虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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なるほど…スーちゃんに聞けばわかることかな…。
冬眠から覚めたら聞いてみるわ
(古龍では脱皮回数が進化の条件になる場合もあると聞けば、そういうものなのかと納得し「ちなみに2人は自分の進化条件ってわかっていたりするの?」と自分の事は自分が良く知っていると言う言葉があるくらいだが、この2人は知っていたりするのだろうかと思い問いかけてみては、顔に激突してきたデイジーにこの子は変わらないなと苦笑しつつも、桜とデイジーに「おかえりなさい、本格的にもうすぐ春ね」と笑って出迎えると先程オルレア達にしたスーちゃんの進化について妖精2人に説明をし)
『我は全ての天候を操れると天狼王に進化すると言われておる』【んーハク、お爺ちゃんに聞かないと分かんない】
(オルレアは進化条件は知っているものの進化できるのはフェンリルの中でも極稀だと言えばハクは四つ足の村に住んでるオキナに聞かないと分かんないと言うとスーの進化を聞いた妖精二人は[ビリリリ、スーちゃんすごーい!!][・・・私達、妖精は進化条件は一つしかありませんがその条件を満たすと御主人様から離れないといけないです]とはしゃぐデイジーに対して桜は暗い顔をしていて)
オルレアの進化系は昔にナラクで見たことあるの。
進化出来るかどうかは置いておいて、条件は何?
(スーちゃんが進化出来る今、進化させるか、進化出来るかは置いておいて条件だけは勉強の為に知っておきたいと思い、オルレアと桜とデイジーに条件を問いかけては、桜達妖精組は進化したら自分と離れる必要があるとの事なので進化させるつもりは無いが、条件だけでも知っておこうと言う好奇心からだから安心して欲しいと伝え、ハクの進化条件はティア達が起きたら長老達のいる場所へ足を運んで聞きに行こうかななんて考えており)
[ビリリリ、私達が進化すると妖精女王(ティターニア)になるんだよ!!]
[・・・妖精女王になる為には今の妖精女王を倒すもしくは引き継ぐのが条件ですね、でも妖精女王になると妖精達を束ねるリーダーになるので御主人様のもとにいる事は出来ないのです]
(妖精二人が冬の間に暖かい場所へ移動するのと同時に毎年、妖精女王へ挨拶にしに行くのだと言えば[ビリリリ、お姉ちゃんの青い炎はかなり珍しいから妖精の中でも数少ない次の女王様の候補に入ってるんだよ!!]とデイジーはお姉ちゃんである桜を自慢したいのか誇らしげに笑っているの対して桜は嫌そうな顔をしていると『我の進化条件は晴れ、雨、雷などいくつかの天候を一定区間自在に変える事が条件だぞ?主人の使い魔になって天候を変える為の属性は使えるが流石の我でも天候をコロコロ変える魔力がまだ足らないのだ』とオルレアの周りに小さな太陽や雨雲、雷や雪、砂嵐などいくつかの天候を作り出す事が出来ても範囲を広げる為の魔力が足らないと伝えて)
なるほど、後で本に纏めておくわね。
それで、今デイジーも桜も私の使い魔になっているけれど、その候補からは外れることは無いの?
(妖精の進化条件、フェンリルであるオルレアの進化条件をそれぞれ聞き出せば、なるほどと納得し、オルレアの方に関しては自分の魔力量にも依存しているのかわからないが、もし自分の魔力量が関係するなら更に魔力量を高める必要があると考えるも、妖精の方の進化条件や桜がその女王の候補に入っていると聞き、だから使い魔になる時にデイジーが有り得ないとか行かないで欲しいとか駄々を捏ねたのかと納得出来れば、今はその候補に入っている桜は自分の使い魔になっている訳だがそれでも候補からは外れることは無いのかと問いかけて)
[普通は外れると思うのですが・・・][ビリリリ!!他の候補が弱過ぎて話にならないのよ!!]
