名もなき創生者 2022-06-02 20:47:38 |
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>レン
私達の世界は相手が人でなく機械と異種生命体なだけで戦争状態に変わりは無い。
万が一の際、自分の命を懸けて戦う必要がある。
と言っても義体の予備があるから本当に命を懸けているのかと言われるとそうでは無い気もする。
(元の世界では人と人ではなく、機械同士での戦争だが、人類の為の戦争である事には間違いなく、人類月面会議でのアナウンスでも、自分達ヨルハ部隊が頼りだ、諸君らの奮闘を祈ると言ったような言葉からして相手が人ではないだけで戦争と言うも、今のこの現状は戦争では無いのでそれらはしないときちんと約束し。アルバイトと言う初めて聞く単語に首を傾げれば、自分がここに来る前に人助けとしてしていた事だろうかと考えれば、その人助けも人によるがその人助けが達成されれば何らかの報酬を得られた為それに近い何かだろうと若干の勘違いをしつつも、それっぽい正解は出しており。)
……整えられた道、これなら夜?と言う時間までには街に着けるかもしれない
(ほらとばかりに指し示された方向を見てみれば、これまで土しか無くその土も凸凹としていて人の手が加えられていないのが一目瞭然だったが、やっとと言うべきか人の手によって作られた道を見つければ、そういう道があると言うことは遠からずとも街がある可能性が高い為、あの道を辿って行けば、彼女が言っていた夜とやらまでに森を抜け街へ着けるかもしれないと零すと、そうと決まれば行こうと行ってそちらへ足を踏み出し)
>2B
ずっと戦争が…そうね。迂闊な発言だったわ。ごめんなさいね
それでも命を懸けて人類の為に戦っているのではなくて?
あぁ…労働力を提供して相手と契約して、対価を貰う行為の事を指すわね。もちろん金銭だけではなく現物が対価の事もあるけれど…
(現在もエイリアンと戦い続けている貴女に対して失言だった、と謝罪して。いくら予備の身体や補給があるとはいえ明確な意思を持って戦う以上、それは命を懸けることではないのか問いかける。しばらく歩いていくと森は抜け出したようで、徐々に街が見えてきて)
…ルーズベルト…これがあの街の名前かしら?
(街道にあった看板を見ると、Xiphaを取り出して何か操作をしていて…)
そうね。夜になると暗くなって視界が利かなくなるのよ…人間はね。私たちの目は普通、そういう構造にはできていないの。日没までに森を出ようといったのはこの為。貴女は大丈夫かもしれないけど、私は足元が見えなくなって危ないから…
(Xiphaを仕舞い、傾き始めた太陽を見ると、少し歩調を速くして)
>レン
謝る必要は無い、むしろ世界線は違えど貴女達人類の為に私達は生み出された。人類である貴女は謝らずむしろ胸を張るくらいが丁度いい。
義体がある以上とはいえ確かにその時の命は懸けている、それなら命を懸けていると言っても良いかもしれない。
アルバイト………なるほど、そんなやり方でお金や物品を貰える……労働力と言うのは場所によって違うの?
(特に考えず何の気なしに言った言葉に対して謝られれば、そんなつもりはなく言ったのと、人類の為に生み出され、人類を模して造られている自分達からしてみれば人類は創造主であり、アンドロイドによっては神にも等しい存在なのだ、その存在に謝られるのはなんと言うか居心地が悪く感じれば、謝らないでと首を横に振り。アルバイトとはについて知れば、なるほどと納得すればこちらで言う依頼人から依頼を受けてそれを達成し報酬を受け取ると言ったやり取りに似ていると思いつつ、何となく理解はして)
夜と言うのは暗くなるのか…。
私達の世界にその夜と言う現象は無く、太陽がずっと出ている昼と呼ばれる現象のみだった。
夜という現象があるのは知っているけど、実際に見るのは初めてになる。
暗いとなると流石の私でも見にくくはなると思う
(夜という現象が自分の世界にはなく旧時代にはあった現象だと聞いてはいるが、具体的にどう暗くなるのか、どんな風に風景が変わって見えたり昼にはないものが見れたりするのかは分からないため、少しだけ夜という現象が早く来ないだろうかと期待し。歩調を早めた彼女に着いていくようにこちらも歩調を早めるも、夜がどれだけ暗くなるのか分からないのと、自分達も洞窟等で日が差さない場所ではポッドがライトを点灯して周りを見やすくしてくれていた為、自分にも多少の影響はありそうだと言いながら街を目指して歩けば、日が傾きもうすぐ夜というほぼ夜に近い夕方頃にルーズベルトとさっき彼女が言っていたと思われる街に着けば、時間も時間だからか人は疎らとは言え店なんかはまだ営業していたり、人が街を行き来していたりとそれなりの活気は見せており)
>2B
…恨んだりしたことはなかったのかしら?いってしまえば人間たちは指示を出すだけで、厳しい任務は全部貴女達にやらせている…とも取れるのよ?
