成田 明生(アキ) 2022-04-24 18:24:41 |
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(校門前にて、もたれ掛かって彼を待つ。遂に話しかけてしまった高揚感と今更の緊張感に携帯を持つ手に汗がにじむが何とか涼しい面持ち保って手元の端末に視線落とし)
( 放課後、帰宅の支度を整えると待ち合わせの場所へ向かうべく教室を出て。道すがら何故彼は友人でもない自分なんかを誘ったのか、罰ゲーム的なやつだろうか…などと思考を巡らせていたが校門前に佇む相手に気付くと早足でそちらへ )
遅くなってすまない。…それでさっきはああ言ってくれたが、罰ゲームなら別に無理する必要ないぞ。証拠写真にも協力しよう
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まずは選んでくれてありがとう、俺でよければこれから宜しく頼む。あちらでは簡易な自己紹介で済ませたが、もう少し詳しく書くことも可能だし不要なら名前だけ名乗らせてもらう。成田、お前はどちらがいい?
おー、俺も今さっき来たとこだし全然遅くない。……罰ゲーム?んなわけないだろ、ぶ、ははっ、話してみたらお前すげえ面白い奴かも、俺の目に間違いはなかったってこと。
(歩み寄ってくる相手に気付けば顔上げて花咲くように表情明るく笑いかけ。彼の物言いについ吹き出しくつくつ笑いながら殆ど独り言のように零し。)
急に誘って悪かったな。お前、ずっと一人でいるじゃんか。気になってたんだ、例えば放課後はどうしてるんだろうとか、気になったら思わず誘ってたっていうか。実はお前のこと、苗字以外なんも知らない。名前、なんて言うの?
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こちらこそ、俺のわがままに付き合ってくれる人なんて来ないかと望み薄だったから。ほんとありがとな。そんで、名前だけ知れたら今は十分。話してくうちに知ってこうぜ。取り敢えずそのまま絡めるようにしてみた。
違う、のか…?世の中には罰ゲームで告白なんてものがあると聞いたからてっきり似たようなものかと…すまない。
( 吹き出す相手には終始頭上に?マークを浮かべていたが自分の早とちりだったと分かれば無表情な顔をわずかに曇らせて。謝罪と共に下げた顔を上げると好奇心溢れるキラキラした瞳と目が合い無意識のうちに視線を逸らして )
ああ、なるほど。別に大したことはしてないが…名前は御子柴 剣(みこしば けん)だ。
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聞いておいてアレだが、名前だけじゃやっぱり不便だと思ったから簡単に俺の容姿を載せておく。完全に自己満足だから俺に合わせる必要は全然無いぞ。お前が言う通りやり取りのなかで知っていくのも楽しいからな。
身長182cm / 黒髪ツーブロック/ 精悍な顔立ち
告白ぅ?そんなの俺なんかにされたって嬉しかねえだろ。罰ゲームで易々と出来るもんじゃねえし。あ、いいのいいの、謝らないでよ。
剣、かあ。格好良いな、よく似合ってる。剣って呼んでい?あ、俺の名前も知らないよね?明生、成田明生って言うの。好きに呼んでよ。早速だけどさあ、立ち話もなんだし、約束のカフェにご案内しますよっと。
(相手の表情に影差すのと謝罪の言葉とに慌てて手で制しつつ、控えめに視線逸らされてしまってはそれ以上追うことはせず。心底楽しそうに口角上げたままポンと肩を軽く叩いて相手置いてけぼり気味に紡げば一歩踏み出して。)
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あ~!確かにその情報あった方が便利かもな。全然そこまで考え至らなくって……助かるよ。じゃあ俺の方も追加しておく、って言っても簡単にはなるけどどこかで役に立つかもしんねえし。
身長178cm/癖っ毛で過去に茶髪に染めたまま放置中/たれ目気味/カーディガンかベスト愛用
他の奴から知り合いって思われるかもしれないから止めた方が良い気が…いや、同じクラスだし名前くらいなら知ってるぞ。
( なぜかは知らないが同級生達からあまりよく思われていないのは知っており。自分と話すことで気の良い彼が被害を受けるのは嫌だと思い。距離を置こうとするがお構いなしに歩き出す彼に口を噤み、半ば流される形で後をついて行き )
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そうだな…容姿を教えてもらったおかげでだいぶお前のイメージがしやすくなったよ、ありがとう。他に決めておく事とか質問とかあるか…?無いようなら一旦ここの会話は蹴ってしまって大丈夫だ。改めてこれからよろしく頼む。
え~?なんで?良いんじゃね。お前さえ良ければだけどさ、友達になるつもりって言ったろ。お前が困るってんならもうこれきりにするって約束するから今日はまあ付き合ってよ。
(名前を認知されていることには安堵の色を。相手が懸念しているらしい事を聞けば心底不思議そうに振り返り首傾げつつ素直についてくる彼に口端が緩むのを抑えきれない、勘付かれぬよう真っ直ぐ前を向き直って。足取りは迷うことなく数分で落ち着いた雰囲気のカフェへ辿り着く。ふわり珈琲の香りが漂うそこを指差し)
あ、あそこだ。結構スイーツなんかも色々あるらしいぜ、剣は甘いもの平気?
