歌が紡ぐ絆(非募集)

えー……と…とりあえず、中に入ってください。
(相手が自分の部屋の前に来た経緯を聞き、色々とツッコミどころが多く何から説明するべきか…と思いながらもこのまま立ち話させるのも申し訳なく思い部屋に入るよう促して。)

お言葉に甘えて、お邪魔します。…ワーオ…ここがイチカさんの部屋ですか、綺麗に整頓されてますね
(招かれるまま、深々お辞儀をしてから部屋へと足を踏み入れると、男である自分の部屋との違いはともかく向こうの女性の友人のものともまた違った相手の部屋の雰囲気に興味津々といった様子で室内をキョロキョロと見回して)

そんなことないですよ…それよりあの、黒木さん。えっと…黒木さんがどこから隣人の家も我が家のように行き来するという文化を聞いたのかは分からないです、けど普通は隣の家も我が家のように、というのはあまりないです…私もいきなりでびっくりしちゃいました。
あ、でももしかしたら田舎の方はあるかもしれないですけど…。
(自室を褒められると照れくさそうにしながらそんなことないと口にして。
それよりも間違った知識を持ったままではいけないと思い困ったような笑みを浮かべつつ先程聞かされた隣人の家も(ry という文化についてそれは間違ったことであると説明して。
でも確か田舎寄りの地方ではこれと似たような文化があったような…と思いながらそれも付け足し。)

そうなんですか！？…ソーリー…そうとは知らずイチカさんにはご迷惑をかけてしまいましたね…かくなる上はドゲザでお許しを…
(どうやら日本の中でも一般的ではない文化を踏襲してしまったようだとようやく理解すれば、驚きながらも正直に謝罪をして、せっかく引っ越してきたばかりの自分に対して友好的に接してくれた相手への申し訳なさがおさまりがつかず、土下座までしようと膝を折って)