_clochette_〆

そっか、良かった…！じゃあまた遊ぼうね
俺もこうやって誰かと周りの目をそんなに気にせずにいれるの初めてだし、嬉しい
(貴方の答えが嬉しく同意しながら笑顔で自分も同じ気持ちだと言って頷く。それと同時にこうやって手をつなげるのは自分だけと思うとなぜだか嬉しくて繋ぐ手に少し力が入り気付けば観覧車の順番がやって来て、係の人が誘導をし)
じゃあ折角だし郷中さん先に乗る？

えぇ、貴方となら何処へでも。
(彼からも肯定され、双眸細め口元に弧を描く。繋がれた手にも力が入れられるのを感じると、力を込め握り返し。スタッフの誘導と彼の投げ掛けで、お先にどうぞと言いたいところだが、先に乗らさせてもらい、振り返りざまに相手へと手を差し出して。)
では、お先に…さぁ此方へどうぞ

あ、ありがとう……
(差し出された手に、手を乗せて乗り込む。口では言わないが、童話で見る王子様みたいだとまた思いながらゆっくり動いていく観覧車に向き合って座る。外を見ると、パレードや夜景が見えて自身のスマホでその夜景を撮りながら、少しスマホをずらして貴方の写真を撮ってから、笑顔で)
この写真、SNSにしたら#デート中とかで使えそうなくらいかっこいいね
まぁ載せないけどね

お構いなく。
(重ねられた手に、お礼を告げる彼へ気にしないでと伝え。向き合って座り、内心あぁ二人で見るこんなにも綺麗な夜景があるんだとやや恍惚とした表情に、スマホで写真に収めながら目線は外の夜景へ注いでいれば、彼の言葉に愉快気な笑い声を零し、相手へ視線を移して。)
あっはは、#デートなうに使っていいよで流行ってたやつですね。

それそれ！滅茶苦茶流行ってたよね～
一時僕も写真撮ってあげたら反応面白かったなぁ
(笑いながらスマホを大事そうに胸にあててから、自身も一回やってみたら逆に使えないというコメントが多くて面白かったことを話し、嬉しそうにスマホの写真を見ながら)
この写真気に入ったからホーム画面にしちゃおうかな

直ぐにバレてしまいますからでしょうね。
(彼のエピソードに笑顔を咲かせながら耳を傾ける。彼が自身の写真を撮っている、とは云え夜景の写真を収める隙の間に同じ事してる…、と実は気付いており設定したがる気持ちも分かる為、頬を緩ませて。)
設定するのは構いませんけど、目線だけには注意を払って下さいね。

俺を知らない人だっているかもしれないのにね
目線？周りの？……仲良いってことになるから大丈夫だよ！
(案外気づかないのかもなのにね、と呟いてからあなたの写真をホーム画面の設定して思わずにやけてしまうがすぐに普段通りの表情に戻してから、さすがに自分と貴方じゃ付き合ってます？なんて事にはならないと思いそう言い)
これで恋人……？って尋ねる人居るかな、もしそうなら俺たちお似合いかもね、なんてね

そうでもないと思いますけどね、モデルから始めた俺と違い俳優ですしテレビで見て知られてそうですから。其れもそうですね。
(控えめに否定し、立ち上がり隅に寄ってはだいぶ自分達が乗っているゴンドラは高く再度夜景へ目線を落としていると良いと言えば設定しているらしくスマホを見詰めている彼を視界の端に留め、そっと静かな声音で口を開いて。)
！…いましたらお似合い、なんでしょうね。

そうかな……そうだといいな
(観覧車もいよいよ一番上まで来そうな位置まで来て隅に移動して景色と貴方を眺めながら早速ホーム画面の写真が変わったスマホを膝に置き、少しだけ微笑んでから視線を外に外し聞こえないくらい小さな声で呟いてから、再びいつも通りの声量で貴方の方を見て笑顔で外を指差し)
俺もそうは思うかも……
あ、見て！あそこの景色綺麗じゃない？