普通は、兵器に感情や意思を持たせることの方が無駄になるわ。最悪、機械による叛乱もありえてそうなった場合、人間は太刀打ちできないもの。
そうね。接客や力作業や…業種に応じて様々よ。種類によってもらえるものも違うから、自分に合うものを探せるわね。
(ただ命令を実行するだけの存在を生み出す場合、意思、感情などは任務遂行率を下げる要因にもなりえ、普通ならつけないものだと研究員・科学者目線での意見を述べ。自分の友達は「何でも屋」みたいなバイトをしてたりもするわね」と小さく笑みを零し)
えぇ、太陽の代わりに月が出て、光は月灯りだけになるから人間の目では視界が利かないの。
まぁ、その代わり星と呼ばれるものが夜の空に輝いていたりするから、夜は夜の美しさがあるのだけれど…あら、暗視モードや光学センサーみたいなのはついて…あぁ、確か昼しかなかったんだったわね…
(夜とは何なのか、ということを簡単に説明して。てっきり、アンドロイドにはそういう夜間戦闘用の機能がついているのかと思っ手の発言だったが、昼しかないという言葉を思い出すと1人で納得して)
ふぅ…何とか着いたかしら。さすがの私も少し疲れた…でも休んではいられないわね。身体を休めるために泊まる場所、お金の工面、食事…何をするにもまずはお金ね。換金所みたいなところがあるといいのだけれど…
(ようやく街にたどり着いて、彼女はほっと一息ついて。殊勝に振舞っていたがまだ17の少女。心の中は少し不安だったのだろう…気が少し緩んだのかふと、安堵の顔を見せる。だがすぐに険しい顔つきになりXiphaを起動して、街の情報を次々とインプットしていき。ブレザーのポケットから金を入れる入れ物…所謂「財布」を出して、換金所らしい設備がないかあたりを見渡しており…)
> 2B ALL
ゲダツ「ふぅむ“ノリ”が分からんと言われると中々言葉で表すのが難しくもあるが…ま、その辺は人間と接していけば分かるようになるやも知れんぞ。」
彼女(2B)の言う疑問に関していざ当事者以外から具体的に問われると説明が難しいのか蜘蛛頭(スパイダーヘアー)の巨漢もまたぐぬぬ、と言いたげな白目を剥いたこわもて以外の何物でもない顔を更に力ませて考え込むが、結局妙にふわっとした返答で終わった様だ。
ゲダツ「基本、食べ物を商う店なら飲み水は出るぞ。――お前は余り問題無いかもしれないが、口内にある程度水気がないと人間は食物を上手く飲み込めないのだ。そういう意味でも(水で喉を潤す)というのは人間にとって大切な事だと言えるだろう!へそ!」
とある種の感覚の違いめいた水を飲む理由の一つをあげつつ、店員が運んできた其々が頼んだ蕎麦
を受け取りつつ…
一方は天かすと薬味のネギが沢山乗った甘めな出汁のたぬき蕎麦
もう一方は薬味とサクサクの衣をまとった目に映える濃桜色の尻尾の目立つ大き目の海老の天ぷらを二尾乗せた天ぷら蕎麦。
ゲダツ「うむ、中々美味そうだな。早速頂くとしよう。2Bよ、熱い内が蕎麦は美味いぞ。」
と箸を掴んで蕎麦を慣れた動きでずぞぞっ!と啜り始める(白目を何故か剥きながら)
【絡みありがとうございます、大体想像を絶する暴走キャラですが宜しくお願いします。】
> レン・ブライト ALL
何処とも知れない町の何処とも知れない食堂に空腹から来る飢餓感に突き動かされるままにやって来た蜘蛛頭の黒衣の巨漢、見た目の風体からしても無頼漢の類にも見えなくは無い為、自然周囲の席は空いていたしその事に対してさして何も感じていないこの元武闘派神官/現青海番頭だったが
