虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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コスモスさん、こんにちは、私はスズと申します。10年前に神父様に助けて頂いて私は修道女としても教会で働いています。こんな姿をしていますが一応マシラビトの魔女です、是非仲良くしてくださいね?
(相手から自己紹介を受けるとスズは恥ずかしそうに赤面しながら自身の白髪を整えて恐る恐る握手をしようと両手を差し出そうとするものの、両手は義手になっており、恐る恐るコスモスの手を握ってにっこりと微笑むとアンナもそれに頷く様に「こちらもよろしくお願いします、コスモスさん」とアンナは初めて名前を呼べばアオは少し不服そうにしていると、よく見ればスズの修道服のスカートからは両脚も義足になっていることが分かるとアンナは手招きしながらスズには聞こえない程の小声で「彼女は10年前、コクウ様に拾われる以前の記憶がありません、コクウ様は何か知ってるようですが教えてくれません。彼女の身体を見る限りよっぽど辛い目にあったのでしょう」と彼女の身の上についてこっそりと教えて)
そう、スズさんですね。
こちらこそ同じマシラビトで魔女なんて嬉しい限りです。よろしくお願いしますね。
(スズの自己紹介を聞いていれば、両手両足が義手、義足なのに気づけば過去は壮絶なものだったのではと普通に暮らしていれば有り得ないその様子に盲目なのも関係するかはわからないが、恐らくコクウに救われた人物になるのだろうなと考え、その過去を思えば同情もしたくなるが、本人はきっとそれは望んでいないだろうと思い努めて平静にいつも通りを装って挨拶をすれば、スズが自分と同じマシラビトで魔女とわかればマシラビトの魔女は少ないと聞いていただけに嬉しくなり、今後とも末永く仲良くして欲しいとスズには見えないだろうが仄かな笑みを浮かべてそう言い、その後アンナからコクウに救われた事、予測できる凄惨な過去を僅かながらに聞けば、やっぱりと納得が出来、邪龍と名高いコクウだが、こうして人助けしていて、助けた事にも理由はあるのかもしれないが、それでも救われた人がいると言う点ではコクウもティアもあまり変わらないなと本人達が聞いたらブチ切れ案件を考えつつ、これでとりあえず試練内容の3人の魔女への挨拶は武器屋のレッテル、酒場のオーガ族の女性、アンナと恐らくスズもとなる為、これで達成出来たしと考えれば「私、これで試練が終わったのですが宜しければ御一緒しても?」と問いかけて)
ええ、もちろん、一緒に行きましょう
(スズは同行したいというコスモスに対して頷くと教会へ向けて移動を開始するものの、アンナもアオも特にスズが乗る車椅子を押そうという動きはなく、どうするのかと思えば車椅子は勝手に動き出し始めれば「これ、車椅子型のゴーレムらしいですよ?レッテルさんが作ったらしいです、あの義手を通じて魔力を流すことでスズさんの行きたい目的地へ行くのだとか例え障害物があってもほら見てください」とアンナが説明しながら移動していると前方に階段があれば車椅子が形を変えて飛行しながら勝手に階段の最上段まで移動してしまって)
車椅子型…ゴーレム……
ゴーレムにも色んな形があるのね…
(同行を承諾して貰えれば、車椅子だし押した方が良いのかなと思っていた時に、アンナからあの車椅子はとその仕様を聞けば、これまで亜種にはなるがティアもゴーレムの一種だし、自分が造った小雪に、ティアが造った神殿の門番とメイド型とそれらは全て一応生き物の形をしているのしか見てなかった為に車椅子型なんてあるんだと驚き、その車椅子の動きをよく見ていればかなり性能も良く、売ればそれなりに需要がありそうだが、コストとかで難しいのかもしくはスズ専用の特注のどちらかかなと予想しつつも、自分もスズの隣に歩き出し「スズさんの魔法属性は何ですか?」と少しでも仲良くなれたらとの思いで話題を振り)
私の属性ですか?ふふふ、コスモスさんはこの後、試験があるので秘密ですよー?
