匿名さん 2022-04-10 19:36:50 |
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セバス
いえいえ、そのお礼はどうぞお嬢様になさって下さい
あと、今そっとお部屋に行けば面白いものが見れるかもしれませんよ
(お礼を言われれば、にっこりと人好みするような笑みを見せてとんでもないと首を横に振れば、今からお嬢様の部屋に行くが、あるものを見せたいのかそっと近づくようにと注意すれば片付けを終わらせて、シャルティアの部屋に向かい)
シャルティア
(見悶えるのが終わったと思えば次はなんでいつもこうなのだと落ち込みだし、これでは嫌な印象を与えてしまう、そうなる前に改めなければ等と色々と考えており、令嬢に有るまじき姿ではあるが机に突っ伏してため息をついて)
( 執事にそう言われるとなんの事だろうと首を傾けるも、とりあえず言われるがままに執事の後ろを着いていき。なんにせよ、彼女には礼を言わなければならないので、会いに行くことにして。)
セバス
(シャルティアの部屋に足音を立てずに近づけば、シーっと人差し指を口元に近づけ静かにと合図すれば、そっと部屋の扉を開けると覗いてみると良いと指さして)
シャルティア
こんな事じゃ、愛想つかれるわ
それになんで物みたいに扱うのよ、普通嫌に決まってるじゃない
ていうかなんであんなに見目が良いのよ、羨ましい
嫌われたらどうしよう、泣けちゃうわ
(誰もいないと思ってやや大きめな独り言をぶつぶつ言っていれば、先程の事を思い出しては自己嫌悪に陥っており、まさかその様子を本人に見られているなんて思っておらず、言ってる内容もあっちこっちへ飛んでおり)
…シャルティア様は、いつもあんな感じなのですか?
( こっこり部屋の中を盗みみれば、独り言を言いながら自己嫌悪に陥っている様子の相手を見て。先程までの自信に満ち溢れた高貴な印象とは掛け離れすぎて、唖然とし。横にいる執事に尋ねれば。)
セバス
おひとりの時はだいたいあのご様子ですね
ただ、誰か1人でも人が居ればまたスイッチが入るのか貴族様らしい振る舞いをなさるのですよ
(1人の時はあんな感じだと頷いては、その証拠と言わんばかりに、唐突に扉をコンコンとノックしユリウスの格好を整えたので1度ご確認をと言い)
シャルティア
!!…入って大丈夫よ
(ノックの音が聞こえれば、バッと顔を上げ、ずっとこの様子でしたとばかりに紅茶に手を伸ばしさも飲んでますと言う様子で入室の許可を出し、入ってきた2人に「あら、結構変わるものね」とカップをソーサーに置いて立ち上がり、ユリウスの前に立っては満足気に微笑み)
ありがとうございます。シャルティア様のおかげです。
( 執事の後に続いて入れば、相手の前に立ち。先程までの姿は一切見せない様子には面白いと思うも、顔には出さず相手に礼を言い。貴族らしい振る舞いの中にも温かさを感じるのは相手の優しさが影響しているのだと改めて思う。)
貴族として当然よ
まあ、貴方のような人全ては救えていないけど、強い者は弱い者を助ける…それが我が家の家訓よ
(お礼を言われれば、家訓に則り当たり前の事をしたのだと言いつつ、ユリウスのような奴隷はまだ沢山いるためそれを歯痒く思っているが、それは言わず「そう言えば、ユリウス。食事は取っていたのかしら?」と細身である程度の筋肉はあるのだろうが、奴隷食事も満足に取れていなかったのではと思い問いかけて)
あまり食べれてない、かも。です。
( 貴族らしからぬ価値観に、驚きつつ。貴族といういままでお高くとまった連中ばかりを見てきたため、このような貴族も中にはいるのだなと思う。相手からの問には、今まで食には無頓着だったため、なんとも思っていなかったが、1食まともに飯が与えられていたかといえば、そうではなかったと思い正直にそう告げ。)
まぁ、それが当然よね
それなら初めはリゾットや重湯から始めた方が良さそうね
(あまり食べられてないと聞けば、予想はしていたのか奴隷にご飯をきちんと与える商人なんて居ないわよねとため息をつき、それならと上記を言い「食事は体を作る上で大切なことよ。それを疎かにして仕事が出来ないなんて許さないわよ」と手に持っている扇子でユリウスをさせばお分かり?と首を傾げ)
はい。気を付けます。
ところで、自分はこれからどうしたらいいですか?
