匿名さん 2022-05-01 19:38:12 |
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〈真宮 一樹〉
( 夕暮れ時が街を包む。仕事柄、働く時間は選んではいられないが、今回ばかりは時間がかかる仕事になりそうだと一つ溜息を吐けば、今回予告状が出ている美術館内へと足を進める。30手前、功績を上げてきたこともあり、『怪盗α対策本部』の長となったわけだが、今回がこの怪盗関連でいう初めての仕事だ。柄にもなく緊張しているのは、言うまでもない。)
予告時間まではあと少し。警備体制にも問題は無い。
気を緩めるなよ。
〈七海 響介〉
( 春の陽気が心地よい今日。高校2年生となった。学校の門をくぐれば、クラス分けの表が張り出されており、周囲からは賑やかな話し声が聞こえてくる。自分のクラスは、と自分の名前を見つけると、そのすぐ下によく知る彼の名前を見つける。「ああ、今年も同じクラスか。」と呟くも、嫌な気持ちは一切なく寧ろまた楽しい1年が始まるなと小さく笑い。)
(/ こんなかんじで書いてみました!よろしくお願いします!)
(今回の獲物は宝石である。事前に警察官に扮し忍び込んだ美術館の屋根の上、予告状を出す度強化されてゆく警備体制を見下ろしては満足そうに笑みを浮かべた。とはいっても警備員もこの人数ならまだ簡単に欺けるだろう。予告時間まで残り僅か。周りに誰も居ないのを確認し、屋根から美術館内へ侵入すると白手袋を嵌め)
……お仕事開始。
■
(今日から新学期スタート。歩き慣れた通学路を通って学校に到着し、見知った後ろ姿を見つけるや否や名前を呼んで駆け寄る。掲示されていたクラス分けの表を覗き込むと、そこには綺麗に二人の名前が並んでいた。わざとらしく残念そうなリアクションを取ったものの、その口調は弾んでおり)
響介!……なんだ、また同じクラスかよー。
(/絡みやすい初回文ありがとうございます!こちらこそよろしくお願いします!)
〈真宮 一樹〉
( 今回狙われている物が保管されている場所へ向かえば、そろそろ時間かと、周囲にいる警官たちと警戒を強める。侵入経路なども勿論調査済みなのだが、なぜだかまだ不安が拭えないのは、どうしてだろう。刑事のカンというやつが邪魔をする。)
〈七海 響介〉
こんなにもクラスがあるのに、一緒になるのはどうしてだろうな?まったく不思議だ。
( 後ろから現れた幼なじみの姿に、目を細めれば。此方もわざと残念そうな口振りをするも、上記を話す表情はどこか嬉しそうにも見えて。「教室いくか」となんやかんやで、一緒に向かうことになり。)
(展示場へと向かう途中に偶々近くを通り掛かった警官を手刀で気絶させ、護身用の警棒と拳銃を奪っておく。犯行予告時刻まで残り一分を切った。事前に用意していた天井裏の隠し通路を通り、予告時間ぴったりに警察の前に姿を現す。流れでガラスケースを叩き割ると、中の真っ赤な宝石を手に取って)
へー、結構綺麗じゃん。……じゃ、貰ってくね~。
■
これも運命ってことじゃねーの?このままずっと一緒だったりしてな。
(冗談半分でけらけらと笑いながら彼の横を歩く。教室の入口で貼り出されている座席表を確認すると、名簿が近いせいか席も隣同士だった。ここまで離れないのが逆に怖いと苦笑いを浮かべ)
〈真宮 一樹〉
…!
