愛を謳う　【 ホスト/BML 】

>>295　千景（　ハチ　）


──まだ痛いからもう少し撫でてくんね？
（　説明を受けるとふと悪戯心が芽生えたようで目線を下げる相手に近付いて僅かに声のトーンを落として相手からの反応を待って。実際は全く痛くないが相手からのスキンシップをもう少し味わってみたくなり。「へぇ。まじ？そん時は頼むわ」表情からは汲み取れないが言葉で伝えられ愉しそうだと思ってもらえていたことが分かり、嬉しそうに表情和らげ。相手からの申し出も有難く、そんな時が来たらお願いしようと考え。「そ、千景は独占欲とかってあんの？きちんと対等な人扱い」独占欲、そんな言葉を聞けばふと気になったのか首を傾げて訊ねてみて。何扱いかと問われると考える素振りもなく即答し。一瞬様子が変わったように思えたが触れずに視線だけ向け。何も言われないことに内心驚きつつも暫く髪を弄び、満足したのか手を離し　）


>>296　那智（　トワ　）


破る気はねぇけど。例えば？何すんの？
（　悪戯っぽく笑う相手をじ、と見ては破ったら何をする気だろうかと興味本位で訊ね。不思議そうに首を傾げ自身の名前を呼ぶ相手に「…いや、何となく嫌な予感がしたんだよ」一拍置いた後、第六感が働いたと難しい表情で告げて。「そういうのは聞き流せばいいんだろ？あー、そう思われがちだが狭ぇ方だよ」ふっと息を吐くように笑った後肩を竦め。相手に比べれば自身なんて狭いほうだろうと。「正解。物少ねぇよ、俺ん家。至れり尽くせりしそうだもんな、お前。そうされると人によっては気遣うかも」職業柄引っ越しを余儀なくされるケースも過去にあった為、物はなるべく少なくしており。くつくつ喉を鳴らすと、相手の印象を述べたあとに自身の意見を付け加えれば人差し指で相手の頬を優しく突き。珈琲一杯を大事そうにする相手を見て小さく溜息一つ吐き、忠犬っぷりにくすりと笑み溢せば「いつでも作ってやるのに」なんてぽつりと一言。　）