( 相手の言われた通り、食事に気を付けようと素直に頷けば。リゾットや、重湯がいったいどのような物かわからないが、きっと自分の体調に合わせたメニューなのだろうと推測し。ふと、これからのことについて疑問に思っていたことを投げかければ。)
基本的には私の護衛よ
この屋敷ではあまり必要ないかもしれないけど、もう少ししたらシーズンっていう社交界の時期なの。
そういう時期は身代金とか、令嬢を辱めようとする輩が一定数いるのよ。
(護衛だと言いつつ、この屋敷も完璧とは言えないから付かず離れず画好ましいが、なるべく私のそばにいてその身辺の警護で、もう少ししたら社交界のシーズンのため忙しくなるし他の貴族とも接する機会が増える可能性もあるから、教養の勉強もしてと説明し「いい事、泣き言は許さないわよ」とまた高圧的な物言いをしてしまえば、教育係はそこにいるセバスよと長年務めているし適役だと言って)
はい。
シャルティア様の身は自分が守ります。
セバスさんも宜しくお願いします。
( 護衛については、奴隷時代に体術から剣技まで一通り訓練を受けているため多少は自信があるものの、それ以外の礼儀作法についてはまるで無知なため学習するのは大変そうだと思いながら、執事に向かって頭を下げれば。)
ええ、その働きに期待しているわ
あ、あとあなたの部屋も用意しないといけないわね
(ユリウスの言葉に当然とばかりに頷いては、セバスも分からないことがあれば遠慮なく言ってと言い、その雰囲気はほのぼのとしたもので、ふと思い出したのかユリウスの部屋がいるわねと思い出せば「何か欲しいものは?」とこれまで奴隷だった人に物欲があると思っているのかと普通なら思うのだろうが、その辺をすっかり頭から抜けて欲しいものはあるかと問いかけ)
欲しいもの…特に思い当たらないのですが。
( 相手の質問にはしばらく考えた後で、思いつかないと首を捻り。この今の状況が、自分には天国のようなもので、これ以上望んでしまってはバチが当たりそうだと思う。自分の部屋まで用意してもらえるなんて思ってもみなかった。逆に自分の状況に置かれた人は何を欲しいと言うのだろうかと少し考え。)
……………そう
なら、欲しいものが出来たら給金で買う事ね
(特に無いし、今の現状が天国そのものだと聞けば、そうだったーと今思い当たったのか若干貴族としていつも浮かべている笑みが引き攣り、それならと上記を言えば、とりあえず仕事は明日からで今日はゆっくりして良いけど、部屋で休むかどうかと問いかけてはもし休むなら部屋が出来るまでここで待機だとも伝え)
給金…?
( まさかこのような環境に身を置かせてもらえるだけでも有難いのにお金まで貰えるとは思わず問い返し。それこそ今までお金をもらって働くという経験をしたことがないため、何とも変な感覚に思えて。とりあえず休むことにするが、しばらくこの部屋で待機させてもらうことにして)
??、当然でしょう?
護衛も仕事のうちで尚且つ身の危険もあるのだから給金は出すわよ
(訳が分からないと言いたげな相手に、護衛も立派な仕事で身の危険もあるのだから危険手当も出るしそれなりの給金はあると説明すれば、ここで待機するとの言葉に了承しセバスにメイド達に部屋の用意をさせるよう伝言をさせれば2人きりの環境になり、不意に何を思ったのか「ねぇ、ユリウス。平民には出来て、貴族には出来ないことって何だと思うかしら?」と世間話でもするように問い掛けて)
( 給金の話には相手がそういうならばと、納得をし。部屋を用意してもらうのはなんだか申し訳ないと思いながらも、お願いすることにする。ふと2人きりになったところで、相手から問われた質問には首を傾け。貴族といえば何でも手に入って不自由がないように思えるが、そうではないのだろうかと思う。答えが出ないまま、逆に相手に問い返し。)
シャルティア様は何かしたいことがあるのですか?
したいと言うより、出来たら幸福位の感情ね。
さっきの問いの答えはね………恋愛よ
貴族は政略結婚が主流で、恋愛なんてもってのほか、好いた人が出来ても触れ合えるのは社交界のダンスの時だけ
無い物ねだりよね
(椅子に座りながら、何を思っているのか分からない顔で上記を言うと好きな人は居ないけれど、自由に恋愛が出来る人が羨ましく思う時があると零せば、流石に話しすぎたと思ったのか話題を変えるように「そうそう、社交界でもしダンスを申し込まれた場合、同じ人とは1回しか踊っては駄目よ」と護衛として同行する以上令嬢の目に止まる可能性を考えてダンスのルールを説明すれば、先程までの様子は綺麗さっぱりなくなりいつもの貴族らしい佇まいをしていて)
…貴族でも手に入らないものがあるのですね。
シャルティア様は、恋愛がしたいですか。
( 話を蒸し返す訳では無いが、相手の言葉が気になり思わず話題を元に戻す。ダンスの話など今は頭に入らなかった。 相手には恩がある。できることなら協力をしたいがこの手の話はまるでわからない。自分はそんなことを思ったことなど1度もないのだから)
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