スレ主 2022-04-30 22:17:34 |
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【路地裏/ルーク・ウィリアムズ、アーロン】
>雛沢・加奈江、梓家始季、美優
ルーク「…ッ!!そんな…!一体どうして…!!」
アーロン「……こんな気味わりぃ状況だ。大方、とち狂ってやっちまっ……?」
“黒服の女が少女の頭を撃ち抜いた”……。それを聞いたルークは、ショックからか顔を青ざめさせていた。アーロンも一瞬、目を見開かせていたが、顔に手を抑え、ため息をつけば、自身の推測を立てる。その途中、何かが近づく気配に気づいたからか、途中で話すのをやめて、そちらを見る。
なんと、先程話にでてきた、頭を撃ち抜かれたであろう少女がこちらに近づいてきたのだ。
ルーク「わッ……!?ととっ…!!……よかった、まだ息がある…!!近くに病院……ッ?」
アーロン「……おいドギー、この女、なんか変だぞ?」
少女は、近くにいたルークに倒れかかってきた。ルークは慌てて少女の体を支える。
奇跡的に絶命には至らなかった少女が、力を振り絞って逃げてきたのだろうか?そう推測したルークは、どうにか彼女を助けねばと考える……が、ルークとアーロンは、ここで少女の不自然な様子に気づいた。それは、先程の少女(美優)曰く、頭を打たれたはずの少女(加奈江)の頭に、傷一つ見当たらないということだった。
そんな中、煙の中から、話にでてきたもうひとりの人物、黒服の女が姿を現した。
ルーク「…!!あ、あなたは一体……!」
アーロン「……はっ、いきなり現われて指図するたぁ随分なご挨拶じゃねえか」
勧告する女に目を見開きつつ、女が一体何者なのかを問いかけようとするルークの言葉を遮り、アーロンはずいっ、と前に出て、物怖じしない様子で女に話しかけた。
アーロン「あの小娘が普通じゃあねえってのは勘づいたが……それだけじゃあ引く理由にはなんねえよ。納得のいく説明を聞くまでは退く気はねえぜ」
ルーク「ちょっ…アーロン!」
アーロン「んだよ、テメーの心の内を代弁してやったんだろうが」
ルーク「いやまぁ間違ってはないけど…!!」
敵意をむき出しにしながら女に詰め寄るアーロンと、それを止めるルーク……緊迫した雰囲気の中、ちぐはぐなやり取りを繰り広げていた。
【BARアシュリー(外)/日向正宗】
「大丈夫?怪我は無い?」
(一体の腐乱死体の懐に潜り込み、腹を一刺し。そしてこちらに駆けてきた貴方(ゼロ)に心配そうに上記の事を聞く。鉄パイプを持ってこちらに加勢してくれた男性(ジム)に感謝をしつつBARの前に群れている腐乱死体へと目を向ける。
____流石に数が多い。BARの中に入っても数でバリケードを壊される可能性が高い。
“此奴らをどうにかしないとダメなのか”
それに加え謎の太鼓の音。考えを巡らせていた時、ふと何か違った気配が近づいて来るのが分かった。)
「………何か、来る。」
【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム、サング(多数)、八尺様】
>> 日向正宗、ゼロ
トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン
ジム「こいつら(サング)は…少し違うけどオレの知ってる似た奴ら(ゾンビ)と同じなら頭が弱点だよ!」
ダグラス「ゾンビ映画の定石って訳だ、実際腹に散弾を撃ち込んだが腐肉が飛び散っただけだしな。弾の無駄だ頭を狙え!」
ジム「…こんなに腐り切っても動き回れるなんて、御偉い学者じゃ無いけど訳が分からないよ。」