おっと。動くな。頭撃ち抜かれたくなかったら、手挙げろ。
( 展示会場周辺から僅かに聞こえてくる警官たちの声。次の瞬間、あれだけの警備をすり抜けて奴が姿を現す。周囲の警官がまったく使い物にならないことに舌打ちをすれば、ジャケット裏に携帯している拳銃を取り出し、相手へ向ける。これが初めての対峙というやつだが、なんだ、自分より細そうな優男ではないかとじっと相手を見る。)
〈七海 響介〉
ふっ、運命ねぇ。
ずっと一緒だったら、彼女もできないな?岬。
( 座席につくと、すぐ後ろに座る相手の方へ体を向けにやっと笑い。以前から彼女ができないとボヤいていた相手へのからかいのつもりだったが、正直、相手に彼女ができてしまってはこうやって付き合う相手がいなくなって困るのは自分なのだが。)
初対面にしては随分物騒な挨拶だね、お兄さん?
(過去に幾多と盗みを働いてきた分、自然と見知った警官も増えてきていたが、今ここにいる彼は自分の記憶が正しければ初めて見る顔だ。出会って早々に此方へ向けられた銃口、その威勢のよさに感心しつつ、一度様子見する為か素直に両手を挙げて)
■
余計なお世話だ……ってそれはお前も同じだろ。
(むすっと眉間に皺を寄せて反論するも、よく考えればそれはお互い様だということに気が付いた。自分が知る限り相手に彼女が居る云々の話は聞いたことがない為、もしかしなくとも自分とそう変わらないのではと)
〈真宮 一樹〉
あぁ、初めまして。真宮だ。
お前を捕まえる男の名前だから覚えておいてくれ。
…と言っても、もう捕まったも同然か?
( 銃口そして視線は相手から逸らさないまま、自己紹介をするも。何処か相手に余裕が見え、こちらも警戒を解かないまま手を挙げている相手へそう言うと、距離を少しだけ縮め。)
〈七海 響介〉
俺か?彼女はいないが、好きな人はいるんでな。
( 自分も相手と同じ。ごもっともだが、それではなんだか納得がいかないというライバル心が顔を見せ。ふっと小さく笑うと好きな人がいると告げ。それは言うまでもなく半分でたらめ、半分は相手の存在であることなど口が裂けても言えないのだが。)
あはは、馬鹿にしないでくれるかな。こっちが何の対策もしてないとでも?
(相手の言葉が癪に障ったらしく乾いた笑いを溢せば、今も尚己に向けられたままの拳銃に一切怯む様子も見せず大きく一歩相手に詰め寄る。片手に持った今回の標的、赤い宝石をさらりと胸の内ポケットに仕舞い、代わりについ先程奪ったばかりの拳銃を取り出しては銃口を向け)
■
え、マジで……?
(幼馴染の口から飛び出した衝撃的発言に驚いて目を丸くする。まさか恋愛面でも一歩先を越されているとは。気になる人がいないかと問われればそれは嘘になるのだが、対抗するため今更口に出すのはなんだか格好悪い気もして何も反論できずに)
〈真宮 一樹〉
…おいおい、銃に銃向けてくるやつがどこにいるんだよ。
悪いけど、銃の扱いに関しては負ける気は一切ねぇから。引くなら今のうちだぞ。
( 警戒していたとはいえ、まさかの行動に眉を顰め。とは言え、此方も銃を下ろす訳にもいかず、最後の警告だと言わんばかりにに上記のように言えば。撃つ気はさらさらないが、最悪の場合撃ち合いに発展することもあるか。しかし、周囲の美術品のことを考えれば撃ち合いは避けたい。何とかできないか対峙しながらも思考を巡らせ。)
〈七海 響介〉
俺の方が先に恋人できそーだな?
( 目を丸くして驚く相手の表情に、その顔が見たかったと満足気に笑えば。微塵も思ってはいないが相手を挑発するかのようにそう言い。正直、生まれてこの方女には全く興味がわかない。自分の興味を引く存在は目の前にいるこの男だけだというのに。)
大丈夫だよ、そっちが撃たない限り僕も撃つ気ないから。護衛用ってやつ。
……だから余計なことはしないでね。被害は少ない方がいいでしょ?