客の混み具合からか態々隣の席に座って良いかと尋ねてくる一人の菫色の髪が映える少女(レン)に
ゲダツ「ンンンンーンンンンンーン!(訳※何だ貴様は…何?相席?別におれは構わんぞ!へそ!)」
大き目のどんぶりを顔に張り付かせカツ丼らしきメニューを無我夢中でかき込みながら、唸っている様にしか聞こえない不明瞭な声で、別に問題ないと彼女(レン)に返事を返す。
さながらその様相は(怪奇・どんぶり男)とか言う奇妙なB級ホラーめいた絵面と化している。
…ある意味色々とアレな客の居るテーブルで相席した訳であるが――突っ込み要員不在の恐怖
の権化めいている。
>レン
私は特に思わなかったが、中には裏切ったり任務を放棄て逃走するヨルハ部隊員もいた。
だが、大半は人類の為に生み出され奮闘しているという事に誇りを持っている隊員がほとんどだと思う。
中には人類を神格化しているアンドロイドもいると司令官から聞いた事がある。
なるほど、その中なら私は力仕事が出来そう。
(確かに人達は安全地帯でのほほんと過ごし、アナウンスも指示と言うよりも自分達の働きを褒めるものだけと言う味気ないというか毎度同じような内容ばかり。自分は深く考えない性質の為そんなに重く捉えなかったし、恨むだとかそう言った感情にかられた事は無かったが、任務を遂行していく内に出会った旧型モデルの元ヨルハ部隊員と出会い、その旧型モデルはヨルハに対して裏切られたと憤りの言葉を口にして、機械生命体に対しても慈悲だとかそう言ったものは一切無い、背後に複雑そうな事情を抱えたアンドロイドと出会った事を話し、自分が把握していないだけでヨルハ部隊の意義や人類に対して思う部隊員はいるのかもしれないと答え。
アルバイトには種類があると知れたが他に何があるのか分からないのもあり、彼女が上げた選択肢から選ぶのなら、最新鋭で高性能なアンドロイド故力は常人以上あるから力仕事になると言い。)
月明かり……聞いたことはあっても実際に見るのは初めて。
バンカーは地球では無く宇宙にあるから色彩なんて無いし、太陽も動かないから月というのが光ったりしない。だが宇宙上に基地があったから星は見たことがある。
(月明かりに星と聞けば、星は恐らくバンカーからの窓で見えていたあの小さなキラキラしたものだろうと予測は出来たが、月と言うのは本当に初めてでどんな風に光って光景が変わるのだろうと少しだけ楽しみにしており。お金の工面…と頭を悩ませている彼女を見れば)
この街の人に換金所は無いのか、あるなら場所を聞いた方が早いと思う。
(現地の事は現地に詳しい人(アンドロイド)に聞くのが1番と言うのは自分達もよく知っている為、疎らとは言え人の行き来はあるのだ、それが無くなる前に人に聞いて換金所に向かい換金して貰って食事や宿を取った方が早いのではと言うと、早速と言わんばかりに街を歩く人に声をかけようと周りを見渡し、聞く相手を見つけたのか数歩そちらに歩いて)
>ゲダツ all
そういうものだろうか。
それが出来たなら、私は少しは成長というものが出来たことになるのかもしれない。
(人と接する内にそう言った、その場のノリでの会話や意味が変わる言葉での会話などいくらでもあるのだろう。それが出来ないから自分達はアンドロイドであると認識するのだが、それらが理解出来るようになれば、アンドロイドとして少しおかしな話しだが、成長したという事になるのかもしれないと話し)
これが蕎麦……乗っているものが違うのは頼んだ物が違うからか。
これは…確か海老と言うやつだったと記憶しているけど、頭がなくて何かに覆われている…?