(スズはコスモスの質問に対してくすくすと微笑みながらコスモスにはまだこの後にも試験がある為、秘密だと言えば「コスモスさん、私もコスモスさんが試験を控えている為、属性は言えませんが、スズさんはかなり強いですよ?私とアオが2人がかりでも全く歯が立たないので・・・」とアンナはスズの強さについて話せば協会に到着すると協会前で四人組が立っているのが見えれば「おっ!!姫様!!姫様ではござらぬか!?」と元気よく手を振る和服姿の青髪の少女かと思えばワダツミであり、本人は男性寄りの肉体になりたがっていたが願望叶わず女性寄りの姿に成長してしまったものの、コスモスとの再会に嬉しそうに駆け寄ってきて)
え、試練の後は試験があるの……?
いや、それが妥当よね…。
(聞いて最初は試験もあるのかと困惑したが、試練をクリアして即入団になるようでは各自の経験値や実力の差が出来てしまうから、ある程度の実力は必要だろうし、その方が連盟の仲も円満になるのかと納得出来れば、それなら仕方ないと聞くのを諦めてすんなり引き下がれば、それならこちらの情報もあまり開示しない方が良いなと思えば、こちらの魔法属性に関しても何も言わないでいたが、スズはかなりの強者と聞けば、空間を裂く龍、空最強の一角であるコクウ直伝なのだからそれ相応の実力はあって然ると逆に納得出来れば、遠くから声をかけられ、そちらを見ればここ数年はお互いにすれ違ってしまって会えていなかった懐かしい姿に「ワダツミじゃない、ここ数年は会えなかったから嬉しいわ」と駆け寄ると、その体つきが以前は無性故にどっちつかずだったのに今では本人の思いと真反対な女性寄りの体つきになっているのに気づけば、なるほどこういう場合もあるのかと内心思いながらも「剣の道はどうしたの?魔女に転職…って柄でも無さそうだけれど」と以前は剣の道一筋だったが、何故魔女連盟の運営場である教会へと来たのと首を傾げれば、剣と魔法の2つを極める事にしたのだろうかと考えており)
ふふふ、拙者、ここ数年の間、冒険者になって色んなところを使い魔達と冒険していたのだ!!今度はナラクへ冒険する予定の為、この国を見てまわってたのだが、先程たまたまコクウ殿に呼ばれてな?ここへ招待されたのだ
(ワダツミはワダツミでこの10年間で大陸中を旅しながら剣の腕を磨いていたようで腰に携えた大波小波の二本を両手で掴みながら笑っていると「姫様、男は魔女にはなれぬのだぞ?男は魔法使いと呼ぶのだ」と10年経っても自分は男だと思っている為、女性寄りの身体になっても変わらないらしく元気に話していると「そうだ、姫様、拙者の冒険者チームに入らぬか?海神の三又槍(トライデントオブポセイドン)と呼ばれておるチームでな?姫様程の魔女が仲間に入ってくれると更にバランスが良くなるのだが・・・」と顔を赤くして指をもじもじさせながらコスモスを仲間に勧誘するとワダツミの背後に控えたウズシオは一礼しサザナミは手を振ってニヤニヤしてる側でもう一人背の高いお爺さんが黙ってコスモスを見ていて)
なるほど…私としてはこの上ないお誘いだけど、冒険者になった事ないから、逆に足でまといにならないかしら?
