名もなき創生者 2022-06-02 20:47:38 |
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> all
『うん?あれ……、ローレンスさんどこかいってしまったの……?』
(ぶわり、霧に覆われたとおもうとここのギルド長のローレンスの姿は無く、エミールは自分が持つ林檎紛いの果物をカリッと囓りながら、手につけていた鉤爪をを外して手入れをする。すると、何処からかガサガサ、と音がしたので不思議に思ったエミールは音がなる方向へサッ…サッ…と進んでいった。音のもとまでついたエミールは、なっている草むらをサッと掻き分けて…見たら…、なんとそこには、ゴブリン達が居て、あっという間にエミールを囲んでしまった。ゴブリン達は「しっさしぶりの人間だな」「どうする?」とか言うのでエミールは怖くなってうずくまってしまった。)
『………エダぁ……助けて…。怖いよ。』
(この世界ではいない恋人のことを呼び、目を瞑って助けを求めて)
(/仕切り直しのall文出させていただきました!来てくれると嬉しいです!)
>all
〈アルトリア・ペンドラゴン〉
ここは一体どこなのでしょうか。
本来ならここがどこなのか聖杯から得られる筈なのにそれもない。
そうなるとここには聖杯が無い……と考えるのが妥当ですが、そうなると私がここに召喚出来る術が無い。
マスターとなる人物との魔力供給の感覚も無い今、とにかく現界する為に街を目指しましょう。
(聖杯戦争を終え、自身の最後のあの結末に対して、あれが最善の結末だったと納得をし、士郎がいた現代からその姿を消したその時世界との契約を破棄し。そして覚えているのは自身が息絶えるその直前でありあの血塗られた丘の近くにあった空気が綺麗な森へと自身の忠実な騎士であるベディヴィエールが自身を移動させてくれ、そしてその騎士に自身の不死性を保つ為に必要な聖剣、エクスカリバーをカムランの丘を超えその先にある湖へと投げ入れよと命令を下した後ベディヴィエールは2回剣を投げ入れずに帰ってきたが、3回目にて剣を投げ入れ、湖の乙女ヴィヴィアンに剣が還されたと直感しベディヴィエールが投げ入れたと報告を聞いた後「夢の続きを見れるのか」と言う問いに是と答えたベディヴィエールの気遣いに気付きながら「今度の眠りは深く…」と最後の言葉をベディヴィエールに言って最後の眠りについたと思えば、自身の瞼は再度開いた事に驚きを隠せず、自分はあの時確かに看取られながら息絶えたし聖杯を欲する気持ちが無くなった事で世界との契約は破棄、すなわちそのまま英霊の座へと自身は送られかの人が辿り着くその日を待つだけの筈なのにまるで聖杯戦争に参加している時のように見知らぬ土地へと放り出され、しかもいつもなら聖杯からここは何年でどこの場所で言った基礎的情報や移動手段、その移動手段の使い方と言った時代に応じた一般常識とその使い方も得られるのにそれも無いとなると考えられるのは聖杯が無いという事。だが、自身を呼ぶ為には聖杯が無ければ不可能な筈なのに今それが出来ているし、何より不思議なのが返還した筈のエクスカリバーが取り出し可能と言う現象。それらが何故出来るのか分からないが、魔力供給源となるマスターとの繋がりが感じられない今、早急に森を抜けて街へと移動し、魔力供給の為に換金と食事、睡眠を取る必要がある為、自身の身体能力を無理の無い程度まで強化し青いロングドレスを翻しながら甲冑は付けずに身軽な状態で常人では有り得ない速さで森を走り抜けて)
(/ 参加許可ありがとうございます!!
新しいキャラとなりますが皆様2Bとアルトリアをよろしくお願いします!)
> エミール ALL
何処とも知れない霧の中、ヘッドギアのバイザーを炯々と輝かせながら歩く一人分の人影、誰かの悲鳴につられて其方へと歩み寄って行く。
重苦しい軍用編上靴の足音と共に姿を現した長身の男――タクティカルギア・ライオットアーマーの上からデザート・レンジャーの伝統装備であるトレンチコートを羽織り、暗闇でも赤く光るデュアルアイが特徴的なレンジャー・ヘルメットで頭部と顔を覆い隠している兵士然とした人物。
―彼の視点から見ると、緑色のミュータントらしき存在(ゴブリンの事を指す)の群れに囲まれうずくまっている一人の少年だか青年(エミール)だか…
チャッ
キーバー「おい、チビ共」
不意に声を掛けて、同時に数度の轟音を響かせて彼(エミール)の周囲に大口径のライフル弾が撃ち込まれ――
特徴的な装飾が施された大型リボルバー(レンジャー・セコイア)、硝煙を銃口から漂わせる其れを片手で構えながら
キーバー「その小僧(エミール)から離れな…オレはそいつに用があるんだ。」
しゃがれ声で、兵士(キーバー)はゴブリン達への警告を行う。
>アルトリア
『おい、そこのお前。いや………、もしかして…いや、んなわけないだろ……。少し訪ねるが、アーサー王………か?』
(急に暗くなったと思ったらアルフレットと離れて、彼を探すために近くの妖精さんにアルフレットの事を訪ねながら進んでいくと常人ではあり得ない早さでかける彼女を見て何処か懐かしさを感じて、つい呼び止める。)
(/絡ませていただきました!ロールは短めですがよろしくお願いいたします!)