上半身と下半身を斬り裂かれたり足を破壊されれば、そのまま這い回り、腕を斬り落としても腹に大きな風穴が空いてもまるで気にする事無く襲い掛かって肉を喰い千切らんとしてくる、生き物としての生命力の常識などとうに捨てたと言わんばかりに…それもそうだろう彼ら(サング)は既に死んでいるのだから…
故に焼き尽くすなり、粉々にするなり、首を刎ねるなり、頭部を撃ち抜く・破壊するなりしなければ完全に動きを止める事は無いだろう。
おまけになまじ死人である故に身体のリミッターが外れている為、緩慢だが腕力や握力、そして顎の力は人間離れしたモノを持っている為、下手に組み付かれたり掴み掛かられればあっと言う間に餌食になりかねない。
とは言え、一人(ジム)はこういう相手(サングorゾンビ)とはイヤと言うほど遭遇して逃げるなり戦うなりして来た上、探偵(ダグラス)の方も怖気に負けず冷静に戦っている。もう一人の洋装かつオリエンタルな装束の少年(日向正宗)の熟達した短刀捌きと身のこなし、そしてあとからやって来て合流した赤き外骨格と装甲を有しているSFな長い金髪が目を引くとても戦い慣れた完成した戦士と言える彼(ゼロ)もまた苦も無く打ち倒している為、そうそう危機に陥っている訳でも無い。
――新たに顕れた“ソレ”と対峙するまでは…
ぽぽぽぽぽっぽぽぽぽぽぽ…
単調な太鼓の音に紛れる奇妙な声――濁音の様な、男の低く不気味な笑い声の様な、そんな声…声の主白いワンピースを着て帽子を被った長い黒髪の不自然なほど長身の女―――清楚な見た目で実際佳人ではあるが、その気配は明らかに人のそれではない。極東の正体不明で強大な“怪異”そのもの
“ソレ”は腐乱死体の後方からゆっくりとBAR正面に向かって進んでくる。
何か得体の知れない本能的な忌避感をこの場の面々に植え付ける――
ジム「ヒィッ!…何だよあのデカいのは」
ダグラス「…………………」
【BARアシュリー(外)/日向正宗】
>ジム、ダグラス、ゼロ
「………頭……頭だね。了解だよ______弱点を知れれば、こっちのもの!」
いくら腕を斬ろうが腹を刺そうが攻撃を辞めないこの死体達の弱点を教えてくれた帽子を被った黒人の男性(ジム)とワイシャツを着た白人の男性。
だが、自分は背が低い為、そのままの状態で頭を狙うのはかなり難しい。地面を強く蹴って跳び上がり自分の目線と同じくらいになった死体の頭目掛けて一閃。そして倒れていく背中を蹴りあげ、勢いが着いたところで後ろにいたもう一体の死体の頭脳に短刀を突き刺す。
『よし、上手くいったね…!!』
予想以上にスムーズに動けた体に対し、これなら戦える、と声を上げる。よし、どんどん行こう……そう呟いた時に
太鼓の音の中に突如として響く男のような奇妙な笑い声_____腐乱死体の奥、自分の目が捉えたその姿に声を失う。
自分の何倍もある背丈、どこか不気味さを感じる容姿、そして、刀剣男士である自分でも感じた事の無い程の異様すぎる気配。恐怖からかその場から無意識に1歩後ずさり息を飲んだ)
「……何、あれ」
【BAR・アシュリー(店内)/ゼロ】
>ジム、ダグラス、日向正宗
ゼロ「……あぁ」
合流した生存者のうちの1人である、オリエンタルな装束の少年(日向正宗)に自身の安否について聞かれれば、こくり、と頷き、短く答える。
ゼロ「……了解した。頭を狙うッ…!!」
そして、2人の男性(ジム、ダグラス)に、腐乱死体(サング)たちの弱点を聞けば、バスターで正確に、首を目掛けて切りかかる。
順調にことが進んでいる……と、思いきや……。
ゼロ「……ッ…また不気味なのか現れたな…」
その時、腐乱死体(サング)の後ろから、新たな怪異が現れる。不気味な笑い声に、不自然なほど高身長な女のような怪異……。ゼロは変わらず冷静な表情をしつつ、眉間に皺を寄せながら呟いた。
【路地裏/周 美優】