入るのは良いのだけれど、一応魔女連盟ともその辺の擦り合わせが終わって、それでも大丈夫なら、有難く入らせてもらうわ。
(魔女連盟の者ではなく冒険者となり、以前は重くて持てないと言っていた大波小波を持てているワダツミにやっぱり10年って凄いわよねと少し感慨深いものを感じていたものの、体つきが女性寄りに変わっても自身を男性と言うワダツミの言葉に「そ、そうね。そうだったわ、ごめんなさい。言い間違えたわ」と言い間違えた体で先程の失言を自身でフォローすれば、思いも寄らなかったお誘いに、こちらとしては有難いが、冒険者になった事の無い自分では足手まといでは無いかと逆に心配し、しかも今回は魔女連盟に入るための試練と試験を受けに来ているので、それに合格出来、尚且つ魔女連盟と冒険者の兼ね合いも可能かどうかをコクウに聞いてからになる為即答は出来ず、気になっていたのだが「そちらの男性もお仲間?」とこちらをじっと見つめる背の高いお爺さんの事をそれとなく聞いて)
う、うむ、楽しみに待っておるぞ
(コスモスの言葉にワダツミは嬉しそうな顔を見せると「うむ、此奴はゼッカイといって長年母上の側近をしていたらしいのだが母上が冒険者になるのならゼッカイを連れて行けとどうしても言うのでな?ゼッカイは基本的に回復や補助魔法を担当してるが母上から波動魔法も教わってるから肉弾戦でも強いのだ」とお爺さんの紹介をすると「ふぉっほっほっほ、坊ちゃんがお世話になっとるようで初めましてゼッカイと申しますじゃ、種族は島ガメですじゃ」と当たり前のように人語を話す使い魔の老人の正体は小島ほどの大きさの亀だと笑いながら話していると「あっ!!さっきのポセイドンの女剣士!!俺を仲間に迎えに来たのか?」と協会から勢いよく扉が開くとカノンが顔を出してワダツミに駆け寄ると「拙者は女ではござらぬ!!それに拙者のチームには姫様が入る予定なのだ!!諦めるのだ」と先程、カノンが酒場で荒れていた原因はワダツミにあるらしくカノンはコスモスを睨むと「おう、お前らおかえり、これで面子は揃ったな」とコクウも現れ全員を空間移動してしまえば広い訓練場のような場所へ移動してしまって)
あぁ、なるほど
だから攻撃魔法を使える私がいればバランスが取れるって訳ね
(ワダツミからゼッカイと言う名前の男性の名前と使う魔法を聞けば、なるほどと自分が入って欲しい理由が納得出来れば1つ頷き「私の名前はコスモスと言います。もしかしたらムラサメ様やワダツミから聞いているかもしれませんが、以後お見知り置きを。」とゼッカイに向き直り自己紹介をしつつお辞儀をして、そうこうしている内に酒場で苛立ちを顕にしながらお酒を飲んでいたオーガ族のカノンと呼ばれていた女性が入りたがっていて冒険者のチーム名がワダツミ達のチームとわかり、確かにポセイドンがどうとか言っていたと思い出すも、これに関しては自分のせいではないとカノンに対して首を横に振って訴えるが恐らくそれは空振りに終わると思っていた時に、コクウが現れて訓練場のような場所へ転移されれば、トーナメント戦なのかそれとも誰か1人を撃破何かわからないが、明らかに戦闘する為の場所で、尚且つ1人を撃破の場合、現在その喧嘩を吹っ掛けて来そうなのは現在自分に良い感情を抱いて居なさそうなカノン1人であり、そうだったらどうしよう…と内心少し焦っていて)
さてと君が魔女連盟に入りたいならここにいる者の誰でもいいから手合わせして君の力を示して貰えるかな?別に無理に相手を倒す必要もないし勝たなくてもいい合否はこちらで判断する、それに使い魔は一体まで連れていいぞ?模擬戦だと思って気軽にやってくれればいいよ?それじゃあ誰と戦おうか?
