匿名さん 2022-05-15 18:15:46 |
通報 |
ん、いただきます…(相手に笑われてしまえば恨めしそうに相手を見やりつつ相手の向かい、いつもの座る位置で椅子に座りトーストにバターを塗って相手との朝食を食べ始め)
(相手が独立の為に忙しくなると言ってから数日、中々相手が家に来ない所を見ると本当に忙しいんだな、なんて思いながらスーツ姿で依頼主である企業に出向いてどんな内容での依頼かの最終確認した帰り道、大通りを歩いていて)
(/場面切り替えておきますね!)
あ、お待たせしてごめんなさい!
いつものお店でいいですよね
(大通りの中、背の高い身なりの清潔な紳士そうな男性に親しそうに話しかける。格好はどこか黒の多めでかつどこか女性らしさも取り入れた格好で髪をポニーテールにしているからかどこか色気もある格好になっており、男性に声をかけると笑顔でいつものところでと言って親しげに歩き出し)
(/ありがとうございます!)
…は、え、凛斗…?(たまたま見てしまった相手の姿だが、忙しい筈の相手が女性らしさを取り入れた服装とポニーテールにしてることで艶やかさを醸してる姿で紳士風の男と共に親しげに歩く姿に思わずポツリと誰にも聞こえぬ程の小さな声で溢れ落ち。追い掛けて問い詰めても良い筈のその姿だったが、気分が優れずそのまま帰宅し、真っ先に寝室へと入れば仕事をする気力すら湧かずただ内側から扉を背にしてその場に座り込み無気力に時間を過ごし)
はぁ、やっと終わった…
(数時間後、ポニーテールにしていた髪を解きため息を吐く。数日間会えていない相手を思い浮かべてスマホを取り出し時刻を見る。夕食を相手が食べたか食べてないかくらいの時刻だと思い、『今、光隆の家の近くにいるから行くね。』と書いて相手の家へ行き数分後、家の前に着き)
『鍵は渡してるし、凛斗は俺の嫁になるんだからわざわざ家に来る時にもう言わなくても良いよ』(何もする気が起きない、何かを食べる事すら億劫であり、ただただ寝室のドアの内側に背を凭れさせたまま時間が過ぎていき、そんなタイミングで相手からのメールが届き。相手が家に来る、いつもなら喜んで自分で出向いたり鍵を開けて待ってたり、そんな対応をしていた記憶はあるが、あの浮気(?)の場面を見てしまったが故にその気力も当然無くて。それでも既読スルーはせず、パッと見は仕事で手が離せないから自由に入ってと言ってる風を装った文面を送り)
……さらっと書かれるとほんとに照れるんだけど…
(通知に気がついて内容を見ると自由に入って良いと書かれてある上に嫁になるんだからと書かれていて嬉しそうに笑顔になりながら鍵を開けるともう既に外も暗いのに部屋は暗くカーテンも開いており、忙しかったのかなと思いながら出て来ない相手に少し首を傾げる。普段なら出迎えてくれるがそれも出来ないほど忙しいのだろうかと思って仕事部屋へ行くがおらず、寝室を開けようとすると開かないためここに居たのかと安堵し)
光隆、寝てるの?具合悪いの?
…別に、そんなんじゃない…平気だから…(相手は嫁になるんだから、相手に向けて打ち込んだその言葉は自分の気持ちをマイナスにまで行かせないための自衛手段であり、それで辛うじて鬱のような状態は回避していて。それでも一度不安な気持ちになればそれを取り払うことはかなり困難を極めていて、そんなタイミングで寝室のドアが一瞬開けられそうになったもののすぐにそれは止まり、相手からの質問にいつもの調子の声色を出すことすら億劫で淡々としてる調子にトーンの落ちた声色でそう返して。それが明らかに平気の言葉と真逆であることは相手には明白で)
平気って声じゃないよ?嫌な顧客でもいたの?
……僕でよければいつもみたいに愚痴聞くよ?
(そんなんじゃないという相手の声色はどう聞いても平気そうに思えずドアノブをガチャガチャと弄りながら自分のことが原因だとは思わずに心配そうに仕事関連だろうかと思いながらドアを叩き、愚痴なら付き合う前も聞いていたため聞けると言ってまたノックし)
だからほら、開けて?何も分からないとどうしようもないもん
…そんなに俺の愚痴、聞いてくれんの?(ガチャガチャとノブを回す音、ドアを叩く音、ノックの音…それらは電気も何もついてなく、カーテンも開けっ放しの寝室を音で彩ろうとしていて。そんな音の主である相手の言葉に淡々とした声色は変わること無くそう問いを投げ掛ければゆらりと立ち上がり、ドアの開閉に支障がない程度に少しだけドアから離れて)
当たり前でしょ、恋人なんだから
……何かあったの?僕でよければ聞くし、光隆が元気になるならなんでもするよ
(愚痴を聞いてくれるのかと尋ねてくる相手に矢張り何かあったんだと思いドアが開けそうなので開けてみるとどこか沈んだような表情に見えて、歩き疲れたのもあり相手の手をとってベッドに座り、どうしたのかと思い自分位できることがあるなら言ってほしいと言って笑顔を見せ。髪は解いているが普段と違って少しウェーブさせているからか邪魔で髪を結び直しながら相手が笑ってくれたら良いなと思って自分の格好を少し弄り)
あ、この格好は気にしないでね、女子じゃなくて僕だから勘違いしないでよー?