>雛沢・加奈江、梓家始季、ルーク・ウィリアムズ、アーロン
『え…どういう事ですか 大丈夫ですか?』
逃げて という言葉を聞くが、この人を絶対に助けたいと思いながら駆けつける
そして3人(始季、ルーク、アーロン)のやり取りを緊張しながら見ている様子
【路地裏/雛沢加奈江(???)、梓家始季】
> 周 美優、ルーク・ウィリアムズ、アーロン
始季「説明している時間が有れば良いのですが…これは指図というより“忠告”です――貴方がた自身の為の」
詰め寄る黒スーツの二人の直感的で獰猛そうな方(アーロン)の言葉に黒スーツの女殺し屋は仏頂面でにべに無くそう答える。構えられた黒塗りの45口径(SVインフィニティ)の銃口は相変わらずもう一人の優男な青年(ルーク)に支えられる形になっている血濡れの制服姿の少女にピタリと向けられている。
狙撃手の少女(美優)もまた状況の把握をし切っていないが、いてもたってもいられないと言った様子だ。
そうこうしている内に青年(ルーク)に支えられている形で抱えられている彼女(加奈江)がそっとその手で彼(ルーク)の首筋をなぞる様に触れて
加奈江「――温かい」
ゆっくりと目を見開いた彼女(加奈江)のその双眸は炯々と現実味の無い禍々しい紅色で輝いていた。
くっ、と歪に曲がり開く口元からは牙が覗く
―――
―
(加奈江視点)
―まだ…生きてる、あの人でも駄目だったの――人の声?
ノドガカワイタ
駄目、こっちに来ちゃ駄目…もう抑え■れ■い、オサエラレナイ、オサエルヒツヨウハナイ
チカラツヨイミャクドウ――
早く逃げて“わたし”から!
ソノチデ…カワキヲ…イヤス…
――
―
【路地裏/ルーク・ウィリアムズ、アーロン】
アーロン「あ…?」
黒服の女(始季)の発言を聞き、何を言っているかわからない、と言った 様子を見せるアーロン。
一方、2人のやり取りを見ていたルークは、自身の首元に何かが触れたことに気づき、視線を下に下げる。
ルーク「…あっ、目を覚ましたんだね、だいじょっ…!!」
見ると、自分が支えていた血濡れの少女(加奈江)は目を覚ました様子だった。が、その目が正気でないことに気づき、嫌な予感を感じた。突然人が正気でなくなる現象……それに出くわしたことが、以前あったからだ。
その時の現象とこの少女は関係しているのか?一瞬脳内にその疑問が過ぎるも、今はそれどころではない。少女(加奈江)が、今口を開き、牙を見せる。直感的にまずい、と感じるも、咄嗟に体を動かすことが出来ない……その時。
__ピューゥッ!
ルーク「!!」
彼の耳に、口笛が聞こえた。それを聞いたルークは、反射的にその場にしゃがんだ。
アーロン「ぼさっとしてんな!ドギー!」
そうルークにむかって呼びかけるアーロンの声。先程の口笛は、少女(加奈江)の異常にいち早く気づいたアーロンの、ルークに対する合図だったのだ。
アーロン「……なるほどな、忠告の意味がよく分かったぜ……おい、そこの女!てめーもそこで突っ立ってるとけがすっぞ!」
黒服の女(始季)が言っていた忠告の意味を、ようやく理解したアーロンは、再び黒服の女の方に向き合い、ため息を着く形で呟く。そして、緊張してこちらを見ている銃を持った少女(美優)に対し、察知した危機について呼びかけたのだった。
【BAR・アシュリー(店外~店内)/ダグラス、ジム、サング(多数)、八尺様】
>> 日向正宗、ゼロ
トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン
――八尺(240cm)の長身の怪異―緩慢に蠢いて霧の中から次々と現れる腐乱死体(サング)の群れに紛れながら、足を止めてこの場で戦う4名をつばの広い帽子越しに人間らしい感情の感じない視線でじっと見遣る。
