匿名さん 2022-04-10 13:26:18 |
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おーいいな。お前の奢りなら全然あり寄りのあり( クラス表を見ながら空返事気味に返すと一瞬目が見開いて。少し息を吐くとゆっくり愛斗の方に顔を向けて口を開いて )
__ったく、お前とは腐れ縁というかなんつーか、てか芸能科のクラス圧倒的に少ねーじゃん!11組と12組しかねーじゃん! (11組の出席番号順の上の方を指さし、態とらしく肩を落としながら溜息をついてみせて )
そりゃあまぁ……そうでしょうねぇ。
( クラス表を指しながら肩を落とす玲央に、苦笑混じりに返す。教室案内を見ると芸能科は他の学科とは棟も違うようで、芸能科の棟の方へ足を向けながら )
ほら行くよー、玲央。ちょっと時間押してきた。
なんだよ、結局同じクラスかよ俺たち( 「あーあ、つまんねー」と小言をしっかり零しつつも何故か表情は明るく見えて。時間のことをすっかり忘れた様子だったが愛斗の方に早足で駆け寄ると芸能科の棟を指さし )芸能科ってあっちか?ふーん、割とキレイそーじゃん。
わりと新しめなのかな? 何期生なんだろ、僕たち。
( 玲央の指差す先を眺めつつ、思ったことをそのまま口に出し。ろくに調べずに志願したことを隠そうともしない口調で )
校舎は新しめっぽいな、エレベーターとか付いてるし最新式なんじゃね?俺もよく確認してねーから知らんけどなんか入試の時言ってた気するわ( 「10周年だから記念なんです~!とか言ってなかった?先生。」と頭を捻りながら手を口元に持っていき少し考える素振りをみせて。チラッとスマホの画面で時間を確認すると、自分のクラスの方に足早に歩き始め )うわっ、もう教室めっちゃ人いんじゃん。入りにくさやべーわ。
そうだっけ? よく覚えてたね、そんなの。
( 頭を捻りながら思い出そうとしてみるも記憶になく、素直に感心して。急ぎ足で到着した教室をちらりと覗けばドアを開ける。机の上に出席番号のカードが置いてあることに気がつくと、周りの視線も気に留めず玲央に向かってひらひらと手を振って )
じゃあ玲央、また後でね。
むしろ入試問題一切覚えてねーけどな、変なとこ記憶してるわ。( 軽やかに自分の方に手を振る愛斗に向かって手を伸ばし掛けるもピタッと制止して上げた手を戻す。一番端の前から2番目に自分のカードがある事を確認すると軽く下を向いたまま雑に椅子に座って。机上にある一枚の紙に視線を下げると )__自己紹介カード…?なんだよこれ、書くことねーし。
自己紹介かあ……
( 机上のカードを手に取ると、ひとまず表裏を確認。そこに書かれていた文字を小さく呟けば、軽く口を尖らせながら思案するようにカード振って。次の瞬間には唐突にくるりと後ろを振り返り、自身の次の出席番号のクラスメイトに「このカード見た?」と話しかける。しばらくすると教室に先生が入ってきてお喋りは中断。軽い説明の後、体育館で行われる入学式のために廊下に出て )
__ったく、なんも思いつかねー。いっそ白紙で出すか。
( 目の前にある自己紹介カードと数分睨めっこするが氏名記入欄しか埋まらず途中で放棄する。周りが少しガヤガヤしてきたのを察してか、一旦机に突っ伏して寝る体勢に入って狸寝入り。「廊下に出てください」の指示を聞き欠伸をしながらゆっくり人の波に体を任せて廊下に出ると、すぐ見知った顔を探して周りにいる人も気にかける余裕なく声を掛れば )愛斗、体育館いこーぜ。
……あ、玲央。
( 廊下に出て、きょろきょろと玲央を探していれば彼の方から声が掛かり。声ですぐに相手を悟ると、振り返りざまに自然と口元に笑みが浮かんで。いつも通り彼の右側に並ぶと、先導する先生とそれに続く生徒について歩きながら )
あれ、机の上のやつ、自己紹介カードになってるの見た?
