愛を謳う　【 ホスト/BML 】

>神崎様

____そんな事ないですよ、勿論、初めの頃は覚える事とか生活リズムの変化で大変でしたけど、なんだかんだ楽しくやらせてもらっているので

（大袈裟に話す彼ににこりと笑って答える。「それが仕事だって言われてしまえばそうなんですが。それでも24時間365日、彼らは働いている様なものですから」ボーイである自分から見てもホストの仕事は大変だと述べるが、「お客様に楽しんで頂ければ何よりですよ」と付け加えて。）

彼女、ですか？お恥ずかしながら私は恋愛経験が少なく、というより対人関係がまだよく分かっていなくて。2、3回お付き合いさせて頂いた事があるくらいです。
4回振られてしまったという事は4回もてたと言う事です。
神崎様にはそれだけの魅力があるという事ですよ。


>ナギさん

____私ですか、19歳の時ですからかれこれ4年くらいになりますね。
（友人の紹介で始めたこの仕事だがなんだかんだで気がつけばよう4年と言うことに自分でも驚き。「ちょうど今のナギさんの様な生活でしたよ、午前は大学、夜はお店」今の彼の生活リズムを見て昔の自分を思い出すと話し）


>トワさん

____いえいえ、そんな事ないですよ。私たちボーイは営業時間が終われば仕事は終わりですが、ホストの方々、特にトワさんの様な方は営業時間なんて関係ない様なものですから。
（自身を労ってくれる言葉を嬉しく思いながら微笑み。撫でられた事にきょとんとした表情になるがすぐに笑って「流石ですね」と一言呟き。「それはありがたいですね、No.1だから手伝いに来た、ではなく、トワさんがその様に周りへの気遣いを怠らなかったからNo.1になられたのでしょうね」手伝いに来た、という彼に述べれば「勿論実力も関係するでしょうけど」と付け加えて。「私もトワさんと出逢って楽しく過ごさせて頂いております。ではそのお言葉を有り難く受け取っておきますね」本心かそうでないのか、どちらかは分からないしどちらでも構わない。言葉をかけてくれた事に感謝して）


>コウさん

____いえ、大丈夫ですよ。始めたきっかけは友人の紹介だったんです。ホストしてみないかって。ですが私は昔から人と関わって来れなくて。ホストは向いていないけどボーイならって。
（苦笑しながら「まあでもその友人はすぐ辞めてしまったんですけど」と付け加えて。家と縁を切って一人暮らしを始めた事や、一年は遊び呆けていた事、学費を稼げる職業を探していて声をかけられた事などをぽつりぽつりと話して。）

コウさんはどうしてこの職業を？