ぽぽぽぽっぽ ぽ ぽ ぽ ぽ ぽ ぽ
その様子はまるで(贄)を見定めている様にも思えてしまう――(誰にしようか)と
と
BAR正面での戦いの中、不意に降り始める小雨―――こうも霧が立ち込めている中でも、それが普通の雨で無い事がはっきり分かる――
何せその(雨)は…血の様に(真っ赤)なのだ。
ジム「もっ…もうヤダぜ!こ…今度は“キャリー”かよ!」
ダグラス「――“赤い雨”…か」
だが、この(赤い雨)が降り出すと同時に単調な太鼓の音が途絶え現れていた腐乱死体(サング)達が突然動きを止めて棒立ち上体になり――顕われていた謎の大女の怪異(八尺様)もその赤い滴に濡れながらスッと霧で覆われて見通しの利かない空を見上げる…
同時に――高周波で遠方から大きく鳴り響くサイレン。
ジム「…チクショウ!今度は…今度は何なんだよ!」
ダグラス「――おい、全員BARの中へ逃げるぞ、今ならあの連中(サング、八尺様)も動きが止まってる)」
ジム「何でだい?」
ダグラス「勘だ。」
―不意に弾ける様にそう提案する壮年の私立探偵は、提案しながらショットガンを片手にBAR前のバリケードの隙間を広げて中へ入れる様にし始める。疑問は尽きないが地下鉄職員も勢いに飲まれて探偵の後に続く。
―響き渡るサイレンは心なしか徐々に(近付いて)いる様に感じられる。
【BAR・アシュリー/日向正宗】
>>ジム、ダグラス、ゼロ
「________雨が………赤い…?」
(感情の無い女を見上げながらより一層警戒心を高める。そして冷たい雫が自分の頬を打つと空を見上げた。普通ではないことは見て分かる……血のように赤く濡れた雨______この雨は一体
空を見上げながら考えていた時、自分たちが戦っていた腐乱死体達が動きを止め太鼓の音が途絶えた。驚いて辺りを見渡し始めた頃、更なる異変が
「………今のうちに、急ごう。」
(遠くから聞こえてきた響き渡るサイレン……それも、徐々に近づいているように聞こえる。BARの中に入るよう促す黒人の男性と白人の男性に続いて、頷きつつも八尺の怪異と腐乱死体を背にして店内へとかけていく)
【路地裏/雛沢加奈江(???→死徒化)、梓家始季】
> 周 美優、ルーク・ウィリアムズ、アーロン
“忠告”の意味を察した彼(アーロン)が咄嗟に吹いた口笛と、其処から反射的にしゃがむ青年(ルーク)そして今しがた青年の喉に喰らい付こうとした豹変した少女(加奈江)に立て続けに容赦なく撃ち込まれる銃撃。
DODON!DON!DON!DON!DON!DON!DON!DON!DON!DON!(連続したSVインフィニティの速射音)
キンキンキンッ(空薬莢が跳ねる音)
最初のダブルタップ(二点射)は少女(加奈江)の頭部と首筋へ、残りは動きを封じる様に立て続けにその華奢な体躯に着弾していく。
加奈江「かっ…は」
■■■■■■
霧の立ち込める路地裏にマズルフラッシュの閃く光と着弾の度に鮮血の飛沫の影が映る、位置的に近かった青年(ルーク)に多少返り血が飛び散ってくる。
加奈江「くッヴ■■■■■■■!!」
弾倉に装填された全弾を撃ち込まれて立ったままその身を抱える様に苦悶の声を漏らす少女(加奈江)だが――どれだけの傷を負おうと易々と死ぬことを許されない彼女ら/彼らに課せられた呪詛の力。真核から溢れる魔力による破損した部分を過去へと還す能力――復元呪詛。
撃ち込まれた傷が時間を逆行するかの如く徐々に消えて元通りになってゆく――
始季「…!」
だが女殺し屋の方もそれを黙って見ておらず、瞬時に撃ち切った自動拳銃をマグチェンジしつつスーツの何処からか暗器術よろしく取り出した機能的なサイズの小太刀、脇差よりもやや長めの一振りを逆手に一気に距離を詰めて――
