風船ガム 〆

ブン太おつかれ。ほら、飲み物。
( 悔しがる相手の側へよれば、飲み物を手渡し。｢おしかったな｣と呟いて。)

さんきゅ、次やったら負かしてやる
…試合も賭けも俺の負けじゃん(ドリンクの入ったボトル受け取るとそれを飲み、はっとしたように言い)

ほんとだな。…さて、何してもらおうかなー？
( 相手のセリフにはにやっと不敵な笑を零し、なにか企んでいるような顔で言い)

お、おう、なんでもいいぜ(相手の不敵な笑みに、何を言われるのだろうと少し体を強ばらせ)

じゃあ、ブン太。
明日の休み、俺と一日デートな？
( 明らかにビビっている相手に、にこりと微笑み。唐突に明日の休みにデートへと誘い。)

……は？デート？？
よかったー、変なこと言われっかと思ったぜぃ(想定外だった言葉にきょとんとしてしまい、すぐに笑いこみ上げ、ケラケラと笑いだし)

ってことは、OKなんだな？
じゃ明日、俺の家集合で。
( 相手の様子を見れば、断られてはいないことが分かり。とりあえず自分の家の前に集合して出かけようと思い。)

当たり前だろぃ？
お前といんの好きだしな(にっと笑いつつ肯定するように頷き、「むしろ断る理由ねぇしな」と言い)

それって、告白？
( 相手の言葉には少しどきっとして、相手の耳元にそっと唇を寄せれば囁く様に尋ねて。)

こ、告白？！
そういうつもりじゃ…でももし、本当に好きだったらどうすんだよぃ？(告白かと言われると、恥ずかしげに少し頬を赤く染め、様子伺うように聞き)

え？嬉しいけど？
( 当たり前だと言言わんばかりの反応示せば、｢もしそうなら両思いだな｣と微笑み)

…じゃあ翔真、俺と付き合ってくれる？(相手の返答に、ニヤけそうになるのを堪えつつ真剣な表情で伝え)

…それ、真面目に言ってる？
( 話の流れから本気だろうかと、じっと相手を見つめて。)

この流れで冗談言う訳ねぇだろぃ(真剣な表情のまま小さく頷いて)

…あとから、嘘って言っても聞かないからな？
ブン太一緒にかえろ。話の続きはそこで。
( 嬉しくて今にも抱き着きたい衝動に駆られるが、部活中であるため一応耐えて。)

…だな、さすがにそろそろやめねぇと、真田に怒られちまうな(ふっと笑いつつ真田の方をちらりと確認し、「じゃあまたあとでな！」と言うと練習に戻り)

あぁ。
( それから練習が終わり、着替えを済ませ相手を待っていて )

帰ろーぜ。

待たせてわりぃ、帰ろうぜぃ(着替え終わり、待ってくれている相手の元へ行き、帰ろうと言い)

( 暫く2人で歩いていると、話を切り出し)
あのさ、さっきの話だけど。…つまり俺ら付き合うってことでいいか？

お前、俺のこと…そーゆー意味で好き、なんだろ
じゃあいいんじゃねぇの？(恥ずかしさから俯き気味で言い)