虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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え、えっと………あの、赤い鱗の魔物が犯人で捕まえてくれた……のかな?
(当てが外れてしまったと肩を落としていた時に里内が騒がしくなり、先程自分が勘違いで攻撃してしまったラミアと見た事ない魔物が居ることから状況は理解出来たが、何故こうなったのかの理由まてまは分からず首を傾げながらもラミアに手を振り返して)
[・・・あの緑の蛇さん、良い人?そうでしたからね、御主人様が石化の犯人を探してるって事で助けてくれたのかもしれませんね?]
(桜はコスモスの言葉に頷きながらエルフ達は気絶していた赤いメデューサから血を取り薬草と混ぜ合わせ赤い液体を作れば「この者の戒めを解きたまえ」と再び口付けすると今度は石化が無事に解け石化していたエルフ達は無事に解放されると「コスモス、使イ魔ニシタイ魔物イタ?居ナイナラコノ魔物達ハエルフ達二マカセルケド?」と尋ねて)
居るには居るけど……でも、枠埋まっちゃうし、ちょっと本人に聞いてみる
(皆の石化が解ければ、自分の力ではなかったにしろこれで事件は解決と一安心し、ティアの言葉にはあの緑色の鱗のラミアに目をやるも、そうすると使い魔にしていいよと言われた枠が無くなってしまうしと考えれば上記を言って、緑色のラミアの所に行けば通訳として桜を連れて緑色のラミアに使い魔にしたいと思っているが、どうかと通訳してもらって)
・・・・・。
(緑色のラミアはコスモスの誘いに対して暫く無言で考えていると「・・・シャ、シャシャー」と顔を赤らめながらコスモスを尻尾で巻きつけ嬉しそうに頬擦りすると[・・・ずっと一人で寂しかったから嬉しいそうです?名前を付けたらどうですか?]と桜が通訳すれば緑のラミアは喜んでコスモスの使い魔になると伝えればそれを見ていたワダツミは「タカアシガニの女よ、其方は中々強そうじゃ、拙者について来るか?」と目が覚めたアラクネをタカアシガニだと勘違いしながらも使い魔にしようとしていれば「カニじゃないわよ!?蜘蛛よ蜘蛛!!」と何やら口論していて)
名前……どうしようかな
うーん……蛇……蛇……スーちゃん?
(緑色のラミアが頬を赤らめながら巻き付き頬擦りされれば、流石に嬉しいんだとこちらも少し嬉しくなり、桜の通訳にはお礼を言うと名前を考え出し、うーん…と暫く考えれば蛇を意味するスネークから取ってスーちゃんという何とも安直な名前を思い付いて口にすれば「私、名付けのセンス無いのかも」と流石にこれは酷いなと自分で思って肩を落とし、後ろでワイワイ口論しているアラクネとワダツミとの温度差に少し遠い目をして)
[ビリリリ!?ラミアのお姉さん、名前スーちゃんだって良かったね!?][御主人様、このラミアさん、私達使い魔の中だと一番年長さんなのでちょっと可愛すぎる名前かもしれませんね?]