>キーバー、all
(もう無理…、殺されちゃうと思った瞬間誰かの声と、銃声が聞こえて目を開ける。嗄れ声の男性、と大きいリボルバー。的確に的(ゴブリン)を打ち抜き、ゴブリン達は「けけっ、部がわあるいなぁ」「匂いは覚えたし……また今度な?」とエミールの恐怖を沸き立たせるような台詞に、少し怖じけつくが相手を見て。)
『……あ………ありがとうございます…。……し…死ぬかと……う…………ううっ……。』
(助けてくれた相手に礼をのべようとするが、涙が邪魔して、うまく話せない。彼をしっかり見て、なんの用だろうと涙を必死でこらえながら見つめて)
〈アルトリア・ペンドラゴン〉
ッ……。
えぇ、私はアーサー王です。
……私も1つ尋ねたい事があります。貴方は……イングランドと関係がある人…いえ、人ではありませんね。ブリテンに何か関係する何かで間違いありませんか?
(森を走り抜けていれば、唐突に話しかけられその歩みを止めて声をかけてきた人物へと体を向け顔を見れば、こちらもどこか故郷を目の前にしたような奇妙な懐かしさに包まれ。かと言って目の前の人物は円卓の騎士の中にはいなかったのを記憶しているし、何より自身の直感が彼は人のなりをしているが人ではないと告げており、自分の正体を知っている事や自身の直感を信じると金髪の彼は人では無いが、自身のような英霊でもない。そこだけはわかるのだがその正体までは辿り着けず、ブリテンに関係する何かかと問いかけるもその様子はどこか懐かしさもあって落ち着いた表情をしており)
(/ いえいえ、絡んで下さりありがとうございます!!
ロルが長くなりがちなので見にくかったらすみません…。)
>2B
聞いてる限りじゃ統率の取れた良い部隊ね。人間の軍隊も似たようなものでしょうけど、何処かで必ず綻びが出るものだからここまでではないわね…。
…実は数年前、さっき言った劣悪な性格の「博士」が本物と同等の能力と思考パターンを搭載した完全自律思考の機械人形(コピー)を作っていてね。貴女から聞く話も何とか理解できているけれど…確かにそうね。徐々に技術は進歩している…
(各部門、等級、役割毎に細分化されたヨルハ部隊の話を聞けば、兵士1人1人の練度も高く、統率が取れた精鋭部隊だということを理解して。実は…と切り出した話は、模倣元と遜色ない、完全な独立思考型の機械人形を既に作っており、それらが実験投入されて彼女も交戦経験があったことから未来の世界の話に食いついていける対応力を見せて)
…うん、美味しいわね…あまり油物は好きじゃないんだけど沢山動いた後に取る栄養としては抜群…ふふっ、どうやら貴女の口にも合ったようね?
(うんうん、と顔を綻ばせて舌鼓を打ち。貴女を見ると黙々と食べていく様を見て、ひとまずの安堵の笑みを浮かべ…)
>ゲダツ
…まぁ、軍隊とかで使う「イエス、サー」や「イエス、マム」みたいなものだと思っておくわ。貴方の世界の文化なのだから、適応していかないといけないでしょうしね?(上手い例えが見つからなかったのか、なるべく近そうなものをチョイスした例えで言うと、頷くようにして…)
独特な訛りみたいなものは勿論あるわよ?そうねぇ…「そうなんや」みたいな…語尾がちょっと上がったりする訛りとか…
(所謂「関西弁」のような口調で、こんなものがあるぞ、と言って見せる。)
今となっては恥ずかしい限りね…だから出来れば名前で呼んでちょうだい。
(苦笑しながら、ずずっ、ティーカップに淹れたハーブティーを啜って)
普通の人間ならまず助からないでしょうし、運が良いというかなんというか…特別な人のようね?ゲダツさんは。
そう…ならいいのだけれど。そこまで言うのなら信用しようかしら?現にこれだけ食べても未だに体に変調はないようだし…
(普通ならそんな高度から落ちたら潰れた果実みたいに…とげんなりしながら言うが、見た目もそうだが、現にこうして生きて目の前に存在しているのだから自分の常識は通用しないのだと理解する。相手の確固たる言葉と、今の状態を見ては確かに心配は杞憂だったか、と、気を取り直して自分も食事をとり始めて…)
>エミール
ふぅ、ここら辺は粗方、掃討したわね…あとは…ッ、なにかしら…霧?それに…くっ、間に合って頂戴…!
