.*＊ 薔薇に刺あり、　〆　

募集板で声をかけさせていただいたものです、この度はありがとうございます……！


●女の子の喋り方について

背後はデフォルトだと淑やかな女性キャラがタイプではあるのですが、あの募集に自分から手を挙げた身、加えてせっかく見た目と中身のギャップが激しい女の子との絡みということもあり、その辺りはぜひ背後様と上手く擦り合わせたいなと思っております。
こちらからの要望として、

１）声質だけはいつもめちゃくちゃ可愛いのに、口調と喋る内容が残念至極（募集板でお見せいただいたサンプル）
２）猫被りをかなぐり捨てて本性を曝け出すときのみ、口調こそ大きく変わらないものの声が低くなったりドスが効いたりする

のどちらかでよりお好みのほうをご選択いただいても宜しいでしょうか……？


●ロル形式について

問題がなさそうで安心いたしました。字数についてはだいたい250字～500字程度が無理なく紡げるボリュームです。長文やマンモスも頑張れば打てはするのですが、どうしても長期的に継続するのは厳しく……！


●世界観について

オリジナルでは、

１）冒険者ギルドに所属する戦士／傭兵／狩人の男と呪術師／魔術師／施療師の女の子が、モンスター狩りで生活していく対等なバディもののハイファンタジー

２）伯父がやらかしたため一族郎党皆殺しの刑となり身の危険が迫っていた貴族令嬢（※ただしそれにしてはぶっ飛んだ素行）である女の子を、彼女の家の侍従長に頼まれた騎士／下男／野盗の男がやむを得ず連れ出すローファンタジー

３）スラムの生まれであるにもかかわらず、その見た目から高値の奴隷／愛玩用少女として売り出されていた女の子を、小金持ちである男が伝手を使い落札。やがて判明する少女の本性にがっつり幻滅しつつ、自分の旅に連れ回すハイorローファンタジー

などをふんわり提案いたします。
版権ではヒロアカ、ワンピース、チェンソーマン、進撃、ハリポタなどがカバー範囲です!


●萌え萎えについて

此方の提供キャラについて、容姿、性格、傾向、過去など、背後様の萌える要素を是非お伺いしたく。
背後様提供の女の子については、見た目だけならば絶世・薄幸の美少女であること、どちらかと言えば小柄で髪は長めであること、猫被りをするときは本当にたまらなく可愛いこと、ふてぶてしさとたくましさをがっつり持っている裏で大変な過去・境遇を秘めていたりすること、弱る瞬間もあること（レア～ウルトラレアまでのさじ加減はお任せします）、寝顔はあどけないこと、次第に男を信頼していくこと（それを素直に表現するかは別）……などなどをお願いさせていただければ！

此方こそ、この度はお声掛け及びご移動ありがとうございます！まだまだ未熟ではありますが、お互いが楽しめるよう精進して参りますので何卒よろしくお願い致します。


●喋り方について

１を基盤に、猫被り時は「あらあらうふふ」系のキャラを演じているというものを考えております。外（人目のある所）では主に猫被り、既に素を知っている者しかいない所では口が悪い、という使い分けはいかがでしょうか？


●ロル形式について

此方としても長文～マンモスはどうしても時間がかかってしまうので、～500程度の範囲でお願い出来ればと思います。とはいえ展開などによってムラはどうしても生じるものでしょうし、「絶対に同じ文量で返さなくては！」などお互いにあまり拘り過ぎず進められたらな、と。
また心情や終止、小説などなど何か苦手なロルはございますでしょうか？


●世界観について

素敵なご提案をありがとうございます！中でも２、３に惹かれたので、此方からはその二つにおける「大まかな少女像」と「猫被り→素」になるまでの流れを提案させてください。勿論絶対にここから選ぶ必要はなく、その他お好みのものがあれば是非お聞かせいただければ……！

