匿名さん 2022-04-19 20:32:22 |
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…随分あっさりしてるな。
( 思っていたよりも会話が直ぐに終わったことにほっとして、スマホをポケットへ仕舞う。ルナを見て「もう大丈夫」と一言声をかければ、会話の内容から不審に思っただろうかと少し心配する。直ぐに調理へと戻れば、味付けを施し皿に盛り付けてスプーンと一緒に相手の元へ)
はい。これはパエリアという料理だ。料理っていうのは、生でそのまま食べるんじゃなくて、火で温めたり、味付けをしたりして作ることを言うんだ。人間はこういったものを食べる。
( 「少し熱いかもしれない」と一声かけると。自分で食べられそうかどうか問い掛け。)
とても不思議。雰囲気?声変わった
さっきの人は番?
(口調や雰囲気が変わったことに驚いているのか電話という物は分からないが、声は聞こえていたらしく相手は番(夫婦か恋人)かと勘違いをしており。自分は邪魔では?と番の相手がよく思わないだろうから嘘をついたのかと思っており)
…………パエリア、いい匂い。美味しそう。
(人間の料理は温めて炒めたりすると聞けば、海では経験できないその料理と言う行為がとても不思議で、自分が知っている食べ物が混じったパエリアと言う料理を見ればスプーンという物も初めて見るが、相手の真似をして握ってみて1口食べれば慣れぬ熱さに一瞬驚くも美味しかったのかパァと表情が明るくなり、次々に口の中に入れて)
仕事仲間だ。番はいない。
( 相手が電話相手について何か要らぬ心配をしているようだったので、少し小さく笑って安心させるようにそう言い。恋人や伴侶のことを番と表現するあたりが、人間とは違うのだと改めて理解させられる。 )
急いで食べなくてもいい。
( 美味しそうに口に運ぶ相手を見て、よかったとほっとすれば。急がなくてもいいと伝えて、先程少し多めに作ったからまだ残っているし、おかわりもいくらでもと思うが、人間の食べ物の味があったとはいえ、この後何も無いとはいいきれないので、慎重に様子を見た方がいいかもしれないと思う。)
番違う?
人間界は複雑。仕事って何?
(番ではなく仕事仲間と聞けば、じゃあ、自分は邪魔では無いのかと少し安心したのか肩の力を抜くと次は仕事とというものが気になり聞いてみて)
これまで小さな……茶色の粒?のご飯しか無かったから嬉しい
(これまでどうやら魚用の餌を与えられていたらしく満腹になるまで食べれたのは久しぶりとご機嫌な様子で笑えば、満腹になったから大丈夫とお皿とスプーンを返せば、貴方は食べないの?と首を傾げて)
人間は生きていくためにはお金という物が必要で、それをもらうためには働かなくてはいけないんだ。それが仕事。
( 仕事について説明をするというのは中々難しいなと思う。「例えば海に関係する仕事だと、魚をとって売る仕事、船を運転する仕事、海を守る仕事」など例をあげて説明するも、ぴんとはこないだろうなと思う。)
あぁ、僕はいい。
さて、怪我が治るまでの間だが、その少し窮屈な水槽で暮らしてもらうことになる。欲しい物があれば用意するし、お腹が空いたら、何か作るから遠慮なく言ってくれ。
( スプーンと皿を受け取れば流し台に置き、さっと洗いながらこれからのことについて話をする。できる限り不自由なく過ごさせてあげたいという思いから、そう提案するも、怪我が治るまでどれくらいかかるか疑問に思う。)
んん…難しいけど何となく理解した。
仕事人間にとって大切ね…人魚そんなのない。
(人魚の中にも群れは作るもあくまで自由気ままだし、お腹すいたら自分で取って来るのが主流の為お金という概念がある事に驚いては、仕事は沢山あると一応は理解し。「なら、零の仕事は何?」と小首を傾げて)
そうなの?
外に行ったら沢山美味しいものある?
外行ってみたい
(外に行けば自分の知らない未知の世界が広がっているのことはわかるのか、美味しいもの、知らない物知りたさに外に出たいと言い出せば、やや不満げにしており。「怪我は鱗生え変わる時に治る。時期分からないけど痒くなる」と鱗の生え変わりはその部分がとても痒くなるからその時が近付いてきたらわかると言って)
この国を守る仕事さ。
( 仕事について大方理解はしてもらえたようで。自分の仕事を聞かれれば、簡単にそう答えて。食器を洗い終えれば、手を拭き相手近くにある椅子に腰掛け。)
美味しいものはたくさんあるが。その姿じゃ外へ連れていくのは難しいからな。
( 不満げに話す相手に苦笑すれば、仕方ないと伝える。外を見せてあげたいのは山々だが、その姿では移動も何もかもが難しい。それにベルモットに嘘をついた手前、公に動くと何か察知されそうだと思う。怪我のことについては「わかった」と頷き。)
この国、守る?
よくわからないけど、凄い仕事思う。
偉い偉い。
(この国の規模とかは分からないが国を守るというのはとても難しいのでと予想できるため近くの椅子に座る相手の頭を撫でれば偉い偉いと褒めて。)
私、貴方と同じ足になれるよ?
(この姿では外に出られないと聞けば、相手と同じ2本足になれるとサラリと言えば。水分を拭き取るとなれるが使ったことは無いと説明すれば、その状態なら行ける?と首を傾げて)
…っ。別に偉くはない。
( 頭を撫でられるとは思っても見なかったため、不覚にもドキッとしてしまい。偉いとこの仕事をしていて言われたこともないし、自分も当たり前の事として仕事をしてきたため、何とも不思議な気持ちだと思い。)
…は?