分かった、今日だけで良いなら付き合ってやる。
( 今は仲良くしてくれるが、冷やかしや悪い噂が広まればきっと彼も自分から離れていく。傷つく前に興味を失ってもらおうと意図的に素っ気ない言動を取り。やがてどこからか珈琲の香りが漂ってきた頃、あそこと言って彼が指差した先を見ると木造のレトロなカフェが見え。店先にあるメニューのサンプルケースの中に飾られた大盛りのパフェを発見すると珍しそうに目を瞬かせて )
こんな所にカフェなんかあったんだな、知らなかった。甘過ぎるものは得意ではないが……凄いな、こんなデカいパフェまであるのか。
へへ、そりゃ良かった。そのパフェ気になってたんだけどデカ過ぎて一人じゃ食べきれる自信ねえから、助けてくんない?
(先までは素っ気なく返されたが、雰囲気纏うレトロ調のカフェを前に思ったより好感触の相手の反応に満足げな頷きを見せてはそう提案しあざとさ交え両手合わせてこの通り、の仕草。甘いものが好物であることをいつもの何となく一緒に居るメンバーへは隠しているために言い出すことも出来ず、これは以前から気になっていた目の前の彼にも接近できて絶好のチャンスとみていた。勿論、それだけで承諾してくれるとは想定しがたく、相手にとって利となるだろうと幾つか"言い訳"を用意してあるのだ、振り向き様告げつつ先導切ってカランコロンと鳴らしドアを引く。)
実はパフェだけじゃない。甘過ぎないバウムクーヘンとかもあるんだ。好きなの頼んでよ、今日は俺の奢りで良いし。
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遅くなって悪い。課題がなかなかに厄介で終わらなくてさ。またこういうことがあるかも知れねえけど、その時は先に伝えておく必要があったら言ってくれると助かるよ。待たせてごめんな、それじゃ、特に無ければここは蹴ってくれて大丈夫だから。
…!成田がそれで良いなら…実は俺も気になってたんだ。完食出来たら達成感がありそうだな。
( あまり見慣れていない巨大パフェにすっかり心を奪われガン見していると、奇遇にも彼もパフェが気になっていたようで。半分こ、なんて如何にも仲のいい友人同士がするシチュエーションに最初こそ抵抗感があったものの、おねだりと好奇心には勝てず結局白旗を上げて了承してしまい。案内されたテーブルに向かい合わせで座る。何となく他にどんな料理があるのか気になってメニューを手に取り、ページを捲りかけたところで随分と太っ腹なことを言い出す彼。全力で首を横に振りながら )
いや、流石にそれはだめだ。友人じゃない奴に奢ってもらうなんて申し訳ない…。2人で食べるんだし、俺にも半分払わせてくれ。
( たとえどんなに自分の利となろうとも全て払わせるのは気が引けて。相手を見据える瞳は力強くそう簡単に自分の意見を曲げる気はないと言外で告げていた )
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課題お疲れ様、成田。1週間以上返事が空く場合は報告が欲しいが、それも出来ればで構わない。此方としては返事がもらえるだけでありがたいからリアルを優先してくれ、とだけ伝えておくよ。こっちは蹴ってくれて構わない。
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