２）伯父の道連れなんて冗談じゃないと、一人で脱獄を試みる程の逞しさを持つ少女を考えております。助けられた直後は猫被り状態、脱獄のため荒れた牢獄や、汚れた服も手足も「まあ、なんのことでしょう？」とシラを切る。も、男は助ける際の何かの参考になればと侍従長から既に少女の本性を聞いていて……という流れはいかがでしょうか？このパターンの場合、素を知っているけれど暫く猫被りのまま泳がせている、というのも大歓迎です。

３）スラムから出られたことは感謝するけれど、奴隷／愛玩用として売られた人間の扱いなんてろくなものではない……と猜疑心の塊な猫被り少女を考えております。生き延びるため暫くは猫被りで接しますが、うっかり素を見られた後は、男が落胆するだけで特に罰は与えられないことを知り素を出していく……という流れはいかがでしょうか？

版権作品は進撃、チェンソーマン、ハリポタがカバー範囲となります。色々と抜け落ちている箇所もあり、知識が一番しっかりしているのはチェンソーマンです…！


●萌え萎えについて

当方提供に関する萌え要素、把握致しました。詳細にありがとうございます！こちらが考えていた少女とそう違いがないようで安心しております。これらの要素を取り入れつつ作成しますが、何か違う……ということがあればその際は遠慮なくお教えくださいませ。
僭越ながら此方からも上げさせていただきますと、短髪過ぎないこと、長身寄りであること、ダウナー系ではあるがやる時はやる男であること、（容姿か性格か問わず）何処か胡散臭さがあること、歳上の余裕がありながらも時折少女に翻弄されることがあること、などが萌え要素になります。
最後のものに関しては、素を見せた後も気紛れに猫被りの状態で頼みごとをしてみたり、都合が悪いことを流させようとしたりする提供に振り回されてくれると嬉しいな、と考えております……！

●喋り方について

大賛成です、是非その方向でお願いします！最初はそれこそ正常だと思っていた猫被り時の口調に、女の子と過ごす時間が長くなるにつれ逆に嫌な予感を覚えるようになったりしても面白いですね。


●ロル形式について

良かったです……！相手に気兼ねせず変動してOKというのも賛成です。形式について、挙げていただいたどれもむしろ好みの範疇であり、およそ問題ないかと思います。
好みを強いて挙げるとするならば、「手を差し出す」→「手を掴む」のみの小さな行動描写のみを繋ぎ続けるのは展開があまり進まず苦しいと思うので、程よく確定を使い展開をどんどん進めていけたらいいなと。


●世界観について

お互いに知っている版権からの引用も素敵だなと思ったのですが、主様の提案してくださった「３」の流れが素敵なので是非それでお願いしたいなと……！

それまでは普通に成人女性と付き合いを持っていた男がオークション会場で女の子に一目惚れ（ただし女としてというよりどこか美術品に対するそれに近い）、そのためやがて明らかになる女の子の本性に落胆すれど容姿は変わらないので苦悶しつつもそばにおく……というイメージです。
男側の職業について、ハイファンタジーの場合は世界中に眠る古代遺跡なり他民族に盗まれた摩訶不思議なお宝なりを探し求める冒険家に近いトレジャーハンター、ローファンタジーの場合は世界中の芸術家から美術品を仕入れる美術商兼怪しげな情報屋・運び屋をイメージしております。後者の場合、銃や鉄道は普及しているがまだ馬車なども走っている年代が美味しいかなと。
世界観も併せ、どちらがより好みでしょう……？


●萌え萎えについて

回答ありがとうございます、早速反映して作成してみましたのでご査収くださいませ。


○ヴァレリー／通称・偽名

○肩にかかるほどではないがごく軽く梳くことができる程度の長さの、艶やかな金髪。前髪は真ん中分け。瞳は深い緑色。ごく薄い顎髭あり。彫りの深い顔立ちで、眉と目の間は狭め。身長180cmとほかの男に比べ頭一つ突き抜ける長躯。服の上からも顕著に見て取れるというほどではないが、程よく筋肉質な体形。質は良いが着古しているとわかるくたびれた外套やシャツ、スラックスに身を包む。