(困惑した表情を見せた相手にあっけらかんと告げる。一歩、また一歩と相手との距離を縮めていき、耳元でそう忠告を囁くと怪しげに口角を上げ。すぐさま相手と距離を取り、拳銃を仕舞うと同時に他の警官を押しのけて展示室を飛び出し)
■
べ、別に……そういうのって焦って作るようなもんじゃねーから!
(「俺はお前が気になってる」なんて冗談でも言えない空気になってしまった。目の前の彼が抱く複雑な感情なんて自分に感じ取ることは出来ず、相手の“先に恋人ができる”発言をそのまま鵜呑みにすれば嫉妬心丸出しの悔しくないアピールを。)
〈真宮 一樹〉
くそっ…!おい待て!
( 悔しいながら相手が言う通り被害は少ない方がいい。押しのけられた警官たちに、「追うぞ!」と声をかければ自らも相手の後を追い掛ける。しかし動きが素早い、ただものじゃない。正直なめていた所があったかもしれない、次に会ったら容赦しないと心に決めるのだった。)
〈七海 響介〉
たしかに。それはそうだな?
( 相手の様子を見れば満足気に頷き。いかにも勝ち誇ったようなら笑みを見せるも、こんなんだから好きな人には一生振り向いてもらえないんだろうなと心の中で自分を笑い。HRが始まったので席の向きを前に戻し、視線を前にいる先生へと向け話を聞き。)
あ、これ返しとくよ。じゃーね刑事さん。
(周りの警官たちを警棒で薙ぎ払って逃走経路を確保しつつ、必死に追ってくる彼に向けて拳銃を放り投げる。警察総動員の逃走劇を繰り広げた後に闇の中へと逃げ去ってゆき)
■
(HRが始まったのにも関わらず、先程の発言が引っ掛かっているせいで先生の話なんて身に入らない。せめて好きな人のイニシャルくらいは聞いておけば良かった、頬杖をついて彼の背中を前に溜め息を吐き)
〈真宮 一樹〉
くそっ…。帰って対策会議だ。
( 放り投げられた拳銃をキャッチすれば。悔しさと怒りから近くの壁を殴り。髪をわしゃっと掴むと、近くにいた部下にその拳銃を渡し美術館を後にする。今から帰って、対策を練らねば。と此方も美術館を後にして。)
〈七海 響介〉
岬、今日この後予定とかある?
( 何やかんやで1日の授業を全て終え、帰りのHRが終わると後ろにいる相手を見て。本屋などに用事があるのだが、もし彼が暇なら一緒にと思ったのだ。)
(流石にもう追って来ないだろう。周りに誰も居ないことを入念に確認しては、仮面を外しマントも脱いでいつもの普段着へ。そこにあの大怪盗の面影は殆ど無く、只のしがない成人男性へと早変わり。今日の戦利品をパーカーへ乱雑に突っ込むと、此方も帰路につき)
■
んーん、特に無いけど。俺に用事?
(帰り支度を済ませ、さあ帰ろうかと丁度席を立った際に彼から声を掛けられた。何かありそうな問いに首を横に振れば質問を返し)
〈真宮 一樹〉
( 後日怪盗αについて書かれた資料などを調べあげ、対策会議を連日開いている。その合間の休憩時間。空腹には抗えないと、昼食をとりに近くのラーメン屋さんに。それにしても、これまで順調にいっていた自分の仕事をこうも邪魔をされて納得がいかない。自分のプライドがへし折られたようだと、思い出せばまた苛立ちが込み上げてくる。あっさりとした醤油ラーメンを注文し席へつく。)
〈七海 響介〉
いや、本屋行きたくて。もしよかったら、付き合ってくれよ。
( 朝の話ではないが、彼とは決して仲が悪い訳では無い。むしろ自分は一緒にいると楽しいし、ずっと一緒にいたいと思っているのだが、どうも素直になれないのが困り所で。こうやって、遠回しに放課後デートに誘うことしか出来ないのも、もどかしい。)
……はい、こちら醤油ラーメンになりまーす。
(生活費の為いつものようにラーメン屋でのバイトに勤しんでいた所、入店してきた人物に目を疑う。この間の刑事じゃないか。当たり前と言えば当たり前なのだが、幸いにも此方の正体は見抜いていない様子。出来るだけ直接的な接触は避けたいと厨房の奥へ引っ込むも、店長直々にラーメンを彼奴に運ぶよう言われてしまった。ラーメン片手に渋々ホールへ出てくれば、何事も無かったかのように彼の目の前へ置いて)
■
本屋……あ、丁度俺も用事あったんだった。行く行く!
