人魚 2022-05-24 10:29:57 |
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っ…ふふ、そうか。それなら良かった。俺もお気に入りだった店を教えれて良かったよ(相手からの言葉の後にされた口付け思わず目を丸くしたものの頬を赤く染めつつ自分としてもお気に入りの店を紹介できて良かったと告げて。そして相手と夕食の時間まで何気ない会話をしていたものの、じわりじわりと心の中を支配するある欲望が強くなってきてはつい無意識の内に言葉にして溢してしまい)
…また、ノアが歩いて出掛けたい時があっても、俺がいる時じゃなきゃ嫌だな……
…僕も、ジルさんと一緒がいいです。一緒に歩きたいです(相手がこぼした言葉に少し首を傾げてから笑顔を見せて。相手以外と行くなんて毛頭考えていなかった為すぐに相手と一緒がいいと答えて。相手が無意識に言っているようだったので相手の手に優しく触れてからぎゅっと強く握ってから相手と目を合わせてからもう一度微笑んで)
っ…そ、っか…なら良かった…(相手からの声に一瞬自分で呟いた事に気付けておらず、なんで考えてたことを相手が分かったんだろう、と思ってしまうも手を握られた事でそれを口にしていた事実に気付きカアッと頬を赤く染め、それなら良かったと小さく呟いて)
ふふ、安心して。僕はジルさん以外の人間とデートは行くつもりないですから(相手が赤くなっているのを見て口元を手で隠してくすくす、と笑いながらまた相手の手を握り直して。相手以外と人間になってデートをしに行く事はないからと言いながら相手にキスをし、少し赤くなりながら信じていい、と言いたげに笑って)
それなら良いんだ(相手からの言葉に幾ばくかホッとしたのか軽く微笑んでそう返して。そうしてれば、ノックと共に「お食事の御用意が出来ました」と使用人の声が聞こえ「分かった、入って準備をしてくれ」と告げれば使用人たちが夕食の配膳を始めて)
ジルさんと一緒に机で食べれますね(お昼ご飯でも相手と一緒に食べていたが屋敷内では初めてな上、きっと今日最後の一緒に食べれるチャンスなのだと思って少し寂しく感じながらも配膳してくれている使用人たちをみながらゆっくり立ち上がって)
あぁ(相手の言葉にコクリと頷き返し、立ち上がる相手を横目に見ながらも手際良く配膳をしている使用人たちの姿を見ていて。そして配膳が終わり使用人たちが部屋を出たのを見送れば「それじゃあ夕食、食べようか」と相手に促し、自分はいつもの席に座り)
うん、食べます!(相手がいつも座っている席に座ったのを見てから相手の向かいの席に座って。少しだけそわそわしながらも、ナイフとフォークは人魚の時も使えていたので大丈夫だろうと思い、少しいつもより慎重に使いながら一口食べ「すごく美味しいです」と言って微笑んで)
そうか、なら良かった(夕食を食べ始め、美味しそうに食べる相手の姿と微笑みながら告げてくれる言葉に笑って返しては手慣れた様子で食べ進め。そして特に何事もなく食べ終えれば、片付けに来た使用人が風呂に入れるのはまだもう少し後だと言うので「そうだ、今日買った菓子でも食うか?まぁ夜も遅いから少しだけ、だがな」と笑って提案して)
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