(ラミアを見直すと顔は長い前髪でよく分からないが体型から察するに大人である事は間違いなさそうなので、オルレア、ハク、デイジー、桜の中では一番大人であろう事が分かれば「スー?それが私の名前?」とラミアは特に嫌がるわけでもなく口元をにっこりとさせながら首を傾げていれば、ワダツミの方はというと「決めたぞ?お主の名前はサザナミじゃ!!クノイチとして拙者を影から支えて欲しい」とアラクネの方はサザナミという名前になったようで「しょうがないわね、おこちゃま剣士に付き合ってあげるわよ」と言えばウズシオが鎧兜を外せば『無礼者!!若様に何て態度を!?』と言わんばかりの形相で使い魔同士で喧嘩が始まってしまっていて)
う、うん。
もう他に思いつかないし、大人だからこそ可愛い名前もありだと思うからスーちゃん。名前はスーね。
(正直安直過ぎるとは思っていても名付けのセンスは無いためこれ以外の名前が思いつかず、スーで決定をすれば「よろしくね。スーちゃん」と何となくちゃん付けの方が語呂が良い為スーちゃん呼びをすれば、後ろではまだワイワイしてると思ったら次は使い魔同士の口論になっており、こっちとあっちの差と向こうの使い魔の個性豊かさにまた遠い目をして)
今日ハ遅イカラエルフノ里デ泊マル、ユックリ休ム
(使い魔が出来たのは喜ばしい事だが、今日はもう遅い為、エルフの隠れ里で泊まることにすれば「うん、よろしく、主」とその晩は特に何事も無く一夜を過ごすものの、翌朝、目が覚めるとスーちゃんはコスモスに巻きつく様に眠っていて[・・・なるほど、蛇だから体温調節大変なのですね]と体温調節の為に巻きついているのだと起こさぬようにこっそり桜が教えて)
な、なるほど……
初めは何事かと思ってびっくりした
(朝目が覚めれば、スーちゃんが体に巻きついた状態で目が覚めるという滅多にどころか普通なら有り得ない状態で目が覚めた為、かなり驚いており、流石に絞め殺されるとは思ってなかったからその辺は安心していたが理由を桜に聞けばなるほどと納得して)
主人の使い魔は冬の間居ない者も居るから冬が来ると大変だぞ?
(オルレアも目が覚め桜の話を聞いているとオルレアとハクは問題ないのだが、デイジーと桜は妖精族の為、冬の間は暖かい場所へ移動するし、スーちゃんはティアと同じく冬眠するだろうから冬の間は大変だと伝えれば「おはようございます」とまだ眠たそうなスーちゃんはコスモスから尻尾を離して解放して)
そうだろうけど…それはそれで魔法を練習したり勉強する期間にすれば良いかなって思ってた
(冬の間はティアも冬眠するし、最近は良くなっているが元々は病弱だった自分が遠出をすると言う選択肢は無いため、冬の間は魔法練習や勉強などで自分の魔法の腕を磨く期間にする予定だったとオルレアに言い、スーちゃんから解放されれば「おはようございます」と挨拶をすれば、皆起きたしそろそろ朝ごはんの時間かなと思いながら体を起こして伸びをし)
お、姫様、おはよう、朝の滝行は気持ちが良いぞ!!
(ワダツミは早朝だというのにびしょ濡れの状態で家の中に入ってくれば「もうちょっとタオルで拭きなさいよ!?」とサザナミがワダツミの頭をタオルで拭きながら困った顔をしていると「・・・マタ賑ヤカニナッタナァ」とティアが家の外からそう呟くと朝食を用意していたらしくみんなで朝食を取る事にすれば「姫様は自分の使い魔がどれくらいの能力を持っているのか理解しているのか?」と尋ねれば力が強い者、素早い者、魔法の扱いに長ける者、武器を扱える者、索敵に適した者などそれぞれの長所を理解していた方が使い魔に指示するうえで大事なのだと伝えて)
お、おはよう、ワダツミ……変わらないみたいでなんかほっとする
(朝から早々に滝に打たれてきたと言うワダツミに自分では出来ない事をしているなと思わず苦笑しては、そのままなんだかんだ世話を焼いているサザナミを見れば、意外に悪くないのかもと少し笑えてしまい、朝食の時間になりご飯を皆で食べていた時にワダツミから言われた言葉には自分でも使い魔の把握はしておかないととは思っていたらしく「やっぱりそう言うのは大切だよね。後で皆の意見も聞いて把握して置かないと」と1つ頷き、今の所1番素早いと思っているのはデイジーだが実は違うかもだし、後で使える魔法も含めて聞いてみると言って)
うむ、それが良かろう、拙者はゴーレム殿、相手に稽古をして貰う予定なのだ!!行くぞ!!サザナミ、ウズシオ!!