(そういえば欲しい単行本の発売日が今日だった気がする、なんともタイミングの良いお誘いに二つ返事で了承する。誘われた立場であるのにも関わらず、待ちきれないというように相手を急かし)
〈真宮 一樹〉
ありがとう。
( 運んできてもらった相手に感謝の意を伝えると、両手を合わせ「いただきます」と両手を合わせ食べはじめ。相手には全く気付いていない様子で、ラーメンを食べながら。)
〈七海 響介〉
それはよかった。はいはい、行こうぜ。
( 誘ったのは自分なのにやけにのりのりな相手に苦笑して。急かされると鞄を担ぎ、相手の横に並んで玄関に向い。靴を履き替えれば本屋へと向かって。 )
(/ いつもありがとうございます。怪盗×刑事の方イベントを起こしたいと考えているのですが、例えばラーメン店で事件がおこる。など、何かいいアイデアありますか??)
(渡すものを渡してしまえばそそくさと厨房の方へ引っ込んでいき。偶然とはいえ、まさかこんな所まで警察の目が及んでいるとは思わなかった。此方の行動範囲を一度改める必要があるかもしれない。)
■
響介~、やっぱ本屋の前になんか食ってかね?腹減った……。
(本屋へ向かう道中、近くの商店街から揚げ物のいい匂いが。お昼はしっかり食べた筈だが、美味しそうな香りの誘惑には勝てず彼を誘って)
(/此方こそいつもお世話になってます。そうですね…会計の際にレシートを渡すついでに次の予告状も渡すなんてのは如何でしょうか?次の展開に繋げ易くはなると思いますし、盗み実行の時に何かしらのハプニングを起こすのもありかと思います!)
〈真宮 一樹〉
…ご馳走様。
( 運ばれて来たラーメンをあっという間に完食すれば、少し満足した様子で席を立ち。ポケットから財布を出すと、レジへ向かい店員がレジまで来るのを待ち。帰ってからは、別の仕事のことにも時間を割かなければならないなとそんなことを考えて。)
〈七海 響介〉
いいけど、すごい食欲だな?
( 唐揚げの匂いは確かに食欲はそそられるが、相手が昼をちゃんと食べていたことは確認済みで。さすが、育ち盛りは食欲旺盛だと思う。「何食べる?」と食べたいものを尋ね。)
(/ いいですね。その犯行現場で、2人が閉じ込められるというトラブルが起きるとか?そこから、なんとか脱出するため2人で協力をする、もしくは助けるなど。どうでしょう?)
……醤油ラーメンひとつ、700円になります。
(圧倒的従業員不足である。本来レジ打ちは担当ではないものの、またもや店長直々に会計の対応を言い渡されてしまった。それもよりによってあの刑事の。ただのバイトである自分に拒否権なんてなく、渋々とレジへ向かえば彼の伝票を打ち込んで支払いの手続きを)
■
んー……あ、ここのコロッケ食いたい!
(何を食べるかまでは全く決めていなかった為、さてどうするかと辺りを見渡す……と、偶然近くにあった精肉店が視界に入る。その横に置いてあったコロッケと書かれたのぼり旗を指差すとわくわくとした眼差しで相手を見つめ)
(/いいと思います!ではその方向性で進めていきますね。)
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