(ルーズベルトの街で張り出されていた依頼…「周辺地域の治安維持」。路銀を稼ぎつつ地形を把握したり、色々と散策しようと二つ返事で受けた依頼を遂行中に、違和感と共に現れた霧に警戒しながら、森に入っていくとゴブリンに囲まれている状況を見つけて…)
下がりなさい!レ・ラナンデス!
(声と共に菫色の長髪を靡かせた少女が手に持った大鎌を構え、そのまま凄い速さで斬り抜ける。包囲の一角から切り込んだその一撃が、数匹のゴブリンの命を瞬く間に奪い去らんと黒き刃となってゴブリンに襲い掛かって…)
(/絡ませていただきました!宜しくお願いします!)
>アルトリア
『そうだな………、間違いない。俺はグレードブリテンおよび北アイルランド連合王国………またをイギリス。そして俺はその中でも、イングランドなんだ。平たく言えば国ってことた。ここでは、貴方の名を借りて「アーサー」と名乗っている。………いまお前が現界してるってことは英霊としてが濃厚か?案外、この森は広い。これでも補給して切らさないようにしろよ。』
(そういい、アルトリアに向けて手を開いて何かを唱えると、自身の魔力が周辺に漂って。なんだか泣きそうな顔をしながらアルトリアを見て、英霊としても元気にやっているようで一安心した様子だった。そうして、アルトリアの回りをぐるりと回り何かを確認して)
『あっそうだ。今、多分単独現界だろ?町まで案内してやるよ。俺の魔力もいつまで持つかわからないしな。』
(へらっと笑いながらアルトリアに話しかけて。)
>レン
多分、その辺の統一の高さは皆が同じ目標に向かっているからだと思う。
『人類に栄光あれ』と言う言葉が私達ヨルハでの軍隊での……挨拶?にあたるし、皆が向いている方向が同じなら、やれる事は違っても高性能なのは間違いないから人よりも統一の取れた軍隊になれるのだと思う。
(彼女の世界の人が自分達よりも劣るとはいえ、似たようなアンドロイドを試作品として創り出していると聞けば、自分達を創った人類もそんなすぐにはここまでの精度の高いアンドロイドを作るのは難しかっただろうし、何より劣るとはいえ試作品が完成しているのならそれこそ時間の問題であり、自分達ヨルハの統率の高さに感心している様子の彼女に皆が人類が為にと言う目的を持って居るからだし、裏切り者は勿論出てくるがそういった裏切り者は地上にいるヨルハ部員の誰かに誰が裏切ったかの連絡がいき、早急に処理をしている為隊を乱す者が居ないのが恐らく1番の理由だろうと思っており)
初めてハンバーグは食べたけれど、食べ応えのある良い料理だと思う。
お肉というのは調理次第でここまで味を変える料理なのだな…。
(お肉の味がしっかりとしており、肉厚でジューシーさを感じさせつつも、物凄く重たい訳でもなく色んな調味料だとかを混ぜると言っていたからか凄く食べやすく、初めて食べるが美味しいと頷いてはそのまま食べ進め)
>アーサー(イギリス)
そう、ですか。
貴方はブリテンの化身……。
私の名前を……ミスターイギリス、貴方から見てあの結末は…良い、最善の結果だったと思いますか?