同時に、傷の復元を終えていない少女(加奈江)自身も、だらりと下げた両掌――強靭化した爪先を現出させる。
―路地裏は一気に戦闘状態に突入する――
【路地裏/周 美優】
>雛沢・加奈江、梓家始季、ルーク・ウィリアムズ、アーロン
「今の私にできることは…」
アーロンの、そこで突っ立ってるとけがすっぞ! の呼びかけと目の前で起こった戦闘を見て、勇気を振り絞りながら始季に向かって銃を構えてみる。
(緊張はすでに無くなっている)
【廃地下鉄駅】
>ALL
無惨:………。(暗闇の中、駅のホームに立ったまま目を覚ます)…何だ、此処は?(ゆっくりと周りを見回した後、一人呟く)
【図書館廃墟】
>ALL
童磨:……ん…あれ?俺、いつの間に眠ってたんだろう…?(部屋の隅で目を覚まし、ゆっくりと起き上がる。その際近くに冠が落ちているのに気づき、拾い上げ被り直す。)
(/主様、参加承認ありがとうございます。二人共練習中ですが、皆さんどうぞ宜しくお願い致します。)
【廃地下鉄駅/咲月鬼龍】
>>無惨
ぶかぶかな白衣を着て角を生やした鬼の少年は気がつけば知らない街に立っていて異質な怪物に追いかけられていた。走っても走っても追ってくる怪物を巻くために見つけた廃れた地下鉄へと逃げ込んだ。そして少し歩いたところで見つけたのは自分よりも上であろう男の人。仲間もいない今、誰かと話したいと思い話しかけることにして
「あ、そ、そこの人……すみませんっス。」
((絡み失礼しますっ!!
【自然公園/千鳥櫂翔】
>>ALL
「…………」
大きな木の上に登っているのは燕尾服を着た少年。面倒くさそうに溜息を着くと木の上から地面を見下ろす。そこには明らかに普通ではない人型の怪物が大量に群がっていた。倒せない訳ではないがこの量を一人で倒すにはかなりの体力を使う。それに、治療が出来る仲間も傍に居ない今、怪我を負うわけにもいかない。
となると、この怪物達が諦める……それか、違う方法を考えるしかない。と遠くの景色を見ながら考えていて
【自然公園/紅羽 望・紅羽 知子】
>千鳥櫂翔
望「またか…」
(公園の中をたまたま歩いていると、見つけたのは大量の怪物。ため息をつきながら剣《赤華》を取り出して怪物をいっきに倒そうとする)
知子「こら望!今はあの人を助けるのが先でしょう!」
(望を追いながら櫂翔を助けるのが先だと訴えるのは、望の母で医者の知子。なんとか戦いを止めようとする)
【図書館廃墟/星奈 ひかる】
>童磨
「あの、ここはどこなのか知ってる?」
(どこにいるか分からず図書館の中を歩き続けていると、部屋の隅にいる童磨を見つけたので、すぐさま駆け寄り声を掛ける)
【自然公園/千鳥櫂翔】
>>知子、望
「………」
自分の方に向かってくるのは親子らしき二人の人間。危ないと言おうとするが少年の方を見ると剣を持っている……複数人で対処すればこの怪物達をどうにかできるかもしれない。
《手伝ってくれ》
二人に見えるよう上記の言葉を紙に書いて見せる
そして腰の双刀へと手を伸ばし、自分も戦えるという事を示して
【BAR・アシュリー(店外~店内)/ダグラス、ジム、サング(多数→赤い津波で消失)、八尺様(赤い津波で消失?)】【募集板にてゼロ本体様が辞退なされたので、BAR・アシュリー側の返信をさせて頂ます。】
>> 日向正宗
不自然極まりない霧の中に不気味に降り頻る“赤い雨”――BARの正面で不気味に立ち尽くす腐乱死体(サング)の群れとその只中で空を見上げる八尺の女の怪異(八尺様)…そうして響き渡る低周波と高周波をいったり来たりしている正体不明のサイレン音が間近まで接近して来て
ジム「耳がどうにかなっちまうよ!」
ダグラス「――聞き落とすな!何が起きるか分からんぞ!」
