愛を謳う　【 ホスト/BML 】

>　ナギ


上に立っているからと言って権力を翳しては､下の者が着いて来ねぇだろ?そんな横暴な社長は要らねぇからな｡
（　漫画を見ていて其の影響を受けたような発言にふ､と少し口角を上げ｡社長だから偉い訳では無い､偉いが其の権力を使い圧力等掛けられないと言い｡俺自身がそんな社長が上に立っているのを考えれば嫌で仕方無く｡「其れを言うなら御前達ホストも大変なのだからな?決して俺だけでは無いぞ｡」と言いながらやってきたお酒を手に取り軽くグラスを傾け「乾杯｡」と言葉を告げて喉にお酒を流し込んで　）



>　コウ


俺が呑みてぇ物より､御前も一緒に呑めて楽しめるやつの方が良いだろうが｡了解､じゃあショットは無しな｡俺も度数高くても低くてもどちらでも構わねぇから｡
（　仕事終わりのお酒はやはりすとん､と何処か気が抜ける感じがして｡ふと言われた質問に軽く頷いて「嗚呼､最近忙しくて中々此処に来れなかったからな｡久々に今日は顔出せたし､御前にも逢えたし良かったわ｡」と答えて｡最近は忙しく来たくても此処に来れていなかったが､今日は残業したものの忙しさは少し落ち着き此処に顔を出せて嬉しく感じて｡呼び方を確りと考えてくれる彼は真面目だなと思いながら「ん､嬉しいわ｡これからはそう呼んでくれよ?俺が喜ぶからな｡…気になったんだけど確か同い歳だっけ?俺達､コウ何歳?」と呼び方が決まれば嬉しかったのか少し口角を上げたがふと気になったのか年齢を聞き　）