(目の前の彼が所謂国の化身と聞けば、名前はどうやら変わったようだが、それでも一部にブリテンが入っていたりイングランドと入っている事に、あぁ…あの結末の後何があったかは分からないがきちんとブリテンは残ったのかと少し感慨深い気持ちになりながら、自身の最後であり、最後の戦であったカムランの丘の戦いから自身が剣を湖の乙女へと返還したあの結末は良いものだったかと問いかけ。彼も自分もアーサーになるのでここでは今の国名を言う事にし、魔力の供給がされればそれは有難く、英霊として現界していると頷いては街へ案内すると提案を受ければそれは有難い為素直にお願いをし)
>2B
元は侵略者であるエイリアンの為に作られた対戦闘用部隊、だったわね。であれば不倶戴天の敵はそのエイリアンのはず…団結力と言うか、使命があるのだから強いのは当たり前かもしれないわ…人間も同じように「国の為、家族の為、金の為」……まぁ、色々と腹に一物を抱えて行動している。
(単純な理由だから、戦争は無くならないんでしょうけど…と、何処か遠い目をしながら憂いて。いっそのこと、皆が協力しなきゃならないような敵が出てきた方が私たち人間もまとまるのかもしれないわ、と言って見せて)
そうね。重すぎず腹も満たせる、肉料理の鉄板にして王道。大人は勿論子供にも人気ね。
まぁ、そのまま肉を焼いて食べてもいいんだけれど調理してなんぼなんじゃないかしら。それに…
終わりがないものだと思っているわよ?料理にしろ、文明の発展にしろ、ね。
味付けや具材で薬にも毒にもなるもの。ふふっ、気に入ったなら何よりね。本来、必要としない食事をとる…非効率に見えるけど、そういうものには新しい気付きが多く眠っている…
(口元をナフキンで拭き取りながら、サービスで運ばれてきていた水を飲んで。普段食べている自分からしたら何ともないものに思えても、見方を変えることで新たなる気づきを得る、と頷いて)
>レン
そうなる。
恐らく私達レベルの高性能なものを作るのに苦労や様々な試行錯誤があったのだろうとは思うけれど、皆目的は1つだったから人類はひとつの方向へと歩みを同じにし、今に至るのかもしれない。
(戦争と言うのは人と人同士の争いが大きくなったものだろうと何となく、理解すれば自分達の世界線はエイリアンの襲撃という不測の事態で尚且つ脅威的で明確な敵が居たから今の自分達ヨルハがいるのだろうし、以前旧型モデルにあった事や人類が遺したと思われる資料にはやはり様々な試行錯誤のやり取りが書いてあったが、その中でも気になった資料が『ゲシュタルト計画』と言うの書類が各地に散らばっており、それに目を通した事はあるが、そのゲシュタルト計画が何なのか自分では理解出来ず、何やらその計画書も人類にとって重要で緊急性の高いものらしい内容だった事から、エイリアンの襲撃とそのゲシュタルト計画とやらが人を1つにしたのだろうと考えており)
なるほど……。
食べ物は薬にも毒にもなる…。
人の体は不思議だが、その言葉をそのまま受け取るのなら同じ肉料理でも他に様々な料理があるんだろうなと推測する。
(食べ物が薬にも毒にもと聞けば、確かに草やキノコで所謂毒性を持つものもあるのは何となく理解しているが、料理が薬にも毒にもなると言うのはよくわからず、人類は不思議だと結論付けて。ハンバーグは老若男女に人気で鉄板料理と聞けば、なるほどと1つ頷くと、きっと他にも同じ肉料理でも食べたことが無い未知の料理があるのだろうなと容易に想像出来れば、それらを思い付き形にする人類は凄いと零して)
>2B
負ければそれこそ終わり、絶対に負けられないものね…背水の陣、ってやつかしら。追い詰められた鼠が猫を噛むように…背負ったものが多ければ大きいほど、人は強くなれる…
(自分達の世界とは違い、存亡をかけた戦いを繰り広げている貴女の世界を思い、想いの強さを感じ取って)
そうね。例えば塩なんかは多く摂取しすぎても身体に異常が起きたりするの。過度の塩分に人の身体は耐えられない。でもちゃんと使えば色んな料理に使えるし…それに、このハンバーグでも焼き加減で肉の硬さや食感を変えることだってできる。先人の知恵って奴かしらね…
ふぅ…こんなものかしら。ご馳走様でした…と。
(傍に置いてある塩が入った容器を手に取り、容器を指先でつつ…となぞりながら、身近にある物でもこれだけのパターンがあるわよ、と説明する。その後、食べ終わった皿をテーブルの脇に避けて、再び手を合わせて。そして何処か遠い目をして外を見て…)
> 2B ALL