○少女より９～14歳ほど歳上。実はかなり名のある家の三男らしい。しかし領地での実権がほとんどないことから中途半端な立ち位置と義務を放り出し、その身一つで世を渡り歩いてきた結果、今の職で一財産を築く。しっかり領地運営に勤しむ兄からは早く帰って来いと言われ、何やら追っ手まで放たれているようだが、のらりくらりとかわす日々。

○大抵は気怠げ。基本的に自分の身に降りかかることでなければ我関せずのスタンスを貫く。社会の不条理や宿命論といったものにもある程度逆らわず、各地の警察や守衛とも（その質はいいくせにだらしのない身なりによって露骨に怪しまれながらも）上手くやろうと努力する。とはいえ最低限の人情や倫理観は持ち合わせており、こっそりがっつり反抗したりやり込めたりすることも少なくはない模様。

○愛煙家で、昔特注で作らせた美しいオイルライターを肌身離さず持ち歩く。また自分の容姿を少しは自負しているようで、「まあ俺は美男子だからな」といった系統の発言が口癖。そのファッションでか、というツッコミにはどこ吹く風。

○適当に生きているようで、「美しいもの」に心奪われる一面を持ち、それを手に入れたり、本来あるべき場所に戻したりするためならば、密かに静かな情熱を燃やす。美しいものは何でも手に入れたいというより、あるべきものはあるべき場所に、求められるものはそれを正しく欲している人の手に、だれのものでもないものは吟味した上で適切な場所或いは己の手のなかに、という考え方。時によっては作品を手掛けた画家や彫刻家を守るために体を張る。このため普通のお宝泥棒などとはむしろ対立する立ち位置なのだが、いかんせん本人が「美しいもの」好きであることにより警察などから混同されがちで、それについてはかなり不満気。むしろ警察や財宝鑑定団の見方だ、というのが本人の弁。

○あちこちを渡り歩き、探索や交渉に勤しむ職業上、基本的に決まった住まいを持たず、一か所に長居する場合は常宿を根城にしている。また各地に同業の知り合いと秘密の倉庫を持っており、それを活かし財産を分散して隠しているとか。

○年齢相応の女性経験はあるものの、彼女たちと人間づきあいをしたことはなく、本当にただ関係を持っただけだった様子。良くも悪くも「美」という曖昧な概念のみを愛しており、ある程度の社交はこなすが深くは興味を持たなかったようだ。それが初めて崩れたのは、最初こそその美貌に惚れ込んだ例の少女と深く知り合ってからのこと。ただそこにあるだけの財宝や美術品と違い、強烈な魂を宿して動き回る彼女に振り回されているうちに、そこに惹きつけられていく。……仲間内から若干のロリコン疑惑が持ち上がるようにもなるが、本人は全力で否定。

●喋り方について

よかったです！それではその方向でやらせていただきますね。接する時間が長くなっていく中での心情の変化もとてもとても楽しそうでわくわくします……！


●ロル形式について

了解致しました。此方もある程度の確定要素は必要なものであると思いますので、そのようにやっていきましょう！
その他やり取りをする中で苦手だな、やりにくいなと感じることがあれば、お手数ですが都度ご相談いただければと。


●世界観について

トレジャーハンターも様々なハプニングが起こりそうでやり取りをする上でとても楽しそうなのですが、美術商兼情報屋・運び屋の怪しげな雰囲気により惹かれてしまいました……！是非、後者のローファンタジーでお願いしたく存じます。
スラム上がりで何もわかっていなかった少女が、近くで仕事の様子を眺める内に段々とお手伝い出来るようになれば……と考えております。


●萌え萎えについて

素敵なpfありがとうございます！掴み所がなく飄々としているようで「美しいもの」に対する向き合い方は一貫したものがあるヴァレリーさん、とても理想的で物凄く惹かれるものがあります……。
そんな彼を振り回せるだけの少女であるか些か不安ではありますが、下記へのお目通しよろしくお願い致します。萎えに抵触する部分や、加えて欲しいものなどあれば遠慮なくお申し付けください。


