匿名さん 2022-04-11 17:14:35 |
通報 |
(昨日は昨日で図々しい振る舞いはあったが、今の相手は違う意味で図々しいな?と思いながら診察して。足、腕、そして胸や背中などの際どい部位はさっさと済ませてはガーゼ、包帯を外してやり。そのまま服を羽織らせてやれば、「ティファさん、お風呂に入ってきたら?」と、相手の体は昨日の時点で汚れは拭い取ったが、それでもまだ完全ではなく、髪もパサついているため風呂に入ってきてはどうかと提案して。)
そうですね、そうします
お風呂場はどちらですか?
(昨日と違って際どい部分はさっさと診察を終わらせる様子に悪戯は絶大な効果があったみたいとまた笑いが込み上げてくるも、ガーゼや包帯が外れれば少しは体が動かしやすくなり、そのまま服を着れば、やはり女として匂いや汚れは気になるためお風呂にとの言葉に賛成し、それなら場所を教えて欲しいとお願いをしては)
あぁ、風呂場はね…。
(相手を風呂場へと案内してはこれ以上相手から揶揄われない様に、案内し終わったらすぐにその場を後にして。自分はというと、清潔さを保つために代えの服を用意して。)
(これまでは汚れは布等で拭く程度でお風呂なんて本当に久しぶりで、心が浮き立っているのか上機嫌な様子で脱衣所で服を脱ぎお風呂に入れば、髪や体を洗い、体は傷に触らぬようにすると汚れはみるみるうちに取れ、髪も本来のサラサラ感を取り戻せば、やはり身綺麗にすると気持ちが良いのかしばらくお風呂を満喫してからお風呂から上がり、脱衣所で髪と体の水分を拭き取り、患者服を着れば、上がったことを知らせようと相手を探してウロウロしており)
(風呂場から上がった音が聞こえれば、それに反応するかのように脱衣所のドアをほんの少し開けて「ティファさん、これ。」と、ドアから覗かせる様に新しい清潔な患者服を渡せば「また傷の処置するからさっきの部屋にきて。」と、告げてその場を後にして。)
………見ても良いですよ?
(さっきのやり取りがよほど気に入ったのかからかって上記を言いつつも、替えの患者服を受け取り、相手が言った言葉に了承し、その場を去ったのを音で聞き取れば、ゴソゴソと音をさせながらそれを着ては、とりあえず言われたようにと診察室に向かい、扉を開けて「入りますね」と完全に順番が逆の状態で部屋の中に入り)
(相手が来るまでに処置の道具の用意をして。相手が部屋へと入ってくれば、今度は言葉足らずにならない様「じゃあ、傷の処置をするから服を脱いでください。」と、しっかりと間違えない様にと意識しながらそう言って。「あ、少しずつだからね。」と、先ほどのようにおもむろに脱衣して曝け出す様に脱ぐのではなく、少しずつ脱いで大事なところを見せない様にと釘を刺して。)
そんなに釘を刺さなくてもわかっていますよ
(自分がからかいすぎたせいでこうなっているのだが、それを棚にあげてどこか呆れた様子で上記を言えば、きちんと少しずつ大事な部分は見えないように脱ぎ、服でそこを隠しながら治療されるのを待っており、ふと「女性経験は無いのですか?」と先程の反応からして無いのだろうかと気になり問いかけてみて)
ないことはないんだけどな…。
(傷のある箇所に特製の軟膏を塗り、その上から薬草、ガーゼで保護をして。そうやって全身の処置を進めていけばふと問いかけられた言葉になんてことを聞くんだと目を見開きながらも平静を装いながら上記を述べて。「それでも、やっぱり取り乱してしまうよ。」と、今までの自分の慌てようからそんなことを問いかけたのだろう。しかし、実際にそのような状況なら誰だって自分の様なリアクションをするだろう。ましてや相手の完璧なプロポーションなら尚更。今度は相手の前に回り込めば胸元あたりの傷の処置をしていき。)
あるにはあるんですね……なるほど?