スプリングフィールド「その9Sさんって方、――私にも同僚に(似た様な子」を知っているのでとても他人事には思えませんね。…予め対策された防御プロテクトすら破るなんて相当な腕ですわ。」
(知り過ぎた)結果の恐ろしい結末――確かに所属していた筈の人形が、記録も所属も存在も抹消されて何時の間にか(忘れ去られて)いるか、もしくは同一固体でも(新品)に入れ替わっている。という状況を嘗て図らずも識ってままある話だと思いながらも戦慄した覚えがある―柔軟性や協調性を持たされ人の代替・補助を担う自分達A-Doll(自律人形)だが―こういう話を聞く度に、造られた紛い物の“心”を痛ませる結果になる。
だが(使われる側の矜持)は常に持ち合わせている身…早々感情的にはならない様にも務めている。
ゲダツ「うむ、この蕎麦湯一つとっても店によっては味や付け合わせが異なり千差万別よ。」
スプリングフィールド「そういった食事を楽しんで方々に食べ歩くのも人の生み出した娯楽の一つですわ。――味覚というものはかくも偉大なモノなのでしょうね。」
2Bのしみじみとした感想を聞いて蜘蛛頭の方はそうだろうと頷きつつ残りの蕎麦湯をぐいっと飲み干し、スプリングフィールドもとい春田もニシン蕎麦を食べ終えて…
スプリングフィールド「店員さん、ごちそうさまです。お勘定御願いしますね――うふふ、それでは行きましょうか。」
ゲダツ「よし、では行こうか2Bよ。」
と席を立ちつつ、料金を支払い蕎麦屋を出て件の(カフェ)へ向かうべくスプリングフィールドについて往く形になる。
>レン
【2B】
言葉の意味は少し分からないけれど、恐らく人類と言うのは1つの目的、目標が重なればどんな事でも成し遂げられるそんな存在なのだと私は思っている。
(彼女の世界では人同士が争ったりしているようだが、明確で脅威的な敵が存在し人類存亡の危機と言った種の存在自体が危ぶまれた状態になれば試作は繰り返しながらも自分のような高性能なアンドロイドであるヨルハ部隊を創れる程に技術を進歩させ、それを当たり前にさせた上で自分達は安全な月へと逃げ延びるという選択を取り、本来なら何十年と先に開発されていたかもしれない自分達アンドロイドの製造に成功出来るくらい一致団結した時は凄まじいものなのだろうと答え。塩の取りすぎは駄目と聞けば、そうなのかと少し不思議そうにすれば、ふととある書類に『白塩化症候群』と言う単語が書かれた書類があったのを思い出し、人類は塩の摂りすぎで種の存亡にも関わるのだろうか?と首を傾げるが、とりあえずこちらも食事を食べ進め、食べ終わればカトラリー類を置き、目の前の相手がしたように食器類をテーブルの脇に置けば、何処か遠い目をしている彼女に気づき)
どうかした?
どこか寂しげにも見えるけど……。
(こんな不測の事態に巻き込まれ、困惑する気持ちはわからなくも無いが、哀愁と言った気持ちやそう言ったものはまだ分からないのもあって、何故彼女がどこか寂しげにも見える様子で外を眺めているのかわからず、先程塩の摂りすぎは駄目だと言っていた為どこかに不調が?と首を傾げて)
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
そちらにも9Sと同じようなタイプが……。
9SはS型モデルでも最新鋭、高性能だと自他ともに認める程だからヨルハ部隊の中でもハッキング類に関しては恐らく頭1つ抜けていると思う。
(春田の言葉に9SはS型モデルは沢山居てもその中でも特に優秀なモデルで恐らく他のS型モデルよりもハッキングや現地調査といった情報収集能力はかなり高いし、司令官から9Sモデルの型を増産予定だと以前9Sが嬉しそうに報告してきたのでよっぽどなのだろうとこちらも推測し。ふと彼女の近くにもそう言ったタイプの同僚がいると分かれば、自分と似たような境遇だなと思いつつ、恐らく何故ヨルハが規則で感情を表に出すのを禁じているのかわかっているかもと思ってすらおり)
カフェ……どんな場所なのか
想像もつかない。
(料金を払い蕎麦屋を後にして前を歩く春田の後ろについて行きながら、先程お店でこんな感じの場所とは聞いたとは言え、人が住んでいない自分達の世界線では当然カフェなんてやってないし、そもそも建物自体その建物がカフェだと認識していない可能性が高いため、どのような場所だろうかと少しだけ楽しみにしつつついて行って)
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「むう…この感覚を伝えるのはやはり至難か――だが認識としてはそういうモノで間違ってはいないぞ。―ほう、やはり土地や場所によってはそういう差異の類や独特の訛りがあるのだな。」