BAR店内へ逃げ込みバリケードを閉じて守りを固めた上で、オリエンタルな装束の少年(日向)と耳を押さえてサイレンに堪える地下鉄職員(ジム)に壮年の私立探偵はレミントンを片手に携えそう油断無く呼び掛けながら――
次の瞬間に起きた地鳴り――というより、窓の外に映るのは
ダグラス「…ありえん」
ジム「どうしたのさ?…ッ!?」
(赤い水)の鉄砲水めいた凄まじい奔流――否、文字通りの(赤い津波)
―――――
―――
―
それがBAR前の通りをそのまま(飲み込んで)ゆく、当然あの腐乱死体(サング)の群れも――あの大女の怪異(八尺様)も―
不思議な事にこの木造のさして頑丈な造りでも無さそうなBARは、津波自体に直接巻き込まれる事なく無傷だ。まるであの(赤い津波)がこのBARを避けて行ったかの如く。
ジム「…全部、流されたみたいだよ」
―津波が流れていった後のBARの外は再び濃霧と不気味な静寂に包まれる。
【廃地下鉄駅】
>咲月鬼龍さん
無惨:…?(ふと、自分の背後に気配を感じ、後ろを振り返る)……私に何か?(無表情のまま、突然話しかけてきた角の生えた少年を観察するように見つめる)
(内心:角の生えた人間…もしや、同族か…?しかし、私はこんな奴を鬼にした覚えはないしな…。)
【図書館廃墟】
>星奈ひかるさん
童磨:ん?…わぁ、君可愛いねぇ。名前は、何ていうのかな?(自分の側に駆け寄ってきた女の子にニコニコと微笑みかけ、名前を尋ねる)残念だけど、俺も此処が何処か分からないんだ。ついさっきまで、自分の部屋に居た筈なんだけどね。(「お互い困ったねぇ」と苦笑する。)
(/お二人共、絡みありがとうございます!絡みにくいかもしれませんが、どうぞ宜しくお願いします!)
【路地裏/雛沢加奈江(死徒化)、梓家始季】
> 周 美優
始季「…そうですか、貴女(美優)にはこの娘(加奈江)が“人”に見えるのですか」
自分自身に向けられる見慣れない狙撃銃(サザンクロス-コメット)の銃口を冷たく、しかし何処か哀しげな視線で一瞥し、瞬時にその射線から回避行動を取り己の姿を翻し躱す。狙撃手というモノは得物の長射程を生かしたアウトレンジ攻撃と不意をうつ様な攻撃機会をそもそもの前提とする存在、こうして目に見える距離で構えられても銃火の雨を掻い潜って来た輩からしてみれば避けてくれと言っている様なものだ。
――豹変振りを見れば理解してくれるモノと考えていたが、それもそうだろう。確かに―彼女(加奈江)は“外見”はまだ人の姿を保っている、尋常ではない本能的な脅威を感じ取れるかどうかまではある程度個人差や経験に左右される。
生憎、己は過去に(こういう手合い)に何度か遭遇し、殺し合って来ている。
人間を血袋だとか単なる退屈凌ぎの簡単に壊れる玩具程度にしか考えていない人智を超えた馬鹿馬鹿しい領域に存在する人外、夜の世界の住人達(ミディアン)と
―ギャンッ■■
交差する一瞬の影、女殺し屋の脇腹から吹き出る鮮血…傷の(復元)を終えた彼女(加奈江)が仕掛けて来た。―瞬きする刹那で距離を詰めてくる、(なり掛け)でも並みの人間なら束になって掛かっても簡単に狩られるだろう。
―現状、女殺し屋は窮地に陥りつつある。狙撃手の少女(美優)は――誤解があるとは言え自分(始季)を敵と認識し狙って来ており、今し方闘っている彼女(加奈江)は“化け物”として覚醒しつつあり、対する自分自身(始季)は既に軽くない傷を負っている。
始季「所詮この世は修羅の巷…ですか――上等です。」
そう自嘲気味に呟きながら隻眼の女殺し屋は狙撃手の少女(美優)と吸血種(死徒)化しつつある少女(加奈江)の二人を相手取るという選択肢を選ぶ。
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