(水が必要な意味を説明、そして飲食店なら大半の店で出されると聞けばなるほどと納得しつつ、人の体は大変だなと言う感情を抱き。
そうこうして頼んだ蕎麦が来れば、乗っているものの違いが頼んだ物の違い、乗っている天ぷらと言うのは初めて見たが、その天ぷらの元になっているのは以前釣りでもっと小さかったが似たような形状をした海老と言われるものだろうと推測すれば、こちらも食べようと、ゲダツがした箸を割れ目に沿って割り、蕎麦を食べようとゲダツの持ち方を真似して食べようとするが、食事は勿論そもそも箸を持った事の無い者がいきなり箸を使って蕎麦を持ち上げて食べる事が出来る訳が無く、箸を使って蕎麦を持ち上げて早々に蕎麦が器に逆戻りするのを数度繰り返せば、店員さんを呼んで箸でなくても蕎麦が食べられる物を持ってきて欲しいとお願いし)
〉ゲダツ
……せめて食べ終わってから喋って頂戴。食事中に声をかけた私も悪いけど何言ってるか分からないわ…
(不思議な外見をした人だな、と思いつつも帰ってきた返事は全く聞き取れず。それにマナーや他の客にも迷惑がかかるわよ、とでも言うように顔を顰めると、やれやれと言った顔で)
〉2B
意志や感情があれば、そういう個体がいても何らおかしくはないわね。喜び、怒り、哀しみ、楽しみ…沢山あるもの。
私は頭を使う方が合ってるわね…。
力仕事で困ったら頼りにさせてもらうわ、2B。
(裏切りや絶望を受けた個体がいる話を聞いて、それも当然と頷くようにして。何かを考えたり、処理する…所謂「デスクワーク」が得意だと言い。力仕事が得意な貴女と、頭を使う仕事が得意な自分。適材適所ね、とウインクして)
ふふ、星空も月明かりも綺麗なものよ?
宇宙…星の外にあるという事ね…宇宙というのが何なのか、よく分かってないのだけれど…
そうね。何処に何があるのかも知りたいし…
(薄暮の空を見上げ、これから来るであろう夜の景色を思い。宇宙とは、漫然とした「星の外側」の認識しか持っていなかった場所に拠点があり、そこでも営みが行われている事を知って感心していて。換金所の他にも色々見て回らないと…と言った所で早速貴女が行動を起こしたのを見て、今度は彼女が着いていくようにして)
>レン
そういうのを処理する為の部隊もあると聞いた事はある。
その部隊の戦闘型式は通常の付け方と違ってE型を付けられると聞いた事がある。
(任務を遂行しながら隙間時間に困った人(アンドロイド)達の手助けや人探しなんかをして報酬なんかを受け取っていた時に、ある人から依頼を受けそれをこなしたが、その結果が自身が裏切り者や逃走者と故意に仲良くなりそして処理をする、簡単に言うと暗殺部隊のような部隊員だったと言う話を聞いて、そう言うアンドロイドが出る事を見越してそう言う部隊も作ったのだろうと自分の推測を話し。
お互いに得意な分野が良い感じにわかれれば、こちらはアンドロイドの為通常では持てないような物も持てるし、一応思考して行動する事も出来るのだが、自分の性格と言っていのか、あれだがあれこれ考えるのは時間の無駄、行けばわかると考えてしまうタイプな為、頭を使うことに関しては彼女を頼ると頷き。
そんな事を話しながら歩いて、通行人の一人に声をかけ換金所、安い食事所や宿等の名前と道のりを聞けば通行人に礼を言い、まずは換金所へ向けて行こうと声をかけて)
〉2B
よく出来てるわね。ヨルハ部隊…時には非情でないと、甘さは禍根を生み出すから…
元いた場所に帰る方法を探す…目的は似たようなものでしょうしお互いに有益になると思わないかしら?