(普通なら使い魔になった時点で外れるはずだったのだが、他の候補が桜と比べて能力的に劣ってるらしくデイジーが笑っていると『ふん、黄色妖精が候補に上がらんという事はお前も弱いと思われてるのだろう』とオルレアが冷静に考察すると[なんですって!?]とオルレアとデイジーがじゃれあうように喧嘩をし始めると[妹の能力はともかく精神面に問題があるので・・・]とデイジーは性格的に女王の器では無いと伝えて)
なるほど、桜が優秀って事はとても喜ばしいけど、問題になりかねないわね。
(桜の能力の高さは他の候補よりも頭1つ抜けて良いのだろうと思えば、確かにあの蒼い炎を扱う魔物は数少ないしそれも納得出来、デイジーも能力はあるのだろうが性格的に無理と聞けば、確かにああやってオルレアと言い合っている姿を見れば他の妖精を率いるのは想像が難しい為そちらも納得出来たが、問題は女王候補から外れていない現状であり、唯一の炎属性を持つ桜は能力的にもあと使い魔として可愛い桜の為にも本意でない事はさせたくないしと何とか出来ないものかと思考を巡らせて)
[・・・まだ現在の妖精女王は現役ですのでその時が来たらまた話し合いましょう?そういえば妖精達の噂で聞いた話なのですが御主人様に御報告したい事がありまして・・・]
(桜は今話し合っていても将来の事などどうなるのか分からない為、この話を終えて次の話題に変えると桜やデイジー達は他の妖精達と噂話や耳寄りの情報などを聞き入れて報告したい事があると言えば[ハイハーイ!!御主人様、巨人様とか深海様がカミサマになってるって知ってるー?]とデイジーが手を挙げながら10年経った今、ティア、ムラサメ、コクウの陸海空の三強はこの10年で大陸に住む人が増えた事もあり、各街や村、集落などが集まって出来た国を護る神様として扱われており[・・・それで御主人様は魔女ではなく巨神に仕える聖女として扱われているそうです]と報告して)
それもそうね、その時になったらまた話し合いましょうか。
………ティア達が神扱いされるのはわかるけど、私が聖女?真逆の存在よ?
(今はまだ当代の妖精女王は健在だし、桜の言うようにその時になったら話し合いをして決めようとその意見に同意すれば、妖精達の話を聞き、陸、海、空の一角を司っていると言っても良いくらいには強いあの3人?が以前からエルフ等に祭られていたのを知っていただけに神として扱われているのには特に疑問等は浮かばなかったが、魔女で魔法を使い、使い魔もいる自分が、祈りによって奇跡をもたらすとさせる聖女扱いを受けていると聞けば流石に目が点になるほど驚き、皆どうしてそういう考えになったのかと少し頭を抱えて)
[・・・御主人様が元々住んでた村が大きくなりまして巨神様に仕える聖女様は我が村の出身という情報を流しているらしく特に害があるわけではないのですが、今では立派な城壁が囲む大きな要塞国家までなってますよ?]
(桜が言うにはコスモスの住んでいた村が10年前にティアに脅迫されて心を入れ替えたと言いながら上手いこと利用をし続けて10年が経って巨神教を信仰するタイタニアなる国を勝手に作ったらしいと説明すると他には海神教を信仰するカイヨウ、龍神教を信仰するドラグニルの三大国ともう一つ最近勢力を拡大している国カザンバイがあると伝えて)
………人間って私も含めてだけど、本当に愚かというか何と言うか…
(事の経緯を聞けばなるほどと納得は出来たし、村人達も嘘を言ってはいないが肝心な部分は話していないという事に深いため息を零せば、自分も人間に含まれるからこそその考えが理解出来てしまえば、あの時滅ぼしても良かったかもと一瞬だけ仄暗い感情がよぎるが、頭を振ってそれを消し去ると「村人達がこれ以上、勝手が出来ないようにこちらも噂を流すべきかしら」と村人達が隠している自分は捨てられ生贄とされた、ティアが感情が芽生えがあったから今がある事をこちらも噂を流し村人達に灸を据えようか悩んで)
[・・・対応は御主人様にお任せします]
(報告は済ませたので対応に関しては主人であるコスモスに任せると桜は言うと『ん?地震か?最近やけに多いが今回は小さめだな』と突然、少し地面が揺れ始めたのを見て最近この大陸では地震が多い事を不安がりオルレアが少し不安そうに主人の方を見ると【もしかしたら巨人様お目覚めかも?】とハクが背中にコスモスを乗せ始めて)
まぁ、害は今のところないし放置しておきましょう。
何か手出ししてきたら遠慮はしないけれど…報告ありがとう。桜、デイジー
(報告内容を聞けば、最近は村にこちらが意識を向けていなかったのもあり、そんな情報を流している事もそんなに大きく発展していた事も今知れば、今のところ害は無いし、他にも発展した大国が複数あると聞けば、時の移ろいとは凄いものだなと内心考えるも、現状放置の方向で方針を決めれば、また起こった地震に「最近多いわね、でも冬眠から覚める時にそんな地震これまであったかしら?」とハクの言葉に疑問を抱かずには居られないが、今は何も出来ないし、ティアの目覚めの頃が近いのは確かな為確認しに行こうとハクに声をかけて)
あ、居た居た!!やっほー!!久し振りに立ち寄ってみたよー?