確かに綺麗ですね、彼処をバックに花宮さんが良ければツーショで撮りませんか？
(夜景を一望していると呟く声に何か仰いました？と紡ぐ前で、ある箇所を指差し投げ掛けられ言わずに口を噤み。彼が指差した先へ目線を移し見下ろせば肯定し、観覧車の頂上では恋のジンクスなんてのがありはするも、ツーショットを提案に訊ねて。)

わぁ！撮りたい、僕そっち行くね
(そう言ってあまり揺れないようにそちらに行ってから自分のスマホで自撮りをするためにひっつき、ピースをして写真を数枚撮りながら、内心ではよくキスしたら恋が叶うとか告白すれば成功するだとかのジングスを思い出しながら)
郷中さんのスマホでも撮りますか？

えぇ、是非此方でも撮らせて下さい。
(肩を寄せ合いお互いのスマホで写真を撮り、試しに撮った一枚の写真をきちんと収めれてるか自分の画面を確認しながら、よく謂うカップルだと頂上でキスをしたら別れないジンクスである其れをふと口に出して。)
観覧車の頂上には恋のジンクスがありますけど、カップルは其れを目当てに訪れてるんでしょうね。デートの最後をキスで締め括りするんですって。

確かに聞いた事があるよね……
……本当かどうか、試してみる？
あ、でもカップルじゃないとダメだよね～
(ちらっと貴方のスマホを覗き見ながら、素直に言うのは恥ずかしいし、引かれたくないので、カップルじゃないよね、と冗談だと思われた時の言い訳混じりに笑顔でそう言い)

えーっと、花宮さんってこう云うの興味あります？
まぁ、確かにカップルのジンクスだとは謂われてますが…。
(スマホを覗き見られるのを感じ、先程自分も夜景を背景に彼単体で撮っていた写真を誤魔化し画面の切り替えを行い、咄嗟で試してみるかと云う言葉に問い掛けて。)

わぁ、可愛いね
カップルじゃないから試しようがないね、ふふ
びっくりした？
(貴方が見せてくれたものを見てからあなたの反応に冗談だと誤魔化してから隣に座ったままだが離れてから窓を指差し)
やっぱり頂上は綺麗だね～

え、吃驚したと云いますか…悪い気はしないんですがね。
(彼と過ごし傍に居ると安心するような落ち着かないような、掛けられる言葉からにも如何言い表すのか言い表せない気分になる。今までになく内心戸惑い、呟いて。)

悪い気はしないの？
……じゃあっ
(少しだけ相手の目を見てから、少し近づいてから向き合うように座り直してから、自分が言おうとしたことが言えずだんだんと目が逸らされて、小さな声で)
俺が今、郷中さんが好きって言ったらどうするの？

！…其れは、人としてでもなくフラットなlikeでもない方のですか？
(目線を合わせるも段々と彼からは逸らされていくが、小さな声に耳を澄まし聞き取り、自身が思っているような事で合っているのであればタイミング的にもまだ間に合う、と投げ掛けて。)
だとしたら、今キスで応えざるを得ないですね。正式に交際しても良いんじゃないかと思いますよ。内緒にはなりますがね

真剣に……言ってる
けどもし郷中さんが違うならキスはしないでね、もっと悲しいし……
(あなたの言葉に真剣に言ってると言ってから、キスで応えざるを得ないというあなたに、同情ならしないでね、と告げながら期待と不安からマスクを少しあげ直し)

ふふ、有難う…真剣だと仰って下さり嬉しいです。
同情ではしませんよ。何故顔を紅くしてたのかも此れで判りました。
(彼の言葉を聞き留め、此れで謎が解けた、とも告げれば今キスで応えても良いんだと判断し、相手の肩を柔わりと抱き寄せ瞼を閉じ、彼の顔に影を落とせば口付けで早急に応じ。高鳴る鼓動に、この恋は続いて欲しいとキスをする際にマスクを下ろさせた頬へ手を添え彼の顔を少し離れつつ見詰め。其れから座る彼の前に跪き敬意に忠義を表し、手の甲へキスもする此れ等の行為は王子様系アイドルで売っているファンに対してだと笑顔を見せて終わりだが、彼には頬を食指で掻き照れさせたはにかみ笑顔を見せつつ、愛を乞うて。)
俺も好きですよ、此れからは恋人としても宜しくお願い致します、優さん。