( そんなことができるのか。しかし、使ったことがないということは歩くこと自体難しそうだと考え。だが、歩けるようになれば連れていくことはできると相手に伝え。)
私、その大変さ分からない。
でも…きっと凄い。だから偉い。
(その仕事と言うのはよく分からないがそれでもこの国を守るのは自分達で言う所の海を守る神様と同じくらい凄いことだと思っており譲らず「その仕事、さっきの女の人もしてる?」と仕事仲間なら先程話していた相手もそうなのかと問いかけ)
出来る、見せた方が良い?
(は?と言われれば見せた方が良いのかと首を傾げては、それなら拭くものをくれれば見せると言えば、歩ければとの言葉に「なら、練習今する」と外に行きたい欲求が高いらしく意気込んでおり)
ありがとう。
…さっきの電話の人については、説明はできないが、一応仲間だと伝えておく。
( 褒めてもらえていることにはとりあえず礼を言い。先程の電話に相手について問われれば、全く反対の仕事をしているというとややこしくなるし、そこまで説明の必要もないかと思い、曖昧な表現で誤魔化し。)
…じゃあやってみるか?
( 相手のしたいことにはできる限り応えると言ったのは自分だと思えば、椅子から立ち上がり、大きめのバスタオルを持ってくると相手に渡して)
じゃあ、さっきの女の人も凄い。
零、もっと自信持つ。
(さっき自分は凄くないと言った相手に上記を言えば何故か自分か胸を張り、相手の言葉は深く考えずに納得すればそれ以上は問いかける事もなく。)
ん、ありがとう。
(大きめなタオルを手渡されればお礼を言うと前が見えないようにしながら下から慎重に水分を拭き取ると徐々に人間の足になっていけば、全ての水分を拭き取るとそこには普通の人が水槽に腰掛けており、タオルを巻いて下半身を隠して)
…本当だったんだな。
( 実際に目の前で人魚から普通の人へと様変わりする様子はなんとも言えず、驚きを隠せない。足ができるということは恐らく下には何も纏っていないことは予想出来たため、自分のスエットで申し訳ないが、ズボンと上を渡して。自分は後ろを向いていると言い。)
とりあえず、下りて、これはいてくれ。人間は服を着て生活するのが普通だから。
私、嘘つかない。
他の人間これ知らない、貴方だけに教えた。
………履けたよ
(嘘はつかないと心外そうな顔をするも、大きなサイズのスエットの上下を渡されれば不思議そうな顔をしたが相手の説明を受ければ納得し、相手が後ろを見ればを渡されたそれを着てみてばかなり大きな上は指先が見えず、下は押さえでないとずり落ちそうで)
疑って悪かった。
…サイズが合わないな。当たり前か。
( 疑ったような発言をしてしまったことには、謝り。「履けた」という言葉に後ろを向くも、案の定サイズがまるで合っておらず、苦笑して。とりあえずずり落ちそうな下のズボンに「触ってもいいか?」と一応許可を得てから、ズボン内側にあるひもを締めかるく結び。上の手元は手が見えるようにそで先を折り。)
おお、落ちなくなった
これで歩く練習、出来る?
(サイズが合わないままなのに袖を折ったり紐で縛ったりすれば落ちなくなった事に驚いており、自分の姿を確認すればこんな物を着て生活するなんて人間は変なのと思いながらも、練習すると言うと最初の1歩を踏み出してみるも自分の足と絡み見事にすっ転んで、次は起き上がれなくなり「助けて……」とヘルプし)
とにかく後でサイズが合いそうな服は見てくる。
それに人間は服の下に下着も必要だから、それは追追、今度買い物に出た時にでも買おう。…おっと、大丈夫か?
( このまま歩けたとしても外に連れていくような格好ではないなと思えば、スマホから部下に連絡をして「女性ものの服を適当に用意してくれ、あと下着類も」と頼む。ただ、上の下着についてはサイズを測らないと分からないため、とりあえずブラトップのような下着をもってきてもらうことにして。目の前で転んでしまった相手へと両手を差し出せば、「立てるか?」と尋ねて。)
……人間、沢山着るものある。
大変、窮屈。
(今着ているような物とは別に着る物があると聞けば沢山着るため人間は大変だと零し、両手を差し出さればその手に掴まりながら立ち上がれば「捕まってないとまた転ぶ」と謎の自信を持ってそんな事を言えば補助が欲しいと遠回しに言って)
ルナには、そう感じるかもしれないな。
練習するんだろ?付き合うから、手でもどこでも掴まっていい。
( 窮屈。確かに何も纏っていなかったような相手にとってはその言葉以外の何物でもないと納得する。しかし、外を歩くならばそれは我慢してもらわねばならないと苦笑し。立ち上がった相手から補助が欲しいと暗に伝えられれば、何処でも掴まっていいと、声をかけ。)
んん……頑張って慣れる。
外歩きたい。
(人間の常識を軽く教えられれば、窮屈には思うが頑張らねば外を歩けないと理解しているため我慢しては、何処でも掴まっていいと言われたのもあり、相手の手を握るようにして掴めば目をぱちくりさせ「私より手、大きい」と今気づいたように言えば更に自分を支えているのにビクともしない相手を凄いと思ったのかニギニギと力を込めるも、とりあえず練習と1歩ずっと歩き出して)
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