愛を謳う　【 ホスト/BML 】

>36　隼ちゃん


＿＿＿＿＿隼ちゃん｡
（　　何時も起きた後は軽く頭痛のする頭を抑えながら何時もの様に頭痛薬を飲み｡昼間より前に何時も起きるが､する事の無い時間はとても暇でラフなシンプルな格好に取り敢えず着替え指名してくれる常連客の好きなお酒や好きな物等書かれたメモを流し見して｡其の様な事をしていれば出勤時間が近付いていて｡グッと背筋を伸ばし家を出て店に向かい｡お店に着けば既に数人居て”お早う､今日も元気そうだね｡”なんて笑顔で声を掛け休憩室に入り何時ものスーツへと着替えてホールの方に出れば掃除をしている彼を見付け名前を呼んで掃除を手伝おうと箒を手にゆっくり近寄り「手伝うよ隼ちゃん｡」と伝えて｡　　）



>38　凪仁ちゃん


＿＿＿ふふ､知ってるよ名前､新人くんの凪仁ちゃんでしょ｡態々自己紹介してくれて有難う､更に凪仁ちゃんの事知ったから忘れないよ俺｡此処座りなほらおいで｡
（　　パックのオレンジジュースをのんびりとした空間で呑んでいれば不意に聞こえた声と姿で｡ゆっくりとした動作で挨拶をする彼に目を向ければ笑顔を浮かべ彼の名前を伝えて｡新人くんだろうが此処に居る他の従業員の名前は全員憶えているつもりで｡立ったままぺこりとお辞儀する彼の腕を､オレンジジュースを持っていない片手で優しく引っ張り自身の空いている隣へと座らせようと声を掛けて｡　　）