虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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あいっ!!
(コスモスに許可を得るとエトワールは元気良く返事をして「むぅーん・・・・シャキーン!!」エトワールは何やら自分の頭をもみもみと揉んだかと思えば星型の頭の角の先端部分が丸かったのが鋭利に尖り始めて「は?・・・まぁ色々と試してみるか?」とコクウが呆気に取られたものの直ぐに冷静に空間から木材の板を取り出しエトワールの頭に軽く触れてみると「はぁ!?おいおい、どんな貫通力だ!?・・・なるほど波動魔法まで使えるのか?」とコクウはエトワールの頭の先端部分に波動魔法が使われてる事を教えて)
え………それって陸、海、空、それぞれ最強の一角を担うティア、ムラサメ様、貴方の持つ特殊な魔法を事前に使える状態だったって事ですか?
(確かにエトワールは赤子とは言え純粋な古代人の為魔法の素質や魔力量、魔法属性なんかが自分達マシラビトやエルフといった者達よりも格段に高いことや凄いであろう事は想像に容易かったが、重力と空間は以前1度だけとは言え、見たことがあるから使えると思っていたのに見た事無いはずの波動魔法まで使えると分かれば、その会得がどれだけ大変だったのかわかるだけに口を半開きになる位かなり驚き「まさか、えーと……ヨアケでしたっけ、そのヨアケが持っているかもしれない特殊な魔法も使えたりとか?」とあまりの規格外さに逆に凄すぎて狼狽え)
(/ ついに1000レスを超えましたね!
ついつい受け身になりがちな私とここまでお相手下さり本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します。)
そうなるな・・・もしかしたらこの坊主、古代人の王族かもな?
(コクウはエトワールの方を見て魔法の才能から見るに古代人の中でも数少ない王族の血を引く者かもしれないと伝えれば「俺の主人も王族の血を引いてたし、この坊主はこの歳で修行してるはずもないから遺伝的に三つの特別な魔法を授かったんだろうな」と考察を述べると「ヨアケの特別な魔法?あるかもしれんが俺とこの前戦った時は見せてくれんかったから分からん、気になるなら一度会いに行ったらどうだ?海底神殿でムラサメと新婚生活してるし最近ワダツミの修行を見てるらしいからな」と現在のヨアケについて伝えるとエトワールはコスモスの方を見て「・・・まぁま?」ともう頭を戻しても良いか尋ねて)
(/こちらこそいつもありがとうございます。適当にストーリーを考えてるだけなので要望ややりたい事が何かあれば遠慮なく言ってくださいね、これからもよろしくお願いします)
え、古代人にも王族とかそう言った制度?みたいなのあるんですね……?
(エトワールは王族ではと言うコクウの言葉に古代人の資料や情報なんてほとんど無いため王族制度があるなんて今知り、しかもコクウの主人もその血を引いていたと言うこれまで知らなかった情報にかなり驚けば、それは宇宙にいる古代人が巨人を新しく作って探す訳だと頭を抱え、とりあえずエトワールには元に戻って大丈夫よと答え)
あいっ!!・・・もっちーん!!
(エトワールは戻して良いよと言われれば今度は自分の両方のほっぺたを揉み出す鋭利な角は丸みを帯びて元の星型のクッションのような頭に戻ると「なるほど、大事な頭を守る為に普段は柔らかく衝撃吸収をしているのか?あとは先程言ってた発光するって件だが、恐らくそれが合図になるかもしれん、外で光らすとタイタン・ワンが来るかもしれないから気をつけるようにな」とコクウはエトワールの頭を撫でながら自分の考えを述べ伝えると「それじゃあ、そろそろ俺はあいつらの修行の面倒を見に行くわ、坊主を護りたいならお嬢ちゃんももう少し強くなっといた方が良いぞ?」とコクウは一言忠告して部屋から出てしまって)
忠告はありがたいけど……こればかりは私だけじゃどうにもならなさそう。
帰ったら皆に報告しないといけないわね。
あと、エトワール?お外でピカッはやったらダメよ?
(コクウの忠告とエトワールの頭の形状や光るであろう考察を聞けば、いくら自分だけ強くなったとしても限りがあるし、万が一相対するとなったら相手は陸最強のティアと同格かそれより少し下の相手という事になるため、自分が相対しても瞬殺される未来が見えるだけにちょっと絶望すれば、とりあえずエトワールにはお外で光るのは禁止と言うと神殿に繋がる扉に手をかけながらティアと使い魔達にもこの事を報告しようと心に決めて扉を開けると神殿に帰り、帰って早々「申し訳ないけど、皆に報告したい事があるの」と真剣な表情をしてティアと使い魔のオルレア達を見つめて)
あいっ!!