(朝食を終えるとワダツミ達はゴーレム相手に稽古をすると言って出て行けば暫くすると轟音とワダツミの笑い声が聞こえてくれば【お姉ちゃん、ハク達は何するのー?】とハクは今日は何をするのかコスモスに尋ねて)
とりあえず、最初はワダツミが言ってたみたいに皆の得意分野と魔法の把握をして……それからは決めてないからその時に決めるよ
(朝食が終われば早速と言わんばかりに出ていったワダツミを見れば、相変わらず剣一直線な様子に思わず笑うと、ハクの言葉にとりあえず新しい使い魔も居るし、皆の得意分野や魔法を把握しておきたいからそれを知ってから決めると言っては威力も知りたいから外に出ようと促して)
『主人よ、我が今、最も得意な属性魔法は風と雷の二つを合わせた嵐属性の魔法で爪に纏わせたり黒い竜巻を出したり出来るぞ?あとは嗅覚による索敵や脚の速さには自信があるぞ?』
(外に出て改めて使い魔達の得意分野を聞きたいというのでまずはオルレアが説明すると[ビリリリ、足が速いのが自慢でも私の飛行速度より遅いよねー?]とデイジーが笑いながらオルレアの周りを飛び回っていると『ぐっ、確かに黄色妖精の方が早いな』とデイジーがオルレアより速いことは確かなようで[ビリリリ、御主人様!!私はねー?雷魔法がそこそこ扱えるのと補助魔法が得意だよー?補助魔法をかける速さも妖精の仲間達の中でも群を抜いてたし飛行速度も一番速いよー!!]とデイジーが自慢げに言いだして)
えっと、オルレアが嵐属性の魔法が得意で索敵向け。デイジーが速度が1番早くて雷魔法が使える、補魔法が得意で……
(それぞれみんなが得意な魔法や何に向いているのかを確認していけば、忘れないようにそれをノートに纏めていき、皆自慢げに言うものだから何だか微笑ましく感じてこちらも少し笑いながらノートに文字を綴っており)
えっと、オルレアが嵐属性の魔法が得意で索敵向け。デイジーが速度が1番早くて雷魔法が使える、補魔法が得意で……
(それぞれみんなが得意な魔法や何に向いているのかを確認していけば、忘れないようにそれをノートに纏めていき、皆自慢げに言うものだから何だか微笑ましく感じてこちらも少し笑いながらノートに文字を綴っており)
【えっとねー?ハクはねー?土魔法で身体を岩で覆って鎧にして守ったり出来るよー?あと角に氷や岩を使って伸ばしたりして攻撃したり小さいけど力強いよー?】
(微笑みながら文字を書くコスモスの膝の上にずしりとハクが顎を乗せながら話すと【でもねー?寒いとくしゃみが出ちゃうからあんまり氷で角作りたくないのー、あとかけっこはあんまり早くない】とハクは自分の弱点もしっかりと伝えると[・・・私は青い炎を使えます。補助魔法も使えるけどデイジーより速くはかけれないし相手を遅くしたり回復させたりする方が得意です]と桜も答えれば補助魔法でも色々と種類がある様でデイジーと桜は別々の補助魔法が使えるのだと伝えて)
ハクが土魔法で体を固くさせられて力が強いけど寒さに弱くて、桜が蒼い炎魔法とデイジーとは違う回復補助が強い……っと
こうしてみるとやっぱり得意不得意を知っておくって大切だね
(ハクや桜の得意な事や苦手な事をノートに纏めていれば、今までは皆の意思表示や考えで動いてくれていたが、昨日のような事があるかもと考えればワダツミの助言は大助かりで、最後は新入りのスーちゃんかなとそちらを見て)
(/すみません、先程のレスがバグなのか連投してしまったみたいです…)
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