そうね。行きましょう
(効率的に任務を遂行する仕組みが出来ているわね、と改めて感心して。情けや甘さは後々の禍根に繋がると言い。
突然見知らぬ場所に居て、たまたま出会いここまで来たのだし、まだまだ協力しましょう?と問いかけて。もう一度、教えてくれた通行人に深々と一礼すると、換金所へ向かって)
>レン
それらを見越して部隊編成を作ったと言われる人類は本当に頭が良いと思う。
ただ………そういう事を繰り返したからかその人は精神を狂わずにはいられなくなった。
私は…その部隊員には感情をインプットしなかった方が救いだったと思う。
(確かに彼女の言うように効率化を測るという点では恐らく彼女が感心をする位高く、実際に効率も高いのだろうが、先の見えない戦闘の日々に気持ち的に疲弊するアンドロイドもいたし、何よりその暗殺部隊のアンドロイドに至っては最終的に精神的におかしくなり、同じような意味のなさない言葉を発するようになった為、人類を模して造られたのは誇りに思うが、せめてその暗殺部隊だけは感情が無く本当に機械的に物事を達成していった方が救いだったのかもしれないと零し。
ここまで来たのだからまだ一緒に行動をと言われれば、流石に土地勘の無いこの世界で1人で行動をするもありではあるが、せっかくこうして人と出会えて行動出来ているのだから、今のところ離れて行動するつもりは無いと彼女の言葉に賛同し。とりあえず通行人に聞いた道のりをそのまま歩けば説明された店構えの換金所へと辿り着き、早速とばかりに店員に換金したいと淡々とした口調で言えば、こちらの世界の通貨であったGを取り出し、彼女も換金したいのはわかっているため半歩引いて通貨を出しやすく出来るように動き)
> 2B ALL
ゲダツ「うむ、そういうものだ。人の世の生き方もまた修練と発見の連続!例え絡繰仕掛けであろうとも少しずつでも変われたとお前自身が思うのならば思うのならばそうなのだろう!へそ!」
ずるずるとたぬき蕎麦を啜りながら、そういう人間特有のモノを理解していけたのならば(成長)というものが自分自身も出来たのかも知れないというアンドロイドな彼女(2B)の言葉に頷いて肯定する蜘蛛頭の巨漢…結局は話慣れの様なモノであるし色々な場面での会話を経験し積み立てていけば自然と理解して往けるだろうと考えていた。
ゲダツ「む?箸は駄目か?――匙かフォークの類があれば…ああ、在りはする様だな。」
使い慣れるどころか食事自体稀な2Bが箸を短期間で使いこなすのは難しいらしく、店員の方にそう呼び掛ければ、そういった箸を使う様な食文化圏以外の客向けの食器も用意してあるらしく直ぐに持ってきて換えてくれた様だ。
> レン・ブライト ALL
流石に意思疎通以前の問題だった為、相手(レン)の的確な指摘を聞こえていたのか、吸盤か何かの様に顔面に吸い付く様になっていたどんぶりをギュウウウ、カポッ!と引き離してその強面を顕わにしつつ――やはり何故かギョロリと白目を剥きながら
ゲダツ「それは失敬、…しかしお前からはこの辺りの住人とは異なる気配を感じる…何者だ?」
と唐突にそう言いながら…本人は彼女(レン)に顔を向けて話しているつもりだが実際はその反対の誰もいない席に顔を向けて話してしまっている。
…それ以前に白目を剥いている事自体に気付いていない節がある。
>ゲダツ all
そう。
それなら、一緒に行動をしていた9Sにこういう事があったとか、こんな人類に会ってこんな事を学べたとか報告が出来そう。
(アンドロイドである自分に成長なんてあるのか不思議だが、こうして相見える事の無いと思っていた人と接する機会が出来たのだ、流石に世界情勢が違いすぎて生活様式なんかは違う可能性があるから聞かないが、それでも同じような事しか話さない人類月面会議の内容よりも、複雑で不思議な会話をする人物なのだ。もしこの世界から元の世界へと帰る事が出来た時に9Sにこの事を報告できたり、以前9Sが言っていた気分と言うものがどういうものなのかわかるかもしれないと、その時が少し楽しみになり。)