ん、チラッと見たけど内容読んでねーし名前しか書いてねーわ。自己紹介とかやったこと皆無すぎてよく分からん。 ( 並列して歩く愛斗を横目で確認しつつ目的の体育館へと向かう。真新しい制服に着られた生徒が順に体育館に入っていく、流れに身を委ねて体育館へと足を踏み入れると癖で前髪を触って視線を下げ )__11組はここか。俺出席番号前だから…後でな。
芸能科の自己紹介ってやっぱりちょっと違うのかなー。
( 玲央の話を「あはは」だとか「あー」だとか適当な相槌を打ちながら聞いていると、この後行われるであろうHRを想像してぽつり。体育館内に入り、再度玲央と別れようかというところで、彼を呼び止めると自分の背中を指し示しながら )
はーい、またね。……あ、玲央! 後ろ後ろ。
( / 背後より失礼します。こちらの都合で2、3日お返事が難しくなりますのでご連絡差し上げました。ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。 )
__ん?…後ろ?
( 呼び止められた方に顔だけくるっと向けると怪訝に首を傾げてみせて。もう整列が行われつつある列を逆走して愛斗の方に掛けよれば )愛斗なんか言ったか?人多くて声聞こえねーんだけど!
( /失礼します。ご連絡わざわざありがとうございます。かしこまりました!リアル優先で返信いただける時にで構いませんのでお待ちしております。こちらもレスが遅く申し訳ないです。何卒よろしくお願いします。 )
あー、ごめんごめん。背中に糸くずついてたから。
( 自分の呼び掛けに駆け戻ってくれた玲央に、眉下げながら説明を。彼の肩を掴んでくるりと回転させると、白い糸くずを払って軽く背中を押し )
はい、OK。呼び止めてごめんね。
( / ありがとうございます。無事所用が済みましたので、お返事のペースが戻せるかと思います。玲央くん背後様もリアル優先で構いませんので、無理のないペースでお付き合いいただけますと幸いです。引き続きよろしくお願いいたします。背後はこれで失礼しますね。 )
さすがにダンボール入れっぱなしだったから今度クリーニング出しとくわ、__ありがとな。( 眉毛を下げながら説明してくれる愛斗に相槌を数回返した後、軽く頭をポンと叩いて。かき消されるような声で感謝を伝えれば、すぐ踵を返して列に戻り )さて、とりあえず一旦立って寝とくか。
( / こちらの事まで気にかけて頂きありがとうございます。はい!そちら様も無理なく今後ともお付き合い頂けましたら嬉しいです。では背後は一旦失礼致します。 )
──!
( 突然頭上に降ってきた手に目を丸くすると、口の動きと彼の性格から読み取った『ありがとう』に「いえいえ」とゆるりとした笑み浮かべ。周りの喧騒も収まり、いよいよ入学式が開式されると背筋を伸ばして )
___…んァ、クソねみ( 目の前の祭壇では校長先生と思しき人物が意気揚々と明るい演説をしている。代わる代わる祭壇に立つ人物を今にも寝そうな顔でぼーっと見つめて欠伸をひとつ零せば小言が零れて。式の終わりを告げる挨拶に差し掛かると思いっきり背伸びをし周りを見渡して )人多すぎだろ。早く教室帰りてぇ__。
( / 再び背後より失礼します。ペースが戻せると言った矢先に申し訳ございません。リアルの都合でまとまった時間を確保することが難しく、加えて所謂スランプ状態で思うように筆が進まず…これ以上お待たせするわけにもいきませんので、交流を打ち止めにさせていただきたくご連絡差し上げました。募集にお声掛けくださり、優しい言葉をたくさん掛けてくださった背後様に対し、身勝手な終わり方になってしまって本当に申し訳ございません。何卒ご理解いただけますと幸いです。 )
( / わざわざ御報告して頂きありがとうございます。こちらこそリアルとの兼ね合いで返信が遅くなってしまったこと多々ありますので気に病まないで下さいませ。少しの間でしたがとても楽しかったです。また筆が進むようになりましたらどこかでご縁ありますようお祈りしておきます。ありがとうございました。 )
( / 身勝手な理由にも関わらず、快く受け入れてくださりありがとうございます。玲央くんとのやりとり、とても楽しくて解像度も高くて毎回お返事が来るたびににやにやとしておりました。またどこかでご縁がありましたら、その時は是非ともよろしくお願いいたします。本当に本当にありがとうございました…! )
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