貴方はこの手でからかうと良さそうですね
(女性経験はあると聞けば、丁度相手が正面に回ったこともあり今一度まじまじと顔を見れば、確かに整っているし体つきも細身ながら筋肉質で女性受けしそうだと納得すれば、自分の顔やスタイルはエルフなのだから当然とばかりの反応をしており、エルフの皆が皆スタイルが良い訳では無いのだがそれを知らないため、自分の見目が良いのは種族故と思っており、胸元の処置を何となく見ていれば「傷は残りますか」とやはりそこは気になるのか問いかけ)
なんか遠慮なくなってきたな…。
(今度からこの手でからかってやろうかと悪巧みする相手の言葉に、昨日の拒絶ばかりしていた相手はどこはやらとため息をついて。処置をしている最中、傷は残るだろうかと問いかけられると「普通ならな…。」と神妙な面持ちで話すがすぐに笑みを浮かべると「だけど、俺なら治せる。元の真っ白な肌に戻せる。だから信じて治療されてろ。」と、最後の傷の処置を終えればそう述べながら握り拳を相手の額にコツンと軽く当てて。)
元々はこんな性格だったのかもしれませんね
何せ、警戒しても何もしてこないお人好しに牙を剥き出しにしている方が可笑しく思えたので
(長い間虐げられた故に元の性格はもう分からないが、こうしてからかうのは楽しく思うと薄く笑みを浮かべては「拒絶して欲しいのならしますが?」と首を傾げるも、今の方が頭も治療がしやすいだろうと言い、傷は治ると言われれば、ホッとするも額に指を軽く当たられればそれは要らなかったと不満げにして)
勘弁してください。
(元々はこんな性格だったのかもと、悪い笑みを浮かべる相手が拒絶しようかと意地悪を言えば今の方が遥かに治療しやすいためにそれはやめてほしいと言って。処置も終わったことで相手に服を着せてやれば「ティファさんはどうしてあんなところにいたんだ?」と、道具を整理しながらそう問いかけて。)
………同じエルフに人間に売られてそれからは殴られたり蹴られたり……。
流石に顔は傷付けられなかったけど、それ以外は何でもありでしたね。
貞操の危機にも陥っていたし、実際ギリギリまで行われましたし。
そうしていたら闇オークションに掛けるって話が持ち上がって、私達って高値で売られるからそうなったら日の目を見れないって思って逃げ出した先があそこだったのですよ。
(どうしてあんな所に居たのかと問われれば、チラリと相手を横目で見るも、これまでの経緯を説明し、だからこの体は傷だらけだし、本番まではいかなかったがその一歩手前まではされた事もあると自分の事なのに淡々とした様子で話しては、過ぎたことだから怒らないで下さいねと笑って)
同じエルフにだって…!?
(相手にいやなことを思い出させてしまうだろうかと聞いた後になって後悔するが、そのあとに告げられた事実に目を見開いて。エルフはその美しさから愛玩動物として、または奴隷として、そしてその血は魔術の触媒になるなどと根も葉もない噂に踊らされた身勝手な人間達に虐げられていると聞く。相手もその類なのだろうと勝手に思っていたが、相手は同族であるエルフに売られたのだと告白すればなぜそのようなことがと呆然として。それからは自分達人間の虐待に遭っていたと告げられるとなぜその様なことが出来るのだろうかと、相手に釘を刺されてもやはり怒りを覚えずにはいられなくて。「…でも、なんで同族に売られたりなんか…。」と相手のトラウマを呼び起こしてしまうだろうかと心配するがそこだけは気になってしまい。)
私の髪の色、銀髪でしょう?
エルフは髪の色が金や銀に近ければ近いほど魔力の保有量が多く、魔法も強い魔法を使えるのですが…私は髪の色に恵まれながらも魔法が使えない落ちこぼれだったんです。
他のみんなからすれば、妬みやすく馬鹿にしやすく……何より自分達が助かるためのいい道具だったんでしょう
(凡その予想にはなるがと前置きしつつ上記を話すもその憶測はほとんどが当たっており、殴る蹴る、火傷はまだ良かったが女としての尊厳の危機の時は本当に焦ったと肩を竦め、だから自分から体を差し出すのはその人だからこそにしようと心に決めていると告げて、怒りの表情を見せている相手に「シエテがそのような顔をしなくてもいいのですよ」と苦笑しながら初めて相手の名前を呼び、尚且つ相手の頬に手を添えて)
(エルフはその希少さゆえに崇高な誇りを持った人種と聞く。それゆえに同族にそんな落ちこぼれがいることが許せなかったのだろうと、同族に売られた事実を自虐するかの様に告げる相手に辛いことを話させてしまったと目を伏せて。初めて名前を呼んでくれると驚いて顔をあげ、こちらの頬に手を添えてそんな顔をしなくていいと言ってくれればその頬にある相手の手をその上から己の手で包み込む様に握り「絶対に治してみせるから。」と、決意のこもった表情でそう誓っては、「ありがとう。いろいろ話してくれて。」と、もはや昨日の必要以上に関わらないという約束がなかったもののようになっており。)
お礼を言われるような事は話していませんよ。
今はこうして美味しいものを食べて治療も受けられている訳ですし
(決意のこもった表情にでは期待しましょうと薄く笑い、今はこうして暖かい空間に居れるのだから決して不幸ではないと、その精神は噂に違わず気高くあり、そのしんみりとした空気に耐えられなくなったのか「男性としての欲が溜まった時は私がお相手になりましょうか?」とからかいなのか嘘なのかそんな事を笑いながら言えば、きっと相手ははしたないと怒るかなとすら思っているが、遠回しに貴方なら触られてもいいと言っており)
…っ!そういうことは言うもんじゃない…!
(今は決して不幸ではないと、いい話風な空気が流れていたというのに相手がまた突拍子もないことを言えば頬を赤らめて顔を逸らして。その真意に気づくことなく、「貞操を守ったんなら、その心に決めた人のために最後まで守らなきゃ。」と、それを守りながら命からがら逃げ出したならその時まで守るべきだと告げて。)
そう言うと思ったました
大丈夫ですよ、その時はきちんと心に決めた人に体を捧げますから
(やっぱり怒ったと予想通りだった事に笑えば、その真意に気づいてなさそうな相手にやっぱり気付いてないかとほんの少しだけ苦笑いが浮かぶが、その後にきちんとその時にその人に捧げると約束すれば、これまた唐突に「そういえば、シエテに恋人はいないのですか?」とそれとなく外堀を埋めるつもりなのかそんな事を聞いてきて)
トピック検索 |