(神殿の前に数十頭の古龍の群れを率いて現れたのは10年経っても全く容姿が変わっていないドライアドのバルスが元気に挨拶すると古龍の背中から飛び降りれば「やぁ、子龍も大きくなったね、この子は別の龍に進化させるつもりなのかな?あ、そういえば魔女連盟から君への招待状を預かってきたよー!!それとこれ野菜の種のお裾分け、今回はマンドレイクの種も手に入ったから良かったら育ててみてね、最近どう?私達ドライアドはね、この大陸の砂漠地帯を緑化させる為に今何人か派遣してるんだけど君もぜひ行ってみるといいよ?面白い魔物なんかもあるし古代人が遺した魔法道具なんかも発掘できるみたいだからさ」と相変わらずのマシンガントークでペラペラと喋ると「それじゃあまたね!!」と一方的に話しを終えてバルスは帰ろうとして)
あ、お久しぶりです……えっと、色々ありがとうございます。
あ!待ってください、1つ聞きたいことがありますっ
(あの時以来と言っても良いくらいには久しぶりに会うドライアドのバルスを見れば、相も変わらず一方的に話しかけてきて、とりあえず魔女連盟の招待状や野菜の種とマンドラゴラという特殊な薬草の元にもなる貴重な種、世界情勢や今している事を聞けばそれだけの事を沢山言われたのに覚えられた自分も凄いが、それらを噛まずに言えた相手も凄いと内心思っていた時には立ち去ろうとしていたバルスを呼び止めて「ハクの進化条件って知っていたりしますか?」と古龍であるハクの進化条件について問いかけて)
ハクちゃんは古龍種だからね、このまま大きくなる古龍のままの場合が普通なんだけど近年、他の龍種も古龍種が進化した姿なんじゃないかなって言われていてハクちゃんの場合は氷と岩が得意そうだから氷結龍、岩石龍、2種類のうちどれかになれると思うんだけどハクちゃんは戦闘経験がまだ足りてないかな?最低でもこのくらいの子が進化するからね
(ハクは何もなければ今目の前にいる古龍種のまま大きくなるが、特殊な参加条件で満たせそうなのは2種類あると伝えればまず第一条件としてハクの身体は傷が少なく畑仕事を中心にやってきた為、戦闘経験が足りておらず、少なくともバルスが指差した傷でボロボロの古龍くらいにならないと無理だと言えば「巨人様と戦えばすぐ進化できそうだけどね、それじゃあね、ばいばい」と手を振って古龍達を引き連れバルスは砂漠を目指して行ってしまうと神殿の方から「・・・むぅ」とまだ半分寝ぼけた状態のティアが顔を出していて)
あ…行っちゃった…
お礼を言いそびれた……
(また一方的にズラズラとハクの進化条件を話してくれると、とりあえず戦争経験が不足しているからできないと分かれば、確かにこれまで畑仕事が中心だったし戦闘も皆と連携してでなるべく皆が痛い思いをしないようにと考慮していた為、ハクを見れば「痛い思いをするかもだけど、ティアと戦って進化したい?」とティアなら手加減しつつも進化条件を達成させてくれそうな為、ティアが起きたらになるがどうしたいとハクに問いかけていた時にティアの顔が見え「おはようティア」と寝ぼけ状態のティアに挨拶をして)
【ハク、お姉ちゃんの為に頑張る】
(ハクはコスモスの為に頑張ると言うと「・・・おはよう、コスモス」とティアは流暢にコスモスと同じ言語を話すと掌にコスモスを乗せて頬擦りしたりキスしたりと10年間変わる事がない愛情表現を娘にしているとティアの背後から「御主人様、おはようございます」とスーちゃんも冬眠から目が覚め挨拶をすると邪眼対策の前髪は長いままだが、後ろ髪が数匹のヘビに変わっており身体はさらに長くなり尻尾の鱗は緑から翡翠色に輝いていて)
ありがとう、無理しないでって言いたいけどそれは難しいものね、頑張ってね
(自分の為に頑張ると聞けばその気持ちはとても嬉しく、ほのかな笑みを顔に浮かべてお礼を言えば、あまり痛い思いはして欲しくないが経験を積むにはそれは難しいとわかっているだけに激励しか自分には出来ず、ティアがしっかりと目覚めれば「おはよう。ティア、スーちゃん。体調に変化は無さそう?」とティアはともかくこちらの独断で進化させてしまったスーちゃんの体調を案ずれば、事の顛末をスーちゃんにも説明し「進化条件や能力の違いって把握していたりする?」とスーちゃんに問いかけてみて)
む?平気だぞ?
(特にティアは10年以上時が経っても変化はなく記憶が戻ったりする事はなさそうな感じがすればスーちゃんの方は「えっとですね、ラミアからメデューサに進化する条件は髪質の変化と脱皮の回数ですね、この子達は元々は私の髪が冬眠している間に変化した物ですね、それとこの子達のおかげで視野の範囲が広がってます」とスーちゃん曰く、脱皮を多く経験したラミアの髪が冬眠中の寝癖で蛇の形に変化するのが条件だといえば後ろ髪の蛇達にも視覚やピット器官が備わってるらしく索敵能力が強化されたのと「あと邪眼の種類が変わって私本体の目を見ると麻痺や睡眠ではなく石化しますが、常時発動してるわけではなく発動の切り替えが可能です、それと毒魔法も今まで通り使えます」と今までは常時邪眼を発動していたスーちゃんだったが、進化した今では邪眼の切り替えが可能であるといえば口元をにっこりと微笑ませて)
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