(コクウはコスモスに入団試験の内容を伝えると「はいはい!!師匠!!俺やりたい!!俺やる!!」とカノンが立候補すると「にゃっ!!にゃ!!」「こら、アオ」とアオもそれに釣られてアンナの手を無理矢理あげさせて立候補させ「私もコスモスさんとお手合わせ願いたいですね」とのんびりした口調でスズも手を挙げると「拙者は客人ゆえ姫様の戦闘を見学させてもらうぞ?怪我してもゼッカイが治すから思う存分戦って欲しいのだ!!」とワダツミ達はコクウとともに観客席へ座ると『主人よ?どうする?我ら使い魔は全員やれるぞ?』とオルレアは対戦相手と一緒に戦う使い魔は誰なのかと尋ねて)
わかりました。
でしたら……カノンさんにお手合せをお願いしたいです。
(誰でもいいから手合わせをと聞けば、やっぱりと自分の考えた通りの試験内容に若干遠い目をするも、試験は試験だから仕方ないと頭を1つ振って気持ちを切り替えると、この場に皆が強者で、魔力量も属性も質も何もかもがわからないが自分よりも強い魔女しか居ないだろうと考えれば、誰と戦ってもきっと自分の成長と挫折による探究心や向上心の向上はあるだろうと思い、誰が相手でも全力は勿論尽くすし誰が相手でも実りはあると思っているが、あえて自分に対して良い感情を抱いていないカノンを指定しては、彼女なら恐らく全力でこちらを倒しにやってくるだろうし、先程コクウを師匠と呼んでいた事からスズと同様に魔法をコクウに教わっていると想定すれば、空間を裂く龍ならではの転移魔法を習得している可能性やその他にも自分の知らない魔法を使ってくるかもしれないと考えつつ、怒りに任せればそれだけ動きは単調なものへと変わるがその辺はあまり期待しないでおくことにすると「使い魔はスーちゃんにします」と進化した事により、石化の魔眼を使えるようになったスーちゃんなら、カノンの動きのなんやらの阻害は出来るのではないかと思いそう宣言して)
俺がこいつに勝ったらポセイドンに入れろよ!!いくぞ!!オラァ!!
(指名されたカノンは魔法に必要な杖を持たず、勢いよく魔力を解放させるとその姿はどこか本気のティアと似ており、コクウの開始の合図と共に先手必勝と言わんばかりに右腕挙げると右拳に一気に魔力を放出させれば「あれ?」と何故か勢い良く外れてしまい訓練場の地面は抉れ巨大な穴が空いてしまえば「・・・御主人様、危なかったですね、あれはかなり危険ですよ!?」とスーちゃんが慌てて前髪をあげてカノンの右腕を見たおかげで石化し狙いが外れたらしく、冷や汗を流すと「ふむ、流石の破壊力じゃな、杖を待たない魔女、魔砲使いカノンの通り名は伊達ではないな」とワダツミは観客席で目を輝かせながら二人が戦う姿を眺めていて)
魔女よね!?
魔女なのにそれってありなの!?
(確かにレッテルと言った例外というか特殊な魔法も有りはするだろう、だがこれは流石に予想にもしておらず、まさか杖を持たず魔法と言うより魔力放出じみた魔法?と言って良いのかわからないがとりあえず利き手であろう右腕に集中して相手を叩くというゴリラというか脳筋にも程があると思わず突っ込まずにはいられず、すんでのところで避けてくれたスーちゃんにはお礼を言うも、こうなると相手の全身が武器となり得ると考えれば、遠距離戦を取りたいが、肉体強化みたいな魔法で肉体を強化される可能性もゼロでは無いため考えを巡されつつも、ひとまず相手のやり口を観察するため様々な方法でそれを探ろうと雷の弓矢を魔法で生成し、それを相手の胸中心を狙って射て)
俺がいくら教えてもカノンの奴、古代文字覚えようとしないからなぁ・・・圧倒的魔力とオーガ族の頑丈さと身体能力だけでもあの破壊力だからな
(模擬戦を観戦してたコクウが愚痴を呟きながら頭を悩ませているとカノンは電撃の矢を受けても「ビリビリするけど敵に強化魔法かけるなんて舐めてるのか!!オラァ!!」とあまりの頑丈さに効いてはおらず、動きが若干鈍る程度でスーちゃんの石化魔法を強化魔法だと思っているのか石化した腕でもお構いなしに殴りかかれば「御主人様危ない!?」とスーちゃんの尻尾がコスモスとカノンの間に割って入れば尻尾ごとスーちゃんは壁際まで吹き飛ばされて)
普通石化してるのに殴る事ある!?
どれだけ頑丈なのよ!!