……なんとも言えない味、美味しいのは間違いないけど……何が使われているのか、色んな味がして解析が難しい。
(箸で食べられない自分の為に店員さんがフォークとスプーンを持ってくれば、フォークを持ってやっと蕎麦を口にすると、初めて口にする蕎麦と言う食べ物に美味しいのは間違いないが色んな食材と思われる味が複雑に、けれどそれら全てが引き立つような不思議な味にそんな感想を言うと、蕎麦を食べ進めて行き、食べ慣れていないのもあってゲダツのように音を立てて食べる事は出来ず、ちゅるちゅると言った感じでだが蕎麦を味わっており)
>2B
…そうね。身体の傷以上に、心の傷は深い。一度壊れてしまったら普通は…
(そう言いながら、表情に影を落とす。彼女自身も幼き頃に凄惨な経験をしてきたからか、ぐっと拳を握っては狂っていった見知らぬ世界の誰かを想って…)
えぇ。明日以降もこの街を拠点にいろいろと散策するつもりでいるから情報は多いに越したことはないわね…
凄い…見た事もないような通貨が沢山…色々気になる事はあるけれど、私もお願い出来るかしら?
(財布から自分の世界で使用している通貨を取り出しながら、自分も隣に立って換金をして貰って)
>ゲダツ
はぁ…私はこっちよ。…あら、と言う事は貴方も…それよりもまず、大丈夫かしら…?
(目まぐるしく繰り出される相手の**に、若干引き気味でツッコミを入れていく。その中で一目見ただけで自分の事を迷い人かと看破した発言にこちらも驚いた様子で。しかしすぐに相手が白目をむいてる事に気づくと、トレーを机に置いてひらひらと手を振って見せて)
>レン
………それだからヨルハの規則で私達は感情を表に出すのを禁じているのかもしれない。
感情を出さなければ、機械的に行う部隊員も出てくる。そうなれば、そういう部隊がいることも隠せるし、その部隊の隊員も狂ったり、後悔したりそういった感情にかられずに済むから。
(心の傷と言うのは我々アンドロイドにとって不可解だが感情がある以上、怒りや悲しみ、後悔といった負の感情に襲われる事は勿論ある。そして感情を表に出すことでより自分の気持ちを自覚してしまい、負の感情を増強させてしまうからヨルハの規則で感情を表に出すのを禁じているのかもと推測を口にして)
これだけの通貨があると言うことはそれだけ私達のように飛ばされた人達が居るという証拠になる。まだ出会えて居ないだけでこの街のどこかにいるのかもしれない。
………換金は終えて、とりあえずこの世界で使える通貨は手に入った。
そうなると次は人であるレンには食事が必要だと聞いた事がある、次はご飯と言うのを食べに行った方が良いのでは無いかと提案する。
(見たことの無い通貨がかなりの数あれば、他の世界はどうかわからないが、あれだけの通貨を1つの世界線で使って流通させるのはあまりにも通貨がありすぎて混乱しかねない。そうなると自分達と同じように換金をしにここに来て換金をしたことにかなる。出会えて居ないだけで会えて居ないのかもと推測し終わると換金が終わり、金属の塊だったが恐らくそれなりの金額に交換して貰えたが、メンテナンス料金が高くつく可能性がある為、使い所を考えようと思いながらお金をしまうと、次は人である相手の為に食事にした方が良いのでは無いかと提案して)
>2B
そうかもしれないわね。戦うために生み出された兵士である以上は、普通はいらないはずだもの。バグにもなりえる不確定要素を機械兵士に入れ込むのは致命的よ。でも…こうして私のような人間と意思疎通できるのは遺志、感情があるからかもしれないわね。
(戦うための兵士ならば、ただ戦えばいい。それに付随する感情は必要ないものと言い切る。しかしながらこうして出会い、共に行動を共にして意思疎通が出来るのは戦闘用に作られた存在としては稀であると小さく笑みを零し…)
確かに…この街には私達のような多くの迷い人がいる場所なのかも…。確かにそうね。丁度お腹がすいたところだったわ…貴女はどうするのかしら?