取りあえず分かり易い例として、(イエス・サー イエス・マム)の例を引き合いに出した彼女(レン)にやや納得がいったようないかないようなそんな微妙な反応を示しながらも蜘蛛頭の巨漢(ゲダツ)はそういう認識で合っていると答えつつ、やはり相手の世界でもそういうその地域ならではの訛りの類はあると聞いて頷きつつ
ゲダツ「ふむ…中々悪くないと思う異名だが、まぁお前自身がそう言うのならば、おれはお前の事をレンと呼ぶ事にしよう。」
と異名では無く、名で呼ぶと答えて湯呑みからお茶を飲みつつ
ゲダツ「うむ、その辺は心配御無用で構わん。…運も実力の内よ。へそ!」
単純に凄惨な死に様にならなかった辺りだけでも本当に運が良かったと言えるだろう――が、落ちて無事でも場所は危険と脅威渦巻くグランドライン(偉大なる航路)―何が起きてもおかしくないが、そんな場所に右も左も分からない空の住人であるこの蜘蛛頭が落っこちて…たまたま落ちた先に温泉堀りの五ローと言う変わり者の男がいて、意外に穴掘りを手伝う代わりに保護されるという流れからしても彼女(レン)の言うとおり凄まじく幸運だったと言えるだろう。
幸運か、もしくはある種の超絶的(うっかり)の呪いなのかはともかく…取り敢えず心配や気にかかる部分は納得した相手(レン)は漸く落ち着いて食事を摂り始めて、一方のゲダツも相変わらず何か串料理に手をつけながら(食う事もまた修行、食わねばお前も更に大きくなれんぞ)と要らぬ台詞を彼女に呟く。
> エミール、レン、ALL
緑色のミュータント(と、ゴブリンの事をキーバーは認識している)は人語で何やら取り囲んでいた彼(エミール)に言うと――そのまま引き下がって…
キーバー「落ち着け小僧(エミール)、四つ数えて息を吸い、四つ数えて息を吐け――オレはキーバー、旅の者だ。道を尋ねたいんだがこの近くに人の住む村か町は――」
と言い掛けた時があくまで数の上では多いそれらゴブリンらの包囲網を斬撃が切り裂き飛ばして――見ると大鎌を自在に操る華奢な菫色の髪が印象的な少女(レン)がそれらを斬り抜いて往く様を見て取れる。
ジャッ…(レンジャー・セコイアを腰溜めに構え)
キーバー「――今度は何だ、今日はハロウィンか何かか?御嬢ちゃん。」
と一応道を尋ねている最中という事もあり、彼(エミール)を背に庇いつつ赤く炯々と剣呑に輝くバイザー越しに謎の大鎌遣いの少女(レン)を見据え…
>2B
そうあってほしい所ね…数年の間に私たちの所は数回戦争が起きてるから、まとまるのにどれくらい時間がかかるのやら…仮にまとまったとしても、互いの利権をぶつけあってると思うわ。
本当、醜いものね…
(1つに団結している貴女の世界の人類と、未だに国同士で牽制し合って遅々として進まない融和の道を進む自分の世界の人類を比べ、はぁ…とため息をついて。少ししてウェイターが空の食器に気づくと、慣れた手つきでそれを片付けて行く。)
あぁ…ごめんなさい。別に体調は悪くないけど…いきなり私がこちらに迷い込んだものだから、残された仲間の事が心配になってしまってね…何故、私「だけ」迷い込んだのかも分からないし知らない世界、場所…謎が多すぎて正直、怖いのよ…
(要らない心配をかけさせてしまったかな、と言うように小さく笑みを零すと、今の今まで考えてきたことをぽつぽつと喋り始めて)
>ゲダツ
御免なさいね?私も少し神経質になっていたかもしれないから。
えぇ、そうね。国や地方なんかでもちょっとずつ違ってたりするけれど…
(考えても見ればそりゃあ迷い人が多い世界なんだから、と思い出したかのように納得すると、小さく頭を下げて謝って。訛りについては「今のはほんの一例よ」と補足して。
有難う。そう呼んでくれると嬉しいわね。
…あら、レディにもっと食えだなんて…これでも私、体型維持には気を使っているんだけれど…まぁ、私は大食いでもないけど。食べられる量で食べるわよ。残しても作ってくれた人に失礼だし…
(意を汲んで名前で呼んでくれた相手に、感謝を示すと自分も食べ進めて。「もっと食べないと大きくなれない」といった貴方にわざとらしく忠言を入れると、自分は健啖家ではないわよ、と小さく笑みを浮かべて)
>キーバー、エミール
…ふぅ、残りは退散したようね…逃げ足の速い連中だ事。
(逃げていく緑色の魔物の様なもの(ゴブリン)を見ながら、残念、と小さく呟いて大鎌を下げて)
これは仮装でも何でもないのだけど?…あっと、貴方達に敵意はないのよ?何やら危なそうな状況だったから見かねて横槍を入れてしまったの。でも…その心配は無用だったかしら?
