幽世の郷　（　ほのぼの　/　途中参加大歓迎　/　人数制限無　）

>>10
（山々を飛び回るのは慣れている。しかし今回の依頼は少々普段と勝手が違い、地下を潜る妖に高所の花を届けるというもの。届け主が地の奥深くに潜る蛟だと知っていれば軽々しく引き受けなかったのにと思いはすれど、一度代金を貰ったからには完遂させねばならない。そんなわけで地道に依頼をやり遂げたまでは良いのだが、慣れない足さばきにすっかり精神が参ってしまい。溜め息を溢しながらフラフラと空を飛んでいれば、見下ろした先にふと独特の箱を捉え。数秒の間を置いた後、これは好機とばかりにゆっくりと翼を畳み、彼の青年の前へと踵を鳴らすように降り立って。口端に笑みを浮かべながらついと人差し指でそれを示し）
兄さん兄さん、そりゃもしかして薬箱？疲労回復の薬なんかは持ってねえか。


>>オール
暇なもんで大盤振る舞い！俺に届けてほしい荷物がありゃ、今なら格安大特価で引き受けてやるよ！
（麗らかな昼下り、店主不在の軒下。粗さの目立つ手作りの旗の持ち手を掴み、ぶんぶんと振り回しながらそう喚く。赤地の布へと白く染め抜きされた文字は【運び屋ユズリ】。時期が悪いのか自身がほぼ道楽で行っている仕事がさっぱり舞い込んで来なくなってしまったため、普段は選り好みする立場の依頼をわざわざ探しに来たのだった。妖かし通りの往来の面々からは、時に胡散臭そうな、時に好奇の目のような、そんな良くも悪くも突き刺さる視線を頂戴している。放蕩者との評価はこのような阿呆にも見える行為が由来かもしれないと察してはいるが、だからといって清廉潔白に生きていても己の飢えが解消されるわけでなし。さて面白い依頼が舞い込んで来ないかと矯めつ眇めつ辺りを眺め回して）

（／参加許可ありがとうございます！ロルを提出させていただきます。分かりづらい・相性等有れば遠慮なく仰ってくださいませ。並びにまだ見ぬ皆様へ向けてオール宛の絡み文も提出させていただきますので、絡んで頂けると嬉しいです。もちろん、絡み辛いやこちらへ絡んで欲しいなどあればこちらから行かせていただきます。それでは、また何かあればお呼びくださると幸いです。）