(お外で光ってはダメだと言われてエトワールは返事をして一緒に帰宅すると「おかえり、コスモス、何かあったの?」神殿に戻ってきたコスモスを出迎えるティアはコスモスの使い魔達と共にコスモスの話を聞く為、皆集まって)
ここ最近、魔女連盟の協会に出入りしていたでしょ?その事についての報告があるの。
その報告って言うのがエトワールについてなのだけれど、コクウの憶測が交じってはいるけれど、エトワールは古代人の王族の可能性が高いそうなの。だから重力魔法と空間魔法が使えた。あとは教会で確認したけど波動魔法も使用出来てたわ。
それでかは分からないけど、エトワールを恐らく古代人は宇宙から見つけるために巨人を作っているっぽいのよ。
今日バルスがティアのかと思ったって言って仮面を持ってきたでしょう?あの仮面はその巨人の物だとコクウから断言されたわ。
(真剣な顔をしてここ最近何故教会に出入りするようになったかと言う理由を説明すれば、きっと皆驚くだろうなと思いながら説明をしては、巨人が造られていると疑問に思ったのは以前エトワールが書いてくれたこの絵からよとコクウにも見せた5枚目の例の絵を皆に見えるようにテーブルに置くと、問題の巨人がこれと絵の中の巨人を指差し、コクウ曰く外で発光するとその巨人がエトワールを見つける為の合図であり、下手をすると巨人と戦う可能性がある事、ティアの隕石を降らせたあれでこうなった可能性がある事はあえて黙っておいたが、そんなような事を報告すると、自分としてはエトワールを手離したくない、かと言って今のままでは奪われるのが目に見えている、だから皆が強くなって少しでも巨人に対抗出来るようにしたいと自分の意思表示をすると「あ、あと、ティアにお願いがあって。エトワールの魔法属性を調べるのに核を使わせて欲しいの」とティアの方を見ればそうお願いして)
・・・ふむふむ、なるほど?
(ティアはコスモスの説明を聞いて首を傾げながら「コスモスはもし巨人がエトワールちゃんを返して欲しいと言われたらどうするの?巨人を倒してでもその子を育てたい?それならここにいるコスモスの使い魔や私も護る為に全力を尽くすだけだよ?」と一つ質問すれば今、エトワールにとって母親はコスモスなのだからコスモスの意思によってティアはもちろん、使い魔達もコスモスの力になる事を伝えれば「エトワールちゃん、ばぁばのキラキラに触れてみようか?」とエトワールにティアの核に触れるように言えば「あいっ!!」とエトワールは返事をして核に触れると「火、土、雷、光、闇の五属性・・・それと重力と波動と空間魔法も使えるんだっけ?古代人にしても素晴らしい才能だね」と褒めればエトワールは嬉しそうにコスモスに抱きついて)
会話が出来るのならまずはエトワールが大きくなって物の分別がついて、自分の意思で宇宙に帰るって言うならそうなるまで育てたいって交渉をしたいと思ってるけど、もし交渉決裂、もしくは会話が出来なかったら倒してでも育てたいと思ってる。
(子供はいずれなんて思っていた自分の元へ偶然が重なってとは言え自分を母と慕って、自分が偉いとか凄いとか褒めれば凄く喜んでくれるエトワールは自分の腹で育てて産んだ訳では無いがそれでも我が子と思っているくらいには大切に思っており、エトワールが自分の意思で宇宙に帰るのならエトワールの意志を尊重するが、無理やり引き離そうとするならと決意を固めた表情で上記を言い、エトワールの持つ魔法属性が総合8種類と聞けば、自分もマシラビトの中では破格の素質だったらしいが古代人の王族故か物凄く高い魔法の素質と属性の多さに目を丸くするも、抱きついてきたエトワールに凄いねぇと頬擦りして褒めて)
そうか、コスモスがそういうのなら私は協力しよう・・・あんなに小さかった娘が立派になったものだ
(ティアはコスモスの意思を聞くと娘の成長に対してぽろりと涙を流し嬉し涙を手で拭うと「ばぁば?いたたい?」とエトワールが心配そうにティアの顔の近くまで来れば「私の孫も優しい子だな、思えば私が本来の姿で怖がられないのはエトワールちゃんは他の巨人を見慣れていたからなのかな?宇宙には私と同じ巨人が居たのだな」とエトワールの頭を指で撫でながらふと思い出したように述べると、コスモスと出会うまでずっと一人で生きてきたティアにとって限りなく幸福な現在に満足そうな笑みを浮かべればエトワールも釣られて笑えば「まんま!!」とエトワールはお腹が空いたらしくコスモスの元へ再び抱きついて)
ありがとう、ティア。
私も本来なら子持ちでも可笑しくない歳だもの………そう言えば、私ティアの事をママとかお母さんって呼ばずに今まで来てるけど、やっぱりお母さんって呼んだ方が良い?
