりながら
―――
―
キーバー「此処はそういう感じか嬢ちゃん――いや、そうとも限らん様だぞ?こいつを見てみろ。」
親切にそっと横に来て説明してくれた相手(レン)に、やや濁った声で返事をするフルフェイスヘルメットの男だったが、ふと視線に止まった受付のレートの部分の隅に(5.45x39mm弾※正規軍用弾のみ)の表記を見つけて…
キーバー「銃弾を通貨代わりにしてる世界から来た連中もいるらしい――ま、扱う弾薬の種類が決まってるんだろうがな。つまり俺の世界じゃ当にケツを拭く紙にもならなくなってるドル札が此処じゃまだ通用するのか――宝石なんて大層なモンは無いが旧時代の遺物ならそこそこある。教えてくれてありがとよ嬢ちゃん。俺はキーバー、お前さんの名は?―と、そこの連れは親父さんかい?」
と一人やや下品な例えを口にしつつ、懐から年季の入ったUSドルの束を無造作に取り出して換金しつつ、名を名乗りつつ。後ろでひい・ふう・みいとベリー紙幣の枚数を数えている蜘蛛頭をツレか何かと勘違いしているらしくその辺も尋ねる。
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
恐らくだけど、赤子や小さな子供の姿ではいくら機械の体とはいえ、私のような性能に特化させるのが難しかったから製造をしなかったのだと思う。ただ、知識としては人は家族を持ち、子供を成すと言うのは知っている。
いつか、地球奪還が出来たら戻ってきた人類の子供達を見てみたいと少しだけ思う。
………起こすのは構わないけど、ゲダツがすんなり起きれる未来を予想出来ない。
それに、ベッドから落ちていてそれでも寝ていそうな未来が何故か思い描ける。
(人の中でもと言うか、人というのは成長する生き物だと言うのは勿論知っているし、ほとんどの生物は成長するもの。それが無い自分達アンドロイドの機械仕掛けの体では恐らく9Sレベルの体の小さな少年型までが戦闘に役立つ最低ラインであり、それよりも小さな赤子や子供ではいくら機械の体とは言え、体のボディ自体が小さいので搭載出来る機能も少なくなり、役に立たないと判断したのだろうと推測を話し。そしてゲダツから起こしてもらいたいみたいな会話を聞けば、ベッドから落ちていても普通に変わった寝相でそのまま寝ていて起こそうとしても苦労する未来が見えると正直に話し。そして窓から見える夜空を自分も見れば)
私は初めて夜というものを見た。
私の居た世界では、昼しかなくていつ地球に降りても明るい太陽の光が照らす環境しか無かった。
だから、夜を見れて少しだけこんな風なのかと知れて良かったのかもしれない。
(自分達の居た世界は地球の位置がエイリアンの襲撃で場所がズレたのか、自分はその情報を持って居ないので理由は謎だが、昼しかなく夜というのは現象としてあった位の物でしか無かった。それを異世界でとは言え、見れてそして何より人の営みというのが知れて良かったと零し)
>レン
【2B】
私達は人類を模して作られたと言われているから、関節も恐らく試行錯誤を繰り返してこうなったんだと思う。
以前、私達よりも旧型のヨルハのアンドロイドを見た事があるけれど、そのアンドロイドは分かりやすく関節部分に線が入っていた。
(自分のボディを興味深そうに眺める彼女に、そうだろうかと自分の姿を見下ろし。確かにパッと見では自分の関節部分は人と相違ないだろう。だが、以前あった旧型のヨルハのアンドロイドは関節部分は分かりやすく線が入っていたし、メンテナンスが出来ていないからと言うのもあるだろうが、ボロボロだった。そのアンドロイドはヨルハの中でも危険人物、破壊推奨とされるアンドロイドだったが、旧型ならではの今では搭載されて居ないシステムや戦闘方法だった為、試行錯誤を繰り返して自分のような見た目位になるまで失敗なんかを繰り返して来たのだと思うと答え)
> 2B ALL
スプリングフィールド「子供は何かと尊ばれるモノですね、此方でもそもそも人の数が少ない上に出生率もそれほど高く無いですから――そういった子達の為にも将来の社会基盤を維持していくのが私達の役割でもありましたし…もしもそういう子達に会う機会がこの先ありましたら、遊んであげて下さいね?」
フライパンを振るうガコガコという物音とジュウジュウと香草と焼き上げられる牛肉の香ばしい匂いが漂ってくる。
ゲダツ「なに?――むー…ふん、流石に他人に起こされればどんな有様でもすんなり起きられよう。へそ!大体おれが少しばかし(変わっている)からと言ってそんな目で見ているとは心外だぞ2B。」
今までの行動や奇行を考えれば予測可能不可避というか彼女(2B)の言う様な惨状になっていそうなのは容易に想像出来るが――当の蜘蛛頭本人は不服に思っているらしい。
――
―
ゲダツ「…(昼)しか無いというのはまた随分変わった環境だな――では星空を見上げるなんて経験はお前達“あんどろいど”には無いという訳か…そういう意味では貴重な体験であろう。―月を見ているとヴァース(偉大なる大地)の伝説を思い出す…」
星空を見上げて2Bの言葉に少し驚きながらも――世界が違えばそういう事もあるか、とあっさり納得しつつ――月を見つめて彼が住んでいた世界に伝わるとある伝説を連想する。
トピック検索 |