〇イリス

〇身長151cm、痛々しくはない程度の痩身。低めの身長ではあるが、顔が小さくバランスの取れた体型。艶のあるやや青みがかった白髪は背の中央ほどまで伸び、少々癖のあるふわふわとした髪質。顔周りの毛は残して三つ編みハーフアップにし、結び目は黒いリボンで装飾。前髪は目にかからない程で切り揃え、ふんわりと内側にカールしている。肌は白いものの頬の血色はよくほんのりと色付いており、小さく薄めの唇も桃色。髪と同色の長い睫毛に覆われた瞳は琥珀色に輝き、二重でくりっとした目はどちらかと言えばといった程度に垂れ気味。動かなければ精巧な人形にすら思えそうな、いっそ人工物めいた静謐な美しさを持つ。
暗色のクラシカルなワンピースを着ていることが多いが、服装に拘りがない（ファッションがわからない）ため与えられた物を言われるまま着用することも。

〇推定13～15歳、はっきりした生年月日を本人も覚えていない。スラム出身であり、小綺麗な格好をしているのは自身を売り飛ばした闇商人が「少しでも値段を上げるため」それなりの生活をさせたから。スラムにいた頃はすぐに折れそうなほど痩せ細り、髪も服もぼろぼろであった。

〇見た目とは裏腹に、非常に態度がでかくふてぶてしく、平気で悪態もつく。これらは育った環境によって形成されたものであると思われる。しかし自分の身目の良さを理解していないという訳ではなく、寧ろ本来の顔がバレさえしなければ有利にことが運べるだろうと基本的に猫を被っている。ふざけたように甘えて見せることはあれど、根は強がりで警戒心が強いこともあって、他人に本気の弱味を握らせることを嫌う。が、信頼を寄せる相手には素直に寄り掛かることも。

〇男に対し恩義は感じているものの、買うだけ買って扱き使う訳でもなく夜の誘いをかけてくる訳でもない今の状況に疑問を感じており、目的がわからないが故に怪しみ警戒している。

〇生活に困窮した父母によって闇商人に差し出された。が、特に親を恨んでいる訳ではなく、それどころかあの場に残るよりも寧ろこの方が生き延びられるだろうと考えており、感謝すらしている節がある。

〇掃除洗濯料理など生活における全てのことが出来ない（やり方がわからない）。しかし売り出される前に「もう少しきちんとしていた方がより値が上がるのでは」と持ち掛け、簡単な本を読める／自分の名前が書ける程度の識字と、素の口の悪さを隠せる話し言葉を教わった。知らないものだらけの世界に混乱しつつ、好奇心は強く刺激され楽しんでいる様子。

〇治安の悪い生まれ故郷ではその美貌故に襲われそうになることも多く、抵抗の末一度だけ人を殺してしまったことがある。スラムでは死体などそう騒がれるものではなく罪に問われるどころか犯人だとバレてすらいないが、幼心なりにトラウマだったようで、今も尚時折夢に見る程度には罪悪感を覚えている。


最後の一点について少々お聞きしたいことが。凶器を「そこら辺に落ちていた石」「拾った拳銃／ナイフ」の二つで悩んでおりまして、後者であれば今も隠し持っていたり、或いは拳銃／ナイフに苦手意識を持ちそれを目にすると動揺を見せる……というものを考えているのですが、何かお好みのものはございますでしょうか？

●世界観について

ご指定ありがとうございます、おかげであれこれ空想するのが捗ります……！少女に仕事の手伝いを教え込むというのは実際此方も望んでいた要素ですので、ロルに盛り込んでいきますね。