(本来なら動き所か動きそのものを無くす筈の石化の魔眼でさえも武器にしてしまうと言うか、動かせてしまうオーガ族特有の肉体に今回の戦闘だけでかなり突っ込まずには居られない状況に陥っていれば、壁まで飛ばされたスーちゃんを心配するもカノンからは目を離すのは自殺行為な為、カノンからは目を離さずに、スーちゃんの周りに頑丈な防御魔法を展開して手出しはさせないようにしては、雷は多少の耐性ありとわかると、次は氷の弓矢で足を狙って射ては氷は元々自分の持っていた属性故に鍛えるとその辺りの精度が高まったのか弓矢に関しては当たればその部分からやや広範囲の部分まで凍る位にはなり、今回足を狙ったのも足もろとも地面と一体化させつつそれをも砕く可能性から、足ならば地面と共に太もも辺りまで当たれば凍る筈の為これならと選び)
ぐっ!?動けない!?
(足元を凍らせられればカノンは動かなくなってしまったものの「ガハハハハ!!面白い、俺が全力を出せる相手は師匠かスズくらいだと思ってたが久し振りに全力を出せそうだ!!」とカノンは高笑いしながらピンチなこの現状を楽しんでおり狙いをコスモスに定めては口を開くと魔力を溜め始めると先程よりかなり濃密度な魔力を溜め圧縮し始めれば口の周辺だけ空間が歪みだすと「おおっ!!姫様の母上殿の光線と似ておるな」「そうだな、俺があいつに巨人の戦闘映像を見せて覚えさせたからな、サイズとか魔力量とか巨人には到底及ばないが人間相手だったら十分だろうよ?」と観戦していたワダツミとコクウがカノンの戦闘スタイルはティアの戦闘スタイルを見て学んだものだと話していると「喰らえ!!」とコスモス目掛けて巨大な魔力の塊が放出されて)
は!?
それは反則よ!!
なんで私の母親と似たやり方というか、戦闘をする人と戦闘しなきゃいけないのよ!!
(カノンの動きが止まれば、良しと思ったのもつかの間、全身氷漬けにと思った所でカノンの口が大きく開かれ、不思議そうにしていたがすぐに高濃度の魔力を感知すれば、自分が知らずに指定したとは言え何が悲しくて自分の母と似た戦闘スタイルを持つ女性と戦うのかと思わず愚痴も言いたくなり、勝ち負けは問わないと言っていたがとりあえず、後でコクウに一言言ってやると心に決めれば、自分目掛けて放たれた魔力放出に走って逃げれるものでは無いと悟れば、岩壁を何重にも張り、少しでも衝撃を和らげようとし)
・・・ご、御主人様?
(壁際まで吹き飛ばされたスーちゃんだったが進化したことにより尻尾の鱗の硬さも強化されていたらしく無数の岩壁が粉砕した事によって砂煙が舞う中で何とか最後の一枚が半壊したところで衝撃は止まると「けほけほ、もう魔力切れ寸前だ、これを止められたら俺の負けだ、女剣士の見る目は確かだったみたいだなぁ」と氷漬けにされ魔力切れ寸前まで追い込まれれば自分の敗北を悟りカノンは降参すると「勝負有りだな、カノンの膨大な魔砲を受け切ったんだ文句無く合格だろうよ」とコクウは再び全員を空間移動させてしまえば「コスモスさん魔女連盟に加入おめでとう」とスズは車椅子で移動しながら先ほど持っていた花束をお祝いの品として贈って)
………何とか、勝てたって感じね
スーちゃんもありがとう、私がもっと上手く立ち回れていたら良かったのだけれど
(残り1枚の壁が半壊と言った所で崩壊が終われば、相手もあれが最後の切り札にして最強の攻撃方法とわかり、あれがもう1発あったら負けていたのはこちらの為何とか辛勝した感じではあるが、勝てた事にホッと息をつくと、指示らしい指示も出せずにそのままほぼ活躍が無くなってしまったスーちゃんに謝れば、その後転移魔法で場所を移動され魔女連盟の加入試験の合格を祝うコクウに「ありがとうございます。ただ、カノンさんに何故あんな戦い方を?」と花束を受け取りつつ自身が母と慕うティアの戦闘スタイルを真似させたのは何故かと問いかけて)
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