(いろいろと疑問が浮かぶが、貴女から指摘されてそう言えば…といった様子で。ならば飯を食べようという結論になり。おそらく食事が必要ではない貴女を見ながら、そう問いかけて)
>レン
確かに、それはあるのかもしれない。
感情と言うのは複雑で制御しがたいものだが、こうして人類と気持ちを共有できる点に置いてはいい事なのかもしれない。
(確かにただの機械なら彼女の世界にあるような機械生命体のような反応しか取れず、彼女も自分を便利な道具位に思いとどまったかもしれない。その点自分は緩徐を持ち、人同様に意思疎通が出来るという彼女の世界でも恐らく他の世界でも中々無い機能だろうし、自分にとっても悪い話では無い。彼女と話せると言う利点があるのだからこれはこれで良いのかもと少し前向きな考えを示し)
私も必要そのものは無いけど物は食べられる。
ただ、アジは義体の循環してる液体がすぐさま固まって故障した事があるから食べられない。
(今はまだ出会えて居ないが、可能なら色んな人と話し、人について知って考えて9Sにそれらを報告出来たらと内心考えていれば、ご飯は食べられるのか聞かれ、食べられるがアジを含めた青魚は避ける事に注意を払うとその理由も答えれば「何か食べたい物はある?私は食べ物を食べた事がかないからレンに任せる」と彼女に食事をどこで何を食べるのか任せて)
> 2B ALL
ゲダツ「9S?お前の同胞や輩(ともがら)か、それはよい事だろう。おれも絡繰仕掛けの珍しい知り合いが出来たとゴローや舎弟達に土産話が出来る。」
実際の所、こんな色々と極端な性質(たち)の人間と言うアンドロイド側からしてみれば色々と疑問と誤解を生み兼ねない様なゲテモノな人物ではあったが――この温泉番頭からしてみても今まで見てきたモノの中でも彼女(2B)の様な精巧且つ一目見ただけでは機械であると分からない様な存在に会ったのは貴重な経験であったと言えるだろう。
ゲダツ「蕎麦と言うのはそういうものよ。取り分け出汁は色々と店によって味の異なる工夫を施してるそうだ。」
と言いながらずずっと出汁を飲んでやはり蕎麦は良い、と呟く。
そうしている内にまた誰か客がやって来た、――カジュアルだが派手過ぎない控え目な白と青を基調とした服装をした明るい茶髪のうら若い女性と言った様相の彼女(スプリングフィールド)
スプリングフィールド「心※(あら…?)」
―視覚系のセンサーの注視機能と、(此処)へ来てから死んだ様に無反応だったデータリンクシステムの復調…(しかしそもそも規格が異なるためアクセスは此方からは出来ない様だ。)
それが指し示すのは、やはりこの場でも浮いている二人組の客(ゲダツと2B)
スプリングフィールド「あの…其処の御二方、相席宜しいですか?」
ゲダツ「!!、何奴!」
そっと近付いて、にこやかな表情でそう聞く彼女(スプリングフィールド)に虚を突かれたらしきゲダツはまたもや白目を剥いて大袈裟に驚いているが…
> レン・ブライト ALL
ゲダツ「はっ…うっかり、心配御無用、何も問題は無いぞ。へそ!」
実際問題しか無いのはさておき、分かり易く更に少女(レン)に指摘された妙な髪形(スパイダーヘアー)の大男は漸く白目を元に戻して彼女に向き直り
ゲダツ「その土地の者にはその土地独特の雰囲気と言うモノが染み付いている物だが、お前には其れが無い。加えておれはマントラ(※心綱・見聞色の覇気とも言う)の会得者、違いには割かし過敏なのだ。」
と続けて
ゲダツ「おれの名はゲダツ、元スカイピア四神官が一人、今は青海で“うっかり湯”の番頭をしている青海番長だ、へそ!」