(陸最強のティアが力を貸してくれて、使い魔達も頼り甲斐があり優しい使い魔達のため、自分は恵まれているなと再確認した時に、ふとそう言えばエトワールは自分をママと呼ぶが肝心の自分はティアをティア呼びでママとかお母さんとかそう言った呼び方をしていないと今思えば、ティア的には呼ばれたいのだろうかと思いそう聞いてみては。エトワールがお腹すいたと意思表示をしてくれれば「お腹すいたのね、すぐ作るわね」と言ってエトワールをティア達に任せると自分は家のキッチンでエトワールや自分達のご飯を作り出し、ご飯を作るのも慣れたもので手早く沢山の料理が作れればそれらをテーブルに並べ、エトワールを椅子に座らせ、皆が揃えば頂きますと挨拶をした後ご飯を各々食べだして)
私はコスモスから貰った名前を大事にしてるから名前で呼んでも良いしコスモスがお母さんと呼びたいならそれでも良い、今さら親子の絆は変わらない
(ティアは質問に答えた後で指でコスモスの頭を撫でるとそのまま皆で食事を済ませると神殿を警備していたメイドゴーレムがコスモスに何やら大きめの葉っぱで出来た包みを手渡すと包みの中にはカカオ豆とコーヒー豆のような物が入っており、包みの中には他にも小さな葉っぱにエルフ語でもマシラ語でもない小さな文字が書かれた手紙のような物が入っていて)
そう?
なら、今まで通りティアって呼ぶ事にするね。
(どの呼び名でも構わないと聞けば、ティアの気持ちを再確認出来たのと指で撫でられたとので少し気恥しい気持ちになれば、ここ最近では珍しく照れているのか少し顔を赤くして目を泳がせ。今更お母さんと呼ぶのも何だか言いなれないし照れくさいのもあってこれまで通りの呼び方にする事にして。そんな事をしていればメイド型のゴーレムが自分宛と思われる大きな葉っぱに包まれたカカオ豆とコーヒー豆を持ってきてくれ、中には手紙らしき物が入っていたが見た事のない文字で解読できず、差出人不明の為怪訝には思ったが豆自体に害は無いだろうと思いそのまま受け取ると、手紙の内容を翻訳してもらおうとティアへ声を掛け)
む?手紙か?・・・すまない、これは私も知らない文字だな
(小さな葉っぱの手紙をティアに翻訳してもらおうしたコスモスだったが、手紙の文字はティアでも読めなかった為、困った顔をすると[ビリリリ!!御主人様、それお姉ちゃんからの手紙だわ!!]とエトワールとボールで遊んでいたデイジーが急にティアの方へと飛んできたかと思えば手紙の差出人は妖精女王となった桜であり、これは桜からの手紙だとデイジーが言えば手紙の文字は妖精文字であると伝えデイジーはそのまま手紙を翻訳し始めて)
御主人様へ。
御主人様、デイジー、使い魔の皆さん、お元気でしょうか?
私は今、カザンバイ国付近のジャングルの奥地にある花畑で新しい妖精女王として妖精の国を建国をしています。ここら辺の地域は火山も近い為か年中温かい環境の為、寒さに弱い妖精族にとって大変住みやすい土地となっておりますが、危険な魔物も多く生息している為、カザンバイに住む屈強なオーガ族と互いの利益の為に交流し始めました。また獣神様と海神様が仲良くなった事からカイヨウ国からカザンバイへの定期的に貿易船が出るようになったそうでこうして手紙を運んで貰えるようになりました。この調子なら約束の期限までに戻って来れそうなのでその報告をさせていただきます。それとこの島の特産品であるカカオ豆とコーヒー豆も送ります。 桜より。
そっか、妖精の言葉だったのね。
桜も元気そうで何よりだわ、それにしてもカザンバイ近くで繁栄させてるのね……。
1度会いに行きたい気持ちはあるけれど、邪魔というか桜に迷惑になりそうだし…こちらも手紙で返したいけど、私達の書く文字だと盗まれた時に大変なのよね………そうだ、デイジー。私が書きたい手紙の内容を代筆してくれない?
