支配人 2022-05-21 17:30:55 |
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那智( トワ ) / >270
…アンタがそんな事しなくても良い。
( ぷかぷかと浮かぶ己自身が吐き出した紫煙を眺めていれば、従業員室の扉が開きゆっくりと其方に眼を向け。ナンバー1の己自身とは違うキラキラとした姿に眩しく感じ視線を逸らし。濡れた箇所をタオルで拭く彼の手を痛くない程度に掴み乍、短くなった煙草の火を灰皿にグリッと押し付けて消し。彼が手にしているタオルを引き抜けば「…自分で拭くから安心しろ。」拭くのも着替えるのも憂鬱だったがタオルで軽く濡れた箇所を拭き。 )
総司( ツカサ ) / >271
馬鹿が、気にすんな。…そっちの仕事有ったんだろ。
( 己の行動を察し手を挙げ挨拶を返す姿に流石長い付き合い、なんて。申し訳無さそうに謝罪をする彼に軽く息を吐き窓際から離れゆっくり彼へと近寄って行き、綺麗にセットされている髪を崩さない程度にふわり、と1度髪に触れ「後怪我は多分無い、御客の暴れた腕が少し当たりはしたけど…。」と付け足す様に言い放ち。スーツの予備は偶に持って来たりしていたが、段々と面倒になり今日も特に持って来ておらず。此方を見る彼に眼を合わせれば相変わらず無表情の侭「…総司が良いなら申し訳無いが貸してくれ。…今度御礼にアンタが欲しい物渡す。」貸して貰う意思をみせて。気を遣える彼の厚意を有難く受け取ろう。彼への御礼は甘い物が良いのか、偶には甘い物以外の物が良いのか、なんて思考を巡らせ、悩んでる暇が有るのなら聞いた方が早いと感じたのか「…何か欲しい物あんの?」と近くのソファの縁に軽く腰掛け彼を見上げる形で問い。 )
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