ローファンタジーとのことで、此方の抱くイメージを念のため共有させていただきます。

・銃や鉄道は普及しているが、まだ馬車なども走っている年代
・ただし現実と全く同じ世界史を辿っているわけではないため、建築や料理、衛生観念、戦争兵器、人道意識などの発展具合は、現実のそれと比べるとちぐはぐに見えるところも
・魔法やドラゴンといった、現実世界で明らかにありえないものは存在しない

例として、作中でヴァレリーが口にする「アメリカ」は現実のそれとは異なる架空アメリカ、パラレルワールドのアメリカであり、ほとんど名前とイメージだけを間借りした創作の国にしてしまっても良いのではないかと思っております。物語にとって美味しいように、架空の町や美術館など、都合の良い環境を作り上げていければ……！


●萌え萎えについて

イリスPFありがとうございます！神秘的かつどう見ても愛らしい容姿なのに中身が傲岸不遜なの本当にたまりません、これはヴァレリーの衝撃や如何ほどか。ふざけて甘えられるたびにいろいろとクリティカルヒットで撃沈していそうです。あと強がりゆえに弱みを知られることを嫌うの、キャラクター造形として最高に解釈一致です。
イリスのおよその年齢を受け、出自がはっきりしているヴァレリーの方は仮に27歳とさせていただきますね！

ひとつだけお願いするとすれば、リボンやハーフアップにしていたのは愛玩奴隷として売り出されていた初期のみ、としていただくことは可能でしょうか……？おそらくイリスの性格なら、自分で髪を編み込んだりリボンで飾ったり、ということに頓着しなさそうだというイメージが勝手ながらありまして。動きやすさを目的にやがて髪を結ぶことを覚える、というのは全然あり得ると思いますので、ずっと下ろしていてほしいというわけではございません……！

イリスの過去における凶器についてですが、道具としてのポテンシャルや「（人を）撃つためのもの」という仄暗い要素から、まずは是非銃を推させていただきたく……！そのうえで、もう使いたくないという思いから苦手意識があると嬉しいです。いずれヴァレリーが危機に陥った時、震えながらもその場にあった銃を手に取るイリスが……見たい……とても……見たい……！()
（ちなみに余談ではありますが、一度だけ人を殺してしまった経験があること、普段は唯我独尊な少女が夢に見るほど罪悪感に苦しんでいることがもうたまらなく性癖で、「ｱｰｯ!ｱｰｰｰｯ!」と悶絶しておおりました。いや本当にそこ好きです最高です公式ありがとうございます……）


●これからについて

双方のキャラクターや物語のざっくりした方向性は定まってきたかと思いますので、背後様のお好きなタイミングで初回ロルをお願いしてもよろしいでしょうか。
愛玩奴隷のオークション市場で競り落とす場面からでも、競り落として連れ出した後からでも、少女の素が出るきっかけになる出来事からでも、開始時点の詳しい状況は筆の乗る方にお任せします……！

●世界観について

考えが一致していたようで安心致しました、いつかヴァレリーさんのお手伝いが出来る日を楽しみにしております！
イメージの共有もありがとうございます。ザ・ファンタジーというような要素は無し、けれど現実とは異なるという認識で進めさせていただきます。諸外国への造詣があまり深くないので、「名前とイメージを間借りした創作の国」であるととても助かります……！お互いにやりやすいよう創作しつつ、共有が必要そうな場所はいつでも気軽に相談していければ幸いです。


●萌え萎えについて

pfの確認、並びにお褒めの言葉の数々ありがとうございます！解釈一致とまで言っていただけた設定も含め、上手く扱っていけるよう頑張ります……！
ヴァレリーさんの年齢も把握致しました、はっきりした年齢がわかると更に魅力的です。まだまだ若いけれど大人の色香が漂い始める年齢、ミステリアスな面のあるヴァレリーさんにぴったりで、語彙力がなく申し訳ないのですが、こう、グッときます……！
ご指摘いただいた点ですが、よくよく考えてみればたしかにそうですね……！？そこまで気が回っておらずお恥ずかしい限りです、ご指摘ありがとうございます……。後々は邪魔で括ることもあるという要素を含みつつ、基本は何もせず下ろした状態ということに変更させてください。

