ネガティブ健康男子 2022-05-23 19:49:51 |
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>鶴城
『そういうところだよ?零の悪いとこ。もっと前向きにしてよ、風邪で死ぬ人なんてほぼいないよ。』
(そういい、マグカップを両手で持ち上げ、ふーふーとして飲む。彼(鶴城)の、そういうところ。弄りたくなるけど、今弄ったらもっと心配性を拗らせてしまうことが、星見は解っていた為、やめた。彼(鶴城)の一言に、検温計を取り出し熱を測る。)
_________ピピッ_
__38.9度。朝より熱がかなり上がっていた。
『……うーん。まぁ元気かな?』
(と誤魔化すように検温計を隠す。これを見せたら、<昴!熱が………本当に死んでしまうぞ!>とか言われそうだからできるだけ隠そ!と決心した。)
(………。プロフィールミスに名前ミス……!土下座してお詫びいたします( ;∀;))
(もっと前向きにしてよ。彼からも彼以外からも何度も言われたフレーズ。自分でもマイナス思考がデメリットでしかないことなんて解っている。でもどうしてもマイナス思考に頭を支配されるのだ。ポジティブでいることが怖い。自信に裏切られることが怖い。要は失敗を恐れるが故なのだ。目を伏せながら彼に聞こえない声量で『前向きなんて無理だよ』と呟いてみる。口に出すと益々自分が惨めな存在に思えてならなくなる。俺は本当にダメな人間なんだ――と再びマイナス思考が頭を支配し始めた時だった。ピピッ__体温計の音でハッと我に返った)
……本当?(彼は元気などと言ったが、彼の様子を見て違和感を持った。体温計を見た時も、体温計を隠した時もどこか不自然だった。幼馴染特有の勘が働き、首を傾げる。彼のことだ。きっと自分を心配させまいと嘘を吐いたに違いない。確認のために無理にでも体温計を奪おうとするのは憚られるので、身体を乗り出して彼の額にそっと手を当ててみる。冷えピタを貼っていても分かるくらいの熱だった。ジト目で彼を見つめながら問い掛けてみる)本当は何度だったんだよ
(/いえいえ、あまり気にしないでください!)
>鶴城
(本当…?、と彼に聞かれ、額に手を当てられば、あっもう隠し通せない気が…した昴は素直にいうことにした。)
『38度…。零、でも本当に大丈夫だからな?あまり心配するなよ……?』
(意地でも、四捨五入してはいわまいと、温度計をポケットにしまい、心配性な彼(鶴城)に体温を教える。はぁ……とため息をつき、次来るもの(鶴城の過保護)に身を構えた。)
(助かりました!探してたです!( ;∀;))
38度……?高い方じゃないか! 心配するに決まってるだろ! ほら、早く横になって(この幼馴染の悪い所は自分を心配させないと嘘をつく所だ。38度は普通の人間にしてみれば微熱程度だろうが、虚弱な彼にしてみれば、いつ跳ね上がるか分からない爆弾だ。安静にしていなければならない。彼に横になってと指示すると自分は立ち上がる)
何か栄養に良いもの作るから。どうせ朝から何も食べてないだろ?(そう言って手早く準備を始める。相手の返事を待たずに行動に移すのは、彼の悪い所を封じるための作戦だ。「別にいいから」と彼の言う通りにしていたら、後から良くない結果になるかもしれないからだった)
(/万が一埋もれてしまった時の為にブックマークなどをしていくことをおすすめします!
>鶴城
(別に横にならなくとも善かったが、ここで横にならないと、彼は、口酸っぱく自分に突っかかってくるので、大人しく従う。そして、急に彼(鶴城)は、何か食べるものを作るよ、と言ってきた。)
『あっ………ちょっ…!ゼリーとお粥は、食べてるから大丈夫って……こうなったら聞かないか…じゃあ…頼むよ。食材は、冷蔵庫にあるだけだよ。』
(できれば、ミネストローネがいい、と呟く。)
(成る程、早速実践してみますわ!)
うん? ミネストローネ……? 分かった。作ってみるよ(ゼリーとお粥より栄養は摂取できそうだ。彼は迷惑がっているだろうが少なくとも止めに来ないから認めてくれていると解釈した。冷蔵庫から出した食材を使って調理を始める。手際よく調理を進めていき、30分程度でミネストローネ――足りない食材もいくつかあったが――を完成させた。器によそうと彼の元へ持っていく)
はい、出来たよ(そう言って僅かに口角を上げる。味付けに問題は無かったとは思うが口に合わなかったらどうしよう、なんて不安が過ぎり始める)
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