そんな簡単な自己紹介をする。
>ゲダツ スプリングフィールド all
9Sは主に単独で現地調査やハッキングを得意にするスキャナーモデルの少年型アンドロイド。
訳あって共に行動をしていた。
9Sは好奇心旺盛だから、きっとこういった自体や私の報告を楽しそうに聞いてくれると思う。
(9Sについて問われれば、単独行動が主なスキャナーモデルの少年型アンドロイドと簡単な説明をするも、彼はとても好奇心旺盛で気になったら調べてしまうし調べられてしまうほど優秀な型のモデルなのだ、この話をすればきっと満面の笑みを浮かべて、それでそれでと話を聞いてくれるだろうし夢中になって聞いてくれるだろう。普段彼にはメンテナンスなんかでお世話になっているので、その恩返しでは無いが人と出会ったこの話をするのもいいかも知れないと、僅かにだが表情が和らぎ)
なるほど。蕎麦という食べ物は奥が深い。
人類はこういった食べ物を作って食べていたと記録にあった、そう考えると人類はやはり頭が我々では到達出来ない程良いのかも知れない
(蕎麦という食べ物はこういうもので店によって出汁と言うのが違って味も少し異なると聞けば、食べると言う行動が必要が無いので仕方ないには仕方ないのだが、食べ物に対して人と言うのは頭を使って自分達の食事を作り出す人類は凄いと少し着目点が違うと思われる所に感心を抱いておれば、相席良いかと問われれてそちらを見れば、見覚えのない女性。この世界の人かと一瞬考えたが自分の聴覚センサーが彼女から発せられる機械音を聞き取り、世界と型は違えど同類かと納得すれば「私は構わない。ゲダツ、また奇行を取っている。彼女に返答をしないと彼女も困ってしまう」とゲダツの奇行に完全に慣れたのか淡々と奇行について指摘すると、相席しても良いのか答えてあげるべきと要らぬ注意までして)
>2B
ふふっ、そうね…最悪この街にたどり着けなかったかもしれないし、あの場所で互いに刃を交えてたかもしれない…全て良い方に転んでよかった。
(意思疎通出来たからこそ、協力することが出来たし戦う事もしなかった、と思い返して。最悪の展開にならなくてよかったと、今一度安堵の笑みを零して。)
アジ…なぜアジがダメなのか…凄く気になるけれどツッコんだら負けかしら。えぇ、私も特にこれが食べたいってものはないけれど…そうね、かなり動いてエネルギーも使ったし肉料理もいいわね…となると洋食になるわね…レストラン辺りで適当に食べるとするわ。
(やけにピンポイントな品物に思わず面食らった顔をするも、何が食べたいかと聞かれればうーん…としばらく考えて。無難に肉でいいわねと結論を出してレストランを探し始めて)
>ゲダツ
そ、そう…ならいいのだけれど…へそ?
(当人が問題ないというのだからそうなんだろう、と納得しかけるも良く分らない単語に再び首をかしげて)
…なるほど、凄腕の武芸者が良く使う「観の目」みたいなものかしら…私も感覚は鋭敏な方だと自負しているけれど、凄いわね…その通り、私はある日突然この街にいた、迷い人…って感じね。
ご丁寧にありがとう。私はレン。レン・ブライト…過去には色々あったけれど、今はとある学校で生徒会長をやっている学生よ。宜しくね、"番頭さん"?
(マントラ、というものは良く分らなかったが似たようなものを挙げて、彼が只者ではないことを知り。確かに自分はこの世界の人間ではなく迷い込んだ人物だ、と打ち明けて。自分も名を名乗ると淑女然とした振舞で、スカートの裾をつまんで恭しく一礼して)
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