凶器を選んでいただいた上、とんでもなく魅力的な流れまでご提案いただいて大歓喜しております。此方としても是非見たい……！思い出したくもない人生最悪の記憶と、使わなければ大切なものを失う恐怖との間で苦しみたい……！という気持ちでいっぱいです。ありがとうございます！（？）
（性癖と言っていただけたことも本当に嬉しいです……！あれやこれやと好き勝手盛り過ぎではないか……と少々不安だったのですが、有難いお言葉の数々ありがとうございます。）


●これからについて

「競り落とした後、少女が男に受け渡されてすぐ」のイメージで初回文を置かせていただきました。絡みづらい、苦手な表現がある、少女がイメージと違うなどといったことから些細なことまで、何でも構いませんので不備がございましたら何なりとお申し付けくださいませ……！


─────


──……初めまして。わたくし、イリスと申します。今この瞬間からわたくしは貴方様のものですので、思うまま、何なりとご命令くださいませ。

（先程まで秘密裏のオークションが行なわれていたホールの裏にある一室、所謂VIPルームにて。目の前に居るのはたった今自分の主人となった男。「失礼のないように」とオーナーに指導された通りの言葉を並べながら、ワンピースを軽く摘み上げて恭しく頭を下げた。そこまではよかったのだが、この後どうしたらいいのかが全くわからない。無法地帯で育った者が完璧な礼儀を弁えているはずもなく、下手なことをすれば不遜な態度であると直ぐに捨てられてしまうかも知れない。この男からどんな扱いを受けるかまだわからないとはいえ、スラムに逆戻りだなんて考えただけで恐ろしい。どうしたものか、暫く地面に視線を落としたまま思考を巡らせた後、一度息を吐き出すとゆっくりと顔を上げた。有難いことに見目が他より良い自覚はある。せめて同情を引くよう、多少の欠点など気にならない程に愛らしく映るよう、申し訳なさそうに眉を下げながら上目に見詰めて。）

……あの、気を悪くさせたらごめんなさい。敬語だとかいまいちわからなくて。頑張るから、受け入れてくれると嬉しい……です。

●諸々

ご変更やご確認、お褒めの言葉などなどありがとうございました……！不備等全くございません、改めてこれからよろしくお願いいたします。


─────


（買ったばかりの美しい奴隷の少女の、宝石のような上目遣いと、いかにも従順で心細そうな声。それを受けた自分を小さく震わせたのは、空のグラスに水をなみなみ注ぐような、一種の支配欲が満たされていく感触だった。自分の中にこんな浅ましい感情があったとは、とかすかに苦笑しつつ、「ゆっくり教え込んでやるから安心しろ」と低い声で告げる。そこには取り立てて含みはない。ひと目で心奪われた絶世の美しい生きもの、それに教養を身につけさせ己の掌中で磨いていく……これほど心躍ることがあるだろうか。とはいえ、愛玩奴隷を買うような欲深い顧客を扱ってきたオーナーは、鞭の痛みや男の喜ばせ方に着いての話だと思った様子。「旦那、こいつはその辺りの教育は〝まだ〟してませんぜ」と挟んできた補足の言葉に一瞬静止するが、本来そう見られてもおかしくはない買い物なのだと客観視して水に流し、「首輪と鍵の交換証を」硬質な声でそう告げた。受け取った黒い首輪は、手折れそうなほど細い彼女の首に。この首輪を外すには、交換証にサインした人間がその手の場所にそれを持ち込み、鍵を渡される必要がある。彼女自身ではどうすることもできない、主人への隷属の証だ。そのベルト部分をカチャリと施錠しながら、シャープな顎に骨ばった指を添えて上向かせ、案じるような眼差しで琥珀の瞳を覗き込み。）

……喉元は苦しくないか。こいつはそう簡単に嵌め直せない、言うなら今のうちだ。