(成り行きでとは言え、ムラサメ様とカザンバイの獣神様だったヨアケが結婚し、仲良くなった事で桜からこうして元気でやれていて約束の期限通りに帰って来れそうと聞けば、こちらも送り出し色々とバタバタしていたとは言えやっぱり心配だった為、良かったと安心し。そうなるとこちらも返信の手紙を書きたいと思いその内容は皆が元気で居ること、オルレアが進化した事も書きたいが何よりもエトワールの事を書きたいもののエトワールの出生が出生の為、自分達マシラビトやエルフの言葉で書いて送った時盗まれてその内容を読まれて襲撃なんかされたら面倒だなと思えば、そうだと名案と言わんばかりにデイジーに代筆をお願いして)
[ビリリリ!!お姉ちゃん元気そうで良かったわ!!御主人様、代筆するのは構わないけどこの手紙、何処へ出すの?]
(デイジーはコスモスに言われた通りの文を代筆する為、足に花粉をつけて紙の上に点字のような妖精文字で書き始めたものの、書いた手紙は何処へ出すのかとコスモスに尋ねるとデイジーの横でエトワールもデイジーがお絵描きしていると思っているのか紙に自分もクレヨンで絵を描きはじめたかと思えば出来上がったのか「まぁま、あいっ!!」コスモスに不思議な絵を手渡して)
1枚目 青い魚と赤い獣が嵐の中で喧嘩をしている絵?
2枚目 黒い人と青い人が財宝を見つけて喜ぶ絵?
3枚目 海の中で星二つが仲良く遊んでる絵?
………手紙が来て嬉しすぎてそこまで考えてなかったわ。
どうしましょ………デイジー、手紙を届けてもらう事って出来るかしら?
(手紙が来たと言う嬉しさで桜がどのように手紙をこちらに届けたのか全く考えずに返事をとデイジーに頼んでしまい、今既に書いてもらっている以上やっぱり無しなんて言えないため、どうしようかと考えれば、同じ妖精であるデイジーなら届けられないかなと少し不安顔で問いかけ。エトワールがまた絵を書いて見せてくれれば「私にくれるの?ありがとう」と笑みを見せて頭を撫でて絵を受け取れば、1枚目は恐らくムラサメ様とその夫になったヨアケよね?と小首を傾げれば、あの二人今は新婚で仲良かったって聞いたけど…いや、新婚でも喧嘩はするのか?と考えた所で、あれ?エトワールってムラサメ様とヨアケに会った事無いわよね?と言う部分に気付くと何故2人の姿が書けたのか不思議になり、2枚目と3枚目の絵に目を向ければ何か意味はあるのだろが、それらが何を指し示しているのかわからず、うーん…と首を傾げて唸りながらか考えて)
[ビリリリ!!御主人様、私1人でカザンバイまで行けるわけないでしょ?お姉ちゃんが居ないとすぐ迷子になっちゃうんだから!!]
(コスモスが手紙の配達をデイジーに頼むものの流石に無理だと自信満々に答えると【お姉ちゃん、ハクならオーガ族の集落までなら飛んで運べるよー?オーガさん達と交流あるならオーガさんに手紙渡せば問題ないよねー?】とハクはコスモス達一度カザンバイに行ってる為、オーガ族の集落までなら運べると伝えればエトワールの絵を見て唸るコスモスを見てオルレアは『主人よ、赤ん坊が描いた絵だろ?空想で描いた物がたまたま知り合いに似てるだけではないのか?』と心配しすぎだろうと相手に伝えて)
……うん、デイジーのいい所は無理は無理って言える部分よね。
それじゃあ、ハクも同行をお願いしてもいい?オーガ族とやり取りしているみたいだから、渡すだけで大丈夫だと思うし…
(デイジーが胸を張って自信満々に無理と答えれば流石に一瞬黙った後に苦笑混じりに上記を言い、ハクの申し出を聞けば渡すだけだしそれなら自分が着いてこなくても妖精であるデイジーやそのお供をしているハクに危害を加えるような人は居ないだろうと思考するとハクに連れて行ってあげるようにお願いをし。オルレアから考え過ぎではと言われれば「そうかもだけれど、現にあの絵があったでしょう?それにムラサメ様達にそっくりだったからつい」と単なる偶然で似ているのかもしれないがそれにしては特徴がよく似ているし、何より例の問題にあった5枚目の絵を見てからどうしても何かあるのではと考える癖がついてしまったと苦笑いを浮かべて、とりあえず絵について考えるのは辞めることにすると再度エトワールに「お絵描き上手ね、ありがとう」とお礼を言って頭を撫でて褒め)
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