…何でも、するんなら(相手には手を引かれ、暗い室内ながら廊下と繋がるドアから差し込む廊下の電気で見える相手の姿は本当に女子のように思えてきてしまい、相手の元気になるなら何でもする、その言葉に、相手の続けての女子じゃないという言葉すらまともに耳に入らず相手の身体をベッドに押し倒しては、普段とは違う相手の首筋を服を少しずらして露呈させ、その美しい何も痕の無い綺麗な肌にガプリと相手に怪我をさせない程度の力ながら噛みついて)
いっ……え?
(まさか押し倒されると思っておらず驚いたようにどうしたのかと尋ねようとすると服をずらされ首筋に噛みつかれ、初めての感覚に少しゾワっとしながらも痛さに思わず小さい声を漏らしながら理解が追いつかず戸惑いの言葉を漏らしながら困ったように眉を下げてまだ空いている手で相手の胸元辺りを非力ながら押すように抵抗し)
ちょっと待ってって、そういうことする雰囲気じゃないよね…?
煩い…好きにさせてくれるんだろ?(相手の疑問や抵抗に一切意に介する事無く、相手の先程の言葉を好き勝手に改変しそれを言いながら相手の胸元を無理やりはだけさせようと相手の服に手を掛け首筋まで移動させた口でぢゅうっと音を立てて吸い付き、朱の証を相手の首もとに1つ咲かせて)
好きにとは言ってない、っ……
僕は、離れないよ?ねぇ
(何でもと好きにはさほど意味は変わらないもののいつもと違う様子の相手に流されまいと、首筋への口付けに声を出さないよう唇を噛みながら、朱い証をつけた相手に数日前に離れるようとしたらと言っていたのを思い出し、離れないと語りかけ、ねぇと言ってから相手の頬に手を当てて自分から口付けをし)
っ…凛斗の嘘つき、そう言いながらもいつかはあの男の元に行ってしまうんだろ…(相手の離れない、その言葉と触れるだけの口付けにピクリと肩を揺らし、相手の方を漸く見るも、あのときの高身長な紳士的な男性と親しげにして女性のような姿をしていた相手の姿を思い出しては、子どものようにイヤイヤと首を横に振り、相手の服をはだけさせようとしていた両手は相手の服の胸の下辺りをギュウッと掴み、拗ねたような口調でそう吐き捨てながら自分の額を相手の胸元にグリグリと押し当てて)
あの男…?あ、ちょっと待って…?もしかして今日会ってた人?光隆が見たってこと?
(あの男の元に言ってしまうと言った相手の言葉、どこか子供っぽく嫌がっている貴方の手に触れて状況を段々と理解して今日隣にいた男性のことかもしれないとわかると相手に優しく問いかけて。胸元に額を押し当てる相手の頭を撫でながらそれなら誤解を解かないとと思い真剣だが優しい口調で)
あの人は僕がデザイナーになるきっかけになった人だよ。僕が今回デザインしたのが初めての女性用だったから売れるかどうかを見て欲しくて服になってすぐに自分で着たんだ、自分で言うのも何だけど似合うから……
…ん、見た(自分よりも年上で、大人の余裕がにじみでていて、可愛い相手と並んで立つのが違和感全く無い……非の打ち所が無さそうなあの男と比べられたら勝てる気があまりしない、そんな気持ちを抱いており、それなら先に身体に手を付けてしまいたいと考えていれば、優しく問われコクリと頷いて。そうすれば相手により紡がれるあの男の事についてをただ無言で聞いてはいたが、未だに不信感は完全に拭えておらず、相手の服を掴んでいた手を相手の背に回して抱き付きながら明らかな嫉妬心を抱いてる声色で問いを投げ掛け)
…で、そんな切っ掛けの人のデートは楽しかったのかよ
デートじゃないよ?あの人、奥さんいるし。それに、こう言う格好だってずっと光隆の好みっぽくしたくてだし…
……どうしたら信じてくれる?
(あからさまに嫉妬している相手の様子が本当は少し嬉しくなってしまったが嫉妬すると苦しいのは自身も知っているためゆっくり考えながら決してそう言う目で見ていないこと、綺麗な人を褒める相手のために可愛いではなく綺麗な格好を試してみたくて作ったのも本音であることを述べるがそれで信じてもらえるとは思わず、どうすればいいのか優しく尋ねながら抱きついている相手を抱きしめ)
…じゃあさ?今度同じ服でデートしてよ。何処か遠出してお泊まりのデート(相手が自分の好みの為に作った服、そう言われれば確かにあの服装は自分の好みにドストライクであり、その部分は納得はしていて。それでも相手が他の男とそう言う風に見える行動を取ったのが、相手の綺麗な姿での笑顔を自分の知らない男に取られたのが悔しくて。相手が恋人だからこそこの感情になってるということに気付かないまま、相手の問いに少し相手の顔を見上げながら上目遣いでそうおねだりをして。ただのデートではなくお泊まりにしたのは単純にあの男よりも相手が同じ服を身に付けていた時間を過ごしたという実感が欲しいから、何て醜い嫉妬心で優越感に浸りたいからで)
お泊まり?いいね、でも…この格好で一日中は恥ずかしいし、夜だからマシだけど普通に見たら絶対変って思われるから…
(デートの提案は嬉しいが、自分が今日夜に評価をもらうために行ったのは着ても違和感が無さげに見える暗さのおかげであって遠出へのデートとなるときっとお昼間にこの服で歩く。そう思うと恥ずかしさよりも自分は良くても相手が変に思われているのを聞きたくないと思い。似合ってるとは言え女性に本当に見える自信がなく。もちろん相手の頼みは聞きたい…と考えながらも最後には相手のお願いを聞きたくて質問し)
この格好で、一日中…いいけど他の人に変に言われないかな、僕…光隆が変に思われるのは嫌だ
トピック検索 |