愛を謳う　【 ホスト/BML 】

>>298　千景（　ハチ　）



嗚呼、痛ぇな。千景がこうして撫でてくれてたら痛みも治まると思うが
（　相手が目線を上げたのを確認すれば眉尻を下げたまま僅かに笑みを湛え、優しく撫でる手にそっと自身の手を重ねれば嘘を並べ。相手と目が合えば、バレるまではこの心地良い時間を堪能しようと考えて。「はー、千景の魅力が分からねぇなんてなぁ。ま、こうしてお前と話せてるから俺は別にいいが…いや、お前としては良くねぇのか」態とらしくやれやれと肩を竦めると嘆息混じりに呟き。自身としては嬉しいが、本人としては嬉しくないかもしれないと自分本位な発言をした後訂正して。独占欲、独占欲と頭の中で繰り返し唱え考えてみるが学生の頃から同性愛者であることは自覚しており、無理してまで異性と付き合う気にもなれずで付き合いの経験というものが無いことから自身の独占欲の強さを測る術はなく。そういえば、幼い頃からお気に入りの玩具への執着が強く手放さなかったと聞いたことがあると思い出せば、恐らく独占欲は強い傾向にあるのかもしれないと思い至り。「──さあ、どうだろうな。お前はどう思う？」間を置いた後首を傾げ、我ながら面倒くさい返しをして。「そろそろ鬱陶しくなってきたんじゃねぇかって思って」相手の目が此方へと向き、目が合えばふっと目を細め相手からの言葉を待ち　）



>>299　那智（　トワ　）


──なるほど、お客が聞いたら喜びそうだな。
（　考える仕草をする相手をじ、と観察するように眺めていれば飛んできたワードに一瞬閉口し。きっと揶揄われているのだろう、と判断すればお客へと話をすり替えるようにして。勘が鋭いと言われれば点と点が繋がったようでじろりと口元緩める相手を見ては「お前、変なこと考えてたな」なんて指摘をするも追及する意図はなく。「だな。んなことねぇよ、お前が見てる時にたまたま何かに気付いて、たまたま対処してたってだけじゃねぇの」相手も傷付く言葉を浴びせられた経験かあるのだろうか、なんて思えば慰めの意を込め頭へ手を伸ばし、ぽんぽんと数回撫でて。相手からの評価は有難いが自身としては特に思い当たる節がなく、首を横に振ればたまたまであることを伝え。「ねぇかも、そういうお前は？人によってはっつったろ。俺はそうされても気ィ遣うタイプじゃねぇし」昔はあったかもしれないが、なんて思いながら首を傾げて相手にも問い掛け。相手の言葉を聞き、頬から指を離せば相手から目線逸らさずにはっきりと告げ。「最初で最後って、お前なぁ。ああ、でも次はお前が淹れる番な」失礼だぞと言いたげな視線を向け、相手の嬉しそうな表情から目を逸らすようにふいと正面向き　）


（　/　>>297　獅童様宛の最後の台詞ですが作るではなく淹れるの間違いでした。脳内変換よろしくお願いします、申し訳ありません…！　/　お返事不要です　）