(ハロウィンか、と問いかけられそういう催しはやっていないし、していないと明確に否定する。そして相手が腰に手を掛けたのを見ればすぐに歴戦の勘が働き、軍人の類で、手さばきで瞬時に手練れと見て自分の得物を地面に落とし、相手に背を向けて両手を上げて敵意と戦意がないことを示して。大鎌が地面にガランガラン、と落ちる音が響き…)
> 2B ALL
スプリングフィールド「まるで国家安全局のAK-12さんみたいな方ですね。――インフラに影響を及ぼす様な大規模な電子戦/対抗電子戦そのものは私が居た世界で大戦時の未曾有の混乱から幾らかの制限条約が戦後に結ばれて禁止事項になっていますから実質的にはやや廃れつつありますわ。それでもかなり有用な技能・能力である事に変わりはありませんけれども…」
部隊レベルの指揮系統の攪乱・分散・偽装掌握を易々とこなす政府機関(新ソ連国家安全局)の実働要員であるとある人物の指揮下で活動しているある種異質な同胞――あの腹の内の読めない糸目な子…を連想しながらも、大方そういう特殊な任務に就く様な人形は通常の人形よりも物事の裏側を嫌でも見ざる得ない立場にあるのかも知れないと考える。
彼女(2B)の言うその9Sというアンドロイドも――もしかするとその辺で思うことが有って…等と邪推してしまう。
ゲダツ「蕎麦の後は甘味も良いな。春田よ、そのカフェでは何か甘いものも出しているのか?」
スプリングフィールド「うふふ、ゲダツさんは甘いものは別腹という訳ですのね。――おいしいマフィンやちょっとしたお菓子なら在りますのでそちらをご賞味あれ、2Bさんももし良ければどうですか?もちろん珈琲と一緒に」
店を出て再び街路を歩いていき、スプリングフィールドに着いていくままに進むと、幾つかの通りを過ぎた人通りの少ない路地の隅にその店は存在した。――外観は洋風だが派手過ぎない煉瓦造りの落ち着いた雰囲気な喫茶店と言った処だろう。
と、その店の前の花壇の花に水をやっている人影――服装がカフェの制服になっている以外は春田(スプリングフィールド)と同じ容姿の誰かがいた。―その誰かは三人の姿を認識すると、本体である春田には(おかえりなさい)と会釈し言いつつ、残りの二人(ゲダツと2B)には恭しく頭を下げていらっしゃいませと挨拶する。
ゲダツ「!!…春田よ、お前は双子なのか?」
スプリングフィールド「うふふ、ひょっとしたら三つ子や四つ子かも知れませんよ、冗談はさておきあの子は私のダミー(傀儡)人形ですわ。」
遠隔で同一個体の分身めいたダミーを指揮する機能が基本的に民生転用型戦術人形でも広く用いられている。戦闘の際は分隊で活動できるし、こうしてお店(カフェ)の切り盛りも手分けして出来る位には高精度である。
解脱はポカンとしていたが、アンドロイドで義体の換装や同型の同胞を有している2B的には何となく構造や仕組みは理解出来るかも知れない。
>レン
【2B】
なるほど……世界線は違っても同じ人類なら思考回路なんかは私達の世界線の人類と同じかもしれない。
そうなると、互いにその利権争いと言うのをしている状態ではなかった可能性が高い。
それだけ至急で1つに人が纏まらなければ人類存亡の危機だったのだと思う。
(彼女の世界線にいる人類の話しを聞けばなるほど、と少し納得したような素振りを見せれば、その利権?争いと言うのをしている暇があるなら早急に国だとかそう言ったものは関係なく纏まってエイリアン襲撃から逃げる必要や、各地に散らばていた書類から見るに『ゲシュタルト計画』や『白塩化症候群』と言う3つの何かが重なった事で争う暇なんて無くて早急に人の種の保存をかけて動かざるを得なかったのかもと言い。だがそこまで緊急性の高い出来事なら人類からしてみたら相当だろうし、纏まるのは嬉しいことかもしれないが、そういう意味ではなく本当の意味で纏まるのなら良い方向に向けるかもしれないと零し)
なるほど。
確かに、原因も不明。帰る方法も掴めていないし、私も9Sやポッドが居ないから少し思う事はある。
人は人と人の結び付きを大切にしているとも聞いた事がある。人であるレンは私よりも尚不安なのだと思う。
(アンドロイドである自分も原因不明、帰り方も不明の現状に困っているし、共に同行していた9Sの不在、ポッドも居ないとなると、ポッドの判断で任務放棄状態になって追われる身にならないかと少し思うのだから、人であり結び付きを大切にすると聞いていた人類である彼女は尚更だろうと納得すれば、彼女がポツリポツリと零す言葉を聞いて、少しでもその不安が消えればと聞き手に回り)
>ゲダツ スプリングフィールド all
【2B】
