虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
通報 |
そっか、ならさっきの武器屋さんに戻って買った方が良さそうだね。
ナラクにはまた今度挑戦かな
(桜の助言を聞けば、今回オルレアは置いてきてしまったし装備も不十分と知れればそっかときちんと助言を聞き入れると、それならさっきの武器屋さんに戻って魔銅を買おうと決めたらしく、スーちゃんの尻尾の先が示した樽を見れば、確かに小さくなって飲めばそれなりの量を楽しんで貰えると思うと、あれにすると頷き、値段を確認すれば魔銅を買える位の金額は残る為それも購入すれば、武器屋に戻って魔銅を買ってくるとワダツミに言うとここで待つか一緒に来るか問いかけて)
拙者は姫様の護衛じゃからな、武器屋まで一緒に戻るが、早くしてくだされ?やはり一雨来そうだ
(店の外へ出ると何やら神殿の方が雷と豪雨になっているのを見れば急いで武器屋に戻ると「お?何だ?買い忘れか?」と先程の店主が首を傾げていれば「あ、もしかして魔鋼を買うんですか?」とレッテルさんが魔鋼を持ってくれば先程と同じ額を提示され購入を済ませば「武器の付与も私やったりしているのでまたいらして下さいな」とレッテルさんが先ほど言い忘れていたらしく武器に魔法を付ける事も出来るのだと伝えて)
うん、ごめんね。
なんか行ったり来たりしちゃって
(一緒に着いてきてくれているワダツミに要領が悪くてごめんねと謝り、足早に武器屋へと戻って魔銅の購入を終えれば、あとは帰るだけと思っていた時に武器に何らかの効果が付与できると聞けば、へぇー。とは思ったが今日は時間が無いしとまた今度にすると断ると、ワダツミ達に帰ろうと促して)
(/ いつもお相手下さり、ありがとうございます。昨日は返信出来ずすみませんでした。)
気になさるな、街を案内してくれて楽しかったのだ・・・む、やはり、激しい雨が降ってきたな
(ウズシオに乗り、街から神殿へ戻ろうとすると激しい豪雨になると「御主人様、大丈夫ですか?」とスーちゃんは尻尾を影から伸ばしてコスモスの上へと上げると傘の代わりにするものの、どんどんと激しくなる豪雨の中、神殿の前に巨大な二つの影が見えたかと思えば「は、母上!?」「あ!!坊ちゃん!!」とムラサメがワダツミを探しに神殿までやってきたそうで「・・・オカエリ、コスモス」とティアもコスモスを迎えて)
(/大丈夫ですよ、気にしないでください)
ただいまティア。お遣いちゃんと出来たけど、これで足りそう?
(スーちゃんのおかげでずぶ濡れにならずに神殿に着けば、雨に濡れていたら確実に風邪を引いていただろうとわかっていただけに有難く、スーちゃんにお礼を言っては、ワダツミにも護衛として一緒に回ってくれた事にお礼を言い、出迎えてくれたティアには頼まれていた魔銅を3つ見せるも、小さめと聞いていただけに足りるかなと少し不安そうにして)
・・・ン、アリガトウ、多分足リルカナ?
(コスモスから魔鋼を受け取ると新しいゴーレムに近付けながら「・・・メッキ」と呪文を口にすると手にした魔鋼は形を変え薄くなるとゴーレム全体を覆う様にコーティングされれば「ウン、出来タ、上出来ダ」と頷いているとそれを見ていたムラサメが「坊ちゃん、あれは錬金術とかいう珍しい技術ですわ、良い勉強になりましたわね」とワダツミに説明していて)
メッキ……錬金術…。
このゴーレムは何ができるの?
(錬金術というのを初めて見ればこんな魔法?もあるんだと勉強になり、出来上がったメイド型のゴーレムをみれば、神殿の護りのゴーレムより精密な事が出来そうと感想を抱くと、何が出来るのと問いかけてみて)
ウーン、前ヨリ格段ニ強クナッタシ、掃除、洗濯、護衛、警備・・・アト合体?
(新しいゴーレムは前より複雑な指示で動けるようになったのとゴーレムの胸元がパカリと開いたかと思えばそこへ小雪が入る事で氷で出来たうさ耳を生やしたウサミミメイドゴーレムの小雪に合体して見せると《マスター?どうでしょうか?》と小雪は新しい姿になって首を傾げてみせて)
前の見た目の方が私は好きだなぁ
これもこれでやれる事は増えそうだけど
(実際に合体した小雪メイドを見れば、雪兎姿の方が長く見ていたのと愛着があっただけに、合体した姿を見ればなんか違うと思い、つい上記が口に出れば「合体はいつでも解けるの?」と問いかけて)
《すぐ解けます》
(再び、小雪はゴーレムの中から飛び出しいつもの姿に戻ってしまうと外は暑いのかまたいつもの様に氷室に戻ってしまって「きっと、ゴーレムの中だと涼しいのだな?それより母上、拙者、姫様とナラクへ冒険に行きたいのだが良いか?」とワダツミがムラサメにお願いしてみると「あの穴はとても危険ですので坊ちゃん達だけじゃ行っちゃダメですよ!!」とワダツミのお願いを聞いて慌てて首を横に振るムラサメに対して「・・・コスモスモ行キタイ?」とティアはコスモスの目を見て首を傾げて)
行っても大丈夫なら、行ってみたいけど
駄目ならどうしてもって訳じゃ無いしティアの判断に任せる
(ティアにどうかと問われれば行けるなら行ってみたいとは思うが、自分と使い魔の実力のでは不足していてワダツミもムラサメ様が駄目と言っているから難しそうとなると、ティアが行っても大丈夫と判断しない限りは行かないと言って)
フム、使イ魔全員オ留守番デ良ケレバ一緒ニ行ク?
(ティアは使い魔達まで守り切る自信がないのか、お留守番で良いのなら自分とコスモスの二人で行こうと言えば「そうですわね、ダイダラボッチと私が同伴しても良いなら坊ちゃん達二人くらい安全に帰って来れますわね」と先程まで否定的だったムラサメもコスモスとワダツミとティアとムラサメの四人ならナラクへ冒険しても良いと伝えて)
私はそれで良いよ。
皆は私がもっと強くなって皆で行けるようになったらで良い?
(行ってみたいと思っていただけにティアの提案を受けるも、使い魔の皆はお留守番になるため良いかなと皆の許可が欲しくて聞いてみては、今回自分とティア、ワダツミとムラサメ様とで行けばきっとどんな場所かもわかるから次に行く時に皆を危険に晒さずに済むと思っており)
『うむ、今回は仕方あるまい、主について行けないのは残念だがな』【お姉ちゃん、ナラクって竜の巣の事ー?沢山肉食の龍が住んでいるからお姉ちゃん食べられちゃうよー?】[ビリリリ!!良いなぁー!!良いなぁー!!私も御主人様にこっそりついていこうかな?][・・・絶対に駄目、奈落の底は危険な場所、私達じゃまだ足手纏い]「御主人様、お気を付けて行ってきて下さいね?」
(使い魔達はコスモスがナラクに行く事を承諾すれば「今日ハ準備シテユックリ休ム」とティアはコスモスとワダツミに明日の為に準備と休息をしておく様に伝えて)
ありがとう、皆。
ワダツミ達は今日泊まって行く……って寝られる場所あったかな
(明日はワダツミ達とナラクに行くと決まれば今日はゆっくりしようとティアの言葉に頷けば、どうせ明日一緒に行動するしワダツミ達も泊まって行けばと言いかけて、神殿内に自分達用の家はあれどあと2人寝られる場所なんてあったっけと考えだし、泊まるのが無理ならせめて料理だけでも振舞おうかなと考えて)
ふふふ、私と坊ちゃんは外でも大丈夫ですよー?
(ムラサメは神殿の外に雨を集めて巨大な水球を作り出すと「私達はこの中で泊まりますわ、やはり大量の雨を降らして陸に上がって正解でしたわね、お肌の潤いは大事ですもの」と水の中の方がムラサメとワダツミは過ごしやすい為巨大な水球でムラサメは本来の姿に戻り泳ぎ始めれば『主よ、我が留守番してる間に狩りをしてきたから食材は足りるはずだ』とオルレアは狩りの成果である獲物の山を見せては尻尾を振っていて)
本当ですか?
なら、腕を奮いますね!
と言ってもあまり期待はしないで欲しいです
(ムラサメ様の言葉に帰りがけの雨はまさかとは思うが、結局濡れなかったし何も聞かないことにしては、大きな水球にいる2人を見ればお泊まりと言って良いのか分からないが、とりあえずオルレアのおかけで食材も足りると分かれば、オルレアにありがとうとお礼を言って、人数も増えたし早速作ってくるねと一言伝え、神殿内の家で調理をしだして暫くすれば、肉や野菜を使った料理を大量に作り、それを皆が食べられるようにと運んでいき「お口に合うかわかりませんけど…」と海育ちのワダツミやムラサメ様の口に合うかなと少し不安げにして)
拙者達は別に肉や野菜も食べれるから問題ないぞ?海に居たら陸の食材は手に入らないのでな・・・うむ、美味い美味い
(ワダツミはコスモスが作ってくれた料理を頬張りながら「コスモス、コイツハ船ゴト食ベル、問題ナイ」とティアがムラサメは船ごと食べてしまうので何でも食べると言えば「私にも好き嫌いありますわよー!?流石に岩とか鉄は食べませんわ!!」とムラサメとティアが口論しつつ食事を終えると「少し量は少ないですが美味しかったですわ」とムラサメもお礼を述べて)
口に合ったみたいで良かったです。
流石にムラサメ様やティアがお腹いっぱいになるまで作るのが出来なかったのは少し残念だけど…
(ワダツミ達が美味しそうに食べてくれれば、上手く作れたみたいで良かったと内心安堵しては、自分達もご飯を食べ終わり、ムラサメ様の言葉に足りなかった事には申し訳ないが口に合ったようで良かったと言うと「まぁ、腹八分と思って我慢して貰うのは申し訳ないです」と腹八分は美容に良いと本に書いてあったしそれだと思ってと言って)
大丈夫ですわ、明日、奈落の底に行くのでしたら美味しい物がたくさんやってきますもの
(ムラサメはくすくすと笑いながら明日にはお腹いっぱい食べられるので問題ないと言えば「サァ、明日ハ早イ、ユックリ休ム」と言ってぐっすりと眠りにつき、身体を休めると翌朝、日も出ないうちからティアとムラサメはナラクへと向かって移動すると「ここがナラク!!底が見えぬ!!」とワダツミが騒ぐと底が見えない深く巨大な穴が広がっており、穴の対岸を半分囲むようにドワーフ達が集落を作っていて)
トピック検索 |