そこまでの立ち位置かは私には分からないけど……ここ最近機械生命体も思考が出来る個体が出てきた事から、更に優秀な型をと思って造られた方が今の9Sモデルなのかもしれない。
(個体別に送られる極秘の任務なんかは各ヨルハ部隊を支援しているポッド経由、もしくはポッドから端末にメールが入ったと知らされる位でその内容を他のヨルハ部隊の者が知る事は無いので、もし9Sがそう言った極秘の任務を受けていても自分は知らないのだと首を横に振り)
なるほど、ここがカフェ
これは……皆春田と同モデルのアンドロイド達。
(目的地のカフェへと着けば、目の前に居る春田そっくりの人型アンドロイドに、こちらも同じ戦闘スタイルのB型モデルやS型モデル、オペレーター担当のO型モデルなんかは皆見た目は同じで個人の趣味なんかで髪型を変えるアンドロイドは居るが、総じて見た目は同じの為特に驚かず。自分のダミーと言う言葉に、それなら店を切り盛りしているこのアンドロイドのオリジナルが目の前の春田なのかと納得し)
>2B
そこまで根本的な違いはないと思いたいわね。
確かにそうね。敵性存在が侵略してきているのに内輪揉めなんかしてたらあっという間に全滅よ…
(本質的な部分では人というのは大体同じよ、と言うとしばらく考える仕草を見せて。もし人類がそんな状態だったら貴女達ヨルハ部隊も生まれていなくて、歴史が変わっていたかもしれないわね…と眉間に皺を寄せた顔で、小さく呟いて)
そうね…我ながら変わったと思うわ。昔の私ならこんな気持ちにならなかったもの。…少し、昔話をするわね。
(人間だからこそ、繋がりが希薄になって不安になったのだと貴女に言われ、静かに肯定する。こんな状態になるなんて私らしくもない、と言うも…表情は晴れないままで。少しの沈黙の後、息を少し吐いて、自分の過去を語り始める。)
…私はね、昔はずっと1人で…寂しいだの誰かが心配だのなんてのは無かった。まぁ…幼い時に誘拐されて半年間、「実験」をされていたものだからその日を生きるのにいっぱいいっぱい。尋常ならざる力も発現して…でも、私にとって今も大切な人達が助けてくれて…「レン」に心の温もりを、前を向く力を、進むべき道を、共に笑い、守りたいと思う友を与えてくれた…
ふふっ、そのせいかしら。この世の深淵を見てきてもう何が来ても大丈夫とさえ思えていたのに、こうして不安に押し潰されそうになるのは…
(普段、自分の内面を吐露する事は滅多にない彼女だが、何処か自嘲気味に言葉を紡ぎ始めて。物心付いた頃に家族と離れ離れになり、とある悪辣な組織に売り飛ばされて語るのも憚られる仕打ちを受け廃人状態になっていた事、その時の苦痛が下で環境適応能力がずば抜けて高くなった事、程なくして組織が壊滅し救助され、戦闘員として武術を学んだ事、そして多くの人と縁を繋ぎ今がある事をぽつぽつと語って。一通り話した後、途中感情が高ぶって自分の事を昔の様に「レン」と呼んでしまったことを思い出し、はぁ…とため息をついて、苦笑を浮かべて)
>レン
【2B】
確かに。
それだけ緊急事態だったという証拠にもなるけれど、それだけの緊急事態が無いのは無いで良い事でもあると思う。
(人同士が争うのは正直、自分達では見た事ない光景ではあるが、自分達の世界のように人々が一丸となって何かを成す必要が無い世界というのはそれだけまだ世界が平和な事だと思った為、人同士の争いというのは悲しく思うが、ヨルハ部隊のような軍隊が必要ないと言うのはそれだけで人類にとっては幸せな事なのではないかと、自分達の世界の人類の現状を考えて上記を言い)
………実験とか、その……レンが辛い過去を背負ってきた事しか私には分からなかったけど…人というのは今のレンのように不安や恐怖を口にする事で精神の安定化を図ると聞いた事があるし、誰か1人秘密を共有している人物や同じ経験をした人物がいるだけで精神状態は大きく変わると聞いた事がある。
私には聞く事しか出来ないけど、話だけなら聞けるから……。
(彼女のポツリポツリと言った様子で過去の出来事を掻い摘んで話されれば、実験やら廃人状態やら、確か人に撮って悪影響だったと記憶している言葉が出てくれば、同じ人同士で何か裏切ったとかしているならわかるが、彼女の性格的にそれは無さそうだし、人と言うのは無害で罪の無い人にそういう事が出来るのかと人に対して少し印象が変わったのか、少し呆気に取られたが、彼女の話す言葉を聞くと、なんと言ってか分からないが、話を聞くだけなら幾らでもすると答えて)
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